彼氏に振られて、やけ酒飲んで寝落ちして、目覚めたら異世界のベッドの中にいた。
どうやら私は聖女様らしく、お願いされて「浄化の旅」に行くことが決まった。
護衛になった超ド級イケメン騎士団長には帰れないと教えられたけど、超高待遇だしサクッと受け
入れ、この世界を満喫しまくりな日々を送る。
「浄化の旅」が終わったら、いつか素敵な人と結婚して、温かな家庭をもてたらいいな、なんて淡い希望を抱いてみたけど―――
あのー、イケメン騎士団長さん。
出会った日からめちゃくちゃ距離が近すぎませんか?
初回の召喚で、結婚直前に元の世界に帰られて執着マシマシになった顔面偏差値激高の騎士団長✕初回の記憶がなくて無自覚に恋愛拗らせたアラサーの、今度こそ逃げ(られ)ずに結婚できるのか?なお話。
つまり、イケメンにゼロ距離で甘く囲われ愛される話です。
◯不定期で投稿予定です。
◯誤字報告有難うございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 18:42:46
125801文字
会話率:48%
再び伸ばされた手を、拒めなかったのは何故だろう?ようやく慣れた一人静かに過ごす夜の孤独に、小さくため息をついていたのをまるで見透かしていたように、不意に現れた男に、私はまた恋をした。
最終更新:2012-07-16 08:00:00
9978文字
会話率:17%