グラシアナは王宮の女官である。このままここで勤めて一生独身でいるつもりだった。
けれど偶然にオルティス魔術騎士団長の秘密を知ってしまう。
死ぬか、結婚するか。
その選択肢を前に、必然的に婚約をすることに。
団長は満足そうに笑って言う。
「罵
ってくれないか」
……お断りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 19:00:00
126079文字
会話率:25%
ハシ族のユキはトリリー国との和平のために、同じ年のわがまま第三王子のサイオンと婚約者になったけど、サイオンは和平の意味を理解せずに仇とばかりにユキに意地悪をするばかり。しかしすぐにサイオンはユキに飽きてユキは忘れられた婚約者として王宮の中庭
に小屋を建てて過ごすようになる。
ユキ:受。ハシ族。和平のためにサイオンの婚約者になる。
サイオン:攻。トリリー国の第三王子。優秀な兄二人に比べられて性格が歪み雑魚キャラムーブをしてしまう。
・攻めはざまぁされそうな事しかしません(後で改心予定)
・受けは男を誘惑する特殊体質持ちです。
・受けが幼い頃に性的な奉仕をさせれている話がでてきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 07:00:00
28720文字
会話率:39%
◆嫌いな男に媚を売ることを強いられる女と、その様を笑いつつ激重恋慕を嘘でひた隠しにする男の話(全30話、25.01.02完結)
◆アラスジ:ロワーネ・カレマは、かつて神童と謳われた天才魔法使いだった。しかし過去の事件により魔法の力の全てを失
ってしまった彼女は一転して落ちこぼれに。そんな現状に不満しかないロワーネは力を取り戻すため、上司である王宮魔術師の長ルニク・ヴァレントーレに弟子入りしようとする。女好きで不真面目なルニクはなぜかロワーネに対してだけ素っ気無かったが、「ルニクを溺愛すること」を条件に弟子入りを許してくれる。腸が煮えくり返るような思いで渋々ルニクを溺愛しようと試みるロワーネだったが、時折ルニクが見せる愛着と執心が覗く言動に惑わされるようになり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 08:00:00
231471文字
会話率:51%
王女シャルリンテは、火あぶりにされるところだった。
それを止めたのは新王のスーリだった。
「強大な魔力を持つ王女を焼き殺しては、魔女になるかも…。
処女を奪えば魔力は消える…」そして始まった公開処女喪失。
その相手はスーリだった。
残虐な父
王が、三年前急襲した国から王宮に連れて来た少女だ。
そして、昨日まではシャルリンテの侍女をしていたはずだったのだが…。
アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 19:49:28
69138文字
会話率:30%
アルトリア国王イスハーク(α)は、国の為に帝国の皇子(Ω)との結婚を受け入れる。だがΩが苦手な彼は心中複雑だった。
花嫁として王都に到着した皇子はアルトリアの慣習を盾に引きこもり、ひと月後の初夜まで会うつもりはないと言う。
そんな時、王宮の
庭で偶然出会った帝国の騎士に一目で魅了されてしまうイスハーク。結婚の日が迫る中で彼が出した答えとは……。
※オメガバースの設定を利用しています。
☆は性描写有りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 20:42:51
306688文字
会話率:50%
エルフの森を擁する国 ホルスの首都バルド。
そこに住むフレイヤ、オーズ母子とホテルマノワールの女主人ヘレンとの物語。
ホテルマノワールは表通りに面した王宮御用達のホテル。
軍に勤めている息子オーズは、王宮勤めの母フレイヤに男の影を感じ、
可愛がってもらっているヘレンに相談する。
ヘレンは「女」とはどんなものなのか手とり足とり教える。そこで知る母の意外な姿にオーズは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 17:31:46
25117文字
会話率:37%
伯爵令嬢のリネットは、子どものころから義妹の婚約者であるエドガーに恋をしていた。
ずっと諦めていた恋だったが、自身の結婚が決まったことにより、一夜だけでも彼とともにできないかと考える。
その後は修道院に入る覚悟を持って、リネットは王宮の夜会
に参加し、エドガーを誘惑しようとするが……。
ハッピーエンド、いちゃラブです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 17:15:00
25569文字
会話率:22%
『雪の華』と称される王弟リデルは、人形のように無表情で冷たい美貌を持つオメガ。
訳あって感情を表に出さない引きこもりとなってしまったが、アルファである兄王をはじめジャスリーガル王家の掌中の珠と可愛がられ大切に守られている。
もうすぐ十七歳に
なる彼に諸外国からの王族・高位貴族からの求婚は後をたたないが、リデルはこのままどこにも嫁がず、王宮の奥深くで目立たずひっそりと生きていきたいと思っていた。
なぜならリデルは、兄王の護衛騎士、王国騎士団長テオドール・レックス様を最推しと崇め、ただただそのお姿を眺めることだけが趣味であり生きがいのオタクであり、ただただ見守るだけの合法的ストーカーだったから。
だが、そんな幸せなストーカー生活を脅かす事態がジャスリーガル国を襲い、王弟であり王家の希少なオメガであるリデルは……。
トラウマ持ちの無表情(心の声はうるさいレックス様オタク)オメガと鉄仮面騎士(笑った顔を誰も見たことがない堅物)アルファの訳あり両片思いの恋物語(で、いいのかな……)。
不定期連載。見切り発車での連載開始(汗) 行き当たりばったりなので、時々戻って修正が入るかもです。すみません。
アルファポリスさんで先行連載中。こちらもすぐに追いつくと思います。
そんなに長くはならないはずなので……しばらくお付き合いいただけたなら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 17:35:08
71350文字
会話率:29%
王宮から隔離された気狂いの王子様。そんな評判など知る由もない私があなたの隣で目覚めたことが全ての始まりだった。出会いは最悪。放蕩で軟派で、そうかと思えば偏屈で皮肉屋のあなたをこんなにも愛してしまうなんて誰が予想できたでしょうか。隠し事ばかり
のあなたと2人きりの時間を重ねて、あなたは私に歪な世界の形を教えた。知れば知るほどあなたは高貴で孤独で哀れだった。「ここを発つときは言ってくれ。無為に君を待ちたくは無いんだ」「もう止めてください。殿下が望んでくださるなら、私は―――」「酷い人だな、君は」あまりに強いあなたにきっと私は必要ない。それでも傍に居たいと、そう思ってはいけないのですか。※訳ありのヒーローがヒロインと出会って心を開いていく話です※ヒーローがヒロイン以外の女性と関係を持つ描写や、同意の無い性行為の描写がありますが、愛憎ドロドロ方面に舵を切る物語ではありません※軽い流血描写があります※物語開始時点のヒロインは記憶が無いのでいわゆる異/世/界/転/生の可能性がありますが、そのジャンルに期待される展開がほとんど無いかと思われますのでタグはつけていません※作品内の時間軸が軽率に飛びますのでご注意ください※60話ほどで完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 20:00:00
356200文字
会話率:41%
ルルは上級学校の従者科に通うため、故郷のダルメディア領クリューズ村を離れ、恋人同士となった元騎士団長で英雄のロランドと王都で暮らし始めた。
学校では仲の良い友達もできて充実した日々を送っていたルルだったが、ある日ひょんなことから騎士科の特待
生と剣の試合をして勝ってしまい、従者科なのに剣の腕が立つと噂が広まってしまう。
やがてその噂は王宮にまで伝わって……
こちらはシリーズ3作目となります。
1作目からお読みいただけるとよりお楽しみいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 12:00:00
55804文字
会話率:59%
ランベール・バローは国王の甥という高貴な血筋に生まれ容姿端麗にして頭脳明晰。
しかし、いつも空ばかり眺めている子どもだったので王宮では変人とウワサされていた。
ある日、従兄弟である王太子からダルメディア領主になれば好きな学問だけして暮らせる
と聞いたランベール少年は、いつか賢者の称号を得てダルメディアを拝領したいと願うようになる。
夏の休暇で国王の家族とともに憧れのダルメディアを訪れたランベールは、そこでモモンガに似た可愛らしい男の子に一目惚れしてしまい、片思いの恋が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 12:00:00
43990文字
会話率:49%
飛び級をするほどの天才だったメアリーは十四歳で大学を卒業した。
その後、教師の道を志すも天才すぎるメアリーに生徒たちが付いていけずに教職をうまくできないでいた。
十六歳の時にメアリーは教職をやめるも、王宮の使いから第三王子エルヴィスの教育係
にならないかと誘われる。
エルヴィスの教育係となったメアリーは彼と打ち解けてすっかりエルヴィスに気に入られてしまう。
エルヴィスはメアリーに大きくなったら結婚したいと申し出る。メアリーも子供の冗談だと思い承諾するも、それ以降エルヴィスはメアリーに対して愛が重くなる。
エルヴィスが十八歳となり成人しても、その愛は変わらずにメアリーを求めてしまう。
メアリーはエルヴィスの溺愛に戸惑いながらも、教育係として彼を導こうとする。
それは性教育を含めての話である……
性描写がある回はサブタイトルに※を付けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 16:51:47
34442文字
会話率:39%
王宮魔術師のレネは、騎士のグゥエンと恋人になれて浮かれていた。しかし、騎士達の会話を聞いて、グゥエンに他に口説いてる娘がいると知ってしまう。『グゥエンと私は男同士のセックスまでしてるのに……!』ショックを受けたレネは後輩達と飲みに行きやけ酒
をする。レネは決心した。『よし、グゥエンの浮気をとっちめてやる……!』
*護衛騎士(年上美形)×ローブの魔術師(天然平凡)
*聖女シリーズのスピンオフで、同性婚が当たり前の世界です。
*今回のお話は単体で読めます♪さらっと読めるラブコメです。
*レネとグゥエンの前作『傷心の旅にでた平凡な魔術師が、失恋相手の騎士と辺境で再会する話』年間短編Top200入り感謝です♪興味がある方はシリーズからどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 18:16:13
9012文字
会話率:62%
BLゲームの世界ではモブの騎士クロードは、ずっと王子リールに片想いしていた。想いを打ち明けるつもりはなかったクロードだが、異世界から賢者のマコトが来てから、凛々しい王子がどんどん可愛くなってしまい戸惑っていた。さらに王子の告白や王宮での断罪
など思いがけない事ばかり起きて……!?
*敬語騎士攻め×美形王子受け(ゲームのモブ×ゲームの攻略対象者)*攻め視点です。
*『平凡で口の悪い俺が、BLゲームの世界を攻略しつつ、勇者に愛され、盛大にざまぁする話』の【モブA×王子のスピンオフ】です。ラスカとジャンも出てきます♪(クロードはマコトからモブA呼ばわりされてることは知りません)
*↑の本編は9/16四半期完結106位です!沢山のポイントありがとうございました。スピンオフ楽しんでいただけたら嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 20:12:49
4587文字
会話率:47%
王宮の魔術師レネは、王子の護衛騎士にずっと片想いしていた。しかし、急に異世界から現れた聖女ケンにより、目の前で失恋してしまう。一晩中泣き明かしたレネは決意した。『そうだ、旅に出よう!』傷心の旅にでたレネだが、なぜか旅先で騎士に再会する。そこ
で天啓がひらめいた…『そうだ、抱いてもらおう!』
*さらっと読めるラブコメです。
*護衛騎士(年上美形)×ローブの魔術師(天然平凡)*異世界聖女シリーズのスピンオフ。聖女は男です。世界は一緒ですが、このお話は単体で読めます♪
*8/29日間ランキング2位ありがとうございます!
*11/22続編(短編完結)を公開中です。シリーズからどうぞ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 08:50:46
5366文字
会話率:39%
王の庶子の娘ミリアムは王妃によって王宮の廃聖堂に隔離され暮らしていた。ミリアムとの接触を許された騎士のギデオンと廃聖堂に暮らす謎の生き物アーヴが彼女の心の拠り所だった。ある日廃聖堂から出る事になったミリアムはギデオンの隠された側面とアーヴの
真の姿を知る事になる。
籠の鳥の女の子が解放されたと思っていたら彼女を妻兼苗床にしたい邪神と初恋拗らせたクソデカ感情男の騎士に調教されて快楽堕ちしラブラブ3pしながら邪神の雛を産む話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 00:35:23
31817文字
会話率:56%
十一歳のリヤーナは、初めて参加した王宮の宴で、十三歳の王子ファイザルに淡い恋心を抱く。
たった一度のこの出会いで、二度と会えなくなってしまった王子に。
女性が魔術を使うことが違法となった砂漠の王国。
国王は迷信深く、占星術師の言う事
で政治を左右してしまう。
ある日開かれた宴の席で、国王と正妃の間の息子、ファイザル王子が何者かによって襲撃されてしまう。
死を待つだけの王子を救ったのは、仲良くなった少女リヤーナの母だった。
しかしこの国で魔術を女が使うのはご法度。
死にかけの王子すら魔術を使うことを止める中、リヤーナの母は彼を救い、そして捕らえられた。
むごたらしい拷問と処刑を回避するため、夫は奔走し妻を助ける。
しかし用意していた毒杯をリヤーナと共に煽ると、妖精ーージンの炎によって一家心中を計り、断絶してしまった。
しかし、リヤーナは生きていた。
厳しい砂漠はかつて妖精の女王が人の王へと分け与えたもの。民と土地を守り、魔物からジンを守れば命を育むに欠かせない豊富な水を与えると。
この約束を破りつつあるファラディーンの国王に危機感を抱いたジンが、密かに死ぬはずだったリヤーナを助け匿ったのだ。
彼女はジンと共に育つと、男装魔術師となって王都に戻る。
全ては家族と、あの聡明で美しい王子、ファイザルの仇を討つために。
そう、王子もまた、彼女と同じ道を辿り死んでしまった。
母である正妃が、宮中で魔術を使ってしまったために。
むごたらしい拷問と処刑を受けるくらいならと、崖から身を投げて。
砂漠よりも熱い復讐劇が、今、始まる。
※重めのお話しです。
※ヒーローとヒロインのRシーンはありますが、イチャラブではありません。
※ヒロイン以外のRシーンでやや濃いめなシーンを含みます。
※アラビア「風」です。アラビアンナイト「的」な世界感です。
※完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:15:59
134150文字
会話率:37%
ミリアナ・ファウストは『呪われた魔女の末裔』と言われる一族の子爵令嬢だった。家族でひっそりと暮らしていたところ、奴隷の少年が倒れていたのを助ける。彼は竜神族の生き残りで、ツァハルトという名前だった。
次第に心を開いていくツァハルト。とうとう
ミリアナとツァハルトは想いを通じ合わせるが……ツァハルトが王の庶子だと判明し、二人は引き裂かれてしまう。ミリアナはそこでやっと前世を思い出す。彼は原作ゲームのヒーローで、自分はラスボスなのだということを……。結ばれない運命だったのだと思い、悲しみに暮れるミリアナ。しかし数年後、突然ミリアナは王宮に連れていかれる。そこでツァハルトに結婚してくれと言われ、そのまま番にされてしまう。
ラスボスのミリアナと、王子様のツァハルト。二人は本当に、無事に結ばれることができるのか……?
※R部分には☆マークをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 19:00:00
66303文字
会話率:57%
可愛い容姿であることを自覚している、王宮で文官として働くレーテル。その容姿を利用しては上手く立ち回っていたのだが、勘違いした男に連れ込まれて襲われそうになり…。
腹黒な美形宰相×可愛い自覚がある腹黒文官
最終更新:2024-11-05 15:30:22
45133文字
会話率:57%
王宮図書館で働く司書のユンには可愛くて社交的な親友のレーテルがいる。ユンに近付く人はみんなレーテルを好きになるため、期待することも少なくなった中、騎士団部隊の隊長であるカイトと接する機会を経て惹かれてしまう。しかし、ユンには気を遣って優しい
口調で話し掛けてくれるのに対して、レーテルには砕けた口調で軽口を叩き合う姿を見て……。
騎士団第1部隊隊長カイト×無自覚司書ユン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 12:02:13
25376文字
会話率:50%
こちらは、完結している本編『囚われの魔法使いと獣の番』のSS用に作成した部屋です。
不定期にはなりますが、完結後のお話や本編からは溢れてしまったお話を、時々更新していきたいと思います。
↓本編のあらすじはこちら
【完結済】囚われの魔法使い
と獣の番
https://novel18.syosetu.com/n3938hr/
只人のオメガでありながら、類い稀な魔法の才能と美貌を有する中大国コルトーの宮廷魔法使いユリウスと、戦の夜に偶然にも彼を捕らえたアルファで大国バラガの皇太子ダリオンが出会い、別れ、そして再び巡り会うお話です。
国運を分ける大国バラガとの戦の最中、突然の発情期に見舞われたユリウスは、森の奥深くに逃げ込んだところを、夜襲を仕掛けにきたアルファの獣人に偶然出会い襲われる。その獣人は実はバラガの皇太子ダリオンだった。ダリオンは捕らえたユリウスを王宮の奥深くに閉じ込めると、無理やり己の番にし、そして毎夜のように責め苛んだ。恩情を与えて命を奪わぬ代わりに、己の子を孕ませるのだという。 しかしある夜、ついに耐えれきれなくなったユリウスは、彼の元を逃げだして──。
※このお話はオメガバース設定を元に独自の解釈で世界観を設定しています。
※前半、主人公は少々乱暴な目に合います。苦手な方はお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 23:04:53
42872文字
会話率:53%
エリス・フォールドは貴族とは言っても田舎の貧乏男家出身の、至極平凡な家猫の獣人である。少々珍しい雌雄同体性ではあるが、見た目は完全に男。ごく普通に事務系官吏として王宮の総務課に務めている。
ある日、気軽な気持ちで獣人専用の結婚仲介所を訪れた
エリスは、紹介されたお見合い相手の名前を聞いて仰天した。国で一二を争う名家、ローエンヴェルド公爵家の次男で第二騎士団長でもある、リュシオン・ローエンヴェルドだったからだ。
だが家柄よりも何よりもエリスを一番驚かせたのは、紹介されたのが男だという事実だった。普通に女性としかお付き合いしてこなかった彼は、てっきり女性が紹介されるものだと思い込んていたのである。
しかし混乱するエリスとは裏腹に、やり手の所長に押し切られ、お見合いの話はどんどんと進んでしまって──。
※人と獣人が混在する独自の世界設定のお話です。
※エリスの一人称で書いていきます。
※少々強引な濡れ場あり。
楽しく読めるお話を、と思って書きはじめました。
お楽しみいただれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 21:02:09
56949文字
会話率:55%
ソレーン王国の若き宰相カミーユは、商業交渉に訪れたはずのトレヴァニアの王宮で、交渉相手であるアレクセイ王に寝台に押し倒されてはじめて、自分がトレヴァニアからの支援金と引き換えに、アレクセイ王に売られたのだと知った。
事実を受け入れられないカ
ミーユは、何とかこの危機を逃れようと抗うのだが、アレクセイ王は甘い言葉を尽くしてカミーユを口説き、必ず今夜中に其方を私のものにすると言って、強引に体を重ねてきて──。
七〜九話で完結する、短・中編のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 15:02:25
24319文字
会話率:43%
突然、異世界転移させられた穂村草太は魔王討伐という王道の展開なのでは、と目を輝かせて数年…能天気でマイペースで世間知らずな薬学研究者のホムラ・ソウタとして王宮で働いていた。
異世界に馴染み、楽しむ彼の元に一人の騎士が訪れる。ホムラは騎士を歓
迎し、気安い態度で彼と話をするようになるのだが、ホムラは知らない。その騎士が国家で最強と恐れられてる騎士であることを…。
無口な最強騎士×世間知らず過ぎる平凡な薬学研究者のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 18:25:00
29356文字
会話率:53%
パールシア王国の侯爵令嬢アウリア(21歳)は生命科学博士、天才医師の前世をいかして、最年少老師となる。そして子ができない原因を妻のせいにして、夫が一方的に離縁するやり方に、一石を投じる子胤鑑定医になった。
そんなある日、兄が王太子妃候補と駆
け落ちした。王宮に呼び出されたアウリアは、王太子が魔力適合者=候補者としか子が作れないことを聞く。過去には閨の相手が死亡したことも。
兄の命を保証してほしいアウリアは、ある提案をもちかけて、王太子との閨(処女)に挑むのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 18:59:59
224528文字
会話率:40%
限界社畜・ヒマリは焼き鳥を喉に詰まらせ窒息し、異世界へ転生した。
13代目の聖女? 運命の王太子?
そんなことより生ビールが飲めず死んでしまったことのほうが重要だ。
王宮へ召喚?
いいえ、飲み屋街へ直行し早速居酒屋で生ビールを……え?
即求婚&クンニってどういうことですか?
えっちメイン。ふんわり設定。さくっと読めます。
追記⚐
誤字報告ありがとうございます…!!!
2024.10.30 総合日間10位・短編7位ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 21:09:35
10115文字
会話率:44%
悪役令嬢と噂される双子の姉を持つセシルは『顔が瓜二つだから』という訳の分からない理由で同罪とされ国を追放された。
姉は突然現れた男とまさかの駆け落ち。
呆然と立ち尽くすセシルの前に現れたのは猫の国と呼ばれるクユデュシャ王国の第三王子、シャ
ノールだった。
シャノールに『王宮の猫専属世話係』として雇いたいと提案され、猫好きセシルは喜んで受け入れたけど……仕事内容は猫と一緒に食事をして、お昼寝して……の繰り返し。
しかも毎日顔を出す雇い主から大量の贈り物つきなんて。
さすがにこれは仕事と呼べないのでは!?
いつ解雇されるのか不安になったセシルは追加で仕事をもらえるようお願いすると、シャノールのお世話係をお願いされて……まずは手始めにマッサージ?え?お待ちになって?
執着むっつり王子✕悪役令嬢の妹
シリアス展開は匂わせ程度。ほぼずっとイチャイチャしてるだけの予定です。
大人シーンありはタイトルに※をつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 20:58:26
8731文字
会話率:36%