男爵令嬢レベッカは、伯爵子息セインとの婚約に絶望していた。セインは、己の評判を上げるためだけに、社交界で悪女と呼ばれるレベッカと婚約した外面だけ良い伯爵令息だった。そんな男との結婚に絶望していたレベッカは、ひょんな事から、第二王子襲撃事件に
巻き込まれる。ナイフ飛び交う襲撃現場で、第二王子の側近、ウォール伯爵エリアスの前で、華麗なる回し蹴りを決め、刺客を倒したことで、レベッカの人生が大きく動き出す。
『どうか、あなたの麗しい脚を愛でさせてください』
『はっ!? こここの、変態!!』
『見返りに、あなたの憂いを一つ解消する手助けをしましょう』
『憂いですって?』
『えぇ。あなたは、ニールズ伯爵家のセインとの婚約を破棄したいのでしょ。あの外面だけ良い、婚約者との……』
契約を交わしたレベッカは、徐々に変態さが増していくエリアスの魔の手を交わしつつ、外面だけ良いセインとの婚約を破棄出来るのか?
脚フェチ変態伯爵エリアス × 悪女と呼ばれる男爵令嬢レベッカの、逃げて、追いかけて、陰謀に巻き込まれて、すったもんだの挙句、悪女のまま天下を取ってしまった令嬢のちょぴり切ないラブコメディ
・R18シーンには※をつけます。
・他サイトにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 22:45:36
59848文字
会話率:35%
公爵家の次男であるルイス・フルーベルは、国にとっての重要人物「聖徒」とされる男子生徒への殺人未遂及び度重なる加害行為によって断頭台送りとなった。しかし、殺人未遂や一部の加害行為は濡れ衣であったが、聞き入れられなかった。家族関係は悪く、傍若無
人で好き放題の態度から見方も居らず、取り巻きには手のひらを返したように悪口を流布された。それがいけないことだったなら、教えてくれれば良かったのに……。濡れ衣を着せた相手に、勝手な周りの人間に恨みを残しながら死んだはずのルイスが目覚めたのは7年前の自室だった。
幸いな事に、それはルイスが社交界に出る前のこと。良い子のふりをして、今世では上手く生きてやる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 22:38:57
18054文字
会話率:50%
伯爵令嬢アリシアは継母と異母妹アマンダにいびられ、実父からは存在を無視されて肩身の狭い暮らしを強いられていた。
父は異母妹かわいさに嫡子のアリシアではなくアマンダを後継者に指名。
社交界での愛人の子供という悪い心証を払拭するために、継母と異
母妹はアリシアを陥れるための悪い噂を流しはじめた。同時に露出の多いドレスを着させ派手な化粧を施して、まるで男漁りが大好きなあばずれのように仕立てられたアリシア。
さらにある日、30以上年上の商会会長へと嫁ぐことを命じられる。家から出られることは嬉しいが母の形見だけは取り返したい。アリシアは一矢報いることを決意した。
その一環としてアリシアは本当に男漁りをして、一夜の火遊びに興じることに。アリシアが出会った男性は果たして…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 22:00:00
104144文字
会話率:47%
伯爵令嬢のアネットには、子供の頃から婚約者がいた。婚約者のパトリックは、アネットよりも2歳年上で侯爵家の嫡男として様々な経験を積んでおきたいと言い、侯爵家を継ぐ前に騎士団に入団した。
しかし、パトリックは騎士団で男色に目覚める。そのことで、
アネットは婚約を解消することにした。
社交界では、男に寝とられた令嬢として有名になってしまったアネット。
そんなアネットに幸せは訪れるのだろうか……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 22:10:00
19918文字
会話率:47%
オーヴェル家の長女リナエラ・オーヴェルは、社交界でも有名な悪女だ。彼女は冷酷無情で慈悲の心を持たず、鞭で使用人を罰するような乱暴な女なので、常に悪い噂が絶えなかった。
しかしそんな悪女にも婚約者がいた。
婚約者の名はザッカレイ・ロートリシュ
。名門ロートリシュ家の嫡男だ。王国騎士団に所属しているザッカレイは、数多の貴族が争奪戦を繰り広げるほど人気があったが、彼が婚約を申し込んだのはリナエラだった。
誰が見ても不釣り合いな二人の婚約に、周囲は騒然となった。けれども、この婚約には理由があったのだ。
リナエラとザッカレイの婚約は、罪への償いから結ばれたものだった。
*本作品には、以下の表現が含まれています*
・作品の冒頭で、やや暴力的なシーンがあります
・事故による身体の不自由さを表現しているシーンがあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 19:32:07
22181文字
会話率:49%
父親に連れられて行った社交界で、お姉さんに声をかけられてついて行ったら、オトナのお勉強をすることになって⁈⁈
そんな秘密の関係は形を変えていく?
各々幸せですが、2人に愛はありません。
「策士、策に溺れる」に登場するウォールズ(宰相)とマリ
アンヌの話です。作品同士に繋がりはないので、このお話だけで読めます。
全4話のうち、1〜3話にR18が出てきます。
5〜6話は事後談なので、おまけです。
5話は企画参加、6話は不倫の地雷ありR18です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 01:12:37
40754文字
会話率:25%
公爵令嬢メレア=クレマンは12歳で社交界デビューを果たしてから、ずっと自分だけを愛してくれる旦那様を探し続けている。しかし、探しても探しても見つからず4年が経ち、現在すでに16歳。このままでは埒があかないので、王立学園に入学することを決めた
。メレアの学園生活に待っているものとは?果たして、メレアは素敵な旦那様を見つけることができるのか?!
「侯爵令嬢は巻き込まれて」と登場人物や出来事が一部重なりますし、「策士、策に溺れる」の女主人公ライラの母の話ですが、この作品だけで読めます。
残酷な描写は念のためつけています。それほどにはならないつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 03:53:49
130189文字
会話率:20%
煌びやかな社交界✖️陰謀と策略✖️背徳エロス!
知的なのにド変態な義弟に、SMの世界も裏社会も「啓蒙」される...!?
18世紀、啓蒙革命間近のイギリス。
故郷デンマークから、はるばる名門トレバート家へ嫁いで来たジゼルは、一見優しく穏やか
な紳士の義理の弟、ユアン・トレバートに出会う。
しかし、彼の裏の顔は、貴族社会の闇と社交界を操る天才策士。
そして、「姉さんの知らない世界を教えてあげます」 と囁く優雅なサディストだったーー
こちらはR15作品「春の裾」のR18部分を抜粋して掲載しています。
前後のお話はこちらからお読みいただけます↓
https://ncode.syosetu.com/n5694kc/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 16:20:58
6276文字
会話率:35%
社交界デビューが二年遅れてしまい、求婚者を募っていたラディアント伯爵令嬢サブリナ。
男性たちに囲まれて困っていたら「迎えに来るのが遅くなってごめんね」と助けてくれた男性に話を合わせたところ、なんと彼は窮地に陥ったアシエード王国を滅亡から救
うために召喚された大魔法使いルーファスだった。
国王や父の願いで「この国を救って欲しい」とサブリナがお願いしたところ、彼は「恋人の頼みであれば仕方ない」と王国を救ってくれることに。
大魔法使いルーファスの傍で過ごすことになったサブリナは彼が自分を誰と勘違いしているのかわからないまま、偽りの恋人を演じることになったのだが……。
一国を救って貰うために自分のことを恋人だと勘違いしていた魔法使いを騙すことにしたら、いつの間にか恋に落ちていた契約恋愛物語。
※R18描写には★つけてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 19:11:27
81685文字
会話率:34%
「なんで私のこと好きって言わないの?」
社交界で妖精姫と呼ばれているラシュディ伯爵家の一人娘ディーリアにはまだ公にはしていないが、会ったこともない婚約者が居た。ガチガチの堅物である父の選んだ相手なら、きっとつまらない。そう決めつけていた
。
恋愛をゲームにして遊べるのは、結婚をしていない今だけ。
社交界では見目麗しい女友達たちと華やかな貴公子を落とす事を楽しんでいた。向こうから告白されたら、勝ち。
まさか自分がフラれた事を触れ回る男の人はすくないから、問題にならない。
ある日の夜会で見かけた遊学中である隣国の美しい王子様ユークイッドに次の狙いを定めたディーリア。あの手この手を使って告白させようとするけれど、良い雰囲気なのに何故か彼は告白をして来ない。
そんなユークイッドには実はある秘密があって!?
可哀想な呪われた王子様、救い出せるのは私だけ? それとも……。
「呪いの王子様企画」参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 00:00:00
20722文字
会話率:49%
伯爵令嬢のキティは、見目の良さや所作の美しさから、社交界で令息からの人気を集めていた。けれど両親から厳しく育てられた彼女は、自分のその評判は必死に取り繕った上辺だけを見てのもので、実際の自分は不出来で面白みのない人間だと思い込んでいる。外遊
から帰国した王弟アーロイスの婚約者選びを目的とした夜会で何故か彼に見初められた彼女は、歓喜する両親をしり目にアーロイスとの仲を深めていく。けれど彼の優しさに触れるほど、彼が好んでいるであろう“上辺の自分”とは全く違う“本当の自分”を知られることが、次第に怖くなっていって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 20:00:00
44643文字
会話率:49%
クロエの婚約者のトビアスには、幼いころに行方が分からなくなった妹のセレスティアがいる。孤児院の巡回でたまたま彼女を発見したクロエのおかげで、ふたりは再会を果たした。けれどクロエは、これまで精力的に行っていた社交活動の一切を中止してセレスティ
アへの時間を作るトビアスの様子を見て、自分の知っている彼とは全く違う態度をセレスティアに向けていることに、驚きと同時に嫉妬心を覚えた。これまでトビアスとの間には恋愛感情はないものの良い関係を築けていると思っていた彼女は、セレスティアが現れたことで彼への恋心を自覚したが、それは同時に失恋を意味していた。彼への想いを隠しながらトビアスのいない中ひとり社交活動に励むクロエだったが、セレスティアの社交界デビューとなる夜会で、ふたりの関係は動き出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 20:00:00
27065文字
会話率:56%
辺境伯令息であるライデルは、領地の諍いを治めたあとダルタンシアの社交界シーズンのため王都へと遅参した。今年の注目は社交界の花と呼ばれるコルス子爵家のサーシャという令嬢らしく、その美しい見目により多くの男たちからアプローチされつつも、誰とも特
別な関係とならずにもったいぶり続けているのだという。ライデルの性格からすれば興味の向かない――むしろ好まず避けて通る部類の令嬢であるのだが、彼女はなぜか「貴方のことを素敵だと思う」などと言い、冷たく接するライデルにめげずに話しかけにくる。そんな彼女に、ライデルはだんだんと翻弄されていくのだった。(基本ヒーロー寄りの視点です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 20:00:00
47361文字
会話率:55%
セシルには大嫌いな婚約者がいる。そして婚約者フレデリックもまたセシルを嫌い、社交界で浮名を流しては婚約破棄を迫っていた。
そんな歪な関係を続けること十年、セシルはとある事情からワンナイトを条件に婚約破棄に応じることにした。
しかし、ことに及
んでからフレデリックの様子が何だかおかしい。あの……話が違うんですけど!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 22:50:00
118823文字
会話率:36%
王太子の婚約者候補から外れるべく、ソフィア・コックス侯爵令嬢は多くの女性と名を浮かせている公爵令息へ、一夜の関係を願い出る。
無事に乙女を捨てることができ、2,3年かけてゆっくりと相手を見つけよう、そう思っていたのに……
今までほと
んど接点がなかったのに気づけば近くにいる彼。友人とよぶにはあまりにも近すぎる距離。
社交界の中心の彼になぜか執着されるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 12:00:00
55549文字
会話率:43%
傾国の美女、社交界の蝶。やだー、褒めないでー(誰も褒めていない)。
顔とスタイルだけは良い絶世の美女だが、頭は悲しいほどパッパラパーという評価を受けてるくせにさっぱりわかっていない放蕩令嬢のアビゲイル。
エスコートされるレッドカーペッ
トを見て既視感を覚え、生まれる前の世界、前世は日本人の売れない舞台女優だった記憶が蘇る。
ストイックにストイックに演技に打ち込んできた、その努力が評価され、切望したヒロイン役に抜擢されたと思ったら、制作発表会の会場のロビーにあるレッドカーペットの上で刺された記憶が……。
「大事なこと思い出したーーーーーー!」
傾国とか社交界の蝶とか普通に悪口だよね……。
悲惨な最期を遂げたストイックで比較的常識的な女優の記憶に完全シフトしたアビゲイルは、もうパッパラパーな自分を捨て去り生き方を改めることにいたしました。
と、思っていたのに、早速また醜聞を作ってしまった。しかも相手は強面熊さん系の辺境伯。
ああ、今さら自分の尻拭いが大変。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 06:00:00
394710文字
会話率:46%
伯爵家の次男、レオナルド・カルミアは人嫌いで有名である。学院の入学を拒否し、家庭教師を雇わせて卒業資格だけ手に入れた。その後は伯爵領に籠り仕事をしているだけで社交界には年に一度、家族の付き添いがなければ顔を出さない変わり者。――という印象を
与えることを長兄セドリックにより提案され、実行したことにより、レオナルドは知らぬ間に「BLゲームの悪役令息」の破滅ルートを回避していた。
兄の名案により「BLゲーム」に関わることを回避したレオナルドは、この世界がBLゲームであるということを知らされないまま、のんきに生きていた。
そして、長兄が海外出張の為、伯爵領を離れている時に事件は起きた。弟のアルフレッドがサザンクロス侯爵家の嫡男、ジェイド・サザンクロスの婚約者を寝取り、妊娠させたという手紙が届き、条件に応じなければ伯爵家は莫大な借金を背負うことになってしまった。借金を回避する為にジェイドを説得しようとするが……。
※アルファポリスにも投稿しています。
※R指定の要素には、一部強引な言動等を含む可能性があります。苦手な方は注意してください。(11/3 注意事項追記)
※2023.8.9 連載再開しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 04:20:00
178550文字
会話率:30%
シュレーン王国の王城に使用人として仕えるシュレナ・オルグニットは王城の部屋の掃除中にその部屋の中で行われていた怪しげな密会に出くわす。
思わず聞き耳を立てると、なんと密会をしていたのは王国の王太子!?
びっくりして物音を立ててしまったシ
ュレナは見事にバレてしまい、秘密を知った王太子に命令される。
「お前、こいつの夜伽係になれ」
王太子と話をしていた密会の相手、それはこの国でも知らぬものはいない筆頭騎士にしてつい先日将軍の地位を手に入れた社交界の貴公子としても名高い、ヴィラン・ド・オーランジェだった。
※アルファポリス様にも掲載しています
話の展開に応じてタグを入れ替えます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 14:08:18
108815文字
会話率:28%
貧乏貴族令嬢のイリーネは、多額の援助をしてくれる貴族との結婚を父に求められていた。だが、社交界に出ても、人々は彼女の豊満なおっぱいに目が釘付け。求婚者たちは、会話をしていても彼女の胸をじろじろと見てくるような貴族ばかり。
そんな時に、先の戦
での功労者であるジークムンド騎士伯爵が突然現れ、彼女に求婚をする。彼は他の求婚者と違って胸をじろじろ見てこない上に、過去にイリーネと会ったことがあり、一目惚れだったと言う。もうこりゃ彼しかいないか……となし崩しに求婚にOKを出すイリーネ。
しかし、初夜は「ゆっくり休もう」とかわされ、その後もただただ横に並んで眠るばかり。白い結婚だったら最初から言って欲しい……そう悩んだ彼女は、ついに胸が大きく空いたネグリジェを着て、彼を問いただそうとするのだが……
タイトルのままです。おっぱい令嬢と、おっぱいが実は大好きだけどそれを内緒にしている伯爵が結婚をしました。以上です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 20:55:34
18335文字
会話率:61%
*筆力・内面描写重視。エロは後半から、そこそこ激しい。出し入れしてるだけではありません。下品な表現は嫌いなので使ってません。復讐ものですが、純愛です。本命との行為もありますが、凌辱されたり、敵(かたき)との行為もあります。
シルヴァニ国の
王女レイアは幼き頃に、父王ソイルマティエ五世と王妃である母エレオノーラを父の弟に殺される。
叔父は王位を簒奪した際に母を凌辱し、従兄のグイドも銀の宝珠と呼ばれた美しい姉マリアを薬を用いて、レイアを人質に何度も凌辱した。
気高く優しく国民皆に愛されていたマリアが媚薬に溺れ、グイドにねだる姿を影に隠れ見ていたレイア。
一時(いっとき)の正気に戻ったマリアは「私のようになってはだめ」とレイアを逃がし、自害してしまう。
そして、レイアは十六歳の誕生日を迎える。王位を簒奪した豚――イジョルマティ二世、そして姉を凌辱した獣(けだもの)に復讐するためレイアは、アリシアと名を変え社交界に乗り出す。
自らの身体を使い、奴らを地獄に落とすために。
(*)マークはエロ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 22:15:58
115787文字
会話率:46%
◆2024.11.28(木)18:00〜comico様にてコミカライズ連載開始(作画:風原KZBR様 構成:綾瀬まの様)詳しくは活動報告をご覧ください。
◆2023.7 comico様・ガブリエラブックス様共同主催「ロマンスファンタジー漫画
原作大賞」準大賞受賞作品です。
幼き日に助けてもらった初恋の相手・伯爵子息のヘヴンと偶然政略結婚できた、子爵令嬢のセレナ。甘い結婚生活を夢見ていたが、結婚初夜でその夢は踏み躙られてしまう。
ヘヴンは幼い頃とは違って性格の悪いクズに成り果てており、平凡な容姿のセレナを見下して義務的に子作りをしに来るだけで、外で派手な女遊びを繰り返す。社交界では嘲られ、セレナの鬱憤はたまっていくばかり。そんな時、夫ととある令嬢の密会現場を目撃してしまう。
夫からのあまりの仕打ちにセレナの怒りはついに限界に達し、彼のプライドをへし折るべく復讐を決意するが……。
※夫への復讐という柱を支えに強くなった令嬢と、クズになることで自分を守ってきた男のお話。
※後半に少々ショッキングな場面がございます。何卒ご了承ください。
【キーワード】
三人称 異世界ファンタジー ハッピーエンド シリアス 浮気 not不倫 復讐 陰謀 女性上位 からの逆転 ケンカップル? ツンデレ? クズデレ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 16:00:00
125454文字
会話率:43%
一四歳の時に両親を失ったメレディス・トスカは、父方の妹であるデボネ家の世話になる。けれどもメレディスが社交界デビューした直後、叔父が他界し、デボネ家は没落貴族と成り果てた。しかし、叔母はふたたび華々しい生活に返り咲くことを諦めていなかった
。愛娘二人のうち片方、あるいは両方に爵位を持った大富豪と結婚させようと画策する。そんなだから、よそ者のメレディスはいつだってのけ者扱い。
ある日のこと、叔母の元に一通の招待状が届いた。差出人はブラフマン伯爵家からのものだ。彼の末娘、キャロラインの社交界デビューを開くという。ブラフマン家は社交界で絶大な人気を誇っている貴族で、彼らが手がける事業はことごとく成功していた。そしてブラフマン家の息子二人はとてもハンサムだと貴族たちの中では専ら噂になっている。二人は結婚適齢期を迎え、淑女たちはみな、妻の座を狙っていた。そしてそれは叔母も同様だった。
ブラフマン家に招待された四人は早速会場へと赴く。そこでメレディスが出会ったのは、次男のラファエルだった。
豊かな金髪に緑の瞳、若さ故の引き締まった強靭な肉体と気品を兼ね備えた美しい男性。
――ああ、彼はなんてハンサムなの。
ハンサムなラファエルにひと目で恋に落ちたメレディス。やがてふたりは運命の糸に引き寄せられるかのように再会を繰り返す。けれど、メレディスは知っていた。彼が貴族とは名ばかりのメレディスに近づいた理由を――。なにせ彼は花嫁探しに乗り気ではないのだから。
ラファエルはきっと両親を失ったメレディスと社交界のスキャンダルになって、母親の花嫁探しを諦めてもらうための策略を考えついたに違いないのだ。
……そんなことは、もう知っているわ。
彼は自分を利用しているだけだ。そう言い聞かせるメレディス。けれども彼女の思いとは反対に強い力でラファエルに引き寄せられていく……。果たして彼らの運命は――。
シンデレラストーリーです。
※この作品は、R18指定の設定ではございますが、ストーリー重視ですので要素としてはやや薄いと感じる方がいらっしゃるかもしれません。
【Berry's cafe】【エブリスタ】さんでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 17:46:00
216608文字
会話率:27%
2023/5/25番外SS追加。2023/12/17番外SS2追加。2024/11/2番外編SS3追加。
社交界の憧れの的リカルド・ノーマン。ノーマン伯爵家の嫡男であるリカルドには、母親違いの妹ジェーンがいる。厳格な父親の暴力に怯えなが
ら、幼い頃から二人は身を寄せ合って生きてきた。
「妾の娘で卑しい女」だと虐めてくる令嬢デボラたちから守ってくれる兄。社交的で明るく優しい彼に対し、敬愛の念を抱いていたジェーン。
兄妹両方に縁談話が持ち上がる中、父から呼び出されたリカルドが、ジェーンの前で豹変して――?
「愛してはいけない人を、愛してしまったのでしょうか?」
壊れかけの家族の中、支え合って生きてきた兄と妹の禁断の恋と家族再生・成長の物語。
※R18には※、2話目以降2話のぞいて大体R回。
※作者比で羞恥・調教多め?
※原案短編3/28投稿「媚薬を盛りにいったはずなのに、豹変したお兄様に拘束されてしまったのですが」連載版になります。設定が若干異なります。短編を使いまわしても良かったけど、全て書き下ろしです。
※毎日更新にお付き合いくださり、誠にありがとうございました。
※5/24アルファポリス様にも投稿開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 01:05:22
86429文字
会話率:32%
※後日談2~3話の間「新婚旅行編」完結。
元は令嬢だったが、現在はお針子として働くアメリア。彼女はある日突然、公爵家の三男シャーロックに求婚される。一回りは年上の、ナイトの称号を持つ元軍人の彼は、社交界で浮名を流す有名な人物だ。
破産
寸前だった父は、彼の申し出を二つ返事で受け入れてしまい、アメリアはシャーロックと婚約することに。
だが、シャーロック本人からは、愛があって求婚したわけではないと言われてしまう。とは言え、なんだかんだで優しくて溺愛してくる彼に、だんだんと心惹かれていくアメリア。
初夜以外では手をつけられずに悩んでいたある時、自分とよく似た女性マーガレットとシャーロックが仲睦まじく映る写真を見つけてしまい――?
「私は彼女の代わりなの――? それとも――」
昔失くした恋人を忘れられない青年と、元気と健康が取り柄の元令嬢が、契約結婚を通して愛を育んでいく物語。
※R18に※、3話頃から、主人公が元気過ぎて、やや色気のないR回に……?
※全13話。
※R15版をアルファポリス様に4/25投稿。
※4/23(金)21:00本編完結。
※2021/9/1後日談3投稿。2人の長女ルイーズの物語「犬猿の仲の幼馴染は嘘の婚約者」が完結いたしました。彼女も関連させてのエピソードになります。
※毎日投稿に付き合って下さった読者様と、今は亡き幼馴染に、この作品を捧げます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 22:22:25
84162文字
会話率:33%
社交界の憧れの的リカルド・ノーマン伯爵。昨年、父が亡くなり、彼は義妹のジェーンと二人で、身を寄せ合って生きてきた。
そんな二人に、同時に縁談話が舞い込む。
大好きな兄以外の男性と結婚するぐらいなら修道院に逃げてしまおうと、覚悟を決めた
ジェーン。彼女は、ある夜、紅茶に媚薬を潜ませ、義兄リカルドの元へ向かったのだけれど――媚薬を飲む前に、兄が豹変してしまい――?
※誤字脱字が酷かったので改稿しています。
※4/18アルファポリス様にも投稿しました。
最後、お兄様のとった行動が若干異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 21:01:33
5754文字
会話率:33%
父の再婚相手の義母と連れ子である義妹によって散々な扱いをされているエルフリーデ。父が提案してくれた婚約者はなんと、仄かな思いを抱いている幼馴染の令息。昔は仲が良かったものの、今は社交界の中心にいる人気者の彼に気兼ねばかりしてしまう。
ある
夜会で「このまま消えてしまいたい」と呟くと、思わぬ形で願いが叶う。
気づけば、エルフリーデは不思議な世界にいた。
その世界では、父も、婚約者の幼馴染もエルフリーデに甘くて、優しい。
けれど、どれだけ優しくされても、自由に過ごせても、やっぱり私は――。
不遇な令嬢が、不思議な世界で過ごすことによって、改めて大切なものに気づき、勇気を出して変わろうと奮闘する話。
※他サイトに全年齢版を載せております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 21:00:00
138299文字
会話率:41%