2025/06/29(日) 連載中 - 日間(18-19時 更新)254位 ありがとうございます!
そういうシーンがある回には「あるいは」と副題をつけました。ご利用お待ちしております。
※シリーズタイトルがネタバレすぎたのと分かりにくかっ
たので一部変えました。
あらすじ:
福祉庁長官の息子として生まれた僕、レオン・ヴァルハイムは、少年時代、剣闘技会の決勝で養子の兄弟ダシャと対峙した。
同じ背丈、同じ構え、同じ恐怖。観客には見分けがつかない二人の少年。
なぜ父はダシャばかりを可愛がるのか。なぜ幼馴染のエリザベート(エリー)も、彼に特別な優しさを向けるのか。なぜ使用人たちは、僕を見る時だけ怯えた目をするのか。
決勝戦の最中、僕の中で何かが弾けた。
次の瞬間、すべてが変わった。観客のざわめき。父の青ざめた顔。そして、僕の手から溢れ出た、禁忌の力――。
故郷を追われ、魔法都市へと送られた僕を待っていたのは、詰め襟の優しい少女との出会いと、人形師の不思議な教え。初めて必要とされる喜び。初めて知る、恋の甘さ。
でも、この幸せな日々の裏で、僕はまだ知らない。
なぜあの少女は、いつも首元を隠しているのか。
なぜこの国では、ある人々だけが「保護」されているのか。
そして――なぜ僕は、次第に鏡を見るのが怖くなっていくのか。
大事なこと:
登場する人物たちはみんな18歳以上です。性描写はちゃんとあります。ただ毎回ではないと思います。合意・不合意・無理矢理・NTR, 背徳系多め。グロリョナ系も出るかもしれません。ホモォも匂わせだけありますががっつりではないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:37:08
14615文字
会話率:28%
稀な長い銀髪を持つ緑翠(りょくすい)は、花街のとある廓の楼主として有名だ。希望する妖に教養を与え、芸者として育て、良き身請け先を探して嫁がせてやる。それが、天皇にも認められた緑翠の表家業である。
妖の世界に迷い込んだニンゲンを保護し
、芸者の世話係として働かせることが、緑翠の裏家業だ。ニンゲンは、この世界で簡単には生きていけない。基本的に、ニンゲンは格下、奴隷と見なされ、妖力に当てられ気絶してしまえば、その身体に鬱憤を吐き出され、処理される。
緑翠は、久々ニンゲンを見つけ普段通り保護したのだが、その瞳が生き別れた姉と重なった。本来であれば、芸者の世話係をさせる以外に選択肢はない。自らの興味で世界を渡ってきた少女にそれをさせたくなかった緑翠は、ニンゲンの少女に翠月(すいげつ)と名を与え、自らが暮らす宮に囲った。緑翠の廓で、例外として芸者をやっているニンゲンの少年、天月(てんづき)と引き会わせ、翠月も芸者見習いとして稽古につかせる。
翠月は、天月や先輩芸者、御客と親しくなるうちに、なぜ妖の緑翠は、人間である翠月に近づくのだろうかと、疑問に思うようになる。妖の世界で人間が生き残る方法を知れば知るほど、仕事として緑翠に守られているのだと実感する。
廓の楼主である緑翠は、他の芸者の成長や稼ぎについても考えなければならない。翠月を贔屓するわけにはいかない。周囲は、翠月がニンゲンで、守るべき対象だから近くに置いていると納得していたが、時が経ち、それだけではないことに感づく者も出てきた。
緑翠にも、ようやく重い腰を上げる時期が来たようだ。姉の命がもう長くないから会いに来いと、実家から便りが届いた。これで、姉を追い込み、緑翠が背負った一族との因縁を切り、翠月を迎え入れる準備を進められる。
*
ヒロイン(翠月)を大事にしたいあまり、悩みすぎて苦しむヒーロー(緑翠)を書いたつもりです。
時代は特に想定しておらず、ざっくりごちゃ混ぜ、詰め込み和風なご都合設定になっています。
語感で選んでいる単語も多いため、本来とは異なった意味で使用している場合があります。
また、未成年・無理矢理・男同士・複数などのRシーンが含まれます。ご注意ください。
物語の中心に近いところにBL要素がありますが、主人公の指向とは異なります。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 20:00:00
329060文字
会話率:57%
神社で彼女が欲しいと願っているDK主人公の前に、不思議な狐が現われた。曰く、神様のお願いを聞けば願いを叶えてやるという。それに飛びつく主人公だったが――?
その日を境に主人公の日常は一変する。教師に、先輩に、電車の中で見知らぬ大人から、あら
ゆる性的な欲望を向けられる事になったのだ。
モブレ・無理矢理・NTR的要素、色々含みます。
以前アンソロに掲載していた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 05:28:29
15442文字
会話率:52%