名家黄家のスパダリ黄翔海と、没落名家の朱永明とのすれ違い溺愛BL♡
科挙を受けて官史を目指す、真面目な朱永明の秘密に気づいた黄翔海は、それをネタに自分の情夫にしようと図るが、思い通りにならない朱永明と、男を知らない永明の身体にのめり込んで
行く。
一方の朱永明は傲慢な男、黄翔海に辟易としながらも、快楽に流される自分を作った翔海に恨みさえ抱きつつあった。
こんな出会いでなければ、違っていたのかもしれないと感じながらも、絡みついた二人の鎖は離れることが出来ない。拗らせたスパダリと逃げたい美人の溺愛と葛藤の物語。中華風の情景を楽しめます♪
☆アルファポリスにて先行投稿中!☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 18:00:00
47015文字
会話率:26%
農村の出で科挙に合格し、主簿の役を任ぜられて地方に赴任した黄柴雲(おうさいうん)。赴任先で厄介になる士大夫、盧舜琦(ろしゅんき)の屋敷には『若い男が居付かない』という噂が流れていた。仕事に倦み、買って出た屋敷の庭仕事に興じる中柴雲は、荒れた
庭の奥に佇む離れに暮らす一人の画家と出会う――。
なんちゃってふんわり中国時代もの、残酷描写ありは作中登場の風習に対して念の為つけました。
※表紙イラストをつけてpixivに掲載/アルファポリスに外部URL登録しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 21:06:24
12766文字
会話率:37%
Pixivにも投稿。
悠悠と流れる大河に抱かれ、その大陸最大の帝国が在る。
その国に若くして科挙に受かった二人の兄弟がいた。
兄はかの『関帝聖君』を彷彿とさせる美丈夫。
姓は龍(ロン)。名は信心(シンシン)。
弟は旦(たん)も恥じ
らう程の美貌を持つ頭脳明晰。
名を柳苑(リウイェン)と言った。
二人共名門龍家出身で一番の出世株と言われ、
周囲の期待もあつい。兄は武官、弟は文官に重用され、前途洋洋の日々を送っていた。
だが、柳苑にはある秘めた想いが在った。
事もあろうに、実兄、信心に想いを寄せていたのだ。
自分の気持ちに気づいてからと言うもの、柳苑は只管(ひたすら)にその想いは秘匿しづけてきた。
ただ、兄の側に居られるだけで幸福だった。
だが、陰謀渦巻く内裏の中で、上司の奸計に会い、ついにその想いを信心に暴露してしまう。
だが、信心の答えは……。
曲解に絶望した柳苑は自らの想いを断ち切る為に、宦官へと志願する。
が、二人の親友、星児の機転により、それを阻止される。
漸く、弟、柳苑の気持ちに気づいた兄、信心は親友の助言を得て、中秋の明月に自分の本心を伝え、二人の想いを成就させるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-14 00:58:43
38177文字
会話率:35%