九曜聖一(くようせいいち)には九つ歳下の弟、弓月(ゆづき)がいた。親同士の再婚で、他人だった二人は兄弟になった。聖一が十七歳、弓月が八歳の時だった。
家族になったばかりのある日、弓月が実の父親から性的虐待を受けていたことを知った聖一は、こ
れからはずっと自分が弓月を守ると誓う。
弓月は聖一にすっかり心を開き、風呂も寝るのも一緒の生活を送るようになる。いつしか聖一は、母親似の美しい弓月に対し、兄としてではない感情を抱き、弓月に欲情するようになっていく。
弟を愛してしまった聖一の苦悩と葛藤。幼い弓月はそんな聖一の想いを知る由もなく、やがて思春期を迎える。
血の繋がらない兄弟である二人の、九年間の軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 21:30:00
13200文字
会話率:50%
高校時代にゲイバレしてイジメに遭っていた啓太は、大学に進学したら周りに自分がそうだと悟られないよう過ごそうと決めていた。一方のクールで皮肉屋な蓮は自分はゲイだと公言して憚らない。
相反する二人は偶然にも、大学の敷地の裏庭で最悪な出会いを果
たす。
「別にあの時のこと口止めする気もないし隠す気もないから。アンタの好きなようにしたら?ゲイの痴話喧嘩見ちゃったって。入学早々話題に事欠かなでしょ」
「そんなこと言いふらすつもり全然ないよ。二人のことだし。それに……俺も、そうだから」
自分もゲイだと告白した啓太に一瞬表情を変える蓮。二人の距離は不器用ながらも少しずつ縮まっていくのだった。
様々な葛藤を抱えつつ、互いに惹かれ合い求め合う二人の、切なくも甘い6年間の軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 21:30:00
55514文字
会話率:52%
地上にも、悪くない愛がある。
クズな情報屋×彼を幸せにすることで天使になれる見習い天使。
「どうも! 天使です!」
ベランダで煙草を吸っていた朝倉響の前に降り立ったのは、青い髪と白い羽根を持つ見習い天使・レイ。彼の使命はただ一つ──響を
幸せにすること。
かつて理想に燃える新聞記者だった響。しかし訳あって、今では有名人の醜聞を暴き金を稼ぐことしか頭にない冷酷な情報屋に成り下がっている。ターゲットの家庭や社会的地位が崩壊しようとお構いなし──そんな「クズ男」の響に、レイは全力で幸せを届けようと奮闘する。
しかし、無邪気で天使らしいレイもどこかズレていて、やることなすこと空回り。そんな姿に苛立ちながらも、響は次第に彼の純粋さに心を揺さぶられていく。一方で、レイ自身も響への恋心に気付き、「天使としての使命」と「一緒にいたい気持ち」の狭間で葛藤を抱え始める。
人間と天使、決して交わるはずのなかった二人の想い。果たして、彼らが選ぶ未来とは──?
愛と成長を描く、ハートウォーミングな現代ファンタジーBL。全24話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 20:00:00
22461文字
会話率:56%
乙女ゲーム「シルビア物語」の世界に転生した主人公、フン・ロード・グランド子爵は、物語の悪役令嬢ローラの忠実な家臣として新たな人生を歩む。しかし、このゲームではローラが断罪され、ヒロインのシルビアが王子と結ばれる結末が定められていることを知り
、彼の平穏な日々は一変する。敬愛する主君ローラが断罪される未来をどうしても受け入れられない主人公は、運命に立ち向かうことを決意する。
ロードはローラを守るために、領地の発展に尽力しつつ、ゲームの「運命」を覆すための策略を次々と実行していく。彼の手腕で領地は繁栄し、多くの有能な人材が集うが、ゲームのヒロインであるシルビアの存在が計画を狂わせる。純粋で誰からも好かれるシルビアに対し、ロードは苦悩しつつもその行動を監視し、邪魔をしなければならない。一方で、ゲームには登場しない巨大な脅威が押し寄せ、王国全体が混乱に巻き込まれていく。
貴族としての責務を果たしながら、自分の愛する人のため運命に立ち向かう。
ゲームの枠組みを超え、政治的策略や魔王との死闘、そして家臣としての誇りをかけた戦いの中、ロードはローラの未来を守れるのか。そして「運命」という巨大な力にどこまで抗えるのか――。
そして、最後にはハーレムが待ち受けていいるのか?
以下、作品の注意点!
※基本純愛ですが、違うものもあります。貴族社会ですので、没落等があるためです。
※主人公以外のHシーンがあります。主人公以外のHシーンを認められない方、ごめんなさい。NTRではありません。他人の純愛です。
※領主としての内政パートと学園パートがあります。例えば、戦争があったりすると、主人公は学園生活を中断して、戦場に行きます。
※主人公はチート能力を持っていますが、主人公以外もチート能力を持ちます。主人公だけが強いわけでありません。
※悪役令嬢の敵役のゲーム内での主人公シルビアは「善人」です。悪役令嬢を陥れた腹黒キャラではありません。そのため、善人であるシルビアと対峙する主人公は葛藤します。
※主人公は悪役令嬢ローラを愛しています。しかし、貴族としての立場を優先し、その感情を押さえつけています。
※BLはありません。
※エロシーンのあるキャラクターは全員18歳以上です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 16:00:00
202503文字
会話率:42%
全寮制の女子校に入学した山下瑞葉(みずは)は、寮への引っ越したその日の夕方に、疲れてうたた寝をしているうちにお漏らしをしてしまう。これを見た同居人の高梨頼子は、このことを秘密にすることと引き換えに、瑞葉を動物として飼うことを提案する。ほかに
選択肢の余地のない瑞葉は、自らを飼って貰えるよう頼子に頭を下げることしかできなかった。
瑞葉からの願いとしてそれを受け入れた頼子は、瑞葉に人間としての名前を奪い、新たにエムというペット名を与える。さらに、着衣の禁止や、排泄の管理など、過酷な命令を次々に課し、さらにそれができない場合には、自ら罰を願い出るよう約束させるのだった。
はじめは抵抗を見せていた瑞葉だが、厳しい調教の中に時折感じる頼子の優しさや、生まれて初めて与えられる性的な快楽への衝撃により、次第に頼子への依存を深めていく。何度目かの葛藤の後、ついには、人間を辞め、ペットへとして生きることを、自ら宣言するようになる。
主な登場人物
山下瑞葉(やましたみずは): 学園に入学を控えた高校一年生。引っ越し当日の粗相によって、頼子に飼われ、ペットのエムと呼ばれるようになる。低身長だが、年齢の割にスタイルが良い。色白で、西洋人形とも、日本人形ともいえるような、かわいい系の美少女。
高梨頼子(たかなしよりこ): 瑞葉の同居人かつ同級生にして飼い主。性的なことに対しては、知識は豊富だが、経験はなく、瑞葉を使っていろいろ試そうと考えている。身長は瑞葉より少し低いが、自信あふれた態度から、あまり低身長には見られない眼鏡美人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 01:57:01
200819文字
会話率:39%
大学生になって初めての夏。俺は入ったキャンプサークルのイベントを楽しもうとしていたんだけど、謎の目眩と霧の中……って、ここどこ!? そこで、日本に帰るために異世界で初めて会った人と行動を共にすることになったんだけど……。
という、平凡な主
人公が本人なりに葛藤しつつ頑張るお話。最終的にハピエンだけど、もだもだな片思いを見守る感じが続きます。
【現在、情報収集の旅へ編】1年の異世界生活を経て、戦う術も身につけ、やっと村から出た主人公。ついてきてくれた2人と日本に帰る手がかりを探す旅へ。
◇◇◇
※【物語内時間経過はかなりどころか超ゆっくり】なんの変哲もない日記を眺める、くらいの気持ちの余裕が必要です。ハラハラドキドキの目が離せない展開はないかな……日常を追いかける系です。一人称主人公視点(多分サブ視点も登場する予定)。R18/BLシーンも後ろのほうじゃないと出てこないし少ないはず……。
◇◇◇
現在、水曜・土曜の週2話更新で投稿してます。
自分が読みたいから書くっていう著者の好きなものを盛り込んだ自分用俺得妄想垂れ流し小説です。初めて小説書くので暖かく見守っていただけたら……(汗)
アルファポリスさんでも同時公開してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 07:10:00
615483文字
会話率:55%
自分の信仰に従って大学の同級生を殺し、死刑を宣告された『灰谷ヤミ』。
時空を超えてヤミが捕まっていた独房にやってきた、世界を救う魔法使いの『火置ユウ』。
孤独な二人は惹かれ合い、魔法の力で脱獄して『閉ざされた夏休みの世界』に来てしまった。
ユウへの気持ちが抑えられないヤミと、ヤミが気になりつつも今までの関係が心地良いユウ。
そんな二人は、『生まれて初めて手にした平穏』と『二人っきりの世界』の中で、どんな毎日を送るのか……?
一途すぎる歪んだ思いや、本心と理想が生み出す矛盾と葛藤。
求めるもののためなら死ぬことを恐れない二人の危うく繊細な心の動きは、お互いの関係を強くしたり、危険な方向へ導いたりする。
これは、そんな二人が過ごす夏休みの物語。
<登場人物>
灰谷ヤミ(22)
元大学生の死刑囚。夕闇色の髪、金色に見える瞳を持ち、長身で細身の体型。
「悲劇的な人生」を歩んできた彼は死刑を心待ちにしていたが、魔法使いの火置ユウと出会い生きる意欲を取り戻す。
物腰穏やかで素直、思慮深い性格だが、一つのものを信じ通す異常な執着心があり、極度の「知りたがり」。そして見かけによらない「負けず嫌い」。
火置(ひおき)ユウ(21)
黒くウエーブしたセミロングの髪、宇宙色の瞳、やや小柄な魔法使い。11歳の時に時空の渦に巻き込まれて魔法使いになってからというもの、「時空の魔女」として崩壊しそうな世界を直す仕事をしている。
個人主義者でプライドが高い自由人。感受性が高いところが強みでもあり、弱みでもある。
周囲に入れ込みすぎずクールでいることを心がけているものの、感受性の高さゆえにクールに徹しきれないことも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 22:50:00
40597文字
会話率:38%
穏やかな結婚生活13年目。40歳のサラリーマンである“私”は、妻・麻衣が不倫をしている事実を、ひょんなことから知ってしまう。
パート先の上司・瀬尾とのLINEを覗き見した瞬間、夫としての怒りや悲しみを覚える一方で、“妻が他の男に抱かれている
”という背徳的な情景に、得体の知れない興奮を抱いてしまった。
嫉妬に燃えて問い詰めるのか、それとも自らが得る倒錯的な快感に溺れるのか。葛藤する“私”は、さらに深く二人の関係を覗き込み始める。文字だけでは飽き足らず、ビデオ通話や部屋に隠されたカメラを介して、妻と瀬尾の逢瀬を克明に追うようになり、ついには「生の現場で見たい」という欲望さえ抑えきれなくなっていく。
倒錯と背徳が幾重にも交錯する中、果たして”私”は本当の“救い”を得られるのか――。日常が静かに崩れゆく緊迫感と、新たな欲望を手にしてしまった夫の慟哭を描く一作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 19:59:20
75377文字
会話率:10%
魔術師のユストは、もう何年もの間苦しい片思いをしている。
片思いの相手は金髪碧眼で女性にもモテモテの騎士、アルフレッド。学生時代からのルームメイトで、今もそれなりに仲良く暮らしていたわけだが。
ある日アルフレッドが、風呂上がりに上裸で寝
落ちしてしまって……。
無防備なアルフレッドを前にめちゃくちゃ葛藤するユストの苦悩と煩悩のお話です。
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◆両片思い
◆1000字ほどの不定期更新
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★ちなみに12/11、『拾った駄犬が最高にスパダリ狼だった件』の書籍が発行されたばっかりなので、もし良かったらこちらもお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 20:11:03
24747文字
会話率:32%
第七王子参るの後書きに書いてあった小ネタを寄せ集めました
○台本形式の小ネタ
○質問コーナー
○拍手に載せていたSS
○フレイムの心の葛藤を擬人化した【心という名のの戦場】シリーズです
※作者の趣味で書いたものです。生ぬるい目で読んでいた
だけると幸いです。
なお小説とは言いがたいものばかりなので評価は閉じておきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 11:00:00
29059文字
会話率:50%
近年の宇宙開発事業では、地球環境の悪化が久しく叫ばれる中で、新たな惑星への移住が主な研究テーマになっている。
日本の宇宙開発機関も長年、研究を重ねて、医療、特に生殖分野についてほぼ実用化の目処がつき、最後の臨床試験を行う段階に至った。
宇宙
での実験のために選ばれたのは、物理学者の石田悠斗と生理学者で医師の鈴木菜月。
二人は恋人でありながら、科学者としての使命を背負い、無重力環境下での過酷な「生殖ミッション」に挑むことになる。
無重力という未知の環境は、体の動き、接触、さらには感覚までも変化させる。
浮遊する身体を固定するための特殊な装置や、データをリアルタイムで記録するセンサー。
国際宇宙ステーションという閉ざされた空間で、彼らの肉体と心は極限まで試される。
しかも、このプロジェクトは潜在的な倫理上のリスクを背負っている。
二人のミッションは、完全に成功しなければならないというプレッシャーとともに、地球基地局に設けられたプロジェクトチームによる管理下で行われる。
それでも彼らは、お互いの絆と科学者としての情熱を信じ、挑戦を続ける。
極限の環境での試行錯誤、そして、抑えきれない愛の高まりが、二人をどのような結末へと導くのか――。
**「ファイナル・オペレーション」**は、人類の未来と愛を巡る、官能と葛藤の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 04:26:22
73742文字
会話率:27%
年上3歳の復讐者と抑鬱に悩む温厚な監督。無血縁の叔侄関係にある二人の愛と痛みが交錯する物語。
10年前、高橋悠斗は家族の因縁により、深く愛していた高橋翔太を極端で屈辱的な方法で傷つけた。その結果、翔太は心に深い傷を負い、抑鬱症に苦しみなが
らも映画監督としてキャリアを積んでいた。翔太は失眠と夢に悩まされ、過去の痛みを引きずりながらも、心の中で悠斗への愛を断ち切ることができずにいた。
そして10年後、二人は再び運命的に再会する。悠斗は過去の行動を悔い、翔太に再び近づこうとするが、翔太は彼に対して深い不信感を抱いている。彼の心は冷え切っており、悠斗の愛情に再び応じることはできない。しかし、悠斗の愛が翔太を苦しめ、過去の傷が再び蘇る。翔太はその愛を受け入れることができるのか?それとも再び痛みを抱えたままでい続けるのか?
この物語は、年上の復讐者と、心の傷を抱えた温厚な監督の再会を描き、愛と信頼の回復に向けて進む姿を描いています。冷徹な愛情と深い痛みが交差する中で、二人の未来はどうなるのか?物語の結末は、予想以上に切なくも美しいものとなる。
登場人物:
•高橋悠斗
冷徹な総理大臣の息子であり、家族の復讐に囚われた男。過去の行動に対する深い後悔を抱き、再び翔太と向き合おうとする。
•高橋翔太
映画監督として成功を収めているが、過去の裏切りと心の傷に苦しんでいる。悠斗への愛は残っているが、信じることができず、冷徹な態度を取っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 13:12:54
3090文字
会話率:62%
主人公のあきは、幼いころから自分の存在価値に疑問を抱きながらも、周囲に合わせて生きてきた。家庭や学校での孤独感に押しつぶされそうになりながらも、彼女の心の支えとなったのは、テレビ越しに見た憧れの存在だった。光一という名のその男性は、スクリー
ンの中で笑顔とエネルギーを届けるスター。彼の姿は、あきにとって心の支えであり、日常の苦しさを忘れさせてくれる希望の光だった。
ある日、偶然の巡り合わせで、あきは光一と直接対面する機会を得る。彼女の不器用な人柄にもかかわらず、光一の親切心が彼女の心を解きほぐし、二人の間にごく自然な交流が生まれていく。やがて、メールを通じて少しずつ距離を縮めていく二人。しかし、あきは次第に自分と彼との間にある圧倒的な違いを実感し始める。光一は多くの人に愛される存在、自分はその一人でしかないのだと。
それでも、彼の優しさに触れ、自分を認めようとする気持ちが芽生えるあき。けれど過去のトラウマや自信のなさが彼女の足を引っ張り、心は揺れ動く。光一とのつながりが深まるほど、あきは自分自身と向き合う覚悟を迫られる。彼女が抱える痛みと葛藤、そして光一との関係を通して見つけていく新しい道――あきが歩む物語は、希望と再生を模索する一人の女性の成長の軌跡でもある。
あきの目に映る世界と、彼女が心の中でつぶやく言葉。そのすべてが織り成すのは、愛と孤独、そして自己肯定を求める旅路だ。この旅の果てに、あきは本当の自分に出会えるのだろうか?運命に翻弄されながらも一歩ずつ進む彼女の物語は、私たちの心にそっと寄り添い、希望の灯をともす。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-27 16:44:05
99809文字
会話率:47%
柔らかな陽の光の中、目覚めると共に前世の記憶を取り戻した主人公の有真は、見覚えのない豪華な室内に愕然とする。
代わりに今世の記憶を失っており、耳馴染みのない名前を美形の使用人に親しげに呼ばれても何も憶えておらず、公爵家の跡取りだと言われても
はいそうですかなんて簡単には受け入れられない。
何も憶えていないと伝えても恩義を感じているらしい使用人は変わらず有真に仕えると言うが、彼を雇ったのは記憶を失う前の人格であって今の有真ではない。
しかしながら誰も知らない世界で一人放り出されては堪ったものではないと、有真は改めて別人だと言うことも使用人の耳元で印象的に揺れる耳飾りについても口にはしなかった。
それが自身の大失態に繋がるとも知らずに――……。
貴族だった今生の記憶を失ったらしい元軍人の主人公と、失った日々を取り戻しながら仲を深めていく使用人と、それ以上を求めてしまった彼らの葛藤と過去を巡る因果のお話。
◆主人公の生前の国は軍人という立場上、実在していません。
◆三人称攻め視点が主ですが視点移動があり、受けさんの人数的におそらく受け視点の方が多くなりますが、主人公は攻めです。前書きに注意書きなどしております。尚、視点変更後も話は殆ど普通に進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 21:32:12
1780732文字
会話率:46%
◆牝畜養成所
無政府国家で行われる闇組織と支配者層達の蛮行の宴。
※猟奇有り注意
◆妖しの花々花
ヨシノという毒花を加えた『妖しの花々』の続編『妖しの花々花』。謎の結社「紅菊会」の入会ステージで華々しい相姦ショーを演じた志乃と浩子(浩明)
。後悔・懺悔・葛藤。嗜虐者達の手によって完全美少女化された浩子の帰宅が、志乃に奴隷ステージの再召喚を突き付ける。異常性欲の我が子を、志乃は歪んだ母性の徒手空拳で守り抜こうとするのだが・・・
◆妖しの花々
志乃は浩明の陰嚢を三百グラムの陰嚢リングにはさみ込んで二つのネジをドライバで締め上げた。「この子は変態なの…これぐらい懲らしめてあげないと病気は治らない…」性倒錯の愛息子を救うため美母は禁断の領域に踏みいる。究極の母性は淫獄の使者達の凌辱釜で焚かれはじめる。
◆地下サロンの特殊奴隷達
希望の光から隔絶された絶望の世界。地下奴隷施設『サロン』に収容された選りすぐりの美奴達は、特殊嗜好達らの嗜虐の罠へと堕ちていく。極限の生存本能で勝ち取った被虐の覚醒。美奴達はそこにあるはずのない希望の光を見つけていく。
◆詩織の章
大学受験を控えた詩織は、半年前に家を飛び出した母に呼び出されて石垣に囲まれた大邸宅を訪れた。初老の主と家政婦に特殊な生活を強いられた母の姿を目の当たりにしていくうちに、詩織は自らの尊厳までも静かに溶かしはじめていた。
◆仁美の章
「息子の秘密を知らない母」と「母の秘密を知らない息子」。美母は最愛の息子の秘密を守るため、自ら秘密クラブのステージショーに上る決心をする。
◆華織と華凜
薔薇の花の咲き誇る孤島の庭園で「娘を売る母」と「夫を飼育する妻」の静かな対決がはじまる・・・
◆志乃の章 家畜奴隷達の性都 ~豚狼呪~
性交錯の愛息子を救うため、美母は禁忌な異世界の物語に迷い込んだ・・・
◆ヒバリの章
豚鼻に整形された牝豚奴隷、肛門に鶏卵を孕む産卵奴隷、肥大陰核に交錯する奴隷女王、嗜虐のカリスマ達に翻弄される特殊奴隷達の章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 03:48:15
667509文字
会話率:49%
高校二年まで、灰色の学園生活だったし、それに慣れてもいた。
そんな雅也の前に、美少女転校生があらわれ、図書館で声を掛けてきた。
「エッチなことに興味があるの」
それから、雅也の学園生活がバラ色になった。
エッチは無しを約束出来るなら、お互
いへの愛撫で感度を上げていこうと言われ、OKした。
けれど、美少女がどんどん感じるうちに、入れたくなってくる。
でも、入れようとしたら、お終いだ。
また灰色の学園生活に戻ってしまう。それだけはいやだ。
葛藤の中、雅也は美少女と今日も愛撫をしあう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 19:52:51
9371文字
会話率:33%
白藤の番の小話。
ファンボで掲載していたものです。
ご支援ありがとうございました。
最初主人公達の親達が出てきます。
蘭の番読まないと分からないです。
最終更新:2025-01-10 17:06:25
13333文字
会話率:38%
中世ヨーロッパ風異世界ファンタジーを舞台にしています。夫の留守を預かる、小さな城の女城主は、突如として進軍してきた大軍を前に降伏を決めます。
んが、敵司令官はかつての知り合いでした。というあたりから始まる、女性向けのR-18話です。前フリ、
Hシーン以外の描写も長めです。
第二章以降は、群像劇となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 17:34:43
1431383文字
会話率:37%
『冒険の合間に・宿屋にて』という話の続編です。一応未読の方でも読み進んでいただけるような構成にはしていますが、目を通していただけると嬉しいです。RPG的ファンタジー世界を舞台にしています。主に女性向けのソフトポルノ話ですが、あまり甘々ではあ
りません。Hシーンの無い話もあります。ごめんなさい。***番外編終了***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 14:38:32
481925文字
会話率:31%
現代日本でサラリーマンとして働いていた記憶のあるスラム生まれのミヤは、その知識と経験で弟分のレイを立派に育て上げる。だけどレイは貴族の子で、ミヤはそれをいつか教えなければいけないと葛藤していた。
そんなある日、レイが騎士団の入団試験に合格す
る。そしてどうやら、ミヤが必死で築いた今の生活に、レイは満足していないみたいだった。
それをきっかけにミヤはレイの身元を明かして、彼の前から姿を消す。そして辺境で前世よろしく社畜生活を送っていたら、すっかり貴族の風格になったレイが追いかけてきて……!?
本当は離れがたく思っていた本音を明かして、二人は気持ちをぶつけ合い、お互いの欲望を曝け出す。
本音100%の求婚セックスが、今幕を上げる。
※アルファポリス様、pixiv様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 23:02:28
10132文字
会話率:41%
元同級生でありながら、今は対極の立場――警察官の柴崎翔と極道の若頭・東条和馬。二人は連続オメガ誘拐事件をきっかけに再会し、過去の因縁と揺れ動く感情に引き込まれていく。警察と極道、交わらないはずの世界で、絆は特別な「番」となり絆を深めるが、互
いの立場が新たな試練を呼び起こす。愛、葛藤、そして未来の選択を描くオメガバースBL小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 19:00:00
89347文字
会話率:39%
椎名柚琉は、父の死の真相を知るためMRになった。
当時父の担当医師だった東城大学の教授・守屋に近づく柚琉だが、守屋から利用価値があると興味をもたれた結果、調査をされて身元がばれ、チャンスを失ってしまう。
自暴自棄になる柚琉はふとした瞬間に、
守屋の部下・木佐が自分に好意を持っていることに気づく。なりふり構わない柚琉は、「守屋の傀儡」と呼ばれる木佐に近づくが……
復讐を目論むヒロインと、敵の立場でありながら揺れ動くヒーローが葛藤しつつ医療業界のいろいろと闘うお話です。
・医療、病気に関する描写があります。
・ヒーローはスパダリではありません。
・出てくる薬品名や効果はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 14:51:53
109314文字
会話率:45%