国境の戦姫。
彼女は世界で何年も続く大戦を終戦へと導いた英雄の一人。しかし表舞台に彼女が現れることはなかった。
終戦から三年、花の国(ツヴェア)の王都では国境の戦姫が社交を始めたと華やかな噂が舞うようになる。
護の銀狼。
魔の国(デア)領主
の彼も終戦へ導いた英雄の一人であるが、所属する花の国(ツヴェア)の王家と対立していた。
終戦から三年、そんな彼の下に王家より婚姻を赦す証明書が届く。相手は同じく英雄の一人、国境の戦姫。
魔の国(デア)、花の国(ツヴェア)に現れた国境の戦姫の正体とは――?
そしてそれはやがてどちらが本物で、偽物で、大戦前後から続く不仲を加速させていく。
総てに絶望した『国境の戦姫』リリアと、英雄と持ち上げられながらも花の国(ツヴェア)には認められない『護の銀狼』ユーリアスティード。
似た過去をもちながらも、歩んできた道は違う二人が、国からの命令で婚姻を結び、紆余曲折を経て生涯を誓い合うようになる。
そして二人に訪れた運命とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 16:10:22
275901文字
会話率:30%
えっちカワイイぽやぽや恋の大渋滞!疲れたときにでも笑いながら読んでください♡
エルフの美形ダメ王子×記憶をなくした人間の男の子
【ご注意】人外スパダリ攻め(人魚)×庶民エルフ受け、粘着ドS攻め×淫乱ドM受け、の脇カップルと同時進行で進
みます。ファンタジーですが受けの年齢が低めです。途中から登場する魔法使いが強烈に下品で口が悪いです。下ネタ入りますので苦手な方はお気をつけください!のちのち脇で軽く男女恋愛も出てきます。
「君みたいな可愛い子、誘拐されなくて本当によかったよね!」
「???」
「……これは、誘拐じゃない、よね?」
記憶を失い、森で迷子になっていたトトを拾ってくれたのは、何とエルフの王子さま! 王家の末っ子王子タイロン(ロンさま)は、顔が抜群にいいにも関わらず、「重い」「しつこい」「女々しい」とすぐに女の子にフラれてしまう。
だけど僕は、そんな王子さまのことが大好きです!
胸を触ると見えるふたつの数字の謎、帰還する噂の変態魔法使い、カワイイ受けちゃんたちが真剣に恋のステップアップに挑む!
……そして、〈命の魔法使い〉とは?
ギャグ寄りのゆる〜い世界観です。お気楽にお楽しみ下さい♡
えっちなページには☆印つけます。エブリスタでも同時連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 12:20:55
372403文字
会話率:44%
「俺が愛してる王子様は、国と国民だけを愛し、誰か一人を特別に愛する事を禁じられてます…」
アシュは、18歳の男なのに、その体から乳が出た。
そして、その珍しさを買われ、王家の生まれたばかりの王子の乳母になる為に城に上がったが、予想外の事
が待っていた。
「やっ!そんな所まで触らないでっ!」
この作品は、「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載しています。
1話、2話は、以前一度掲載した分の再編集です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 21:20:00
54550文字
会話率:24%
この地に千年に一度の厄災が訪れる時、聖なる乙女は大魔女として目を覚ます――。
ビン底眼鏡で三つ編み少女のドロシーは、地位もお金もないただの町娘だけれど、魔法の才だけには恵まれて、特待生で王立学校に通っている。将来の夢は立派な魔女になること
。魔女は純潔を失うと魔力が消えてしまう為、とても貴重な存在だ。
だが、魔法騎士のエリアスは、そんなドロシーを毎日毎日口説いてくる。見目麗しい彼はいつも女性に囲まれていて、女に困ったことはない。大変な遊び人である彼につけられたあだ名は「魔女殺し」。魔女見習いの少女たちから魔力を奪っているというのに、周りからお咎めは一切なし。なぜなら彼は王家の血を引いているから。
彼がドロシーを口説いてくる理由はわかっている。出会ったその日にドロシーだけが彼に見向きもしなかったのが、彼のプライドを傷つけたからに違いない。おかげで彼に恋する少女たちからは総スカンの毎日だ。
魔女を目指すドロシーに恋愛は御法度!魔女になりたいからと彼を拒み続けるドロシーに、エリアスは甘く囁いてくる。
「それって、純潔さえ奪わなければ、他はなにしてもいいってこと……?」
※「第6回ムーンドロップス恋愛小説コンテスト」にて竹書房賞受賞。2024/10/10書籍発売。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 21:47:36
194843文字
会話率:42%
ある日、婚約者である王太子名義で贈られてきた首飾りをつけた公爵令嬢のアリーチェは、突然意識を失ってしまう。
実はその首飾りにつけられていた宝石は古代魔道具で、謎の呪いにかかってしまったアリーチェは、それを理由に王太子から婚約解消されてしまう
。
王太子はアリーチェに贈り物などしていないと主張しているものの、アリーチェは偶然、王太子に他に恋人がいることを知る。
古代魔道具の呪いは、王家お抱えの高位魔術師でも解くことができない。
そこでアリーチェは、古代魔道具研究の第一人者で“天才”と名高いクロムに会いに行くことにするが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 22:00:00
187450文字
会話率:43%
瓜二つの双子の姉妹として王家に生まれた姉のシエラと妹のロゼッタ。
シエラはロゼッタと同じ人――、護衛騎士であるクロードに恋をしてしまう。そして彼が選んだ相手は、妹のロゼッタだった。
だが、ある日、ロゼッタは彼の手の届かないところへ行ってしま
う。恋人を失ったクロードは、シエラのことを「ロゼッタ」と呼び、真摯な愛を囁いてくる――。
たまには公式企画に参加してみようと思い立ち、「嘘と真実」をテーマに書き始めたものの、途中で「……なにか違うな?(これ、「嘘」ではない気が……?)」と諦めた作品です。
ハピエンでもバトエンでもありませんのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 18:08:11
12759文字
会話率:37%
西の王国南部の有力領主ボーリュー伯家には、いつの時代にも、古の妖精族の血を引くと言われる濃い茶色の髪とエメラルドグリーンの瞳を持つ異能の子どもが必ず1人はいた。
彼らには望む道を歩ませよ。そうすれば彼らは一族の槍にも盾にもなるだろう――
家訓に従い、譜代の重臣モンバール家にも支えられて、伯家は長年王家から自立して乱世を生き抜いてきた。しかし、先代の伯の3人の子は、全員が古の容貌を持って誕生した。そこから次第に伯家の運命の歯車が狂い始め、王国の強大な力に呑みこまれていく。(第1章)
ボーリュー伯家が滅亡してから17年後。帝国と境界を接する、西の王国の親王領エストヴィルの中心都市に、一人の旅芸人の若者が姿を現した。
音楽に天賦の才を発揮するその若者、シルヴァン・ラ=ロシュは、濃い茶色の髪と、異形の者を思わせる濃いエメラルドグリーンの瞳の持ち主だった。
傭兵としての過去を持ち、戦場で傭兵隊長の養父ジェレミに置き去りにされて心に深い傷を負ったシルヴァンは、平和な都市の中で音楽を糧に生きることを願うが――。(第2章~)
本作品は、王家に嫁いだ先代ボーリュー伯の娘アナイスとその子どもたち、そしてそれを取り巻く人びとの複数視点の群像劇です。ストーリー展開は暗めで、メリバ寄りのバッドエンドで終わる予定です。
西洋中世風ですが、ファンタジーなので時代考証などは滅茶苦茶です。現代とはまったく異なる価値観を持つ世界が舞台ですので、登場人物のモラルを欠く言動や、暴力、流血など残酷な描写が含まれます。タグには十分ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 07:40:14
881284文字
会話率:33%
帝国フォンシュタールは隣国のフルガとの間に停戦協定を結んだ。フルガ国の王家による一方的な侵攻は民の怒りを買い、ついには反乱を起こした民衆の手によって指揮官の首は取られた。
王家に仕えていたヘルティマは共犯の罪で奴隷になった。そんな彼を買った
のは帝国フォンシュタールのウォルハイド・グランツ侯爵だ。ウォルハイドの下、使用人として働くようになるが、彼の優しさと凛とした強い意志に惹かれ奴隷という立場ながら主人に想いを寄せてしまう
。
しかし、そんな中ウォルハイドが連れてきたフェンデルという愛妾の世話を任され想いに蓋を閉めようとしたヘルティマ。
けれど、どこまでも優しいウォルハイドにどうしようもない恋心を抑えきれないでしまうのだ。
すれ違いの恋、そして過去のしがらみ。ヘルティマはその壁を越えられるのだろうか。
拗らせ溺愛侯爵×小さな奴隷使用人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 08:54:52
28881文字
会話率:28%
「もう大丈夫。俺は騎士だからな。ちゃんと守ってやるから心配するな」
ルテニア王国の修道士・ルカは先王と緑の民との間に生まれた忌み子だ。王家の血をひく銀髪に緑の民の証である翠眼。呪わしい容姿は誰からも忌み嫌われてきた。
十八歳になったル
カはタジボルグ帝国から国境を守る遠征軍に加わったが、出自を疎まれ暴力を振るわれそうになる。
寸でのところを黒髪の槍騎士・ジェイルに助けられたものの、彼はとんでもなく短気で世話焼きな無神論者だった――!
・軽い性描写は☆、がっつり性描写は★がついています。
・アルファポリスで「忌み子と騎士のいるところ」というタイトルで連載中です。https://www.alphapolis.co.jp/novel/537252764/151815664折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 16:47:59
288570文字
会話率:48%
王家の身代わりとなって全ての苦痛を受け止める。それが私達、身代わり人形の役割だ。愛すべきは護る対象である王族のみ。でも私は所謂欠陥品だ。……護衛である彼を想うことが、やめられないのだから。
――回復術師護衛×王家の人形
後味が悪く、人を選ぶ
お話かもしれません。ご注意を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 17:55:28
15764文字
会話率:49%
俺の名前はギュンター・ジ・アルフレッド。令和日本の社会人から転生した俺は、魔族の四大貴族家の長男として生を受けた。しかも王家ならびに四大貴族家から約百年ぶりに誕生した、純血の男性だ。どうも、女王陛下の王配になるのが俺の運命らしい。
はっ、
そんな運命は願い下げだね。
「ちんぽが欲しいだろう? 素直になれ、マリアンナ。お前がメスに戻っても、俺は誰にも言わない。2人だけの秘密だ」
「嫌だったか? 戦勝の褒美のつもりで抱いてやっているんだがな」
「膣内射精は最高だぞ。お前も味わって、俺の女になった幸せを噛みしめろ」
「あぁ。今からお前は皇女ではなく、俺のメスだ。飼ってやるから、俺が望んだ時に咥えて尻を突き出せ」
俺は俺が望むままに女を抱く。魔王だろうが皇女だろうが、堕としてしまえばただのメスだ。そして俺は、今日も佳い女を抱く。
※R-18の挿絵があります。
※貞操逆転はあまりしていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 01:24:28
12677文字
会話率:60%
魔王アクメの復活阻止を果たした、女聖騎士団長のシルヴィア・グーデンベルク。剣を握れば戦場では負け知らず、“まさしく最強の女騎士”である彼女に、淫靡の災厄が降り注ぐ。それは「戦場に立ち剣を握れば、忽ちに発情し自慰行為に耽ってしまう」という恐
ろしい呪いであった。そして栄光ある騎士道精神を、恥辱と快感に塗り替えられ、騎士団長としての尊厳を失ってしまう。しかし、シルヴィアは諦めない……。たとえその身がどうなろうとも、愛すべき同志や民、そして……命の恩人である王家のために。愛液に塗れた身体で、恥辱と快楽の戦場で喘ぎまくる…………! 呪われた女騎士が、自慰行為によって世界を破滅へと導いてしまう、冒険絶頂物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 01:00:23
38679文字
会話率:50%
聖教国を結界で守護する聖王シルヴォと、王家の血を繋ぐ役目を負った王弟リクハルド。エリセはリクハルドと愛し合い、望まれて妻になった。しかし結婚してすぐ、彼が不義の子で王家の血を引いていないと発覚する。愛する夫を守るため、そして国の結界を継ぐ王
家の子を生むため、エリセは唯一の直系の王族である義兄シルヴォの子を孕むことになった。●王弟の妻が、宗教上の理由で生涯独身で童貞の義兄と、最愛の夫の目の前で渋々孕ませ確定セックスする話です。あらすじキーワード確認の上避けて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 21:19:36
25171文字
会話率:29%
私が望むのは、世界が滅亡した後、唯一の男性として生き残ること。
そして、王族の高貴な女性たちを従え、最後の人類として君臨することです。
──そして、あなた方美しい悪魔たちとも、愛を分かち合いたい。
カールという追放された神官が、悪魔の力と
契約し、復讐と欲望を遂げる物語です。
こっそり少女に手を付ける背徳感や、偉そうな奴らを屈服させる全能感に浸りたい人におススメします。
★付きは特にえっちぃと思ったお気に入りです。
カールは王国の美しき三人のプリンセスに蔑まれ、その怒りと屈辱から孤児院に身を寄せ、無垢な少女たちを支配することで欲望を満たします。
とある事件により、彼は悪魔たちとの契約を結び、人智を超えた力を手に入れ、王国を揺るがす存在へと成長していきます。
物語は、カールが少女たちを堕落させ、王家や聖女、さらには天使までも彼の支配下に置き、欲望のままに孕ませていく過程を描きます。
復讐、欲望、悪魔の力が絡み合い、カールがどのようにして世界を支配し、己の欲望を満たしていくかがテーマです。その過程で、多くの登場人物が堕落し、世界そのものが変わっていく壮大なダークファンタジーとなっています。
※この作品はAIを利用しています。内容には加筆修正を行っていますが、らしさが気に掛かる部分があるかもしれません。
※挿絵もAIによるもので、フォト系です。エッチな挿絵は期待しないでください。
※内容はがっつりエロですが、喘ぎ声のような露骨なエロの表現はありません。遠まわしな表現から細部を妄想で補うスタイルが好きな人に向いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 18:52:41
283285文字
会話率:26%
「もう、うんざりだ」
その日、ルシアは第一王子に婚約破棄を言い渡された。彼の隣には、自分とは正反対のタイプの令嬢が愛され自信に満ちた表情で並び立つ。
公衆の面前で散々に辱められたルシア。だが、途中であっという間に形成が逆転する。
第二
王子であるユリウスが、実に見事な手腕で兄を追い詰め、王位継承権まで剥奪してみせたからだ。
呆然としている間に全てに片が付き、気付けば婚約者はユリウスにすげ替わっている。けれどさっきの今で、急に愛しているなどと囁かれても、全く心に響かない。
”蒼の娘”と呼ばれる特別な魔力を持つが故に、絶対的に王家との婚姻を定められている令嬢は、不遇の日々で凍り付き疑い深くなった心を、誠実な愛でゆっくりと甘く溶かされて行く――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 23:01:35
101681文字
会話率:38%
きっと、今日こそ、上手くいくーーーー
リズベルはかつて同じ王太子妃候補の令嬢への卑劣な行為を糾弾され、候補から除外、数年間の社交界からの追放という何とも中途半端な処断を受けた、所謂悪役令嬢というものだ。
そんな彼女は断罪後、何故か悪女
の汚名を持つ自分など到底似合わない、女性陣にきっての人気を誇り、王家からも覚えのめでたい"理想の騎士"様を夫に宛てがわれた。
気味が悪いくらい優しく誠実な夫、数年後に戻される社交界、彼のパートナーとして横に並ばなくてはならない未来。
その時どれだけの蔑みと嫉妬の目を向けられるのか。
社交界の噂の的になるのは、娯楽として消費されるのはごめんだわ、と嫌気が差したリズベルは逃亡を図るがーーーー
「貴女も本当に懲りない人ですね。そろそろ諦めてはいかがです」
騎士様は、やはり今度もリズベルを逃がす気がないようで。
※アルファポリスにも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 22:00:00
20273文字
会話率:42%
神託を何よりも重んじるヒラソル帝国の皇女、エステファニア。
彼女にくだった神託は、新興国であるロブレ王国の王太子に嫁げというものだった。
しかし世界一の歴史と力を持つ帝国の皇女の自分が、できたばかりの王家の男に組み敷かれるなど受け入れられな
い。
そこで彼女は、ロブレ王太子シモンと婚姻こそ結ぶものの、体の関係は持たないという条件を突きつける。
王国はその条件を飲み、二人は結婚した。
エステファニアはシモンに心を開き始めると同時に夜な夜な淫らな夢を見るようになり、男を知らぬ体を疼かせていたのだが――ある日体調を崩したエステファニアは、医師に妊娠していることを告げられる。
高飛車皇女様が、一途だが倫理観がぶっ壊れている王太子に体から堕とされ分からされる(?)お話です。
以前二話完結で投稿しました「白き結婚という条件で新興国の王太子に嫁いだのですが、夜な夜な淫夢を見て身体が疼いてしまい困っています」の長編版になります。
12話までは、二話完結版にエステファニアとシモンの環境や二人のやり取りを掘り下げた内容になります。13話からがその後のお話です。
*R18描写のあるお話には※がつきます。
*R18シーンは濃いめです。
*本編は24話で完結。思いついたら番外編を投稿してます。
*改題しました 旧題:【長編版】白き結婚という条件をつけて新興国の王太子に嫁いだのですが、夜な夜な淫夢を見て身体が疼いてしまい困惑しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 18:06:32
112891文字
会話率:22%
神託を何よりも重んじるヒラソル帝国の皇女、エステファニア。彼女にくだった神託は、新興国であるロブレ王国の王太子に嫁げというものだった。
しかし世界一の歴史と力を持つ帝国の皇女の自分が、できたばかりの王家の男に組み敷かれるなど受け入れられない
。そこで彼女は、ロブレ王太子シモンと婚姻こそ結ぶものの、体の関係は持たないという条件を突きつける。シモンはその条件を飲み、二人は結婚した。
そして、それから一年後。エステファニアは毎晩のように淫らな夢を見るようになり、男を知らぬ体を疼かせるのだった。
全二話、どちらも性描写有り。
短編として書いたのですが、ヒロイン視点とおまけのヒーロー視点を分けるために二話投稿しました。
3/31昼~4/1昼に日間総合1位いただきました。ありがとうございます。
*長編版始まりました
https://novel18.syosetu.com/n1515iw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 19:06:37
16155文字
会話率:18%
第三王子であるヴィルヘルムは、年の離れた第一王子と第二王子の次期国王争いに巻き込まれていた。ヴィルヘルムは穏健派の第一王子に懐いていて、過激派の第二王子からは目の敵にされあらゆる攻撃を受けるが、基本は受け流して生きている。
そんななか
、信頼を置く第一王子から、王家の伝統として夜伽係を宛がわれる。使用人よりも下の立場である夜伽係として、ヴィルヘルムの私室にやってきたのは、貴族の集まる夜会でも顔を見たことのある、地味で貧相な侯爵令嬢だった。
何か理由があるのだろうと、ヴィルヘルムは元貴族で没落令嬢となった夜伽係をすぐには抱かず、立場を意識したその振る舞いに興味を惹かれていく。だが、政敵である第二王子の攻撃は過激さを増し、ヴィルヘルムだけでなく、夜伽係にもその手が忍び寄る…!
◇
第三王子ヴィルヘルムが、選択の余地なく引き合わされた夜伽係と、ふたりで過ごす場所を手に入れるお話。
ヒーローが毒を使われたりヒロインが自傷したりします。
なとみ先生主催「#NTR企画2024夏」に参加しています。企画発表を見て勢いで書きました。諸々ふんわり楽しんでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 18:00:00
21394文字
会話率:56%
「賢い君なら分かってくれるだろう、オリヴィア」
夜会に出席したオリヴィアは、貴族が大勢揃う中で婚約を破棄される。結局こういう役回りを押し付けられるのかと、自身の運命に呆れ諦め、周囲からの辱めに耐えていたところ、状況を把握した夜会の主役
である第二王子がオリヴィアをダンスへと誘った。
「楽しかったよ、またね」
婚約者もおらず、何やら不思議な瞳を持つ第二王子は、オリヴィアにいやらしく触れることなくダンスを終えた。その後も私的に会いに来ては、オリヴィアとふたりになろうとする第二王子だが、オリヴィアの元婚約者のように身体中へ手を這わせることはなく、どこへ行っても紳士的なエスコートを忘れなかった。
オリヴィアの不安などお見通しで、先回りして解決してしまう第二王子になら、家族に狙われている処女喪失を任せられるかもしれない。第二王子から仮面舞踏会への招待を受け取ったオリヴィアは、完全にふたりきりの客室へ足を踏み入れ、故意に第二王子を煽って…?
◇
周囲に恵まれず人生諦め気味な侯爵令嬢と、令嬢の周囲を囲いつつ甘えてほしいと奮闘する第二王子のお話。
ヒーローが別の女性と関係を持っていたことを仄めかすシーンがあります。
◇:ヒーロー視点、※:Rシーン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 18:20:00
105760文字
会話率:55%
ルーク・ウィンダム警備副隊長は、任務で滞在した屋敷の中で、顔を前髪で半分隠した女の子を見かけた。執事の慌て方を見るに、外部の人間に見られてはいけない子だったのは、すぐに分かった。
その子を見たのがルークだったことも、この屋敷に関わ
る者にとっては運が悪かった。ルークは、普通の騎士にはない能力を持っている。
自身の見た目を変化させる変身魔術を扱える魔術師は、この国にはルークだけだ。しかも、ルークが魔術を操れることを知るのは、師匠であるジョンと王家の一部のみ。そもそもルークは騎士学校を卒業しており、魔術学校にはほぼ通っていない。魔術を使えることをずっと周囲に隠して、騎士として任務に就いているのだ。
昼間に見かけた女の子を探すために子犬の姿になると、その少女から強烈な匂いがした。こんな匂い、感じたことがない、嫌じゃない、むしろ好きな匂い…
ルークは考える。
…思い当たる知識は、つがいだ。僕の番が、この子なのか。ということは、彼女も魔力を持つはず。魔術師の番に当たるなら、魔力は持っていて当然だ。昼間に隠されていたのは、それが原因なのか?
いきなり部屋の中に現れる転移魔術を使うこともできたが、警戒されたくはない。夜を待って、廊下から扉を軽く引っ掻くと、まだ起きていた女の子が開けてくれた。
☆
騎士兼魔術師のルークと、ルークが任務で出会った女の子のお話。虐待や甘々(?)えっち、物語の後半には無理矢理の性交渉や拷問などの成人向けエピソード(※マーク)がありますのでご注意ください。
時代・爵位・仕事・番・魔術など、ご都合主義な緩い独自設定があります。
細かい誤字訂正など、ストーリーに影響しない改稿を行う予定です。
番外編の一部にBLを含みます。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 00:00:00
272224文字
会話率:52%
「何故このような者を私の伴侶に迎えねばならぬのですか!」
中立派の公爵令嬢、ロベリア・タンジーは《支配者》というレアスキルを持っていたが為に、齢10歳にして自国の王太子と婚約締結の日を迎えていた。頭のネジが外れた言動をする元男爵令嬢の
王妃、婚約を推薦した宰相に頭が上がらない国王。見目麗しい女でなければ嫌だとワガママを宣う稚拙な王太子。そしてそんな王家を見て尚、嫁げと宣言する父親。
ロベリアがその日見た予知夢としか思えない出来事は、彼女の絶望に拍車をかけた。
忙殺されそうな程の政務を押し付けられ白い結婚の末、妾を正妃にする為、不都合な事実を隠蔽する為に暗殺。
こんな王族がいる限り憂国と評されたこの国の未来は無い。
このまま歴史の闇に埋もれ死に身を費やしてしまうぐらいなら、どんな手段を使ってでも成り上がる。
夢で見た光景を変えようと、少女は動き出す。
一方その頃、とある墓守はスライムと共に前世とは違うハイスピードスローライフな霊園生活を送っていた。
しかし、同じ毎日の繰り返し。
暇を持て余した墓守とスライムは新しいビジネスを立ち上げる事にした。
ーーそう、マッチポンプである。
異例の墓守×悪役令嬢ファンタジー、ここに開幕。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
多大なグロ描写が含まれる可能性があります。ご注意下さい。
アルファポリスにて原案は掲載しております。今回の内容はテコ入れを多分に含んだものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 20:32:33
55015文字
会話率:31%
人化植物×王子
【王家の花】と呼ばれる花はエルフ族が崇め育てる世界樹に似た性質を持ち、世界樹の縮小版とも言うべき力を備え、半永久的にこの国に住む人々にその恩恵を与えている。
セレアルと名乗る【王家の花】の分身体である青年は今日も水やりに来た
王族の人間シュルツに甘い媚薬の蜜を飲ませ、シュルツから迸る愛液を養分にしていたのだが、突然『体に寄生させて?』とお願いして来て…。
※受けは体液が多く、更に乳首から母乳が出る体質です。
※受けの体に攻めが寄生します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 19:50:00
11139文字
会話率:38%
呪われた王家に生まれた第三王子と、魔法使い狩りから生き延びた唯一の魔法使い(中年美おじ)のおはなし。おとぎ話風に書けたらと思っています。
最終更新:2024-07-12 04:37:17
1328文字
会話率:57%
王家の盾であり、そして裏では王家の影をも担うコンタリーニ家に生まれたルチアは、嘆いていた。
なんと盾として頑張る予定が騎士団試験に落ちてしまったのである。
ならば影だ!と思ったのも束の間、ポンコツはいらないと断られてしまって?
「何にも
なれないんですけどぉ!」
「なら僕の婚約者になればいいよ」
「王太子殿下、しれっと私を義父と呼ぶのはおやめください……」
両想いなのに伝わらないポンコツ(ヒーロー)×ポンコツ(ヒロイン)+ポンコツ(ライバル令嬢)のラブコメです。
☆2024eロマンスロイヤル大賞コミック原作賞受賞いたしました!
ありがとうございます!
※アルファポリス様、エブリスタ様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 21:10:00
110875文字
会話率:43%
王家の影を担うダフネ伯爵家の長女として生まれた私ことクリスティナ・ダフネは、無事はじめての任務であるディーデリック・ローランド侯爵令息の夜の素行調査を完遂したばかり。
そしてそのまま彼の妻になると約束した⋯までは良かったのだが。
「ど、
どうして私がクビですのぉ~!?」
いきなりお役御免を言い渡されて驚愕するものの、それは父からの『これからは夫の為に尽くすように』という指示だと気付きー⋯
“なるほど!だったら彼の側にいなくては!”
と向かった婚約者の家で、新たに与えられた私への任務は、ズバリ『快感に耐えること』だった!?
彼によって挿れられた玩具の快感に堪える私への試練は、ディーデリックの執務中だけでは終わらなくてー⋯?
前作『王家の影はポンコツ令嬢!はじめての任務で×××』の続編にあたります。
ちょっぴりポンコツなお嬢様が雑な言いくるめに納得して玩具でアレコレされた後、くらいの認識で読めなくもありませんが前作もお読みいただければよりわかりやすいかと思います。
※こちらは天木あんこ様とのあみだくじ企画にて執筆した短編の続編になります。
※アルファポリス様、エブリスタ様、ベリーズカフェ様にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 20:33:26
15887文字
会話率:52%
王家の影を担うダフネ家の長女である私ことクリスティナ・ダフネの悩みは、19歳になった今もまだ一度も任務を与えられていないこと!
「お兄様が16歳の頃には既に任務をこなしていたのに、なんでぇ~!?」
そんなクリスティナにとうとうはじめての
任務が与えられた。
内容はなんと、次期宰相に内定したディーデリック・ローランド侯爵令息の夜の素行調査で⋯!?
初恋を拗らせた次期宰相の侯爵令息×圧倒的にポンコツな影にはなれない伯爵令嬢のラブコメです。
ヒーローの雑な言いくるめでチョロいヒロインと玩具でイチャイチャするだけのゆるふわ世界。
※こちらは天木あんこ様との突発あみだくじ企画参加作品です
今回のお題は「潜入」「キスマーク」「大人の玩具」になります
※アルファポリス様、エブリスタ様、ベリーズカフェ様にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 07:00:00
13333文字
会話率:56%
子爵家の三男坊で、騎士団に勤めるシュルツアイン・オークランスは、幼馴染みでもありビジネスパートナーでもある伯爵家次男バルドエッド・バイハンとの婚約を王家に申請していた。
が、なぜか申請は受理されず、美貌の公爵家次男との縁組みを王家お膳立てで
進められた。
因みに子爵家とは言え実家は裕福。両親は高位貴族の社交が好きではない為、再三の陞爵の打診も辞退しているほど。
加えて本人は王都の騎士団勤め。尚且つかなりの収益を上げる副業も経営している。
本人も家族である子爵家も、高位貴族との縁を取り立てて望んだこともなく。
そして、相手である美貌の公爵家子息には会ったこともない。
是非にと望まれて…という印象を感じさせる表現の打診だったし、相手の家格が高い上、王家お膳立てという事で拒絶しきれない立場。だから流されるまま結婚した。
が、婚約も結婚も書面上のみで、未だ一度も『旦那様』である侯爵令息とは面識もなく、手紙もなしのつぶて。
どう考えても令息にとっても気乗りのしない婚姻だったのだろうと思われる。
その上、公爵家の家族からも一切の接触もなく、完全無視。
令息を良く知る貴族からは理不尽な蔑みをぶつけられ…。
つまりは、誰からも祝福はされていない。
じゃあ、なぜ元々の幼馴染みとの婚約を諦めなければならなかったのか。
俺が望んだわけじゃねえよ、とやさぐれて…からの離縁してやるぜ!…という決意と、離縁までの道。
攻め目線(主人公は攻め)
このお話はアルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 00:00:00
245729文字
会話率:18%
前作「釣った魚、逃した魚」の番外・後日談です。
https://novel18.syosetu.com/n6710hb/
番外編なのに長くなりそうなので別タイトルでアップすることにしました。
本編を読んでないと、伝わりきらないところ
が有ると思います。
厳密に言えば、後日談と言っても本編のラストシーンよりは少し前に遡ります。
建国の儀の翌年となります。
二人の生活を楽しんでいた召喚神子・三倉貴史(タカ)と護衛騎士であり伴侶のマクミラン。
マクミランがうっかり漏らした神子の誕生日を耳にした王家が、それを放っておくはずも無く。
『神子様生誕祭』を執り行うことに。
次第に大仰になっていく事に引き気味だったが、王家の計らいで温泉地が貰えることになったタカは、俄然発奮することに。
ただひたすらラブ語りなだけで、さほどの危機が訪れることもなく、メリハリ的には薄目です。
どちらかと言えばコメディ寄りかなと思います。
本編「釣った魚、逃した魚」は終始マクミラン目線(攻目線)でしたが、
本作では、神子様・タカ目線(受目線)になります。
大分後発になると思いますが、後にアルファポリスにも投降します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 00:00:00
74352文字
会話率:13%
婚約者は王家の影。
莫大な富と力を持つ公爵家の嫡男と突然婚約することになり―――
美の女神に愛されたような美貌と体、そして大きな財力とその地位で籠絡するは、ターゲットとされる数多の令嬢たち。
私はそれをただ黙って見守る憐れな婚約者。
この美貌の男と結婚してしまえば、それからずっと伴侶が仕事とはいえ他の女といちゃいちゃするのを見てる生活が待っている。
耐えられる?
公爵夫人としての贅沢な暮らしは保障されている。
婚姻後、後継を産んでくれて仕事の邪魔さえしないのならば、湯水のように散財して好きに暮らしていいそうだ。
―――愛はないが金はあるって?
絶対無理!
どうにかして婚姻回避は出来ないの!?
୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧ ⑅ ୨୧
不定期投稿です。
他サイト様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 19:53:32
87598文字
会話率:20%