孤児だったコリンは治癒魔法が使えることがわかり、貴族が通う魔法学園へ通う事になる。ある日具合の悪い人を診て欲しいと言われ治癒魔法をかけるが一向に良くなる気配がなく、むしろどんどん具合が悪くなってしまう。
「私の病を治す方法は君の精液を飲むこ
とだ!」
変態攻め×純粋おバカ受け
変態が書きたくて書きました。とっても楽しかったです。
話の中身は薄っぺらいアホエロです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 21:34:28
11946文字
会話率:51%
《 ご注意 》 本作品は、各episodeを『分割投稿』した後、『一括投稿』するというスタイルで進めています。内容に違いは有りませんので、どちらかでご覧下さい。
『奴隷商の若旦那』であるハル・レイモンドは、【童貞】で亡くなった頑固老神官
レスター・アダモンの記憶を持っていた。そしてレスターの密かな願いは、美少女を相手に【筆おろし】をし、両手に花と【ハーレム】を謳歌することだった。
そしてハルは、レスターから『治癒魔法』や『蘇生魔法』などを受け継いでいた。
ハルの下に集う、死すべき運命から救われた亡国の王女様やら皇女様やらといった高貴な美少女たち。彼女たちとハルは、冒険者パーティー『プリンセスハーレム』を結成し、幾多の難題に巻き込まれつつも乗り越えてゆく。
折しも人界は、魔王軍と人族・亜人族連合軍が対峙し、その機に乗じてエスパニア皇国が人界の覇権を狙って版図を拡げているといった混沌とした状態だ。
ハルと彼に従う高貴な美少女たちは、神界、人界及び魔界が織り成す重層世界の中にあってどんな役割を求められているのか!?
なお、タイトルの後ろに微エロ(脱衣など)のある話には△、濡れ場のある話の後には○を付けておきます。
2018年4月16日、1,000万PVを突破しました。
ここまで続けて来られたのも、読者様のご支援の賜物と感謝いたします。
最後に、感想などを頂けますと、創作意欲の向上にも繋がりますので、よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 00:00:00
5741496文字
会話率:35%
マオは、まともに使えるのは治癒魔法だけという歴代最弱の魔王だ。周囲から馬鹿にされても、弟にその座を譲る日までは頑張ろうと決意したマオだが、勇者が仲間を探していると知らせが!
「勇者が僕を倒しにくる!」
動揺するマオに宰相が提案した作戦はなん
と。
「は? 僕に聖女としてパーティに入れって?」
治癒魔法が得意なマオを勇者パーティに潜入させることだった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 22:43:52
46972文字
会話率:35%
世界屈指の治癒魔法が使え、死者をも復活させる事ができる奇跡の聖女アリア。彼女はとある事件にて死亡した少年を蘇生させた結果、力を使い果たし昏睡状態に陥った。眠りから覚めたアリアは魔力回路が粉々に破壊された影響により、以前ような治癒魔法は使えな
くなった挙句、常に体調不良にみまわれる慢性的な虚弱体質となってしまった。
ある日、たまたま街で出会った美しい男性に触れると何故か体調が良くなることに気づく。
男性こと竜騎士エールヴァルトは何故か初対面からアリアに好意的で、自らアリアの護衛役を申し出る。
戸惑いつつも次第にエールヴァルトの好意を受け入れるアリアだったが、ある日治癒魔法を使った結果致命的な魔力不足に陥り、魔力供給のためエールヴァルトと性行為をする事になってしまい……。
(※が付いてる話には性行為があります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 23:30:24
11531文字
会話率:40%
12歳の時、レイシュは戦場へと駆り出されてその処女を散らした。
レイシュの持つ魔法は特別なもので、その身を犠牲に戦争を勝利へと導く。
しかし彼女に幸せは訪れない。
殺されるような日々を送り続け、ある日敗戦した王国の貴族との結婚が決まってしま
う。
再び辛い日々を送るか、殺されてしまうだろうと思っていたのに、何故か目の前に現れたのは金髪に翡翠の瞳を持ったイケメンで、とてもとても大事にされてしまった。
ほぼレイプから始まるクソストーリーなので、苦手な方はご容赦ください。
ハッピーエンドへ向かいます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 17:00:00
120400文字
会話率:31%
魔素を使って魔法を発動させることができるイリスは、魔力がない魔盲だと思われていた。魔盲なのに魔法が使えるとなると魔物と思われて処刑されるかもしれない。イリスは魔法を使えることをひた隠しにし、騎士団の治癒室で雑用のようなことをして働いていた。
孤児だったイリスは騎士団の団長ヴェルナーに助けられたことから懇意にしており、ひそかに恋心を抱いていた。世話になっていた孤児院での奉仕で一年ぶりにヴェルナーと顔を合わせ、成人を祝いに酒場に向かう。そこで楽しく杯を交わしていたのだが――……
騎士団団長と孤児のすれ違いそうですれ違わない、ただの溺愛話。
※やんわりと体罰表現あります
※甘恋計画さまの眼鏡BLアンソロに寄稿させていただいた作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 21:00:00
20561文字
会話率:51%
記憶喪失の女性クララと大国に仕える治癒魔術師フェリクスの日常の話。
残酷な描写ありなのでご注意ください。
※マークはRシーンありです。
最終更新:2023-07-24 13:49:46
2294文字
会話率:46%
母性高めの治癒師♀が、精液が毒に冒され苦しむ病にかかった意中の騎士♂(婚約者あり)を助けようと、献身的にセックス治療を施し、許されない恋に苦しんだり色々する話。
※ちゃんとしたハッピーエンドではないですが、バッドエンドでもないと思います。
最終更新:2023-07-23 00:12:08
36721文字
会話率:31%
死にかけの奴隷少女と治癒士が出会ったのは、この地域では珍しく冷え込んだ冬。
女の子は荷物のよう外に置かれ、雪の下で凍えていた。
同じく寒さに震えていた治癒士が目を止めたのは偶然だが…… 彼は彼女を求めた。
優しくない幻想世界の、優しい言葉の
ない男が、その気まぐれのままに少女を癒すだけのお話です。
・元は短編で投稿した作品ですが、書ききれていない部分をどうしても表したくなったので連載作品として書き直しております。
※『♡』マークを使っています。好まれない方はご注意ください。
※「AIによる作画」でイラストが入ります(画像生成AIアプリ)。
以上を踏まえまして、お楽しみいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 00:00:00
257176文字
会話率:32%
これはあるファンタジー世界のお話です。
死にかけの奴隷と治癒士が出会ったのは、この地域では珍しく冷え込んだ冬。
ヒドイ状態の女の子は、元は娼館で働いていたものの奴隷商人の間を流れに流れ、果てに病にかかり館にすら入れてもらえず、荷物のよう外に
置かれ、雪の下で震えていた。
意識のない彼女に、同じく寒さに震えていた治癒士が目を止めて…… 彼は、所持金をなげうって彼女を求めた。
ここに語られるのは、優しくない世界の、優しい言葉のない、優しい二人の物語。
こちら、連載化しておりますm(_ _)m☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 12:21:03
8550文字
会話率:39%
「破壊と再生、原始の神はその力を継ぐ者へ魔石を与えぬことで人を戒め、真理を与えたのです」
破壊の力と再生の力を持つ者は「魔石無し」だった。全ての民に魔力があり、魔法が使え十歳には魔石が現れる。子供は十歳で故郷を離れ十八歳まで学舎で魔法を学
ぶ。互いを敬うという理想とはかけ離れた現実の中、破壊の力を持つ「魔石無し」のアークは悲しみを抱えつつ三歳年下の「魔石無し」のスピカを守っていた。スピカは再生の力を持つ。肌を重ねれば治癒の力を発動する力ゆえに迫害される「魔石無し」の同胞を守るため、アークは王を目指していた。卒業後「魔石無し」の通過儀礼『選定の儀』を迎え、愚かな法を破壊するため国王「デレティウス六世」となった。民から『破壊王』と呼ばれたアークと『再生の聖女』として各地を巡り王の元へ戻ったスピカは……。短編完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 06:00:00
16473文字
会話率:45%
◆第8回ムーンドロップス恋愛小説コンテストにてパブリッシングリンク賞を受賞しました◆
海に囲まれたエックホーフ王国の王女パトリツィアは呪われている。
呪いの発作に苦しむパトリツィアの前に、突然救世主のように現れたのは、強力な治癒魔法の使い
手 ルッツだった。
粘膜治療(キス)をされると、あれだけ苦しんでいた発作から解放された。さらに呪いが少しずつ弱まっている。
呪いから解放されたい一心でルッツに主治医となるようお願いしたのだが、何度もルッツと粘膜治療を重ねるうちに、治療行為以外でもパトリツィアに触れてくるようになり……。
呪われた王女とワケアリ魔法使いのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 20:00:00
100026文字
会話率:47%
お知らせ
※沢山の方に読んでいただき、6/14アンダルシュノベルズ様より書籍化されることとなりました☆
沢山のブクマや評価、いいねありがとうございます(^^)
書籍化の規約により、6/12にムーンライトノベルズ様に公開していた部分は削除にな
ります。申し訳ありません。
アルファポリス様には書籍化部分はレンタル形式に、本に入りきれなかった部分はそのまま残っております。
ご迷惑をおかけしますが、今後ともどうぞよろしくお願いします。
作品あらすじ
「アンジェロ・ベルシュタイン! お前を断罪する!」
断罪イベントのお決まり台詞で始まった第二の人生。
死ぬ間際に、次の人生では可愛いくて可憐な男の子に生まれ変わって好みの男達との楽しい楽しいセックスライフを送りたいなぁ〜。なんて願った俺への罰ですか神様!!泣
前世の記憶が戻った悪名高い公爵家の次男坊、アンジェロ・ベルシュタイン。
皇太子の恋人を傷つけた罪と国教であるアーリア教を侮辱した罪で、魔獣が蔓延る前線で治癒士としての奉仕活動を命じられる。
アーリア教を侮辱したアンジェロのことを嫌う護衛件監視役の神殿騎士ノルンに引き連れられ、前線へと放り込まれたアンジェロ。
魔力はへっぽこだが、前世での知識もフル活用し、前線で戦う屈強な男達の体に心をときめかせながら頑張る日々。
しかし、アンジェロの背中には秘密があり、その秘密に触れた瞬間、大きな闇がアンジェロを襲う。
転生したアンジェロの隠された過去。
そして、悪役令息という噂もあり冷遇され、過酷な前線での生死をかけた日々に立ち向かうアンジェロ。
そんなアンジェロを見守り続ける神殿騎士ノルンは、徐々に気持ちが変化していき……。
真面目な仏頂面の神殿騎士✖︎悪役令息に転生したビッチ
✳︎総受けではありません。
主人公はビッチだけれど固定CPです。
魔法や呪いなどがある異世界BLです。
本編は完結しました。
番外編も更新していきたいと思っております!
アルファポリス様にて先行掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 13:23:33
357942文字
会話率:38%
若き皇帝レイヴィスは、国中の貴族令嬢から結婚を迫られる日々を送っていた。そんな状況にレイヴィスはうんざりしていた。生涯の伴侶にするならば、自分と対等に渡り合うことができ、民のことを考えられる聡明な女がいいと思っていたからだ。
あるとき隠居生
活をしていた父が謎の発熱で倒れる。程なくして同じ症状で、宮廷内で倒れるものが続出する。宮廷の治癒魔法が全く効かない状況の中で、どんな病も癒すことのできる絶世の美姫の噂を聞く。聞けば、その美姫はどんな美丈夫や富豪に求婚されても絶対に応じない難攻不落の美姫と呼ばれていた。レイヴィスは内心、そんな噂を本気にしている宮廷内のものたちを見て、嘲笑にも似た笑いを浮かべていた。美姫だの、美丈夫だの、富豪だの…所詮は民たちの間での噂。噂とはいつも、人伝に流れていく間に大幅に脚色される。どうせ、自分がいつも見ているような宮廷にいる着飾った女たちと、少し裕福な男たちとの間の話だろう。ところが、そんな考えは大きく変わる。レイヴィスは、癒しの女神とも言われるセレティアを見た瞬間、恋に落ちてしまう。これは、難攻不落の美姫と言われるセレティアを皇帝レイヴィスが妻に娶るまでのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 22:30:07
17149文字
会話率:51%
治癒師のメリアは、ある晩、裏口から訪ねてきたアデルと名乗る男を治療する。
明らかに訳ありな彼は、奇妙な毒に冒されて瀕死だったが、メリアの治療によって一命をとりとめた。
高額な治療費を身体で払うと言い出したアデルの、『きみは、おれの運命の人
だ』という甘い言葉にうっかり流されて一夜を過ごしてしまったメリアだったけれど、翌朝目覚めた時、アデルの姿はなかった。
しばらくして、思いもよらない場所で、メリアはアデルと再会するが、彼はメリアのことを覚えていないようで……?
治癒の力を持つメリアと、訳あり王子アデルの、毒と呪いと運命と。
大人描写のある回には、★をつけます。
第6回ムーンドロップス恋愛小説コンテストにて、最優秀賞を受賞しました。
『呪われた王子は運命の治癒師を手放さない 甘い魔力は愛の証』と少しタイトルを変えて、2023年2月10日に、竹書房 ムーンドロップス文庫様より発売となりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 22:34:39
148564文字
会話率:42%
まー様主催「おっさん受けBL企画」参加作品
そろそろ引退を考えているヴァレンティンは、今日も怪我をして治癒室へ行く。治癒室には氷のような美貌と無表情を誇る第五騎士団の『氷雪の女神』イェルハルドが必ずいて、ヴァレンティンに小言を言いつつ治癒を
行う。ただ、治癒の際に流し込まれる魔力はめったにない催淫効果を引き起こし、ヴァレンティンは二十も年下のイェルハルドを思いながら自分を慰める羽目になっていた。
だがそれはイェルハルドが故意に引き起こしており、ヴァレンティンの引退と地方への移動願にイェルハルドの態度は豹変する。
若手美形魔法士(23)✕おっさん騎士(43)
ぎりぎり駆け込みなので、誤字脱字その他ご容赦ください。後で見直します(^^;)
2023/05/12 誤字報告ありがとうございました。日間BLランキング 16位 ありがとうございます!
2023/05/13 日間BLランキング 7位 ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 14:27:46
13592文字
会話率:43%
◆2022eロマンスロイヤル大賞にて奨励賞を受賞しました
◆2023/4/28~ KADOKAWA eロマンスロイヤル様より書籍化する運びとなりました
※WEB版と書籍版でタイトル・ストーリー展開等が異なります(書籍版はたくさん加筆修正して
います)
孤児院を出たマルゴは、潜在的な治癒魔力を買われて治癒院で働きはじめるものの、さしたる魔法も使えず下っ端のまま成長できないでいる。魔法を発動すると《種の保存》に逆らえず性欲が高まるという恥ずべき《代償》を抱えているためだ。
そんなある日、マルゴは貴族の反感を買い「穀潰し」とまで罵られ、衛生兵として戦場の最前線に送られてしまう。
死地で出会ったのは魔法騎士オーブリー。強力な魔法を使用した《代償》として視力を失った彼は瀕死の重症を負っていた。
そんな彼を見捨てることができず魔法で治癒することを決めるマルゴだが、やはり《代償》には逆らえず――?
助けた騎士に襲いかかった挙句逃げようとするも、最終的には捕まえられて逃げられないという話。
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◯誤字脱字誤用などを修正しています(誤字報告歓迎です)
◯タイトルを「逃れ」→「逃げ」に変更しています
◯Rシーンにはサブタイトル横に※マーク入り
────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 06:00:00
126237文字
会話率:34%
『どうせ白い結婚だろうから、いつなりと離縁されるだろう』
そう言われつつ辺境伯家に嫁いだ廃棄聖女、ミアは白い結婚を解消すべく動くが、夫のギルバートと心を通じ合うことができない。放逐されることを恐れ治癒の力を使っていくことで居場所を作り上げる
が、それでも夫とは微妙にすれ違ったまま。どうすれば黒い結婚ができるのだろう。そう思いながら想定外の方向に爆走する廃棄聖女のお話。
シリアスとタグにありますが、軽度です。あと何気なくコメディ色が出張ってきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 12:00:00
116866文字
会話率:51%
【魔王Dom×聖女枠のSub。Dom/Subユニバースの設定を借りたRPG風ダークファンタジーです。D/S知らなくても読めます。BがなかなかLしません。クズキャラ多いです。地雷少ない人向け(本作はエロの前にグロでR18になります)】
教会が
運営する孤児院で働くティトーは助祭として治癒や礼拝の補助をしながら平和に過ごしていたが、身体に不思議な紋が浮かんだ途端に義父である神父に「勇者一行として旅に出なければならない」と告げられる。翌日には故郷を出て勇者の第二王子、王子の従弟の公爵、近衛と共に城で過ごすことに。時に罵倒されながらも使命のために努力するが、孤児院の年長者たちが行方不明になり、顔見知りのメイドの命を救えず、ティトーは心を閉ざしてしまう。それでも旅立ちの日はやってくる。(以上、一章までの内容です。二章からBL要素が入る予定です)
※死体の描写や女性が被害者の獣姦描写などグロテスク表現が出てくるので気をつけてください。主要キャラではないですが死ネタあり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 20:00:00
67695文字
会話率:39%
「僕と一緒に来ない?」
目を覚ますなり、リオの両手を握りしめて行き倒れはそう言った。
惹きこまれるような深い蒼の瞳をもつ美丈夫は、世にも稀なる精霊族の男。この世界の至るところに“咲く”精霊門を壊すためにいるのだと。
だがこの世界は、彼が十
全に力を奮うには魔力が希薄だ。
「……つまり?」
「魔力タンクが欲しい」
その要求は、平凡・凡庸、常に平均値を逸脱することのないリオには荷が重かった。リオより魔力保有量が多い人を見つけたほうが建設的だと断ると、彼はとんでもないことを言い出した。
「それがね、ほぼ一回で使い潰しちゃってね……」
「あ、大丈夫だよ。死んでないから」
「だから魔力タンクになって」
(発言がクズすぎる……!)
ちょっとクズめ(当社比)な精霊族と平凡治癒士の、少し奇妙な旅の記録。
※この作品は他サイト(アルファポリス他)にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 18:00:00
44092文字
会話率:27%
軍施設の治癒課で働くカミルカは、まだごく初歩的な治癒魔法しか使えない見習い魔導師。彼女は没落した貴族家の元お嬢様だった。令嬢としての嗜みで覚えた魔法しか使えないことをカミルカは引け目に感じつつも、『愛嬌だけは負けないっ!』と日々頑張っていた
。
そんなある日、カミルカに初めての治療の指名が入る。相手は百戦百勝と名高い魔導将軍、リオニードだった。カミルカは『何故下っ端の自分なんかに、エリートであるリオニード様が治療の指名を?』と不思議に思う。リオニードには国一番の美女と名高い、ルフィーナという恋人がいたからだ。ルフィーナは魔法の腕も一流で、実家も名門貴族。何もかも完璧で、カミルカにとっても憧れの女性だった。そんなルフィーナではなく自分を指名するリオニードを訝みながらも、カミルカは治療を引き受けたのだが──
◆性描写回には※あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 09:00:00
130247文字
会話率:36%