男爵家令嬢セリーヌは、若き皇帝ジェイラスの夜伽相手として、彼の閨に送り込まれることになった。本来なら数多の美姫を侍らせていておかしくない男だが、ちっとも女性を傍に寄せ付けないのだという。貴族令嬢としての学びを一部放棄し、田舎でタヌキと戯れて
いた女など、お呼びではないはずだ。皇帝が自分を求めるはずなどないと思ったし、彼も次々に言い放つ。
『ありえない』『趣味じゃない』『抱くわけが無い』
だから、セリーヌは翌日に心から思った。
陛下はうそつきだ、と。
※全16話となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 20:00:00
49462文字
会話率:42%
王女レオーネは、侯爵家令息のアリエスが幼い頃から大好きだった。彼女は長身で、大きく豊かな胸を持つ魅惑的な身体であるにも関わらず、彼はレオーネにいつも素っ気ない。彼女が聖獣の力を持つもの特有の発情期を迎えた時は、身体を差し出して鎮めてくれたが
、その後も相変わらずの塩対応だ。レオーネが悩んでいると、彼が自分とは正反対の可愛らしい令嬢と親しくしているのを見てしまう。アリエスが優しく笑いかけ、「小さい方が良い」と言っているのを聞いて、彼女はようやく失恋を受け入れた。二人の妨げになるまいと決意し、行動を開始する。沈着冷静なアリエスは、嫌そうに自分を遠ざけ始めたレオーネに、愕然とした。
彼女が演技などではなく、本気でそう思っていると分かったからだ。
※関連作がありますが、これのみで読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 00:14:59
15369文字
会話率:37%
2024eロマンスロイヤル大賞にて、奨励賞をいただきました。応援ありがとうございました!
【あらすじ】エレナが目を覚ました時、一糸まとわぬ姿で隣に寝ていたのは、将来を嘱望されている騎士シオン・フォセカだった。彼は一夜を共に過ごしながらも記憶
が無く、エレナに向かって「お前は誰だ」と冷たい声で言い放つ。エレナには昨夜の記憶は全てあったが、到底口にできるものではなかった。だから逃げたのに、生真面目な彼は諦めてくれない。何を言っても、何をしても、彼の執着が増していく。この恋はもう終わったはずだ。終わらせたはずだ。それなのに、彼は始めようとする。何度でも。
※関連作がありますが、これのみで読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 21:00:00
163785文字
会話率:39%
エッチな女の子がエロいことしたりされたりするお話を何通りかのストーリー軸で進めていきます
オナニー多めです
現在進行中のお話
・百合妹-ユリマイ-
幼馴染妹との百合モノ
近所の通い付けの銭湯で妹のような幼馴染がエッチに迫ってくるお話
・変態兄貴とド変態妹
心底嫌っているはずの浪人ニートの兄のオナニーを見てしまった妹
嫌悪感と裏腹に興奮してしまう体に…
変態兄妹の超ド変態生活
・ミラーハウス
エッチなお店で働く隠キャ女子のお話
見られて感じてしまう子が、段々大胆になっていくお話
今後別の軸も増えるかもしれません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 19:48:53
53734文字
会話率:41%
テスト前の勉強に飽き飽きしている中学三年生の主人公、漆山拓司《うるしやまたくじ》。
ふと窓から人が住んでいないはずの隣の家を見ると、綺麗な女性の姿が。
彼女の姿が忘れられず、翌日もカーテンの隙間から隣の家を覗くと、再び彼女が現れて服を脱ぎ出
し……!
エッチなお隣さんとの窓越しの関係をお楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 19:39:17
6682文字
会話率:44%
名門貴族グランフォード家の長女として生まれたディアナ。
彼女は貴族の名に恥じぬように努力を重ねていた。
しかし、グランフォード家の伝統では、男性が当主となり、女性は駒として扱われてしまう。それはどれだけ努力しても覆りようのないことだった。
当主となる男性には、凄まじい力を得られる当主の刻印が、そして女性には当主に絶対に逆らえない隷属の刻印が刻まれる運命なのである。
なんの努力もしていないのに当主の座を獲得して傲慢になっていた弟のタイラーをディアナは嫌っていた。
そして、運命の刻印の儀式の日。タイラーは当主の刻印を、ディアナは隷属の刻印を刻まれるはずだったが、誤って二人の刻印は逆に刻まれてしまった。
ディアナが当主となり、逆にタイラーはディアナに逆らえなくなる隷属の刻印が刻まれてしまった。
ディアナは絶対的な当主の力を使って、父親と弟を支配していくのであった。
※各話タイトルにプレイ内容の記載をしております。
好みのプレイの回を試し読みしたり、苦手なプレイの回を飛ばしたりの参考にしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 17:05:51
100268文字
会話率:52%
【更新状況について】
お読みいただきありがとうございます。
現在不定期更新とさせて頂いております。
【注意】
・この作品の主人公は悪魔です。平気で非人道的行為を行います。
・この作品の主人公は悪魔です(大事なことなので二回言いました)。
・R-18です。全編通してR-18です。
・主人公はサキュバスですが捕食対象はほぼ女性です(理由は本編参照)。
・上記の性質上、ガールズラブ要素を大量に含みます。
・主人公がサキュバスのため、NTRも平気でやります。
・ファンタジー的エロ要素(サキュバスや淫紋、アクメビームなど)を大量に含みます。
・快楽堕ち、♡喘ぎや♡語尾などを含みます。
・一部AIによる挿絵を使用しています(R-18イラストを含みますので、職場や学校で見るのはお勧めしません)。
・一部男の娘受けが含まれます(苦手な方向けに、まえがきに明記した上で、読み飛ばしても内容が分かるようにあらすじを用意しています)。
以上ご納得いただける方のみお読みください。
気分が悪くなっても一切責任は取れません。
【あらすじ】
ある性癖を拗らせた女大賢者がサキュバスを召喚した。
そしてこう願った。
「私に『極上の快感』を味わわせて!」と。
サキュバスはその願いを聞き入れ、彼女に快感を与えていくのだが…。
「もういいでしょう?私はもう十分満足したのよ!」
「『極上の快感』を定義するのはサキュバスプリンセスたる私よ?この程度の快感で極上だなんて認めないわ!」
終わらない快楽責め。
それもそのはず、彼女が召喚してしまったのは特殊個体「サキュバスプリンセス」だったのだ。
サキュバスプリンセスは自ら納得する『極上の快感』を求め、そしてその『極上の快感』を女大賢者に与えるため、世界を巻き込む大騒動を起こしていく。
その過程で多くの女の子たちが快楽地獄に巻き込まれていくのであった。
【各話のエロ要素度合い】
★☆☆☆:微エロを含む(R-15程度)
―――R-18の壁―――
★★☆☆:直接的なエロ表現を含む
★★★☆:きつめ(SM、快楽調教など)のエロ表現を含む
★★★★:拷問レベルの快楽描写だとお考え下さい。サキュバスが大暴れします。
★★★★★:???
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 16:00:00
365469文字
会話率:34%
「お前のようなデブスは嫁にもらってくれる男なんかいない。だから絶対に司法試験に合格して弁護士になれ」と、父親から言われ、三歳の頃から六法全書を暗唱させられて育った奈々実は、高校二年生の時、異世界に転移した。そこは、魔法があるのに空を飛ぶとい
う概念が無い(ついでにパンツも無い)辺境の小国。出会ったイケメンにダイエットと詐称して溺愛される。いっしょに転移した性的虐待のトラウマに苦しむ美少女江里香は、少年兵に化けて、帝都を目指して旅立つ。
もっとエロエロのはずだったのですが、エロは少なめです。
この小説における魔力・魔法は、きわめてご都合主義的なものです。『なんちゃって魔法』です。有名な映画やゲームのようなきちんとした魔法ではありません。
キーワードは変わります。
脇キャラについて書いていくと際限なく脱線するのでそれを回避するためと、BLは苦手、という人のために、BL部分はスピンオフにしました。作中にBL的要素がありますが、濡れ場はありません。BL以外にも、同じ世界観の別のストーリーなどのスピンオフもあります。
第一章の終わりで生まれ育った世界に一度もどって第二章では生まれ育った世界でいろいろあって、第三章でまた異世界に行く展開になっています。ざまあはほんのちょっとだけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 08:06:38
869942文字
会話率:40%
年下真面目剣士×ハイテンション魔術師
***
ある日、学院一の天才魔術師、ウィオレンス・アムニスは誰も知るはずのない自分の素顔を体育科のアルドゥア・アストラという少年が知っていることに気付いた。一体どういう人間で、何故自分の素顔を知っている
のか調べていく内に、ウィオレンスはどんどんアルドゥアのことが気になってたまらなくなってしまって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 07:00:00
110704文字
会話率:37%
高井 翼(たかい つばさ)は3年前に事故にあい芸能界を引退した。杖を突かなければ歩くことができず、顔以外に取り柄のないただの高校2年生として生活している。
しかし夏休み明けにある文化祭の出し物の劇で翼はヒロインの恋人役を演じることになる。し
かもヒロイン役は翼を嫌っている剣道部の主将の三園 天(みその あまね)だった。最初はおっかなびっくり接していたものの、二人で練習している内に翼はだんだんと怖いはずの天が可愛く見えてきてしまう。
自分の気持ちが恋愛感情だと気付くが、天は実は翼のおっかけで…………
(本作品の他掲載サイトはHPをご確認ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-01 11:12:54
123094文字
会話率:23%
柊新は今年で30歳を迎える。
ずっと好きだった神咲仁と同棲を始め、幸せな30歳の誕生日を
迎えるはずだった。
残業を終えて家に帰ると、部屋は真っ暗。
寝室に向かうとベッドの中で動くものが……。
電気をつけると眠そうな声で同棲相手であ
る仁が起き上がった。
しかし、その横には裸の女性が眠っていたのだった。
ノーマルの仁とやっと両思いになれたと思っていたのは新だけだ
ったらしい。
悔しくて家を飛び出るが、いく当てもない。
コンビニで飲み物を買うと誕生日だった事を思い出す。
キッチンにはさっき買ってきたケーキが出しっぱなしだった。
取りに戻るもの億劫で落ち込んだ気分でいると、にぎやかな声が
聞こえてきた。
夜遅いと言うのに、ちょうど女子高生が二人コンビニに入ってくる
ところだった。
そして後ろから急に強いライトが光る。
ガシャーーンッ!!
大きなガラスが割れる音と、身体中が焼けるように熱い。
俺は誕生日の日に死んだらしい。
いや、死んだのだ。
なのに……目が覚めたと時には、怪我はなく実家のベッドの上にいた
のだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 04:00:00
234776文字
会話率:31%
『古より受け継がれし系図によれば、我が北条家は完全なる男家系。
女児が産まれるのは極めて稀なこと。
もし女児が誕生することがあったなら、
その稀有な存在を生涯一族の中に留めておけるよう親族の中で婚姻を結ばせること。
決して他家に嫁が
せてはならない』
そんな掟が存在する由緒正しい家に、彼女は約90年ぶりに生を受けた女児。
同い年のイトコの彼とは、一族に認められた許婚…のはずだった。
反故になった約束。
それでも尚、有効な掟。
北条家に生まれた彼女の宿命。
引力と斥力。
磁石のようなふたり。
※以前同タイトルで投稿していたものを削除し、再構築して投稿し直します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 22:00:00
66764文字
会話率:41%
恋した人は裏垢男子でした。
好きになった相手に指示されたアダルト動画を視聴するノンケ男。
それは裏垢男子から、ノンケ男への自分のことは諦めろというメッセージ、になるはずだった。
最終更新:2024-09-25 19:56:37
25134文字
会話率:18%
ちょっと格好つけだけど、中身三枚目な主人公と見た目もスキルも完璧だけど、完全に主導権を握っているメイドのエロギャグファンタジーです。
侯爵家の嫡男であるキョウクロウは前世の記憶を持つ転生者である事を思い出し、その宿命を果たす力を蓄える為
に、冒険者となる。
一人で冒険者の町に赴いたはずが、専属メイドのフェオラが付いてきてしまった。
実家を離れ、可愛いメイドと二人きりになれば、エッチなご奉仕も解禁に。
エリート魔法使いをメイド見習いにして、女教師とナースとパーティを組み、エロとギャグだらけのファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 18:49:22
373252文字
会話率:42%
【注意1】
本作品はいじめ・リンチ・逆レイプや容姿に対する誹謗中傷、人格否定、存在否定、家族への侮辱、また、それに準ずる行為や言動など、見る人によって非常に不快となる可能性があるシーンや表現が出てきます。あくまでも表現で有ることをご理解い
ただき、閲覧の際にはご了承の上でご覧下さい。
【注意2】
コメントに関してですが、作品投稿へのモチベダウンに繋がるものは、警告や注意など無くユーザーブロック・削除を行います。作者モチベ下がりやすい豆腐メンタルのため、自衛だと思ってご了承下さい。節度や言葉遣い等のマナーを守って下さるご意見に対しては勿論行いません。申し訳ありませんがよろしくお願いします。
【あらすじ】
僕、神室明彦は生まれつき容姿に恵まれなかった。
嫌われ、避けられ、嘲笑われ、いじめられる。
そんな日々が続いていた高校1年のある日、僕はとある出来事がきっかけでクラスメイトの野崎杏奈にリンチを受ける羽目になった。
殴られ、蹴られ、必死に弁明をするも聞き入れてもらえずに、鉄パイプで股間を潰されそうになった瞬間………僕は、全く同じようで全然違う価値観の世界に転移した。
そこはブスやブサイクが美形ともてはやされ、美男美女が不細工と罵られる世界。
目を開けた瞬間に飛び込んできたのは、さっきまで僕をリンチしていたはずの野崎杏奈が逆にリンチを受けている場面だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 00:33:46
295291文字
会話率:57%
異世界と現実世界がごっちゃになった!? しかも………男女の貞操の概念がおかしい事に?
ある日のいつも通りの帰り道。
モテない灰色の日々を愚痴りながら、桜花学園の二年生となった俺は親友と一緒にトボトボと歩いていた。
何事もなく過ぎ去るはずだっ
た時間。
しかし、その瞬間に空に大きな亀裂が走り―――――――俺の生活は一変することになった。
男のようにスケベになったクラスの女子。電車には痴女。そして………獣耳と尻尾。
男の子は清く正しくありなさいって………こんなの無理に決まってんだろうがっ!!!!
【更新は遅めになります】【同時連載のヴィオラ・ディスアビリティとは全然違う、ただの男性向けエロ小説なので嫌いな方はお気をつけください】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 21:44:52
223893文字
会話率:57%
「ジョブは………シーフです」
名門貴族の家に生まれ、第一の神託で「パラディン」の称号を受けていたはずの俺は、成人の儀の際に第二の神託に衝撃的な裏切りを受けた。
許婚からは見放され、家からは放逐され、配属された先は魔物がひしめく魔の森の守備隊
。
絶望的な状況の中、唯一自分について来てくれた奴隷のイレリアと共に、守備隊での日々が始まった。
【いつか連載出来たら良いなシリーズ第二弾】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 00:40:06
18784文字
会話率:50%
ひょんなことからスフィア・ドーゴの高級リゾートで休暇を過ごすことになった鼠態LMOのメイ。スタッフである狐態LMOのまひるに案内されながら日頃の疲れを癒すはずが、そこはどうやら普通のリゾートではなく……?
えっちなこと知らない合法ロリの
鼠娘(処女)が狐とか兎とか犬とかのおねえさんたちにえっちなこと教え込まれちゃう系のすごいえっちなやつです!
完結しました! 重複投稿
おしながき。
・オイルエステ
・はじめてレズえっち
・開発系3Pレズえっち
・ちょっぴりハードめな機械姦
・開発系ゆきずり言いなりふたなりえっち
・服従系売春ふたなりえっち
↓ちょっぴり関連してる(?)やつです。
「くちづけよわが狐と空賊は言った 空賊版 未編集ファイル」
https://novel18.syosetu.com/n0965do/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 19:51:34
65814文字
会話率:36%
とある男が一人の女学生を誘拐、監禁した。
男の目的はただひとつ、彼女を妊娠させ、自分との絆をつくること。
しかし男はED、勃起不全であった。
自慰行為でのみ、射精が出来る。
男が選択した方法は、セルフシリンジと呼ばれる、器具を利用した子宮へ
の直接射精。
結果、女学生は妊娠し、その後も監禁は続いた。
その後、警察の介入により男は逮捕、女学生は解放される。
だが、この時すでに妊娠八か月目、堕胎できるような状態ではなかった。
強姦による哀れな被害者であったはずの女学生だが、彼女は男との婚姻を望んだ。
二人の間に出来た子供と共に、女学生は男の生家で時を過ごす。
いずれ釈放される男との生活を望んだのかと、世間は瞠目した。
だが、男が釈放されるまで残り二年という所で、男は自ら舌を噛み切り、自死を選択する。
男の遺体は布団の中、眠るようにして亡くなっていた。
男の死後、女学生は離婚届を提出する。
離婚届に書かれていた筆跡は、間違いなく男のもの。
誘拐という法を犯してまで、彼女との絆を求めた男がなぜ、自ら死を選択してしまったのか。
その理由を、誰も知らないまま、事件は幕を閉じようとしていた。
物語は、当人同士の一部始終を記録したものだ。
是非、その目で確かめていただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 12:20:00
64841文字
会話率:13%
母親が新しい彼氏を家に連れ込んできた。
中学一年生の結衣を厭らしい目で見るその男に、母親は依存する。
結婚したいのなら、娘を抱かせろ。
そんな要求でさえも、母親は受け入れてしまう。
唯一頼れる存在なはずの母親でさえも敵となり、結衣を拘束
する。
離婚し父親もいない。
頼れる親族もいない。
誰一人として結衣の味方はいない。
でも、彼女には一人だけ、心許せる存在がいる
お風呂場に住まうナニカ、それだけが、彼女の唯一の味方であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 14:27:50
15392文字
会話率:19%
ある日突然、交通事故で両親を亡くした、美大生の山田樹。
葬儀を終えて日常生活を送り始めるが、うつ状態になっていた樹は、葬儀後初めての登校時に接触事故で線路に落下する。
頭を強く打ち付けて視界が暗転し、目覚めると、見知らぬ部屋の布団の中に横た
わっていた。
樹が夢でも見ている心地でいると、女中の花が現れて、樹のことを「早乙女さん」と呼んだ。
頭がぼうっとして何も考えられず、強い睡魔に襲われ、眠りに落ちようとしていた樹の前に、国防色の軍服を身にまとった偉丈夫――花ヶ前梗一郎(はながさきこういちろう)が現れた。
樹の名を切なそうに呼びながら近づいてきた梗一郎。驚いた樹は抵抗することもできず、梗一郎に抱き締められる。すると突然、想像を絶する頭痛に襲われた樹は、絶叫したのちに意識を失ってしまう。
そして気がつけば、重力が存在しない、真っ白な空間に浮かんでいた。そこで樹は、自分によく似た容姿の少年に出会う。
少年の正体は、早乙女樹の肉体を借りた、死を司る神――タナトスだった。そしてもう一柱、タナトスよりも小柄な少女、生を司る神――ビオスが現れる。
ビオスが言うには、樹は『異世界転生』をしたのだという。そして転生後の肉体の記憶は、特定の条件下で徐々に蘇ると告げられ、樹は再び異世界で目を覚ます。
樹が目覚めると、梗一郎が涙を流していた。
「樹が生きていて、本当によかった……!」
そう言って、梗一郎が樹の額に口付けた瞬間、樹の脳内に早乙女樹の幼少期と思われる映像が流れ、眠るように意識を失う。
『特定の条件下』とは、梗一郎との愛ある接触のことだった。
無事にひとつ目の記憶を取り戻した樹は、公家華族・花ヶ前伯爵家お抱えの書生(画家見習い)・『早乙女樹』を演じながら、花ヶ前家で生活を送る。
スペイン風邪による後遺症で『記憶喪失』になってしまった樹を心配して見舞いに来たのは、楚々とした容貌の美少女――梗一郎の妹である、花ヶ前椿子だった。
樹は驚愕に目を見開いた。
目の前に立つ少女は、樹が描いた人物画。
『大正乙女』そのままの姿形だったのである。
なんと樹は、自分が描いた油画の世界に異世界転生していたのだ。
梗一郎と恋仲であった早乙女樹として転生してしまった樹(ノンケ)は、男と恋愛なんて出来るはずがないと、記憶喪失を理由に梗一郎と距離を置くが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 20:34:13
65398文字
会話率:41%
神殿から捨てられた白狼フェンリル
× 神の器を創ることができる唯一のオメガ
ユグドラシルが貫く世界の中層で、爺とひっそり暮らしていたロキの元に、最高神オーディンの遣いである鴉が現れた。ロキは神様の器を創ることができる唯一のオ
メガ、黄昏に備えてオーディンの元で器を作れと鴉が言う。
得体の知れない鴉から逃げ出そうとするロキだったが、途中で爺の姿を見失ってしまう。爺は上層にある「ヴァルハラ」という場所に行ったと知らされたロキは、爺を迎えにいくため一人上層を目指すことを決意する。その道中で出会った人の姿になれる巨大な白狼が、実は捨てられたはずの神様の器「フェンリル」ではないか、と言われたロキは、彼を身代わりにしてオーディンの手から逃れようと画策する。そして、フェンリルと共に上層を目指すのだがーー
〜北欧神話風冒険ファンタジーBL〜
◾️約26万字-完結確約
⚠️注意事項⚠️
※こちらの作品は北欧神話をモチーフにしておりますが、登場人物の関係性や世界観、その他の設定など、内容の多くを
オリジナルに改変しています。
結末も全然違います。別物としてお読みください。
(北欧神話を知らなくても読める内容です)
※この作品に登場するオメガは、通常のオメガバースとは異なります。
アルファやベータ、ツガイなどは存在しない世界観です。
※素人作品なので、寛大な心でお読み頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 20:10:00
261775文字
会話率:42%
家族ぐるみで仲の良かった『橋本陽葵』と『川崎遼太』。幼い頃から一緒にいるのが当たり前で、いつだって傍にいる“ただの幼なじみ”だった──。 高3の夏……夜空に花火が咲く頃、ある出来事が陽葵と遼太の関係を壊し、修復できない亀裂が生じて──。 あ
の夏から5年後、合コンに誘われた陽葵の前に現れたのは、更にイケメンになった幼なじみの遼太だった! 5年ぶりの予期せぬ再会に、感情も理解も追い付かない陽葵。 「ガンガン意識させてくから覚悟しとけよ?」 色っぽく微笑む遼太に胸の高鳴りが抑えきれない──。 “ただの幼なじみ”だったはずなのに、本気で乱そうとしてくるイケメン幼なじみに、心も体も絆されて翻弄されっぱなし!?
◎予告(表記)なく性的描写(R18)を含みますので、あらかじめご了承ください。
◎付き合う前に色々シしちゃうので、そういうのが苦手な方は閲覧注意!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:48:02
58764文字
会話率:63%
かつてアルケイディア大陸を震撼させた大戦争から25年
戦火の混沌から新たなる社会が生まれつつある中、その自由と無法の紙一重のところで金を稼ぎ、きままに生きる職業が生まれた――冒険者という存在である。
魔王と勇者の息子である主人公スルトは
隠れ里での退屈な生活に飽き、飛び出して憧れの冒険者となった。彼が求めたのは自分の人生を自分で決めること、心躍る冒険、心がひりつくような戦い、そして星の数ほどいる美女、美少女たちと交じり合うことだった。里を飛び出して五年、彼はその生活を満喫していた。名誉も名声もいらない。スルトが欲したのはただ自由だった。
だが彼の血はやがて英雄を求める時代の中で否応なく戦いへと巻き込んでいく。魔王アスタロスを信奉する〈魔王教団〉、そして神への信仰の復活を説く〈教会復興団〉。スルトはそんな世界の中で、自分の本懐を遂げようと奮闘する。そしてそんな彼を美女たちが放っておくはずがない、いずれハーレムを築き上げ、彼は新時代の英雄として名を轟かせることになる――
新生お気楽冒険ファンタジー。これは快男児スルトが混沌の世界を軽やかに駆け抜けていく物語である。
※この作品は拙作「背逆のヴァレリア」の後日談になります。前作を読むとよりその世界観が愉しめると思います。長いけど。
※殺伐とした世界ですが作品全体の空気はダークではありません。凌辱もたまに出てきますが基本は和姦になります。
※ハーレムができあがるのは大分あとになります。気長に待っていてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 17:58:35
523973文字
会話率:56%
どこにでも掃いて捨てている腐れ高校生(ただし顔は可愛い)、御堂優(みどうゆう)。
彼は二学期の始まりをとくに感慨も持たず迎え、相も変わらずにのんべんだらりと過ごそうとしていた。その日も悪友の家に乗り込み、深夜まで遊び駄弁っていたのであ
る。いつもと変わらない生活、人生。そのはずだった。
だが異変はその夜、その帰りに起こったのである。
終電とは思えぬほど閑散とした列車の中で、優は美少女の向かいに座り、そして眠りこける――そして気付いたら、彼はその美少女と精神が入れ替わっていたのである!
そして入れ替わったのは精神だけではなかった。直後現れたルル・マンネルハイムという謎めいた女性に、入れ替わった相手はパラレルワールドの自分であること、そして今はそちらの世界にいることを告げられたのだった。
元に戻るにはルルの手腕に頼るしかない。そして元に戻るために、並列世界を壊さないように、「こちらの」御堂優として振る舞わねばならないのだった。だがそれは簡単なことではなかった。元の世界で憧れていたアイドル、奥村日向(おくむらひなた)は女の優にやたらベタベタしてくる。そして悪友だった垂水健太(たるみけんた)はぼっちになっている。さらには副担任の葉月桜子(はづきさくらこ)先生も……
果たして御堂優はもうひとりの自分、その貞操を代わりに守り切ることができるのか?(無理です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 17:36:08
250575文字
会話率:51%
どこにでもいそうなおとなしい中学二年生、本条倫子(ほんじょうりんこ)。悩みは週4回オナニーするくらい性欲が強いことくらいの普通の女の子である。
そのはずだった。
だが彼女はふとしたことから両親のセックスを覗き見してしまう。しかもそのセッ
クスは普通のものではない、変態的なSMプレイだったのだ!
だが倫子はそれを嫌悪するどころかどんどん惹かれていく。そして覗き見しながらオナニーをするまでになって――それがバレてしまう。そこから狂っていく本条家、娘の性を見てしまった父はそれを求め、元々ファザコン気味だった倫子はそれを受け入れ、母も混ざり、そしてついには半引きこもりの兄さえも――
近親相姦SMストーリー。
どれだけ狂っていても本人たちが幸せならそれでいいんじゃない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 18:24:00
115127文字
会話率:41%
隠れ腐男子の佐々木郁人(ササキ イクト)。不慮の事故後、昔流行したBL小説に転生。王道学園での主人公達のイチャラブを堪能するはずが…
最終更新:2024-09-23 16:37:36
10359文字
会話率:47%
【不定期に更新。週一更新はストップしてます。 ※ただいまネルヴィスエンド編です】
「僕は普通にしているだけなのに、なぜか優しいといわれます(汗)」
婚約者からの一方的な番契約破棄で、ディルは死を選んだはずだった。
しかし目が覚めると
、そこはオメガが最底辺の世界から、最上位の世界に変わっていた!
体の持ち主はディルレクシアといい、わがまま横暴でナルシストというとんでも青年だった。
この世界で、オメガは神殿に保護され、〈楽園〉で蝶よ花よと大事にされて育つ。
そして、オメガが番のアルファを選ぶという。
こちらの世界は、治癒魔法を扱える神殿の権威がもっとも強く、オメガ男性は神秘の存在として尊ばれている。
オメガが選んだ相手は神殿に手厚く保護される。
末の王族でも王位につけ、没落貴族は返り咲き、平民ならば貴族へ昇格とめじろおし。
ディルレクシアには数名の番候補がいて、小悪魔よろしくもて遊んでいたようだ。
もちろん、ディルにはとてもそんな真似はできず、平穏な生活を楽しみながらも、番候補に会うのが気が重くてしかたがない。
しかもその一人は、ディルを捨てた男・アルフレッドそのものだった。
アルフレッドを見ると吐き気しかしないディルは逃げ、助けてくれた騎士に驚く。
前の世界でも最後までディルを見捨てなかった、護衛騎士その人だった。
ディルは次第に、騎士の青年と文官の青年と親しくなり、二人の間で気持ちが揺れることに。
平行世界に転移し、ディルレクシアとして生きることになったディルの望みは、「ほのぼのほっこり家庭を築く」こと。
さてはて、ディルの平穏な明日はどっちだ?
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※平行世界への転生ものです。
※オメガバースですが、「運命の番」設定はなし。女性オメガもいません。
※わたしの作品にしては珍しく、メインキャラは男のみのBLです。(後で脇役で女性がちらりと出てくるかもしれませんが、メインにはいません)
※ほぼ全員、美形。
※ベッドシーンはおそらく後半だと思いますが、途中で入る時は注意します。
※アルファポリス、エブリスタでも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 03:50:49
403909文字
会話率:48%
白碧玉(はく・へきぎょく)はうめいていた。
一週間ほど前に、前世の記憶がよみがえり、自分が『白天祐の凱旋』という小説の悪役だと思い出したせいだった。
その書物では碧玉は、腹違いの弟・天祐(てんゆう)からうらまれ、生きたまま邪霊の餌にさ
れて魂ごと消滅させられる。
最悪の事態を回避するため、厳格な兄に方向転換をこころみる。
いまさら優しくなどできないから、冷たい兄のまま、威厳と正しさを武器にしようと思ったのだが……。
兄弟仲が破滅するのを回避すればいいだけなのに、なぜか天祐は碧玉になつきはじめ……?
※弟→兄ものです。(カップリング固定〜)
※なんちゃって中華風ファンタジー小説です。たぶん5Pくらいで終わるはず……たぶん……。
※自分できづいた時に修正するので、誤字脱字の報告は不要です。
◆2022年5月中旬くらいに書籍化予定ですが、作品を下げる予定はありません。
詳しくはお礼SSの前書きやブログをご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 19:13:33
68771文字
会話率:50%
ある国の物語。
そこには黒い髪色の王子と白い髪色の王子が居た。
隣国から嫁いできた王女は、ひと月その国で過ごし、どちらの王子と婚姻関係を結ぶか選ぶ習わしとなっている。
王女は黒い王子を選び、幸せな初夜を過ごしたはずであった。
終わらぬ輪廻の
はじまりとも知らずに…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 23:51:12
7964文字
会話率:28%