騎士のセリュシスは、〈聖女召喚〉時に誤って二人召喚され、『ニセモノ聖女』扱いされ牢獄に入れられた黒髪の女の世話役に任命されてしまい、毎晩彼女の世話をすることになった。
最初は嫌々だったセリュシスだが、彼女の性格に触れ、薄暗く肌寒い牢獄の中で
、次第に心を通わしていく。
ある日、彼女が兵士達に暴力を受けていることを知り、セリュシスは彼女にここから逃げようと提案する。
しかし、彼女は微笑むと、静かに首を横に振って……。
これは、月夜の牢獄から始まる、心に深い傷を負った孤独なニセモノ聖女と、愛することを知らずに生きてきた騎士の、“純愛”と“初めて”の物語。
*誤字脱字報告ありがとうございます!感謝です!
*アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 20:32:57
22403文字
会話率:55%
主人公ネルは、とある妖しい男に揺り起こされ、見知らぬ不思議な世界で目覚めた。見慣れぬ恰好、場所、何が何だか全く分からない彼女は、ひどく動揺した上、その見知らぬ男に連れ去られてしまう。彼女の仲間らしき人物たちや、勇者と呼ばれていた人間が、恐怖
と困惑に苛まれる彼女を必死に追うも、ものの見事に誘拐されてしまう。 気絶した彼女が次に目を覚ました時、おとぎ話に出てくるような、古めかしい地下牢に囚われている事実を知ったネルは、見たことも聞いたこともない怪物を目の当たりにし、恐怖に打ち震える。一方、ネルを攫った男アッシュは、ある目的のために、彼女を強奪してきたのだが、彼は魔物に怯え泣き、取り乱す彼女を見たとたん、どうやら偽者を攫ってきたのではないかという不安に駆られる。したがって心配になった彼は、従者に真偽を確かめる方法を尋ねる。すると召使のゴブリンは、ネルの仲間たちに対する苛立ちと、憎しみを露わにしつつも、『聖女の加護』という、本当の聖女だけが持つ、ある特別能力にまつわる噂を教える。よって目的のため、本当の聖女が必要だったアッシュは、偽者らしいネルと一夜を共にするのだった・・・。
この作品は「魔法のiらんど」、「アルファポリス」、「ベリーズカフェ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 14:42:17
10737文字
会話率:40%
コミカライズ(WEBTOON)決定いたしました!
完結済みです。
以下、ネタバレを含みます。
当作品は元サヤです。
それを踏まえた上であらすじ、必読の部分をご一読ください。
合わないと感じましたらそっと読むのをやめてい
ただけたら幸いです。
「今度こそ、この男を愛さないと誓います」
ノーゼンリーフス公爵城の地下牢。公爵夫人であった彼女、アヴェリーファ・レジーラ・ガディール・ダ・ノーゼンリーフスは、死に際神にそう誓った。
ウィンシュタイン帝国。
何万年にも及ぶ長い歴史を持ち、神々が建国したと言い伝えられる世界一の大国である。最高神ツティラを初め、当時最強と謳われた五神の神々の加護を賜る。
皇族とは別に、五神公爵と呼ばれし神々を先祖に持つ五家の公爵家は、大きな影響力を持っていた。その内の一家シュベリム公爵家の令嬢であるアヴェリーファは、殺されたはずが、過去に戻っていることに気がついた。神から与えられたのだと感動したアヴェリーファは、二度目の人生こそかつての夫を愛さないことを決意した。
しかし、そんなアヴェリーファとは裏腹。アヴェリーファの一度目の人生の夫であるアレス・ユーリエル・ガディール・ダ・ノーゼンリーフスは、離れていく彼女に興味を持ち始める。
これは帝国を揺るがすほどの二人の大恋愛の話だ。
〜必読ネタバレを含む〜
・当作品はフィクションです。現実の人物、団体などとは関係ありません。
・当作品は恋愛小説です。R18の具体的な性描写はありませんが、書く可能性もありますので念には念を入れてR18とします。
・人が亡くなる表現、刺される、斬られる等の身体的ダメージ、一部強姦や流産を示唆する表現があります。
・ヒーローに少しヘタレ気質があります。
当作品は元サヤです。
以上、不快に思われる方もいらっしゃると思いますので、何卒自衛をよろしくお願い致します。
作者並びに作品(登場人物等)に対する“度の過ぎた”ご指摘、“明らかな誹謗中傷”は受け付けません。
詳しいことは、活動報告の『感想について』と『感想について2』をご一読ください。
※現在、感想欄を閉鎖中です。
※作品の転載、明らかな盗作等に関しては、一切禁止しております。
※アルファポリス様(R15)にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 00:00:00
522542文字
会話率:40%
アンドレアス王太子の婚約者である公爵令嬢アーデルハイトは、王妃になるべく生まれた女性と誰もが賞賛する。ゆえにアンドレアスが父王暗殺未遂の大罪で処刑が決まった今、新たに王太子となるロルフ第二王子が彼女の婚約者にすげ替えられるのだという。婚約相
手が代わろうと、彼女は必ず「最高の妃」となるだろう。そう信じているのはかつて彼女の婚約者であり、今や死刑囚として牢に繋がれているアンドレアスも同じであったが、アーデルハイトだけは違った。
全6回、5万字程度のお話です(完結済み)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 18:00:00
54256文字
会話率:44%
とある世界の一つの国で悪事を行っていた大臣を追い詰める騎士団達
女騎士な母が団長で息子も騎士団に在籍していたのだが、父の仇かもしれないその大臣は、
牢に捕らえてたが巨大な竜が出現し逃す事になってしまう。
だがこの時点で息子は知らなかった…尊
敬すべき団長である母が、
とっくに大臣の手で闇に堕とされてしまっていた事を…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 00:06:30
18151文字
会話率:31%
対魔忍としての任務を怪我によって解かれ、「故郷」へと戻った「おれ」。「故郷」は焼き討ちに遭い盗賊の野営地になっていたが、「故郷」の「幼馴染」だけがひとり座敷牢に暮らしていた。
最終更新:2023-09-30 20:14:33
14387文字
会話率:0%
彼の名前は鈴木一郎。ムーンライトのBL小説の登場人物で攻めである。俺は地の文が読めるタイプの登場人物なので攻めの自覚もあるし、なんならタイトルも読める。
受けを探しに因習村まで来た攻めであったがそこはセックスしないと出られない村で……?
!
※この作品はカクヨムにもセックスシーンのない、年齢制限のないものが投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 02:48:34
4410文字
会話率:63%
王子ガルマ・ユイビを誘惑し手玉にしていた令嬢レリア・ロズニールは困惑していた。
それは突然現れた田舎娘のリーリカが王子の婚約者として扱われていたからだ。
このままでは王妃になって国を支配するという計画が台無しになってしまう!
自ら出ていくよ
ういじめ続け、心を折ろうとした。
だが健闘虚しく、誕生日パーティーの会場で田舎娘が選ばれてしまった。
そして悪行の数々もバレてしまい、牢獄へと幽閉された。
どこにでもあるような悪役令嬢の転落劇だが…そこから先が何かおかしかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 17:57:13
8575文字
会話率:38%
屋敷の地下牢に閉じ込められたお姫様と、屋敷の主人が連れてきた男の話。
この作品はpixiv(なだらか名義)とサイト「のんびりまったりなだらかに」にも掲載しております。
最終更新:2023-09-16 18:40:15
19221文字
会話率:30%
とある下町で冒険者を生業としていたシュラは、ある日獣人と喧嘩をして足に怪我をしてしまう。
その日暮らしをしていたシュラは金欠になり、ギルドで持て余されていた依頼を引き受けた。
貴族の失踪者の捜索。それはシュラにとって実に簡単な仕事だった筈だ
ったのに。
無理矢理描写、触手姦、男性妊娠・出産、母乳の表現があります。主人公が肉体改造されてます。★第二章始めました。不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 15:17:07
48036文字
会話率:31%
魔法使いの一族であるテスラが見つけた生涯唯一の運命の相手、セリャリットは今まさに兄王子に断罪されようとしていた。とりあえず断罪の阻止は出来たものの、根本的な解決をするにはセリャリットの呪いを解く必要があり、テスラは画策することになる。
運
命の相手をどうにか手に入れようとする魔法使いと、呪われた可哀想な王子の話。
*冷静沈着な魔法使い×呪いのせいで凶暴になった(本来は純粋な)王子
*受けがほぼ牢屋に繋がれている話なので、可哀想なのが苦手な方は閲覧ご注意ください。(最終的にはラブラブハッピーエンドです)
*誤字報告ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 21:10:29
35633文字
会話率:34%
突然皇太子エルナンドから婚約破棄を突きつけられた侯爵令嬢のエイラは、犯してもいない罪で投獄されていまう。
父からも勘当され、何日も陽の差さない牢屋に閉じ込められ、牢から監獄へと移されようとした時、彼女を救い出した人物がいた。
バスティアン・
アングロ・ベニテスベンテは、彼女の婚約者だったエルナンドの叔父で現王の弟。そして戦においては負け知らずの軍神と称された人物だった。
厳しい皇太子妃教育の中、時折言葉を交わす彼との時間が、彼女の慰めだった。
いつしか彼女は彼に仄かな恋心を抱くようになっていたが、叶わぬ恋と諦めようとしていた。
しかしその彼が危険を冒してまで彼女を救い出してくれた。
傷ついた彼女を、彼は邸へと連れて行き甲斐甲斐しく世話をしてくれる。
彼もまた、甥の婚約者になる二十才も年下のエイラに、想いを寄せていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 18:00:00
10300文字
会話率:41%
巻き沿いを食らう形で、弟と共に異世界転移してしまった。偽物神子の烙印を押されてしまった僕は、牢屋に放り込まれてしまうが、そこで再び魔法陣に飲まれる。「人間共だけに神子がいるのは、いささか不公平だろう?」と魔王様は言う。どうやら僕は、魔王軍に
黒神子として召喚されたようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 21:35:55
10416文字
会話率:46%
鬼に「姫」として囚われた少年が、延々と陵辱される話。
「男の娘総受け」「わからせメイン」。
最初は性描写が多く、徐々にストーリー色が強くなる予定。
★以下の要素が含まれます。苦手な人は注意してください。
・緊縛・失禁・モブレなどの過激な性
描写
・流血を含む暴力描写。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 19:00:00
86836文字
会話率:31%
長らくの療養により休載が続いて本当にすみません!
体調を考慮しての事にてご了承下さい。
連載再開については来年(2025年)の春ごろになると思います。
次話掲載はそのあとになります。
ご理解の程、宜しくお願いします。
【第1章】
第1部~第8部
魔獣に襲われた一家を助けたラナは、魔獣士同士の決闘に巻き込まれて否応なしに戦う羽目になる。
負けたら奪刻《だっこく》という儀式によって魔獣に犯されて刻印を奪われる状況で、果たしてラナに光明はあるのか!?
【幕間】第9部
ベイルーンの町へ向かうラナは、休息を兼ねて川で水浴びをしていた。
そこへラナを見つけた二人組の男が隠れながら近づく。
【アナザーストーリー】第10部~第18部
決闘に勝利したラナは魔道書に触れた途端に転移させられてしまう。
そこで出会ったアウグスという少年に勝負して勝てば元の場所へ帰してくれるという条件を飲んで戦いに挑む。
だが、それは勝ち目がない勝負であり、敗北の先にあるのは肉の牢獄に囚われることであった。
人でありながら器という不老不死の肉体にされ、永遠の快楽を与えられた少女が願ったものとは――!
※第7部の途中から分岐して本編とは大きく異なった展開へと進むバッドエンドです。
【番外編】第19部~第22部
とある教会に一人の若い女が運び込まれた。
魔獣の精を受けて腹が妊婦のように膨らんだその女を救済すべく、神父と修道女たちが処置にあたる。
欲情を誘う魔性の精の臭いは、やがて未熟な修道女見習いの少女の心を蝕んでしまう。
【第2章前編】第23部~
立ち寄った町で眠りについたラナは3年前の夢を見る。
それは悪夢という表現を超えた淫獄の始まりだった。
※各章の間に幕間やアナザーストーリー、あるいは番外編を挟んでいく予定です。
章単位でストックしてから順次投稿する場合もあり、更新間隔が半年以上も経過する場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 00:00:00
611660文字
会話率:28%
アドベント期間の最終日。
わたしは、いつもの様に弟の部屋へ食事を運んで行った。
「ヘンゼル、明日の事忘れてないわよね?」
「勿論だよ。十六年続けていれば、忘れるはずない」
毎年の恒例行事のお菓子の家づくり。
いつもは、ヘンゼルの部屋で組み立
てるのだけれど…。
「食事運んでもらうのも今日で最後だから。明日からは姉さんとずっと一緒に居る」
ヘンゼルの言葉に、わたしはクリスマスの奇跡が起こったと思った。
だって、彼は、木こり修行に反発してお父さんと大喧嘩して以来、ずっと部屋に引き籠っていたから。
明日は、リビングでお菓子の家を作るんだ。
わたしは、プレゼントを心待ちにするちいさな子供みたいに心を躍らせて眠りについた。
"ずっと一緒に居る" 彼の言葉の真意を分かっていないまま―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 23:00:00
9939文字
会話率:34%
アンダリアズ王国へ人質としてやって来たタータイヤ王国のメイリヤ姫は、王族らしからぬ貧相な見た目と人形のように何事にも反応しない奇妙な姫だった。それでも左が紫色で右が淡い碧色という稀有な瞳をしていたため、アンダリアズ王国の末王子ミティアスに求
められて取り決めどおり伴侶になった。ただし、アンダリアズ王家を侮辱したとしてタータイヤ王国には罰が課せられ、メイリヤ姫は牢部屋での軟禁生活を余儀なくされる。※アルファポリス他に転載
[苦労知らずの末王子×隷属国の人質王子 / BL / R18]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 09:20:54
102344文字
会話率:40%
ワンライ企画お題「つまみ食い」で書いたショートです
勇者に呪いを掛けられてしまった魔王。魔界の維持には魔王を生かしておく必要があり――?
妹の為に女のふりをする(失敗している)ゴブリンのゴブさんと牢屋番の愛のお話です。ハピエンです。
牢屋番の魔人さんxガチムチゴブリンの純愛折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 16:47:34
3026文字
会話率:35%
かつて心から愛しあったはずの夫は私を裏切り、ほかの女との間に子供を作った。
そのことに怒り離縁を突きつけた私を彼は監禁し、それどころか私の生まれた国を奪う算段を始める。それなのに私は閉じ込められた牢の中で、何もできずに嘆くことしかできない
。
もうダメだと……全てに絶望した時、幼なじみの公爵が牢へと飛び込んできた。
助けにきてくれたと喜んだのに、次は幼なじみの公爵に監禁されるって、どういうこと!?
《アルファポリスとエブリスタに投稿しています》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 17:23:52
80032文字
会話率:41%
かつて心から愛しあったはずの夫は私を裏切り、ほかの女との間に子供を作った。
そのことに怒り離縁を突きつけた私を彼は監禁し、それどころか私の生まれた国を奪う算段を始める。それなのに私は閉じ込められた牢の中で、何もできずに嘆くことしかできない
。
もうダメだと……全てに絶望した時、幼なじみの公爵が牢へと飛び込んできた。
助けにきてくれたと喜んだのに、次は幼なじみの公爵に監禁されるって、どういうこと!?
※以前、投稿していた作品を大幅に書き直しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 15:05:23
9778文字
会話率:31%
王太子より贈られたドレスに袖を通してうっとりし、迎えの馬車を待っていた時、ヒロインであるローゼリンデは思い出した。
ここは、ヒロインが悪役令嬢にざまぁされる小説の中の世界だと。
そしてこれから自分が連れて行かれる卒業記念パーティーで、断
罪されるのは悪役令嬢ではなく自分なのだと。
連れて行かれたら牢屋行きだとわかっていたが、腹痛を訴えても馬車に乗せられてしまう。会場のトイレで籠っていた時たまたま悪役令嬢に見つかってしまう。
「ごめんなさい、助けてください! そんなつもりじゃなかったんです!」
悪役令嬢はそんなヒロインににっこりとほほ笑んだ。
異世界転生したのはヒロインだけではないんですよ?
魔法の存在するある王国の物語。悪役令嬢(?)×不憫ヒロイン。百合じゃないよ! 安定のハッピーエンドです。
eロマンスロイヤル大賞に参加しています。
アルファポリスからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 12:05:51
134745文字
会話率:53%