祇園精舍《ぎおんしょうじゃ》の鐘の声、諸行無常《しょぎょうむじょう》の響きあり。魔羅挿入《まらそうにゅう》の花弁《ひら》の色、盛者必衰《しょうじゃひっすい》の理《ことわり》をあらはす。驕《おご》れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛
き壱物《いちもつ》もつひには萎えぬ、ひとへに風の前の塵に同じ……平安の世から現代まで生きる妖怪・飛頭蛮《ひとうばん》の轆轤《ろくろ》が語り継ぐ平家物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 18:32:41
17734文字
会話率:55%
美しく恐ろしい神様に『ここに千年閉じ込める』と宣言されてから、900年。
神域から現世を眺めていた元陰陽師のおっさんは、ふと気がついた。
「残り100年か。そう長くは感じないかもなあ」
千年目に自分は消えるのだとおっさんは知っており、受け入
れていた。
残り100年――そんな時、おっさんを憎んでいるはずの神様が突然、妙なことを言い出す。
「願え、仁円(じんえん)。1年に1つ、全部で100まで、叶えてやる」
しかもおっさんはいつの間にか他の神から、神様の嫁として認識されていたようで……?
■神頼みをしろと強要してくる青年の姿の神様×戸惑うおっさん。
昔はギスギス、今はのんびりした関係。
やることはやってる二人が、もだもだじれじれしつつ関係を変えていく話。
■受け:仁円(じんえん)
外見は黒髪黒目のおっさん。
平安時代の陰陽師で、神様からは憎まれていると思っている。周囲からは神様の嫁だと認識されている。
おっとり気味だが頑固な性格。趣味は現世を覗き、時代の移り変わりを見ること。
好きな食べ物はおにぎりと味噌汁。
■攻め:神様
外見は銀髪赤目の青年。
平安時代の祟り神で、仁円に名を奪われたため弱体化した。
名を取り戻すため仁円を神域に閉じ込めたはずだが、900年目になぜか突然、神頼みを強要するようになる。
好きな食べ物はおにぎりと味噌汁。
■タグは結構ネタバレです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 23:47:08
98251文字
会話率:35%
舞台となるのは、歴史的建造物物が多数存在する北神戸市と、いくつかの歴史的建造物が存在し 裕福な家庭を持つ北芦屋市の2市で北神戸市と北芦屋市には平安時代末期に建立された神社があり、そ神社の名は鈴嶺神社と呼ばれていたのが
最終更新:2025-03-12 00:00:00
259198文字
会話率:50%
この物語の主な舞台は北芦屋市。
この北芦屋市は、宗教や仏教や神道と言った宗教などが主に信仰されえいる市なのだが、他の芦屋4市から見れば高所得者はほんの一握りしか存在しないため他の4市から貧しい市であると言われていた。
この北芦屋市には、平安
時代に建立された神社があった。
その神社の名は鈴嶺神社である。
この神社には、男勝りな少女が3人の女の子が住んでおり、その少女の名は鈴嶺凜といった。
はたして鈴嶺凜は、立派な巫女になる事が出来るのであろうか・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 16:00:00
543629文字
会話率:49%
侍従典侍こと藤原諾子は憂いていた。目下、7回目の死に戻りの最中だからだ。7回目にして晴れて(?)主上のお手付きとなったものの、待ち受けていたのはやはり『死』 死に戻りの秘密を明かしに現れたのは、若死にした諾子の祖父、藤原義孝。義孝は諾子の父
を死の運命から救うために試行錯誤していたのだ。義孝の指令を受けて、死に戻りの運命に挑むことになった諾子。呼び寄せられた教育係は、なんとあの清少納言!!! 死に戻り典侍の後宮サバイバル。後一条帝の御世を舞台にした、平安パラレルファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 20:00:00
56255文字
会話率:27%
時は平安、一条帝の御世。宮中でくすぶっていた行成は蔵人頭に任命され、帝の信頼を得るようになる。だが、后を愛する帝と、娘の入内を目論む道長との狭間で、望まずして宮中闘争に巻き込まれていく。
藤中将、実方。時の勢いに乗る道長。追い落とされる内
大臣、伊周。親友、源俊賢。道長の走狗となる宰相中将、斉信。清廉な年下の友、源成信。生涯の忠誠を誓った帝。
男たちにその身を委ねながら、真に愛した男は誰だったのか。
主人公総受け 平安時代中期の実在の人物・史実を基にしたフィクション作品です。
※自サイトにも掲載しています。
2022/08/31 番外編「梨花一枝、春、雨を帯ぶ」UPしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 21:00:07
240191文字
会話率:31%
この作品の舞台となるのはとある東北地方にある北相生市と言う架空の町。
この北相生市は鎌倉時代の当時は神楽那(みらくな)と呼ばれ、鎌倉時代から平安時代末期にかけ宗教戦争や天下分け目などの多くの戦争が起き幾多の市民たちが命を落とすも、その死者の
魂は祭られることもなく今もなお現世を彷徨い続けていると言われており、多くの死者の霊が目撃されるという事件が発生し、市民達は幾度も死者の魂を祭るように訴えて来たのだが、当時の幕府は庶民の訴えは戯言として片付けてしまい、庶民達は絶望に支配されて行くようになり市の町と呼ばれるようになるのだが、当時の領主が謎の不審死でこの世を去ったため庶民達は、死者達の怨念に殺されたと言い出した事に危機感を感じた幕府は、この北相生市に深月神社と小野塚神社の2つの神社を建立し、死者を祭るよう命じた事によりそれ以来死者の魂が彷徨う事はなくなったと言われている。
現在になり今から20年前には、現政府によりこの北相生市は2つの市に別けられ新たに南相生市が誕生するのだが、思ったように経済は発展せず20年連続の赤字に陥り国や県からの財政援助によりどうにか持ちこたえるようになったのだが、行政は思ったようにはいかず再び南相生市を北相生市に併合させようと言う政治家達が現れるようになったのだが・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 23:50:00
136533文字
会話率:49%
舞台となるのはとある東北地方にある北相生市と言う架空の町。
この北相生市は鎌倉時代の当時は神楽那(みらくな)と呼ばれ、鎌倉時代から平安時代末期にかけ宗教戦争や天下分け目などの多くの戦争が起き幾多の市民たちが命を落とすも、その死者の魂は祭られ
ることもなく今もなお現世を彷徨い続けていると言われており多くの死者の霊が目撃されるという事件が発生し、市民達は幾度も死者の魂を祭るように訴えて来たのだが、当時の幕府は庶民の訴えは戯言として片付けてしまい、庶民達は絶望に支配されて行くようになり市の町と呼ばれるようになうのだが、当時の領主が謎の不審死でこの世を去ったため庶民達は死者たちの怨念に殺されたと言い出した事に危機感を感じた幕府は、この北相生市に深月神社と小野塚神社の2つの神社を建立し死者を祭るように命じた事によりそれ以来死者の魂が現世を彷徨う事はなくなったと言われている。
現在になり今から20年前に、現政府になりこの北相生市は2つの市に別けられ新たに南相生市が誕生するのだが、思ったように経済は発展せず20年連続の赤字に陥り国や県からの財政援助によりどうにか持ちこたえるようになったのだが思ったようにはいかず再び南相生市を北相生市に併合させようと言う政治家が現れるようになったのだが・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 14:04:40
234文字
会話率:0%
舞台となるのはとある東北地方にある北相生市と言う架空の町。
この北相生市は鎌倉時代の当時は神楽那(みらくな)と呼ばれ、鎌倉時代から平安時代末期にかけ宗教戦争や天下分け目などの多くの戦争が起き幾多の市民たちが命を落とすも、その死者の魂は祭られ
ることもなく今もなお現世を彷徨い続けていると言われており多くの死者の霊が目撃されるという事件が発生し、市民達は幾度も死者の魂を祭るように訴えて来たのだが、当時の幕府は庶民の訴えは戯言として片付けてしまい庶民達は絶望に支配されて行くようになり市の町と呼ばれるようになうのだが、当時の領主が謎の不審死でこの世を去ったため庶民達は死者たちの怨念に殺されたと言い出した事に危機感を感じた幕府は、この北相生市に深月神社と小野塚神社の2つの神社を建立し死者を祭るように命じた事によりそれ以来死者の魂が現世を彷徨う事はなくなったと言われている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 12:21:28
220文字
会話率:0%
可愛い基経様は胡桃子姫が好きすぎて…
時を超えて今日も寵愛中?
平安時代前期の公卿で初の関白である藤原基経の素顔と日常生活の悲喜交々を叙情詩風に描く、新感覚輪廻転生ラブロマンス*・゜゜・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・
゜゜・*
日記も薨伝も存在しないためもあり、時として誤解されやすい藤原基経について、
彼の人物像に対する既存解釈を塗り替え、基経とその時代をともに懸命に生きた人たちを供養するために心を込めて描く、時空を越えた愛の輪廻の物語*・゜゜・*:.。..。.:*・'*'・*:.。. .。.:*・゜゜・*
基経の好きな漢詩を意識して、本作品は叙情詩風に描いています。
基経の日常を綴る日記風の形式に周囲の人たちの話を混ぜる形で描いているため、話によっては基経視点ではない話もあります。
*更新頻度は、文献調査などの調べ物および本業で様々に時間がかかるため、14日前後の間隔とさせて頂いております。
*この小説は、『カクヨム』にても連載しております。ただし、『カクヨム』は制限があるため、R18描写はこちらよりもひかえめ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 05:20:33
830786文字
会話率:12%
*本作は執筆中の物語の間に入る予定の閑話を短編として編集しているものです。
*実際に本編に組み込む時には多少内容の変更があるかもしれませんが、大筋は変えない予定です。
〜人物紹介〜
藤原基経
この物語の主人公。名門藤原北家 長良の三男
としてこの世に生を受けるが、実は半陰陽。
漢詩が大好きで趣味。基本とても真面目だけど、執念深く負けず嫌い。
ポーカーフェイスで拗ねて引きこもる癖があるため、とても人から誤解されやすい。
気に入った相手には恐るべき執着を持つ。幼少期に塗籠の中で育ったせいか、とても色白で半陰陽のため、ほとんど誰が見ても女子か男子か分からない見た目をしている。
年齢不詳で、まわりからは人ではなく、魔物のように思われているふしがある。身長は173センチ。
胡桃子
この物語のヒロイン。人康親王の娘。基経が大好き。
妻として基経を肉体面、精神面ともに支える。
基経と同じく、肌が弱く色白で、執着心が強い。
年齢よりもだいぶ幼く見える。
基経を小さくしたような見た目をしているため、
一緒にいると一見姉妹に見える。身長は150センチ。
業平帝
かの平安の色男である、在原業平が帝になった話。
本編では帝ではない。
高子
基経の妹。幼少期から仲がとても悪い。
業平のことが、とても好き。
明子
基経の従姉妹であり、義理の姉。
基経の叔父であり養父である良房の娘。
*この閑話のみだが、高子と明子ともに業平帝の後宮に入っている。本編は史実と同様。
*身長は当時の貴族が乗っていた牛車の大きさ、それから、史書等に記載のある身長の高い人物(180センチ〜190センチ)から平均身長を推測。現代人の平均身長と然程変わらないと仮定し、大体これくらいだろうという身長を記載している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 19:29:05
1428文字
会話率:40%
記憶喪失の優しい鬼×人喰い怪異の妖艶な僧
美しくて妖艶な人喰い化け物な僧が受の作品が読みたい!! それがメインテーマです。よろしくお願いします。
【あらすじ】
平安時代に近い世界観にて、血と業とエロスと情が混ざり合い踊る。
鬼の蘇芳(す
おう)は長い年月封印されていたが、ある時解き放たれる。怪異である僧、心光が偶然にも封じ札を破ったのだ。人を殺め、血を吸っていた心光の姿はしかし月の下で妖艶で美しく、蘇芳は逃げることもなく彼に魅了された。
記憶のない蘇芳に、心光は共に都への旅をするよう提案する。他に選択のない蘇芳は、それを受け入れる。
しかし、旅先で見る心光は穏やかで清廉な僧でもあり、また人を容赦なく殺め蘇芳の精を食う怪異でもあった。まるで全くの別人であるかのような姿に、蘇芳は困惑し、そして彼のことをもっと知りたいと願うようになっていった——。
【注意】
・モブは簡単に死に、血の描写も多い暗めの話です。グロまではいかないとは思います。
・受である僧は剃髪姿を想定しています。本文中では詳しく言及していません。
・倫理観がはちゃめちゃです。なんでも許せる方向けだと思います。100%趣味で書いています。
この作品はアルファポリス、フジョッシー、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 10:01:50
99755文字
会話率:39%
平安時代の日本の様な国・四季の国。貴族の娘である藤井マリは、とある日、「鬼の花嫁になれ」と言われる。鬼に人間の花嫁をやる代わりに四季の国を襲わないという契約を交わしているらしい。早速マリが鬼ヶ島へ向かうと、そこにはとても美しい人間の男の姿を
した鬼・朱里(しゅり)がいた。そして初対面のマリに向かいこう言い放った。「こんなアホ面の女が花嫁とか、ついてねーな。体の具合は良いんだろうな?」。そして始まった初夜は、処女のマリにとって最悪なものに。マリは思わず叫んだ。「アンタなんて大っ嫌い!」……すると朱里はボロボロと泣きだして……!? これは、負けん気は強いけれど世話好きのマリが、強がっているけれど実は気が弱く、マリに対してクソでか感情を向けている朱里にまんまと絆されてラブラブえっちする話。(※主人公のマリはドスケベなMです、ご了承ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 19:00:00
68367文字
会話率:55%
平安時代、元服を迎えた地元豪族の若君に、貴族の後妻が添い臥しをつとめた夜の物語。
最終更新:2024-10-27 21:11:16
46051文字
会話率:30%
平安時代 鬼の住む里に酒呑童子を父に持つ瑠璃という娘がいた。瑠璃は許嫁である蘇芳との結婚を待ち望んでいたが、蘇芳はそれを良しとせず、密かに恋人を作ってしまう。それを知った瑠璃は…。
また、瑠璃と幼馴染みの青藍は瑠璃に恋心を抱いていたが…
。
背景に大江山伝説(酒呑童子)を絡めています。
あくまでもフィクションです。
残酷描写等があります。苦手な方はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 21:00:00
14461文字
会話率:24%
25歳、精神科医の剣崎翔は、春の或る夕方、突然、意識喪失し、キャンピングカーと愛車の2シーターと共に、平安時代に時空超越。
時の帝の第三親王である源氏と出逢い、一目で恋に落ち結婚。日米国籍をもっている翔は、米国法で源氏と正式に「同性婚」す
る。
現代と平安時代を行ったり来たり、の、時々笑え、時々切ない、ちょっとスタイリッシュな、ふたりの結婚生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 20:08:55
34105文字
会話率:34%
平安時代の日本とよく似たとある国、この国の帝は10歳の少年であった。しかし、貴族たちは幼帝をお飾りの王に祭り上げ、政を独占しだした。特に貴族中でも藤家と橘家の権勢はものすごいものであった。そして藤家と橘家はそれぞれ幼帝の妃として娘を入内さ
せる。幼帝はそれに反発し、入内した年上の妃たちに冷たく接するが、妃たちは幼帝を逆レイプし、骨抜きにしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 00:00:00
11716文字
会話率:60%
受験進学校の高二の俺は、大の異世界ファンタジーや魔法が大好きな、厨二病をわずらっている。
しかし、超、陽キャラ。
古文の助動詞の活用表を毎日、詠唱しながら、通学している。
古文のマドンナ講師の清華先生の講義を聴いていたら、寝落ちして、
目が覚めたら、平安時代にタイムリープしていた。
男の俺は、平安美女の和泉式部に転生していた‼️折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 03:18:40
726文字
会話率:0%
和風歴史風ファンタジー。ベースは平安時代です。
雪深い北の村で生活していた主人公が、不思議な生き物を拾ってしまう。
最終更新:2024-04-23 12:54:48
7154文字
会話率:15%
和風歴史風ファンタジー。ベースは平安時代です。
四獣の朱雀を祖に持つ朱国という国の奴婢である主人公と皇子のお話です。
第一部完結済
第二部の連載を開始しました。
最終更新:2022-01-17 21:37:39
192304文字
会話率:40%
和風歴史風ファンタジー。ベースは平安時代です。
四象シリーズ
四獣、玄武を建国神にもつ北の玄国(げんのくに)のお話です。
玄武村出身の主人公と、年下の皇族のお話です。
※攻二人、受一人です。苦手な方はご遠慮ください。
本編完結、今
後は番外編等を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-28 09:22:31
172366文字
会話率:39%
後宮を舞台にした、王道(?)の恋愛系小説。
サブタイトルの✻マークは、性行為あり。
(そこだけでも、お楽しみになれる…かも。)
正妃の絢女と、遠縁の皇太子ゼルトは幼い頃からの許嫁。互いに将来一緒になることは周りの大人に言い続けられ、そ
こに何も疑問を抱いていなかったのだが………。子どもから大人になるにつれ、少しずつ変化するお互いの関係。
そして、今更どうすればよいのか分からずに、互いの心はうまく噛み合わない。
そんな折に突如舞い込んだ、二の妃である貴妃の後宮入り………。
三人の関係は表面上はうまくやっていた。
早すぎる絢女の死に、ゼルトは心を閉ざしながらも、貴妃の存在に少しずつ癒やされながら、絢女との思い出を心に刻んでいく。
★物語の構成は、過去のことがメインで時々現在に戻ります。
★設定と物語上、堂々と健全な三角関係です。
★舞台設定は中華風ですが、名称等は平安時代のものも参考にしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 23:26:48
191068文字
会話率:32%
「ごめん、ごめんね……」
そう言いながら、佐吉は眠っている最愛の連れ合いである一之助の上に跨り、彼の逞しい魔羅を菊門に咥え込んでいた。
謝るくらいならやらなければいい。
だが、佐吉には一之助の濃厚な精を搾り取らなければならない、切羽詰
まった理由があった。
鬼の血を引いた放免×妖を惹きつける体質の陰陽師
平安時代ファンタジーBL
丸井まー様の「睡X姦企画」、春森夢花様主催の「時代劇BL2024」参加作品です。
※ ざっくり平安時代でいいよね!の精神の下、自由に書き進めましたので、それを念頭に読んでいただけたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 06:00:00
20762文字
会話率:21%
かさねは誘拐されて宇治の河原に捨てられているところを、都で屈指の呪力を誇る陰陽師、安倍彰親に拾われた。記憶を無くしていたかさねを彰親は優しく扱ってくれたが、蘇らせたのは、前世からかさねを追いかけている公卿の藤原躬恒で、かさねにとって逢いたく
ない男だった。望みを叶える能力を持つかさねをの願いを叶えられるのは、彰親と躬恒、どちらなのだろうか。自サイトと同時掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 23:28:50
84969文字
会話率:50%
頼りにしていた家族達に先立たれて呆然としていた宮家の姫、珠子のもとへ、見目麗しい公卿である中納言兼左近衞大将の惇長が現れ、契約結婚を申し込んできた。さらに陰陽師の安倍彰親にも求愛されてとまどっているところへ、闇の妖の気配が忍び寄ってくる。契
約結婚のはずなのに惇長を愛した珠子の恋の行方は……。(自サイト、カクヨム同時掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 18:26:27
199995文字
会話率:42%
『夜の闇にはヒトならざる者が住む。
二足で立ち上がり、火を使い、ヒトはいつしか狩られることを忘れた。しかしヒトは生態系の頂点に立ったわけではない。平安時代の書物には『最も恐ろしきは夜の闇。獣の如き牙で噛み付き血を啜る悪鬼あり』とあ
る。源平の世でも鬼を討った武士の話が多く描かれた。一説によると、防人は大陸より新たに渡ってくる鬼を討伐するために置かれたのだという。
彼等から逃れるため、ヒトは火の扱いを覚え、やがては電気を発明して夜の闇を灯りで滅した。科学が発展するにつれてヒトは夜闇への恐怖を忘れ、彼等は御伽噺の怪物に姿を変えた。
しかしそれは誤りである。この日記も世に出ることはなかろうが、もし読む者がいれば信じて欲しい。彼等は確かに存在している。この科学に溢れた現代でも彼等は確かにヒトの血を啜っているのだ。
もう私は長くないだろう。知りすぎた者を追ってくるのは彼等だけではない。それを伝えようとしているならば尚更だ。
発祥地とされる欧州に始まり、世界中に散らばる彼等の呼び名は国々で違うが日本ではこう呼ばれている。
血を吸う悪鬼……吸血鬼と──』
これは古い古い吸血鬼の物語。
ヒトである記憶を持たない始祖であるその男の名はレイ。数千年の長い生涯、人間達の営みによって目まぐるしく変わる世界で吸血鬼の生き方も変わってきた。
しかし彼は生き方を変えない。腹が減れば狩りに出て、女を襲い、犯し、生き血を貪る。
これはそんな一人の吸血鬼の生き様を描いた、信じるも信じないも、恐れるも憧れるも嫌悪するも全て貴方次第の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 20:22:38
67452文字
会話率:42%
★平安時代風、BL版とりかえばや物語★
それは……落ちてはいけない恋だった……。
逢いたい、逢いたい。
あなたに、逢いたい……。
【あらすじ】
京の都に住む下流貴族の瀬央佐理は聡明で美しい容姿の持ち主だった。
しかし、とにかく家が貧乏で
どこの姫君にも相手にされない。
佐理には高子という妹がいて、なんとある日、高子に今をときめく近衛中将から恋文が届く。
上流貴族の中将は、リアル光の君と異名を持つプレイボーイだったが、佐理の両親はその財力に目が眩む。
しかし、高子は大の男嫌いだった。
結局、佐理が高子のふりをして中将と文のやり取りをすることになり……。
*物語はこちらで完結しておりますが、R18部分はKindle版にてお楽しみいただけます。
挿絵付きでKindle版として改稿されております。
ぜひ、お手にとっていただけますと嬉しいです。
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↓PV(紹介動画)
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【この本がお勧めの方】
切なくキュンキュンするお話が好きな方
さらっと読める歴史物が好きな方
ラブストーリーの他に、ちょっとした謎解きを楽しみたい方
平安時代の雰囲気が好きな方
【このお話のキーワード】
#平安時代#光源氏#源氏物語#切ない#スパダリ#健気受け#謎解き
【作者より一言】
歴史に詳しい方からすると、お恥ずかしい限りのお話ですが、平安時代風ファンタジーとして楽しんでいただけましたら幸いです。
私は2人の初逢瀬の夜と、雨の日のシーンが好き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 14:27:23
83413文字
会話率:23%
時は平安時代ー代々鬼を滅する力を持つ一族に産まれた満房は、幼少期鬼によって兄や一族を惨殺されてから復讐の為だけに生きて来てついに兄の仇である鬼が居る山へと行き兄の仇である鬼の頭領鈩に返り討ちにされた挙句、鈩の血を飲めないと生きていけない身体
になっておりー
平安風ファンタジーです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 17:33:07
512文字
会話率:73%
平安時代末期に活躍した刀工天利が打った刀には呪が籠っていたーその刀を手にした人間は刀に魅せられてしまい正気を失う。
時は大正時代、大正のご時世に刀での殺人事件が起こっている東京に長期任務から戻って来た呪刀を専門とする大日本帝国陸軍近衛師団特
務隊唐沢甲斐治は、戻って来て早々呪刀絡みの事件に遭遇するー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 16:07:11
2846文字
会話率:77%