家族を亡くしたリーリアは、父の親友だったアルデリス子爵家で過ごすことになった。そこにはサイラスとユリウスという二人の兄弟がいた。穏やかで優しい長兄のサイラスに恋心を抱いていたものの「可愛い妹としてしか見れないんだ」とフラれてしまう。やがてサ
イラスが婚約者を連れてきて、結婚式を間近に控えたある日、サイラスが戦地でリーリアを庇い死んでしまった。打ちひしがれるリーリアを支えたのは、素行不良で口が悪く、何かとつついてくるユリウスだった。
兄に恋をしたヒロインを見て恋に落ちてしまったヒーローと、思わぬ相手に引っ掻き回され二度目の恋を成就させるヒロインのお話です。
前半シリアスありますが、中盤からはじんわり溺愛です。
※Rは後半、※をつけています。
※夜九時以降の更新を目指しています。
ハッピーエンドです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 21:10:00
68833文字
会話率:44%
伯爵令嬢ソフィアは街で出会った平民の船乗りカイエに恋をしていた。けれど二人の仲は親友止まり。
とうとう学友であるロドリーとの縁談が持ち上がり、カイエを呼び出したソフィアは想いを伝え片思いを終わらせた。
暫くして侯爵令息の婚約者を募る
茶会がひらかれ、渋々参加した先で仕事のため荷運びをしていたカイエと再会してしまう。
振られた気まずさを抱えるソフィアを前に、カイエは変わらず友人として親しげに接してくる。
けれど、侯爵邸の荷置き場だという別邸でカイエの本音を知ってしまった。
自由と立場とソフィアの間で散々悩みながら、ロドリーのせいで吹っ切れてしまったヒーローと逃げ道を絶たれた令嬢の話。
※ロドリーは会話の中でしか出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 08:29:01
19554文字
会話率:42%
「ちょうど犬が欲しかった」
敗戦したフリードリヒ家の養女ソフィアは、敵兵ルーカスの褒賞として『犬』になった。
どんな悲惨な毎日が待っているのかと身構えたものの、居心地は悪くない。むしろ、平穏。
結婚指輪を見せつけては頬を染め婚約者を褒め散ら
かすその様子から、婚約者への気持ちは疑いようもないのに理由があって会えないらしい。ネジの抜け落ちたような人だから、と婚約者への同情も込めて冷ややかな視線を浴びせていたのに、ルーカスが戦地へ向かい不在となると頭の片隅にはからかうような笑顔が消えてくれない。
結婚式当日に全てが一変してしまったヒーローが、最愛の人をじわじわ絡め取り最後に幸せを爆発させる話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 11:15:03
48319文字
会話率:41%
雪のように白い肌。金の髪。薄紫の瞳。
美しい容姿をもつ公爵令嬢ヴィエラは、ある日突然、隣国の若き皇帝・オズウェルに嫁ぐことになる。
隣国ルーンセルンの皇帝陛下は、部下にも敵にも容赦をしない、冷酷な男だと有名だった。
この結婚は、愛
のない政略結婚のはず。
それなのに、何故かヴィエラは毎夜のように愛されることになる。
「なんでこんなに愛されてるのっ!?」
「妻を愛することの何が悪い」
不器用ではあるが愛してくれるオズウェルに、ヴィエラはしだいに惹かれていくが、オズウェルの元婚約者という令嬢が現れて……。
これは、好きな人にはめっぽう甘かった冷酷(?)な皇帝が、過去の記憶を失っている令嬢を幸せにするお話。
◇◇◇◇
※この作品はアルファポリス様にも掲載しております。
※R18は中盤以降。(☆マークつけます)
※ざまぁ要素も中盤以降です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 21:32:29
98440文字
会話率:29%
友人たちが婚約や結婚したりしていくのを見聞きし、エリスは自分には関係ないことだと思っていた。
幸い、実家は兄が後継となることが決まっており、兄の婚約者であるギナーもいる。
父も母も、エリスに結婚を強いることはなかった。みなが優しく「い
つまでもいればいい」「なんの問題もない」言ってくれる。
そんな自分に口うるさくするのは叔母のドロレスぐらいだが、彼女もまたエリスの気持ちを尊重してくれた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以前書いた「愛が灯る」に出てきたエリスのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 18:00:00
7826文字
会話率:31%
結婚したら変わるのだと思っていた。
ケーニヒは家族を大切にしている、だから新しい家族となるであろう自分とも、柔らかな関係を築けるだろう、と。
ディアナはケーニヒのことがとても好きだ。
初めて出会った6歳の頃からずっと。
彼の夜
を染め上げた黒髪も、新緑色の瞳も、ケーニヒを象る全てのものに夢中になった。
許嫁だと、婚約者だと知らされた時の喜びを彼は知らないだろう。自分といる時の彼はいつもどこかつまらなさそうにしていた。それでも目が合うと微笑みかけてくれるから、同じ熱量ではなくとも時分を思ってくれるのだと。
ーーそれは大きな間違いだったのだが。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
婚家に蔑ろにされている主人公が幸せになるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 19:00:00
9455文字
会話率:31%
(執着強めだが正気故に苦しむ美形攻め × 攻めのことをめっちゃ「健気受け」だと思っている平凡受け)
ある日、子爵令息フェルナンド・ルイーズ16歳は前世の記憶を取り戻し、自身が前世の自分が描いたWeb小説のキャラクターであることに気づく。フェ
ルナンドは端役も端役、序盤でざまぁされる「幼馴染と浮気した挙句、それを注意してきた主人公に逆ギレして勝手に婚約破棄するクズ令息」だった。そして、目の前に居るのは自作の主人公、宝石の様な美青年のアラン・ベスティー侯爵令息であった。このままでは、ざまぁされて市井に落ちて犬死に!? と焦って土下座するフェルナンド。しかし、この世界は小説とは全く違う道を進んでいる様で……
こちらの作品は、大体10~20話で完結する予定です。主題は「執着強めだが正気故に苦しむ美形攻め」をいかに苦しめるかにあるので、正直転生要素薄いし、「原作」に関する描写薄いです。すみません!
貴族とか領地の関係、だいぶアバウトに書いております。作劇に都合よく扱っておりますので、どうかご了承ください。R-18エピソードは※印を付けます。
※なんちゃってファンタジーもの(魔法などあり) 主人公が割と浅慮で軽い人間です。当て馬も居ます。
含まれる要素 : 当て馬、鈍感受け、男性妊娠(設定のみ)など
初めての執筆になります。なーろっぱ風設定・ご都合設定で進みますが、何か問題あればご指摘のほどよろしくお願いします。pixivでも現在本編公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 01:17:57
101281文字
会話率:28%
政略結婚のため、学生のうちに婚約者を決められてしまった主人公の陽菜。周囲の人間は、彼女が自由恋愛ができないこと、そしてその婚約相手である玲一朗が、表情も口数も少ない四角四面な男であることを憐れむが、本人はすっかり彼に骨抜きになっていた。
そ
んな中、彼女が唯一不服としていたのは、その彼との婚前交渉を禁じられていたことだった。
この件もあり、玲一朗との距離を測りかねていた陽菜だったが、ある日のデート帰りに雨に降られてしまったため、意を決し、ラブホテルでシャワーを浴びることを提案する。
※本番はありません。
※やんわり男受け・女性優位ですが、後半にほんのり逆転する描写があります。
※政略結婚モノですが、その点に係わる描写はかなりふわっとしています。エロメインです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 23:00:00
14783文字
会話率:29%
2024年10月からオパールCOMICS kissにてコミカライズされることになりました!皆さまのおかげです。ありがとうございます!
漫画はこはる先生に描いていただいています。読んでいただけたら嬉しいです。
「卒業したら君と結婚する。
だから、卒業の日まで恋をする事を許して欲しい」
私の最愛の婚約者は、とても辛そうな顔をして私に告げた。
まるで私との結婚が不幸の始まりみたいな顔ね。
本当に愛してるのは彼女なんでしょう?
それでも国のために、この国に住まう民の為に、自分達の愛を犠牲にして、貴方は私との結婚を選んだ。
まるで、私が2人を引き裂く悪者みたいね。
いいのよ。
そんな苦しそうな顔しないで。
私が貴方を諦めるから。
だから貴方は、幸せになって。
愛する人と、どうか幸せに───。
6/19日間総合ランキング1位ありがとうございます!
誤字脱字報告もありがとうございます。助かります!
※R18要素は軽めです。※マークついてます。
※アルファポリスにも掲載中です。
※完全ご都合主義の展開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 22:15:34
38025文字
会話率:26%
悪女と呼ばれ、愛する人の手によって投獄された私。
理由は、嫉妬のあまり彼の大切な女性を殺そうとしたから。
彼は私の婚約者だけど、私のことを嫌っている。そして別の人を愛している。
彼女が許せなかった。
でも今は自分のことが一番許せない。
自分の愚かな行いのせいで、彼の人生を狂わせてしまった。両親や兄の人生も狂わせてしまった。
皆が私のせいで不幸になった。
そして私は失意の中、地下牢で命を落とした。
──はずだったのに。
気づいたら投獄の二ヶ月前に時が戻っていた。どうして──? わからないことだらけだけど、自分のやるべきことだけはわかる。
不幸の元凶である私が、皆の前から消えること。
貴方への愛がある限り、
私はまた同じ過ちを繰り返す。
だから私は、貴方との別れを選んだ。
もう邪魔しないから。
今世は幸せになって。
7/31、8/5 日間総合ランキング1位ありがとうございます。
8/6 週間ランキング1位ありがとうございます。
8/14 月間ランキング1位ありがとうございます。
10/7 四半期ランキング1位ありがとうございます!
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R15版をアルファポリスで先行連載しています。
元サヤのお話です。ゆるふわ設定です。
合わない方は静かにご退場願います。
R18シーンは最後の方になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 17:10:00
63702文字
会話率:32%
相手に浮気をされた女性5人がついに行動を起こした。
第一王子、宰相子息、王家の影に婿入り予定の伯爵令息、騎士団長子息、王家御用達にまで昇りつめた大商会の跡取り息子。
次代の重役を担う5人とその婚約者達。
国の未来を想って組まれた縁組に、
影が差した。
「なんですの?この破廉恥学園は。いつからこの学園はこんな無法地帯になったのかしら」
皆さん、随分と舐めた行動をお取りになるのね?
私達が悪役令嬢?取り巻き?酷い言い掛かりね。
私、堪忍袋の緒が切れました。
次代の『王家の影』である私の対象者になった貴方達には、世の為人の為に消えてもらいましょうか。
それにしても、私って前世に続いて男運ないわね。
もう男なんてこりごりよ。これからは仕事に生きるわ。
・・・って思ってたのに、ちょっと何なの貴方。待って!
待ちなさい!
・・・え?もう十分待ったからこれ以上待てない?
これは王家の影の跡取り娘が、変態達を駆逐して愛が重過ぎる名無しの魔術師に捕まるまでのお話です。
別タイトルでアルファポリスでも先行連載してます。
──────────────────────
【ご注意】下記の内容が苦手だと思った方はブラバ推奨いたします。
*性癖に難ありの変態が5人出てきます。
*R18シーンは少なめです。
*スレ内では言葉使い方が現代風でちょっと下品です。
*完全ご都合主義な展開。ゆるゆる設定。
*過度なざまあ展開にはしません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 00:00:33
146654文字
会話率:38%
リズは公爵令嬢セリーナに仕える侍女である。
そんな彼女はつい最近婚約破棄されたセリーナの為に開催される『次の婚約者は誰だ!~セリーナ嬢への求愛大会~』に向けて今度こそセリーナが幸せを掴む為に日夜奔走していた。
そして大会当日に参加者の一人で
ある辺境伯の従者兼騎士のラキルが怪しい動きをしているのを発見し止めに入るが…何故か今度はリズがラキルから付き纏われ始める。
献身的すぎる美人侍女(20)とちょっとお馬鹿でヘタレな暴走騎士(21)の話です。
※物語の序盤だけですがヒーローが他の女性キャラに恋愛感情を抱いてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 23:30:07
52849文字
会話率:41%
婚約者との悲惨な初Hで泣いて帰った平民のミナ。
キラキラした美人にぶつかりそうになり、幸せそうなカップルをみて泣き出してしまう。そこでぶつかりそうになった美人とその連れが慰めてくれ、事態はミナの思いもよらぬ方向に…
「アイは世界を救う?」
シリーズ番外編「通りすがりの女の子が泣いていたのでただおせっかいを焼いた話」に出てくるミナのスピンオフですが、こちらだけでも読める様になっております。
※一妻多夫が当たり前の、男女比7:1の異世界の話です。
ゆるっとした設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 23:35:31
7126文字
会話率:53%
サラベール国のラズリー公爵家の長女、ヴィオレッタ・ラズリーは幼い頃から御伽噺が好きで、いつか自分も素敵な王子様と恋に落ち、結婚をして幸せに過ごすことに憧れていた。
実の父と義母、義妹に虐げられて過ごす、ヴィオレッタは婚約者である王太子アルバ
ート・サラベールに恋をしており、愛し愛される幸せな生活を送ることを望んでいた。
しかし、婚約者であるアルバートは異世界から来た巫女のアカネと愛し合うようになり、ヴィオレッタは身に覚えのない罪を着せられ国外追放となる。
すぐに国外へ連行されることになったが、馬車が襲撃を受けヴィオレッタは意識を失った。
次に目を覚ますと見知らぬ部屋におり、施錠された部屋のため外に出ることはできない。
そこへ訪れて来たのは元婚約者であるアルバートだった…。
※不憫なヒロインの物語です。
※ヒーローは歪んだひどい人間です。
※R18は予告なく入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 18:00:00
65639文字
会話率:27%
主人公のオリヴィア・スタンドラヴ第一王女の身代わりは、彼女の弟であり血筋的には王子であるのだが、よく似た見た目のせいで彼女を溺愛する両親の決定で産まれてすぐ影武者として生きる事になる。性別が男であるために発育を促す全てを禁止され、必要な時
以外は軟禁されて育てられた身代わりは、王女の婚約者とお茶をするように命令される。王女の婚約者は西の国の第二王子であるが、王女に意地悪ばかりする悪餓鬼だった。しかしその悪戯の殆どが、偽物の王女である身代わりにとっては喜ばしいことばかり。
大きくなると王女は美青年となった婚約者を気に入り、身代わりはお役御免となる。鬱憤が溜まっていた身代わりは、スライムをお尻に挿れて欲を発散しようとするのだが、取れなくなってしまった。焦った身代わりは、婚約者(姉の)にお尻のスライムを取ってくれないか頼むことにした。
「あの、私のお尻の穴に入り込んだスライムを取ってくれませんか?」
「……なんて????」
不憫受けが溺愛攻めと幸せになる物語。
【受け】オリヴィア・スタンドラヴ第一王女の身代わり
王女の影武者。本来なら王女の弟であり、第四王子になるはずだったが、王女の影武者となるため出生の事実を抹消される哀れな王子。名前はない。
【攻め】ジャミール・アリ=ザハルド第二王子
西の国の第二王子。砂漠の多い国。褐色の肌に金髪、紅瞳。エキゾチックな美青年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 11:08:51
38080文字
会話率:49%
※諸般の事情により休載中です。再開時期は未定となっております。ご迷惑をおかけいたします。
大陸北部の大国・クベラの第一王女であるサヴィトリには悩みがあった。
四人の男性から愛の告白をされたが、どうしても一人に選びきれない。
苦心の末、サヴ
ィトリはある結論へと至った。
「四人全員平等に好きなので、いっそシフト制で付き合おう」
――というのが表向きの話。
サヴィトリが四人の男性を囲ったのには二つの理由があった。
一つは、先んじて婚約者に相応しい身分・能力の男性を立てることによって、武官や文官の派閥からの干渉を防ぐため。
もう一つは、色に惚けたふりをして油断を誘い、サヴィトリの命を狙う者をあぶりだすため。
そんなサヴィトリの計画とは別に、実は本当にサヴィトリのことを慕っている男性陣にもそれぞれ思惑があり……。
・SMリバーシブルな変態女装美人補佐官
・ステレオタイプなツンデレショタおじ術士
・剣豪で酒豪で性豪だけど四則演算ができない部隊長
・料理が得意で空気と同化することができる地味系領主
といった残念な面々から、やたらめったら口説かれ手を出される、理不尽溺愛逆ハーレムラブコメです。
基本的にコメディで、時々バトル、時々シリアスが入ります。
※「陽光王の睦言-四人全員平等に好きなので、いっそシフト制で付き合おう-」から改題し、細かな設定が変更になりました
※性的描写を含む部分には★が付きます。
※なんちゃってファンタジーのため、メートル法や日本料理や地球由来の物が節操なく出てきます。
※なろうの方に同一主人公の作品がありますが、今作とは世界線が異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 21:10:00
83926文字
会話率:39%
婚約者に別れを告げられた。
低い身長、丸い体、丸い顔。
そんな醜い僕の婚約者でいてくれた彼女が唯一求めていたものを、
僕はあげることが出来ていなかった。
もう二度とこんな過ちは犯さない。
※作者注
「どんな姿であっても愛しています」の前日
談と後日談となります。
連載形式ではなかったので新しく短編として投稿しています。
複数の話を1本にまとめています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 21:09:58
20990文字
会話率:37%
「会いたいわ、愛しいフレデリック。あなたも元気になってくれることを、いつも祈っています。アリア」
侯爵令嬢クロエは、死んでしまった姉、アリアの代わりに今日も婚約者のフレデリックに手紙を書く。生きているアリアがその手紙をしたためているという
表向きで、アリアの署名で締めくくって。
アリアが死んだ事故現場に一緒にいたフレデリックは酷い状態で、アリアからの手紙を生きるよりどころにしながらリハビリを続ける。
一方でアリアの振りをして手紙を書く中で、クロエはフレデリックを夢に見るようになる。その夢の中に突然入ってきた夢魔のレイジは、クロエの夢を報酬にフレデリックをもう一度歩けるようにしてくれるという。その代償の夢は大人の恋愛小説のようなどぎつい内容で……。
手紙を交換する中で二人の心は近づいていくが、そこにアリアはいない。クロエは、フレデリックは、膨らみ続ける恋心をどうしたらいいのか。真実を知った後、フレデリックは?
ショッキングな始まりですが、ハッピーエンドにするつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 20:10:00
43530文字
会話率:53%
太陽の国の姫ソレイユは姫騎士になるために国外に留学していたが、帰って来た時に待っていたはずの婚約者、マーゴは魔王国に連れていかれてしまったと言う。思い込みが激しく行動的なソレイユは一人でマーゴを連れ戻しに行くが、魔王との決闘で勝ったらマー
ゴを返してもらう、負けたら純潔を捧げるという約束をしてしまう。クッ! えっちでかわいいおとぎ話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 19:38:48
13609文字
会話率:63%
リーベンフェルト王国にて国一番の才媛と名高いエミーリエ・デア・シュタインベルク公爵令嬢。
王太子の婚約者だった彼女は、王立学園の卒業記念パーティで今まさに断罪されようとしていた。
様々な偶然が重なってたまたまその会場の警備を受け持つこと
になった騎士。
名を、ヴィルヘルム・デア・ヴァルトハイムという。
積み重なる肉体的、精神的疲労で爆発寸前だった彼は目の前の茶番劇に遂にキレた。
ヴィルヘルムはどのようにしてエミーリエを救い、どのように立ち回るのか―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 00:00:00
10131文字
会話率:44%
王太子・フェリクスとの婚約破棄を取りやめたアンリは、フェリクスとの距離に悩んでいた。突如現れた男爵令嬢の方が、自分よりもフェリクスに相応しかったのではないかと思い悩む日々だったが、友人にちゃんと婚約者であるフェリクスと話せと言われて、アンリ
はフェリクスと向き合うことにする。
~前作のあらすじ~
王太子の卒業パーティーで、王太子・フェリクスと婚約をしていた、侯爵家のアンリは突然「婚約を破棄する」と言い渡される。どうやら真実の愛を見つけたらしいが、それにアンリは「しませんよ、そんなもの」と返す。
アンリと婚約破棄をしないほうが良い理由は山ほどある。
けれどアンリは段々と、そんなメリット・デメリットを考えるよりも、フェリクスが幸せになるほうが良いと考えるようになり……
「………………それなら、こうしましょう。私が、第一王妃になって仕事をこなします。彼女には、第二王妃になって頂いて、貴方は彼女と暮らすのです」
それでフェリクスが幸せになるなら、それが良い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 23:52:32
13075文字
会話率:46%
公爵令嬢の一人娘、クルエル・メルディシアは婚約者から婚約破棄される。婚約者のヴィクトール・エルンストが、クルエルの禁書庫の存在を知ったから。クルエルの前世は腐女子で、現世では異端審問モノのBL小説を元囚人のセラフィム・ド・カリエラに書かせて
いたのだ!どうなるクルエル!
☆作者プロフィール☆
著者 月歌
著書
BL小説『嫌われ悪役令息は王子のベッドで前世を思い出す』(アンダルシュノベルズ)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 01:18:22
4589文字
会話率:63%
――気が付くと真崎琉唯は森の中にいた。しかもどうやら人の姿ではない状態で。
魔獣に襲われていた琉唯を間一髪で救ったのは、女騎士アレクシータ。王太子の婚約者という最上級クラスの飼い主に拾われ第二の人生を歩みだすが、彼女を取り巻く環境はどうも
宜しくない雰囲気で?面倒事に巻き込まれている飼い主に恩を返すべく、琉唯改めルゥイは出来ることから頑張ります!
クール系獣人つよつよ女騎士と、見た目は小型犬中身は細マッチョ大学生の、もだもだしないストレスフリー異世界物語。
うっすら♀α×♂ω設定があったりするので、苦手な方はスルーして下さい。
本文と後書きの温度差にもご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 10:33:32
49269文字
会話率:50%
『古より受け継がれし系図によれば、我が北条家は完全なる男家系。
女児が産まれるのは極めて稀なこと。
もし女児が誕生することがあったなら、
その稀有な存在を生涯一族の中に留めておけるよう親族の中で婚姻を結ばせること。
決して他家に嫁が
せてはならない』
そんな掟が存在する由緒正しい家に、彼女は約90年ぶりに生を受けた女児。
同い年のイトコの彼とは、一族に認められた許婚…のはずだった。
反故になった約束。
それでも尚、有効な掟。
北条家に生まれた彼女の宿命。
引力と斥力。
磁石のようなふたり。
※以前同タイトルで投稿していたものを削除し、再構築して投稿し直します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 22:00:00
66764文字
会話率:41%
【2024年9月25日(水) KADOKAWA/ジュエルブックス様より書籍化いたしました ※コミカライズ企画も進行中】
貧乏子爵令嬢モニカの加護は“透過(ステルス)”。自身の存在感のなさを活用しながら文官として働き、こつこつと実家に仕送り
を続けている。
そんな彼女だが、ある日、魔性の侯爵と名高いルクレツィオに求婚された。
彼は冷徹と有名だが、誰もが振り返るような圧倒的な美貌の持ち主で、強烈な後援会(ファンクラブ)が存在する。彼女たちによって、婚約者候補が挙がるたびに排除され続けてきたらしい。
ゆえに、ステルス持ちのモニカならば、彼女たちの目をかいくぐり、結婚できるのではと思ったのだとか。
しかし、ルクレツィオ自身も妻自体は不要と考える人間だった。だからこれは後継が生まれるまでという期間限定の契約婚。後継ができたら即離縁だ。
それでも支度金と保証金、ついでに成功報酬まで積み上げられ、ふたつ返事で了承したモニカは初夜に挑むが――。
「君を愛することはない。――だから、縛ってでも君から私に乗れ!」
まさかのドM宣言をされたので、乗ってみた結果、卒倒されてしまい――。
え、まずは触れる練習からですか?
勃たないどころか触れることすらできない侯爵様と、モニカは無事に子作りできるのか!?
※2024年5月12日:月間総合1位/2024年7月9日:四半期総合1位 ありがとうございます!
※〈旧題〉契約期間は孕むまで 〜地味で空気な私が魔性の侯爵様の契約妻になったものの〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 21:03:32
130219文字
会話率:32%
αの婚約者がいるβの瑛太。Ωでないことを気にしているが、婚約者は毎日愛を囁いてくれるため満足していた。
しかし、ある日ふと婚約者が「巣作りって可愛いよね」と話しているのを聞き、巣作りをしてみた。けれども結局恥ずかしくなり婚約者が来る前
に片付けようとしたが、婚約者が帰ってきてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 15:53:31
20510文字
会話率:44%