ここは争いの絶えない世界。
領土を巡って戦い合う国や組織。
出世を巡って策略を張り巡らせる野心家や政治家。
富を求めて争い合う商人。
女を奪い合う男。
平和とは争いと争いの間の僅かな期間を言う。
ある者は大義を掲げ、別の者は信仰を掲げ、そ
して正義を掲げる。
この世界を平定する者は現れるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:10:00
1592918文字
会話率:35%
辞意表明は溺愛のはじまり⁈
功名心の権化、半身が名誉欲に取り憑かれた女武神と揶揄されるリアンノン・アンドラステはその類稀な才能であっという間に王室騎士団長へと登り詰めた。
一代で地位と名誉を手に入れて、歴史に名を残すことは間違いな
し!なんだけど──
…………だったらもう、辞めても良くない……?
そろそろこどもも欲しいし、実家に帰って結婚でもしよっかな。
お年頃のリアンノンはあっさりと退職を決意。
ところが辞表を提出しに行った先、いつも一歩離れたところにいて、穏やかだった上司・王太子イザヤの様子がなんかおかしい。
「リアンノン・アンドラステが実家に帰って結婚だと? 馬鹿馬鹿しい、もう少し我が身を顧みるのだな」
イザヤはリアンノンの辞表を燃やしてしまい、絶対に辞めさせたくない殿下が辞めたい閣下にものすごい勢いで迫ってくる。
退職希望の女騎士、殿下の寵愛が重すぎていつまで経っても辞められない……!揉めに揉めつつ急激に距離を縮めて行く、野心を果たした女騎士×女たらしな初恋拗らせ王子様
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 07:00:00
102834文字
会話率:35%
ブラック企業での過酷な労働により、若くして命を落とした主人公・リュート。目を覚ますと、そこは剣と魔法が支配する異世界だった。混乱する彼の前に現れたのは、推定神様。その神が与えたのは、「ゴッドハンド」という圧倒的なチートスキルだった。
「ゴ
ッドハンド」――触れるだけで相手のステータスやスキル、状態異常を自在に改変できる万能の力。この力を手にしたリュートは、過去の苦しい人生を脱ぎ捨て、異世界での新たな生き方を模索する。そして導き出した結論は、「性感マッサージ師」として人々を癒やし、そして支配するというものだった。
「忠誠心の植え付け」や「快楽による調教」を行い、触れた女性たちを意のままに操っていく。彼の施術を受けるのは、美しい冒険者や高貴な貴族令嬢、剣の腕を誇る女騎士、果ては王妃や魔族の巫女といった錚々たる面々。彼女たちはリュートのゴッドハンドにより、心身ともに癒されながらも、次第に彼への忠誠心を深めていく。
だが、リュートの野心はただの癒やしやハーレムにとどまらない。その真の目的は、スキルを駆使して敵対勢力を排除し、この異世界全体を掌握する「絶対的な支配者」になること。優しさを装いながらも、欲望と野望を胸に秘めたリュートの手によって、この世界はどのように変わっていくのか。
彼のゴッドハンドが触れる先に待つのは、快楽か、忠誠か、それとも――絶対支配の未来か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 07:00:00
44572文字
会話率:58%
ダウナー系無自覚S大学生×年上の隠れMビッチ管理職
バイト先の管理職(アラサー)がカーセックスに興じているところを見てしまった大学生がサド性に目覚め、「責任取って♡」と迫っていじめ倒す話。
軽い暴力、暴言などがありますが、攻めは受けを可
愛いと思ってやっています。
木林修二(23) 攻め。無気力、無欲な大学生。
五十嵐司(31) 受け。野心家な管理職。性欲が強い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 11:23:09
31121文字
会話率:54%
とある世界で起こったウイルスによる|感染爆発《ファーストパンデミック》の影響により、人類の殆どがゾンビに埋め尽くされた世界のお話し。
MILKING SICKと呼ばれる病気により、女性の生命エネルギーは母乳に変換され、映画やアニメで見るよ
うなゾンビは、女性の生命エネルギー(ミルク)を求めるようになってしまった。
女性達は自分達を守る為に、ゾンビの侵入を許さない究極の要塞「シェルター」を建設。
その時人類は、初めてゾンビに対抗しえる手段を得る事になる。
それから数百年後のある日。
入社式を控えた一人の女性「メロ」はいつものように親友である「ミカン」と共に、後輩である学生達に講義を行っていた。
その日の講義は、ゾンビとのこれまでの歴史、人類の歴史。
シェルター生活に慣れた人類は、ゾンビと接触した者は疎か、姿さえ見た事の無い者で溢れている。
そんな人々に、ゾンビの研究を行っていた二人は奴らの脅威を後世に語り継ぐ為、日々の授業に勤しんでいるのだ。
社会人になって環境が変わっても、多少離れる時間が多くなっても、いつものように家族や親友と穏やかな時間を過ごす事に疑いの無いメロ。
──これから起こる、史上最悪な惨劇が起こるとも知らずに。
これは、絶望に塗れた世界で必死に生き抜く彼女達の壮絶な物語。
陰謀と野心が渦巻くミルキングゾンビサバイバル、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 20:09:16
18439文字
会話率:17%
プロポーズされると思って出掛けた先で、浮気の告白と別れを告げられた主人公は知らないイケメンに助けられる。だが彼は以前自分に「童貞捨ててこい」と言われたようで、恨まれているかもしれないと怯える主人公とイケメンは……?!
ハッピーエンドです。
性欲強めの主人公と、拗らせた恋心を引きずる野心高い執着気味のヒーローの話。
書きたい事が表現できず、3作筆を折ってようやく書けました。どうぞいつも以上に暖かい目でお読みください。よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 02:54:39
19902文字
会話率:55%
(2025/02/26~ 改稿作業中につき、表記揺れがあります)
――私と恭次郎に血の繋がりはない。
東京一帯の極道を纏める桜東会四代目会長、三島櫻子(32)と彼女の影武者のような存在の四代目会長代行の三島恭次郎(37)。表向きには三島
一族の末席、桜東会のフロント企業の女性社長兼執行役員でしかないはずの櫻子。その正体は一年前、凶弾に倒れた三代目会長、三島誠一の唯一の実子だった。
そして恭次郎は誠一がバブル経済期の終焉あたり、とある現場から拾ってきた赤の他人の無戸籍児……当時極秘とされていた幼い櫻子の存在を差し置いて誠一は「俺の子だ」と嘘の情報を周囲に流していた。
時は経ち、大人になった櫻子は継いだ桜東会を関東一強の組織にしてしまおうと動き出すが恭次郎は彼女の強い野心にかつての誠一の姿を見てしまう。あまりにも鋭く、あまりにも危険な彼女の瞳に恭次郎は……。
ビターでスパイシーな文体硬め、地の文しっかりのスパダリヤクザ(37)×芯の強い女性(32)の慕情譚。
(R-18シーンには※マーク)
(アルファポリスにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 23:00:00
171745文字
会話率:36%
ポイントで人間の価値を数値化する社会――その頂点に君臨するのは、絶対的な権力を握るエドガワ一族。彼らが築き上げた監視社会では、すべての行動が評価され、少しの不正や反抗すら見逃されない。この村も例外ではない。若き治安維持隊長、カミシキ・フナヨ
シは、自らの野心と忠誠心を胸に、畜農地域の監視を務める。しかし、エドガワ一族の血を一滴受け継ぐ彼でさえ、村の真実には触れることを許されない。保母として“子どもたちの天使”と呼ばれるカサイ、そして通報で炙り出される村人たちの嫉妬と裏切り。その陰で静かに膨らむ反逆の火種――。希望を求めるか、それとも支配の秩序に従うか。隠された思惑が交錯するディストピアで、彼らの選択が社会の運命を揺るがしていく。ようこそ、「ディストピアへ」。監視の目は、常にあなたを見つめている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 02:40:19
1674文字
会話率:28%
黒き砂塵舞う大熱砂――その広大無辺なる砂漠には人ならざる存在が住まうという。始まりの仔らの気配を感じながらその奥にある黒の聖地を目指す炎騎士マルク・フェルネス。一方で鍛冶師リュウレイと相棒リュウフォンもまた黒の聖地に向かった炎騎士を追いかけ
ながら元姫巫女候補アリステロア王女の行方を探っていた。
黒の聖地に眠る黒の王の目覚め、それは炎騎士を新たなる死闘へと誘う――。
これは遥かなる神代の昔に歴史の闇に埋もれた知られざる物語の一説である……。
――――――――――――――――――――――――――――
――それは歴史の狭間に消えた一人の騎士の物語。
王と姫巫女の物語が伝説なる少し前、そして王の意思を受け継ぎ神と敵することを選んだ始まりの帝が立つよりはるか先――。
歴史に刻まれぬ底知れぬ深い闇の底でうごめく者共がいた――炎王がうち滅ぼした始まりの仔ら、彼の者共の残党とその躯を啖らい原初の民人の娘と契りし人外の者ども。
始まりに在りし始まりの獣――閉ざされた原初への門を探し求め、始原への回帰を望む者共の怨念は地の底から染み出る漆黒とともに再び中原の大地に暗雲をもたらさん。
かくして始まりの怨念に狂った大いなる獣どもの王――五色の王は先の戦での傷をいやすために各地の聖地にその身を沈め、再び殺戮への衝動をその心中に封じつつ目覚めの時を待つ。
これはその命と引き換えに残された炎王の剣を振るい、始まりの怨念に挑んだものたちの物語である――。
――――――――――――――――――――――――――――
炎王リュウシンの戦いから五年後、大陸はいまだ深い混迷の中にあった。
あるものは絶望し、またあるものは己の野心を成し遂げるべく剣を手に取る。まさしく群雄割拠の中原に再び大いなる破滅の影が近づきつつあった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 21:12:44
1625475文字
会話率:37%
野心が強すぎて父と兄らに追いやられて僻地へ嫁がされてしまった姫君の話し(短編よりお引越ししてきました)
ひたすらに皇弟様がお嫁ちゃんラブを貫きます。警戒心剥き出しガルガルなお嫁ちゃんがたじたじになりながらも大切にされて男嫌いも強気な鎧も剥
がされて徐々に女性らしくとなっていくお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 00:46:11
110118文字
会話率:32%
野心が強すぎて父と兄らに追いやられて僻地へ嫁がされてしまった姫君の話し
最終更新:2024-03-25 12:34:41
5209文字
会話率:25%
「だったら使わせてくださいよ。あんたの身体を」
「…………はあ!?」
伯爵令嬢ヒルダには望みがあった。
上位貴族に殺害された、友人娼婦アネモーの仇を討つという望みが。
しかしただの伯爵令嬢では、犯人を追い詰めることも、アネモーを死なせた
この国の仕組みを変えることもできない。
野望への足がかりとして第二王子に近づこうとするヒルダであったが、空回りしてばかりだ。
そんな中、ヒルダと夜会で出会った第二王子の近衛騎士エイリークは、王子と面会の機会を与える代償に彼女の身体を要求してきて――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 19:00:00
103381文字
会話率:40%
【あらすじ】流浪の民アリーズは、人のスキルを盗むことができる。ある晩、異能を買われ、アリーズは謎の男ヌルと契約する。「冒険者ギルドの長、ジェラルドを無力化していただきたい」アリーズは任務のためにジェラルドと接するうちに、彼の人柄に惹かれてい
く──【注記】優しさと野心を備えたスパダリ攻×薄幸だけどたくましい美人受。アルファポリス、ムーンライトノベルズ、pixiv、自サイトに掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 19:37:14
33601文字
会話率:58%
貧乏伯爵令嬢のオティリエは、ある日突然前世の記憶を思い出した。
「私、悪役令嬢の婚約者を寝取ろうとするヒロインだ」
なんと自分は前世で妹が読んでいた漫画のヒロイン……という名の敵役だったのだ。主人公である悪役令嬢マリアンヌの婚約者である
王太子、彼を寝取ろうとする狡猾であざとくてしぶとい厄介なヒロイン。妹が読んでいただけだからあらすじしか知らないけど、ざまぁされるということは読者がすっきりするような悲惨な目に遭わされることは間違いなしだ。
なんとかざまぁされるのは避けたいしこれ以上の没落も避けたいオティリエだったが、一つ問題があった。
オティリエはおつむが残念だったのだ。
家のために王太子を寝取るか、金持ち好色親父の後妻になるかを迫られたオティリエだが、王太子を寝取る根性も野心も恋愛感情も持ち合わせていないオティリエは後妻になる覚悟を決めた。
一つ後悔が残るとすれば、ずっと好きだったあの人に想いを伝えられなかったことだ。兄の幼馴染で溌剌とした兄貴肌のあの人。
せめてなにか贈り物だけでも、とオティリエは想い人である憲兵のヴェルンヘルのために贈り物を残そうとするが……
ぽんこつ令嬢が王太子を寝取るかスケベオヤジの後妻になるかの状況から、そんなもの知るかと言わんばかりの大好きなヴェルンヘル様♡に可愛い可愛いと愛でられハメられ搦め捕られねちっこく愛されるまでのお話です。
【追記:週間短編・日間総合ランキング一位とのことでした。お読みいただきありがとうございます】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 21:02:58
17053文字
会話率:52%
突如、フォルクス王国へ宣戦布告したアストリア帝国だったが、その裏には商業都市パルハ総督エルネストの野心があった。フォルクス王国へ援軍として参じたラトニア公国軍の若き騎士ライアスは、情報収集のためにパルハへ潜入する。そこでの出会いと経験は、ラ
イアスに様々なことを教えることになる。後のルース帝国によるラトニア侵攻へとつながるアストリア帝国の崩壊を描いた、本編「華散りて後 ーラトニア公国滅亡記ー」の前日譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 03:23:02
377501文字
会話率:40%
桜井隆介は見た目もタコなおじさん。
大財閥の息子で、母とまぐわうことも普通な環境で育った。さしたる野心もなく、悠々自適に過ごしていたある日、母から「嫁取りを考えねばならない」と言われ、隆介の暮らしは一転してしまう。
女みずから股を開いてくる
と言う家宝の淫石を持ち、大海原に放り出された隆介。
母に備えられた性技と、それを駆使する長さ22センチ、太さ6センチの巨根「女鳴かせのイチモツ」を携え、タコおじさんのイカせ旅が始まる。
(この作品はpixivにも投稿しています
URL=https://www.pixiv.net/novel/series/12246791)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 22:10:43
87322文字
会話率:38%
「いちゃらぶ凌辱」。何を言っているかわからないと思いますが、そういう話です。凌辱の持つエロさは欲しいけど、いちゃらぶの持つエロさも、マンゴーピーチパフェみたいに一緒に楽しみたい。受けちゃんを苦しめる攻めはいなくて、受けちゃんは攻めが大好き。
エロエロ盛りだくさんいちゃらぶはぴはぴフォーエバーハッピーエンドストーリー絵巻です!→★2024.07.14桐之鈴<@Tounorey>さんに、素敵な扉絵を描いていただきました!ディオスがカッコよくてリシェルが美人です♡
攻)ディオス:貧民出身の護衛。黒髪。言葉遣い悪い俺様。野心丸出しでギラギラしている。プライドが高い。
受)リシェル:帝国第二皇子。プラチナブロンドの無表情系ツンデレ。やたら暗殺者に狙われる。プライドが高い。無理矢理奪われたい♡
「安心して読める無理矢理」「ガチの下剋上」をコンセプトに、プライド高い護衛と、プライド高い皇子様が、告白できないままえっちしちゃって、最終的には、両想いいちゃらぶエッチしまくるお話です。若干のメス堕ちを含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 20:00:00
38803文字
会話率:33%
「婚約解消してください」
婚約者であるレオン・オルシュタイン第三王子に告げた、侯爵家の次女シェリル・ウェンデル。お互いの間になにか不義理なことがあったわけではない。しかし、シェリルは婚約よりも追いかけたい夢があった。その為にレオンへ婚約解消
を申し出たのだった。
一応は政略結婚ではあるが、シェリルの実家は野心もろくにない、いち侯爵家にすぎない。王家の得は少なく、そしてその上今までレオン個人とも密な関わりがあったわけでもない。だからこの婚約解消の申し出は平和的に進む、はずだったのに……?
強情な皮肉屋王子×世渡り上手で逞しい侯爵令嬢の話。最終的にはハッピーエンドですがヒーローによる無理やりな行為が一部ございますので苦手なかたはご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 19:52:35
15481文字
会話率:31%
これは、狂っていく妹を愛し続ける姉の物語...
クライメル家の第7代当主、エミリス=クライメルは若干19歳にして準一級魔導士の資格を持つ天才魔導士だ。
野心に燃えるエミリスは一級魔導士の資格を得るため、魔導研究の日々を過ごしていた。
そ
んな偉大な姉を敬愛する幼い少女、リリィ=クライメルは姉の研究室に勝手に入った際、研究途中の魔導液に誤って被液してしまう。大好きなエミリスから叱られることを恐れたリリィは、被液した出来事を隠してしまう。
リリィの身体に染み込んだ魔導液はその幼い身体を歪め、無垢な肉芽をふたなりちんぽに徐々に変えていくのであった。
やがてリリィの異変に気付いたエミリスは、最愛の妹を治療する方法を探るとともに、妹の射精管理をすることになるのだった。
果たしてエミリスはリリィを救うことができるのか。
<注意!>
・ふたなりメインの物語です
・ハートマーク(♥)を多用します
・暗い物語になる予定です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 14:14:43
23050文字
会話率:40%
【2024 eロマンスロイヤル大賞 コミック原作賞 受賞作品】
結婚相手を探しに田舎からはるばる王都へやって来た没落貴族の娘ノラ。
洗練された王都の貴族たちに圧倒されて心が折れかけた彼女は、宴で一番目立っていた花形の騎士セルジュ・アベル卿の
もとへおしかけた。
「わたしは通りすがりのデビュタントだ。あなたに、わたしの師になってもらいたい」
こうして始まった風変わりな協力関係だったが、セルジュには別の目的があった。――
つわもの娘と野心を秘めた騎士のすれちがいロマンス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 07:00:00
49213文字
会話率:46%
二つの王国が戦乱にあった頃。
小さな島国イノイル王国の王女キセは王都を遠く離れ、海の女神の神官として祈りを捧げながら暮らしていた。
ある日、そんな彼女の暮らす神殿へ月神を思わせるような美貌の青年が現れる。
青年は敵国エマンシュナ王国
の王太子テオドリックと名乗り、キセにこう告げた。
「あんたを俺の妻にする」
テオドリックは驚くキセの唇を奪い、神殿から連れ出した。
戦乱を終わらせ、自らが玉座に就くために。――
敬虔な王女と野心に燃える王太子。平和を願うふたりの、慈愛と情熱の軌跡。
ヒストリカルロマンス・マルス大陸物語〈キセとテオドリック篇〉
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ロマンスファンタジー漫画原作大賞【奨励賞】受賞作品
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【作者註】
※一部戦闘場面に於いて暴力、出血などの痛々しい表現があります。
※性暴力に関する描写があります。
※〖エブリスタ〗〖アルファポリス〗にて同一作品掲載中。内容に相違はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 18:06:16
590332文字
会話率:44%
最弱のルーカスと言われる俺だが、もう一つの顔は”パパ活のルーカス”と呼ばれる者だった。
野心ある美しい女性冒険者達は、その噂を信じて、俺のもとを訪れる。
俺は喜んでサポをしていく。
もちろん俺がサポするのはお金ではない、俺の体液に含まれる膨
大ば魔力をサポするのだ。
一度俺の魔力を身体に取り込んだ女性冒険者は、皆同じ運命を辿ることになるだろう。
それは強大な魔物を打ち倒す力を得ると同時に、俺の子を孕むまで俺から逃れることができない運命であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 20:37:19
2353文字
会話率:33%