三回政略結婚をして三度夫と死別した王女リアーヌは、四回目の結婚相手として「祖国に利益をもたらさない夫」を望む。これまでの夫は父王の陰謀によって命を落としたのではないかという疑いを拭えなかったのだ。
リアーヌの望みは、どういう訳か叶えられたか
のように見えた。父王があつらえた次の結婚相手は、小国の若き大公アロイスだった。今度こそ「普通の夫婦」の幸せが掴めるのかと、ほのかな期待と共に輿入れするリアーヌ。しかし、喪服を纏い夫に死をもたらす《黒の姫君》の悪評は、新しい夫のもとにも届いていた。さらに、父王やかつての婚家の思惑もリアーヌの周囲に見え隠れする。アロイスも陰謀の犠牲になってしまうのかと、リアーヌは恐れるが──
不幸に見舞われ続けた姫君が、新しい夫と少しずつ心を通わせ幸せになるお話です。
アルファポリスにも掲載しています。
また、カクヨムに全年齢版を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 19:00:00
197900文字
会話率:48%
女の生まれなくなった小国が舞台。前世の記憶を持つユノンは王に輿入れする。ユノンは王に千夜抱かれれば男でも子を授かるという伝説のため、男を悦ばせる教育を受けてきた。
城では優しい夫に気に入られ日夜愛されるが、粗野な態度を取る王弟にもなぜか惹か
れてしまう。
そんなある日、王より「弟とも婚姻関係を結ぶように」と命じられ、二人の夫に愛される生活が始まる……。
攻めは二人いますが、受けはどちらとも同意です。R18シーンには※。
小スカ表現を使った場面もあります。
攻め×受けの行為にもう一人脇キャラを挟むことがあります。サンドイッチが苦手な方はご注意ください。
アルファポリスさんでも掲載を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 13:17:32
365622文字
会話率:37%
美女と名高い姉の代わりに輿入れをするブランシュの元気の良さは後宮には合わなかった。
おしとやかになんて振舞えないブランシュは不満を募らせていた
ある日後宮の木に登り景色を見ていると同じ木の上に人の気配を感じる。
振り返るとそこには冷酷皇帝と
して有名なアーサーが昼寝をしていた。
アーサーの寝顔に見とれていると腕が伸びてきて抱きしめられキスをされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 07:10:40
48439文字
会話率:53%
旅芸人の踊り子リディアは砂漠の国の第二皇子から見染められた。
妾として王宮に輿入れするが、他の側室を娶る気配がない。
ラクダの遠乗りに誘われると、純粋な笑顔に心をときめかせていく。
彼の唯一の存在になりたい。リディアの許されない感情が大きく
なっていく。
営みのシーンは☆マークを付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 12:19:21
22500文字
会話率:45%
アベラール王国第一王子の婚約者であるエミリア・レイノはとある瞳を持っているせいでいじめられ、誰にも助けてはもらえない生活を送っていた。そんなある日、通っている学校に隣国のエルヴァスティ王国第二王子と第三王子の二人が留学生としてやってきたこと
でエミリアの世界が変わってしまう。長年、虐げられたエミリアはすでに人が苦手、これから先、どうなっていくのか…?※いじめや虐待描写があります。別サイト様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 21:00:00
4440文字
会話率:57%
城の後宮に輿入れしたその日に顔に醜い傷を負い、嫁いだはずの国王に見向きもされず人々には醜いと嘲られ日々鬱々と過ごしていたデジレはある青年と出会う。
◆Twitterでの #2020男子後宮BLという素敵企画に参加させて頂きました!
◆
男性妊娠の表現が出てきます。
◆オッサン×美男子の表現が一部あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 00:24:39
12258文字
会話率:44%
とある世界の小国サフィールの姫リリアーヌは、日本のJKだった前世の記憶を持つ可憐な少女。病に倒れた父の薬を調達するため、十五歳も年上の大国アルジャンの王太子に輿入れすることになった。王太子レアンドルは、周辺国からの侵略を退け国を守った英雄だ
が、その容赦のなさで冷血王太子と噂される人物。侍女と二人アルジャンに乗り込んだリリアーヌの運命は?
おとぎ話の「美女と野獣」をモチーフにしました。1話2000~4000文字でキリのいいところまで。文字数は予約投稿分を含みます。毎日20時更新。R18(挿入・射精あり)に★、その他に☆をつけますが、★は終盤です。ストーリー進展に伴いキーワードを追加しました。(改)は誤字脱字、妄想部分の改行修正です。
設定はゆるふわです。気軽にお読みいただけると幸いです。よろしくお願いします。
◆2018年1月25日21部で本編完結しました。ありがとうございます。引き続き番外に入りますので、よろしくお願いします。
◆2018年2月2日29部で番外も完結しました。ありがとうございました。
◆2020年2月23日39部で後日談も完結しました。ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 20:00:00
126001文字
会話率:50%
唯一無二、たった一つの運命である、つがいを求める本能をもつ獣人。
しかし国と民を守る王族において、そのつがいの運命は枷でしかない。
金勘定と国益により、辺境伯の息子としてアバールの国王へ輿入れしたジャノルは、王妃として一定の距離感を保ち続
けていた。
そんなある日、隣国より使者として参った姫君が王のつがいだと発覚する。
ところがそれは、淡泊な王がジャノルへの愛情に気づく要因になり……?
この作品は「エブリスタ」(https://estar.jp/novels/25543156)にも投稿しています。
ただ加筆修正を行っておりますので、エブリスタのものと多少異なる点もございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 15:36:16
77711文字
会話率:43%
竜宮の王女シェンリュは、優雅な人魚の姉姫達とは違う役立たずの「亀姫」。 そんなシェンリュが、役に立てる日がやってきた。和平の為、獣人の国ラングハイムへ、形式上だけ嫁ぐのだ。 三十五歳の熊領主ベルノルトと、嫁という名の賓客になった十九歳の亀
姫シェンリュ。礼節正しく良い関係を築こうとする二人だが、互いに気になり始めてしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 00:00:00
111217文字
会話率:22%
輿入れの日、美しい王女キャラヴィーは「夫が悪逆非道の王になる」ということを、なぜだか知ってしまった。王は愛する女を亡くして、自滅する運命にあるらしい。「きっと王には、別の愛する女がいるんだわ。わたしは愛されないのかしら」そう考えながらも、キ
ャラヴィーは夫であるクヌートと結婚する。一方でクヌート王は頭の固い、少し意固地なところのある男だったが、顔を合わせたキャラヴィーに一目惚れ。でも妖精王まで彼女に求婚してきて!この夫婦はどうなる!? 全4話です。よくある物語です。よろしかったら!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-23 18:29:35
29291文字
会話率:40%
ジェルヴェーズ・ニナ・フォーレイ姫は隣国の第二王子アルトゥール・オレグ・ラスィエット殿下と婚約して、有頂天になっていた。
「あのね! 御伽噺みたいにすてきな王子様なの!」
――が、四年たってようやく輿入れ準備だと婚約者に会ったら、どう考
えても別人になっていた。
なんで? どうして皆気付かないの?
もしかして、アルトゥール王子はどこかに囚われてすり替えられてしまったのか?
ジェルヴェーズ姫は、本物の王子を探し出そうと決意する。
「そうよ! わたくしがオーリャ様を見つけ出せばいいんだわ! たとえ地獄の悪魔(デヴィル)や魔物が相手でも、わたくしは絶対負けないんだから! 絶対、絶対オーリャさまを助けるんだから!」
※本編的な話は4章で一段落しています
※メインカプのエロいことは5章以降となります
※メインよりサブのエロいことが先にあるけど薄いです
※いつものように姫様がヒーローで王子様がヒロインです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-10 10:48:54
203038文字
会話率:49%
ウィドリントン王国の姫モニカは、隣国ヴィンセントの王子であり幼馴染みのクライヴに輿入れする途中、謎の刺客により襲われてしまった。一命は取り留めたものの、モニカはクライヴを愛した記憶のみ忘れてしまった。モニカと侍女はヴィンセントに無事受け入れ
られたが、クライヴの父の余命が心配なため急いで結婚式を挙げる事となる。記憶がないままモニカの新婚生活が始まり、彼女の不安を取り除こうとクライヴも優しく接する。だがある事がきっかけでモニカは頭痛を訴えるようになり、封じられていた記憶は襲撃者の正体を握っていた。
※全体的にふんわりしたお話です。
※アルファポリスさまにも同時投稿しています(挿絵つき)。
※毎日更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 21:13:11
98467文字
会話率:40%
エリナは侯爵家の末娘であるマリーベルに仕えるメイドだった。そして、政略結婚によりマリーベルが独身である国王に嫁ぐ事が決まり、エリナは専属侍女として輿入れに同行する。婚礼を挙げ、初夜の準備をして夫婦の寝室を後にしたエリナは何者かに見知らぬ部屋
に連れ込まれる。そして、エリナを組み敷いたのは、マリーベルの夫になった筈である、国王クロムウェルだった。混乱する彼女に、彼は残酷な言葉を告げる。
「やっと見つけた…俺の番。二度と離さない。」
そして、彼女は美しき国王に無理やり純潔を奪われ、国王の寝室に監禁されてしまう。
国王と王妃の間で揺れる侍女の苦悩の日々に終わりと救いはあるのか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 21:40:16
4964文字
会話率:51%
政略結婚のために、隣国トルネア王国に輿入れをしてきたリゼルティアーナ。元気いっぱいおてんば姫はひょんなことから口の悪い騎士と出会って……。
王道展開なケンカップルが書きたくて書きました。またTL初挑戦なので至らない点もあるかと。
最終更新:2018-11-18 10:00:00
36482文字
会話率:40%
剣と魔法の世界レヴァリアース。
魔人と呼ばれる異形の怪物と、長きに渡り戦う世界。
とある一人の異世界からの神子の犠牲によって、現在は仮初の平和が保たれていた。
ミスターヴ国の王であるセオドリックは、幼き頃から愛する一人の騎士の青年アレクを
后へと迎える。
アルファとして生まれたアレクは、長い間セオドリックの友人だったのだが、ある日突然オメガへと変貌を遂げた事で、ミスターヴへと輿入れをした。
当初は戸惑っていたが、現在ではアレクもセオドリックを愛しており、相思相愛の睦まじい仲だ。
息子であるルナファイスも生まれ、周囲を呆れさせながらも二人は日々を過ごしていたが、価値観の些細な違いから微妙にすれ違い始める。
とはいえ、はたから見ればただの熱い夫婦でしかないのだけれど……。
セオドリックはふと、かつての自身の思い出を振り返る事にした。
※Amazon Kindleにて配信中の作品の攻め視点からの連載になります。
配信の話と一部被るシーンがありますが、過去話や未来話など配信作品にはない部分があります。
注意1:オメガバース世界になり、妊娠出産の描写があります。
注意2:現在軸はラブラブですが、恋が成就していない過去においてのみ、攻めがモブと関係を持っている描写があります。
注意3:残虐な描写、胸糞な話が出てくる事があります。
注意4:受けが元々はアルファであり、後天的にオメガになっています。
★お知らせ★近日中に、世界の名称を変えます。理由は活動報告にて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-08 22:55:41
16721文字
会話率:18%
(それがしの働きが、わが国、須賀の繁栄を支える礎となる)
唇を引き結んだ康頼は、見えぬ相手に目を据えて城内へ運ばれた。
桑倉時代。八代将軍の足柄通時が治める世の中は、各国の国主同士が流通の契約を円滑にするため、賄賂のように見目のいい男児
を色夫として他国に贈る風習ができていた。
戦乱の世にできた男女の結婚は政略的なもの、男同士の恋愛は純粋な行為とされたことがはじまりとされている。そのなかで、男同士の絆に対する信仰が高じすぎ、国同士の結びつきのために、恭順を示す人質の側面も持った色夫を大国に渡すことが国交の重要手段となった。色夫となったものは、自国の繁栄や交易をつなぐために、輿入れ先の相手に文字通り心身ともに尽くさなければならない。
(かならずや、寵愛を勝ち得て須賀に繁栄をもたらさねば)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-10 16:00:00
100888文字
会話率:51%
幼いアイシェリアには、名前も知らない初恋の王子様がいた。片田舎の男爵家の娘だったアイシェリアだが、初恋の王子様のお嫁さんになるため自分磨きに勤しんでいたところ、完璧な淑女として【白百合の女王】という称号を得てしまう。更には、政治的理由も絡ん
で国王陛下の第二妃として輿入れすることとなった。そこまでは、まだいい。だが、どうして嫁いだ先に、初恋の王子様がいるのか…誰か説明してください!
※R18には*をつけさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 21:00:00
51262文字
会話率:21%
僕は面食いだ。イケメンである事は大切だと思う。さて、そんな僕が輿入れする事になった第二王子殿下のお顔は――……という異世界ファンタジー似非後宮ものです。※短編の雪華の月の物語と同じ世界観のお話です。ただ主人公が違います。単独でご覧頂けます
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-18 08:08:24
14429文字
会話率:53%
神聖教会の元聖女であるカレンは、バルディ王国のエドラル王のもとへ輿入れすることになった。冷血、暴君などと評判の悪い、しかも少し前まで戦争をしていた敵国の国王のもとへ。不安とあきらめの中での結婚だった。しかし、なんやかんや後宮での待遇は悪く
ないし、国王にも魔術師として重宝されるしで、どうにかやっていくことになるが…。
設定はゆるふわご都合主義(特に水回り)、人名地名は適当なのであまり深く考えないでください。R18回には*がついています。
初投稿です。よろしくお願いいたします。不定期更新です。すいません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-07 23:00:00
241865文字
会話率:50%
名ばかり貴族の次女エレストアは失踪した姉マーリヌの代わりに輿入れすることになった。
姉が見つかるまでのつなぎだと思っていたのに、何故か花婿に押し倒され純潔を奪われてしまう。
身代わりの花嫁だったはずなのに、監禁され息もできないほどに求められ
、困惑する主人公。
コンプレックスの塊な花嫁と、言葉が足りずに行動力ばかりが有り余ってるヤンデレ花婿のあれやこれやの物語。
*基本R18話ばかりです。いろいろふんわり設定です。
*完結してましたが、全体的な修正ついでに一つおまけ話と登場人物まとめを追加しました(3/30)。
*番外編は蛇足的なお話ばかりなので、参考程度に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 10:22:45
66251文字
会話率:38%