【あらすじ】
―――時は慶長、天下分け目の大決戦からしばらく。
東北の一地方、名島領城川の地にて|下剋上《げこくじょう》が成されようとしていた。
男装の麗人、そして名島が長子、志乃は志郎という名で我が国の亡国となる運命を覆すべく決戦
に挑む。
だが彼女の前に立ちふさがる運命とはまさに過酷の二文字であった。
望まぬ相手との性交を強いられ遊女へと身をやつすことによって目覚める、彼女の奥深くに封印されていた『女』。
更には遊女とのふれあいや激しい調教、肉体改造により志乃は『女』としての自分を急速に開花させ、やがて彼女は大輪の『女』を絢爛に花開かせていくこととなる。
後に謎の多い『藤堂家四百年の歴史』の礎となる志乃姫。
正史となる歴史は彼女のことを『花魁姫』と記す。
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拙作を楽しみにしている皆様、いつもありがとうございます。
今回は時代劇です。あと、珍しく主人公が若いです(苦笑
今作は性には全く縁のなかった男装の麗人がやむを得ず遊女に身を落とし、性の悦びを得て性に溺れていく過程を描いた作品となります。
一種のTSじみた(勿論生えてきたりはしませんが)作品ではありますが、無垢なる女性が絢爛に開花していく様をお楽しみください。
本作は私のノクターン7作目になります。
非常に間が空いたにもかかわらず、旧作までを見捨てなかった皆様にはこの場を借りて感謝御礼申し上げます。
※ご注意
・本作は女性への人権意識が低い時代を取り扱ってはおりますが、人権をないがしろにすることを推奨するものではありません。ですが人権意識が高尚な方はブラウザバックを。
・刺青や薬物の使用がわずかに一部あります。
・軽度ですがスカトロがあります。
・孕ませがあります。
・寝取られはありませんがBSSぽいのはあります。
・時代考証などは勘弁してください、モデルとした時代はありますが私は詳しくありませんので。
・廓言葉に関してはご指摘を受け付けています。喜んでご意見を頂戴し反映致します。
【本作はノベルピア様での連載を検討しております】
【最後に】
本作は、TwitterID(@densinosyokusyu)様の#喘ぎ声生成器を一部使用させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 06:31:37
51231文字
会話率:37%
6万PVを突破しました、ありがとうございます。
略称は「百合娼館」
☆はエッチありです。
公爵令嬢であるアーダリ・ポメラニアは女性が好きであるが
事もあろうか、第1王女アントニーと身体の関係をもってしまいそれが国王陛下にばれてしまう。
同
性愛は禁止されていないが、流石に王女に手を出した事は大問題になったが
アーダリを宰相家であるポメラリア家から勘当する事で問題を解決させる。
勘当と言っても、可愛い娘なので父フリードリッヒは大金を持たため
家を出ても高級ホテルで悠々と暮らしている。
とはいえ、ホテルで暮らしながら、新しく住む家や仕事を探すが
庶民の家は気に入らず、かといって借金で差し押さえになった下級貴族の屋敷も広すぎて気に入らない。
仕事も見つけないとならないが、幼い頃からアントニーにの側に付いて
公務の補佐や政治などの勉強をしていたため今は働く気にならない。
しかし、令嬢時代からのお付のメイドのアメリーに小言を言われて煩いので、渋々街に出て家か仕事を探しい行くが
その前に入ったレストランでアメリーと話してるうちに、自分の趣味と性欲と利益のために
「女性のための娼館を作ればよい」と思いつく。
そこで潰れかけの娼館を買い取る事を思いつき、潰れかけの娼館がないか遊郭へと探しに行くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 00:19:28
258879文字
会話率:51%
遊郭が栄えていた江戸時代、多くの遊女たちが生きていた。苦界を捨てれば、極楽浄土に行かれるのだろうか。それとも・・・
最終更新:2024-04-25 20:00:00
62587文字
会話率:66%
「ようこそ黒吉原へ。今宵は存分に楽しんでいってくださいな」
すべての感情を仕舞い込み、俺は今日も身体を売る───。
◇ ◇ ◇
・のんびり更新ですのでご了承ください。
・本編の加筆修正と章・サブタイトル等を少し変更しました
。(21.4.27)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 01:00:00
59959文字
会話率:22%
ここは第三吉原――旧東京府の日野市と多摩市の一部を大改造して造られた、ある種の歓楽街である。そこにある遊郭で働いている白雪は、ある日軍人のお客様の前で転んだ。※他サイトにも掲載
最終更新:2024-04-21 06:16:24
29942文字
会話率:57%
(架空の)現代、女性の出生率が減少し、男性の公的な性のはけ口として、第三吉原という歓楽街が設置されていた。西の大店の遊郭にて、下の下の遊女をしている主人公の白雪のお話です。※BLカテゴリの紫陽花吉原譚と同じ世界観のお話です。なんちゃって遊
郭モノです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 01:26:41
24465文字
会話率:63%
目覚めたら、そこは獣人が住む異世界の遊郭だった──
十五歳のときに獣人世界「彩里国」に転移した毬也は、男色向け遊郭「夢幻楼」で下働きの「蕾」として生活している。
蕾仲間で猫獣人の月華は転移した毬也を最初に見つけ、救ってくれた恩人で、彩里国で
は「ケダモノ」と呼ばれてつまはじき者である毬也のそばを離れず、いつも守ってくれる。
猫族だからかスキンシップは他人が呆れるほど密で独占欲も感じるが、家族の愛に飢えていた毬也は嬉しく、このまま変わらず一緒にいたいと思っていた。
だが年月が過ぎ、月華にも毬也にも花(男娼)になる日がやってきて、二人の関係性に変化が生じ────
独占欲が強い獣人×純情な異世界転移少年の初恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 23:50:00
43490文字
会話率:39%
この世のどこかにある“桃幻郷”と呼ばれる男娼専門の遊郭には、桃華(とうか)と呼ばれる美しい男娼たちがいた。彼らは水蜜桃のみを食べるからか、馨(かぐわ)しい桃の香りを漂わせる体で客をもてなす。そんな桃幻郷を訪れる神仙や神獣は夢幻の快楽を得られ
るのだという。
[神仙・神獣 × 桃華 / BL / R18]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 10:00:00
17445文字
会話率:59%
「蛇様は数えきれないほどお嫁さんを貰ったけど、皆食べてしまったんだよ」
和風・異種族婚姻譚。大正時代の日ノ本に少し似た世界の、因習のある閉鎖的で陰鬱な村に住む、無口で強くてまっすぐな娘・吉越祈(よしこし いのり)が、「祟り神の蛇さま」とい
う存在と結婚することが決まった。蛇さまと婚姻した者は食い殺されるとの噂が村にはあったが祈は絶望の気持ちよりも、この金ピカの小判で妹や弟たちに美味しいものを食べさせてあげられるとか、妹や弟たちを学校に行かせてあげられるとか、村の中で避けられていた父さんと母さんが村人達に感謝され受け入れられるという喜びで一杯だった。
しかし、次第に、自分が神様の婚約者に――つまり生贄にされるという事実や、蛇の化け物と初夜を迎えるという事実を恐ろしく思い始め……婚姻の儀の途中で逃亡をはかる……。
しかし、神域の森から降りてきた”蛇さま”とイノリは婚姻の儀のために会うことになる。蛇さまは白い髪と、桃色の目をした、とても美しい同世代の青年だった。
「わぁ、とっても可愛いお嫁さんだね。まるでボロ雑巾みたいで、弱った死にかけのドブで溺れる鼠か、親に借金のカタで売られた遊郭の人気のない娼婦みたい。肉も不味そうだね。でも……。いいよ、君を百二十五人目のお嫁さんにする」
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※この作品は異世界を舞台にしたフィクション作品です。現実での合意なき性交渉は犯罪にあたります。現実の性行為は両者の合意のもとに、避妊や安全などを考え慎重に行って下さい。
※飢兵村は架空の村です。
※作中には現代では耳慣れない言葉が少し出てきますが、これらの表現は、大正風の和風世界という世界観のリアリティをある程度守るために使用しております。差別・侮蔑を助長する意図は一切ございません。
※作中での危険な行為などを現実世界で真似しないで下さい。
※第一部分にポエムが書かれてます。苦手な方は読み飛ばしてください。村の空気はホラー色が強いですが、最終的には恋愛小説です。かなり大幅に加筆修正していますが、2023年8月後半に雪餅雀が蔦野四葉名義で投稿していた過去作「アガパンサスの咲く所【SS・短篇集】」の第一話「【ほの暗い】化け蛇様と生贄」のリライトです。
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「きみは僕のお嫁さんだよね」
「……ばけものめ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 04:30:45
6568文字
会話率:41%
「いつものように、小鳥みたいに囀ってみよ―――」
男遊郭で、攻トップとして人気を誇ってきた那岐。
ついに身請けされ連れて行かれた先で待っていたのは――― 少し意地の悪い王子様の愛人として、抱かれる日々でした。
(この作品は、個人サイ
ト【 zerycook 】に掲載済の作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 01:21:32
160794文字
会話率:33%
江戸は芳町に並ぶ陰間茶屋――その中の一つに、この九重屋がある。
親に売られた者、故あって流れ着いた者。
少年達は、悲しみを心の片隅に抱えたまま今宵も宴の座にて、春を鬻ぐ。
粛々と過ぎる日々の中で、ある冬、九重屋に一人の青年・旦次郎がやってき
た。九重屋の看板陰間・月島に仕えることとになった旦次郎は、そこで何を見、何を思うのか――【夜明けを待つ月】。
大名の落胤でありながら陰間となった日佐弥。彼が初めて異母兄と見えたのは、宴席での事だった――【吉野の川は浅せまじ】。
月島が九重屋を去って二年――華一15歳。廓で生まれた華一には、現し世で凛と生きる少年の姿は、あまりに眩しすぎた――【夢一片】【散天花】【春破蕾】【花時抄】。
*江戸時代の男娼・陰間を題材に扱ったオムニバスです。
*題材の性質上、年齢制限を掛けさせていただいています。話によっては性描写及び暴力描写を含みますので、ご留意ください。ただ、エロ要素は微々たるものなので、艶っぽい描写を期待されると却ってがっかりするかと思われます。
*同シリーズをブログにも掲載しております。番外編や解説等はこちらで【2021年12月よりブログ移転しました】→https://hukidamari02.blog.fc2.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 15:30:25
482568文字
会話率:26%
妖の世界にある遊郭「桜蜜郷(おうみつきょう)」。
主人である八城の元へ集まりし、ワケアリ妖怪たちか織りなす様々な物語。
最終更新:2023-11-08 00:21:03
3047文字
会話率:37%
妖の世界にある遊郭「桜蜜郷(おうみつきょう)」。
主人である八城の元へ集まりし、ワケアリ妖たちが織りなす様々な物語。
最終更新:2023-11-08 00:10:24
1592文字
会話率:29%
男女が春を売る遊郭がひしめき合う地、御蔭の目合。
そこには女の客を取る男娼の中でも最高位の太夫が存在する。
最も格式の高い揚屋『桔梗屋』の看板男娼である常勝太夫には、今日も様々な種族の客がやって来る。
色々な女の子とのエッティな話が書きた
くて勢いで書いています。
人間もいるし、エルフやそのほかの種族もいます。
ストーリーはそんなにないのでご了承ください。エッティがメイン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 20:00:00
3469文字
会話率:38%
鱗の生えた醜い少年ソロは遊郭の主人ストラに玩具として買われる……。
透き通る孤高の空にあこがれながら、地面に縫い止められた一匹の龍の物語。
ピクシブにも掲載。
完結
最終更新:2023-07-25 18:00:00
45874文字
会話率:23%
復讐の時は来た。剣豪・山田辰之助は妻を寝取った男たちや父を殺した女たちをブチ犯して復讐を始める。
最終更新:2023-07-10 03:17:03
1131文字
会話率:48%
江戸の町に生きるよろず屋平之丞(へいのじょう)と淫魔のような爆乳妹の楓。その正体は蛆原という忍者で武士の家から逃れた母と息子だった。平之丞は母を愛し、よろず屋としてドスケベ依頼を解決していく。しかし、楓は平之丞とドスケベセックスライフに飽
き足らず、狂ったようにデカチンポを求めて他の男にも寝取られていく。楓はセックス好きの真性のドМ変態女だったのだ。
楓は元夫に殺される恐怖に怯えながら、息子であり、兄でもある平之丞との濃厚なセックスライフに陥っていく。そして涙を流しながら、苦痛と快楽と悔恨を味わうのだった。
セックス! セックス! セックス! 平之丞は母とのディープキス、パイズリ、フェラチオなどのセックスに溺れていく。やがて平之丞の元には淫乱美女ばかりが集まるようになり、平之丞は濃厚なセックスライフを女たちと送ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 23:16:31
4596文字
会話率:53%
人気上昇中の若手声優・日下部琉(くさかべりゅう)が不慮の事故の後に転生した先は、かつてキャストとして演じたBLゲーム「鶴汀楼戯伝(かくていろうぎでん)」の世界だった! 鶴汀楼とは男ばかりの妓楼。そこでは彼は、「男妓」として成り上がるスーパー
BL主人公の「中の人」だった。
――中の人ではあっても、本人になるなんて聞いてない!
辺境を守る将軍・程真波(ていしんは)に救われ、鶴汀楼に着いた琉。先輩たちの声を持つ美男子ばかりの妓楼で、琉の異世界妓楼生活が始まる!
1話:雪柳(せつりゅう)という男妓名を与えられ、まずは修業(という名の雑用)を頑張る琉。先輩男妓、皐月が主役となる「花祭り」が近づき……。
2話:豪商・洸永遼になぜか興味を持たれてしまった雪柳。いきなり宴席につくことになって……。
3話:男妓デビューに向けて夜の修練をすることになった雪柳。しかしその矢先、意外な出来事が起こり……。
*設定そのものがR18なのでこちらで公開していますが、異世界妓楼でバイト&メシ!時々謎解き、的なゆるBLだと思って読んで頂けると嬉しいです。少しずつですがR18な展開も……。
ブクマやご感想など頂けるとモチベがとても上がります! よろしくお願いいたします。
(アルファポリスにも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 12:03:22
159875文字
会話率:43%
忍びの里を抜け出し、一人で物見遊佐をして楽しんでいた陽炎を幼馴染のくノ一の楓が追いかけてくる。陽炎は楓をひっとらえて半ば強制的に旅の道連れにしてしまう。二人で街道をのんびりと歩きながら街の名物を見たり地元の美食を食べながら観光を楽しみ
、時々戦ったりシリアスな問題を解決したりする。時々、少しだけ頭のおかしい陽炎の毒牙に楓がかかってしまう。そんな話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 14:10:17
4801文字
会話率:36%
舞台は江戸時代末期から明治頃の、架空の日本のお話。
母親に売られ、男に犯される寸前に逃げ出した女の子。
逃げた先で出会った男性が連れて行った先は遊郭だった。
連れて行った男性の事情と、女の子が幸せになる話。
そんな、以前投稿した「私を愛して
くれたあの人へ。」の続編です。
国虎に拾われ、蛍と名付けられた少女は、国虎の義妹として陽輝楼という高級遊郭で暮らすことになった。
そして二年後、蛍は丈という青年と出会い、恋に落ちる。
蛍と丈が幸せになる話。
そして国虎さんが泣いてすがる話。
前後編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 17:00:00
23861文字
会話率:59%
舞台は江戸時代末期から明治頃の、架空の日本のお話。
母親に売られ、男に犯される寸前に逃げ出した女の子。
逃げた先で出会った男性が連れて行った先は遊郭だった。
連れて行った男性の事情と、女の子が幸せになる話。
R18シーンはありませんが、直
接的な表現があるためR18にしています。
以前連載しようとしていた作品を短編にまとめました。
続編作成する予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 16:50:57
8969文字
会話率:62%
母親に捨てられた少女が雨の日に、通りすがりの男性に拾われるお話。
R18や残酷な表現は遊郭も舞台になっているので念のため。性描写はとてもあっさりの予定です。
和風なお話ですが、実際の国や時代を想定していません。ですので実際の設定とは異なる
部分はスルーして下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 23:34:42
7049文字
会話率:51%
神社のお祭りで境内から落ちた結衣が目覚めた先は江戸時代によく似た世界だった。
そこが遊郭だったからさあ大変!
逃げ出した遊女だと思われ、問い詰められている所に現れた、先生と呼ばれる男性と結衣が結ばれるまでのお話♪
※公式企画「春短編2
023」参加作品です
※お題は「眠りと目覚め」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 22:08:46
20949文字
会話率:62%
政府公認の色町、祇園。とある遊郭の太夫は、自分の客である二人の男の間で揺れていた。荒々しくも優しい宣銀と、寡黙でありながらも情熱的な俐一郎。果たして遊郭という箱庭に囚われた女が選ぶのは…。
最終更新:2023-03-26 09:32:24
12857文字
会話率:40%
『太陽の子』のスピンオフ。
本編完結済。スピンオフと派生ルートを連載中です。
スピンオフは基本時系列です。(年表参照)
最終更新:2023-02-15 18:32:54
366523文字
会話率:43%
ある日信は章介と共揚げ(ともあげ)されることになる。細心の注意を払ってこなしたものの、危惧した通り章介の機嫌を損ねてしまう。
さらに廓の問題児、鷹谷(たかや)は相変わらずちょっかいをかけてきて信を困らせていた。ある日ついに一線を超えられ、
耐えかねた信は遣り手に直訴するがそれが最悪の結果を招くこととなる。
また、敦也も敦也で悩みを抱えていた。そして悩んだ末に作戦を思いつき、それを実行に移すが・・・。
※各章独立のオムニバス形式。
※『あなたの物語』にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 23:49:12
139009文字
会話率:57%
現代に蘇った吉原、東京玉東(ぎょくとう)に、普通の高校生であったはずの鶴見章介はある日突然投げ込まれる。彼が売られた先は男を専門に扱う大見世、白銀楼(はくぎんろう)だった。そこは煌びやかで華やかな夢の空間であったが、同時にまた闇も深いこと
を彼は間もなく知ることになる。そこは、人間の人格が否定され、道具として扱われる場所だった。
絶望していた章介はしかしそこで、かけがえのない出会いをする。同じように廓に落とされた青年ふたり――天野信と湯田一樹――だった。
物静かで目立たない信と、対照的に活発で社交的な一樹は章介の良き友となり、辛い日々を共に乗り越えてゆくことを誓い合うのだが、一樹が体調を崩したことにより運命の歯車が狂い始め……。
注)恋愛要素ほぼなし。厚い友情の話です。BLというよりブロマンスに近い感じ。
『白銀楼物語シリーズ』の第2部です。(第1部の前日譚)
第1部→https://novel18.syosetu.com/n1734ey/
自サイト「あなたの物語」にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 15:48:28
52191文字
会話率:59%