井波和幸は幼馴染で三つ年下の酪農場の息子である矢木田慎文のことが嫌いだった。
親同士の仲が良く、幼い頃は可愛い弟のように可愛がっていた彼のことを嫌うようになったのは、十三年程前に奴に無理やりされたキスが原因だった。そんな奴が毎年クリスマス
間近に訪ねてくるようになった。
会うたびに『好き』だと主張してくる奴に翻弄されながらも、滞在中の間だけ恋人になりたいと提案されて渋々受けることになった和幸は、手繋ぎ以外はお触り禁止の条件つきで提案を快諾した。そんなある日、物産展で慎文の恋愛観を歪ませた元凶である櫂理人という男と出会う。
櫂を通して慎文の本心に触れることになり、次第に心が溶かされていった和幸だが慎文の気持ちを受け入ることができず、彼を傷つける行動をとってしまい、慎文は忽然と居なくなった。
慎文の帰宅後、彼のことが気になり実家へ帰省した和幸だが慎文に冷たい態度をとられ、漸く自分の気持ちに気づき始め……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 00:01:29
90550文字
会話率:37%
清楚で可憐なお気に入りデリヘル嬢「花梨(かりん)」との何気ない会話から、彼女の秘密にしていた本名、職場、実家、出自……全ての個人情報がわかってしまいました。判明した彼女の秘密は絶対にバレてはイケないもので……。
本人に告げると……、これまで
頑なに拒んでいた僕のおチンチンの侵入を自ら受け容れ……、その様子も動画で撮影させて貰いました!その後も挿入と辱めを繰り返すことで……、彼女は僕専用の立派な肉便器1号に育ってくれました!味をしめた僕は……、似たような卑劣な手口で、肉便器を2号、3号と増やしました……。そして、僕の『進撃のおチンチン』は留まる事を知らず、とうとう花梨の妹にも進撃を開始した……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 00:00:55
153818文字
会話率:7%
地方貴族出身のマーティンは嫡男ではない為、有り余る体力と得意な武芸を生かして騎士として王都で勤務を始めた。
実家は伯爵とはいえ下位にあたり裕福ではない為、見習い時代は何でも屋のようなバイトをして生計をたてていたのだが、騎士になった後も個人的
に頼まれたら請け負うこともあった。
そうして忙しくしていたある日、街中で強盗を目にし捕まえたら、唐突に腰を掴まれた。驚き振り返れば、国で最高位にいる魔導師が座り込んで己の腰を見詰めていた。
その最高位の魔導師には良くない噂が付きまとう人だったが、この日以降、マーティンは魔導師の趣味に付き合うことになる。
※fujossyにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 23:19:53
73616文字
会話率:35%
——女騎士から聖女にまさかのジョブチェンジ!? しかも、護衛となった悪魔な上司が溺愛してくるなんて!——
セレーナ・ビーズリーはリネル王国の騎士団第三部隊に所属する女騎士である。
貧乏な実家のため、五人の弟妹たちのために日々身を粉にして働
くセレーナにはとある悩みがあった。
それは——直属の上司であるアッシュが鬼のようなしごきをしてくること。
丁寧な口調と裏腹に鬼のようにしごいてくる彼の呼び名は『悪魔の隊長』というものだった。
そんなある日、ひょんなことからセレーナは神託を受け聖女に選ばれてしまう。
確かに光の魔法は使えるけれど、微々たるものでしかない。そう思って断ろうとするセレーナだが、神託は絶対であり、セレーナごときでは覆せないことを知る。
仕方がなく女騎士を辞め、聖女にジョブチェンジしたセレーナ。
見習い期間を終え、護衛がつくことが決まったのだけれど——その人は、まさかのアッシュ!?
しかも、護衛騎士には極秘の『とある役割』があって……。
「セレーナ、可愛いですね」
「こんなにも可愛らしい貴方を、ほかの輩には見せたくないです」
悪魔みたいだった上司まで、溺愛護衛騎士にジョブチェンジですか!?
——
◇掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:30:00
42268文字
会話率:32%
「俺と結婚してくれたら、衣食住完全補償。なんだったら、キミの実家に支援させてもらうよ」
「え、じゃあ結婚します!」
メラーズ王国に住まう子爵令嬢マーガレットは悩んでいた。
というのも、元々借金まみれだった家の財政状況がさらに悪化し、ついに
は没落か夜逃げかという二択を迫られていたのだ。
そんな中、父に「頼むからいい男を捕まえてこい!」と送り出された舞踏会にて、マーガレットは王国の二大公爵家の一つオルブルヒ家の当主クローヴィスと出逢う。
彼はマーガレットの話を聞くと、何を思ったのか「俺と契約結婚しない?」と言ってくる。
しかし、マーガレットはためらう。何故ならば……彼には男色家だといううわさがあったのだ。つまり、形だけの結婚になるのは目に見えている。
そう思ったものの、彼が提示してきた条件にマーガレットは飛びついた。
そして、マーガレットはクローヴィスの(契約)妻となった。
男色家疑惑のある自由気ままな公爵様×貧乏性で現金な子爵令嬢。
二人がなんやかんやありながらも両想いになる勘違い話。
――
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 22:00:00
101716文字
会話率:36%
貧乏伯爵家の長女であるリゼットは、実家を助けるためにとある侯爵の依頼を受ける。
それは――彼のライバルである宮廷魔法使いアンリ・ミストラル公爵にハニートラップを仕掛けるということだった。
◆日刊ランキング4位ありがとうございます……!
――
※以前書いていたものを短編にして掲載しております。以前のものは削除済み
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 20:34:29
8182文字
会話率:29%
札幌の飲食店でマネージャーをしていた赤松香澄(あかまつかすみ)は、バニーガールの格好をするよう強要されセクハラを受けていた時、ファッションブランドChief Every(チーフ・エブリィ)の社長で、世界長者番付にも載る億万長者。テレビなどメ
ディアにも出る有名人の御劔佑(みつるぎたすく)に助けられた。それだけでなく、御劔の会社で秘書として働くようスカウトされてしまう。熱心に口説いてくる佑に、香澄は心を動かされ、彼と共に東京に向かう事を決意した。東京での秘書生活を経て、佑とも心を通わせ婚約し、お互いの両親とも挨拶をする。いざ彼の母方の実家であるドイツに向かうとそこで香澄に災いが降りかかり――? 佑の従兄である奔放な双子・アロイスとクラウスにも振り回される日々。帰国したかと思えば会社内でのいびりがあり、落ち着いたかと思えばまた新たなトラブルに巻き込まれて――? いちゃいちゃしながら世界を回りつつ、ヒロインの香澄が色んなトラブルに遭い、二人で乗り越えてゆく大長編です。
※ 未熟な挿絵もついております。
※ アルファポリス、エブリスタ、ベリーズカフェ(全年齢版)にも投稿させて頂いております。
※ ラブシーン(程度の強弱はありますが、こちらで甘い雰囲気と判断した箇所)には☆を、挿絵のついている回には※をつけています。香澄が少し可哀想な目に遭う回は、★をつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:30:00
2895556文字
会話率:39%
31歳の真希は、4年間交際した彼氏・修司から突然の別れを告げられる。「エッチの相性が悪い」という衝撃的な理由に、真希は女としての自信を打ち砕かれる。傷心の真希は、実家で家族からの結婚プレッシャーにうんざりしながらも、やむなく婚活に目を向ける
。
そんな中、真希は同じく恋人との別れを経験したばかりの男性、恭司と出会う。恭司もまた、恋人から「Sな性癖についていけない」と振られた過去を持っていた。互いの奇妙な共通点に興味を抱いた二人は、試しに恭司のSな「責め」を真希が受けてみることにする。
すると、真希の身体はそれまで知らなかった感覚に目覚める。恭司のリードは、真希の中に眠っていた「女としての喜び」を呼び覚まし、初めて心から満たされる体験をするのだった。この出会いをきっかけに、真希と恭司は結婚を前提とした交際をスタートさせる。
物語は、恭司のちょっと意地悪で、時に甘美な「責め」によって、真希が未体験の快楽と悦びに溺れていく日々を描く。二人の間に育まれる絆と、互いの秘めたる欲望が織りなす、大人のラブストーリー。これは、傷つけられた過去を乗り越え、自分だけの「本当の愛と快楽」を見つける女性の物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:00:00
26181文字
会話率:39%
父方の実家に身を寄せた先にいる"親戚の"年上女性とドキドキ☆同居生活。※完結が見込めない場合、削除→移転。
男性側三人称視点×複数/姉×異母弟/陰気無愛想美青年弟/横柄元アイドル弟/オカルト清楚美青年/寝取られ陰萎病みカ
レシ/ファッショニスタ系衛生観念ガバ男/強姦/男喘ぎ/擬似寝取り・擬似寝取られ/嘔吐/暴力/以上すべて予定・その他すべて未定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 00:10:00
42008文字
会話率:56%
グロスクロイツ子爵家で働く掃除娘のマルレーンは、子爵家の第三秘書のヴァルターと、皆に内緒にして清らかな交際を続けていた。
清らかな交際――そう、マルレーンは『結婚するまで処女を守る』という信念を持つ掃除娘で、それを承知してヴァルターは彼女に
交際を申し込んだのだった。
そして、ヴァルターの方も『マールの最初をいただくのは僕だ』といい、起業に向けて仕事に励んでいた。
そんなある日、マルレーンのもとに一通の手紙が届く。実家の父が危篤というものだ。
同時に、ヴァルターにも、一世一代の出世話が舞い込んできた。
彼の将来を考えて、マルレーンは黙ってグロスクロイツ家を後にしたのだった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 14:12:35
146524文字
会話率:25%
グロスクロイツ子爵家で働く掃除娘のマルレーンは、子爵家の第三秘書のヴァルターと、皆に内緒にして清らかな交際を続けていた。
清らかな交際━━そう、マルレーンは『結婚するまで処女を守る』という信念を持つ掃除娘で、それを承知してヴァルターは彼女に
交際を申し込んだのだった。
そして、ヴァルターの方も『マールの最初をいただくのは僕だ』といい、起業に向けて仕事に励んでいた。
そんなある日、マルレーンのもとに一通の手紙が届く。実家の父が危篤というものだ。
同時に、ヴァルターにも、一世一代の出世話が舞い込んできた。
彼の将来を考えて、マルレーンは黙ってグロスクロイツ家を後にしたのだった。
*サブ執筆のため、不定期更新になります。ご注意ください。
→現在、メイン執筆に集中しております。なかなか更新できません。ご理解をいただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 04:00:00
125181文字
会話率:24%
ある新婚夫婦の、夫の実家まで、結婚報告にいった日のお話
最終更新:2021-10-08 18:00:00
18639文字
会話率:29%
ハーバルト公爵夫人・ディアンヌが、夫であるセオドアとベッドを共にしたのは初夜の一度きり。
セオドアが多忙を極めるため、結婚して以来ずっと顔を合わせる機会はほとんどなく、禄に会話を交わすこともなく、寂しい生活を送っていた。
そんなある日、結
婚記念日の祝いの品として実家から届いたプレゼントを切っ掛けに、冷え切った夫婦関係が変化する事件が起きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 11:54:18
3372文字
会話率:34%
顔に爬虫類の皮膚のようなアザを持つ瑶(ヤオ)姫は、暴君の第三夫人として差し出された。夫の支配に耐えるだけの日々のなか、とある事件から降嫁されることに。2度目の嫁ぎ先は、美しい海上商人。かつてヤオの実家の鉱山で奴隷として扱われていたという男だ
った。自分のために戦う勇気がなかった娘と、自分のためにしか戦ってこなかった男が、いろいろぶつかりつつ、惹かれ合っていく。
◆中華風異世界(唐代風)。
◆ヒーローは中性的・女性的口調と粗野な素の口調が混ざります。
◆最初の夫がクズ。ヒーローも善人ではありません。
◆前半、ヒロインがひどい目にあいます。中盤から本格的なR18が入ります。後半、三角関係要素あり(物語の主軸ではありません)。後半、見せつけ・ヒーローを守るため目的で初夫との性行為あり。NTR的構図を含みますが、ヒロインとヒーローの絆が強まる展開です。苦手な方はご注意ください。
◆暴力描写・戦闘描写あり。
◆更新予定:初週は毎日、夜10時過ぎに投稿予定。2週目以降は、月曜・木曜・土曜の夜10時過ぎを予定しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:04:01
15583文字
会話率:29%
辞意表明は溺愛のはじまり⁈
功名心の権化、半身が名誉欲に取り憑かれた女武神と揶揄されるリアンノン・アンドラステはその類稀な才能であっという間に王室騎士団長へと登り詰めた。
一代で地位と名誉を手に入れて、歴史に名を残すことは間違いな
し!なんだけど──
…………だったらもう、辞めても良くない……?
そろそろこどもも欲しいし、実家に帰って結婚でもしよっかな。
お年頃のリアンノンはあっさりと退職を決意。
ところが辞表を提出しに行った先、いつも一歩離れたところにいて、穏やかだった上司・王太子イザヤの様子がなんかおかしい。
「リアンノン・アンドラステが実家に帰って結婚だと? 馬鹿馬鹿しい、もう少し我が身を顧みるのだな」
イザヤはリアンノンの辞表を燃やしてしまい、絶対に辞めさせたくない殿下が辞めたい閣下にものすごい勢いで迫ってくる。
退職希望の女騎士、殿下の寵愛が重すぎていつまで経っても辞められない……!揉めに揉めつつ急激に距離を縮めて行く、野心を果たした女騎士×女たらしな初恋拗らせ王子様
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 00:27:59
123298文字
会話率:36%
田舎町の水田地帯のど真ん中で魚屋を営む父を突然なくした中学生の「僕」。怠け者で商売に身を入れず、趣味と道楽ばかりに興じていた父の死で、店舗兼「僕」の実家のビルは、やがて売り払われて解体されることに。解体工事が始まるまでの間、ビルの屋上は「僕
」と盟友・ギドルの遊び場所となる。
屋上には父が逝去する前に計画していた「展望風呂」建設のための資材があった。「僕」とギドルはそれを使って、父が果たせなかった夢を叶えようという思いを持つようになる。
「展望風呂」を作っている最中、妙な「間違い」から僕は姉のスクール水着を着てその作業をすることになる。そうしているうちに、紺色の布に包まれたその部分は勃起を始めてしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:38:29
41173文字
会話率:18%
新生活を始めるため、実家を離れて都会へやって来た沙原由子は花壇に咲く向日葵が美しい山辺団地に入居する。夜間外出禁止、団地内の花には必ず水をやる、地下階は立ち入り禁止、夜に鳴ったチャイムやノックへの対応禁止……など管理人の久世亨から告げられる
団地の奇妙なルール。
由子はそれに従って生活を続けるがある夜、隣室の403号室の春川という老人が急に倒れ病院に搬送される。休日を利用して由子は久世と一緒に春川が入院している病院にお見舞いに出かけるが春川と対面した久世は何かに怯え、すぐに病室を出てしまう。「沙原さん、今私の腕に何か見えますか?」と唐突に言う久世。彼は一体何を隠しているのだろうか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:07:52
11357文字
会話率:49%
藤代昇平35歳。都心の中小企業で平凡な日々を送っていた彼のもとに、親父が急死したとの知らせが届く。18歳で上京して以来ほとんど実家には寄りつかなかったが、久々の帰省となった。
親父が残した店『陰蜜堂』は、寂れきった商店街の片隅にぽつん
と佇んでいた。店内に入ると、そこはどう見ても古ぼけたアダルトショップ。見慣れない妖しくも怪しいエログッズが無造作に並び、困惑していると、一人の若い女性が店に入ってくる。
黒髪で目元が隠れ気味の女性――椿あやめ、23歳。元引きこもりの彼女は、実は親父が付き合っていた恋人の娘で、縁故採用でこの店のアルバイトをしていた。平均時給の倍は稼げて、人と話さずに済むこのバイトをどうしても手放したくない彼女は、必死に昇平へ懇願する。
「せ、せめて東京に戻るまでの間だけでも手伝ってください! そ、その、ネット通販の注文とかたまってて! お、お願いしますっ!」
彼女の勢いに押され、親孝行と割り切って店を手伝い始めた昇平だったが――実は『陰蜜堂』には秘密があった。陳列された数々の怪しいエログッズは、なんと異世界の錬金術師が生み出した本物の魔道具だったのだ。
昇平は夏休みと合わせて3週間の自由な時間を得ていた。彼の平凡だったはずの夏は、予想外にエロく非日常的なものへと急速に変貌を遂げていくのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 20:20:00
131451文字
会話率:40%
稀な長い銀髪を持つ緑翠(りょくすい)は、花街のとある廓の楼主として有名だ。希望する妖に教養を与え、芸者として育て、良き身請け先を探して嫁がせてやる。それが、天皇にも認められた緑翠の表家業である。
妖の世界に迷い込んだニンゲンを保護し
、芸者の世話係として働かせることが、緑翠の裏家業だ。ニンゲンは、この世界で簡単には生きていけない。基本的に、ニンゲンは格下、奴隷と見なされ、妖力に当てられ気絶してしまえば、その身体に鬱憤を吐き出され、処理される。
緑翠は、久々ニンゲンを見つけ普段通り保護したのだが、その瞳が生き別れた姉と重なった。本来であれば、芸者の世話係をさせる以外に選択肢はない。自らの興味で世界を渡ってきた少女にそれをさせたくなかった緑翠は、ニンゲンの少女に翠月(すいげつ)と名を与え、自らが暮らす宮に囲った。緑翠の廓で、例外として芸者をやっているニンゲンの少年、天月(てんづき)と引き会わせ、翠月も芸者見習いとして稽古につかせる。
翠月は、天月や先輩芸者、御客と親しくなるうちに、なぜ妖の緑翠は、人間である翠月に近づくのだろうかと、疑問に思うようになる。妖の世界で人間が生き残る方法を知れば知るほど、仕事として緑翠に守られているのだと実感する。
廓の楼主である緑翠は、他の芸者の成長や稼ぎについても考えなければならない。翠月を贔屓するわけにはいかない。周囲は、翠月がニンゲンで、守るべき対象だから近くに置いていると納得していたが、時が経ち、それだけではないことに感づく者も出てきた。
緑翠にも、ようやく重い腰を上げる時期が来たようだ。姉の命がもう長くないから会いに来いと、実家から便りが届いた。これで、姉を追い込み、緑翠が背負った一族との因縁を切り、翠月を迎え入れる準備を進められる。
*
ヒロイン(翠月)を大事にしたいあまり、悩みすぎて苦しむヒーロー(緑翠)を書いたつもりです。
時代は特に想定しておらず、ざっくりごちゃ混ぜ、詰め込み和風なご都合設定になっています。
語感で選んでいる単語も多いため、本来とは異なった意味で使用している場合があります。
また、未成年・無理矢理・男同士・複数などのRシーンが含まれます。ご注意ください。
物語の中心に近いところにBL要素がありますが、主人公の指向とは異なります。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 20:00:00
329060文字
会話率:57%
オメガバースの世界に転生した。性別が変わってしまった。女性だった前世から、アルファの男に。結婚なんてできる気がしない。『僕』は強い闇属性を持っている。この国では闇魔法が嫌悪されているというのに。
実家の権力で鑑定結果は隠され、魔力を封
じて生きてきた。
けれど人前で魔法を使わざるをえない出来事があった。強すぎる『僕』は自分が国にとって害になる存在ではないと証明しなくてはならなくて……
そんな公爵令息を助けられるのは、幼馴染の第三王子とアルファをオメガにする薬?
**背後に注意していただきたい話には※を付けています。6万字強で完結予定です。**
オメガバースもR18作品も初めてです。
至らない部分はあるかと思いますが、お手柔らかに願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 16:32:37
61696文字
会話率:50%
親元を離れての新生活……親の目を気にしてできなかったあれやこれやを堪能してやる! と意気込んでいたのに……母が実家に帰ってくれない。
「親孝行だと思って居させてよ。家事はしてあげるから」
狭い部屋で母子とは言え、男と女が一緒に生活してい
たら……。
※性描写、近親相姦描写満載です。
苦手な方はご注意ください。
普通はありえないといったモチベーションの下がるコメントはご遠慮ください。
閲覧は自己責任でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 08:01:58
453859文字
会話率:50%
初めて書き込みさせていただきます。
ここは自分の性体験を語る場所と言うことで、自分のことを書かせていただきます……不慣れなもので、おかしなところがあったら申し訳ありません。
私には、可愛い娘と孫がおります。
夫とは娘が小さい頃に離婚し
ていて、その娘も孫が幼いのに離婚して、私の家に戻ってきました……。
娘の夫は別の若い娘に手を出して逮捕されたことで娘も離婚。小さな孫を連れて私の家に戻ってきたのです。
身の上話を書き続けて申し訳ありません……でも、とても重要なことなのです。
と言うのも、私の性体験の相手というのは、娘の子供……実の孫なのです。
ここへの書き込みも、ご主人様の……孫からの命令で書いています。
私の恥ずかしい過ちをネットに晒して、みんなに見てもらえと言うのです。
※性描写、近親相姦(祖母孫、母子)を含みます。ご注意ください。閲覧は自己責任でお願いします。
このお話はフィクションです。実際にあった話ではありません。ご注意ください。
豆腐メンタルなため、辛辣なコメント、誹謗中傷、作者のモチベーション低下につながるコメントはお控えください。
場合によってはコメント削除やコメント欄を封鎖させていただきます。ご了承ください。
独り暮らしが始まるはずなのに、母が実家に帰ってくれない……いや、好きだから帰す気ないけど。親父はどうするの?(https://novel18.syosetu.com/n1397gw/)
の閑話に登場した祖母と孫の話になります。
こちらだけでも楽しんでいただけるよう執筆していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 23:18:11
22381文字
会話率:1%
【書籍化】
この度、新書館様から書籍化しました。
https://www.shinshokan.co.jp/book/b661718.html
現在発売中です。よろしくお願いします。
――――――――――――――――――――――――――――
――
子爵家の三男坊で、騎士団に勤めるシュルツアイン・オークランスは、幼馴染みでもありビジネスパートナーでもある伯爵家次男バルドエッド・バイハンとの婚約を王家に申請していた。
が、なぜか申請は受理されず、美貌の公爵家次男との縁組みを王家お膳立てで進められた。
因みに子爵家とは言え実家は裕福。両親は高位貴族の社交が好きではない為、再三の陞爵の打診も辞退しているほど。
加えて本人は王都の騎士団勤め。尚且つかなりの収益を上げる副業も経営している。
本人も家族である子爵家も、高位貴族との縁を取り立てて望んだこともなく。
そして、相手である美貌の公爵家子息には会ったこともない。
是非にと望まれて…という印象を感じさせる表現の打診だったし、相手の家格が高い上、王家お膳立てという事で拒絶しきれない立場。だから流されるまま結婚した。
が、婚約も結婚も書面上のみで、未だ一度も『旦那様』である侯爵令息とは面識もなく、手紙もなしのつぶて。
どう考えても令息にとっても気乗りのしない婚姻だったのだろうと思われる。
その上、公爵家の家族からも一切の接触もなく、完全無視。
令息を良く知る貴族からは理不尽な蔑みをぶつけられ…。
つまりは、誰からも祝福はされていない。
じゃあ、なぜ元々の幼馴染みとの婚約を諦めなければならなかったのか。
俺が望んだわけじゃねえよ、とやさぐれて…からの離縁してやるぜ!…という決意と、離縁までの道。
攻め目線(主人公は攻め)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 00:00:00
287069文字
会話率:18%
毎週金曜日、俺の部屋にダウナーギャルが種付けされにやってくる。
彼女の名前は佐原美玖。
実家から突然「許嫁ができた」と言われ、現れたのがこの美少女ギャルだった。
動揺する俺に、美玖が淡々と告げる。
「おじさんとセックスして、私が孕むっ
て感じっす」
そうして顔の良すぎるダウナーギャルとの、気持ちよすぎる種付け生活が始まった——。
※フランス書院eブックスより電子書籍(書き下ろし大量追加版)が発売されました!
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FDQ32K5F折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 15:10:00
46216文字
会話率:40%
三年前、愛おしくてたまらなかったあの人を永遠に喪った。名家の娘、櫻田美紗緒(さくらだみさお)に遺されたのは最愛の亡き夫との想い出のみ。
実家に戻ってからも喪った哀しみは、癒えないまま三年が過ぎた。
そんなある年の春、ひとりの剣士と出会う。
彼の名前は、浩太郎(こうたろう)。
かつて愛した男と似た面影をした青年であり、美紗緒のやわらかいところをじんわり食んでいき──家のしがらみに雁字搦めになっている青年と過去の想いにとらわれている少女の儚い恋の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:13:51
22782文字
会話率:28%