シャレット聖王国の第二王女フェリシテは、聖女の姉レティシアと一卵性の双子だ。
しかし姉のレティが聖女として華々しく活躍する傍ら、フェリは地味で目立たない〝感覚魔術〟しか使えず、周囲から〝ハズレ姫〟と呼ばれていた。
何かと失敗するフェリはエー
ヴェルヴァイン帝国の皇太子アルフォンスに励まされ、二人は想い合うように。
しかしアルフォンスの父が聖女であるレティと息子を結婚させようとする上、彼には呪いがかかっていて!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 09:27:57
20393文字
会話率:24%
彼氏にフラれた上村朱里(うえむらあかり)は、酔い潰れていた所を上司の速見尊(はやみみこと)に拾われ、家まで送られる。タクシーの中で元彼との気が進まないセックスの話などをしていると、部長が自分としてみるか?と尋ねワンナイトラブの関係になってし
まう。
かと思えば出社後も部長は求めてきて、二人はただの上司と部下から本当の恋人になっていく。
だが二人の前には障害が立ちはだかり……。
※ 過去に投稿した短編の、連載版です
※ アルファポリス様、エブリスタ様にも転載しています
※ エブリスタ様では(過去最高)総合ランキング1位、恋愛ランキング1位、トレンドランキング1位、本棚(ブクマ)2万以上いただいています(嬉しい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:30:00
1138015文字
会話率:40%
デザイナーとして働いている喜多川千雪は、職場の先輩である漆間勝斗に付き合おうと言われるものの、とある事件が起こって会社を辞めてしまう。
親友が勤めている大手広告代理店に縁があって勤め始めたが、社長である千賀崎雅也になぜか迫られる事に……。
最終更新:2025-07-23 16:44:11
47687文字
会話率:36%
これは、互いにすれ違いを乗り越えて成長し、真実の愛を得るお話。
膨大な魔力とその性格・容姿からカナルリカ王国で「雪の聖女」として崇められている侯爵令嬢シルヴィアは、生まれてすぐに母親を亡くし、その数年後家族とも引き離されて育った事で孤独と
寂寥感に耐えながら聖女としての責務を全うする日々を送っていた。
そんな中、シルヴィアへ国王が息子・王太子グレイルが謎の病を患い苦しんでいるので助けてほしいと頼まれる。
国王によって案内された先にあったのは、魔法陣により硬く閉ざされた扉。ある出来事によって国王たちを拒絶し部屋に引きこもるようになったグレイルはその中にいるという。
だがシルヴィアが発した言葉に何やら影響を受けたグレイルは、硬く閉ざしていた扉を開いてシルヴィアを受け入れる。
更にある出来事以降、グレイルはシルヴィアと一緒にいたいと願い、自分の部屋で暮らさせるようにして…?
母を亡くし父と継母を拒絶して孤独を選んだ引きこもりヒーロー×母を亡くし家族から引き離された孤独な聖女折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 08:45:35
146154文字
会話率:50%
芦屋美波は入社一年目の新入社員。幼い頃から人見知りで人と喋ることが出来ず、いつも一人で居た。
とある日、強制的に参加させられた同僚達とのバーベキューで、同じ会社の三歳年上結城涼介と知り合う。
穏やかで優しい彼に惹かれ、二人で会って
いるうちに体の関係を持ってしまう。
彼は「恋人は作らない」という主義なため自分は体だけの関係なのだと割り切ったつもりでいた。
※書き溜めしてある分は毎日投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 08:04:21
38388文字
会話率:37%
火事のあと、双子の兄に拾われた主人公。
兄は誠実で優しく、弟は陽気で彼氏持ち。
そんな二人は怪しい仕事をしていた。
お世話になる傍ら、二人のサポートを懸命にする桜。
徐々に二人との距離が縮まっていくが……
最終更新:2025-07-24 08:00:00
24057文字
会話率:56%
知らぬ間に連帯保証人にされていた受付嬢の花梨は、危ないところを助けてくれた弁護士の家に居候しながら、特殊なクラブへの出演を決める。
借金返済のため、自分を曝け出す決意をしたが……
最終更新:2025-07-23 02:00:00
62425文字
会話率:47%
彼氏に連れられて行ったバーで、美しいバーテンダーと出会った主人公。
彼が無理に頼んだお酒のせいで、一晩そのバーに囚われてしまう。
しかし陰謀めいた声を聞き……
最終更新:2025-07-21 12:00:00
62595文字
会話率:42%
ホワイト企業に勤めたい元社畜主人公が周りのちょっとアレな性癖を持ったお嬢様達に振り回されたり、振り回したりするお話
ブラック企業に勤めていた男はある日転生した。
転生した七雲ハル(なぐもはる)は日本有数の資産家の当主の妾の子だった。
今度こそホワイトな企業に就くために、天使のような妹と共に行きていこうと決意する。
しかし、当主から通うことを指示された鳳城学園ではお金持ちの御曹司やお嬢様の無理難題が降りかかり、結局忙しいというハメに──
そして金持ち達は皆、人に言えないような特殊な性癖を抱えていたのだった。
※サブタイトルの☆マークはエッチシーンあり
日間ランキング 1位(2025/7/4)
週間ランキング 1位(2025/7/8)
月間ランキング 1位(2025/7/24)
四半期ランキング 位()
年間ランキング 位()折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:35:47
134920文字
会話率:36%
鑑定人事務所で働くミラは子供の頃から亡父の戦友であるアーロンの事が大好きだった。しかしいつまで経っても子供扱いされ続けるのが辛くなり、ミラは教会奉仕で知り合ったエラルドと交際しようと思い立つ。ちょうど同じ頃に勤め先へ持ち込まれた厄介な事案に
奔走することになったミラは策略に巻き込まれてしまうことになる……という話。
・職業ヒロイン(20)×元傭兵ヒーロー(38)で年の差あります
・一部に差別的な表現を含みます
・R18シーンは物語後半になります(※マークをつけます)
・その他注意が必要なシーンの前には前書きします
・全て書き上げてから投稿しています
・誤字を見つけ次第改稿します(内容は変えません)
【キーワード】年の差、ツンデレおじさん、元気なヒロイン、処女、非童貞、トラウマ、犬、軍人、連邦制、無自覚、過保護、執着、超能力、くたびれたおじさんは大好きだったお兄ちゃんのなれの果て 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:32:22
4076文字
会話率:16%
【30,000字まで毎日7:00と21:00に更新します】
エルヴァラン王国の王女エリシアは、
「淫魔の血を継ぐ呪われた王妃」として森深い屋敷に幽閉されていた。
触れただけで男の命を奪ってしまうその肉体は、愛することすら許されない――はず
だった。
けれどある日、戦乱を終結させる政略の道具として、
軍国の覇王・ヴァルハイム帝国皇帝クロヴィスのもとへ嫁ぐことに。
初夜、冷酷と噂されるその男は、彼女を恐れもせず――
むしろ甘く、優しく、情熱的に抱きしめてきた。
「きみの美貌は、我が国にも届いていた。この手にできたこと、望外の悦びだ」
「エリシア……きみを俺だけのものにしたい」
「想像できないだろうな。きみと交わるこの時を、俺がどれほど待ちわびていたか……」
どうして、彼は死なないの?
なぜ、この人は私を、こんなにも愛そうとするの……?
――これは、哀しき因果と熱き執着に彩られた、
宿命に導かれたふたりの、甘く狂おしい恋の記録。
※R18描写は濃厚、長めとなっています
※エブリスタにも掲載中。こちらにはスター特典として番外編を用意しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:00:00
15285文字
会話率:17%
大学院で古文書を研究している落合(おちあい)杠子(こうこ)・27歳は婚約者だった、忽那組(くつなぐみ)建築株式会社社長秦(はた)泰祐(やすひろ)・32歳と結婚した。その初夜。泰祐と愛し合っていると、平安時代でまぐわっている男女の夢を見た。—
—平安時代の彼女は『ゆずり葉』と言う名前だった。彼女は秦氏の女棟梁として、時の権力者藤野氏へ寺を建立しないかと、摂津から営業に来ていた。すると藤野北(ふじのきた)永実千(ながみち)より「ならば誠意を見せよ。政敵である藤野中(ふじのなか)茲近(しげちか)を追い落とせ」とスパイをさせられることに。そして、ゆずり葉は茲近の乳兄妹の沓名(くつな)泰祐(たいゆう)の侍女として忍び込んだ。しかし。「お前、北のお館様のスパイだろ?」揺さぶられて喘がされているうちに正体はバレバレ。しかも、「俺のことを報告する際に、あっちの状況も教えろよ」Wスパイをすることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:33:41
37087文字
会話率:36%
菊田繭は高校一年生の時に初恋に落ちる。
相手はクラスメートの守山陽太。
繭は毎日のように陽太に告白するが、真面目に請け合って貰えない。その内、陽太には他に彼女が出来た。
来るもの拒まずの陽太に、何故か繭だけは受け入れられないまま、大学四年の
最後。繭は陽太に最後の告白を拒まれ、そしてお別れをした。
※途中、(最後まではしませんが)無理矢理表現があります。
該当章には前書きで注意書をします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:30:00
64515文字
会話率:50%
「たくさん気持ちいいことを教えてやろう。……私から離れられないように……」
魔法が人々の生活に根付くラフィート王国。
王都の片隅にある『魔女塾』で生活していた『魔女』オフィーリアは、制御不能な強大な魔力に苦悩する王子レンに召喚される。
魔女とは、契約によりその魔力を行使する存在。
彼が求めたのは、彼女の涙とキスが織りなす禁断の魔力だったーー。
タイトル通り、王子様が魔女っ子を泣かせて可愛がってキスしまくる話です^^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:00:00
86421文字
会話率:37%
※55話くらいの年内完結保障付き。
恋愛要素が主軸ですが、転生・異種族要素も含みます。
戦闘の描写、死などの扱いがありますのでご注意ください。
『転生したら、まさかの“聖剣”でした。
私の使い手である美しいエルフの勇者――エルディアス
のそばで、彼の背中を見つめるしかなくて……。
人間を守るため、何度も傷つきながら戦う彼。
そんな彼に、何かをしてあげたくて――私は、一時的に“人の姿”を得る。
彼を癒すには条件があって、“接触”が必要。
それも、より濃厚なほど効果があるとか、女神様、何でそんな仕様にしたの!?
これは、エルフの勇者と“聖剣だった私”が出会ってしまった不器用で、切実で、ひとつしかない恋の物語』
※携帯からも読みやすいように1話2000~3000文字以前後を投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:00:00
55423文字
会話率:14%
「あなたの愛らしい姿が理性を狂わせる。それに抗えない卑しい私を許してください」
薬屋を営んでいる赤髪赤目のテミシアは優秀な薬師。ある日、うっかり超強力媚薬を聖騎士であるスプラルにぶっかけたら、さあ大変。
麗しい容姿で巷では清廉潔白と評される
彼に仄暗い瞳で迫られた上に、何度達しても彼の欲は留まるところを知らず……。
挙句の果てに元々冗談でテミシアを口説いていたスプラルが、より積極的に愛を囁くようになってきて……。
「テミシアさん、私はあなたと出逢った時からずっと……」
熱っぽい視線で囁かれても、彼に好意を抱かれるようなことをした覚えがないテミシアは大混乱。
ちょっと待ってください、聖騎士様。もしかして、ほかの女性を間違っていませんか!?
そんな中、実はテミシアが「魔女」の血を引くことが判明し……。
人付き合いが苦手な訳あり薬師と、これまた何やら訳あり聖騎士様の性なる攻防戦!
■1日1回、早朝更新。全36話。完結まで予約投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 04:10:00
62260文字
会話率:33%
入社3年目。
バリキャリ街道まっしぐらの綾瀬伊織(あやせ いおり)は、
なにかと張り合ってくる同期・東雲水都(しののめ みなと)のことが、正直ちょっと苦手だった。
口を開けばケンカ腰。
だけど仕事ではいつも一歩先を行く彼が、どこか気になっ
て仕方がない。
そんなある日。
会議でぶつかった帰り道、ふたりきりになったエレベーターで、
火がついたみたいに唇を奪われた。
「ムカつくのは、お前のことが好きだからだって、早く気づけよ」
意地の張り合いから始まった、
秘密の“関係”。
身体から始まる恋は、甘くて、苦くて、やけにやさしい。
ケンカップルなふたりが織りなす、じれ甘オフィスラブ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:45:32
3707文字
会話率:37%
花咲みのりは彼氏いない歴=年齢だ。今まで恋人はゼロ。
頼られるとなんでも答えてあげたくなる性格で、昔から恋愛相談が絶えない。
おまけに、雑誌やネットの情報を駆使してアドバイスすると、それが面白いほどうまくいってしまい、恋愛において百戦錬磨だ
と思われてしまうように。
相談内容もどんどん過激になり、ついには夜の方もテクニシャンだと言われるようになるが、いまだ経験値はゼロのままだった。
そんな折、10月の人事異動でみのりのいる営業1課に中条透也がやってくる。
体育会系、肉食系ばかりの営業部ではまれに見る、物腰柔らかなイケメンで、みのりにとっても気になる存在。
そんな彼と、歓迎会の席で周りからからかわれ、持て囃されるみのり。
どうしようかと困っていると、彼が助け舟を出してくれ、そのまま二人で歓迎会を抜け出すことになってしまった。
歓迎会を抜け出したあと、飲み直したみのりだったが、途中で雨に降られ、雨宿り先を求めて近くのビルに入る。
だけど、そこはラブホテルのエントランスで、あれよあれよと二人で一夜を過ごすことになってしまって――
「足は自ら割り開く、だったよな?」
「それならいま、実践できるぞ? ほら」
見栄を張って彼とホテルに入ったら未経験なのがバレてしまい、盛りに盛ったセックステクニックを元に調教される話。
営業部のドS(?)な先輩✕未経験なのにテクニシャンだと思われている処女OL
※タイトルに★マークがあるところはR18描写ありです。
※1話ごとの分量が多め/全10話で完結予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:10:00
28479文字
会話率:51%
タイトルがすべてだぁ!!
最終更新:2025-07-24 00:00:32
259文字
会話率:27%
夜、仕事から帰ったジュジュは、家の前で子犬と男の子を拾う。
茶色のもふもふと、同じく茶色のふわふわした髪をもつ男の子。
すぐ出ていくと思っていたのに、思ったよりも義理堅いその子は何かお礼をさせてほしいと申し出た。
断ってもしつこい男の子に、
女としての自信を失っていたアラサーのジュジュは、それなら抱いてほしいと告げる。
「ねぇ、本当にいいの? 実はおれ、はじめてで。でもジュジュさんみたいに素敵な女の人、すっごく惹かれる……」
驚くほどとろけた眼差しを向けられて、若く体力のあるその子に翻弄されて――。
*0時に更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
42248文字
会話率:47%
俺はどこにでもいる大学生。
飲食店でバイトをしているが、ある日後輩が1人入ってきた。
その子はまるで小悪魔みたいな子だった。
しかし、彼女との出会いで俺の人生は変わった。
最終更新:2025-07-23 23:43:21
33664文字
会話率:65%
私の名前は「まゆ」 大学2年生。
昔から一途に思い続けている彼とは同棲している。
でも幼馴染の彼にとって、私はただのセフレの1人。
それに私にいつも冷たい。
でもしょうがないんだ。
私が「最低なセフレ」だから。
最終更新:2025-07-23 19:00:06
7175文字
会話率:33%
人間領の中心セントレアにある学校に通う20人の生徒たちは勇者パーティを育成する特進クラスに通っている。
その中の落ちこぼれ5人が足掻き、もがきながら成長していく。
最終更新:2025-07-21 16:50:01
107525文字
会話率:68%
ノワルヴァル伯爵家のアンジェルは、修道院から派遣された若き家庭教師エティエンヌに、密やかな恋心を抱いていた。
彼は神に仕える聖職者。触れてはならぬはずの彼との授業は、やがて、甘く危うい恋へと変わっていく――
だが、それはすべてを狂わせる始ま
りだった。
独占欲に満ちた兄伯爵の執着。義姉の奸計。身分の違い、宗教の戒律、そして女としての「役目」。
禁忌を知った兄によって、アンジェルは塔に幽閉される。
それでも、エティエンヌは夜ごと忍び寄り、罪深い愛を貫こうとする。
やがて訪れる断罪の裁き、還俗、再会。そして最後の夜。
「あなたが赦されないというのなら、あたしごと罰してください」
誰にも祝福されぬ恋の果て、ふたりが選ぶのは、愛と魂で結ばれる救済の道──
背徳と純愛が絡み合う、耽美で過激な中世ラブロマンス。
R18該当箇所には、タイトルに(R)の表記があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:17:12
208223文字
会話率:30%
幼い頃、虐待され泣いてばかりいた義弟。
乙女ゲーム世界に転生した私は、彼の悲惨なバッドエンドを回避するため、全力で可愛がって育てた。
「おやすみのキスして?」
ちゅっ。
無垢に微笑む彼の唇に、優しく口づける。
でも――
「お姉様、
もっとください…」
18歳を過ぎた頃から、
あの泣き虫だった義弟は私の唇を離さなくなり、
夜ごと私を押し倒しては、
じゅる…ちゅっ、くちゅ…
私の体に舌を這わせ、
奥深くまで啜るように舐め続ける。
「お姉様のここ…甘くて美味しい…」
拒めば涙を浮かべて震え、
与えれば狂ったように何度も求めてくる。
可愛がって育てたはずなのに。
私だけを愛する、発情ワンコに育ってしまった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
18624文字
会話率:42%
転生先のこの世界で、私にはひとつだけ救いがあった。
それは、推し王子を遠くから眺めること。
(今日も麗しい…あぁ、生きててよかった…)
第一王子、リュシアン=フォン=グランディール。
白銀の髪に蒼い瞳、気品と優しさを兼ね備えたこ
の国の光。
もちろん、モブ令嬢の私にとっては手の届かない存在だ。
だから、せめて遠くから見ているだけでいい。
そう思っていたのに──。
「……え?」
城下町の裏通りで、偶然出会ってしまった。
まるで運命のように。
誰もいない、二人きりの空間。
胸が苦しくて、息がうまくできない。
気づけば、膝が震えていた。
「……好きです。ずっと、ずっとお慕いしていました…!」
衝動で飛び出した告白。
心臓が爆発しそうなほど高鳴る。
だけど──
「へぇ…。俺のことがそんなに好きなんだ。」
その声は、推し王子の甘く優しい響きとは違った。
低く、冷たく、ぞくりと背筋を撫でる残酷さを孕んでいる。
次の瞬間、銀髪が黒へと変わり、鋭い紫紺の瞳が私を射抜いた。
「残念だったな。お前が告白したのは…リュシアンじゃなくて、俺だ。」
顎を掴まれ、引き寄せられる。
「っ…や…!」
唇が塞がれた。
柔らかく触れるだけじゃない。舌が割り込んできて、口内をかき回される。
「ん…じゅる…っ…んぅ…じゅっ…」
舌と舌が絡むぬるりとした感触と、じゅるじゅるといやらしい音が耳に響く。
背中がぞくぞくして、力が抜けていく。
(だめ…こんなの…なのに…)
離れた唇から糸を引く唾液が、熱く滴り落ちた。
──この日を境に、私の運命は狂わされる。
推しじゃなくても、私を壊すのはこの人だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
3877文字
会話率:29%
乙女ゲームのモブ令嬢に転生したフローラ=ロゼリアは、淡いピンク髪の美少女。
この世界で最推しの攻略対象は、冷徹無口と噂される聖騎士――レオンハルト=グレイバーグ。
前世からレオンハルトを愛していた彼女は、学園生活の全てをファンクラブ会長と
して捧げていた。
卒業の日、ついに告白を決意するフローラ。
だがその日、彼が聖女リリィ=エルフォードに告白し、失恋する場面を目撃してしまう。
傷つき、呆然と立ち尽くすレオンハルトに、
彼女は慰めるつもりでこう言ってしまった。
「女の人は…クンニが上手い顔のイケメンなら誰でも好きになるんですよ…?」
突拍子もない助言に目を見開くレオンハルト。
そして、震える彼女を真っ直ぐ見つめて告げた。
「……じゃあ、お前に練習させてくれ。」
◇◆◇
その夜、寮の彼の部屋。
硬いベッドの上で、太ももを広げさせられるフローラ。
「怖がるな。…全部綺麗だ。」
低く甘い声で囁き、
レオンハルトは舌先で秘部をゆっくり割っていく。
「ひぁっ…や…っ♡ レオンハルト様っ…そんな…あっ…♡」
濡れた音が響き、ピンクの花弁に熱い唇が吸いつく。
恥ずかしさと快楽で涙が零れ、
告白も出来ないまま、彼に舐められている現実に震えるフローラ。
(こんなの…告白も出来ないのに…私、推しにクンニされてる…っ♡)
だが、彼は鋭く獣のような瞳で見つめ、唇を離さず囁いた。
「全部覚えろ。俺の舌が…お前をどう感じさせるか。」
◇◆◇
告白も出来ないまま“クンニ練習台”になってしまった転生モブ令嬢と、
失恋から独占欲に覚醒した騎士様の、
切なくも淫らで甘美な、
推しに愛されるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
16157文字
会話率:22%
※作者は『溜めて、溜めて、解放\( 'ω')/』属性です。
10話くらいまでエロ描写ありません。あっても寸止め。寸止めに次ぐ寸止め……解放!でも、その方がエロくない?って方ともに行きましょう……
天野雨歌(あまの うか)、20歳。
人とう
まく関われない特性をかかえ、美術専門学校も休学中。
幼い頃に見知らぬ少女から渡された「願いの種」に水をやり続けて、15年。
種が割れたその日、彼女は異世界《オルドレア》に召喚されてしまう。
そこで魔獣治癒士としての名門に生まれながらも力が顕現しない、人を煽らせたら天下一品、最悪の嗜虐ドS美少年・シンフィルに出会う。
「帰りたいよなぁ?帰れねぇよ、俺が帰さねぇんだもん」
本当は繊細なドSな少年と、不器用な絵描きの、執着と願いの物語。
夢も未来も見えなかった雨歌は、
気づいたら、異世界の少年の“つがい”にされていた。
「アンタの絵、なんでこんなに、俺の胸、ざわつかせるんだ」
煽ってくるくせに、助けてくる。
手が届きそうで、届かない。
でも、なぜか、信じられた。
異世界×恋愛×バトル×執着。
“きみが世界をかえたんだ”
“気持ちわりぃこといってんじゃねぇよ”
「観る」ことで世界をかえる。
噛み合わない2人が、少しずつ「つがい」になっていく、
濃密じれ甘ファンタジー。
ねちっこい言葉責めと、寸止め寸止め寸止め……からの爆発的両片想いが好きな同志いませんか。
#ねち愛(※支配欲と執着が甘さに昇華する異世界ラブ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:25:03
159742文字
会話率:24%