メーゼングラム侯爵領の領主の屋敷で働くケビアンには悩みがあった。それは、この屋敷の主であり吸血族の長であるヴェルメス・ローデル・シュナイヴァン侯爵に血を吸ってもらえないことだ。己の生い立ちと数々の不幸な出来事に生きる気力を失ったケビアンは、
せめて誰かのために自分の命を使いたいと血の提供を志願して採用されたのだが、使用人として働き始めて二年目になってもまだ一度も血を吸ってもらえていなかった。
そんなケビアンが侯爵から呼ばれるのはいつも彼の寝所ばかり。逞しい胸に抱き寄せられ幾度も身体を重ねても、やはり血は吸ってもらえない。ケビアンは食事部屋から出てくる他の人間を羨望の眼差しで見つめる毎日を過ごしていた。
はやく血を吸われたい。けれども、侯爵がケビアンの血を吸わないのには理由があるようで……
*美しき吸血族の長(攻)×下層階級出身の使用人(受)の異種間&身分差ラブ*
サブテーマ:ロウソク・吸血鬼・いたずら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 08:20:27
15918文字
会話率:64%
【大幅修正中です。少し飛んだりしているところがあるかも知れません】魔狼に育てられた少年ディンゴは、【マナ】に満ち溢れた世界において、異質な力と不思議な立方体を持っていた。
永い時を生きてきた魔狼から言葉と知識を与えられて育ったディンゴは、狼
の群れと共に森に住みながらも、人の世に興味を持ち始めていた。
魔狼にもそれが分かっており、ディンゴに群れを出て人の世で生きることを勧める。
そしてディンゴは後ろ髪を引かれながらも狼の群れを出て、とある貴族の家に拾われることとなる。
それが、運命という巨大な歯車を回し始める序曲であったことを知る者はいなかった。
寝取りはあるかもしれませんが、寝取られはありません。
基本、ハーレム無双主人公です。
途中から地球の知識が入りますが、基本ファンタジーです。
初エッチパートは第7部分、触手要素は第一章後半、ダンジョンは第二章以降です。
エロパートは題名に◆、ちょいエロ(本番なし)は◇が付いています。
エロパートよりストーリーパートの方が多い、ストーリー寄りの構成になっています。
処女作であり、執筆に対して素人です。生暖かい目でじゃんじゃんご指摘いただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 23:00:00
2323748文字
会話率:32%
魔族でも一大勢力を誇る吸血族は人間の血を求めるおぞましい一族。 勇者ユーリルは吸血族の魔王を討たんとするが逆襲され逆に吸血され、吸血鬼としての人生を歩むことになる。吸血族の医療技術を使って各種族を救ったユーリルはこう呼ばれるのだ。吸血の勇者
ユーリルと。
※18禁表現章・節は「(※)」を表示させます。
(※)以外の部分は実は中高生向きに書かれています。本作品は一章分は約千文字前後で通勤・通学の合間の読書にぴったりな分量で読めるように構成されています。
※無断転載厳禁折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 16:31:49
78777文字
会話率:66%
◆セックスシーンがあるのでR18です◆
セックスシーンありのサブタイに♥️をつけました
※タイトル少し変えました(2021/02/20)
娯楽が少ない異世界に転生して、思春期や20代のオトコがセックスしたがらないなんておかしいだろ。ま
してとんでもない美少女たちを侍らせてのハーレム状態。魔王討伐して世界を救うよりも、まずはヤリまくる方が先なんじゃないのか。
ちょっとおバカな吸血族の少女マリーシアは、俺を押さえつけながら叫んだ。
「わ、わわ、私に血を吸う……吸わせにゃしゃい!」
血を吸われても死んだり眷属にされたりすることはない。吸血族は単に精力が欲しいだけなので、その源である人族を殺してしまっては死活問題に発展するからである。
俺は交通事故で死んで異世界に転生することになった。ただ、思い描いていたようなチートはなしだ。俺がもらえた特典は、30歳まで生きた日本での記憶のみ。
なんだよ、それ。ちっとも特典なんかじゃねえじゃん。だが――
俺が飛ばされるその世界では、男性が人口の4分の1しかいないという。さらに十分な精力を持つ男性はその5分の1、つまり全体の20分の1しかいないそうだ。
しかも問題はそれだけではなかった。
本来人を殺さないはずの吸血族が、精力枯渇のせいで血を吸い過ぎて相手を死に至らしめてしまい、ただでさえ少ない男性がさらに減ってしまっているらしい。
ちなみに吸血族は女のみで、血を吸われるのは男のみだった。
では何故そんな世界に俺が飛ばされるのか。それは俺に秘められた精力がケタ外れだからという。
それにしたって首筋とかに噛みつかれるわけだ。血が出るほどなのだから、痛いに決まっている。正直気乗りはしない。
しかし女神様の次の一言で俺の意思は固まった。
「吸血族の見た目は美少女ばかりですよ」
「お任せ下さい、女神様!」
そして俺はもう一つの疑問。ラノベなどの主人公が求めようとしない『禁忌』を口にした。
「転生する前に女神様とえっちしたいんですけど」
「それくらいなら」
目の前に美女や美少女がいて、ヤレるならヤル。それが俺のモットーである。
避妊不要の女神様にナマのまま中出しし、俺は異世界へと旅立つのだった。
※『吸血姫』は『きゅうけつき』とお読み下さい。
※数字は一部を除き、基本的にアラビア数字での表記となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 07:23:27
226313文字
会話率:70%
高校二年生の湯橋希世(ゆはしきよ)は、実は吸血族の母親と人間の父親との間に生まれたハーフである。
中学生で吸血欲求を満たして以来、その美味しさにハマってしまっていた。
今回の吸血相手は街で見かけた年齢不詳のサラリーマン。しかし吸血中に初めて
の抵抗に遭ってしまい、反対に彼に追い詰められてしまう。
*出血多量で微グロ注意
*R18は予告なし、本編完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 00:32:12
174335文字
会話率:43%
神様のうっかりミスで死んでしまい
雑に異世界転生させられ美少女に転生したけど
最弱過ぎて庭の魔界の植物にも勝てない…
人外の美貌を持つ魔物達は大事にしてくれるけど
自由の無い監禁生活を余儀なくされる
外に出られる日は来るのか?
神様、
思ってた異世界転生と違うんですけど!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-17 02:11:08
16178文字
会話率:52%
人類と吸血族は壮絶な戦いを繰り広げていた。
げっすー様企画【ノクタムーン交流戦】参加作品です。ノクターン初参戦です。お手柔らかにお願いしますm(__)m
最終更新:2018-10-29 21:06:54
11264文字
会話率:20%
「マリウスのばかぁ! 腐れ外道っ。あそこが腐って落ちてしまえばいいんだわっ」他人には話せない秘密は穴の中へとばかりに夫に対する不満を公園に埋めに来たイリス。そこで可愛い最愛に出会い、家に連れ帰るとその飼い主が現れて婚家を追い出されることに
……?!
これは夫に裏切られて捨てられた妻が、元許婚にデロデロに甘やかされる話です。元許婚はやや変態ぎみ? いや、エロエロ大魔王かも?
※※※※※※この作品の著作権は朝日奈呈にあります。無断転載は許可しておりません※※※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-22 22:32:07
185098文字
会話率:61%
人間の姿で言うならば、16歳ほどだろうか。少年と呼ばれる姿で、この肉体は成長を止めた。全ては、吸血の前兆だった―――。
己の身体に疑問を抱きながら、王となったレイレス。それは三人の姉姫との旅で、運命が大きく変わりだしていく。
永い吸血族の歴
史に終止符を打つべく動き出した謎の集団『幻朧』。
傷ついたレイレスに強引に血を与える男、エィウルス。その過去とレイレスの前にゆらめく〈亡霊〉、レグニス。
なぜ血に狂う男達はレイレスをレグニスと呼び、獣に変じるのか。
胸に幻朧の証を刻まれたレイレスは、どこに消えていくのか。
過去編を含む第1部は完結いたしました。ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-07 21:01:58
75736文字
会話率:36%
俺様吸血鬼×強気受けショタ
短編BL小説第三弾です。
まずは予告編ということで先行シーンのみ掲載します。
しおりを挟んでおいて頂ければ幸いですm(_ _)m
※ 全六話を予定しております。
※ BLove様でも同様の掲載を予定してお
ります。
※ また、今回挿絵を描いて頂ける方を募集したいとも思っております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-29 00:14:26
986文字
会話率:46%
残酷な吸血族の伯爵、ロイは、元人間だった。目の前で母親を吸血族により殺された彼は、一族の中でもずば抜けた戦闘力を持ちながら、決して人間からは血を吸わないという異端児。
そんなロイが飢餓の極致で目の前にしたのは、吸血族と人間のハーフ、レティシ
アだった。
人の味の血を持ち、人のように脆く弱いが、回復力だけは強靭な吸血族と同等という性質を持つレティシアは、公爵に飼われ、「食料」として生かされる存在。レティシアは公爵からロイへと「生餌」として貸し出されてしまう。
氷のように閉ざされていたロイの心は、健気に身を差し出すレティシアと肌を重ね、吸血を繰り返すうち、春の雪のように徐々に溶け出していく。
※吸血族の価値観が独特です。R18シーンは初期からありますが、快楽に塗れる吸血シーンには百合的、またはモブ姦が入ります。流血表現を含む残酷描写もありますので、自衛の上、自己責任でご覧ください。
※ヒーロー、ヒロインカップルは純愛です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-14 22:34:21
9648文字
会話率:39%
「大切な人たちを守りたいと思う気持ちが、強くなる秘訣です。」光の騎士と呼ばれた青年イーグは——、「ずっと…あなたの御側に」闇の騎士へと堕とされた。彼を堕としたのは、のちに魔王となった吸血族の男ローゼ。イーグはルシフェルへと名を変え、全てを破
壊せんとするローゼとともに王国を去ったのだった———。10年後、亡国の王子ファヌエルとライラは、仲間を連れて魔王ローゼの討伐に向かう。魔王に付き従う闇の騎士が、死んだと思っていたイーグであるとは知らずに…。
他サイトで連載中の初投稿作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-11 00:00:00
66620文字
会話率:26%
吸血族の餌として、呼び落とされた双子の姉妹。ひとりは冷酷と名高い皇帝のもとへ。ひとりは六人もいる王子達のもとへ。再び出会えると信じ誓い合った彼女達は、血に飢えた吸血族から身を守ることができるのか。それとも・・・?
=小説家になろうで連載中の
「異界の魔女」R18部分のみを掲載。=折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-24 20:00:00
5716文字
会話率:52%