衣紗は帝の寵愛を受け近々側妃として入内をする、元『もの忌みの巫女』
帝から屋敷をあてがわれ、蛍と言う名の侍女と住んでいるが最近、頻繁に見る夢が気になってよく眠れないでいた。いつも夢に出てくる山吹色の髪を持つ若者は誰なのだろうか?と思い悩む中
、帝の想いを受け入れた衣紗だが、自分が巫女であったのに関わらず生娘ではないことに衝撃を受ける。
そして、自らがそれを知らなかったこと。そして巫女でいた四年間の記憶がないこと。もの忌みの巫女の役割を思い出せないことに衣紗は不安に苛まれていた。※R描写有りの回に※付けました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-07 21:00:00
95736文字
会話率:34%