【旧題】冷徹宰相の憂鬱〜皇子を本物の聖女と引き合わせたいのに、なぜかまったく見向きもしない〜
【皇太子x氷の宰相】
宰相のサディアスは、密かにずっと想っていたカイル皇子を流行病で失い、絶望のどん底に突き落とされた。しかし、目覚めると数ヶ
月前にタイムリープしており、皇子はまだ生きていた。
次こそは絶対に皇子を死なせないようにと、サディアスは皇子と聖女との仲を取り持とうとするが、カイルは聖女にまったく目もくれない。それどころかカイルは、サディアスと聖女の関係にイラつき出して……
※アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 18:04:43
19080文字
会話率:22%
ここはコンステンサ帝国の東端の街ムガル。
ムガルの山を一つ越えればもう隣のエストラード皇国になるという国境沿いの小さな街だ。
そんな街の森の奥に小さな家があった。
森は鬱蒼とした茂みに覆われここを訪れる人はよほどの事情がない限りは
近寄らない場所だった。
そこにはカロリーナという魔女が住んでいるという話はこの辺りの人間なら誰でも知っている事だった。
コンステンサ帝国は周りの国より特に発展した大きな国で異国の色々な情報がいちばん先に入って来るいわば最先端の国だった。
現在の帝王はクレティオス帝で、カロリーナは先々代のアウストリア帝の娘で、エストラード皇国の初代の皇王ジョセフコールの聖女となりその後妻になった女性だった。
代々コンステンサ帝国の王族は魔力がありカロリーナも例外ではなかった。
だが、ジョセフコールが殺されて国交は断絶した。
だがエストラード皇国の先代のコステラート皇王の代になると、彼がとても温厚な人間だと知りクレティオス帝もエストラード皇国の資源が欲しかったため国交を復活させる。
友好の証としてクレティオス帝の側妃の娘アドリエーヌ王女を聖女としてエストラード皇国に行かせることに。
エストラード皇国は火の出る水、石炭、鉄鉱石と資源の豊かな国でとてもいい貿易相手だった。
だが、アドリエーヌが護衛兵カールと恋に落ちてしまう。純潔を失ったら聖女ではいられなくなる。
その時アドリエーヌは妊娠していて投獄されて子供を産むとすぐに亡くなってしまう。
その子供がシャルロットだった。
シャルロットはカロリーナが育てる事になる。
カロリーナはその時もう100歳にもなっていて魔女となり薬を作りながらシャルロットを育てる事に。
アドリエーヌの最後の願いをかなえて恨みを捨てシャルロットを育てる事にすべてを注ごうとした。
そして現在、森の奥深くに住む120歳の魔女の所には、医者に見放された病、恨みを抱えた人など魔女を頼る人が後を絶たなかった。
だが、カロリーナが助けるのは絶対に善良な人たちだけ、決して悪い行いはしなかった。
そう、彼女は別名白き魔女とも呼ばれていた。
そしてカロリーナのところに若い娘が一緒に暮らしていることはほとんど知るものはいなかった。
その女性の名前はシャルロット。
魔力を封印された見習いの魔女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 06:34:43
176033文字
会話率:35%
大学を出たばかりのわたしサラ・ポーター22歳。ニューマーケットの実家は代々馬の調教場をしている。父は19歳の時になくなりその後を母とレオナルドという調教師が引き継いでいた。ある日実家に帰ると、借金返済の通知が届いていたそこには今月中に支払い
をしなければ強制退去の文字があった。わたしは急いで母のリズに事情を聞いた。驚いたことにレオナルドが家を担保にしてその金を持ち逃げしたらしい。レオナルドの行方はわからずわたしは窮地に立たされる。そしてわたしは無謀なことを思いつく。全財産を競馬に懸けたのだ…結果は散々だった。その日の競馬場にかつて付き合っていたマシーラ国のカマル皇太子が来ていることを知っていたサラは究極の選択に迫られた。一縷の望みをかけて彼に謁見を頼みに行く。やっと会ってくれた彼の口から聞かされる言葉にサラは驚愕する。あなたはそんな人じゃなかった。それは僕の言うことだ!一体どういうことなの?わたしにはさっぱりわからなかった。だが期限は迫っている。わたしは…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 06:11:05
97387文字
会話率:31%
嶌国の第四皇子・朱燎琉(α)は、貴族の令嬢との婚約を前に、とんでもない事故を起こしてしまう。発情して我を失くし、国府に勤める官吏・郭瓔偲(Ω)を無理矢理つがいにしてしまったのだ。
Ω開放政策を唱える父皇帝から命じられたのは、郭瓔偲との婚姻
だった――……。
納得いかないながらも瓔偲に会いに行った燎琉は、そこで、凛とした空気を纏う、うつくしい官吏に引き合わされる。
漂うのは、甘く高貴な白百合の香り――……それが瓔偲だった。
戸惑いながらも瓔偲を殿舎に迎えた燎琉は、しかしそこで、彼の口から思ってもみなかったことを聞かされることになる。
「私たちがつがってしまったのは、もしかすると、皇太子位に絡んだ陰謀かもしれない」
婚約解消を皇帝に願い出るため、ふたりは調査を開始するが、ともに過ごすうちに燎琉は次第に瓔偲に惹かれていって――……?
※この作品はpixiv(改稿前のもの)・アルファポリスにも掲載しています。
※「*」のついたおはなしは性描写を含みます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 23:45:11
211425文字
会話率:38%
「この子だけは、何としても外の世に!」刺客の郷を出奔した霜苓は、決死の思いで脚を動かす。
迫り来る追手に、傷口から身体を蝕む毒。もはや倒れるのが早いか、捕まるのが早いのか……。
腕に抱いた我が子を生かすために選んだ道は、初手から挫かれる事
となるのだろうか。
遠く意識の中で差し伸べられた温かな手は、敵なのか味方なのか、もしくはあの時の──
真面目な刺客育ちのヒロインとその子どもを、必死に囲おうとする、少々不憫なヒーローのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 21:00:00
157431文字
会話率:38%
【40万PVありがとうございます】【1・2章完結】
歩道橋から落ちて――イケメンだらけ異世界へ転移。
なにもしていないのに愛される、謎の溺愛まみれ。
ただイケメンに愛されて気持ちよくなるだけのお話です。
------------------
------------------
こちらの作品は、なろう(年齢制限なし)に、
減筆と18R部分(※印)を加筆したものです。
*連載中*
「これぞ我がサダメ」 こくふちさと
https://ncode.syosetu.com/n4146id/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 01:00:00
268516文字
会話率:32%
公爵令嬢ユーリは長い眠りから目が覚めると、目の前に義弟によく似たイケメンがいた。実はここは8年後の世界で、8年間も見知らぬビッチな魔女に体を乗っ取られていたとか言われ…!?!?
身体の体質のせいで触れ合う人々が皆気持ちよくなっちゃったり、
8年間ビッチな魔女が性行為しまくってたせいで処女だったはずの身体は全身開発されていたり、8年間義姉を愛し続けていた義弟にここぞとばかり溺愛執着されまくり襲われ、感情がないと噂の出会ったことがないはずの皇太子殿下にも気に入られ、口がうまい軍人のお兄さんに丸め込まれて襲われたりする、多少の魔法とちょっとした特殊能力がある世界で乙女ゲーみたいに恋愛して複数に愛されて大切にされるけどエロゲーみたいに抱かれまくる話です。
ただエロを詰め込みたくて書いてます。ひたすらに逆ハーレム愛されプレイを気が済むまで連載します。そういう世界なので複数の人と関係を持ちますしやたらエロいめにあいます。
※現在他作品で執筆修行中のため一時休載中※
よければ連載中作品もよろしくお願いします
―――
ロングランでやるつもりで書いているので長いです。気楽について来てください。
長く一緒に走ってくださっている皆様、本当にありがとうございます。
※R15 ※※R18
モブに襲われることもあります。凌辱表現あり(可愛がられ凌辱)
ブックマーク登録、いいね、評価等頂けますと、より作品が発展します。
いいなと思って頂けましたらどうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 21:56:08
454667文字
会話率:59%
大勢の中で埋没するような平凡な見た目をした俺、水無月風雅はバイトの帰り道、獣の遠吠えを聞いた気がした。
不思議に思っていると俺の身体を光がつつみ気が付くと知らない場所にいた。
そこは獣人の世界であり、皇太子の花嫁として俺は召喚されたらしい。
オメガだとかアルファとか言われても俺は普通の人間だ。
なのに、転性の儀式とかいって身体を作り変えられると言われてしまう。
※主人公は可哀そうだけど強く生きていく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 14:13:12
27654文字
会話率:34%
ある夜、離宮でひとり暮らしているレーニアは王である兄から帝国皇帝へ輿入れするよういわれる。帝国皇帝といえば「絶倫皇帝」と名高く、女好きと公言しているほどのヤリチン男だ。しかも十年前に実の姉が当時皇太子であった彼の第一側妃として嫁いでいる。な
ぜ男の俺が!?嫌がるレーニアに、兄は「帝国には逆らえない」といって……
不定期連載です
R-18場面が含まれる回のタイトルには*が付きます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 12:00:00
32987文字
会話率:40%
【☆祝10万PV♡2万ユニーク☆】投稿開始一月で達成しました♡ご愛読頂き感謝します!!
皇太子の少年ディーノ君が初恋のエルフ王妃をお嫁さんにする為の物語
スキルやたくさんの淫具でエルフさんを落としていきます
主人公は若干ヤンデレ要素アリのイ
ケショタ
R18シーン有り♡喘ぎが多めの官能小説 あまり難しい言葉は使わないように書いてます気軽に見ていって下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 13:55:24
331495文字
会話率:42%
神聖国ルオルジュの公女エステルは、十八歳の誕生日を迎えた。エステルは、生まれた時から、聖女になることが決まっていた。
聖女にとって、十八歳の誕生日は非常に重要な意味を持つ。
神聖国ルオルジュは、魔王の森の入り口に位置し、代々、聖女
とその伴侶により治められてきた。
聖女は、十八歳の誕生日に聖力を覚醒し、同時に、魔王にかけられた『淫呪』に縛られる。
『淫呪』とは、発作的に、ところも相手も構わず男を求めてしまう呪いだ。
エステルは誕生日当日、ベッドの中で、生まれて初めて『淫呪』の発作を起こし、いつもそばに控えている護衛騎士オスカーの気配に、体を熱くしていた。
将来、共に国を治めるための婚約者がいるにもかかわらず、エステルは密かに、護衛騎士のオスカーに恋心を抱いていた。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
【紹介】
深海涙 完結済み長編
純潔を狙われている悲劇の聖女は、金獅子の皇太子から溺愛される。
https://novel18.syosetu.com/n7589ib/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 21:05:51
2055文字
会話率:15%
【完結保証】
後宮で針房として働いている青蝶(チンディエ)は、発情期の度に背中全体に牡丹の華の絵が現れる。それは一見美しいが、実は精気を吸収する「百花瘴気」という難病であった。背中に華が咲き乱れる代わりに、顔の肌は枯れ、痣が広がったように
見えている。
見た目の醜さから、後宮の隠れた殿舎に幽居させられている青蝶だが、実は別の顔がある。それは祭祀で舞を披露する踊り子だ。
踊っている青蝶に熱い視線を送るのは皇太子・飛龍(ヒェイロン)。一目見た時から青蝶が運命の番だと確信していた。
しかしどんなに探しても、青蝶に辿り着けない飛龍。やっとの思いで青蝶を探し当てたが、そこから次々と隠されていた事実が明らかになる。
⭐︎オメガバースの独自設定があります。
⭐︎登場する設定は全て史実とは異なります。
⭐︎作者のご都合主義作品ですので、ご了承ください。
アルファポリスで完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 06:00:00
71600文字
会話率:37%
【コミカライズ】11月21日『comicスピラf』さまより配信!!(元タイトル『元婚約者の皇太子殿下が没落貴族の私を諦めてくれません!』)周りの貴族に嵌められて家丸ごとお取り潰しとなった元公爵家令嬢ニコラは平民として、ずっと求めていた自由を
謳歌していた。だけど絶世の美青年といわれる元婚約者の皇太子殿下のノアがいきなり現れて……
「もう私に関わらないでください!!」「それはニコが決めることではない」
自由のために関わってなるものかと逃げる没落貴族令嬢とそれを逃がさない魔術を扱う皇太子殿下のお話。※R18は後半になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 21:14:01
174226文字
会話率:58%
僻地にある領地で暮らす貧乏伯爵令嬢エルシアには秘密があった。それは前世の記憶があること。前世では新薬を開発していたが、同僚に嵌められ線路に突き落とされ死んでしまった。エルシアが八歳になる頃、木から落ちたことによって、その記憶が戻り今世では静
かに平穏に薬を開発したいと思っていた。が、ある出来事から千年に一人と言われる絶世の美貌を持つ皇太子殿下に目をつけられる。更に六つの精霊の加護つきのチート級人物。だけどその皇太子の顔の半分には禍々しい紋様が入っていてーー…「好きって言って、エル」「いや!私は平穏に生きたいの!無理だってばー!!」溺愛美形男子×研究大好き理系女子の基本いちゃいちゃなお話です。11月19日完結しました!ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 21:41:17
92786文字
会話率:55%
和平のために差し出された美貌の皇太子と、彼を求めた属国の王の宰相の話。
神の力を持つはずの皇太子ティトスは停戦と引き換えに、本来属国たるシュロス国に人質として差し出される。性的な凌辱も覚悟していた皇太子を、王はその寵愛の若い宰相にあっさり
ゆだねる。下賤の出である宰相には忘れられないアズという名の姫君がいて、ティトスは自分がアズだと名乗る。再会を果たした二人は甘い一夜を過ごすのだが、その翌朝に皇帝から非情な命令が届く。兄を畏れる皇太子はその命令に従うのだが、宰相が倒れてしまう。王は皇太子に疑心を抱き、宰相と会わせない。アズは「姫」であるはずで、男ではありえない。皇太子を抱いたことで、宰相は昏倒したまま目覚めない。ティトスは密かにキスを託して宰相を目覚めさせ、人外の力を使って自分のもとに忍び込ませる。それが王の逆鱗に触れ……
架空の国を舞台にしたBLえろファンタジー。人外の力を持つキャラが竜になったり、無理やり竜にしたりします。ほんのりSMちっくですが、残虐描写はありません。宰相×皇太子 リバなしです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 07:00:00
211020文字
会話率:70%
繁栄の栄華誇るフィンダリア帝国。
この国を治める皇帝は数多の子を抱え、そんな彼の子供達の中に一組の兄妹がいた。
気性は激しいが天賦の才に恵まれた皇太子ジュリアス。
そして「光の姫」といわれるほどの美しい妹皇女サリア(愛称サフィー)。
これは
サリアとジュリアス…兄妹でありながらも愛し合い、そして様々な奔流に巻き込まれていく二人の異世界歴史ラブロマンスをメインに、二人の周囲の人々の中の各々の過去とロマンスも出てきてしまうお話です。
第3章21話より、年増皇女と熊男の恋・コメディ開始。
※★注意1★カテゴリ「ロリ」とありますが、初H体験年齢(13~14才)なので、本当のロリFAN様には物足りないと思います。この投稿作品をお読みになる時は、予めご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 01:05:38
744328文字
会話率:25%
東の大国カルドラの王女クラヴィアは、フィンダリア皇太子リオンの元に婚約者としてやって来た。政略結婚とはいえ、たちまち恋に落ちた二人は、やがて皇帝の暴挙のために引き裂かれ、クラヴィアは皇太子の妻ではなく、その父親の皇后にされてしまう……。だが
喩え引き離されても二人の心は変わることはなかった――――。※「R-18」で連載中の「フィンダリア帝国史」のサブエピソードです。読者様に人気のあるエピソードを再構成した物です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-03 09:00:00
134566文字
会話率:21%
【短編】
婚約者である皇太子のディーラ様に、あと少しで結婚だと言う日に離婚前提の結婚だと言われた。
悲しかった。
それでも僕はそれを受け入れた。
愛しています。
ディーラ様。
※妊娠しませんが、男性が妊娠可能な世界。
※2話最後の
ダダの結末、3話の最後が最後にみた夢なのかは読者様の想像力にお任せします(*´ω`*)
※作者はただの腐女子です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 03:00:00
3706文字
会話率:23%
初めて出会ってから何年も何年も、可愛らしい僕の婚約者はとても素敵な恋話の友でした。
婚約者であるアイリの語ってくれるお話はとても素敵で、そのお話の男性に僕は幼いながら恋をしてしまったのです。
今思えばアイリは兄のことが好きで、その思いに引き
ずられただけだと思うのですが、僕はアイリと共にその話に出てくるかっこいい僕の兄の素敵な所を語り合っていました。
けれどある時から…………………。
※知識の少ない作者の作品ですので、隊の構成や名前は正しくない作者の空想物としてお楽しみください。
※人によっては苦手なタイプの胸糞かもしれません。
※シリアス、人の裏表、虐めや流血傷害シーンなどが少しでも苦手な人は閲覧注意です。
※過激性描写ないので人によってはBL要素物足りないかもしれません。
※作者はただの腐女人です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 00:00:00
58804文字
会話率:24%
突然皇太子エルナンドから婚約破棄を突きつけられた侯爵令嬢のエイラは、犯してもいない罪で投獄されていまう。
父からも勘当され、何日も陽の差さない牢屋に閉じ込められ、牢から監獄へと移されようとした時、彼女を救い出した人物がいた。
バスティアン・
アングロ・ベニテスベンテは、彼女の婚約者だったエルナンドの叔父で現王の弟。そして戦においては負け知らずの軍神と称された人物だった。
厳しい皇太子妃教育の中、時折言葉を交わす彼との時間が、彼女の慰めだった。
いつしか彼女は彼に仄かな恋心を抱くようになっていたが、叶わぬ恋と諦めようとしていた。
しかしその彼が危険を冒してまで彼女を救い出してくれた。
傷ついた彼女を、彼は邸へと連れて行き甲斐甲斐しく世話をしてくれる。
彼もまた、甥の婚約者になる二十才も年下のエイラに、想いを寄せていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 18:00:00
10300文字
会話率:41%
皇太子の婚約が破棄になった
元婚約者は学園から消え、中等部の卒業式の日にいきなり白羽がたった男爵令嬢は婚約破棄を皇太子に直訴する
1年に2度の婚約破棄はできないと断った皇太子の妥協案が、もしも君が帝立空軍士官学校を卒業できたら婚約破棄に応じ
るという非常識なものだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 18:33:08
23957文字
会話率:46%
『浮気三昧の屑彼氏を〜』、『ロミオ化した元彼から逃れる為に〜』の続編。ウダウダ拗らせβ主人公。
故郷を離れサースリン国の叔父の元で暮らすミツクニ。静かに数年を過ごしていた彼の元に、ある日一本の電話が入る。
それは、やっと凪ぎつつあった
心を乱す、ある衝撃的な報せだった。ミツクニの脳裏に鮮やかに蘇ってしまう過去。
皇太子時代の隆慶の幼馴染みであり、元恋人でもあったミツクニ。
手酷い拒絶で隆慶を傷つけ、記憶に暗い影を残す原因となったミツクニの本当の胸の内とは…。
◆ミツクニ 隆慶の幼馴染みの親友にして最初の恋人
バース性 β 18歳
千寿侯爵家の三男で、明るく社交的な性格だったが隆慶の独占欲により病み病みに。望まぬ体の関係に持ち込まれかけて拒否&国外逃亡―――という事になっているのだが…?
◆シメオン サースリン国での友人
バース性 β(?) 18歳
伯爵家次男 ミツクニのサースリンでの数少ない友人の一人。
銀髪碧眼の典型的な美形で快活な性格で少し軽薄に見える振る舞いもあるが、他人に合わせる事も知っている。
◆ミツテル ミツクニのすぐ上の兄
バース性 (?) 25歳
千寿候爵家次男 真面目で頭脳明晰だが高圧的な性格
◆隆慶 和皇国135代皇帝 ミツクニの幼馴染みの親友にして最初の恋人
バース性 最上位種αにして和皇国135代皇帝
黒髪、青眼の隠れ超美形 ぴっちぴちの18歳
コミュ障まっしぐら・すだれのような前髪で顔を隠すヘタレだったが、ユウリンとの出会いで本来のアルファらしい姿を取り戻す。
現在ユウリンと番になって幸福度MAX。
◆ユウリン(夕凛)隆慶の後宮の側室
バース性 男性オメガ 20歳
長めの黒髪 金茶の瞳 東洋系の美形の元・一般庶民。
高給目当てにバイト感覚で入った後宮で若き皇帝・隆慶と出会いフォーリンラブ。
とうとう番になり、本人の意図とは関係なく成り上がり中。
(ユウリン本人も想定外のサクセスストーリーにつきましては上記の2作品にてお楽しみいただけます)
※異世界ですがなーろっぱではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 06:00:00
13285文字
会話率:30%
不幸にも異世界転生をキメてしまった元日本人・現王族のヌリは皇帝の地位にもっとも遠い第6王子だ
当人もぱっとしない属州の提督を継ぎ、堅実かつ真面目に生きることを望んでいる
ゆくゆくは隠棲して趣味に生きるのが目標だ
しかし正室の処遇を巡り、皇太
子選出に巻き込まれるハメになり――?
異世界転生系BL折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 16:00:00
58647文字
会話率:18%
蓮駿と蓮杏の双子に皇太子から茶会の招待が来た。
しかし、大好きな妹を花嫁にするのではと勘違いした兄の蓮駿はそれを阻止するため妹になりすましてお城へ出向く。
そこで待ち受けていたのは──
最終更新:2023-07-11 18:35:03
4600文字
会話率:34%