魔王家 ノクターン・ムーンライト　作者検索

王都から追放された宮廷魔導士、リオン・グレイアム。 冤罪と婚約破棄の果てに死地へ送られたはずの彼が辿り着いたのは――魔族の地。そして、魔王家の姫君だった。 「貴方、私の“婿候補”になりなさい」 敵対種族に迎えられた彼は、圧倒的な魔術と理性を武器に、次々と魔族の“女たち”を虜にしていく。 魔王家の第一王女リリス。 獣人の将軍ファング。 高司祭のダークエルフ・エルファリア。 そして、神託に導かれた銀髪の巫女姫アウル―― 女たちは王の胎を宿し、リオンの子を求めて身も心も開いていく。 しかし、王配となったリオンを待ち受けていたのは、王都から忍び寄る陰謀と、元婚約者セリスによる復讐の連鎖。 やがて魔王家に迫る“神託の崩壊”と“血の継承”の選択に、リオンは「家族を守るための戦い」を決意する。 これは、命を宿した女たちと築く、王国最大の孕ませハーレム建国譚。 ――すべてを孕み、すべてを愛し、未来を継がせる覚悟を持つ男の物語。折りたたむ>>続きをよむ

割り込み投稿をちょくちょく使うかもしれないので、ツイッターをフォローしといてもらうと読み逃しがないかも？ https://twitter.com/koisopaco ------ この国に魔王が君臨して1000年。 魔族による支配が当たり前の世界。 魔王はいつしか、単に「王」と呼ばれるようになっていた。 二年前、「勇者アロン」と「祈祷師エルル」が王に叛旗を翻すも、またたく間に鎮圧された。 この世界は、1000年間で最大規模の叛乱でも、微塵も揺るがない。 人間はつかの間の希望にすがったことを後悔し、首謀者である二人を呪いながら日々を暮らす。 しかし…… 処刑されたはずの二人はまだ生きていた。 新たな仲間を加え、着々と反抗の準備を進めていた。 その志は二年前と変わらず。 ただ…… 祈祷師は今日も旅の仲間に抱かれ、 勇者はひとり、壁越しに聞こえる幼馴染の嬌声に耳をすます。折りたたむ>>続きをよむ