公爵令嬢リュミエルは王太子ワイアットの婚約者だった。
けれど、隣国から留学してきた姫、アイリーンとワイアットは恋仲になり、リュミエルは婚約の白紙を言い渡される。
両親からも見限られたリュミエルは、公爵家からも、公爵令嬢という立場からも逃げる
ことにした。
以前から目をつけていた王国の外れにある古びた屋敷に住むことにする。
婚約破棄された後の二年間で、リュミエルは金を貯めて屋敷を買い取り出奔の準備をしていたのだ。
何もかもから解放されたリュミエルが、古めかしい屋敷で暮らしはじめると、ある異変に気づく。
夜になると、どうにも──はしたない夢を見るのである。
幽霊とのあれそれを、幽霊姦って言うのだと最近知りまして、どうしても書きたくなりました。
公爵令嬢と、訳あり幽霊の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 14:26:30
46502文字
会話率:32%
「約束です、必ず迎えに行きます」
五歳の時に父母に連れられて行った神殿で迷子になってしまった時に助けてくれた王子様マッティアに恋をしたベアトリーチェ。それはマッティアもだったようで、二人は淡く芽生えた恋心をゆっくりと育てていた。が、そんな
ある日、兄が国王と手を組んで家族を殺してしまう。
そして、ベアトリーチェはまるで売られるように王室に嫁ぐことになった。結婚相手は初恋の王子様マッティアだったが、王と兄に家族を殺されてしまったベアトリーチェは彼を受け入れることができなかった。好きだからこそ辛くてたまらないのだ。
初恋と復讐の間で揺れるベアトリーチェの未来は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 18:18:20
79623文字
会話率:49%
※2022/06/21大賞用に2000字数加筆しました。
初恋の王子様だと思っていたイケメン騎士が性犯罪者になってしまい、失恋して婚約解消の運びとなった、貧乏令嬢出身女騎士サンディ。
彼女が酒場でやけ酒していたところ、仮面をつけた綺麗
な魔術師に持ち帰られてしまう。
次に気づいた時には、牢屋の中にいたサンディ。鎖で吊るされたまま、彼女は彼に――?
※すみません、投稿時間を間違えて、途中のものが掲載されました。途中だったR場面等、急いで加筆しています。
※19:40頃、修正すみました。本当にごめんなさい、ご迷惑おかけしました。
※ヤバいヤンデレにしたかったのですが、いつもの溺愛執着幼馴染系になってます、申し訳ないです。
※タイトルに淫紋って入れないといけなかった……!?
※12/4アルファポリス様にも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 18:00:00
10070文字
会話率:41%
侯爵家の妾腹たるネリーは、2人の姉と侯爵夫人から虐げられていた。あるとき、侯爵家の利益となる婚姻を結ばせるため、夫人はネリーを公爵家主催の舞踏会へと連れ出す。夫候補は商人あがりの子爵で、でっぷりとした腹とすきっ歯が印象的な人だった。
いずれ
こうなることを予感していたネリーはその婚姻を受け入れるつもりだったが、その舞踏会には彼女の初恋の人も訪れていた。そして、ネリーは差し出されたその手を取った――。
「いつか」を夢見ていた令嬢と、迎えに来た王子様の物語。
ふわっとした世界観のふわっとした短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 00:24:59
5456文字
会話率:16%
初恋の王子様の元に政略で嫁いで来た王女様。
けれど結婚式を挙げ、いざ初めての甘い夜……という段階になって、これは一年限りの白い結婚だなどと言われてしまう。
「白い結婚だなどといきなり仰られても、そんなの納得いきません。先っぽだけでもいいか
ら入れて下さい!」
「あ、あなたは、ご自身が何を仰っているのか分かっておられるのですか!」
「もちろん分かっておりますとも!」
初恋の王子様とラブラブな夫婦生活を送りたくて、非常に偏った性の知識を頼りに一生懸命頑張る王女様の話。
5/3 タイトル模索中につきコロコロ変わる可能性があります。すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 22:00:00
37044文字
会話率:32%
「オーランド殿下に嫁ぐのは諦めたほうが、お前のためかもしれないな」
侯爵である父の言葉に、アナスタシアは静かに頷いた。自分はきっと王太子妃に相応しくない。
幼い頃からの恋を諦め、修道女になることを決意したアナスタシアは、最後の夜会へ向かう。
そのとき社交界では、オーランドが別の令嬢と婚約するという噂がまことしやかに囁かれていた――。
◆本作品は、以前投稿した同タイトル作品の長編版です。前半は長編化前の作品と同じシーンが多くなりますが、ご了承ください。また長編化前の作品は現在検索除外としております。
◆他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 09:00:59
131818文字
会話率:33%
「オーランド殿下に嫁ぐのは諦めたほうが、お前のためかもしれないな」
侯爵である父の言葉に、アナスタシアは静かに頷いた。自分はきっと王太子妃に相応しくない。
幼い頃からの恋を諦め、修道女になることを決意したアナスタシアは、最後の夜会へ向かう。
そのとき社交界では、オーランドが別の令嬢と婚約するという噂がまことしやかに囁かれていた――。
*幼い初恋のじれじれ両片想いなお話
*他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 14:00:00
45403文字
会話率:33%
「約束です。必ず迎えに行きます」
5歳の時に父母に連れられて行った神殿で迷子になってしまったわたくしを助けてくれた優しい王子様。
ずっと恋焦がれていたのですが、初恋は淡く、お父様の命令で他の方に嫁がなければならなくなったわたくしは、初恋の
王子様を諦めて日々平穏に過ごしておりました。
ですが、お兄様と国王陛下が組んで、お父様と旦那様を殺してしまい、わたくしをまるで生贄のように国王陛下に差し出したのです。
幸か不幸か、わたくしが嫁がねばならない方は……あの日神殿であった初恋の王子様でした。
けれど、わたくし達はもう敵なのです。
初恋と復讐の間で揺れるわたくしの心は……。
性描写のある回には、「※」を付けています。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 10:43:42
145995文字
会話率:45%
どうして、こんなことになってしまったのだろう。
五年間の初恋にピリオドを打つ為に王城での夜会に列席したセシリアは、最後の思い出として初恋の相手である第二王子ユリウスと踊り、とても幸せな時間を過ごした。
けれども王城内で迷った挙句、薄暗い部
屋の中でユリウスが苦しげに荒い息をつく現場に遭遇してしまう。
彼が何をしていたのか分からずに部屋に入るとベッドに押し倒され、ユリウスは告げる。
僕が君を想って自慰している現場を見たのだから、君が僕を想って自慰してるところを見せて、と。
本編六話+ヒーロー視点三話完結。
「不思議な光景」「君は誰を想って」にてヒーローが自慰をしている描写があります。お気をつけ下さい。
同じ作品を「アルファポリス」様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 22:00:00
31934文字
会話率:29%
初恋の相手だった隣国の王太子・ライアンの元に嫁いだ王女・エセル。見目麗しい夫は誰よりも甘く優しく、政略結婚とはいえエセルをとても大切にし、熱心に愛を囁いてくれる。
しかし彼は夫婦の寝室でエセルを抱いた後、密かに自室に戻って毎晩違う女性と過ご
していることを彼女は知ってしまった。
ショックで倒れたエセルは、勇気を振り絞って夫を責めるが――――。
シリアスを装ったラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 17:26:35
5488文字
会話率:32%
幼いアイシェリアには、名前も知らない初恋の王子様がいた。片田舎の男爵家の娘だったアイシェリアだが、初恋の王子様のお嫁さんになるため自分磨きに勤しんでいたところ、完璧な淑女として【白百合の女王】という称号を得てしまう。更には、政治的理由も絡ん
で国王陛下の第二妃として輿入れすることとなった。そこまでは、まだいい。だが、どうして嫁いだ先に、初恋の王子様がいるのか…誰か説明してください!
※R18には*をつけさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 21:00:00
51262文字
会話率:21%
浅岡さくらの同居人は初恋の王子様。しかし、彼が好きなのは実姉で——?
せっかく同居人なんだから、なんとしても振り向いてもらいます!
最終更新:2017-10-20 23:06:17
5447文字
会話率:52%
広瀬千尋は女の子に憧れる。小さい頃、自分を可愛いと言ってくれた初恋の王子様を忘れられないまま女装を続けている。ある日ナンパから助けてくれた王子様に似た彼が気になりながら男の姿で学校へ行くと、そこに彼、新田棗が転校生として現れる。
※自サイト
掲載済のものを転載しています。
※現時点で直接的な性的描写はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-09 01:14:00
29045文字
会話率:35%