ファティマは25歳のアメリカ人、彼女はアラブのアブダイ国の経営するアブダイバンクで働いている。彼女は、乳児の時に今の養父母に引き取られた。彼女には義理妹のニコルがいるが、買い物に一緒に出かけて車で事故を起こした。運の悪いことに保険料を滞納し
ていたファティマは保険が入らない。ファティマは軽いけがで済んだがニコルは意識不明の重体になってしまい、その治療費を何とかするために彼女は社長のリズクから持ち掛けられた話にのってしまう。それは彼の婚約者としてアブダイ国に行くという計画だった。そして彼女には30万ドルのお金が支払われることになるはずだった…
だが、アブダイ国についてシークのアリクに会って、お互いの運命が変わっていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 06:24:25
92008文字
会話率:32%
大学を出たばかりのわたしサラ・ポーター22歳。ニューマーケットの実家は代々馬の調教場をしている。父は19歳の時になくなりその後を母とレオナルドという調教師が引き継いでいた。ある日実家に帰ると、借金返済の通知が届いていたそこには今月中に支払い
をしなければ強制退去の文字があった。わたしは急いで母のリズに事情を聞いた。驚いたことにレオナルドが家を担保にしてその金を持ち逃げしたらしい。レオナルドの行方はわからずわたしは窮地に立たされる。そしてわたしは無謀なことを思いつく。全財産を競馬に懸けたのだ…結果は散々だった。その日の競馬場にかつて付き合っていたマシーラ国のカマル皇太子が来ていることを知っていたサラは究極の選択に迫られた。一縷の望みをかけて彼に謁見を頼みに行く。やっと会ってくれた彼の口から聞かされる言葉にサラは驚愕する。あなたはそんな人じゃなかった。それは僕の言うことだ!一体どういうことなの?わたしにはさっぱりわからなかった。だが期限は迫っている。わたしは…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 06:11:05
97387文字
会話率:31%