王の側室となって2年。好色の王からの寵愛は一時のことで、今は後宮の一室で忘れられた妃として過ごすセラフィナ。
いつかもう一度王に愛されることを夢見ているセラフィナに王は無情にも、国の生贄としてセラフィナを選んだ。
絶望の淵でセラフィナが連れ
てこられたのは魔界への扉。
そこから出てきたのは世にも美しく冷酷な魔王であった――(ダーク色が強い上に、かなりの残酷描写がございます。苦手な方はご遠慮ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-25 22:34:39
13055文字
会話率:17%
名医のひとり娘瀬奈は産婦人科院長の寵愛を受け清楚で華麗な女子大生と孵化していく。
清楚なお嬢様となった瀬奈だが些細なことから過ちを犯してしまう。
なに不自由もなく育て上げられたお嬢様は見てはいけない裏街道に顔を突っ込んでしまう。
出会
ったのは人生に堕落し闇の世界に蠢くひとりの婆の姿があった。
その婆こそは瀬奈の祖父に辱しめを受け人生の転落をみた女であった。
奇せずして出会った婆は令嬢瀬奈が因縁の医者の娘と知り復讐を決意する。
親の因果が子に報い。祖父への怨念が孫娘瀬奈に襲いかかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-31 13:57:37
132006文字
会話率:25%
幼くして、領主である父を亡くし、逃亡の末、母も亡くした少年リシェルは、旅の一座に拾われ育ったが、ある日、ある領主の目にとまり、王に差し出すために、覚えのない罪で兵士に捕らわれる。そして王に差し出された彼は王の寵愛を受けるが、リシェル自信は王
の愛人という地位に納まっているのには抵抗があった。リシェルが心から自分を受け入れてくれていないと感じる王は次第にリシェルに対して乱暴な態度をとるようになる。
そして、リシェルは自分は王の寵愛を受けるよりも、戦で活躍し、王を守る事を望んでいると王に告げる。王はリシェルの愛を得ることを諦め、戦士として認め、リシェルとの信頼関係を深めた。
リシェルはより強くなる事ばかりを考える様になった。
そして、リシェルは普通の人には計り知れない力を、ある方法で得たのであった。それは人外の者となるという方法だった。
普通の人よりも長い寿命を得たリシェルは孤独な人生を歩む事となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-29 03:48:58
31875文字
会話率:47%