シェリルは、元王女。幼き頃に妹エマとともに宮殿から失踪したが、何故エマが殺されそうになったのかは12年経った今も分からないままだった。王女に戻りたいわけではないが、その理由は知りたいと思っていた。そんな時、シェリルは第三王子アーサーの護衛官
に就任し、王子より失踪した王女を探してほしいとの依頼を受ける。前任の護衛官であるコールリッジ准将は妙にシェリルに近づき、何やら事情を知っている様子だが…。
ある王族と高位貴族の心の傷の話です。ぽつぽつと残酷な表現が出てきます。パラレルワールドですが、時代背景は19世紀イギリスですので、その辺りを考慮してもらえると幸いです。ムーンライトノベルズで連載させてもらっていますが、R18表現は薄めです(恐らく)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 08:00:00
1654806文字
会話率:67%
男爵令嬢・ベル=ロードは、五つ年上の婚約者の侯爵令息・クオン=ディアライトが幼い頃から大好きで結婚を楽しみにしていた。
しかし、ある夜会の日、クオンが他の令嬢と浮気をしているのを見てしまう。
ショックを受けるベルは婚約解消を申し出るが、
両親は首を縦に振らないどころか、地下の部屋にベルを閉じ込めてしまう。
思い詰めたベルは、結婚をやめ、修道院に入る為、傷物になる事を決意。邸を抜け出し、知っている中で一番節操なしで手の早い遊び人の、年下の伯爵令息・ジェット=カインルースを選び、誘いをかける。
「俺、ヴァンパイアなんだ。ヤると、血が飲みたくなるんだけど、いい?」
クオン様を忘れられるなら、なんでもいい。
ジェットの言い分に半信半疑でベルは頷いた。
吸血は人間の恐怖心を消す為、媚薬効果があり──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 07:25:59
91497文字
会話率:38%
エレナが目を覚ました時、一糸まとわぬ姿で隣に寝ていたのは、将来を嘱望されている騎士シオン・フォセカだった。彼は一夜を共に過ごしながらも記憶が無く、エレナに向かって「お前は誰だ」と冷たい声で言い放つ。エレナには昨夜の記憶は全てあったが、到底口
にできるものではなかった。だから逃げたのに、生真面目な彼は諦めてくれない。何を言っても、何をしても、彼の執着が増していく。この恋はもう終わったはずだ。終わらせたはずだ。それなのに、彼は始めようとする。何度でも。
※関連作がありますが、これのみで読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 07:00:00
6312文字
会話率:32%
己を『治癒』と『予知』という異能の力を持つ伝説的な存在『大聖女』だと思わせていた王女の元に、真偽を確かめるべくやって来たのは、冷徹で知られる騎士団長だった。
嘘が暴かれると半狂乱になった王女は、わずかながらに治癒の力を持っていた侍女コレット
に縋りつく。コレットはなんとか王女の身代わりを務める事に成功したはずだったが、彼に何故か執着されてしまう。その上、まるで恋人のように振舞ってきて、甘やかしてくる。
だが、コレットは彼を拒むしかなかった。自分は王女の身代わりである。
そして、嘘から始まったこの恋が叶う事なく、最悪の形で終わると知っているからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 00:00:00
100814文字
会話率:37%
愛した人とそれに纒わる全ての事柄を全て消して、新たに再出発した主人公は、家族と一緒に移り住んだ隣国で楽しく暮らしていた。
編入した学園で新たに友達もでき、これから、という時に自分の過去を知っている存在が現れる。
その人物が現れた時から、止
まっていた時が本当の意味で動き出したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 06:53:55
10872文字
会話率:25%
※フランス書院eブックス様より、電子書籍好評発売中!
今後の励みになりますので、電子書籍版もよろしくお願いします!
階段で足を滑らせて頭を打った渡辺一郎は、自身の通う学校がチート催眠術師にハーレム学園に作り替えられつつある事に気が付いた。
どうやら頭を打った時に、自身にかかっていた催眠術が解けたらしい。そのことがバレると、再び催眠術をかけられてしまう。誰にも相談できず、一人でチート催眠術師に立ち向かう渡辺一郎。
機転を利かせ、催眠術師を返り討ちにすることに成功する一郎だったが、催眠術師の作ったエッチなハーレム学園がそのまま残ってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 06:00:00
145809文字
会話率:46%
パン屋の看板娘リゼットには秘密がある。
幼い頃から、壁や物を『透視』する能力があったのだ。
そんなリゼットが淡い恋心を寄せるのは、常連客の騎士ヨルグ。
毎日お店で顔を合わせ、ほんの少しおしゃべりをして。それだけで十分満たされている
はずだった。
——そう、彼が向かいの家に引っ越してくるまでは。
「間に合ったみたいね」
リゼットが見つめる先、通りを挟んだ向かいにあるのはきっちりとカーテンの引かれた一室。
その内側で繰り広げられる光景は、本来なら誰も目にすることのない密事。
隙間から漏れる家灯りしか見えないはずの宵闇で、リゼットは今日も禁断の趣味に興じる——。
■ヒーローの自慰が好きな方、寄ってらっしゃい見てらっしゃい(本作は純愛です
■エロは※マーク付き
■週1~2更新
■2023.4.19. 日間連載中ランキング 4位
■アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 01:40:11
131558文字
会話率:35%
前世の記憶を持ちながら魔法王国に転生した女子高生、志々見エルはエル・ヴァーミッドとして生きることになる。ある日、王立養護院という孤児院からヴァーミッド家に引き取られた義理の弟、ルシスに身の上がたりをする。しかしルシスも同じく異世界転生者で元
アメリカ人の少年だったという。エルには記憶が欠けていた。なぜ自分は死んだのか……? ルシスは過去は思い出さなくていいと拒否するが、エルは高校一年生の春に自分が最後どうなったかを知るため、魔導書をルシスとともに開く……。
そして気がついたら寄宿舎の魔法学校に入学する年に。ルシスが激重感情をぶつけてくる義弟になっていた! しかもガスマスクの男、うさぎの仮面の女の子、鶏頭の男など数名が殺人事件を起こしており、ルシスは彼らをなぜか知っているようで……。
●︎︎●︎︎●︎︎●︎︎●
魔法学園で義弟に執着されて恋愛感情を向けられる話です。ちょっぴりホラーな要素もあるかも。
小等部編からキスシーン、中等部で性的な接触、高等部でベッドシーンを予定しています。
※この小説内には法律に反する描写や、倫理的に問題のある可能性がある描写などが含まれますが、危険な行為などを現実で真似をしないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:13:58
53909文字
会話率:66%
タイムマシンを作った男…守澤千桜(モリサワチハル)は、タイムマシンが出来た喜びから暴走し…少々、時間を弄り過ぎてしまった様だ。
時間の因果を歪めてしまった千桜の体に、とある変化が起きてしまう。
高校入学直前まで時間を巻き戻した時、何故か、女
になってしまったのだ!
自分の変化に驚く千桜。
慌てて時間を戻し…タイムマシンは正常に作動して未来へ戻って来たものの、体は女のまま。
それどころか、千桜が知っている未来とは違う、女としての未来へ帰ってきている様だった。
何度タイムマシンを動かし、時間を行き来しても、変わらぬ女としての自分…千桜は遂に諦めて、暫く過去に残ってこうなってしまった理由を探るべく、"女"として2度目の高校生活を送る決意をする。
そして迎えた入学式当日。
千桜は過去の嫌な記憶を思い返し、それらを懐かしく感じながら過ごすが…入学式を終え、クラスに戻った千桜は、"女になって起きた変化"に振り回され始める。
「いやぁ~また1年、この大きなおっぱいをいっぱい揉める権利を得たんだなぁ~って?」
高校で疎遠になってしまうはずの幼馴染に起きた変化。
女になって、未だ女体に慣れずソワソワしたまま、女子に変にモテ始めてしまった事に困惑するが…やがて次第に慣れて行き、遂に千桜は高校内に百合ハーレムを作る決意を固めるのだった!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 22:00:00
31761文字
会話率:49%
タイムマシンを作った男は、タイムマシンが出来た喜びから暴走し…
少々、時間を弄り過ぎてしまった様だ。
時間の因果を歪めてしまった男の体に、とある変化が起きてしまう。
高校入学直前まで時間を巻き戻した時、何故か、女になってしまったのだ!
自
分の変化に驚く男。
慌てて時間を戻し…タイムマシンは正常に作動して未来へ戻って来たものの、男の体は女のまま。
それどころか、男が知っている未来とは違う、女としての未来へ帰ってきている様だった。
何度タイムマシンを動かし、時間を行き来しても、変わらぬ女としての自分…
男は遂に諦めて、暫く過去に残ってこうなってしまった理由を探るべく、"女"として2度目の高校生活を送る決意をする。
そして迎えた入学式当日。
男は過去の嫌な記憶を思い返し、それらを懐かしく感じながら過ごすが…
入学式を終え、クラスに戻った男は、"女になって起きた変化"に振り回され始める。
「いやぁ~また1年、この大きなおっぱいをいっぱい揉める権利を得たんだなぁ~って?」
高校で疎遠になってしまうはずの幼馴染に起きた変化。
男は女になって、未だ女体に慣れずソワソワしたまま、女子にモテ始めてしまった事に困惑する…
そんな短編です。
試作版の為に、諸々の展開が早めですが…ご了承下さい_(._.)_折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 00:30:00
3137文字
会話率:29%
タイムマシンを作った男は、タイムマシンが出来た喜びから暴走し…
少々、時間を弄り過ぎてしまった様だ。
時間の因果を歪めてしまった男の体に、とある変化が起きてしまう。
高校入学直前まで時間を巻き戻した時、何故か、女になってしまったのだ!
自
分の変化に驚く男。
慌てて時間を戻し…タイムマシンは正常に作動して未来へ戻って来たものの、男の体は女のまま。
それどころか、男が知っている未来とは違う、女としての未来へ帰ってきている様だった。
何度タイムマシンを動かし、時間を行き来しても、変わらぬ女としての自分…
男は遂に諦めて、暫く過去に残ってこうなってしまった理由を探るべく、"女"として2度目の高校生活を送る決意をする。
そして迎えた入学式当日。
男は過去の嫌な記憶を思い返し、それらを懐かしく感じながら過ごすが…
入学式を終え、クラスに戻った男は、"女になって起きた変化"に振り回され始める。
「いやぁ~また1年、この大きなおっぱいをいっぱい揉める権利を得たんだなぁ~って?」
高校で疎遠になってしまうはずの幼馴染に起きた変化。
男は女になって、未だ女体に慣れずソワソワしたまま、女子にモテ始めてしまった事に困惑する…
そんな短編です。
試作版の為に、諸々の展開が早めですが…ご了承下さい_(._.)_折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 00:00:00
3137文字
会話率:29%
幼馴染の二人は、二週間前に恋人同士となり初体験を済ませた。
お互いが初めての相手だった二人にとって、幼い頃から知っている間柄の相手との身体の関係は不思議なもので合った。
お互いの両親への報告ができぬまま、これまで通りと変わらない生活。
だが
、そんな生活がいつまでも続けられるわけがなく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 21:20:00
8022文字
会話率:51%
副業で官能小説家をしている塩見行也は、彼の素性を知っている上司の栗花落優香からある日、サシ飲みに誘われる。
32歳のシングルマザーであり大人の女性の色気をこれでもかと振り撒く女上司は、行也が密かに憧れている相手。
酒癖が悪い優香は酔っていつ
ものように行也にウザ絡みし始め、なし崩し的に2人は官能小説みたいな展開になってしまう。
だが、いつもは完璧な仕事人間でグイグイ引っ張ってくれる頼れる上司な優香は実はアッチの経験は全然で……?
男子ならみんな一度くらいは妄想したことがある、魅力的な女上司との一夜の過ちを描いた短編です。
本編2万字くらいですけど長編用プロットあります!
出版社さん、どうですか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:01:29
18670文字
会話率:49%
サブタイトル「俺を貶めてくれた連中にやり返そうとしていたら幼馴染の騎士団長に溺愛されています」。
目が覚めたら自分が制作に関わったゲームの悪役セイアッドになっていた「俺」。
日々の激務のせいでやつれ果て幽鬼宰相や亡霊侯爵と呼ばれ、無実の
罪で追いやられた末の自死…なんて暗い未来を「私」に歩ませてなるものか!ゲームの設定を知っている「俺」と宰相として国の全てを掌握していた「私」の知識を使ってヒロインや攻略対象者に目に物見せてやる!……なんて意気込んでいたのに、領地に帰ったら幼馴染で騎士団長オルテガが待ち構えていて…。
そんな断罪から始まる溺愛BLです。生温いですが、一部R18描写が入る予定です。
※アルファポリス様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 07:11:34
384803文字
会話率:35%
私は自分がシナリオを書いたゲーム世界に転生してしまい、悪役の公爵令嬢であるレイチェルに生まれ変わってしまった。
もちろん彼女の未来はバッドエンドしかない……本来なら。
でも私は、実装されなかった裏シナリオを知っている。だからあの日、断罪の場
でこう申し出たのだ。「罪を得た私を、罰として殿下の性奴隷にしてくださいませ」と。
こうして私は、皇太子さまの婚約者の悪役令嬢あらため、皇太子さまの元悪役令嬢の性奴隷になったのだった。ちなみに処女は「早速ですが、レイチェル嬢には性奴隷としての務めを果たしていただきます。覚悟はおありですね?」と言われてその夜のうちに喪失した。
でもみんな、同情してくれているので快適な生活を過ごしている。日中はだらだら過ごして、夜になると、お風呂に入って身体を清めてメイドさんに膣検査をされる。いやらしい下着やネグリジェを身に着け、その場でオナニーをしておまんこの準備をする。そしてかつての婚約者とセックスをするのだ。
まぁみんなに同情してもらえてずっと人生楽勝モードかと思ったら、ここから結構な勢いで波瀾万丈あったんですけどね?
※R18の挿絵があります。
※転生したら悪役令嬢だったので、性奴隷を志願しました。から改題しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 06:00:00
17384文字
会話率:48%
第七王女付き魔術技官のユーディトは、第一王子付きの魔術技官のエリアスといきなりお見合いをすることに。すると初対面のはずのエリアスがユーディトに、死にたくなければ自分といますぐに魔力交歓(セックス)する必要がある、なんて言ってきて――。
といういちゃいちゃらぶこめです。
※強引に事に及ぶ場面もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 09:19:58
14140文字
会話率:47%
オメガバース(第2性)に名前がつく前の世界
eves(イブズ)…男なのに妊娠してしまい、研究者や国、家族から逃げてきた人の集まり。いざという時の為にお互いに何かあった時の為に名前やあだ名すら付けてない、知らない
adam(アダム)…ev
esの詳細を知っている男、他と区別する為にadamと名付けた
(「あるΩ」と未来で番だったが離れ離れになってしまった。未来の運命を変えるために過去にループし、evesを最大限補助している)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 01:27:15
5021文字
会話率:64%
誰も知らない女の子達の秘密をなぜか僕だけ知っている。
高校2年生リクは、誰もいるはずのない文芸部の部室で文化系美少女カナの自慰を目撃する。
そのまま絶頂を見届けたリクだったが、カナは明日も部室で自慰がしたいと言ってきて……
女の子達の秘
密を垣間見る、ちょっとフェティシュな鑑賞系ノベルです。
(1話完結ですが、通して読んで頂くとよりお楽しみ頂けます!)
最新(37話)時点の登場人物紹介
<主人公>
リク
高校3年生。文芸部
人のオナニーに遭遇する機会が多く、女の子の性感帯を的確に掴むことができる性質
<女の子たち>
カナ
高校2年生。写真部
モジモジ系黒髪色白巨乳少女。性欲強めなむっつりスケベ
性欲が高まると妙に積極的になる
オナニー頻度は週3
リリナ
高校2年生。風紀委員
素直になれない系スレンダーなツインテール少女。気持ち良くなると唾液が垂れてしまう
リクに好きだと言うことを伝えた
オナニー頻度が増加中、いまは週2
ソラ
高校1年生。リクの妹で物理部
口数が少ない、見た目がかなり幼い系少女
性に興味深々で自己開発中
オナニー頻度は月2,3
ウミカ
大学生。リクの姉でファッションモデルの卵
ミステリアスな綺麗系。隠れMでスパンキングされるのが好き
オナニー頻度は不定期
ナナミ
女子大学の学生。家庭教師のバイトをしている
清楚な巨乳お姉さん系だが常に欲求不満。ソラとイケナイ関係になった
オナニー頻度は週3
レイナ
高校3年生。リクと同じクラスの美化委員
根暗で毒を吐きがちな厭世系少女。オナニストでポルチオすらも開発済
オナニー頻度はほぼ毎日
アヤハ
高校2年生。サッカー部のマネージャ
ネコ目なギャル系少女。交際関係は派手だが自分の身体には関心が薄い
オナニーは経験がなかったが最近は……
ミナト
中学3年生。ソラの後輩
ボーイッシュな見た目のアイドル系少女。女の子が大好きで特にソラがお気に入り
オナニー頻度は週5折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 00:02:23
110428文字
会話率:55%
闇の世界の住人であるムコウマル・サトシは、搾取され続ける日々。
金はある。
それは、すでにどれほどあるか分からない。
では、何を搾取され続けたのか。
それは自由と時間だ。
金があっても使う時間が無ければ、それは只の数字の羅列だと彼は言う。
ムコウマルは思う。
もぅ、疲れた……
もう、働きたくないと。
そんな彼に突如訪れた転機。
異世界へ転送されたのだ。
ムコウマルの目に広がる景色は、異世界転送の定番である中世ヨーロッパ風で剣と魔法が飛び交う世界──
──ではない。
眼下に広がる世界は、彼が元いた世界となんら変わらないように見える。
いや、良く目を凝らすと所々古臭い。
なら、異世界転送と言うより過去へタイムスリップ?
だが、彼が知っている過去とは少し違うような……
元いた世界とは決定的に違う所もあるし、やっぱり異世界?
まぁ、そんな事はどっちでも良いと彼は思案する。
これを機に、働かないと彼は決めた。
幸いにも暮らしていけるだけの金は、…………ない!?
ここが過去なら、これまで彼が自由と時間を失ってまで稼いだ金は無いはずだ。
無いと言うか、これから稼ぐと言う事になる。
異世界だとしたら猶更だ。
ムコウマルは悩む。
どうする。
やはり働くしかないのか。
だが、それはイヤだ。
彼は“転生”したのではない。
記憶も身体もそのままで“転移”したのだ。
当然寿命もそのままだろう。
残った時間は決して多くはない。
せっかくの機会だ。
転移前と同じ生活はしたくない。
だが、どうする。
金が無いと、生きていけない。
なんとも世知辛い世の中だ。
そんな折に目にした新聞。
彼の中にある記憶だと結果が分かっている。
昔同じような事があったからだ。
偶然か。
それとも、本当に過去へタイムスリップしたのか。
チート能力は無いが過去の記憶で金を稼ぐ。
目指すは不労所得!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 11:19:24
136780文字
会話率:25%
【45万PV!!!】
45万PVありがとうございます!UPVも6万PVに至りました!
のんびり進めてますので、ぜひのんびりご覧ください。一生最終回迎えない気がします。
【それでは『Purest』、お楽しみください!】
この世界が愛
に溢れていることは知っている。
だが、それでも僕らの身体は未だに愛を知らない……。
秀才な青年である乙葉次郎は、フラれたついでに車に轢かれる異世界転生ムーブをかます。
その先に待っていたのは、ファンタジー世界『エクトプラズム』。
乙葉はここで童貞を捨てることを誓い、胸高らかに転生のための儀式を受ける。
しかし、儀式の中で『守護神ガチャ』を引かされた乙葉は、彼の野望を成就するにあたり、最悪の守護神を引き当ててしまい……。
理性的かつ性的に世界を旅する乙葉青年と、彼の童貞を死守する処女神ピュレスト、旅の中で出会う仲間たちとのドタバタちょいエロコメディ。
あなたは彼の童貞卒業を見届けることができるか。
今更ながらこの物語のジャンル、ハイファンタジーじゃない気がするのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 01:09:31
1784957文字
会話率:42%
「いい加減解放してあげて下さい!」
頬を叩かれた瞬間に、自分のこと、ここが以前に遊んだことのあるBLゲームの世界だと気が付いた。
次の瞬間には大勢の前で婚約破棄を言い渡され、棄てられると知っている。どうにか出来るタイミングではなかった。
こ
の国を守っていたのは自分なのに、という思いも、誰も助けてくれない惨めさもあった。
けれど、婚約破棄や周囲の視線なんてどうでもいいんです、誰かに愛されることが出来るなら。
※執着×溺愛×家族に愛されなかった受
※攻同士でのキス有
※R18部分には*がつきます
※アルファポリスさま第11回BL小説大賞奨励賞頂きました
※アルファポリスさまでの2、3話をムーンさまでは1話にしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 21:00:00
403538文字
会話率:34%
警官の小野崎が勤務するのは、何もない漁師町にある駐在所だ。ある日、港の外れの磯で干からびた死体が見つかる。人の仕業ではないそれに、小さな町は騒然とした。
そんな中、小野崎は野次馬の中に見知らぬ青年を見つける。一見大学生のような青年は町では見
ない顔だった。ヤソホシと名乗る青年は、何か知っているようだった。
そして、小野崎のもとに警視庁から伊沢という男がやってくる。伊沢には何やら目的があるようで……。
辺鄙な漁師町で繰り広げられる、異能と異能の戦いと、巻き込まれる平凡な警官のお話。人外×人間。警官受けです。
現代異能バトルBL企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 22:15:03
17096文字
会話率:40%
一四歳の時に両親を失ったメレディス・トスカは、父方の妹であるデボネ家の世話になる。けれどもメレディスが社交界デビューした直後、叔父が他界し、デボネ家は没落貴族と成り果てた。しかし、叔母はふたたび華々しい生活に返り咲くことを諦めていなかった
。愛娘二人のうち片方、あるいは両方に爵位を持った大富豪と結婚させようと画策する。そんなだから、よそ者のメレディスはいつだってのけ者扱い。
ある日のこと、叔母の元に一通の招待状が届いた。差出人はブラフマン伯爵家からのものだ。彼の末娘、キャロラインの社交界デビューを開くという。ブラフマン家は社交界で絶大な人気を誇っている貴族で、彼らが手がける事業はことごとく成功していた。そしてブラフマン家の息子二人はとてもハンサムだと貴族たちの中では専ら噂になっている。二人は結婚適齢期を迎え、淑女たちはみな、妻の座を狙っていた。そしてそれは叔母も同様だった。
ブラフマン家に招待された四人は早速会場へと赴く。そこでメレディスが出会ったのは、次男のラファエルだった。
豊かな金髪に緑の瞳、若さ故の引き締まった強靭な肉体と気品を兼ね備えた美しい男性。
――ああ、彼はなんてハンサムなの。
ハンサムなラファエルにひと目で恋に落ちたメレディス。やがてふたりは運命の糸に引き寄せられるかのように再会を繰り返す。けれど、メレディスは知っていた。彼が貴族とは名ばかりのメレディスに近づいた理由を――。なにせ彼は花嫁探しに乗り気ではないのだから。
ラファエルはきっと両親を失ったメレディスと社交界のスキャンダルになって、母親の花嫁探しを諦めてもらうための策略を考えついたに違いないのだ。
……そんなことは、もう知っているわ。
彼は自分を利用しているだけだ。そう言い聞かせるメレディス。けれども彼女の思いとは反対に強い力でラファエルに引き寄せられていく……。果たして彼らの運命は――。
シンデレラストーリーです。
※この作品は、R18指定の設定ではございますが、ストーリー重視ですので要素としてはやや薄いと感じる方がいらっしゃるかもしれません。
【Berry's cafe】【エブリスタ】さんでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 18:03:47
195363文字
会話率:26%