江戸時代初期。
没落した武家の次男、実千代は、その美貌が藩主の目に留まり、小姓に取り立てられた。
お家再興の希望を胸に城勤めを始めるも、主君の『玩具』として弄ばれ、屈辱的な調教を受ける。
主君の嫡男・松寿丸は、実千代に心を奪われるが、父の過
激な調教によって心身ともに追い詰められている事を知る。
松寿丸は、父の手から実千代を救い出そうとするが──。
無辜な美少年がひたすら虐待されて搾取される、かわいそうな18禁BL歴史小説です。
緊縛、吊るし責め、鞭打ち、青竹責め、三角木馬、強制連続快楽責め、火責めなど、SMや拷問まがいの痛い描写が多いです。
希望の残るエンディングですが、完全なハッピーエンドではありません。※胸糞エンドです。
アルファポリスで先行掲載しています。※完結しました。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/275805006/406953822
感想などいただけると励みになります。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 21:14:11
56939文字
会話率:19%
俺、平松友貴也は密かに恋心を抱いていた藤乃航くんの恋人である、K.Yリゾートの倉橋社長から『うちで働かないか?』と誘われ、西表島までやってきた。
慣れないながらも優しい上司たちに囲まれて楽しく充実な離島生活を過ごしていたけれど、俺の心を占め
るのは、会社近くにある沖縄料理店の店主・八尋さんの存在。
ゲイを自覚したばかりの俺には優しくて大人な八尋さんがキラキラと輝いて見えるけれど、一回り以上も年下の俺はきっと眼中にないに決まってる。でもそばで見ていられるならそれでいい。それ以上は求めないから近くに居させて欲しい。そう思っていたんだけど何故かすごく溺愛されてる気がする?
高二で両親を事故で失い、バーテンダーとブラック企業での会社員勤めを経て、この南国、西表島で俺の新しい人生が始まる。
右手シリーズの最新作(笑)
これだけでも楽しんでいただけると思いますが、平松くんが出てくる
『運命の出会いは空港で 〜クールなイケメン社長は無自覚煽りの可愛い子ちゃんに我慢できない』を読んでいただけるともっと楽しんでいただけると思います。
そこまで長くならない予定ですが、楽しくなったら長くなるかも(笑)
R18には※つけます。
こちらはアルファポリスさま、pixivさまでも公開しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 21:09:13
241726文字
会話率:45%
年の暮れに結婚式に参加した俺・松島尊は二次会からサッと撤退して一人BARに向かった。ずっと見守ってきた同期の桐谷と高槻社長の幸せを願ってマスターに出してもらったのはブルームーン。てっきり失恋したと勘違いされたと思ったが、ブルームーンにはもう
一つ違う意味があった。奇跡の予感を感じた尊の前に現れた名も知らぬイケメンに誘われて温泉へ向かった尊はなぜか一緒に入ることになってしまって……。
イケメン長身の営業マンに一目惚れしたイケメンスパダリ紳士の恋のお話。
短編の『肉食系女子から助けてくれたイケメン社長と幸せになります』のスピンオフのようなお話ですが単体でも楽しんでいただけます。
R18には※つけます。
こちらはアルファポリスさまでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 20:32:14
22660文字
会話率:40%
西表島の沖縄料理店『チムガナサン』の店主・八尋崇史は近くにあるK.Yリゾートの新入社員・平松友貴也に一目惚れ。
なんとかして彼を落とそうと手を尽くすものの、鈍感な彼はなかなか好意に気づいてくれない。それどころか無防備な姿を晒して煽ってくる。
島民も彼の同僚もみんな崇史の気持ちに気づいて協力してくれるものの、彼だけが一向に気づく気配がなくて……。
可愛い友貴也を落とそうと必死な店主と自己評価が低すぎて自分が好かれるわけがないと思い込んでいる鈍感な子猫のイチャラブハッピーエンド小説です。
こちらは
『イケメン店主に秘密の片想いのはずが何故か溺愛されちゃってます』の崇史視点のお話です。
これだけでも楽しんでいただけますが、両方読んでいただけるとより楽しめるかと思います。
しばらくは不定期になるかもしれませんが完結保証します。
R18には※つけます。
こちらはアルファポリスさま、pixivさまでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 22:00:00
216077文字
会話率:28%
――すまない! 少し休ませてもらえないか!
今日は、門の前で訪れる男性を待つ日。「婿取りの儀式」
門を開け、招き入れた男性を夫とする。
そんなしきたりに従って、家の裏門で訪れる予定もない相手を待っていたのだけれど。
――すまない。連れの具合
が良くないんだ。
やや強引に、ぐったりした連れの少年を抱えて入ってきた青年。
十のときに母が亡くなり、父が連れてきた義母と異母姉。
実の娘なのに、屋敷の隅に追いやられ、もっぱら縫い物ばかりさせられていた。
その上、幼い頃からの許嫁だった人からも婚約破棄され、彼は異母姉の夫となった。
「こんな男を夫にするのか!」
彼らに出会ったことで、父親から勘当されたリファ。
そんな彼女を助けてくれたのは、今日が婿取りの儀式だと知らず飛び込んできた青年。
――身の振り方が決まるまで。
妻にする気はない。自由にして構わない。
セイランと名乗った青年は、頼る先のないリファに、とりあえずの暮らすところを提供してくれた。
地方から省試を受けるため上京してきたというセイラン。彼の従者で、弟みたいな少年、ハクエイ。
彼らと暮らしながら、少しずつ自立のために縫い物仕事を引き受けたり、彼らのために家事に勤しんだり。
家族に捨てられ、婚約者からも見捨てられ。
悲しみに、絶望しかけていたリファは、彼らと暮らすことで、少しずつその心を癒やしていくけれど。
――自立。
いつかは、彼らと別れて一人で暮らしていかなくては。いつまでも厚情に甘えてばかりいられない。
そう思うのに。
ずっとここで暮らしていたい。ハクエイと、……セイランさんといっしょに。
――彼女の境遇に同情しただけ。助けたのは、ちょっとした義侠心。
自分の運命に、誰かを巻き込みたくない。誰かを愛するなんてことはしない。
そう思うのに。
ずっとここで暮らしていたい。ただの進士として、……彼女といっしょに。
リファとセイラン。
互いに知らず惹かれ合う。相手を知れば知るほど、その想いは深まって――。
門を開けたことで、門をくぐったことで始まる、二人の恋の物語。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 17:00:00
63298文字
会話率:32%
――私は、この玲麗のみを妃とし、愛しぬく!
そう、この国の皇太子殿下が宣言したのは、三ヶ月前。
なんでも、その玲麗さまとの間に、「真実の愛」ってヤツを見つけたとかなんとかで。
――後宮に残りたい者は残ってもよいが、私からの寵愛を望む
なら無駄なことだ!
と、三年前に(家族の安全を盾に)召し上げられた後宮を、他の寵姫候補たちといっしょに追い出された。
三年も。婚期を逃しても、家族のために居たくもない後宮で暮らしてたってのに。
「梨花姫、どうか私の妻になっていただけないだろうか」
家に帰ったわたしを待ち受けていた求婚。
相手は、わたしの幼馴染、近所に住む呉明順。
気の弱さは天下一品。国の四方を護る将軍の家に生まれながら、剣より書が好きで、年下で女のわたしよりも頼りなくて。
そんな明順が、今や西方守護の白虎将軍。体つきもすごく立派になってて。都の娘が誰もが、夫にと願うだけの存在になってて。
その彼が、わたしに「結婚してください」? 本気で言ってる?
驚くけど。でも、後宮からの出戻りとして暮らすよりはマシかなと、縁談を受ける。けど。
ぜんっぜん手を出してこないのよ、明順!
昔話をするとか、そういうのばっかりで、男女のそういうことは全然ナシ! わたしのこと、どう思って結婚を申し込んだの? 昔、イジメられた仕返しにってことで、嫁に貰い受けたとか? それとも後宮出戻りで可哀想だと情をかけて結婚したの?
モヤモヤグルグル。
そんな時、同じく後宮から放り出された知り合いの姫が亡くなった、それも家族の手で自害させられたことを知り……。重ねて、彼が将軍として出征したことを知り……。
わたし、彼と結婚してよかった。
彼がどうして将軍にまで上り詰めたのか。彼がどうして結婚を申し込んだのか。
その真意を知り、巡った数奇な運命に、幸せな愛を見つける梨花。
わたし、後宮から追い出されたけど、彼がいるから無問題!
そんな元寵姫候補と、弱虫猛虎将軍の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 17:00:00
91670文字
会話率:31%
――最高の布を織るためには、機織り女は、男を知ってはならない。
師匠でもある亡き祖母から、強く言われて育った里珠。
その言葉通り、十八になるまで、男も知らず、ただひたすらに機織りに熱中していたのだけど。
ある日、里珠の家の庭に落ちてきた男
。如飛。
刑吏に追われていた彼に口づけられ、激しいめまいのような、嵐のような情動に襲われる。
けれど、それは一瞬のことで。もう永遠に彼には会わないと思ってたのに。
――面を上げよ。
いきなり連れてこられた皇宮で。里珠を待っていたのは、如飛。
彼は、この国の新しい皇帝で。自分を支えてくれる〝陰陽の乙女〟を捜していた。
代々皇帝の一族は、庶民にはない魔力を持って国を治めていて。その膨大な魔力を維持するためには、身の内にある陰陽を整えなくてはいけなくて。乙女は、皇族と交わることで、陰陽の均衡を保つ存在。
ゆえに、乙女なしに、皇帝には即位できず、如飛は、自らの乙女を必要としていた。
「別に、お前をどうこうしようとは思っていない。ただこの後宮で暮らしてくれればよい」
そう、如飛は言ってくれて、里珠のために、新しい機と糸を用意してくれるけど。
(本当に、それだけでいいの?)
戸惑う里珠に、重ねて如飛が言う。
「愛してもないのに交わるのは、互いに不幸になるだけだ。俺は、国のためだけに誰かを不幸にしたくない」
里珠を想うからこそ出た言葉。過去にいた、悲しい乙女を知っているからこそ、如飛は里珠を不幸にしたくなかった。
それらすべてを知った里珠は、如飛の危機に駆けつけて――?
街の機織り女と力を操る皇帝の、真っ直ぐ一途な恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 17:00:00
89369文字
会話率:29%
二年生の夏、俺は大学生として空虚な毎日を過ごしていた。
キャンパスに行き、理解も出来ない講義を受け、飯を食べる。
その繰り返しに飽き飽きしつつも、何をする気力も沸かないといった有様だった。
そんな俺には幼馴染がいる。
日本で知らない奴はい
ない、トップアイドル霧崎透。
歌もダンスも何でもこなす才能は「百年に一度」と言われるほどで、今や雲の上にいるような存在だった。
……なんて思っていたのに。
ある日、大学から家に帰ると――
「おかえり! 待ってたよー!」
……なんでいるんだ、お前!?
ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 13:30:35
12378文字
会話率:73%
中学校時代からの後輩である白井桜は、俺にとっては妹のような存在だ。
だが桜はそれが不満らしく、俺との距離を詰めたいと思っているらしい。
なかなか微笑ましく思っていたのだが……そんなある日、桜が妙な本を読んでいた。
表紙には「催眠術入門」と
書いてある。
どうやら、桜は俺で催眠術を試したいようだ。
仕方なく被験者になってやったのだが……まったく催眠効果を感じない。
だが、桜の落ち込む顔は見たくなかったので、催眠にかかったフリをしてやることにしたのだが――それが間違いの始まりだった。
最初は無邪気だった桜の要求は、徐々に大胆で妖しいものに変わっていき……。無垢な後輩の誘惑に、俺の理性はどこまで耐えられるのか?
ハーメルンにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 18:30:30
6993文字
会話率:62%
マキノス――それは空に浮かぶ機械仕掛けの帝国。地上を見下ろし、すべてを支配する絶対の存在。
だが、その帝国の影に沈むスラム街で、青年ヒロは生きていた。
親に捨てられ、信じられるものなど何もない。明日を迎えるためだけに、ただ足掻く日々。
だがある日、彼の運命は一変する。
――街角に貼り出された一枚の手配書。そこに描かれていたのは、まぎれもなく自分の顔。
理由もわからぬまま、突如として「賞金首」となったヒロ。
昨日までの仲間は金に目がくらみ、次々と彼を裏切っていく。
逃げ場など、どこにもない――はずだった。
だが、そんな彼に手を差し伸べる者が一人いた。
それは、マキノス帝国の第二王女、ルシール・ド・マキノス。
誰よりも高貴な身でありながら、ヒロに告げる。
「あなたの身は、私が預からせていただきます」
なぜ王女が、帝国に追われる身となった彼を助けるのか?
そして、ヒロが知らぬまま背負わされた”務め”とは――?
裏切りと陰謀が渦巻く天空都市で、ヒロの運命は狂い始める。
ハーメルンにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 17:38:01
8591文字
会話率:68%
「先生、好きです」
そう言ってきたのは、入学してまだ一ヶ月の新入生、桐枝伝馬だった。教師の副島一成は驚くが、返事はまさかのストレートパンチだった……
「……絶対許すもんか……あの暴力教師」
クセ強な教師たちに、元気な生徒たちがわちゃわちゃ
と入り乱れ、男子校の日常は今日も賑やかに展開する。
体育会系で一直線な生徒 ×三白眼が冴える男前な教師。
ライトなコメディテイストの男子校BL小説をめざして書いています。
アルファ、エブ、フジョッシー、pixiv、ノベマにも掲載。
※「承前」を全面改稿しました。2024、10、31。
登場する人たち
副島一成
日本史教師。一年三組の担任。どうして教師になったのかと生徒たちから不思議がられているくらいに教師という職業が似合わないらしい。
桐枝伝馬
高校一年生。一年三組。剣道部所属。何事にも直球タイプで、猪突猛進に担任の副島に告白したらストレートパンチを受けて振られた。
綾野勇太
高校一年生。一年三組。サッカー部所属。伝馬とは幼馴染み。全ての人生が食べること中心になっている。
藤島圭
高校一年生。一年三組。学級委員長。伝馬と勇太の友達。ちょっとナナメに賢い。時々キモいことを口にするが自分がキモい自覚はあるのでよし。
松本古矢
体育教師。一年三組副担任。ウザいくらいにポジティブでうるさい。ほんとにうるさい。
橋爪理博
数学教師。古矢とは同窓生で友人。「五月蠅い」が口癖。数字がトモダチ。
筒井順慶
三学年担当の数学教師。柔道部顧問。ガタイが良く、暢気そうに見えて鋭い。恋人を抱くために体を鍛えている。
副島冴人
吾妻学園理事長。一成の叔父。全身が尊大という名の細胞の塊でできている。
貴水原七生
司書。一成の同窓生で友人。バーテンダーのような色気のある雰囲気を漂わせているが、ディープな本好きオタク系。
上戸麻樹
三年生。剣道部主将。面倒見が良く人も好い。なので、なんだかんだで宇佐美の無二の親友をやれている。
蘭堂宇佐美
三年生。空手部主将。麻樹とは無二の親友と二言目には豪語している。「!」が乱立するほど声がデカすぎて話も長い。
倉本颯天
一年生。剣道部所属。伝馬の部活仲間。「ヤバい」が口癖で、全て「ヤバい」の一言を駆使して毎日暮らしている。
深水榮
推理作家。元、吾妻学園教師。祖父はイギリス人。皮肉家。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 22:04:06
98182文字
会話率:41%
マントに包み込まれ攫われていく男の子。少年は間もなく溶けて死ぬ。
肉体の全てをどろどろの精液に変えられ、一片の骨さえ残さず吸収されてしまうのだ。
快感と恐怖に悶え、助けを求めて悲鳴を上げる男の子を無慈悲に無残に溶かしていく魔女。
その桜色に
染まる頬に嗜虐の笑みが浮かべながら・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 23:30:55
2918文字
会話率:54%
軽音部の裕貴と敦史は音楽室でピアノとギターで練習中。そこに現れた美由紀先生とちょっと言葉を交わしただけなのに、偶然(?)指摘してしまったのは、触れてはいけない恐ろしい秘密。それは先生が人喰い魔女だということ。
ピアノカバーをマントみたいに羽
織った魔女先生に、敦史と裕貴は次々包まれて・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 23:06:07
11497文字
会話率:59%
高校生の和也くん。夕方の音楽室で先生の手伝いをしていて、つい出来心。
一人になった時間に、先生のコートを被ってクンクンしてたら見つかっちゃいました。
そしたら、先生からきつ~いお仕置きされて、和也くん、“これご褒美かも”って大喜び。
でも、
美由紀先生って人喰い魔女なんだけど・・・
コートを被せられて、押し倒されての逆レイプ。
和也くんの初エッチは、身体が溶けていきそうな気持ちよさ。
まさか本当に溶けて吸われちゃうなんて。
恐怖と快感に悶えながら溶かされていく和也くん。
先生の夕ご飯になって食べられちゃいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 21:29:35
8331文字
会話率:60%
完全会員制クラブでキャストとして働く湊には、忘れられない人がいた。
想い合いながら、…想っているからこそ逃げ出すしかなかった初恋の相手が。
悲しい別れから五年経ち、少しずつ悲しみも癒えてきていたある日、オーナーが客人としてクラブに連れてきた
男はまさかの初恋の相手、松平竜次郎その人で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 22:40:10
311913文字
会話率:42%
舞台は、アイドルが社会の頂点に立つアイドル至上主義の世界。
男女比は1対2。美貌と才能に恵まれた男達がハーレムを築く、貞操観念が逆転した歪な価値観が支配する中、“アイドルである事”こそが最も尊い生き方とされ、社会は推し活によって回っている。
そんな世界に転生した少年は、かつての人生で何者にもなれなかった「ただの男」であった。
アイドルを夢見るも、歌は音痴、顔もブサイク、家柄も無い。
唯一残ったのは、“強い意志”――それだけである。
整形を繰り返し、ダンスに全てを賭け、何もかもを犠牲にしてきた彼が挑むのは社会そのもの。
「画面の向こう側に行かなければ愛されないだなんて可笑しくないか」
そう問いかけながら、
「誰でも良いから愛されたい」
その想いを胸に仕舞い込みながら、
「誰か俺を好きに成れ」
その叫びで喉を枯らしながら夢に掴み付く。
これは、才能も美貌も地位も名誉も何も無い男が、
“推されるに値する存在”を目指す物語――。
⸻
本作は、単なる“アイドルもの”では無い。
「社会が求めるアイドル像」への根本的な疑義、
「才能・容姿・遺伝子」によって定まる序列に対する反抗、そして、「意志の力」がそれらを凌駕出来るのかと云う実存主義的な構造主義批判でも無い。
この物語は、AIの進歩により知的格差が狭まる一方で拡大していく承認格差、いわば“現代社会の幻想”と戦うアンチテーゼであり、美しさや才能に寄りかかる者達に対する痛烈な風刺である。
本作は「承認欲求」を単なる感情では無く、「現代の社会構造そのもの」として扱っている。
SNS・ランキング・プロデュース制度・整形・ファンビジネス——いずれも“誰かに選ばれる事でしか生き残れない”という、生存競争の現代的変種である。
それに抗う事すら「承認を諦める覚悟」が求められる世界で、それでも人はどう生きるべきであろうか。
一人の少年の破滅を通して真正面から描く。
⸻
現在、本作の世界観を原作として、
さばえ近松文学賞向けに玲王先輩のIF過去編を、
ネトコン13向けに全年齢対象版を、
群像新人文学賞向けに全文改稿したものを作成中です。
さばえ近松文学賞向けの作品は2025年10月頃の落選が決まり次第、Nolaノベル・アルファポリス・カクヨム・ノベルアップ+・pixiv・ネオページ・テラーノベル・エブリスタと同時に公開予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 21:00:00
59496文字
会話率:25%
耳が異様なほど敏感で弱い浅田を揶揄う後輩の松居。松居は毎日会社で浅田の耳を執拗なまでに弄り倒す。先輩として舐められたくない浅田だが、耳はどんどん敏感になり次第に身も心も蕩かされていく。もう耳責めから逃れられない♡耳よわよわ敏感真面目先輩とイ
ケメン意地悪後輩の攻防。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 20:54:09
17836文字
会話率:55%
お互い恋人が他にいる、飲み仲間であるバリタチ二人。
その日も月一回の定例となっている飲み会を終え帰宅する際、停止したエレベーターに閉じ込められてしまった!
閉鎖空間で二人はイライラ、状況はどんどん良からぬ方向に。片方が調子に乗ってる相手を少
しこらしめてやろうと思ったら、バリタチの癖に意外にも可愛らしい反応を見せてきて、からかうどころではなくなってしまい……。
恋愛感情はないものの、自分の前でだけ甘えてくる友人に、カッコつけてる自分を解いて可愛がってくれる友人に、お互いにハマってしまう。
簡単に言うと「恋人の元・セフレ(攻)を優しくじっくりメス堕ちさせる話」です。
※※※※※
「君しかいらないのに君だけ手に入らない」「疼いて疼いて仕方がないのに先生が手を出してくれない」の長編シリーズの攻×攻のお話です。
本編とは違う、ifルートの話だと思って読んでください。
言ってしまえば作者本人が書いてる二次創作です。
性描写多めです。基本的にいちゃいちゃ浮気えっちしてるだけなので、長編シリーズ未読でも楽しめるかと思います。
元々お題箱から始まったシリーズなので、随時この二人のお題募集中。
長編読んでない方は本来タチの強気なウケをお楽しみください。
長編読んでくださってる方はなんでも許してくださる方のみお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 20:01:39
884506文字
会話率:50%
「君しかいらないのに君だけ手に入らない」シリーズの拍手ログor本編に置くほどでもないor置いたらまずいorどこに置いたらいいかわからない短編集です。
作者の趣味の他、お題箱でいただいたものも「君しか」シリーズはこちらに載せます。
思いつ
きのやっつけ仕事の可能性あり、if話ありのなんでもあり。
書きたいものをとりあえず公開しとこうみたいなノリです。BL以外にGLNL書く可能性もゼロではない。
拍手ログに関してはさらっと、本当に短いです。
閲覧注意やif話は注意書きします。性描写ありは※印。
それでもオッケー!な方、ぜひお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 13:39:06
52429文字
会話率:49%
高校三年生までそれなりに真面目に生きてきた出雲は、卒業間近で養護教諭・加賀見と恋に落ちた。軟禁生活にまで堕ちた二人だったが、その関係は出雲の卒業とともに解消。
これまでのように誰かのためではなく、自分のために自由に生きていけばいいと言われた
出雲は、加賀見の望む通りに生きていた。
ミックスバーでアルバイトをしながら適当に大学に通い、その日その日を気ままに過ごす日々。ノンケで自分に恋愛的興味がないと思い込んでるアルバイト先のオネエな店長・路彦の家に転がり込んで都合よく甘え寂しさを紛らわしながらも、ずっと加賀見と過ごしたあの日々に戻れることを望んでいる。
本当は監禁してやりたいけど我慢する元教師×監禁してほしくてたまらない元生徒のお話です。
※こちらは『疼いて疼いて仕方ないのに先生が手を出してくれない(https://novel18.syosetu.com/n1466gx/)』の続編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 00:00:05
231197文字
会話率:49%
お隣に住んでいる『松永』一家。
この家の住人とは昔からの付き合いで、彼らの娘とも親交がある。
幼い頃からの顔見知りで、時には一緒に遊んだりもしている。
ポジション的には近所に住む親せきのオジサンといったところか。
そんな彼女も段々と成長
をしていき――とはいえ、まだ子供だが――今ではちょっとしたギャルになっている。
ちょいギャルな彼女とオジサンな俺の日常。そんな話である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 19:56:18
147581文字
会話率:47%
ある日、突然異世界に転移した15歳の少女リコはスキル『オモチャ生成』を授かった。
孤児院で子供達にオモチャを作って喜ばせていたリコだったが、心身の成長と共にスキルが変化していった。なんとリコが心身共に大人になると〝大人のオモチャ〟しか作れな
くなってしまったのだ。
リコの〝大人のオモチャ〟は次第に様々な男性達の間でこっそりと噂になり、彼らの性に関する悩み相談を受ける事に。〝大人のオモチャ〟は彼らにどんな愛と幸せを届けるのか。
↓↓↓問題!ヒーローはどれでしょうか?↓↓↓
射精障害の男娼、性欲過多の騎士団長、BL願望の宰相補佐官、ED王太子、禁欲生活の神父、早漏の国王折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 12:24:04
13691文字
会話率:20%
偶然と誤解が重なって、お互いがお互いの事を「自分に惚れている!」と勘違いしたまま暴走していきます。
2人とも成人していますが、どっちも自意識過剰の思春期メンタルです。
最終更新:2025-05-15 02:18:19
13688文字
会話率:17%
前作《異世界宝くじに当選したから淫魔のスキルもらった》のヒーロー、佐倉裕也の視点のお話です。
ぜひ前作《異世界宝くじに当選したから淫魔のスキルもらった》ヒロイン視点のお話から読んでいただけると嬉しいです。
憧れの咲ちゃんに近づくために、
こっちもまさかの淫魔スキルを選択。
淫魔×淫魔になった2人の恋愛をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 10:01:21
11420文字
会話率:12%
文武両道、人柄も良く人望も厚い“山﨑 葵”、その山崎に憧れを抱く“猪岡 麻紀”。二人は唯一無二の友人であり、二人が過ごす時間はかけがえのないものだった。猪岡はある男性に対し恋に落ちる。思い切って思いを伝えるが、一度振られる。諦めきれず再度
猛アタックをして日を改め返事をもらえることに。果たして良い返事はもらえるのか、不安に思う猪岡は親友の山崎に相談する。山﨑も猪岡なら大丈夫だと太鼓判を押す。山崎の後押しもあり、想い人である猪岡の山二つ上の先輩“松田 玲央”に再び会うが、やはり返事は変わらない。それでも諦めきれない猪岡に、松田はある条件を出してクリアすれば交際をすると言う。だがそれは耳を疑う内容だった。松田に対して盲目的な恋心を向ける猪岡、それを利用する狡猾な松田。苦しむ猪岡に気づいたとき、親友の山崎はどういった行動をとるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 18:14:19
22494文字
会話率:56%
都会の暮らしについていけず、故郷に戻り再起を図る青年、相澤。地元の再就職先で出会った女性社員の松下に恋をする。しかし、松下は既婚者であるため彼にとって苦い恋心となっていた。ある日仕事の関係で二人は遠方へ赴く。帰路につく前に二人で立ち寄った居
酒屋で彼女の意外な心情を相澤は目の当たりにする。心の内を相澤に打ち明けた松下は彼にあるお願いをする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 18:09:13
96092文字
会話率:60%
舞台は『青春のメドレー』でおなじみの島宮県・鳴海市、海風学園高校。水泳部に入部した川名貫太郎が、厳しい練習と女子だらけの環境に振り回される本編の裏側で、夜のプールサイドでは誰も知らない秘密の特訓が繰り広げられていた。ある日、部活後の居残り練
習で監督の松澤恵美と主将の高橋美咲と副将の上原美玲に呼び出された貫太郎。彼女たちから提案されたのは、海風学園水泳部の伝統である先輩女子部員による男子部員への集中スパルタ特訓。戸惑いながらも、部のエースを目指す貫太郎は彼女たちの誘いに乗ってしまう。美咲の凛とした命令と美玲の冷ややかな視線の中で、プールの水面に映る月明かりが三人の関係を揺らし始め、やがて情熱的な展開へと突き進む。指導のはずが全裸での「原始水泳」に発展し、美咲と美玲の巨乳に翻弄される貫太郎の理性は崩壊寸前。さらには監督の松澤恵美やその他の先輩方も加わり、過激な特訓は夜のプールサイドを熱狂の渦に変えていく。
本編では描かれなかった水泳部員たちの本音と情熱、そして秘めた欲望が交錯するこの裏話は、『青春のメドレー』のドタバタな日常を読み込んだファンだからこそ楽しめる特別な一編。貫太郎が本編で美咲に「主将として尊敬してる」と言う裏に、こんな淫靡で刺激的な夜があったなんて――本編をもう一度読み返したくなること間違いなし!
実は、この過激な18禁バージョンをより深く味わうなら、原作『青春のメドレー』(https://ncode.syosetu.com/n6325jy/)をぜひチェックしてほしい。本編では、貫太郎が海風学園での勉強と水泳に奮闘する青春の日々がユーモアたっぷりに描かれ、個性豊かな部員たちとの絆が心を温かくする。表のドタバタ劇と裏の秘密の特訓を両方知ることで、キャラクターたちの魅力がさらに輝き、物語の奥行きが倍増するはずだ。本編を読み込んでからこの裏話を楽しめば、貫太郎や美咲たちの新たな一面に驚きと興奮が止まらないだろう。『青春のメドレー』を手に取って、まずは表舞台の青春を堪能し、その後に夜のプールサイドの秘密に飛び込んでみてはいかがだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 07:31:09
331011文字
会話率:53%
札幌の飲食店でマネージャーをしていた赤松香澄(あかまつかすみ)は、バニーガールの格好をするよう強要されセクハラを受けていた時、ファッションブランドChief Every(チーフ・エブリィ)の社長で、世界長者番付にも載る億万長者。テレビなどメ
ディアにも出る有名人の御劔佑(みつるぎたすく)に助けられた。それだけでなく、御劔の会社で秘書として働くようスカウトされてしまう。熱心に口説いてくる佑に、香澄は心を動かされ、彼と共に東京に向かう事を決意した。東京での秘書生活を経て、佑とも心を通わせ婚約し、お互いの両親とも挨拶をする。いざ彼の母方の実家であるドイツに向かうとそこで香澄に災いが降りかかり――? 佑の従兄である奔放な双子・アロイスとクラウスにも振り回される日々。帰国したかと思えば会社内でのいびりがあり、落ち着いたかと思えばまた新たなトラブルに巻き込まれて――? いちゃいちゃしながら世界を回りつつ、ヒロインの香澄が色んなトラブルに遭い、二人で乗り越えてゆく大長編です。
※ 未熟な挿絵もついております。
※ アルファポリス、エブリスタ、ベリーズカフェ(全年齢版)にも投稿させて頂いております。
※ ラブシーン(程度の強弱はありますが、こちらで甘い雰囲気と判断した箇所)には☆を、挿絵のついている回には※をつけています。香澄が少し可哀想な目に遭う回は、★をつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 22:30:42
2891965文字
会話率:39%
夏に、偶然立ち入った別荘で、松雪純(主人公)は一人の奇妙な少女を救い出す。
外部との繋がりを絶たれ、過酷な環境に囚われていたらしい彼女は、純に「警察だけは呼ばないで」と懇願する。
追われる身となった二人の、緊迫した逃避行が始まる。
社会の
常識を知らない少女と、彼女を守ることに決めた純。
旅の中で、彼女は初めて外の世界に触れ、少しずつ人間らしい感情を取り戻していく。
しかし、彼女を追う影の正体は、純の想像を遥かに超える、深い闇に繋がっていた――。
これは、一人の少女を救い出したことで、社会の裏側に足を踏み入れてしまった男と、歪んだ世界しか知らなかった少女が、共に困難に立ち向かい、新たな居場所を見つけようとする物語。
彼らを待ち受ける運命とは? そして、二人の間に芽生える、歪みながらも確かな絆の行方は——?
★連載は、極力毎週土曜日に載せます。★
(場合によっては、次週の土曜日に回す事もあります)
また、長編ストーリーですので、一度も読んだことない方は、1話から読むことをお勧めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 00:00:00
26284文字
会話率:52%
刑事の武藤香子がヤクザの鬼島将伍と同棲を始めてもうすぐ1年が経とうという頃、将伍の事情で別居しなければならないことに。さらに殺人事件が起きてその現場には将伍に関わる物証が⁉ 果たして将伍は事件に関わっているのか、そして2人は刑事とヤクザのま
ま付き合い続けることができるのか……。(本編59話+後日談13話で完結します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 21:20:00
496300文字
会話率:62%
つらいときにずっとそばにいて支えてくれた兄のような親友のような松岡幸弥。
初めて会ったっその日に強烈に惹かれた中司迪雄。
4年前の交通事故で記憶を失った藤堂藍子は、対照的でいて、でもどこか似ている2人の間で揺れ動く。
果たして藍子はどちらを
選ぶのか……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 23:15:43
303056文字
会話率:50%
狂った母親と2人暮らしだった藤本重松。
あくる日の朝、自殺をした母親をキッカケに祖父母の家に引き取られる。
青年へと成長した重松は見合い話が持ち上がる。
戦後からしばらく経った田舎ではいとこ婚が盛んに行われており、それに猛反発する重松であっ
たが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 23:40:41
21926文字
会話率:57%
「セレナ学園」では、女子バレー部の監督である松尾が、事故により意識不明の重体に。松尾を救う唯一の手段は、王国北部にある「命の泉病院」へ運び、特別な手術による治療を施すこと。しかし、その手術に必要な費用は天文学的だった。
「私たちに、できるこ
とは…」
徒のひとりが提案したのは、“禁忌の舞技”と呼ばれる伝説の試合形式。
選手は衣を脱ぎ、魂と肉体をすべて晒し、技術と精神の極限を競い合う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 21:00:00
16706文字
会話率:15%
<あらすじ>
双子の令嬢姉妹・松葉結衣と友麻。
いつもお揃いのゴシックドレス姿で現れ、
その美貌と可憐さで見たものを圧倒してしまうという。
しかし松葉一族の女性は代々、裏の世界で凄腕調教師として
名を馳せており、彼女たちもその例外ではなか
った。
そんな姉妹に心を惹かれて、自ら志願して
姉妹のペットになってしまった男・黒川瞬。
サディスティックかつ気まぐれな姉妹と、そんな姉妹に
翻弄されながらも、、ペットとして調教され続け、
姉妹に踏まれることに快感を覚えることが止まらない黒川。
そんな3人の一見異常な日常の物語。
※シリーズ「天然ドSな彼女に抱かれ続けた結果、色々あって一緒に暮らすことになりました」
(https://novel18.syosetu.com/n3189ig/)
からのスピンオフシリーズ。
新キャラの掘り下げ用に書いていたら、毛色が違うものが出来てしまったので、
別シリーズとして独立させました。
追記:挿絵のある話はサブタイトルの後ろに「挿絵あり」と記載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 22:25:33
476065文字
会話率:38%
主人公白石圭太は、美人保険医赤崎沙由美が顧問の「服飾文化研究会」
に強引に入れられて、女装コスプレ姿で沙由美と部員である
一条葵や松山翠らよってに日々オモチャにされ翻弄され続け、
自分の在り方について悩み続けるのだった。
自分の中の「俺」と
「僕」で揺れる圭太の明日はどっちだ?!
そんな不幸な少年の非日常的な日常をかいた、
AIと人間のタッグによる女装コスプレHコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 21:53:32
220857文字
会話率:41%