三人以上が首を吊って死んだ木に死者達の無念が凝り固まって誕生した精霊・花魄は、その身に高い霊力を宿していた。人間はその力を利用していたものの、とある理由から用済みだと花魄を棄ててしまった。花魄は生死を彷徨う先で烏天狗の男に囚われ、喰われるか
犯されるかの天秤にかけられてしまう。無理やり身体を暴いて強い力を得る男に、無垢な花魄は次第に心身を穢されていく。自由と愛に飢えた花魄の生き様に、果たして光は宿るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 21:29:11
45630文字
会話率:40%
ファイアランス王国 王家グランヴィ家。
殺し屋が治めるこの国に嫁ぐことになったサーシャ・オリヴェスイーク。
彼女の夫となるのは王弟の次男 シナブル・グランヴィという生真面目な男だった。
実はサーシャ、数年前に一度シナブルの姿を見たことがあ
った。その時に一目惚れをしていた男との縁談が持ち上がった時、彼女は喜んでこの殺し屋大国に嫁ぐことを決めた。
しかしシナブルが密かに思いを寄せるのは、国王の娘で第二の姫 アンナリリアン・F・グランヴィだった。
密やかに愛を交える二人には、何やら深くて複雑な理由があるようで──?
「そんなの、知ったことではないわよ!!」
シナブルに愛されたくて、愛したくて嫁いだサーシャにしてみれば、この二人の関係は想定外。どうすれば夫が自分だけを見つめてくれるのか……あの手この手で夫の心を掴もうと、アンナリリアンを追いやろうと奔走する!
※(★)はR18描写有りです
※挿絵はAIを使用しております
※作者同一の「英雄と呼ばれた破壊者の創るこの世界で」「華々の乱舞」シリーズのスピンオフですが、こちら単独でも楽しめる作品です
シリーズの時系列は「華々の乱舞(前半)」→「ヒメサマノヒメゴト1」→「華々の乱舞(後半)(未公開)」→「ヒメサマノヒメゴト2」→本作→「英雄と呼ばれた破壊者の創るこの世界で」です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 21:10:00
68470文字
会話率:71%
殺し屋王国の姫アンナは、暗殺に入った国で失態を犯し、出国が出来なくなっていた。
その時、突然彼女を連れ去った怪しげな男──ミカエルとの出会いは、無知な彼女を淫靡の沼へと引きずり込む。
抵抗はしないという約束の下、一国の姫は逃げることも叶わず
、無理矢理に犯されてゆく。
全3話ですが、5話に膨らませたくて悩み中。
これだけでも楽しんで頂ける内容ですが、
※華々の乱舞https://ncode.syosetu.com/n2057fp/(作者同一)44話と45話の間の18禁のお話です。
※英雄と呼ばれた破壊者の創るこの世界でhttps://ncode.syosetu.com/n4840en/(作者同一)の、アンナとミカエルの過去に起きたお話でもあります。
ミカエルは53話から61話にかけて登場します
キャラ崩壊あるので、ご注意下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 21:10:00
16514文字
会話率:81%
「毎日必ず三度は交わって、跡継ぎを成せ──」
殺し屋の治める国 ファイアランス王国では、国王エドヴァルドをはじめ、多くの者たちが失明した後に命を失う「血眼病(けつがんびょう)」という病に罹患していた。
片目が失明し、最早これまでと死後を
悟ったエドヴァルドは、次期国王にして第二王女のアンナに一刻も早く子を成すよう命令を下す。
アンナの婚約者 エリックが長期出張で不在の中、アンナの相手にと抜擢されたのは、彼女の臣下で従兄のシナブルだった。
長年、アンナを思い続けていたシナブルと、彼のことを男として意識をしてこなかったアンナが交わるのを、「きちんと膣に射精しているかどうか」監視するよう命じられたのはシナブルの兄 ルヴィス。
主と臣下、期限付きの性交期間。日に三度も交わり続ける二人の関係は、歪なものに形を変えてゆく──。
────────
この作品は、「英雄と呼ばれた破壊者の創るこの世界で」のヒロイン アンナと、臣下シナブルの56話以降に出てきた過去設定を書いたものです(英はかの1話時からは10年前の出来事で、華々の乱舞1話時からは12年後のお話です)。「華々の乱舞」でこの前後の話が出てきますが、まだそこにまで至っておりません。
作者が書きたかった為、先に出してしまうこととなりました……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 00:10:00
32800文字
会話率:72%
王女シャルリンテは、火あぶりにされるところだった。
それを止めたのは新王のスーリだった。
「強大な魔力を持つ王女を焼き殺しては、魔女になるかも…。
処女を奪えば魔力は消える…」そして始まった公開処女喪失。
その相手はスーリだった。
残虐な父
王が、三年前急襲した国から王宮に連れて来た少女だ。
そして、昨日まではシャルリンテの侍女をしていたはずだったのだが…。
アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 19:49:28
69138文字
会話率:30%
血の繋がらない義兄王子であるエリアスに想いを寄せる小国の王女イングリット。
しかしある日、彼女の元に大国の王太子からの縁談が持ちかけられた。国力の差を思えば拒否権などなく、大国に嫁ぐことは避けられない。
縁談を決めた義両親を毒殺したイングリ
ットは、せめて思い出が欲しいと義兄の紅茶に薬を盛り――。
☆ヒロインは非常に自分本位な考えの持ち主で他人の命を軽んじており、命を奪う描写があります。また、鬱々とした展開が続き、後味も良くはありません。
☆「月見酒の集い」様が2023年11月23日~30日に開催された個人企画「囚われ企画」への、今さらすぎる参加作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 22:00:00
17338文字
会話率:34%
魔法国家に生まれながらも国で唯一魔法の使えないシェリーティアは一人でこっそりと魔法の修行をしている時に出会った、名前も素性も知らない青年と恋に落ちた。
実は彼がこの国の王太子であること、隣国の王女と近々結婚することを知り、自ら身を引くもの
の、想いを捨てることができずに王女への嫉妬から魔力を暴走させて彼を殺してしまう。
そうして次に目が覚めた時、彼と出会う二か月前に時が巻き戻っていると気がつくのだった。
――今度こそ幸せになって欲しい。だからどうか、あなたを殺めた私を見つけないで下さい。
彼に憎まれていると思って今度こそ身を引こうとする伯爵令嬢と、彼女に避けられていると思って今度こそ捕まえたい王太子の、すれ違いの恋の話。
4月5日に本編が完結しました。
6月11日から後日談の公開を新しくはじめています(6月20日追記 3話目に大幅な書き足しをしました)
第30回フランス書院文庫官能大賞様にてe-ノワール部門賞を受賞しました。
2023年6月23日より電子書籍が配信されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 22:00:00
150310文字
会話率:30%
【完結しました!】
『ヴァルディーラの業火』――両親を殺し即位した小国の国王、被人道的な商売で富を築いた商人、島を牛耳るマフィアが国家統一戦争の名目で殺しあう、倫理もクソもないアングラ小説。
主人公はマフィアの娘、ヴィオレッタ・アドルノ
に転生してしまう。
マフィアの巣食う地獄のような島から逃げ出したヴィオレッタは逃げ出した先で穏やかな日々を送っていたが、彼女の周りにいつの間にか人でなしの登場人物たちが集まり、彼女に執着し始める。
!注意!
・暴力表現を含みます。
・R15話 ※
・R18話 ※※
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 18:40:00
143251文字
会話率:38%
-こ、この竜騎士は私を助けてくれたの?それとも、獲物の奪い合いをしているの?-
皇太女のレティシアは戦場で兵を率いていると突然空中に拐われてしまう。
誘拐犯を殺した竜騎士は果たして自分をどうするつもりなのか?
恐怖に震えながらあ
っさり恋に落ちて絶倫王子との波乱の甘々生活が始まる。
※ この作品には挿絵があります。苦手な方は挿絵非表示に設定してお読みください
※主人公に痛みを与える表現があります
※流血、鬱展開があります
※この作品はアルファポリス様とエブリスタ様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 23:59:10
247240文字
会話率:49%
(2024 クリスマスのおはなし投稿中~)
推し配信者+スパダリヤクザ+スイーツ好き+一途な執着愛を持つオトコ×強い女性主人公、な感じで色々な要素を全部まぜまぜした文体硬めながらも軽めなテンポのおはなし。
(2024/11/28 改題)
(R18シーンには※マーク)
(アルファポリスにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 23:00:00
44678文字
会話率:44%
「カネで買わないと君が手に入らないと言うのなら……そうするしかないだろう」
「……どうして私なんか」
「一目惚れ」
ーー私は、どこにでもいる女として振る舞わらなければならない。淡々と、粛々と、どこにでもいる人畜無害な女のフリをして、私は依
頼された通りに仕事をする。そうやってずっと生きて来た筈……だったのに!!ーー
スパダリヤクザと殺し屋ちゃんのサクッと読める大人の女性向け短編小説。スパダリに甘やかされたい方は是非、読んでみてください。
(全6話、合計約17000字)
(R-18シーンがあるページには※マーク)
(アルファポリスにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 21:00:00
17962文字
会話率:34%
母親を殺した。殺してやった。あっけなく死んだ。俺の人生は終わった。でも、まだ終わってない。だから完全に終わる前に、やりたいことをやろう。そうだな、まずは風俗にでも行ってみようか。──そして俺は運命の人、すみれさんに出逢った。
最終更新:2024-12-23 19:49:23
25911文字
会話率:55%
グレネードランチャーを撃った。東京で。渋谷で。新宿で。人が死んだ。いっぱい死んだ。もっと殺してやる。もっと、もっと、もっと! ──そして俺は、ねむと出逢った。ねむもまた、人を殺したいと思っていた。俺たちはグレネードランチャーを手に、東京の街
へ繰り出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 20:19:25
31152文字
会話率:50%
18世紀初に世界を支配したアトーサ王国で宗教の内戦が勃発し、新神教は救済派と滅世派に分裂しました。
救済派は神がこの病んだ世界を救い、人類に幸福をもたらすと信じています。一方、滅世派は人類に救いの手はなく、神が世界を地獄に変えて人々を罰す
ると考えています。
救済派の信徒と権力者に洗脳された滅世派はお互いを嫌悪しています。滅世派は聖戦で決定的な勝利を収めた後、信徒を一掃するために軍を派遣しました。100年以上経った後、王国の貴族は内紛に陥り、新たな王フィリが信徒を大量虐殺し、人々を抑圧して洗脳しました。
山奥に隠れ住む救済派の教皇ラトンと妻のエリーシャは数百人の信徒と5人の子供たちを剣士として訓練し、滅世派を打倒する決意を固めました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 01:46:30
174038文字
会話率:28%
魔王との決戦後、その命を終えてしまった勇者アルカはなんと異世界へと転生してしまう。
最初は戸惑っていた彼女だが、ここにはあれだけ守ろうとした世界も人々もいない……その事実に気付いた瞬間、肩の荷が下りたような清々しさを感じるのだった。
そし
て同時に、心の内側にしまい込んでいたとある感情が爆発する。
それは……魔王ディアスへの恋心である。
勇者である以上、魔王と結ばれるなどあってはならない。
それは彼女自身が誰よりも理解していた。だからこそ、これまでずっと押し殺してきたのだ。
しかしそれはあくまで元の世界での話。ここ異世界でなら全くもって関係が無い話なのである。
その事実に気付いた彼女はどうにかしてディアスを自らの物にするために動き始めた。
そしてとうとう自らの策でディアスを無力化することに成功したアルカは、ついに魔王をその手で滅茶苦茶にすることに……。
※この作品は『転生魔王様は静かに暮らしたい』の後日談的なものになるので、そちらを先に読まれることを強くオススメします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 20:30:00
4708文字
会話率:54%
痴漢の冤罪をかけられ、いじめの対象にされてしまった僕は、人生に絶望し、電車に飛び込み自殺をした。
が、気が付くと、目の前にいじめっ子達が。だけど僕は幽霊になっていて、しかも、彼女らに触る事もできる! なら、やる事は1つじゃない?
勢いで書いてみたので、3人中1人への復讐で終わっています。
続きが書けそうだったら連載にするかも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 11:21:59
4992文字
会話率:36%
私は、人殺しだ。
聖なるものの味方である聖獣として生まれたはずのチガヤは、生まれたその日に悪しき人間の手に渡り、悪事を働くように使役される。
しかし、ある国を襲撃する命を受けた彼女は、その国で初めて出会った医師、チカゲを殺害してしまう。
国の守護神である、ミヒロとヤオは、チガヤを捕らえ、罰としてこの国の幼き王、ユネに彼女の刑の執行を委ねた。
彼女にくだされた刑は、調教軟禁隷属刑。
生涯、ユネとそれから先、生まれてくる国王の欲望のままに生きてゆかねばならない刑。
ただ聖獣を裁くためではないため、ユネから、ラズイラと名を与えられ、人を殺めた魔犬として扱われるようになった彼女の運命は?
※他作に出てくる同名の人物とは、全く無関係です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 21:09:48
16667文字
会話率:25%
信じることができないなら、あたしを食い殺して。
十代最後に、なにかを見出だしたいと願い、叔父がすむ異国、ルーシカで羊飼いのバイトをする少女、前園梨々香(まえぞのりりか)は、ある日、ひょんなことから、呪いによって普段は狼の姿に、満月の晩に
のみ、人の姿に戻ることができる美女、レイシャと出会う。
レイシャは、狼の姿であるから、食べ物を得るのが容易ではなく、梨々香に食べ物を乞う。
梨々香は、自身の名をリィと名乗り、レイシャをボディガードの代わりに雇い、共に行動するようになる。
しかし、彼女たちが出会って初めて迎える満月の晩、人の姿に戻ったレイシャを見つめ、リィは、彼女の妖艶な美に惑わされ……。
誰も幸せにならない恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-13 21:32:08
7977文字
会話率:25%
関 福丸は、二回りほど大きくされて。丸いまま異世界に飛ばされた。
関が、飛ばさるたのと同時に、異世界イベントが発生し。山賊が現れた。
関は、逃げたが。体力が無く。追いつかれて。
山賊と、対峙をするが。張り手一発で、山賊を殺してしまった。
関
は、のどかな村から山賊を追い払い。誰も住まなくなった、家をあてがわれて。
村に居住する事となったが。
連日、昼夜問わず。女性が訪れて。俺の射精を求めた。
俺は、金の卵を生む鶏ではなく。
金を、射精する豚となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 12:38:38
2215文字
会話率:12%
6公国の1つ、小国であるランベール公国。王位を継いだばかりのアレンを、隣国のグリフォード公国が強襲する。500対1万という、絶望的な戦力差。しかも指揮官は、相思相愛の婚約者ーーセリア王女だった。
「壮観だねぇ、ガルヴァン将軍」
「あははっ
、セリアが総大将か。婚約者を殺しに行かせるとか、公王殿も容赦がないねぇ」
「おお、怖い怖い。王様って嫌な仕事だねぇ」
しかしアレンは、この絶望的な状況でも余裕を見せる。実は彼は、令和日本から転生した前世において、伯爵家の嫡男から成り上がって世界を制覇した過去を持っていた。そして再び世界を制覇するために彼が編み出した新兵器は、まさかの紙飛行機だった――。
絶世の美女でありながら、勇ましく一軍を率いる義妹のエリシャ。
ウェーブのかかった銀髪に、巨乳が特徴の護衛メイド、リーナ。
同じく日本から転生した過去を持つ、金髪ツインテールの爆乳美少女、サーシャ。
共に転生した3人の美女と共に、アレンは再び乱世に身を投じる。そして、現世の美姫たちも我が物とし、役割を与えて輝かせながら、乱世を制覇していく。
※本作は年間4位だった人気作『僕の転生先は側室の存在に緩い世界だった~銀髪メイドや巨乳幼馴染の貴族娘たちと送る楽しい性生活~』から、上記の4人が転生して登場しています。未読でも問題なくお楽しみいただけます。
※R18の挿絵があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 06:00:00
23091文字
会話率:57%
俺たちが住む令和日本は異世界から侵略してきた邪神の脅威にさらされ、世界は世紀末さながらの混乱に陥った。しかし邪神は倒され、ヤツが築き上げた悪の組織もほとんど壊滅し、平和が戻りつつあった。
邪神を倒した張本人である俺は解雇され、多額の報酬と、
退職金代わりとして悪の組織の女幹部だったアイナを受け取る。
「私は女で、お前は男だ。敗者の惨めな末路は覚悟している……この身体、犯すが良い。これまで殺し合ってきた貴様への敬意を表して、抵抗しないことを約束しよう」
そう言いながら、アイナは俺の劣情を誘ってくる。
「……随分と積極的だな」
「一晩だけお前の女になると宣言した……嫌いだったか?」
「いや、悪くない」
俺はアイナに誘惑されるまま、その身体を抱いた。
そして俺は秘密を抱えたまま、かつて敵の組織の女幹部として殺し合っていた、アイナとの奇妙な共同生活を始めるのだった。
※全年齢版の掲載に合わせて、少し改題しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 06:00:00
18126文字
会話率:62%
魔王となったカイトは、勇者となった幼馴染のクラレスの急襲を受ける。敗北した彼女は「くっ……さっさと殺しなさい!」と言いながら凌辱を受けて処女と命を散らすことを要求してきたが、カイトには別の思惑があった。そして、2人はすれ違っていた思いを再び
交わらせることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 18:00:00
8963文字
会話率:58%
女子高生の椋が帰宅すると、血の海と化したリビングの床一面に削ぎ落とした人肉を並べる男の姿があった。彼に見出された椋は謎のHNを与えられ、殺しを楽しく演出する“処刑人”たちと協働させられることになる。
激しく拒絶する椋だったが、知らず知らずの
うちに己の内面に宿る猟奇性に気付かされていく。
そして、散りばめられた小さくも不穏な謎が、少しずつ明らかになっていく──。
※昔見た夢を元にした、暴力と残酷描写だらけの群像劇です。全編通して性的な描写は少なめですが、一部に凌辱や同性間性的接触のエピソードがあります。また、ちょこちょこエグイ表現(グロ・ゴア描写、差別的・攻撃的なワード含む)があるので、閲覧の際はくれぐれもご注意ください。
※後半に国言葉の描写があります。発音等、文字にするのが難しい言い回しも拾っていきたかったのですが、読みやすさとのバランスを考慮した結果、正確性に欠けた自覚あり。細かい部分はどうかご容赦を!
※ジャンルは一応ミステリー・サスペンスで推理っぽい要素も含みますが、リアルさはあまり重視せず、ファンタジーだと思って読み進めていただくと安心です。
※不快描写注意の回はタイトル横に【⚠】が付きます。
※本作には、主人公が3人います。基本的には女性主人公視点で進みます。男性主人公視点の場合は、タイトル横に【♠】、【♤】、それ以外の人物の場合は【☆】が付きます。
※アルファポリス様・Nolaノベル様にも同じものを投稿しています。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 12:16:24
342674文字
会話率:40%
ぼくがぼくとしての人生が2度目だということに気付いたのは小5の時だった
どうして?かみさま
来世は女の子にして欲しいと頼んだのに
ぼくが男の子のしての人生を歩めというのなら
今世はぼくスガくんと仲良くならない
最低限でいい そうしない
とまた
前世と同じことになってしまうから
前世でスガくん きみと出会えたこと
きみを殺してしまうほど愛せたことは
今でもぼくの宝物だよ
スガくん以上に愛せる人はいないだろうな
そう思ってた時に出会ったのは隣に住む人妻
……リカさん 貴女が結婚する前にぼくと出会っていたら良かったのに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 21:11:44
4573文字
会話率:80%
少女は死霊と戯れる
少女は死霊を慈しむ
少女は死霊が愛しい
アンデッドは死なず───
アンデッドを滅するはそれ勇者なり
ダークエルフの少女、エミリア・ルイジアナは死霊術を駆使する魔族の戦士。
彼女は魔族最強の術士となり、
人類の横暴と『帝国』に抵抗していたが、戦争のさなか───勇者と激突し、敗北した。
だが、殺されることもなく、エミリアの身体を欲した勇者によって、『魅了』の支配を受けて愛人にされてしまう。
しかし、彼女に飽きた勇者は、あっさりとエミリアを帝国の男達に下げ渡してしまった。
魅了された挙げ句、捨てられたエミリアは、魔族も、家族も、勇者からの愛情も全て失ってしまう。
帝国兵のオモチャにされる中、エミリアにあったのは勇者への愛と憎しみ。
「愛しているから、殺してやる……!」
ドン底に落ちたエミリアは、最後の力を振り絞り、再び立ち上がった。
そして、彼女は生物史上最強の復讐者へと成り上がる───。
弄び、蔑み、捨てられたダークエルフの少女は何者になったのか。
彼女を足蹴にした男たちが、何を生み出したのか───。
「その時」が来るまで、誰も知らない……。
※注※
10話くらいまで胸糞展開!!!
その後はヤバいくらい爽快ッッッ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 14:37:33
81192文字
会話率:20%
開拓者たちの土地、新大陸。
危険には事欠かない土地で死体の腹から生まれた男。
ピーチと名付けられた赤子は鬼と人間の混ざり物だった。
人間でも亜人でも魔物でもないピーチは持って生まれた力を使い
暴虐の限りを尽くし、ついには人間たちが本気になっ
た。
ピーチが手下達と落ち延びた先で見つけたのは
洞窟とダンジョンコアだった。
いつの間にか手に入れていた能力は
女に種付けすると謎の宝石を孕ませる力。
宝石を孕ませてピーチは力をつけ、人間の社会にも溶け込み、潜み、仲間と奴隷を増やし、鬼たちとも殺し合う。
*H回は印をつけようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 08:06:41
160538文字
会話率:3%
【本編完結】竜と魔法、王家と魔女の呪いをめぐる、王子と獣人のBLファンタジーです。
“――いずれ魔女の竜が王を殺しに来るだろう”
国王に《魔女の呪い》がかかっていると噂のある西の国で、東の島国から来た犬狼の獣人の夜彦(よるひこ)は、西
の国ではほとんど見かけない魔力を持つ青年と出会う。
青年と交流を深めていたある日、青年は誕生日に城へ出かけていった。青年は王妃から自分の出生の秘密を知らされ、魔女の呪いが発動する。
その夜、城に〈竜〉が現れた聞き、駆けつけた夜彦は、雨の中をうごめく〈竜らしき姿〉を見る。さらにそこに〈赤い竜〉に乗る“魔女”が現れた。
王子として扱われていない魔力ある、優しい青年(攻)
龍神の生贄から逃げてきた、臆病になってる獣人(受)
● R18部分には※印を付けます。
● 途中人が死ぬ描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:00:00
70222文字
会話率:31%
鬼都に囚われた哀れな娘たちが、悪しきゴブリン共の性奴隷になっている。
そんな気持ちの悪い噂を耳にしながらも、魔術士ロッフル・クトロフは、上司らとともにゴブリンたちが建てた国家である鬼都・ゴズリムスへと、貿易の交渉を持ち掛けるために赴いた。
どのような境遇なのかは不明だが、ゴズリムスにはゴブリンたちに春を売る娼婦たちがひしめいている。ゴズリムスの醜悪なゴブリン共と擦れ切った娼婦たちの爛れた営みは、童貞であるロッフルにとって想像を超えたものだった。それでもロッフルは、異様に馴れ馴れしいゴブリンたちにうろたえながら、娼婦たちによる淫らな誘惑から身を躱しながら、着々と職務を遂行していく。
そんな折、大国グランゼニアの軍隊がゴズリムスを滅ぼさんとして襲撃し、敗退した。仲間たちを無残に殺され怒り狂うゴブリンたちは、男性の兵士は殺して食料とし、女性の兵士たちを虜囚として、嬲り始める。上手くまとまりつつあった貿易の交渉を邪魔されたロッフルは、グランゼニアの虜囚たちに不満を感じつつも、人間としてどうあるべきかを悩むのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 13:32:29
153967文字
会話率:44%