グランフォルド大公爵家の末子、アルファのリチャード(3歳)と、大公爵家嫡男・ウェスティンの婚約者であるヤヌシュ王子の新しい侍従、マヌーシュ(7歳)が主人公。マヌーシュ視点。マヌーシュはオメガですが、ヒート抑止剤を子供の頃から飲まされてきた
後遺症で、ベータのように振舞えるようになっています。(仮)は暗殺者にのみかかります。
暗殺者がグランフォルド大公爵夫妻を狙う?!
マヌーシュは、30年近く前にオリバー・ローミオ・グランフォルド大公爵に一目ぼれして、無理やりオリバーにキスした元王女(ヤヌシュ王子の叔母でカラカリ国の侯爵家に嫁いだ)が、オリバーとジョシュアの暗殺?を画策して送り込んだ暗殺者?7歳でありながらプロ(と本人は思っている)。カラカリ国にはジェードと呼ばれる死霊者集団がおり、この組織は捨て子を養う修道院を隠れ蓑に、子供たちを暗殺のプロに仕立てている(と主人公は思っている)。この集団に依頼し高額な報酬を支払うと、あらゆる身分を偽造してターゲットに近づき、暗殺を成功させる(と主人公は思っている)。マヌーシュ本人は自分を凄腕の暗殺者と思っていますが、果たして真相は…。
「傾国の美青年」、「救国のマトリューシュカ ―傾国の美青年2-」、「幸福な王様」に続き、シリーズ4作目になります。4作目でやっとオリバーたちが住む国の名が登場します。やっと…(汗)。ゼルトゥラ国といいます。ヤヌシュ王子の国はジュンガル国といいます。殺伐とした内容と思われるかもしれませんが、意外にそうでもありません。ハッピーエンドです。他のサイトでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 13:18:40
50895文字
会話率:43%
「私、ぜったい外への道を探しだすわ。そしたら、みんなで村からでようね」
「うん、そうなったらあたし、京っていう雅やかな都に行きたいなぁ。おもいっきりおしゃれができそうだもの」
嶺もあおげない崖に擁された村は、はてしれない樹海に封じられてい
た。経立と毒虫があたりにはびこり、病と飢餓が身をむしばむ。それでもみなが望みをすてなかったのは、お師匠様の教えのおかげ。
「天神の力をやどす半神様が童のなかに現れたとき、われわれは救われ、病のはびこる土地からでていけるのだ」
「いつまで経っても半神様は現れなかったわ。このままじゃ鈴ちゃんが死んじゃう!」
草花で身を飾ることが大好きだった美しい姿は、全身に巻いたさらしから血膿をにじませ横たわっていた。
村の薬はつきていた。悲しみに衝かれた常世は、危険な経立がはびこる樹海に、痛み止めになる果汁を採りに行く。さらなる悲劇に遭遇することも知らずに。
蟲毒の儀式が生みだす半神の誕生は目前にせまっていた。
第一部 神魔生誕祭 第一章~第六章折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 21:30:00
89798文字
会話率:35%
浮気と婚約解消で新たな婚約者を得たウィリアム・ダレン。しかし、国王の甥で公爵子息であるはずの彼は、婚前から格下である婚約者の尻に完全に敷かれている始末だった。彼のささくれていた気持ちに、寄り添い癒した侍女は果たして彼の味方であったのか?
「只今、魔王から身に余る程の愛を捧げられておりまして」のヒロインの元婚約者ウィリアムが招いた負の連鎖を描いた話です。
前書きを必ず読んでから、以降読み進めるかを決めて下さい!
ハッピーエンドかな?な話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 21:00:00
11589文字
会話率:35%
元京都平安連合総長で60歳の現在某反社会組織の2次団体として生きている丹羽鉄男。
暴対法の強化で生活苦になっていた上にコロナ禍でほぼとどめを刺され、組織の上納金も滞納していたところに幼馴染で元平安連合の副総長をしていた石川悟(60)が羽振り
良さげに暮らしているのを見て問い質した。その話によると先斗町の不思議なバーで織豊時代に飛ばされ、そこで現代から薬を持ち込んで医者の真似事をして金儲けをしていることを知る。
自分もそのおこぼれに預かろうと歴史を勉強してそのバーで現代に生まれ変わった秀次に会う。
そして悟と同じチートをもらい鉄男は秀次、幼名治兵衛と生まれ変わり、将来切腹にならないように生きていく。が、7歳で覚醒した現代の記憶と、もらったチート能力を駆使して自重無しで現代と織豊時代を行き来しながら生きていく。
果たして鉄男は、切腹を回避して黒幕を倒せるのか?そして、黒幕は一体誰だったのか?作者も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 18:16:00
108669文字
会話率:56%
毎週火・木・土曜日更新 全45話
司祭の侍者――アコライトである主人公ナスト。かつては捨て子で数々の盗みを働いていた彼は、その罪を清めるために、司祭に犯され続けている。
そんな中、教会に、ある大公令息が訪れた。大公令息はナストが司祭にされ
ていることを知り――!?
※ご注意ください※
※基本的に全キャラ倫理観が欠如してます※
※頭おかしいキャラが複数います※
※主人公貞操観念皆無※
【以下特殊性癖】
※射精管理※尿排泄管理※ペニスリング※媚薬※貞操帯※放尿※おもらし※S字結腸※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 22:00:00
85490文字
会話率:62%
※314部分に登場人物設定を追加 2章までのネタバレを含みます※
時は大航海時代 西の果ての小国ベリアル、その宮殿の東端に王妃とその侍女二人がひっそり暮らしていた。女神エイラの戒律に従った、つつましい暮らしぶりは、贅沢三昧の宮廷人や王の寵
姫たちから「気の毒な3人組」と揶揄されていた。
王妃の侍女テレサは読書大好きの女の子。東の果てにあるという黄金の国ジポングの物語に夢中だ。
彼女はある日、ジポングへの航海に乗り出そうとする冒険者、バルカ提督に出会う。
ひかれあう二人だったが、バルカ提督は女たらしの放蕩者として名をとどろかせていることを知り、テレサはすっかり気後れしてしまう。
バルカ提督は、名も素性も知らぬままテレサを探そうとする。が、モテ男ならではの受難が続くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 15:10:00
880561文字
会話率:40%
絶対に主を死なせたくないヤンデレ侍従×絶対に死にたい(できれば処刑されたい)悪役。
■ホームゲートのない駅。電車が通り過ぎるのを見て『魔が差した』オレ。無事死んだと思ったら、そこには美形がいて。
「運命が入れ替わっちゃったからそのお礼☆」
といういらんお節介のせいで第二の人生を与えられることに。
しかし、その人に「何をしてもいい」と言われたオレは、第二の人生を早々に終わらせるべく動くことにした――。
■設定上自殺方法等の言葉が多々ありますので、苦手な方はご注意ください。
■女性キャラが出てきますが恋愛関係にはなりません。CPは固定です。
■アルファポリスさんでは1日遅れ更新。(こちらが先行更新となります)
■性描写がある話に▲を付けました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 21:00:14
154859文字
会話率:50%
辺境伯令嬢のエルネットには、前世の記憶があった。
前世からの趣味である物書きを生まれ変わっても密かに楽しんでる。
謎の恋愛小説作家として、庶民の間で多大な人気を誇るエルネットであったが、その正体はエルネットにとっては極秘事項。作家としての
活動を知っているのは専属侍女とお兄様のみだ。
エルネットは17歳になり、一人の女性としてどこかの貴族に嫁がなければならない歳になってしまった。
男尊女卑の激しいこの世界で、貴族に嫁いでしまっては小説家はやっていけない。
そう確信していた彼女は、悪役令嬢を演じる事で自分の評判を貶め求婚を避けていた。
そんな時に、女性との噂が絶えない王弟であるクリストファー殿下に、何故か興味を持たれてしまい……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 21:00:00
191376文字
会話率:37%
異世界転移した先で、清廉潔白な白鳥のような白騎士様に助けられ、第三王子付きの侍女としてお城で働く事になりました。
優しく私を助けてくれる白騎士とは対照的に、白騎士様にいつか釣り合いたいと努力する私を嘲笑う第三騎士団の黒騎士とは犬猿の仲を通
り越して最早天敵と周囲に評される程。
そんなある日、苦しむ白騎士様を見かねて異世界転移者だけが持つとされる力で、白騎士様にかけられた呪いを解いたところ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 21:13:47
58362文字
会話率:28%
豪雪地帯である辺境の領にも春が訪れ始めた頃、勅令が下された。
同性婚も認められている自国で、新たに立った王の後宮に格の高い家から妃嬪を集めるらしい。
王の側に侍ることを自ら選んだ風来坊の男✕先王の死後早々にその地位を得た気性の荒い王の話
。
アジア寄り、ゆるめの設定です。
直接的なR表現は薄めです。
無理矢理な場面もあります。
異性との未遂、心の奥では同意、等があります。
前、中、後編で終わります。
物書きは勿論、BLに関しては読むのも書くのも初心者です。
お読み頂きありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 22:00:00
14557文字
会話率:19%
豪雪地帯である辺境の領にも春が訪れ始めた頃、勅令が下された。
同性婚も認められている自国で、新たに立った王の後宮に格の高い家から妃嬪を集めるらしい。
王の側に侍ることを自ら選んだ風来坊の男✕先王の死後早々にその地位を得た気性の荒い王の話
。
アジア寄りの緩め設定です。
直接的なR表現は薄めです。
無理矢理な場面もあります。
異性との未遂、心の奥では同意、等があります。
前、中、後編で終わります。
物書きは勿論、BLは読むのも書くのも初心者です。
お読み頂きありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 18:58:32
4348文字
会話率:19%
無垢な令嬢である泪(るい)は、お付きの侍女である融(ゆう)が物置で自慰行為に耽るさまを目撃してしまう。厳格なおとなである融に「こどものあいだは自慰を覚えてはいけません」と言いつけられすなおにしたがう泪だったが、目覚めてしまった本能はおされら
れない。
苦しむ泪はある日、学友に「自慰がいけないならセックスすればいいじゃない。わたしは侍女にしてもらっているわ」と言われ……
///
いつも近くにいる主従ががまんできなくなっちゃうやつです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 15:30:00
18764文字
会話率:41%
祭(さい)と瀞(せい)の姉妹の家に仕える潤(じゅん)は多忙な侍女であるが、姉妹の性欲への奉仕は求められれば即座に応じるようにしていた。祭は日に何度も、瀞は数日にいちど、がまんできなくなって求めてくる。
ある日のこと、祭は潤を呼びとめ、「妹に
『いんらん』といわれたから、とうぶん性欲処理はがまんする」とつたえてきた。
///
一生ぶんのおねロリを今年で書き終えたといえましょう。よいお年を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 09:00:00
17077文字
会話率:49%
令嬢涙(るい)はちかごろ性に目覚め、侍女の催(さい)と渾(こん)の肉体でその好奇心を満たしていた。
催や渾を呼びとめては性のおもちゃにしながら、涙は「こうして女体をいじくるのが好きなのだから、わたしはバリタチだと思う」と主張するが……
/
//
前に書いたやつと関係あるようなないようなですが時代的にもはなれているので独立短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 15:00:00
15677文字
会話率:44%
『Maid・Rise・Love』
略して『MRL』
それは、ヒロインであるメイドが自身の体を武器にのし上がっていく、サクセスストーリー……ではなく、18禁乙女ゲームである。
かつて大好きだった『MRL』の世界へ転生してしまった愛梨。
薄々勘づいていたけれど、あの展開は真っ平ごめんなんですが!
普通のメイドとして働いてきたのに、何故かゲーム通りに王子の専属メイドに抜擢される始末。
このままじゃ、ゲーム通りのみだらな生活が始まってしまう……?
この先はまさか、成り上がる未来……?
「ちょっと待って!私は成り上がるつもりないから!」
ゲーム通り、専属メイド就任早々に王子に手を出されかけたルーナ。
処女喪失の危機を救ってくれたのは、前世で一番好きだった王子の侍従長、マクシミリアンだった。
「え、何この展開。まったくゲームと違ってきているんですけど!?」
果たして愛梨……もとい今はルーナの彼女に、平凡なメイド生活は訪れるのか……。
※性行為がある話にはサブタイトルに*を付けております。未遂は予告無く入ります(特に1章)
※この作品はアルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 21:00:00
125462文字
会話率:26%
プロアニア帝国の黒薔薇と称される、アンジェリーナ・スチュアートは17歳の折、属国アリネスのパーシー辺境伯領長男エドワードへ嫁ぐことになった。プロアニア帝国騎士団長ガリウス・ラッセルと、侍女アネモネを連れパーシー辺境伯領に降り立ったアンジェリ
ーナはその惨状に言葉を失った。出てくる食事も粗末で、部屋も寒く、満足に暮らすことも出来ない。しかもエドワードは他の女の名前を呼びながら邸内を彷徨いていたとアネモネから告げられ、アンジェリーナの我慢は限界に……!?
⚠初投稿長編です。
⚠R18表現は物語のかなり後半になります。
⚠遅筆です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 12:53:34
82470文字
会話率:25%
筆者は、少年期の酷いいじめの経験と青年期の二度の心肺停止と臨死体験と死後の世界を経験しました。世界で起きている侵略戦争に対して、強い憤りの念をもつ筆者が、せめて異世界の小説の中だけは、侵略戦争を食い止め、勧善懲悪を貫き通す武士道精神をもった
薩摩武士の生き様を描きたいという強い思い入れがあり、せめて異世界ものの小説は絶対的な「善」が存在し、絶対的な「悪」を懲らしめるといったストーリーを軸足に据え、筆者の実体験を基にしながら、主人公が数々の危機を乗り越えながら予定調和的な結末に落ち着くことで、現在起こっている侵略戦争に対するアンチテーゼを提案したいと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 23:18:40
58669文字
会話率:50%
三十路をまわったばかりの俺は乙女ゲームの世界に転生していた。
しかも破滅を待つばかりの悪役令嬢の義兄として。
義妹の行いに巻き込まれ没落するのは嫌だからなんとか回避したい。
そうだ、せっかく若い身体に生まれ変わったんだからリビドーを
発散させると同時に義妹の未来を変えてしまおう。
エロゲも好きだった俺が狙うのは義妹ではなく義母。
義妹には食指は動かないが、二十代半ばに見える美しい義母はストライクゾーンど真ん中。
じゃあ、早速初めようか。
短編版が好評を得て日間第二位になってしまいました。
調子に乗った作者は連載版を始めたとさ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 10:39:33
17823文字
会話率:36%
学園の1年生、ミサは"お嬢様"からのいじめに悩まされていた。
日本から異世界転生を果たしたミサは、転生先で理解ある親や幼馴染に囲まれ幸せに育っていたのだが、"魔法適正"を見出され帝都の"学
園"に進学したことでその幸せが狂ってしまった。
彼女の同級生であり、帝都の有力貴族の令嬢であるマリアンヌは"虐め甲斐がある"ミサをイビって楽しむようになってしまったのだ。
日本でも同様の虐めに遭い、虐めによる"不慮の事故"によってこの世界へ転生することになった過去を持つミサ…
今度は虐めから逃げず、マリアンヌに一矢報いたいと思っていたが、マリアンヌが常に侍らせる侍女に阻まれそれも叶わない。
ミサの頭の中でドス黒い考えが渦巻いていたある日の放課後。
何時もの様に下校時刻まで学園に残って自習していたミサは、帰り際に"1人で学園内を歩く"マリアンヌを見かける。
物珍しさに負けて彼女の後を追うミサ…彼女はその直後、マリアンヌのトンデモナイ秘密を知ることになってしまうのだが…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 00:30:00
3213文字
会話率:30%
学園の1年生、ミサは"お嬢様"からのいじめに悩まされていた。
日本から異世界転生を果たしたミサは、転生先で理解ある親や幼馴染に囲まれ幸せに育っていたのだが、"魔法適正"を見出され帝都の"学
園"に進学したことでその幸せが狂ってしまった。
彼女の同級生であり、帝都の有力貴族の令嬢であるマリアンヌは"虐め甲斐がある"ミサをイビって楽しむようになってしまったのだ。
日本でも同様の虐めに遭い、虐めによる"不慮の事故"によってこの世界へ転生することになった過去を持つミサ…
今度は虐めから逃げず、マリアンヌに一矢報いたいと思っていたが、マリアンヌが常に侍らせる侍女に阻まれそれも叶わない。
ミサの頭の中でドス黒い考えが渦巻いていたある日の放課後。
何時もの様に下校時刻まで学園に残って自習していたミサは、帰り際に"1人で学園内を歩く"マリアンヌを見かける。
物珍しさに負けて彼女の後を追うミサ…彼女はその直後、マリアンヌのトンデモナイ秘密を知ることになってしまうのだが…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 00:00:00
3213文字
会話率:30%
唐突だが、ルカは顔がいい。
どのくらいかと言うと、お世辞抜きに「この王国で1番」と言い切ってしまえるほどに。そう言い切ったのは、ルカに仕える侍従騎士のルディだが、これに異を唱える者はおそらくいまい。
竜の住む星である人類版図最大の王国、そし
て唯一の宗教である星教の、次期大神官である斎王ルカは、ようやく十八となった。今年の夏至大祭に大神官に就任すれば、ようやく父なし子のそしりを面と向かって言われる事もなくなるだろう……。
人と、本性が豹や獅子である大猫族、狼と狐の本性を持つ狗族、そして本性が竜と翼竜である竜族、これら四族の人々が暮らす国々を巡りつつ、大神官就任のための四つの神器を集めるためにルカたちは旅立つ。
地名や社会構造等、某作品からのオマージュですが中身はほぼオリジナル...K-Pg境界の絶滅が回避され、竜たちと共生する世界でのお話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 18:07:50
196902文字
会話率:49%
唐突だが、ルカは顔がいい。
どのくらいかと言うと、お世辞抜きに「この王国で1番」と言い切ってしまえるほどに。そう言い切ったのは、ルカに仕える侍従騎士のルディだが、これに異を唱える者はおそらくいまい。
竜の住む星である人類版図最大の王国、そし
て唯一の宗教である星教の、次期大神官である斎王ルカは、ようやく十八となった。今年の夏至大祭に大神官に就任すれば、ようやく父なし子のそしりを面と向かって言われる事もなくなるだろう……。
人と、本性が豹や獅子である大猫族、狼と狐の本性を持つ狗族、そして本性が竜と翼竜である竜族、これら四族の人々が暮らす国々を巡りつつ、大神官就任のための四つの神器を集めるためにルカたちは旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 20:18:16
16919文字
会話率:39%
腰まである赤髪を清楚に結い、お仕着せのドレスに身を包む十六歳の青年フォン。普段の彼は、クロストリージオの太陽と称される国王ディフィシルに仕えるクロディアという名の侍女だ。
フォンが王宮で暮らすようになったのは九歳の夏。修道院から逃げ出し
た少年フォンを拾ったのがディフィシルだった。
密かに愛し合うディフィシルとフォン。
しかしある日、ディフィシルがフォンに告げる。公爵の娘と結婚することになったと――。
神が倫理を支配する世界で、フォンはディフィシルの結婚をきっかけに王妃への嫉妬から悪事に手を染めていく。
**********
【ご注意ください】
※全六話です。
※短編「クロストリージオの太陽王に愛された少年」の原作です。
※メリバ、他の相手とのRシーンがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 20:00:00
3526文字
会話率:20%
クロストリージオの美しい国王ディフィシルとその侍女クロディア。密かに思い合うふたりだが、赤髪を清楚に結い上げてお仕着せのドレスに身を包むクロディアは、実はフォンという名の16歳の男子だ。
ある日、ディフィシルがフォンに告げる。
「婚礼の日
が決まった」
後継をもうけるために公爵の娘と結婚したディフィシルに、フォンは王妃への嫉妬を募らせながらも変わらない愛を誓う。
◇◆◇
※月見酒の集い様方主催の「ひとつ屋根の下企画」に参加させていただきました。
サブテーマは「見せつけ」「自慰」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 20:00:00
13195文字
会話率:43%
時は幕末。斬り合いを何より愛する剣士・間宮幻乃は、ある夜、隻眼の藩主・三条直澄の人斬り現場を目撃してしまう。口封じに殺されたと思ったのに、目を覚ましてみれば、幻乃は直澄の屋敷に連れ帰られていた。昏睡している間に仕える主と居場所を失った幻乃は
、当てもないまま直澄のもとに身を寄せる。維新の動乱の中、斬り合いを愛する似たもの同士のふたりは、しだいに惹かれ合っていく。けれど、どうやらふたりの間には、過去からの因縁があるようで――?
【美貌の藩主×戦闘狂の侍】
・※つきは性描写を含みます。
・架空の日本風の国での幕末を舞台にしたお話です。
・他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 12:45:18
140709文字
会話率:47%
まるで月の光を紡いだような白銀色の頭髪と、満月のごとき琥珀色の硝子玉をはめ込んだような瞳。先帝から月読尊の権化と賛美された八条宮依言は、絶世の美青年と謳われる独身貴族だ。
彼は元服と同時に親王宣下をうけ、宮号と所領を賜って左京の八条に構え
た邸に暮らしている。二十歳を過ぎても正妻を娶る気配なく、泡沫の恋に身を投じて浮名を流す八条宮。その恋の相手は、都でも評判の美姫ばかり。
そんな八条宮に見事な一目惚れをしてしまったのは、先帝の御代より主上に近侍している大納言の一人娘、沙那。彼女の八条宮に対する情熱はすさまじかった。大人の雰囲気がたっぷり漂う八条宮の恋人になるには平べったすぎる胸を気にしつつも、八条宮に毎日恋文を送り、ついには八条宮の邸の門前で待ち伏せする始末。
「どうしても俺の妻になりたいの?」
「はい、どうしても!」
一目惚れから始まる平安ラブファンタジー。
謎に包まれたミステリアスな宮様との結婚生活で、沙那の一途な片思いは報われるのか――?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 22:00:00
137191文字
会話率:47%