「貴婦人のように美しく、優雅に——」
そんな憧れを胸に、月野静香はヴァラーニ・ミストレス財団の門をくぐった。
格式ある教養、洗練された振る舞い、選ばれた者だけが身につける“特別な資質”。
夢にまで見た淑女の世界は、想像以上に華やかで、そし
て……甘美な秘密に満ちていた。
静香は知らなかった。
この館で教えられるのは、ただの淑女の作法ではないことを。
貴婦人として生きるために、彼女は今夜、一歩を踏み出す——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 20:00:00
2832文字
会話率:24%
——殿下の溺愛が、わたくしを狂わせていく。
【年の差】×【溺愛】×【真面目王子と貞淑貴婦人】×【閨指導】、しっとりめの禁断の恋のお話。
レーヴェンタール伯爵夫人アガーテ。
ある一点を除けば穏やかな日々を送っていた彼女は、王妃に呼ばれた。
王国第二王子のゴットフリート(十六歳)が、アガーテを見初めたというのだ。
「王子の話し相手になってほしい」、と王妃に命じられる。
「王子は女を知らぬゆえ、男女のことを導いてやってほしい」、とも。
つまり、話し相手が単なる「話し相手」ではないことは明白。
断れば夫の未来はないといわれたアガーテは、王子の側に参じることに……。
王子の狂おしいまでの溺愛が、貞淑な貴婦人だったはずのアガーテの魔性を引き出していく。
※5/29は第2章途中まで一挙公開します。それ以降は不定期更新です。
***
アガーテ→レーヴェンタール伯爵夫人。非常に貞淑で今の現状に満足しているが、えっ、というタイミングで理性が飛ぶ。悪い女とは彼女のこと。
ゴットフリート→第二王子。表の顔は控えめで真面目、裏の顔は執着心が尋常ではないヤンデレ。童貞喪失するのはアガーテ相手じゃないと嫌だとごねている。アガーテより十二歳年下の夏生まれ。変な夫婦に捕まって弄ばれてる可哀想な純真な子。
エリアス→レーヴェンタール伯爵。外交官として仕事をしており、家を不在にしがち。陽気で華やかな性格。妻を気遣う良き夫だが、若く真面目なゴットフリートは嫉妬も相まって彼を「ひどい」と捉えてしまう。非常に罪深い男。
王妃→一応常識人ぽい。だが、他のきょうだいに比べて「良い子」だった幼いゴットフリートを放置しすぎていたという自責の念から、彼に甘くなってしまう。
国王→ゴットフリートの父。物静かで知的な性格。王妃との関係は表向きは良好で、子供達を溺愛する。だが、あることが原因で、王妃により子供達から遠ざけられている。そのことがゴットフリートを含めた子供達の精神を追い詰めている。
*「カクヨム」様のほうで、殿下の溺愛がマイルドなバーション(R15版)を公開しています。→https://kakuyomu.jp/works/16817330657522696225折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 21:00:00
118499文字
会話率:39%
過去の離婚で男性にトラウマ気味の生真面目貴婦人と、彼女に一途な腹黒魔術師の婚姻譚。
ニギリム王国は異世界に侵攻するも、たった1人の魔法使いに返り討ちにされる。
挙句、敗戦の賠償金の減額のために、異世界の魔法使いの男達とニギリム王国の貴族令
嬢との政略結婚を約束させられてしまう。
こうして『魔法使いの花嫁』に選ばれたのは、離婚したばかりの女辺境伯・ラヴィ(29歳)。
相手は年下の美貌の魔術師・フェリクス(25歳)。
離婚するつもり満々の妻と、懐柔する腹黒夫がゆっくりのんびり夫婦になる物語を予定してます。
初投稿です。
のんびり気ままに更新。
ゆるゆるのゆるっと設定で、お話はゆっくり進みます。
✴︎は指定あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 06:00:00
637524文字
会話率:19%
父親が眠る墓園で青年は十五年前に行方知れずだった母親と再会する。
喪服の貴婦人となった母親は身籠もっていた。
「母さん今までどこにいたんだ!? そのお腹の子供は?」
「勇者アモン様の子供よ⋯⋯。思う存分、私を罵って。私はね、貴方の
父親を殺した男の子供を孕んでいるわ」
問い詰められた母親は、十五年前に起きた淫惨な決闘の顛末を語り始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 09:00:00
40253文字
会話率:44%
アレクシアは、セシル王太子を守るために長い髪を切り、男装して騎士となった。
現在はセシルの妹であるルクレツィア王女に仕え、貴婦人に仕える訓練を積み、ゆくゆくは未来の王太子妃に仕える予定だ。
しかし、ある日、セシルが惚れ薬をかけられたという知
らせが届く。
セシルがアレクシアの名を呼び続けていると聞かされ、動揺しながらも王太子のもとへ急ぐが、そこで待っていたのは想像を超えた展開だった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 21:39:25
9382文字
会話率:34%
領主の息子エドゥアールは夭逝した兄の代わりに憧れていた女性イザベルと結婚することになった。婚礼前夜、父親は彼に非情な掟を伝える。「この家を継ぐ者は花嫁の純潔を父親に捧げなければならない」。初夜権に運命の歯車を狂わされてしまった男女の話。
※連作タピスリ「貴婦人と一角獣」の「我が唯一の望み」をモチーフにしていますが、もちろんフィクションです。
※なとみ様主催の「NTR企画2024夏」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 20:00:00
39150文字
会話率:58%
生み出した責任感から親のように慈しんでいた子供(キャラクター)たちを幸せにするために奔走していたはずの主人公が執着系ヒーローに囲い込まれてあっさり捕まる話。
*******
「私」は、学生時代の自作小説の中で快活なヒロインのコンプレック
スを作り上げる美しい姉というモブに転生した。いやいや、姉はこれでシスコン設定?ヒロインの天真爛漫って無礼レベルで王子に見そめられるとかなくない?年齢重ねた分もうあらすじのアラが気になって仕方ないから、ほんの少し改変アリで妹を素直で最高の貴婦人に育て上げるついでに知識チートしちゃったら、何故か幼い王子に目をつけられた?!何故私は王宮と王都の屋敷の往復しかできないの?何故ドストライク好みに完璧に育った王子はいつまでも私という姉ポジを口説いてくるの?
大幅に改変された世界で姉の困惑はよそに妹との運命の出会いは果たして無事なされるのか。
※ご都合主義で話が進みます。ヒーローは割とイかれた人間です。
12月3日、妹視点を番外編で追加しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 08:16:48
77365文字
会話率:33%
○完結しています。文庫1冊くらいの長さ(123,875文字)8/27から毎日21時更新。
10/5で、完結しました。
村で唯一の宿屋食堂『青鹿亭』で働くレオ(12歳)は、オーナーの娘デイジーに乞われ、村で開かれる『アフタヌーン・ダンス
パーティ』に参加することになった。
春秋と、年に二回開かれるこのダンスパーティは、18歳未満の未成年は、男女逆転の仮装をして参加することで、参加費が無料になる。
同居する祖母(本当は、亡き母の乳母)に許しを得て参加したレオ(本当は、子爵令嬢であった、14歳のエレオノーラ)は、このダンスパーティに参加したことで、運命が動き出すことを知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 21:00:00
123919文字
会話率:38%
ロザリーは、16歳という「社交界にデビューする年齢」なのに、同い年の従姉妹であるイヴのシャペロン(レディの付き人)として、舞踏会に同行しては、貴婦人に付き添う侍女などと一緒に召使い役をやらされていた。
ロザリーは、従姉妹イヴリーンの母
親であるデリア夫人の妹の娘だったが、早くに両親を亡くしたため、伯母の嫁いだバルタフェット子爵家に引き取られていたのだ。
ある日、イヴに、
「今晩の仮面舞踏会に、急に欠席することになったから、その届けを出してきて」
そう命令され、宛名の相手に直々に届けるように言われて赴く。
令嬢の控え室に案内されたロザリーは、
「イヴの身代わりは、このシャペロンだそうよ!」
突然に丸裸にされ、ベリーダンサーの衣装に着替えさせられて、一人きりで、仮面舞踏会の場に放り出される。
露出の多い仮装のせいで、娼婦と思い込まれてロザリーは、男性たちに追いかけられる。
逃げるロザリーは、人にぶつかってしまう。
その背の高い男性に「助けて」というロザリーに、彼は突然キスをする。
そして、迫りくる男性たちに「私が呼んだ相手だ」と言い、追い払ってくれた。
同行人の婦人(母方の叔母)を呼んで、ロザリーを託した。その男性は、社交界のシーズンが始まってすぐの頃に見た、若い女性の憧れの「素敵なマックス」と、陰で呼ばれている男性であり、ロザリーが秘かに憧れている人だった。
彼の事が忘れられないロザリーに「縁談が有るから、社交界に出す」デリア伯母が突然に言い出す。
自分のシャペロンが、社交界デビューという、同じ立場になるのが許せないイヴは、ロザリーの舞踏会用のドレスづくりに難癖を付ける。
翌日、ドレスメーカーに赴いたロザリーは、仮面舞踏会で助けてくれた、マックスの叔母、アグネスと再会する。
ロザリーの母は、アグネスの学生時代の大親友だったことが分かる。
そして『美貌のシャペロン』と陰で男性に呼ばれているロザリーを、作家であるアグネスは、小説のネタに出来ないかと取材していたのであった。
ロザリーに来た縁談は、ロザリーの母が断った、因縁の相手、その本人だった。
亡き親友の忘れ形見を幸せにしなくては!
アグネスが、ロザリーに選んだ相手は、信頼する甥のマックスだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 22:00:00
135542文字
会話率:39%
権力欲の強い女子爵テレジア・バローズの領地に、オリバー・スミスと言う名の男が任官する。その働きに、此方の汚職を探る違和感を得た女子爵は、側近のメイドを送り込む。しかし、自らの権勢を守らんとする彼女は、この男の手により全てを暴かれ、そして手
放すことになるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 21:30:42
20741文字
会話率:48%
ホースウッド辺境伯家にはとある不文律がある。領主であるクラウド・ホースウッドが、領地で発生した戦の後、妻であるクレア・ホースウッドを昂りのまま抱くという不文律が。
その不文律が成された明くる朝、存外早く目覚めた二人は、再び睦み合う。
昨日だけでは足りなかった、愛しさを注ぎ合うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 21:21:58
10163文字
会話率:42%
ホースウッド辺境伯家にはとある不文律がある。
例えば、領地に魔物が大量に発生する、不埒者が群れて領地に潜伏する、そういったことがある場合、領主たるクラウド・ホースウッド率いる兵団がこれらを討伐する。
先陣を切って討伐を行い、領主屋敷に
帰還したならば。
彼は日が昇り、そして落ちるまで、妻であるクレア・ホースウッドを抱くのだ。
戦で昂った獣性の、全てをぶつけて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 11:18:52
10323文字
会話率:35%
たびびとさまのたねつけ祭りという因習奇祭について
夏の夜2023 まさかの一秒遅れ。
【あらすじ】
ワシの生まれ育った村にはおかしな祭りがある。
生前の祖父の言っていた言葉の真実を知る為、とある少年は夏休みに家族に目的地を告げない旅行に出た
。そして辿り着いたその祖父の故郷の村では常人には理解しがたい淫らで淫惨な祭りが行われていた。やがて、少年自身もそのまつりの重要な役どころ『たびびとさま』になり、村に住まう女性達から歓待を受けることになる。……その歓待とは性接待であり避妊無しの性交渉すら許すものだった。薬指に指輪をしている人も二人の子供を持つ母親も規定の年齢を超えた女子校生も。まつりの本祭を挟んで前後二週間。村住まいの妙齢の女性であるなら自由に扱って良い。少年はその魔地理の本質に触れ、常の生活では目覚めさせることがなかった獣性を目覚めさせてしまう。
避暑地に立つ別荘地に住まう貴婦人も療養生活中のご令嬢も祖父の生家に暮らしていた遠縁の少女も。二児の子を持つ気の良い人妻も。 結婚したばかりの新婚新妻も。常識の内では憚られるような行い。かつての村を救った旅人の所業に準えて村に在住する妙齢の女性を孕ませることが許された祭。
そのまつりの名前は たびびとさまのたねつけまつり と言った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 05:00:00
19806文字
会話率:4%
最愛の夫を早くに喪った女伯爵セリアーナ。夫の死から一年が経ち喪が明けても、彼女は黒いドレスを脱げずにいた。そんな時、セリアーナの元に王宮から使者が来る。新しい婚礼の申し込みだと思い追い返そうとするも、使者は意外な依頼をセリアーナに告げる。ジ
ルスター王国第三王子の性教育係になって欲しいというのだ。王子はまだ童貞だという。始めは断りつつも、成り行きで引き受けたセリアーナ。王子とは面識があり、そして彼は亡き夫の従弟に当たった。しかし同じ頃、王国第三王子は、幼馴染である姫との婚礼を望んでおり……。王都と地方、ジルスター王国に吹き荒れる愛の嵐と思いの駆け引きを描く官能ファンタジー。【*官能シーンがありますが、特にこの章だとかの明示はいたしません。*主人公以外の官能シーンもあります。】 ☆連載に戻しました。引き続きご愛読願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 18:43:54
159248文字
会話率:33%
【2023年4月28日 KADOKAWA様 eロマンスロイヤルピーチより上下巻同時発売】
アマーリエ・ローゼンハイムは公爵家の一人娘。
社交界デビューを目前に控え、若き貴婦人としての道をまっすぐに歩んでいた──はずだった!
でも彼女はあ
る夜に思い出してしまったのだ、自分が前世ではこの国の著名な魔法学者ナターリエ・プリングスハイムであったということ、
そして自分を慕っているまだ幼い王太子殿下の前で、無惨にも毒殺されてしまったことを──。
ナターリエの死によって止まってしまった王太子殿下の時間は、アマーリエとの予期せぬ再会によって今再び動き始める!
その全ての鍵となるのは──稀代の天才である魔法騎士団長様との恋!?
※書籍版はR18部分が全カットとなり、その分の大幅な加筆修正を行なっています。ストーリーの大筋は同じですが、書籍版とWeb版で一部設定が大きく異なります。その点、ご留意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 08:00:00
273503文字
会話率:40%
※書籍2巻が09月01日発売!※
※コミックス第1巻が9月28日発売!※
「何する気ですか!?」
「何もしない」
「何もしないんですか!?」
「何もしないわ! てか何考えてるッ!」
白魔導士セシル・ローズウッドは王城で行われた第二次魔獣討
伐慰労パーティで、容姿端麗、第一聖騎士隊隊長、更には公爵というハイスペックゆえに社交界の貴婦人令嬢が群がるオズワルド・クリーヴァにあろうことか「解毒薬」をぶっかけてしまう。
(だって信じられないくらいの邪気が彼から放たれたんだから仕方ないじゃないっ)
だがその解毒薬をぶっかけた公爵が何故かセシルを捕まえて屋敷へと連行して……?
魔獣から呪いを受けた公爵オズワルドとその呪いの解呪を頼んだ落ちこぼれ白魔導士セシル。
振り回したり振り回されたり、対象外のはずなのに、喧々諤々言い合っていくうちにいつの間にか惹かれ合って恋に堕ちて行くコメディーです(*'ω'*)
※14万字で完成済み・毎日投稿していきます※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 00:00:00
285103文字
会話率:43%
香り立つような色香を放つ貴婦人サキュバスと、少年勇者は相対していた。
その魅惑的な胸に戦いが始まるやいなや魅了されてしまう少年勇者。
そんな彼を、貴婦人サキュバスは愛らしいものを見るような瞳で見つめながら、「胸で躾けてあげる」と、縮小化の魔
法をかける──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 00:02:24
9080文字
会話率:26%
若きやり手社長である竿屋 立彦(さおや たつひこ)には秘書以外に口外していない秘密があった。それは人を思いのままに洗脳出来る超能力に目覚めたということ。洗脳能力を最愛の恋人であり秘書の穴盛 満子(あなもり みつこ)の無様エロ調教のために行使
し会社そのものをエロ方面に常識改変までした竿屋と満子のアナルロングパール挿入プレイ後、尿道責めパート。
やってることはハードだけど展開は至極イチャラブ。毎度同じく無様で下品なエロしかない。
※洗脳能力の描写はありますが闇堕ちや無理やりの展開にはなりません。無様エロ常識改変シチュだけど登場人物がそもそもみんな変態なご都合主義のアホエロやさしいせかい。
※連載形式にしてしまうとキーワード欄が足りなかったので、短編形式で投稿しXシリーズに追加してます。シリーズ名のリンクから全話読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 20:25:41
10787文字
会話率:56%
ハイファンタジーの作成のための習作みたいなものです。
中世の職業にかかる小話を投稿します。
政治・聖職
王・皇帝について←(王を終わりました)
領主
使者
紋章官
貴婦人
メイド
司教・司祭
修道士
エクソシスト
異端審問官
手工業
・職人
粉挽き人
パン職人
鍛冶屋
仕立て屋
建築家
芸術家
料理人
時計職人
商業・サービス業
商人
金貸し
宿屋
居酒屋
占星術師
旅芸人
生産・軍事
農民
川漁師
鉱夫
騎士
聖騎士
傭兵
海賊
その他の職業
魔女
娼婦
詩人
大学教授
大学生
乞食
刑吏
皮剥ぎ
賭博師
錬金術師
船乗り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 00:42:04
2516文字
会話率:17%
公爵夫人メアリー(40)と伯爵夫人テレサ(26)、男爵夫人エリザベス(18)は夫の爵位も年齢もバラバラだけれど大の仲良し。社交シーズンに入って領地から王都に戻れば、いつもの喫茶でおしゃべりに興じるのが楽しみで仕方ない。三人の子供を立派に育て
上げた良妻賢母、社交界の華と謳われた美貌持ち、デビュタントボールで結婚相手を見つけた優秀な娘。しかしそんな彼女たちに共通する大いなる悩み事……それは、愛する夫とのセックスレス。■地の文少なめです。R18シーンは後半予定。■男も女も人生いろいろで進みます。ハッピーエンド至上主義。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 21:27:41
32390文字
会話率:78%
筋肉フェチの「元」デザイナー、佐々木善裕は、ブラック企業の過酷な労働で体を壊し、定職に就かず無為な日々を送っていた。そんな彼の元に、昔仕事で一度だけ出会った見目麗しい外国人の長身の筋肉女性が現れる。彼を待つ運命は?
※当作品はpixivにも
掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 15:44:40
9743文字
会話率:59%
「イクセル」という一千万人に一人に発症するという奇病を持つ少女の物語。イクセルは女性にしか発症しない病気で、遺伝率百%の遺伝病と言われている。イクセルに愛された者は、どのような凄惨な事故に遭っても、イクセルが生きている限りは生き続けるという
もの。しかし、イクセルは揃って気に入ったものに対し、破壊衝動に駆られるため、イクセルに愛された者は、愛される限り、その凌辱に耐えなければならない。
「イクセル」として生まれた少女が、抑えられない破壊衝動と初恋の両立に悩む、一風変わった青春恋愛小説。
感想・ご意見等ございましたらお願いします!どんなご意見であれ創作の励みになります!
何卒お願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 11:51:13
129247文字
会話率:60%
側妃リーリアは大勢いる妃の中でも古参で王の一番のお気に入りである。
絶世の美貌と豊満な身体、気転の効いた話術と頭の良さは誰もが認める
ところである。
けれど本当の理由は王と趣向が同じで、純真無垢な処女の姫君や身持ちの硬い
貴婦人を王と二人で
可愛がったり嬲ったりしているのである。
「王妃になれ。」
「否です。面倒くさいし、このままの身分の方が楽しいですわ。」
「そうか。」
「私が王妃を選んで差し上げますわ。そうですわね、あの姫は・・」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 22:17:06
34121文字
会話率:27%