婚活中の草野沙織は、新しい職場で『天才数学者』と言われる三枝義弘准教授に目をつけた。29歳までに結婚相手を見つけないと、実家に帰って見合いをしろと言われているから必死だ。
ボサボサ頭で牛乳瓶の底のような眼鏡をかけた先生が、本当は顔が整っ
ていることを見抜いた沙織は狩りをする。——ワンナイトだ。けれど、いたした後にとんでもないことが起こる。
賢者タイムになると、本物の賢者になり数式が閃いたという。そこからは彼に囲われはじめ――
三枝義弘 准教授(35)× 草野沙織 契約職員(28)
*ラブコメディーの現代ファンタジー恋愛小説です。
*短編「賢者タイムに本物の賢者になる彼」(第三回ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞、二次選考通過作品)の長編版です。濡れ場多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 06:13:24
102870文字
会話率:50%
幼馴染みであり変わり者の王子クロードが、とうとう婚約するらしい。失恋に嘆く暇なく薬師ベルはそんなクロードから内密に媚薬作成の依頼を受ける。婚約者との初夜にでも使うのだろうと、心血注いでなんとか作って媚薬を渡したその翌日。彼がお礼にと持参
したお菓子には、何故かベルが渡した媚薬の匂いが混じっていた。
――何故。
食べてと彼が、追いかけてくる。食べて欲しいのはダレなのか。
星オタクな王子と意気地なし薬師の追って追われて捕まるお話。
◆◇◆
清白妙さん・砂月美乃さん主催「逃げるアンソロ」参加作品。
9/20完結しました!
◆◇◆
第30回フランス書院官能大賞 e-ノワール賞受・電子書籍化しました!
2023年7月28日より、コミックシーモア様より先行配信中 ※「シーモア限定書き下ろしSS」収録
2023年8月11日より、各電子書店様より配信中
2023年8月19日おまたせしました!web版に番外編「中編」「後編」も追加いたしました。
長らくお待ちして頂いた皆様、本当にありがとうございます…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 06:00:00
46602文字
会話率:28%
旦那様は身長2メートル越えのゴリマッチョ。眼光鋭く、額から頬には刀傷が残る超強面。泣く子も黙るトレーディア王国騎士団の騎士団長だ。
一方、聖女の能力を持つ奥様は、小柄で華奢。ふわふわとした砂糖菓子みたいなとっても可愛い女の子(※見た目に反し
て中身はけっこう行動的)。そして奥様には皆に内緒の秘密があって…?
そんな凸凹夫婦がおくる、離婚の申し出から始まる分かりやすい溺愛のお話。展開はおおよそタイトル通りです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 07:44:04
44447文字
会話率:38%
アドベント期間の最終日。
わたしは、いつもの様に弟の部屋へ食事を運んで行った。
「ヘンゼル、明日の事忘れてないわよね?」
「勿論だよ。十六年続けていれば、忘れるはずない」
毎年の恒例行事のお菓子の家づくり。
いつもは、ヘンゼルの部屋で組み立
てるのだけれど…。
「食事運んでもらうのも今日で最後だから。明日からは姉さんとずっと一緒に居る」
ヘンゼルの言葉に、わたしはクリスマスの奇跡が起こったと思った。
だって、彼は、木こり修行に反発してお父さんと大喧嘩して以来、ずっと部屋に引き籠っていたから。
明日は、リビングでお菓子の家を作るんだ。
わたしは、プレゼントを心待ちにするちいさな子供みたいに心を躍らせて眠りについた。
"ずっと一緒に居る" 彼の言葉の真意を分かっていないまま―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 23:00:00
9939文字
会話率:34%
猫田陽乃は貧乳を気にして胸のマッサージ(と自慰)を欠かさない29歳。
夢の中で、自分の欲望を満たしていく。
最終更新:2023-06-30 21:27:35
3428文字
会話率:33%
銀の聖女セィリアは、昔から金の聖女リナリミナに劣等感を抱いていた。成人してから初めて参加できた王城の夜会で、恋している王太子とリナリミナがダンスを踊っている姿を見て絶望にうちひしがれ、テラスへと逃げ出してしまう。けれどそこで突然暗闇に包まれ
たかと思えば、顔に謎の液体をかけられ、見知らぬ男に助けられるという怒濤の展開に。
混乱の最中、熱に浮かされて途中から意識を失ったセィリアが次の日目覚めると、銀の聖女は暴漢に汚されショックのあまり失明したと誤解されていてーー!?
神罰を受けて失明したと考えたセィリアはなかなか誤解を解けず、助けてくれた男が聖女を襲った罪で処罰されると聞いて襲ったのは自分だとよくわからない主張をせざるをえなくなり、助けた男から膨大な熱量の愛を捧げられることになるのだが、それは多大な迷惑の始まりでしかなかった。
愛に飢えた腹ペコ聖女が、重すぎる溺愛にお腹いっぱい胸焼けしてもう勘弁してくださいと泣きをみるまでの四方山話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 00:00:00
24864文字
会話率:26%
やんごとない出自との噂の尼僧・蓮那(れんな)は庵主(あんじゅ)を任された尼寺で、様々な事情で行き場の無い武家や公家の子を出家と称して尼としたり、稚児として迎え入れたりして取り敢えずの平穏を与えていた。
そんな慈しみと慈愛に満ち溢れた蓮那は
時折、子女を自らの寝室に招いて菓子を与え、遊び相手をしているという。それは決して表には出ない、蓮那の密かな睦言であった――
・↑要約すると「エッチな尼さん(ふたなり)がショタ相手にアレコレしてしまうお話」です。
・三人称視点です。
・時代設定は、いわゆる「時代劇時代」みたいな感じでテキトーにそれっぽい感じで緩く考えています。
・趣味性癖全開ですのでご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 16:59:55
9855文字
会話率:50%
老舗の菓子店兼土産物店の本社で、事務スタッフとして働いている那須野ゆず。
恋人と別れて三ヶ月、気楽なおひとりさま生活を満喫していた彼女だったが、ひょんなことから、上司である沓澤に恋人役を頼まれてしまう。
『助けてやったお礼がほしい』
表と裏、ふたつの顔を使い分ける彼。
どこまでが嘘で、どこからが本当?
彼の本心が分からないまま、ゆずの彼に対する意識は少しずつ変わっていき……?
*
2023.5.1/公開開始
2023.5.21/完結
(初出:2017.10~2017.12)
2024.3.25/一部修正
■別所でも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 21:00:00
110782文字
会話率:32%
【ケーキバース-カニバリズム有】
私の唯一、それは名家の少年でした。
使用人フォークとケーキ坊ちゃんの禁断の恋。身分の違いに阻まれながらもささやかな蜜月を重ねるが、坊ちゃんが他家に養子に出される事になる。しかも養子先の当主はフォーク
だった…。
1、始まり
2、燻んだ蜜月とその終わり
3、志央の願いーお揃いになろう
(殺害シーンあり)
4、志央の願いーひとつになりたい
(解体、人肉食シーンあり)
5、夢見た幸福
6、その後の話
【!注意して頂きたいこと!】
人肉食シーンで、実在する菓子を使用して繰り返し味を表現します。この話を読んでその菓子を食べられなくなってしまうことを作者は一番危惧していますので、少しでも無理を感じたら読むのをやめてください。
【以下結末までのネタバレ】
養子先の当主に傷つけられた坊ちゃんは、使用人に自分を殺して食べる様に願い、使用人はその願いを叶える。やがて使用人は逮捕され終身刑となるが、独房の中で自らを食みながら坊ちゃんと2人きりである幸せを噛み締める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 20:19:12
15852文字
会話率:15%
国枝は気弱なイケメンだ。大人しくて、いつも困ったように笑っている。ある日、国枝が同じクラスの奴らに虐められているのを目撃した。ムカついたのでそいつ等をぶん殴ったら、国枝は大層感謝してくれた。それから俺達は仲良くなりーー?
攻めが性的な虐めを
受けているので、苦手な方はご注意下さい。
憧れが恋に発展していくお話です。不定期更新です。宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 16:08:48
34896文字
会話率:41%
人は誰だって迷子なんだと誰かが言っていた。
きっと本来ならある筈の家が、見つからなくなるのは心に受けた傷や体験があるからではないか。
帰りたいのに帰れない。
神様はあるべき世界に。人は家に。時には母の下に。
本来の帰るところは様々
で、多分きっともっと広い場所に目印をもらって戻るんだって。
貴方の帰る場所は見つかったかな?迷子は道標を示してもらえるように。
その場所はあるって話。遠い日に語り部のおじいさんが語ってくれた様々な話。
ある日突然、空に走った閃光と共に消えてしまった絶の神様達と烈の神様達。帰りたい場所に帰れたのかな。
遠い昔の神話にいた迷子の人もそれぞれ。
さぁ、迷うならカードを引いてごらん、きっと道は拓けて、答えを見つけるヒントをくれるからさ。
爽やかな笑顔で長い銀髪の青年は言う。
頑張る子にはいい事あるから。カードの言葉は応援で助言《アドバイス》だからさ。
翠の宝石のような瞳を輝かせて、迷子の手を優しくとると、彼は自分の店のある路地裏へと連れて行く。
「さぁ、カードをひいてみようか」
泣き濡れた子供の頬を拭いてやり、甘いお菓子とミルクでもてなし、カードで小さな迷子の道を示すのだ。
「ほら、もうすぐ迎えがやってくるよ」
柔らかな彼の声は、いつしか子供を泣き止ませて笑顔にする。はしゃぐ声に名を呼ぶ母の優しい声が重なる。
魔導都市伯奈《まどうとしハクナ》の路地裏からまた様々な運命《とき》が流れ出す。
迷子を拾い、または迷い人は迷子の力を借りて世界を歩きだす。そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 02:25:05
12998文字
会話率:40%
手がよごれるのは、かまわないけど。
出すのは、ほかのところにしといてくれる?
もうバスルームの洗面器でいいや。
最終更新:2023-04-16 11:05:25
2133文字
会話率:0%
魔王様と俺の安アパートが繋がった。
驚いたものの害悪があるわけではなく、ただ繋がっただけでそれ以上のことはさすがの魔王様にもできないらしい。
以来、互いの言葉を教えあったり、漫画の回し読みをしたり、気が向いたら果物や菓子を送ったり、アニメ
を見せてやったり、将棋を指しあうこともあった。
大変な相手だとわかっていたが、ただの隣人のように俺は接していたわけだ。
しかしある日、どさりと音を立ててベッドに置かれたのは、手足に枷がついた一人の女だった。
魔王様の「プレゼントだ」という声が、遠くから聞こえた気がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 14:40:14
13796文字
会話率:27%
繕布里城下で代々菓子職人を営む『伍色屋』の若旦那・参梧は、ある日行倒れていた珍しい黒狐を拾う。
その日は城下にとあるお触れが出された日。
何かの縁を感じて狐を店へ連れ帰ったはいいものの、眼を離した隙に逃げられてしまい、後にはどこから入り込ん
だやら、ぞっとするほど美しい侍が残されていた。参梧から御前試合の話を聞きつけた彼は、居丈高に『選ばれれば城内へ入れるというのか。ならば私にも助太刀させてほしい』と唐突に申し出てくる。
どこか浮世離れした彼を雇うも、何やら常識も普通とは異なる様子。
寝込みを襲ったかと思いきや「恩返し」を申し出る始末で――!?
高飛車で自分の顔が良いことを知っている料理上手な侍(?)とお人好しで前向きな若旦那のほっこり寄りのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 06:00:00
72872文字
会話率:51%
明日は楽しい課外授業。持って行くお菓子は500円まで。エシカルはフレイルがどんなお菓子を持って行くか気になっている様です。ねぇ?フレイル?バナナはおやつに含まれるのかなぁ?
可愛いエシカルと恋するフレイルが贈るラブコメです。もちろん、エロ
くはありません⁉︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 00:00:00
2714文字
会話率:36%
八神のかつての教え子である水無瀬は、天才研究者だった。アンドロイドのように美しい水無瀬は、生まれつき味覚を持たないフォークだ。彼が人間に戻って笑うのは、ケーキである八神の血を混ぜ込んだ菓子を食べるときだけ。水無瀬の才能に嫉妬しながらも、八神
は水無瀬のために血入りの菓子を作ることをやめられない。そんな八神に、水無瀬はひそかに心を寄せ続ける。ある日アメリカから一時帰国した水無瀬は、八神に一緒にアメリカに行こうと持ち掛けて――?
※ケーキバース(特定の人間(ケーキ)の体液だけ甘く感じる人間(フォーク)が存在する世界)の設定をお借りしています。作中で説明しているので、ご存じない方もお楽しみいただけます。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 14:32:57
18315文字
会話率:54%
二年間勤めたブラック企業を辞めた駒田くるみ。中途採用の就活中に、ある街角で変わった名前の店「椅子カフェ堂」に出会う。そこで働いていたのは二人のイケメン青年。お菓子作りが得意なくるみは、彼らと共に客の来ない店の立て直しに協力することになるが…
…。ほのぼの恋愛です。ゆるめの三角関係に見えますが基本一途でお話は進んでいきます。(サイトからの転載です)2013/9/2本編完結。番外編「和フェアへようこそ」完結。その後の番外編などを時々更新中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 22:21:44
379823文字
会話率:60%
法子と百合は高校生時代に知り合った女性同士のカップルだった。百合は子供の頃からおねしょとお漏らしに悩む女性でいつもおむつを着用して生活している。でも、それをひけめには思っていない、なぜなら優しくおむつ交換してくれる法子と巡り合うことが出来た
からだ。二人の淡くて砂糖菓子の様に繊細な愛の形をどうかお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 18:00:00
84745文字
会話率:63%
壁と床はビスケット、屋根はチョコレート、窓枠は細焼きのプレッツェル。
窓はガラスではなく薄く平らに延ばされた透明なキャンディだ。
壁の装飾も色とりどりのキャンディやマカロン、クッキー。そんな森の中のお菓子の家でヘンゼルは暮らしていた。二代目
魔女として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 23:38:08
1185文字
会話率:26%
レイラ・ブランシェット辺境伯令嬢は甘いお菓子が大好きだ。社交界デビューのためにやってきた王都で現実を知る。
王都では月の女神のようなほっそりさんしか人権が無いことを。お友達もできない。彼氏もできない。しょうがないので、舞踏会では社交ではなく
お菓子を楽しみます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 15:54:45
41649文字
会話率:11%
『悪い子同盟』それがオレたち兄妹の協力関係だった。しつけに厳しい家庭に育ち、外でも家でも優等生として育った。だから、兄妹で協力して親に見つからないように駄菓子を食べては漫画を読んだ。二人で次にどんな悪いことをするかを話すのがこの家での息抜き
だった。そんなある日、両親が旅行に行くという。オレたちは喜び、これまでにないチャンスを大いに満喫していた。二人で酒を飲んでさらにAVを鑑賞するうちに、興味は『セックス』という悪いことにむかうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 21:56:50
3109文字
会話率:52%