歴史はあるが金がない伯爵と、金で爵位を買った成金男爵の娘の、よくある政略結婚。◇伯爵には身分違いの愛人がいて、とても不本意な結婚だった。子どもが出来ないとなればこの結婚を整えた母も納得するし、非は子どもを産めない令嬢の方にあるのだから、男爵
家に持参金を返さなくて済む――だから、白い結婚を「約束」して、二年後に離縁すると申し渡した。他の男の子どもを身籠られても困るから、男爵令嬢には避妊の術式を施して……。一方の男爵令嬢は、どうにも好きになれない家からやっと離れられたと思ったら、夫には冷遇され、夫の愛人には嫌がらせを受ける日々。伯爵家の使用人と領民が優しいのが唯一の救い。彼らに報いようと伯爵家の再建のために奔走している間に月日は流れ――ついに、「約束の日」を迎えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 20:00:00
14748文字
会話率:41%
15歳で66歳の国王の愛妾となったクロエ。
22歳になった今でも思いだすのは少女時代に一年間、ともに過ごした、2歳年下の伯爵家嫡男アレクシスのことだ。
その彼が、近衛兵として、クロエと国王に近侍することになり……?
自分より背が低かっ
た少年が、見上げるぐらい背丈が伸びてから現れる系のおねショタ好きな方、よろしかったら!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 07:00:00
13655文字
会話率:26%
性根の腐った夫クリストハルトに虐げられる妻イレーネ。ある日、愛人と子供に会いに行った帰り、夫は馬車の事故で瀕死の重傷を負う。その後回復した夫は、イレーネの献身的な看病に感銘を受けたと語り、愛人との関係を清算し、これまでの非道を詫び愛情を尽く
す。イレーネは心を入れ替えたという夫の豹変に戸惑い、彼の誠意と溺れるほどの愛情を拒絶していたが、やがて受け入れると決心する。だが、夫は改心したわけではなく――? 暴かれる伯爵家の醜悪な真実。男の愛と献身はどこへ向かうのか。●嫌われ冷遇され妻と突然溺愛夫?によるサスペンス風味の話です。あらすじキーワードと1話前書き確認の上避けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 22:02:16
125165文字
会話率:30%
伯爵家の末息子ハヴェルは、実父に命を狙われる孤独な少年だった。闇の力を持つ彼を誰もが遠ざけたが、新人メイドのモニカだけは違った。冷淡だったモニカは次第にハヴェルを慈しむようになり、少年も彼女へ心を開いていく。ところがハヴェルはある日、モニカ
が父から放たれた刺客であり、更に父や兄、屋敷の使用人たちと淫行に耽る毒婦だと知り絶望する。これまでの刺客同様モニカを殺そうとするが、彼女の秘密を知った時には全てが遅かった。●前半は少年ヒーローから訳あり年上メイドヒロインへの淡い恋心、からの乱交目撃絶望展開です。後半は大人になった悪堕ち病みヒーローをヒロインが助ける話です。濡れ場は、前半はヒロインのヒーロー以外との性描写だけです。ヒーローからは後半の非合意の性交だけです。ご都合主義の魔法やら不思議な力やらがある世界です。ヒロインもヒーローも完璧聖人ではありません。濡れ場はタイトル末尾に*。あらすじキーワード確認の上避けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 14:09:25
137628文字
会話率:25%
社交界デビューを果たしたばかりの伯爵家の末娘に舞い込んだ、断りにくい婚約の申し入れ。
「私、あんなに恐ろしい噂のある方なんて絶対に無理です~!! だいたい、どこで見初められてしまったのかも心当たりがないんですよ……!?」
相手は物騒
な噂の絶えない、引きこもりの王弟。
真意の読めない求婚には何か裏でもあるのだろうか?
怯える妹に泣きつかれた姉は、一肌脱ぐ決心をする。
※小説家になろうで公開中の短編に、レーティングに関わる部分を追加した作品です。この作品単独で読めるように構成しています。前半はほぼ同じ内容です。
※誤字報告ありがとうございました!
☆2023eロマンスロイヤル大賞さまでコミック原作賞を頂きました。応援ありがとうございました!!詳細はまた後ほどのご案内となります!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 12:00:00
16325文字
会話率:44%
男爵家出身のサラは、夫を五年前に亡くした寡婦。彼女は夫を亡くしてからずっと騎士団の詰所で事務官として働いていた。変わらぬ平穏な日々を過ごしていたサラに、ある日この詰所の長たる騎士団長ランヴァールが声をかけてきた。「サラは再婚しないのか?」と
。ランヴァールは伯爵家の嫡子。しかし二十代後半になる彼はまだ一度も結婚していなかった。ランヴァールにはとある噂がある。色恋ごとがまったく駄目だという不名誉な噂が。
◆R18回には※あり。ヒロイン側から行為を進める描写あり。同意すけべ描写あり。
◆アルファポリスに全話掲載済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 22:00:00
30749文字
会話率:57%
この日、とある伯爵家の娘は後宮にあがった。娘は王より新たな名を賜った。名はセレーネ。由来は彼女の容姿にあった。月の光を思わせる白銀の髪に翡翠の瞳、ほっそりとした肢体をもつ彼女は社交界で『月の妖精(セレーネ)』と呼ばれていたのである。娘を妾に
と望んだ王は、まだ若い青年だった。王家の血筋らしい黒髪と上背をもつ精悍な美男だったが、彼には秘密があった。
一方セレーネには将来を約束した庭師の恋人がいた。王の妾の任期は二年。彼女は妾の務めが終わり次第、恋人と一緒になるつもりでいたが、王は『君の恋人に爵位を与えるから、私の子を産んで欲しい。二年後には必ず解放するから』と言い出した。王の願いを断ることが許されないセレーネは、恋人との未来のため、王に身体を許すことになったが──。
恋人がいる令嬢に本気になってしまった王と、恋人がいるのに王に快楽堕ちしてしまう令嬢の性愛の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 22:00:00
14254文字
会話率:30%
――救国の英雄、エドワード・カーティス。
名家・カーティス伯爵家の次男にしてランドール王国の騎士、エドワード。その髪は金色の絹のようであり、その瞳は青い宝石のようと歌われ、その整った容姿は貴族の娘ならず王女も魅了したと噂された。
最強
の剣にして、美術品のような美丈夫――それがエドワード・カーティスという男だった。
――が、そんなものは綺麗に飾り付けられた虚像と噂話だった。
童貞をこじらせ、女性と触れ合うことが苦手なエドワード。そんなエドワードが休暇中の別荘で出会ったひとりのメイド――ケイト。
彼女は出会うなり、エドワードにメイドとして雇って欲しいと懇願する。
これは、心に傷を持ち、童貞をこじらせたひとりの英雄と、彼を慕うひとりの少女の物語――。
「エドワード様、ご奉仕いたします!!」
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各タイトルに以下の記号がある場合は、記載のシーンがあります。
☆:挿入を含まない性的な行為、描写
★:挿入を含む性的な行為、描写
更新お休み等の情報はTwitterにて
https://twitter.com/ainosuke_a
※都合により、2022/01/30より隔週月曜18時更新とさせていただきます。
以下、旧情報。
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※毎週月曜の18時更新予定。(12話目より)
※目の治療のため、しばらく休載します。(21/05/14)
※再開しました。(21/07/26)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 18:00:00
161078文字
会話率:53%
奥座敷で軟禁されて育った帝国伯爵家の令嬢、久世 薫子(くぜ かおるこ)は、若くして伯爵家の下令となった 高藤 蘇芳(たかふじ すおう)の手によって籠の中から解放された。
その自由と引き換えに蘇芳から与えられる代償に脅えながら暮らす日々は、あ
る青年との出会いによって大きく変化を始める。
月下に薫る花の香が、人を愛に狂わせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 12:00:00
27263文字
会話率:31%
伯爵家の次男である父とその使用人だった母の間に生まれたセシリーは、紆余曲折の末に伯爵である伯父夫婦の養子として、大切に育てられていた。
だが彼女を三つの不幸が襲う。一つ目の不幸は父の死。二つ目の不幸は伯父からの凌辱。三つ目の不幸は――
短
編「不幸なセシリー」の連載版となります。
2022.9.29日間ランキング、週間ランキングに入りました。応援ありがとうございます。
記念に蛇足を追加しました。蛇足なので短いですが、読んでくださると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 08:31:18
29239文字
会話率:43%
伯爵家の次男である父とその使用人だった母の間に生まれたセシリーは、紆余曲折の末伯爵である伯父夫婦の養子として大切に育てられた。
父を喪う不幸に見舞われながらも、十八になり美しく育ったセシリー。遅い初潮を迎えたその春、彼女を待ち受けていた新た
な不幸とは――
姪が伯父に強姦されるだけの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 16:02:38
5980文字
会話率:41%
婚約者と出席したハロウィンパーティーの最中、突然何者かに殺された伯爵家の令嬢メリーゼ・アンレイ。しかし死を覚えた瞬間ふと目覚めると、彼女は『殺される三日前』に戻っていた。
(え?こういうのって、数年前とか子供時代に戻るのが主流なんじゃない
の!?)
なんて呑気なことを考えている場合じゃない。三日後のパーティーまでに死の危機を回避しなければならないのだから。何が理由かは知らないけれど、私は処女のまま短い人生を終わらせる気などないのよ!
唯一の手がかりは、襲われた瞬間に見た犯人の『銀色の髪』と『ベルベットのリボン』だけ。ていうか、あれって確か……?
目の前に迫る死から逃れるために強硬手段に出るヒロインと容疑者ヒーローの起死回生ラブ!
*全6話
*R18シーンは3話と6話にあります
*サブテーマ『シーツ』
誤字報告・ブックマーク・評価・いいねを頂き、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 20:08:46
26330文字
会話率:55%
浮気癖のある婚約者に悩むロザリエッタは、『もう無理ね』と婚約解消を決心した。ーーーこんな男と結婚するぐらいならその辺の犬とした方がマシですわ。でもそうね……あなたは知らないのよね。では、せっかくですので最後にわたくしの本性をお見せしましょう
。
★★
*序盤、ヒロインがクズ婚約者に乱暴を働くシーンがあります。大人しいヒロインがお好みの方はご注意下さい。
*婚約を解消したばかりのヒロインが、別角度からロックオンされて溺愛されるお話です。
*全11話のショートストーリーなので展開は早め。
*R18シーンは後半です。
*誤字報告・ブックマーク・評価・いいねを頂き、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 21:06:57
33000文字
会話率:55%
かつてその背中を追いかけていたライバルが、男娼になっていたーーー。
騎士団に所属するクラインは飲み仲間に騙されて、歓楽街にある男娼館に入った。もともと娼館嫌いだった彼はすぐに店を飛びだしたが、そこで思いもよらない相手と再会した。その相手は、
かつて同じ学院で学んでいたマクヴェス・ハーネストン。マクヴェスは二年前に没落したハーネストン伯爵家の跡取り息子だった。
★★
*途中で視点が変わります。
*書きたい話をキュッと短くまとめたので、雰囲気でサクッと読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 13:10:36
11060文字
会話率:62%
王都より馬車で三日かかる小さな領地を治めるハプスグラネダ伯爵家の長女であるアリシアは十一歳の頃、初めて行った王城で第三王子と出会った。
お互いに最悪に近い第一印象だったけれど、もう会うこともない。そう思っていたのに、あれから七年も経った今に
なって、何故か第三王子が領地にやって来るという噂を耳にする。
そうして七年振りに再会した第三王子は一度会っただけのアリシアのことなど忘れたように「初めまして」と挨拶をして、以前とは別人のように優しく接するのだった。
のどかで小さな領地を舞台に繰り広げられる、優しい笑顔と言葉で迫る王子様と初恋を忘れたいのに忘れられない伯爵令嬢の、大きな事件もなくただ平穏で甘酸っぱい恋のお話。
☆以前投稿した同タイトル作品の改稿作です。色々とエピソードが増えてはいますが話の流れ自体に大きな変更はありません。
☆本編39話+ヒーロー視点の前日譚3話+本編終了後のいちゃらぶえっち8話の全50話、R18シーンは終盤になります。
☆他サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 22:00:00
177078文字
会話率:30%
アステリア・ディーボルトは伯爵令嬢でありながら、家の抱えた借金の為に娼館に売られる事になっていた。
母が亡くなって、父の愛人だった義母と異母妹が伯爵家にやってきてからというもの、浪費を重ねる二人のせいで今にも伯爵家は没落寸前だったのだ。
家
の悪評のせいで、アステリアには頼れる人など誰もいない。せめて年の離れた本当の妹だけは守ろうと、アステリアは娼館に行く事を承諾する。
でも、せめて──
これから辛い思いをするのなら、ただ一つだけ思い出が欲しかった。
そんなアステリアが訪ねたのは、幼馴染のクラトス・ダルベルグ。
母が亡くなってから疎遠になってしまった彼は、アステリアの初恋の人だった。
彼に願う。
「わたしを抱いて欲しい」
そのささやかな思い出を胸に娼館へと行ったアステリアを待ち受けていたのは、予想外の出来事ばかりで──
☆R描写のお話には※印がついています
☆6/22本編完結しましたが、番外編などあげていきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 21:18:18
79500文字
会話率:38%
ルルバは獣耳と尻尾を持った、獣人族最後の生き残りの少女である。
人間とは交流を持ってはいけないとされていたにも関わらず、彼女はグラウデ伯爵家のフィルと、草原の広葉樹の下で出会うことになってしまった。
薄汚い身なりをしているルルバに対しても
優しく分け隔てなく接してくれて、しかも仄かに好意すらを覗かせるフィル。
これまで恋愛などというものをしたことのなかったルルバは、フィルに対する感情を整理し切れず大いに戸惑ってしまう。
獣人族が人間である彼に対して、こんな想いを抱いてしまうなんて……。
初めて会った日に受け取ったフィルからのプレゼントを眺めながら、悶々とする日々が続くのだが、とある嵐の日にふたりは再び出会うこととなる。
風雨を避けるためにルルバの住処である岩陰で、嵐が過ぎ去るのを待つふたり。
その夜に、お互いがお互いに抱いていた想いが遂に爆発して――。
※魔法のiらんどで全年齢版を公開中です。
※えちえちパートはサブタイトルに【えち】入れますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 17:07:02
120031文字
会話率:41%
【あなたはイレギュラーなのよ。】
悪意を持ったメイドに首を絞められたとき、伯爵家に産まれたレイは前世を思い出す。
そして、この世界が乙女ゲーの設定とそっくりなことに気付く。
レイが家族に溺愛されながら、そんな家族を幸せにしたいと思う話。
年上×年下。歳の差。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 04:05:09
6763文字
会話率:53%
地方の領地を治める子爵家の一人娘マデリーンは幼い頃、夜盗に襲われている所を伯爵家の騎士によって救われる。身を挺して助けてくれた少年のことが忘れられずマディは伯爵となったリーガルを守る女騎士になることを決意する。しかし念願叶って再会したリー
ガルはとんでもないドSな鬼畜伯爵となっていた!そんなドS鬼畜伯爵と、伯爵家の騎士団長にしてリーガルの双子の弟であるアンシェル、リーガルに絶対服従する褐色の美青年執事レクターの間で心揺れるマディ、果たしてマディは「騎士になる夢」を取るのかそれとも「恋」を選ぶのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 20:04:52
473215文字
会話率:22%
貴族生まれの騎士 アレックス(22)×第11王子 レビ(18)
前半受け視点、後半攻め視点
月のきれいな夜、第11王子であるレビは、見張りの兵士にとりとめもない身の上話をする。
それからまもなく兵士は別の場所に勤務となり、姿は見えなくなっ
た。
それから数年して、レビは突然伯爵家生まれの騎士に求婚されて仰天する。
※媚薬が出てきますが、王子が自発的に服用します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 00:34:21
8188文字
会話率:48%
モフェット伯爵家の長女であるジンジャーは、ある日父に婚約者との婚約解消を告げられる。父曰く、異母妹グラディスと婚約者シドニーは恋仲であり、あろうことか二人の間には子供がいるという。
そして、ジンジャーはグラディスの代わりに借金のカタとして黒
い噂の絶えない伯爵セオドリック・シャムロックの元に嫁げと。
「次期伯爵の母になれば、お前も将来安泰だろう」
気味の悪い笑みを浮かべ、父はジンジャーにそんな言葉を投げつけた。
どれだけ嫌がっても、貴族の令嬢にとって父の命令は絶対。
そのため、逆らうことも出来ずにジンジャーはセオドリックの元に嫁ぐことに。
その後、ジンジャーはセオドリックと対面するのだが――……。
「お前は、俺に愛など求めるな。跡取りさえ産んでくれれば、あとは好きにしてくれていい」
セオドリックは、そんな言葉をジンジャーに投げつけてきた。
その言葉を聞いたジンジャーはセオドリックを冷たい人間だと思ったのだが、閨の際に与えられる快楽はとても甘ったるく、優しい。どうやら、彼は人を愛することに慣れない人種らしい。
それに気が付いたとき――ジンジャーは彼の力になりたいと思うようになる。
「愛してくれなんて贅沢は言いません。それでも……もう少しだけ、側にいさせてください」
愛されることに慣れない伯爵令嬢が、愛することに慣れない年上伯爵に不器用な愛を徐々に与えられていくお話。
――
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 15:00:00
45809文字
会話率:36%
ラルエット王国に住まう伯爵令嬢リゼットは困っていた。
というのも、ここ数年領地の農作が不作であり、実家のお金が貯えが尽きてしまったのだ。
このままでは六人の弟妹たちが苦しむ羽目に陥ってしまう。それだけは、絶対に避けたい。
そう思い、何とか
してお金を稼げないかと模索するリゼットの元にやってきたのは、名門伯爵家の令息ジョフロワだった。
彼は何を思ったのかリゼットに対し「ライバルである宮廷魔法使いの弱みを握ってきてくれ」と言ってくる。ちなみに、弱みを握る方法はハニートラップだと。そして、成功報酬は多額の現金。
確かに容姿だけは妖艶な美女であるリゼットにその役割はぴったりかもしれない。
それに、このまま足踏みし続けるのは嫌だ。
そんな風に思い、リゼットは了承。夜会でターゲットであるアンリ・ミストラル公爵に接触を図るのだが……。
狙った獲物は絶対に逃がさないふわふわ肉食系公爵兼魔法使い×妖艶な容姿なのに初心すぎる伯爵家の大黒柱の令嬢。
取って食われたハニートラップから始まるお話。
――
◆掲載先→アルファポリス(先行)、ムーンライトノベルズ
◆手元に書きかけで眠っていたお話を加筆修正しながら掲載しております。
◆『ラ・トゥール』伯爵家シリーズ第1弾、長女編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 23:00:00
4822文字
会話率:30%
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵
家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
◆日刊ランキング10位、ありがとうございます……!
――
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ
◆性描写を朝チュン程度に削ったもの→ベリーズカフェ、エブリスタ【表名義と合同】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 18:00:00
105328文字
会話率:30%
尽くし男の永遠の片想い話。でも幸福。
ど田舎村出身の青年ユキレラは、結婚を翌月に控えた彼氏を義妹アデラに寝取られた。
確かにユキレラの物を何でも欲しがる妹だったが、まさかの婚約者まで奪われてはさすがに許せない。
絶縁状を叩きつけたその足で
ど田舎村を飛び出したユキレラは、王都を目指す。
そして夢いっぱいでやってきた王都に到着当日、酒場で安い酒を飲み過ぎて気づいたら翌朝、同じ寝台の中には裸の美少年が。
「えっ、嘘……これもしかして未成年じゃ……?」
冷や汗ダラダラでパニクっていたユキレラの前で、今まさに美少年が眠りから目覚めようとしていた。
※既存作品の続編だったり番外編だったり。
(「王弟カズンの冒険前夜」の番外編、「家出少年ルシウスNEXT」の続編)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 13:26:19
76820文字
会話率:27%
愛犬家に飼われているワンコの楽しい毎日。
ミルコ・・・魔界犬(オス)犬耳、尻尾、人型
人の精液(生命力)が栄養源 3歳。(見た目は人間でいうところの14〜15歳)
イヴァイロ・・・37歳。ノヴァク伯爵家の現当主。愛犬家。妻は4年前に他界
。
ディミトリ(ディマ)・・・12歳。イヴァイロ の息子。犬大好き。そろそろ自分の犬が欲しいな。
※かるーくお楽しみ下さい。深く考えたら負けです!
※作者は猫派です。某番組をとても楽しみにしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 12:00:00
7943文字
会話率:50%
両親を亡くした伯爵家の令嬢アメリアの元にやってきたのは、後見人の権力を振りかざして不正な財産管理を行う叔父夫婦だった。一人になってしまったアメリアにとって、従兄弟のロイだけが癒しであり救い。ロイは両親から愛を与えられず、愛に飢えていた。
無
垢で純真な姉と、無邪気で素直な弟は、二人きりの家族となり、依存関係を深めていく。
※ヤンデレが苦手な方はご遠慮ください。
※pixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 22:10:42
28622文字
会話率:41%
凡庸な伯爵家の次男エリックは、王国の尊き存在である第二王子ルーク様の友人でもある。
いつものように王宮の私室で話をしていただけだったのに、急に具合が悪くなってしまったルークに連れられて、寝室まで行ってしまう。
そこで見せられたルークのいつも
と違う様子に……。
アルファポリスなど他の媒体にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 00:58:01
3156文字
会話率:25%