傭兵を両親に持つニコラは、両親が戦死した後、世界の聖地である|聖«ひじり»の聖王の養女となり、巫女姫として成長した。
けれど16歳の年、聖もまた帝国に侵略される。
軍を持たない聖は抵抗するすべもなく降伏した。
聖王は聖王太子であり唯一の子ど
もであるリュオと、養女のニコラをなんとか救いたくて、リュオの助命の嘆願としてニコラを帝国のミシェル王子の後宮へ送り込む。
でも実は、それはニコラへ仇討ちを赦すという真意も込められていた。
帝国を連勝に導き、帝王を覇王にしたミシェル王子に、ニコラは仇討ちをできるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 03:09:54
1880文字
会話率:29%
テンプレシリーズ第2弾。 レディリオ=ハノーマ公爵令嬢は、市井で人気の物語になぞられて、悪役令嬢と呼ばれている。レディリオは思う。弱い者いじめなんて下賤なことを私(わたくし)がするわけありませんのに。でも、よろしくってよ。断罪をされてあげま
すわ。私の婚約者であるアルデリット様と共に、私をケチョンケチョンにすればよろしくってよ! 斜め上に勘違いして、悪役令嬢になりきろうと頑張るけど、婚約者から溺愛されていて、結局無理なハッピーエンドな話。 全5話と短いですが、1話が長いです(現ナマ比) 他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 21:00:00
13263文字
会話率:30%
とある小国の第四王子であるレインは、その傾国の美貌のせいで王宮に閉じ込められ退屈な箱入り生活を送っていた。そんなある日、隣国の王太子へ輿入れすることが決定する。
最終更新:2023-09-07 01:57:27
18359文字
会話率:43%
リヴィエ国の若き国王の妹であるベルティーユは、十二歳の時に敵国であるブルマリウスに人質として行く事になった。長い戦を終わらせる為の和平条約を結ぶまで、互いに人質交換を取り決めた。リヴィエ国からは王妹であるベルティーユが、ブルマリウスからは第
一王女であるブランシェが人質と選抜された。
それから六年後、ベルティーユは人質の身ではあるがブルマリウス国の第二王子等から温かく迎え入れられ何事もなく平穏に過ごしていた。そして六年の協議の末、間も無く和平条約が結ばれるーー筈だった。その直前、もう一人の人質であるブランシェの訃報が届き事態は急変する。ブランシェの死因は、リヴィエ国王からの陵辱であり、その事に嘆いたブランシェは自ら命を絶ったというものだった。
これまで優しくしてくれていた第二王子のクロヴィスは人が変わったように豹変し、妹の死を嘆き怒り、報復としてベルティーユを陵辱する。更にその後、心身共に衰弱したベルティーユは、今は使われていない古い塔に幽閉された。そこにやはり以前まで優しかった筈の第三王子ロランが現れ、ベルティーユの処刑が決まった事を告げる。それから数日後の処刑執行の朝、ベルティーユを迎えに来たのは……冷酷非道と名高いブルマリウス国の王太子のレアンドルだった。そして彼は「これより君は俺の妾だ」そうベルティーユに告げた。
◆◆◆
※性描写の話には星マークがついています。一部暴力表現なども含まれるので、苦手な方はご注意下さい。
※この作品は、アルファポリス、魔法のiランドでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 19:03:29
176044文字
会話率:46%
侯爵令嬢のアリシア・ヴェルネがまだ五歳の時、自国の王太子であるリーンハルトと出会った。そしてその僅か一秒後ーー彼から跪かれ結婚を申し込まれる。幼いアリシアは思わず頷いてしまい、それから十三年間彼からの溺愛ならぬ執愛が止まらない。「ハンカチを
拾って頂いただけなんです!」それなのに浮気だと言われてしまいーー「悪い子にはお仕置きをしないとね」また今日も彼から淫らなお仕置きをされてーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 12:32:50
39394文字
会話率:36%
平々凡々、中堅貴族の伯爵令嬢、アニア。地味に静かに生きてゆこうと思っていたのに、なぜか王太子殿下のお妃候補にされてしまった。アニアの国、ランプレヒト王国の世継ぎの王子ときたら、文武両道、美麗な容姿、「宝石王子」とまで巷で言われるほどのキラキ
ラしい御方。そんな彼は、どうやらアニアをもともと知ってるらしい。お妃候補にして自らの側に置くと、その後は執着を隠そうともしない。境遇の変化に呆然とするアニアと、腕はいいけれど色々変わっている殿下の部下たちに囲まれて暮らすうち、アニアの心境にも変化が……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 03:33:54
26904文字
会話率:24%
突然皇太子エルナンドから婚約破棄を突きつけられた侯爵令嬢のエイラは、犯してもいない罪で投獄されていまう。
父からも勘当され、何日も陽の差さない牢屋に閉じ込められ、牢から監獄へと移されようとした時、彼女を救い出した人物がいた。
バスティアン・
アングロ・ベニテスベンテは、彼女の婚約者だったエルナンドの叔父で現王の弟。そして戦においては負け知らずの軍神と称された人物だった。
厳しい皇太子妃教育の中、時折言葉を交わす彼との時間が、彼女の慰めだった。
いつしか彼女は彼に仄かな恋心を抱くようになっていたが、叶わぬ恋と諦めようとしていた。
しかしその彼が危険を冒してまで彼女を救い出してくれた。
傷ついた彼女を、彼は邸へと連れて行き甲斐甲斐しく世話をしてくれる。
彼もまた、甥の婚約者になる二十才も年下のエイラに、想いを寄せていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 18:00:00
10300文字
会話率:41%
伯爵家のリドと侯爵家のアンディは、王太子殿下の側近として幼馴染で親友だった。この度、リドに3人目の子供が生まれ、アンディが自宅に招き祝いの食事を二人でしていた。そこで、酒に酔ったリドがうっかりと口を滑らせてしまって、ながされる。
男同士で
も妊娠出産可。
不倫ではない。
合法。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 10:31:35
4798文字
会話率:27%
よくある異世界転生した悪徳貴族の悪ガキデブ息子が更生して、内政に手を付けた。
それを常に真面目で堅物王太子殿下が見かけて、手元に置いた。
当人が戸惑う程にかまわれて、おろおろして、強引さにほだされる。王太子はあえての確信犯。
最終更新:2019-01-03 05:00:00
8006文字
会話率:24%
メインは王太子の側妃に選ばれた公爵家の末姫です。花を主要産業とした国の煌びやかな学園生活を逆ハーレムで終了したその後を、冷静な他者視点で書いたものです。ちょっとくらいイレギュラーがあっても国家ってそうたやすく潰れないんだよね、というのを書
きました。乙女ゲームの主人公は転生者ですが頭の中はふんわりとしているので彼女視点はありませんし、それらしい表現はあっても雰囲気です。ざまぁをちょっと書いてみたかったんです。
公爵家の末姫の年齢は各自、想像でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-03 12:00:00
22205文字
会話率:11%
癒しの魔力を持って生まれてきたエミリアは、貴族学園に入学する直前に予知夢を見てしまう。それはエミリアが貴族学園を卒業する頃に聖女としての能力を発現させ、王宮に召喚されるというものだった。しかし、聖女とはその実、国王や王弟、王太子の魔力を暴走
させないようにするための『愛玩人形』のことを指しており、エミリアはその未来を回避すべく学園には入学せず男装して「エミリオ」という偽名で王立魔術師団に入団することを決める。魔術師団で鍛錬を積み始めるも、またしても同じ予知夢を見てしまう。このままではどう足掻いても破滅の未来にたどり着いてしまうと知ったエミリアは、自分が乙女の純潔を失えば未来のルートが変わるかもしれないと考え、意を決して上司である魔術師団長ジルベルトを誘惑することにしたけれど――?
***
稀代の魔術師(ただしドS腹黒)×魔力持ち男装令嬢、ギブアンドテイクな愛人契約ラブロマンス
***
ハル様主催【真夏の蜜夜2023】参加作品です。
***
※作者が読みたいだけの性癖を詰め込んだ三人称一元視点習作です
※企画期間終了後、アルファポリスにも投稿予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 00:00:00
10000文字
会話率:44%
田舎町の小さな神社の娘、翠夏は、異世界の王太子であるソウと10年ぶりに再会する。即位前の休暇で遊びに来たと言う彼には、何か秘密があるようで……。
訳アリ王太子と平凡な女子大生の、短い夏休みのお話です。
※ハル様主催「真夏の蜜夜2023」企画
参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 00:00:00
10955文字
会話率:28%
【残酷、暴力表現あり】
タイトルのとおりです。
頭がお花畑の公爵令嬢ビッチーナが、婚約者のヒイロウ王太子に婚約破棄をされそうになったのだが………全ては、もうとっくの昔に、手遅れだった、というだけのお話。
コメディと見せかけての、ダーク、シリ
アス。
暴力表現あり、閲覧注意。バッドエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 20:16:16
6578文字
会話率:11%
王太子エルガー・ライオネルには、夢がある。
それは真実の愛で結ばれた相手と結婚することだった。
しかし自分の周りの貴族令嬢は、エルガーの身分や容姿といった表面的なことに執心し、
エルガーはそんな令嬢たちに辟易としている。
そんなときエル
ガーは十八歳の誕生日を迎え、王妃から結婚の圧力をかけられる。
エルガーは王妃の圧力から逃れるために、メイド見習いのアイリスに、
自分とラストワルツを踊ってくれと頼みこんだのだが???
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 18:01:57
13148文字
会話率:22%
大陸の覇者、プリムランドルの堅物王太子エルビスは、頑なに自身の結婚を拒む。
不能を疑われるエルビスであったが、実は自身の専属騎士であるノエルに首ったけなのである。
そんなエルビスに業を煮やした王妃は一計を巡らして、エルビスの飲み物に薬を盛る
。
計略に気付いたノエルは、薬を盛られた飲み物を代わりに飲み干してしまう。
しかしそれは毒ではなくて勢力増強剤だった。
身体が辛いノエルにエルビスは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 18:13:44
4126文字
会話率:29%
立花近衛はムラムラ男子高校生なのだが、うっかり剣道部の先輩(男)を好きになってしまい、告白したものの、返事を聞く勇気がなくて闇雲に突っ走って交通事故にあって死んでしまうおマヌケさん。
めでたく(?)異世界で豪商の娘オフィーリア・エルローズ
という美少女に転生を遂げ、何不自由ないゲーム三昧のオタク生活を満喫しているのだが、そんなオフィーリアのもとに結婚話が舞い込む。
相手はこの国の王太子フランシス・ゼノトリウス。
身分が釣り合わない。
実はこの王太子EDなのだとさ。
ひゃっほう! オフィーリアは喜び勇んでこの話を引き受ける。
「こうなったらこの俺が、王太子に代わって城中の女の子みんなと百合百合してやるぜ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 17:54:45
6883文字
会話率:21%
「そして王太子殿下と妃殿下は、ずっと幸せに暮らしましたとさ。」の外伝です。
▼本編【未読】の方へ:人物関係・事情説明等、不親切な仕様となっております。ご了承ください。
▼本編【既読】の方へ:終了宣言を翻す結果となりましたが、ブクマ・評価への
御礼として受け止めていただければ幸甚に存じます。
■隣国ヤベリクのリストル公爵家次男アグノスの婚約者リーリエが主人公。本編あれやこれやの事情の余波を食らって婚約解消を言い渡されたリーリエだったが、しかし諦めなかった彼女から見たヤベリク側のそれやこれや。◆アグノスがルスナロワ王国潜伏中、ヤベリクを舞台にして起こる出来事なのであまり出番はありません。R回はありますがぬるいです。◆ゆるっと設定、ふわっと政局、まったりナーロッパです。◆ハピエン上等、ご都合主義万歳。◆恋は紆余曲折、人生は山あり谷あり。シリアスっぽく感じる展開があるかも知れませんが、『山あり谷あり』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 00:00:00
35794文字
会話率:53%
参加した夜会で、友人たちと会場の隅で高みの見物をしていたヴィンカ・ロゼレムはうっすらと前世持ち。チートはないが世界の危機も婚約破棄の心配もないので、侯爵令嬢として呑気に暮らしていた。しかし、夜会会場で突如始まった令嬢同士の王子の押し付け合い
に面食らい、もしや乙女ゲーの世界なのかと恐怖し、とっとと会場から逃げ出した。乙女ゲーや転生小説の知識は前世で妹から又聞きした程度。関わらないのが一番だが、何故か王太子殿下も乱入してきた。どうやらロゼレム侯爵家が隣国の謀に巻き込まれそうな空気で知らぬ顔もしていられない。それどころか当事者だった。チートスキルが無いからには真っ当な貴族令嬢として(及び腰で)事態解決に臨んだところ、王太子妃になりました。
◆ゆるっと設定、ふわっと陰謀、ぬるいですがR回有り。※が目印です◆チートヘイトではありません。筆者もチート大好物です。今回はあくまでそうした趣向であることをタグにてご確認ください。合わない向きの読者様は即時退避願います。◆お返事することが難しいのでコメント欄は閉じております。◆22.7.22本編終了<全49話>◆番外編を追加 22/7/23.25.27 8/5.6.7.8.10 【バングスト編】を追加 22/9/23.24.25.28.29.30 10/1 【スケルディオ編】を追加 22/12/25.26.27.28.29.30.31◆
◆22.6.19タグを追加。◆22.9.11タグを変更◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 17:00:00
262199文字
会話率:49%
通学中、事故に遭った真佐見和芭(まさみ・かずは 十七歳)は、そのまま召喚されて異世界転移を余儀なくされた。同時に召喚された甲斐迅人(かい・はやと 十七歳)と共に世界を救ってくれと依頼され、周囲からちやほやされつつ、竜人とさらっといちゃいちゃ
しつつ、わちゃわちゃと頑張るよくある話。
◆ゆるっと設定、ふんわりチート、ぼんやり更新を標榜しております。 ◆恋は紆余曲折、人生は山あり谷あり。シリアスっぽく感じる展開があるかも知れませんが、『山あり谷あり』です。 ◆R回の予告はありません。(微エロとエロとハードエロは何処で区切れば宜しいの…?) ◆竜人(人型固定)や獣人がちらほら出ますが、差別等はありません。同性婚有り。ハピエン上等、ご都合主義万歳。 ◆残酷な表現は保険です。 ◆基本は週一回(希望)水曜(願望)更新(切望)となります。 ◆お返事することが難しいのでコメント欄は閉じております。 ◆誤字脱字は気づき次第修正しますので、薄目で読み流して頂ければ幸甚に存じます。
■タグを修正しました。■タグ追加しました(2022.6.1)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 00:00:00
62333文字
会話率:47%
皇太子の婚約が破棄になった
元婚約者は学園から消え、中等部の卒業式の日にいきなり白羽がたった男爵令嬢は婚約破棄を皇太子に直訴する
1年に2度の婚約破棄はできないと断った皇太子の妥協案が、もしも君が帝立空軍士官学校を卒業できたら婚約破棄に応じ
るという非常識なものだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 18:33:08
23957文字
会話率:46%
『浮気三昧の屑彼氏を〜』、『ロミオ化した元彼から逃れる為に〜』の続編。ウダウダ拗らせβ主人公。
故郷を離れサースリン国の叔父の元で暮らすミツクニ。静かに数年を過ごしていた彼の元に、ある日一本の電話が入る。
それは、やっと凪ぎつつあった
心を乱す、ある衝撃的な報せだった。ミツクニの脳裏に鮮やかに蘇ってしまう過去。
皇太子時代の隆慶の幼馴染みであり、元恋人でもあったミツクニ。
手酷い拒絶で隆慶を傷つけ、記憶に暗い影を残す原因となったミツクニの本当の胸の内とは…。
◆ミツクニ 隆慶の幼馴染みの親友にして最初の恋人
バース性 β 18歳
千寿侯爵家の三男で、明るく社交的な性格だったが隆慶の独占欲により病み病みに。望まぬ体の関係に持ち込まれかけて拒否&国外逃亡―――という事になっているのだが…?
◆シメオン サースリン国での友人
バース性 β(?) 18歳
伯爵家次男 ミツクニのサースリンでの数少ない友人の一人。
銀髪碧眼の典型的な美形で快活な性格で少し軽薄に見える振る舞いもあるが、他人に合わせる事も知っている。
◆ミツテル ミツクニのすぐ上の兄
バース性 (?) 25歳
千寿候爵家次男 真面目で頭脳明晰だが高圧的な性格
◆隆慶 和皇国135代皇帝 ミツクニの幼馴染みの親友にして最初の恋人
バース性 最上位種αにして和皇国135代皇帝
黒髪、青眼の隠れ超美形 ぴっちぴちの18歳
コミュ障まっしぐら・すだれのような前髪で顔を隠すヘタレだったが、ユウリンとの出会いで本来のアルファらしい姿を取り戻す。
現在ユウリンと番になって幸福度MAX。
◆ユウリン(夕凛)隆慶の後宮の側室
バース性 男性オメガ 20歳
長めの黒髪 金茶の瞳 東洋系の美形の元・一般庶民。
高給目当てにバイト感覚で入った後宮で若き皇帝・隆慶と出会いフォーリンラブ。
とうとう番になり、本人の意図とは関係なく成り上がり中。
(ユウリン本人も想定外のサクセスストーリーにつきましては上記の2作品にてお楽しみいただけます)
※異世界ですがなーろっぱではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 06:00:00
13285文字
会話率:30%
目が覚めると、ブランシュはすべての記憶を失っていた。自分は王女で、美貌の夫――マティアスのもとへすでに降嫁していたという。しかし妻を見る夫の目はひどく冷たく、まるで目覚めなければよかったという態度。夫だけでなく、王太子である兄も、侍女や衛
兵も、みなどこか自分に対して冷淡で、余所余所しい。
「おまえは婚約者のいたマティアスを無理矢理奪ったのだ」
次々と明かされる己の所業。ブランシュは強引に結婚させたマティアスに罪悪感を覚え、離縁しようと申し出るが……
「そんなこと絶対に許さない」
今まで自分が受けてきた屈辱を、今度はブランシュが味わうよう、マティアスは彼女に命じるのだった。
※別名義で「アルファポリス」様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 13:38:54
137861文字
会話率:52%
こちらの本文に加筆修正を行った同人誌版も頒布しております。
https://satoubin.booth.pm/(自家通販サイト)
下邪でありながら太子の座に就いていた紫央は、父である皇帝を毒殺した咎で大罪人の汚名を着せられてしまう。策略
に嵌ったのは自らの落ち度だと死を覚悟していたが、どういうわけか、新帝となった異母弟の後宮に入れられてしまった。
「――私の子を産むことができるのは、この世で兄様だけなのです」
笑みまじりの言葉とともに身を暴かれ、恐怖と絶望に沈んだ華燭の夜。異母弟からの苛烈なほどの寵愛が、紫央の運命を狂わせていく。
※中華後宮風オメガバース、弟×兄。総受けの傾向があります。
※無理やりからのハッピーエンドの予定です。
※オメガバースの呼称は、天陽(α)、范君(β)、下邪(Ω)と世界観に合わせて変更しています。
※本文中、特に性描写がある場合は+、流血描写には++をつけています。
※閲覧はすべて自己責任でお願いいたします。
※pixivにて、こちらの作品を一話ずつまとめたものを公開しております。
https://www.pixiv.net/novel/series/9713567折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 18:14:02
227434文字
会話率:36%
王太子妃ルーナは、夫のテレンツィオとは政略結婚。
恋愛感情はないにしろ、それなりの情はあると思っていた。しかし、最悪な初夜を迎えたことで愛想も尽きた。これからの夫婦生活、改善する気にもなれない。閨は当然、拒否。
夫はそれを良いことに、恋
人のジータを自分付きの女官として迎えた。舅の陛下は前王妃亡き後、年の離れた女性を妻として迎え、老いらくの恋に夢中。王太子妃という立場から、彼ら父子に都合良く扱われてきたルーナ。
そんな彼女は、ある事が切っ掛けで、陛下や殿下に報復することにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 18:00:00
144608文字
会話率:56%
不幸にも異世界転生をキメてしまった元日本人・現王族のヌリは皇帝の地位にもっとも遠い第6王子だ
当人もぱっとしない属州の提督を継ぎ、堅実かつ真面目に生きることを望んでいる
ゆくゆくは隠棲して趣味に生きるのが目標だ
しかし正室の処遇を巡り、皇太
子選出に巻き込まれるハメになり――?
異世界転生系BL折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 16:00:00
58647文字
会話率:18%
王国唯一の公爵家令息のウジェーヌ・バシュラールは、家族に縁遠い。唯一のよりどころは、優しい従兄弟の王太子リシャールだけ。魔力が低いばっかりに後継からは外されて、王に即位した従兄弟殿の、つなぎの側妃になれだって?
父公爵の暗躍を止めるべく、
「そばにいられるなら喜んで!」なーんて、安請け合いしちゃったら、初夜で投獄? 世継ぎを授かる? 色々と想定外の事態に巻き込まれていって──。
粘着質の寡黙な王(年上) × 天然なこじらせ公爵令息(年下)。
※4話完結。【8/7 公爵・王太子視点のおまけ追加】
※魔術で子供を授かる世界なので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 12:00:00
71864文字
会話率:40%
長年の婚約を破棄された侯爵令息、ショックで前世を思い出した。ここはゲームの世界で、俺は断罪される悪役令嬢──!? いや、確かに婚約者に女装を強いられてたけど、俺はれっきとした男なんだって。
大好きな婚約者にまだきちんと告白だってしてなくて。
エンディングを迎える前に、狙えワンチャン、婚約者を取り戻せ!
前世と現世が混じり合う、眉目秀麗な腹黒王太子 × ツンデレ陰キャの悪役令息。
※「春の短編祭2023」参加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 18:30:27
28955文字
会話率:43%
※ムーン版です。行為以外はなろう版と同じです。
(どうしても、エロが書きたかったので)
『神子が幸せに生き、心穏やかに生涯を終えた国には神が加護を授け、更なる豊かさと安寧が約束される』
エレーナ王国のカルディア伯爵家の長女として生まれた
リリア・カルディアは、神子として大切に育てられた。
世俗の憂いから守られるように離宮で穏やかに暮らしている彼女は、会ったこともない婚約者である王太子アレックスよりも、護衛騎士であるジェイドと次第に心を通わせ始める。
しかし、ある時から実の妹であるカレンから恨まれていることを知る。
初めて人の悪意に触れたリリアは、感じたこともない不安に苛まれ始める。
そしてある日、自分の護衛騎士であるジェイドがカレンと話している姿を目撃すると、その不安が加速し始める。
しかしリリアは、最後までジェイドに向けた恋心を手放すことはなかった。
これは、神子としての使命に振り回されたリリアの物語。
残酷描写が含まれます。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 01:05:23
31213文字
会話率:30%