シェリルは、元王女。幼き頃に妹エマとともに宮殿から失踪したが、何故エマが殺されそうになったのかは12年経った今も分からないままだった。王女に戻りたいわけではないが、その理由は知りたいと思っていた。そんな時、シェリルは第三王子アーサーの護衛官
に就任し、王子より失踪した王女を探してほしいとの依頼を受ける。前任の護衛官であるコールリッジ准将は妙にシェリルに近づき、何やら事情を知っている様子だが…。
ある王族と高位貴族の心の傷の話です。ぽつぽつと残酷な表現が出てきます。パラレルワールドですが、時代背景は19世紀イギリスですので、その辺りを考慮してもらえると幸いです。ムーンライトノベルズで連載させてもらっていますが、R18表現は薄めです(恐らく)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 08:00:00
1773773文字
会話率:67%
写真家の五十崎蓮はミュージシャンの親友に頼まれ、アルバムの写真を撮るため、北欧へと旅立った。
針緑樹の枝ぶりの美しさに惹かれるままに散策するうち、次第に意識が遠のいてしまう。
次に目が覚めた時には、写真や映像でしか見たことがないような宮殿の
一室に寝かされていて、『森』がバウラウス帝国の皇帝の妃になれと命じていると告げられる。
その結婚相手の皇帝イグジストは『森』の命に従って、蓮を妃として迎えると言い出すが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 09:27:22
59228文字
会話率:50%
※314部分に登場人物設定を追加 2章までのネタバレを含みます※
時は大航海時代 西の果ての小国ベリアル、その宮殿の東端に王妃とその侍女二人がひっそり暮らしていた。女神エイラの戒律に従った、つつましい暮らしぶりは、贅沢三昧の宮廷人や王の寵
姫たちから「気の毒な3人組」と揶揄されていた。
王妃の侍女テレサは読書大好きの女の子。東の果てにあるという黄金の国ジポングの物語に夢中だ。
彼女はある日、ジポングへの航海に乗り出そうとする冒険者、バルカ提督に出会う。
ひかれあう二人だったが、バルカ提督は女たらしの放蕩者として名をとどろかせていることを知り、テレサはすっかり気後れしてしまう。
バルカ提督は、名も素性も知らぬままテレサを探そうとする。が、モテ男ならではの受難が続くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 17:20:00
963673文字
会話率:40%
二人の子供の純粋な愛が、多くの人の運命を大きく狂わせる。
祓魔師の少女キンバリーは旅を続けていくうちに、異質な自分という存在に戸惑いを覚えていく。統治者の血を受け継ぎ強き力をもつ少年カロルは、宮殿の奥に囚われているマレという人物と出会い惹
かれていくが……。
異なる世界を生きるキンバリーとカロル。その二人の世界が繋がるときに未来に見えてくる世界は?
タブーをテーマにしたファンタジー。BLありとしていますが、時々チラチラとそれ的な表現が出てきたり、分かりつらい形で展開されていますので、そういう要素を期待して読まれないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 17:00:00
1258536文字
会話率:30%
「うーん。あ、じゃあフレッドで。次にマンフレートって言ったらキスする」
これは、のちに【女商人マルグリート】と謳われた少女の、恋と成長の物語である。
マノンは王妹殿下の専属女官だ。ファンデールでも有数の商家出身であり、その豊満な肢体から、宮
中では【魔性の女(ダンジュローザ)】と呼ばれている。
マノン自身は裁縫やレース編みに没頭して初恋もまだなのに、男性は体目的で言い寄ってくる。マノンは大きな胸に対してコンプレックスを深めていくばかり。
十七歳の春、マノンは異国の青年に求婚される。彼は他の男性と違って、マノンの瞳を見て想いを告げてくれた。しかし、マノンの気の強い性格が災いして、初対面で平手をかましてしまう。宮殿で二度目の再会が叶うものの、二度目の張り手を食らわす始末。
異国の青年――マンフレートの正体は、イシュルバート帝国の伯爵令息であった。留学する大公の従者としてファンデールにやってきたのである。二十歳らしからぬ砕けた物言いと距離感の近さに呆れつつ、マノンは彼と交流を深めていく。
★この作品は『王妹よ、いばらの冠を抱け〜この初恋、諦めなくてもいいですか?〜(別名義)』と姉妹作になります。(未読でも問題ないよう構成しております)
★R18展開は第4章以降になります。それまではR15程度です。R18版完結後、全年齢版をカクヨムとなろうに掲載します。
★暴力表現やR18描写の入る話にはタイトルに※がついております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 21:00:00
68888文字
会話率:55%
かつて隆盛を誇ったカナリア王国。しかしとある公爵家の失態により、破竹の勢いでその勢力を広げる新興の大国、キーエスト帝国との全面戦争状態へと突入することとなる。
帝国の圧倒的な軍事力と、その指揮を執った第二皇子の策謀によって僅か2ヶ月余りで
降伏したカナリア王国は帝国の属国に成り下がり、その国民は帝国の奴隷へ身を落とした。
かつての繁栄を象徴する荘厳な白亜の宮殿は第二皇子専用の娼館となり、カナリアの元王女や上位貴族の令嬢達が集められて皇子自らの手で辱められる。
旧王都やその他王国貴族の治めていた地では帝国の男達による陵辱が至る所で繰り広げられ、王国の有力者の娘達はその悉くが帝国貴族や軍の有力者へと奴隷として売られていった。
敗戦国の女達に人権など存在しない。ただ勝者たる帝国の男達の欲望に、白濁に、そして自らの涙に沈み、絶望するのみだ。
やがて世界統一を成し遂げる強大な帝国に抗える者は、どこにも居ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 21:56:21
2177文字
会話率:37%
【フェアリーキスより書籍版発売中】
2024年8月28日 書下ろしスピンオフ『半年後に円満離婚のはずが、なぜだか溺愛されています』フェアリーキスさまから発売予定
※主人公カップルの長男がヒーローです。
兄のかけおちによって伯爵家のスペア
としての責務が回ってきてしまった宮殿女官のユディル。円滑な爵位継承のために、力のある貴族との結婚を、ということで相手として選ばれたのは遠縁で幼なじみでもあるリーヒベルク公爵の嫡男、エヴァイス。
どちらかというと喧嘩相手のような彼だったが、結婚をした途端に態度が豹変して。
膝の上に乗せられるし変なところを舐められるし、もしかして嫌がらせの方向性を変えてきた??
意地っ張りなユディルと、彼女が大好き過ぎてたまらないエヴァイスの夫婦のお話。
カクヨムにて『子づくり結婚! 15R版 高岡未来名義』にて掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 17:10:00
196533文字
会話率:44%
テルクスタの王女レイチェルは、第二王妃の子であるがゆえに宮殿の離宮で慎ましく暮らしていた。とはいえ、優しい兄や姉に囲まれた暮らしは平穏そのものである。
そんなある日、隣国リュドミラからテルクスタ国王宛に一通の手紙が届く。リュドミラの王妃選び
のため行われた‘‘番(つがい)占い’’の結果、若き国王ヴィルヘルムはテルクスタ王室の者との結婚を望んでいるというのだ。
しかし、リュドミラとテルクスタは長年敵対している国同士。そしてヴィルヘルムは、強大な魔力を持つため黒狼と恐れられている男であった。
姉を助けたいと考えたレイチェルは、身代わりとしてヴィルヘルムの元へ嫁ぐことを決意する。しかし彼女は、とある秘密を抱えていた。
レイチェルは無事にヴィルヘルムの妻となったものの、夫婦として迎えた初夜に、彼がレイチェルを抱くことはなかった。
そんなヴィルヘルムの態度にレイチェルは困惑するものの、彼の行動の裏に隠された優しさに触れて、二人の距離は次第に縮まっていき……?
+ヒーローの登場はエピソード8「黒狼との対面」からになります。
+R18シーンにはエピソード名に♡が付きます。
+4/6日間連載中ランキング10位ありがとうございます。
+2024/08/12、本編完結しました。
+アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 22:01:17
136695文字
会話率:52%
令嬢ヨアンナは、顔にある痘痕が理由で婚約が決まらないでいた。そんな折、父親から次の誕生日を迎える前に結婚相手が見つからなければ、修道院送りにすると宣告される。
彼女は結婚相手を探すために渋々夜会に参加するが、引っ込み思案が故上手くいかない。
しかしある夜会で、ヨアンナは大国ラフタシュの王女テレサに気に入られる。そして彼女は王室の宮殿に招かれ、テレサの兄ヘンリクと出会う。やがて三人は事ある毎に行動を共にするようになる。
奔放な兄妹と過ごす日々は、いつしかヨアンナの生活を彩っていく。やがて彼女はヘンリクへの恋心に気付くが、別れの日は刻一刻と迫っていた。
+なろうにてR15版掲載有り。
+他サイト掲載有り。
+関連作品
「嫉妬は深愛のはじまり〜報復として結婚させられたら皇太子に溺愛されました〜」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 23:46:41
19957文字
会話率:53%
寝たきりとなり周りから見放された大富豪の嫡男ライル。
ひょんな事からそんな彼を介護する事になった主人公のリク。
そして、意識がないと思われていたライルだが寝ている間も意識があり、いつも優しく接してくれていたリクに惹かれていく。
しかしライルが目覚めてみれば、リクと思わしき人物はおらず屋敷中を探しても見つからない。
それでも諦めきれず寝たきりの時に聞いていた声だけを頼りにリクを探し続ける。
【声だけを便りに主人公を探し続ける大富豪の子息✕色気より食い気な使用人の主人公】の話です。
コメディだったりほのぼのだったりたまにちょっとシリアスだったり……なお話。
感想やレビューもらえるととても喜びます!匿名ご希望の方はTwitterのマシュマロ、または拍手へどうぞ!(拍手のコメントには返信しませんが大切に読ませていただきます)
拍手イラスト:カホ様(@kh_524)
※こちらの作品はブルームーンノベルズ様にて電子書籍化されています(画∶石田惠美先生 配信2024.8.9)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 18:10:50
130734文字
会話率:40%
キャラバンの隊員であるアースィムは、注文されていた品物を依頼者である第四王子ハリードが待つ宮殿に持っていく。しかし、依頼された物の中には、アースィムを苛むあるものが紛れていた。
アラビアン風異世界を舞台とした、執着こじらせ第四王子×キ
ャラバン隊員の一方通行BL。
X(旧Twitter)の「#自分が創作で禁止されたら死亡しそうなものをふぉろわさんから教えて貰ってそれを禁止して小話作る」で、看取り含む死ネタ・健気受け・現代・食事描写を禁止され、書いたものです。
他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 05:20:00
10128文字
会話率:15%
桜井陽菜(18)高校の卒業式から帰宅途中歩いていると
ふと足下から光が輝いて気がつくと知らないベットの上に寝かせれていて、、、。
最終更新:2024-05-04 20:00:00
6570文字
会話率:27%
小国の太子だった翠廉は、皇帝の唯一の男妃となり、後宮の外れにある宮殿でひっそりと暮らしていた。だが、そんな彼のもとに現れ、
「ずっと会いたかった」
──そう言って翠廉を宮殿から連れ出したのは、皇帝の末子である珀嬰だった。珀嬰は登極して新しい
皇帝になっていたのだ。
◇年下一途攻め(珀嬰)×年上不憫受け(翠廉)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:21:30
10608文字
会話率:37%
深夜の宮殿を舞台に、卑劣な宰相に脅された見目麗しい王妃様が手酷く凌辱されてしまうお話です。宰相は若く美しい王妃様の身体をずっと狙っており、謀反を起こしたかと思うとすぐに王妃様を辱めるために寝所に忍び込みました。王妃様は嫌で嫌で仕方なく、宰相
には生理的な嫌悪感をいだいているのですが、娘の命を盾に脅され、望まない行為を強いられてしまいます……。運命に翻弄される王妃様の運命やいかに!
三話完結。書き終え済み。三日で集中的に投稿します。
一話に挿絵がありますが、イメージです。お嫌いな方は無視してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 22:06:55
10888文字
会話率:51%
聖女の刻印が体に現れた者は聖女となり、各地の神官の浄化を受けながら王都の宮殿を目指すという決まりがある。
聖女になったエメルは五年かけて王都に辿り着いた。
王都に入る直前に、自分とはタイプの違う二人の聖女と出会う。
神官を尊敬して
いる貴族の少女フェビスと聖女とは思えない発言をする女性メイ。
どちらも新年に神官から浄化を受けるのを楽しみにしていた。
浄化の儀が苦手なエメルはマイからある薬を受取り、王都へと足を進めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 21:13:30
19792文字
会話率:37%
平々凡々、23歳OLの柊木雪乃(ひいらぎゆきの)。
突然異世界に呼び出されて聖女として崇められることに。国を浄化する使命に困惑しながらも真っ直ぐ向き合うことを決意し、そのひたむきな姿に恋に落ちるたくさんのイケメン達との日常を描くラブラブ異
世界ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 13:31:18
269282文字
会話率:30%
転生者ハント・ド・ハワードケリーは世界の命運を託され、王の息子として異世界へと転生した。
人格をも変えてしまうチート能力であるハントのスキルを鑑定士は見抜くことが出来ず、ハントは無能力者の烙印を押され宮殿を追放される。
ハントは共に
転生した異世界の全ての情報を持つ少女アリアを始めとした仲間達と共に、異世界の管理者である魔王を討つべく冒険を始めた。
思いがけずハーレムを形成しながらもチートスキル“事象の逆転”を少しずつ使いこなし、ハントは異世界で成り上っていく。
◆
「小説家になろう」に掲載している作品のR18版です。作品の大枠は変わりませんが、致すシーンをカットせず表現しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 19:30:03
10364文字
会話率:51%
ソフィアは十年前のとある事件で、最愛の婚約者とその父親である国王陛下らを殺してしまっていた。
自らのせいで最愛の婚約者を死なせてしまった……強い自責の念に囚われていた時、ソフィアは一人の青年と出会う。
新たに王族の護衛騎士として雇われた
闇色の髪の青年は、十年前の事件で死亡したと思われていたソフィアの婚約者で、ロメイン王国第二王子フェリクスだった。
十年前の唯一の生き残りであるフェリクスは、現国王であるソフィアの父と、自らを裏切ったソフィアに対し罪を償わせるため宮殿に戻って来たのだった──。
★異能が登場する異世界恋愛ファンタジーです。
★ヒロインに対し異常な愛情を注ぐ、ストーカー気質の狂った義兄が登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 17:11:20
55101文字
会話率:33%
ある日突然、神子となった。
宮殿に神子として迎えられた騎馬民族の少年テンレイは、その美貌で宮殿で多くの男たちを虜にしていく。
失われた母、弟たち。再び家族と草原へ帰るために、テンレイは弟オルトイと共に戦う。
執着/溺愛/近親/ファンタジー/
攻複数/神子/ヤンデレ/弟×兄折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 18:46:58
51062文字
会話率:40%
ルーディリア帝国最強の魔法使いのみに贈られる称号【イグニオス】を授与された僕はある日、一通の手紙を皇帝陛下から受け取る。
内容は帝国の姫である見た目麗しき4姉妹にそれぞれ魔法を教えてほしいというモノだった。
その後すぐに魔法教官として
宮殿に住み込みで採用された。
何を隠そう僕は最強の魔法使いだ。
ありとあらゆる属性魔法を使いこなす。
そして、僕にしか使えない属性魔法がある。
【性属性魔法】
僕は性属性魔法と股間に宿す巨大な性剣を駆使し、4人の見た目麗しき姫君全員を落とし、種付けし、孕ませた後にこのルーディリア帝国を支配する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 07:00:00
87503文字
会話率:35%
砂漠に囲まれた貧しい街に住む少年、アティファは、父親を幼い頃に亡くし、病弱な母と7歳になる妹の3人暮らし。
アティファは、家族の飢えを救うため、いつものように宮殿がある都で盗みをはたらき、毎日を堪え忍んでいた。
しかし、その日は最悪
で、いつものようにはいかなかった。
見張りの兵士に見つかってしまい、逃げる最中、黒髪のハンサムな青年ヘサームと出会う。
彼は、アティファの逃亡を助け、食料さえもゆずってくれた。
ヘサームの力を借りて、無事、追っ手の兵士から逃げることに成功したアティファは、家に帰宅する。
そこでアティファを待ち受けていたのは、奴隷という名の、悲しい運命だった......。
アラビアンナイトの世界が、ここにはじまります。
花盗人のスピンオフ作品。ファリスの盟友ヘサームの物語。
※この作品は『花盗人』に登場したヘサームのストーリーです。前作はオメガバースでしたが、実は今作の方が作品は古いものです。なのでオメガバースの要素は含まれておりませんので悪しからず。【エブリスタ】さん、【fujossy】さんにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 22:18:51
30894文字
会話率:24%