舞台は新宿歌舞伎町。東京中の極道者を裏で従えていたのは一人の女性、三島櫻子(32)だった。そして彼女に心酔し、心の底から愛していたのは三島恭次郎(37)。
互いに同じ“三島”の姓を冠する二人の男女の複雑な関係性に絡まる激しい愛と欲望。それに
溺れたのは果たしてどちらか、それとも――。
大人の女性の為のビターでスパイシーなスパダリヤクザ慕情譚。
(R-18シーンには※マーク)
(アルファポリスにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 17:00:00
50849文字
会話率:30%
恋のないこの交わりに空しくなってしまう前に、息の根が止まってしまうくらいの強い快楽が欲しい。それを私に与えられるのはあなただけだからーー私の体はあなた以外の他の男になんか、明け渡していないから。
※長編投稿前のお試し読み切り書下ろし版、大
人の女性向けの少々スパイシーなスパダリヤクザ話です。約3000字に長編全体の要素をぎゅうぎゅうに詰め込んだので雰囲気が濃い目になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 18:00:00
2982文字
会話率:39%
何の前触れもなく律佳が夢見ていた世界は崩壊した。
完璧な相手との結婚が決まっていたはずの姉が起こした心中事件によって。
混乱の中、政略結婚の失敗により急落する実家を救うため裕福な旧家へ嫁ぐことになる。
お相手は当主となる為に兄弟を謀殺した
噂があるいわく付きの男だった。
年上で容姿こそ美しいけれど冷酷で乱暴な夫との生活は辛い、だけではなくて……?
掴みどころがない旦那様との不器用で歪な愛情を心と体に刻みながら
律佳の新しい人生は綴られていく。シリアス時々ほのぼの。
不定期で番外編を更新。※自サイト「 escha.」にもR15版で掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 15:15:58
409707文字
会話率:47%
黒き砂塵舞う大熱砂――その広大無辺なる砂漠には人ならざる存在が住まうという。始まりの仔らの気配を感じながらその奥にある黒の聖地を目指す炎騎士マルク・フェルネス。一方で鍛冶師リュウレイと相棒リュウフォンもまた黒の聖地に向かった炎騎士を追いかけ
ながら元姫巫女候補アリステロア王女の行方を探っていた。
黒の聖地に眠る黒の王の目覚め、それは炎騎士を新たなる死闘へと誘う――。
これは遥かなる神代の昔に歴史の闇に埋もれた知られざる物語の一説である……。
――――――――――――――――――――――――――――
――それは歴史の狭間に消えた一人の騎士の物語。
王と姫巫女の物語が伝説なる少し前、そして王の意思を受け継ぎ神と敵することを選んだ始まりの帝が立つよりはるか先――。
歴史に刻まれぬ底知れぬ深い闇の底でうごめく者共がいた――炎王がうち滅ぼした始まりの仔ら、彼の者共の残党とその躯を啖らい原初の民人の娘と契りし人外の者ども。
始まりに在りし始まりの獣――閉ざされた原初への門を探し求め、始原への回帰を望む者共の怨念は地の底から染み出る漆黒とともに再び中原の大地に暗雲をもたらさん。
かくして始まりの怨念に狂った大いなる獣どもの王――五色の王は先の戦での傷をいやすために各地の聖地にその身を沈め、再び殺戮への衝動をその心中に封じつつ目覚めの時を待つ。
これはその命と引き換えに残された炎王の剣を振るい、始まりの怨念に挑んだものたちの物語である――。
――――――――――――――――――――――――――――
炎王リュウシンの戦いから五年後、大陸はいまだ深い混迷の中にあった。
あるものは絶望し、またあるものは己の野心を成し遂げるべく剣を手に取る。まさしく群雄割拠の中原に再び大いなる破滅の影が近づきつつあった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 07:50:00
1604098文字
会話率:37%
アルトリア国王イスハーク(α)は、国の為に帝国の皇子(Ω)との結婚を受け入れる。だがΩが苦手な彼は心中複雑だった。
花嫁として王都に到着した皇子はアルトリアの慣習を盾に引きこもり、ひと月後の初夜まで会うつもりはないと言う。
そんな時、王宮の
庭で偶然出会った帝国の騎士に一目で魅了されてしまうイスハーク。結婚の日が迫る中で彼が出した答えとは……。
※オメガバースの設定を利用していますが、作中での詳細な説明はありません。
☆は性描写有りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 21:04:50
302047文字
会話率:50%
「俺がずっと一緒にいるからな」
両親が亡くなった時も、兄は私の手を握ってそう言ってくれた。
大学生の兄である冬木と、高校生の妹のわたしは二人暮らし。
実は、私はお兄ちゃんのことが異性として好きだ。
背が高くてイケメンで頼りになる人だし、何
より優しいから。
……でも、この気持ちは秘密にしておく。
私は可愛くないし、断られるのが怖いから。
そのはず、だったのに。
(この作品は兄と妹のダブル主人公です。ご了承ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 00:56:47
32806文字
会話率:29%
ゾンビBL小説の世界に転生してしまった主人公が、脇役グループ救済するのかと思いきや、おっさんを惑わせたり、年下クール相手に性教育したり、小説の主人公に過保護されたり。総愛されみたいになっている話です
ゾンビ世界なのに、割と平和な感じで暮らし
ています。ゆるっと読める小説を目指してます。
基本は、主人公受け視点。主人公は、華奢な可愛い系(転生前は平凡)天然系?
攻めは、強面おっさん、クールな二十歳、超絶美形の三人ですが、一棒一穴。総愛されですが、セックス行為は一人。
読んでいて肌に合わなかったら、そっと閉じてください、ごめんなさい。
もしも、気に入って頂けたら、一言でも感想頂ければ、泣いて喜びます。
誤字報告もお待ちしています。
攻めは全員180cm超えの鍛えられた肉体。体格差、身長差。
後半はバトルしたり、主人公が少々酷い目にあったりもしますが、所詮はアホエロ作者が書いてます。
ハッピーエンド。
自傷表現有り。心中未遂。
成り代わり転生。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 11:47:37
180557文字
会話率:40%
ナイフで刺され死んだと思ったら、綺麗な湖に沈んでいた。
ヒロインは、アジア風の異世界に転移し、雨の神子として生活することに。眼光鋭い天才学者に言葉を習いながら、美貌の薄幸王子と雨を降らせる実験を始めた。
ク○……癖の強い神官たちに、心の中
でシュールなツッコミを入れながら、生活を続けていたけれど……
最後は、心中します。
作者的にはハッピーエンド。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 20:00:00
65812文字
会話率:44%
古代っぽいお話を書きたくて書きました。
太陽の神に愛される王様×幼馴染みで従兄弟の主人公(女好きのろくでなし)
エロスはお触りです。
最終更新:2020-11-18 11:28:24
5904文字
会話率:25%
渋谷宇田川町の一画、路地裏の通りに5坪ほどの小さなバーを偶然見つけたフリーライターの田村淳二。バー・アンバーと入口の扉の上にレタリング文字で記されただけの、何のデコレイトもされていない殺風景な店構え。正面にも側面にも窓ひとつない。廃店したバ
ー?とも見える。『アンバー?イエローアンバーか。絵描きが肌色に使う一番自然な色だな。ふん、なんか面白いな…』などと心中でモノローグし、同時に『しかしこんな殺風景な店じゃあ、さぞや生活苦の滲んだ年増のママが待ち受けていることだろうさ。ふふ、ま、それもいいけどな…』とも独白するのだった。しかしそこへ開店のために表れた女はファッションセンスのある、存外に若い女で、のみならず摩訶不思議としか云いいようのない表情を浮かべた、実にイイ女である。開錠したドアを開けてふり向いた女はこのあと田村に〝魔法〟をかけ…アンバーな世界へと彼を誘うのだった。アンバーな世界とは自然?それとも原点…?以降お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 00:49:48
718文字
会話率:0%
渋谷宇田川町の一画、路地裏の通りに5坪ほどの小さなバーを偶然見つけたフリーライターの田村淳二。バー・アンバーと入口の扉の上にレタリング文字で記されただけの、何のデコレイトもされていない殺風景な店構え。正面にも側面にも窓ひとつない。廃店したバ
ー?とも見える。『アンバー?イエローアンバーか。絵描きが肌色に使う一番自然な色だな。ふん、なんか面白いな…』などと心中でモノローグし、同時に『しかしこんな殺風景な店じゃあ、さぞや生活苦の滲んだ年増のママが待ち受けていることだろうさ。ふふ、ま、それもいいけどな…』とも独白するのだった。しかしそこへ開店のために表れた女はファッションセンスのある、存外に若い女で、のみならず摩訶不思議としか云いいようのない表情を浮かべた、実にイイ女である。開錠したドアを開けてふり向いた女はこのあと田村に〝魔法〟をかけ…アンバーな世界へと彼を誘うのだった。アンバーな世界とは自然?それとも原点…?以降お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 16:23:10
79510文字
会話率:31%
本編完結しました。番外編を不定期でアップしていきます。
7歳だったあの日、ラムベルク男爵家の執事の息子ステファンは、薔薇が咲き誇る庭園で女神を見つけた。だが、その女神は、次期当主アドルフの婚約者テレザだった。不幸な経緯で婚約したテレザはア
ドルフを受け入れられなかった。そのことに苛立ったアドルフはテレザを手ひどく抱き、その行為はどんどんエスカレートしていった。それに気づいたステファンは憤りながらも何もできないまま、時が過ぎていった。ところが、女神を見つけたあの日から二十数年、ある事件をきっかけに彼はテレザを救う手掛かりをやっと得るのだった。
・・・というのが最初の構想上の粗筋だったのですが、6話以降23話ぐらいまではステファンはあまり出てこなくてアドルフのクズ振りが目立つ展開になっています。
この話は、『始まりはデキ婚から』(完結済み)の脇役達が主人公です。時間軸はその話の28年前から始まります。
ヒロイン・テレザにとって結末近くまで無理やり系含めた辛い展開(タイトルに*がついている話がR18シーンを含む)とヒロインの夫・アドルフ(実は隠れた主人公?)のクズな振舞いを描写する話が(特に最初のほうで)続きます。もちろん、そのような行為を実際に肯定・促進するものではありません。そのような表現が苦手な方は、ご注意ください。
別サイトでも掲載しています。
『始まりはデキ婚から』(R15版)https://ncode.syosetu.com/n5795hx/
『始まりはデキ婚から』(R18版)https://novel18.syosetu.com/n4913hx/
『始まりはデキ婚から』で心中してしまったルドルフとアンネの転生後の話『転生令嬢は前世の心中相手に囚われたくない!』も「小説家になろう」、「カクヨム」、「アルファポリス」で連載しています(不定期更新):
https://ncode.syosetu.com/n4205hy/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 08:46:41
75395文字
会話率:63%
シュタインベルク王国の三大公爵家に数えられるコーブルク家の嫡男ルドルフが結婚直前に侍女と心中してしまった。後に残されたのは身重の婚約者ゾフィー。実は彼女は婚約破棄も考えられるほど婚約者と仲が悪化していたのに父親の圧力に負けて婚約者に媚薬を盛
って関係を持ったのだった。ゾフィーとルドルフの両親達は、悲しみにくれるゾフィーの意思はそっちのけで、彼女のお腹が大きくなる前に公爵家の新たな後継ぎと結婚させて子供の父親となってもらおうと奔走するが、その過程で様々な試練がゾフィーと新しい婚約者に降りかかる。
――――――――――――――――
初投稿作品ですので、粗がありましたらすみません。
最初11話ぐらいまでは暗い展開ですが、ハッピーエンドを目指しています。
架空の王国が舞台ですが、転生や魔法はありません。
R18シーンのある話のタイトルには*をつけていますが、最初と最後の方だけです。
心中事件の男性当事者の名前がマイヤーリンク事件の皇太子の名前と同じですが、この話とは関係ありません。
作中の人名、地名等は実在のものと一致することがあっても無関係です。
『小説家になろう』と『カクヨム』でもR15版を掲載しています:https://ncode.syosetu.com/n5795hx/
本作で心中してしまったルドルフとアンネの転生後の話『転生令嬢は前世の心中相手に囚われたくない!』も連載しています:
https://ncode.syosetu.com/n4205hy/
本作脇役を主人公にしたR18作品も不定期で連載してます:
『年下執事が崇める女神~虐げられている男爵夫人を救いたい~』
https://novel18.syosetu.com/n9269hx/
*こちらの作品は、無理やり展開も含めた不幸をヒロインが最後のほうまで引きずる展開です。苦手な方は、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 01:45:13
63349文字
会話率:62%
世界を混沌とさせたユージニア王国最後の女王ルクレツィア。
歴史上、悪女と名高い彼女は、魔女、聖女、奇跡の人と様々な呼び名を持っていた。
悲劇の女王が駆け抜けた生涯と真実の果てしない物語。
デン・ハーグ王国の第1王女ルクレツィアは、実母の妹
であり父王の後妻である王妃に疎まれ不遇の生活を送っていた。
ある日、お忍びで訪れた父王に隣国のゴーラ王国の王アンリを紹介される。
その出会いが運命を動かし、やがて世界を変えてしまうとはつゆ知らず、ルクレツィアは未来に希望を馳せていた。
第1部 豊穣なる風編 完結
第2部 太陽の国 ゴーラ編 完結
惨劇の夜を生き延びた王女ルクレツィアはラウールと共にゴーラ王国へ向かう。
ルクレツィアはゴーラ宮廷で美しく花開き、人々の注目を集めるが…
第3部 シャルル・アンリ編
衝撃的な無理心中事件のあと、西大陸の勢力図は変わり、混沌とした時代へと突き進む。サヴォアデール帝国のビアンカ1世とゴーラ王国のアンリ1世は覇権をかけて対峙する。
不定期更新になりますのでご了承ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 09:00:00
334758文字
会話率:30%
タイトル通り俺流昭和のエロスです。ちょっとだけ学校で東京にいた事があって、住んでたボロアパートを思い出しながら書きました。
最終更新:2023-03-25 13:39:01
3227文字
会話率:0%
傷心の妹を温泉旅行に連れて行き慰めた話
最終更新:2023-03-16 19:58:29
4486文字
会話率:7%
その日、夫婦で菓子屋を営む夫婦の一人娘が死体で発見された。
暴行を受け惨殺されたと思しき少女の身体はあちこち欠けていて、おまけに犯人と思しき少年の死体が『共に葬れ』と言わんばかりにきつく抱き着いていた。
目玉、舌、手、いくつかの臓器を
失った少女を抱きしめる少年の口元は、血で真っ赤に汚れていた。
少女はなぜ殺されたのか、少女を殺したと思しき少年はいったい何者で、少女にとってどういう存在だったのか。
それを探るために、少女の母親は様々な人物に聞き込みを開始するが――
↓のIF世界です。
https://ncode.syosetu.com/s5459g/
↓は何事もなかった平和軸。
https://ncode.syosetu.com/s8411g/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 22:00:00
102181文字
会話率:14%
受けが、傷心中の攻めを絆していくお話です。
勝手に推しと崇めていた人を追いかけて、推しと同じ大学に入学した人:守本俊(もりもと すぐる)
追いかけられた人:四ツ辻和帆(よつつじ かずほ)
こちらは、10年くらい前に他サイトで連載、完結し
たお話のスピンオフです。現在、そちらは読めないようになっています。
年齢制限表現は、恐らく最後か、完結後の後日談に入ります。そこまで書くことができるよう、頑張ります。
※女性が出てきます。苦手な方はバックでお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 22:54:35
1056文字
会話率:13%
『ずっと先輩のことが好きだったんです』ーーー会社員の佐渡和幸(さわたり かずゆき)は、職場の後輩とのサシ飲みの帰り道で恋人の浮気現場を目撃した。酔った頭に血が上った勢いで恋人を殴りつけたことと、バーに駆け込んだところまでは覚えているが、そこ
からの記憶がほとんどない。そして翌朝目を覚ますと自分の隣には裸で寝ている後輩の姿が。下半身の違和感と腰の痛みを思うと、後輩と身体の関係をもってしまったのは明らかだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 20:05:12
16551文字
会話率:50%
幼馴染の別人格×ハイスペックなのに単純思考の高校生
天人の末裔と言われ千年以上の歴史を持つ旧家で資産家の高原家。高原一族は全員美形でハイスペック、そんな一族の秘密と主人公高原時也が恋するトールの謎を解きながら恋と自分の過去に奮闘するお話で
す。
俺(高原時也)が大好きなトールは、黒髪に青い瞳の優しくて綺麗な男の子。でも彼には簡単に会えない。だってトールは幼馴染の水沢透の中に居る別の人格だから。別人格のトールはいつか消えてしまうかもしれない。そんな不安を抱えつつもトールの愛らしさに翻弄される俺の心中はいつも大忙し。生意気な透(♂)、恋人未満な幼馴染達(♂)、透の親衛隊美女ズ(♀)、俺が溺愛する病弱な弟と彼に変態的な執着を持つ透の弟、今日も俺の高校生活は賑やかだ。
それでも俺はこんな賑やかな日々がずっと続くと思い込んでいた。体育祭の準備で盛り上がる学校へある男がやって来た日から何かが動き出す。前世っぽい記憶と高原家の伝説、弟の出生の秘密、俺とイケメン同居人達の過去、別人格トールの秘密。それらが明かされる時、物語は思いもよらない結末へ。シリアスとコメディなハッピーエンド予定。
※流血、虐待、死ネタ注意
※サブキャラに女の子がいます
※R18は保険です
※時々修正をしますが大筋は変わりません
※六月に途中迄投稿した「天使の庭で会いましょう」の設定を変更して書き直しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 12:00:00
142640文字
会話率:52%
淫魔の指が己の秘めた場所に直接触れる感触。
清純が汚されるという予感に泣きそうになりながら、しかしアンは意識して冷静を保った。
いまさら逆転の機が訪れることも、仲間が助けに来ることも期待できない。
ならば、せめて散り際だけでも天使らしくして
みせよう。
この醜く堕落した存在に、最期まで気高くある精神というものを教えてやろう。
心中、アンは決意を抱く。
だが――
「いっ!? ひいいいいいいっ!?」
淫魔の舌がピチャリと“そこ”に触れると、情けなく悲鳴を上げた。
ほのかな桜色に染まった秘唇の中で、ひっそりと色を濃くして主張する陰核。
天使の身体には排泄も代謝もない。
だから洗うにしても外でついた砂埃を落とす程度だし、それにしたって結界によって行われる。
つまるところ、アンには洗体の経験がほとんどなかった。
人間になってからも石けん水に浸りながら表面を撫でる程度で、身体の奥底に位置する陰核など忘れ去っている。
そんな、包皮から出されて空気に触れるだけでもひりつくような敏感に、淫魔の舌が絡みつくのだからたまらない。
暴力的なほどの快楽。
小さな突起の上で舌がくねるたびに、アンの身体が陸に打ち上げられた魚のようにバタつく。(本文より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 13:28:20
16677文字
会話率:31%
目を開けたら11年前!?最悪の心中エンドを回避せよ!
魔物が見える特異体質のために、実の親に『悪魔の子』として10年間軟禁され続けたルークス。支え続けてくれる従者のルアに依存し、2人の世界に堕ちてしまった。そして最期まで2人は共に...崖
から飛び降りた。
......はずが、目を開ければ11年前!!
最悪の心中エンドを回避せよ!
忠誠心あつい(?)従者から『適切な距離』をとろうと頑張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 13:00:39
59075文字
会話率:47%
受けの気が引きたくて女に手を出し続ける攻めを、セフレ関係から踏み出せなかった受けが殺害して大切にする話。非常に人を選ぶネタです。死にネタ、肉体関係のある両片想い、両ヤンデレ、死体の描写、グロテスクな描写、カニバリズムを示唆する描写、死姦、メ
リバ、心中匂わせの要素があります。耐性がない方は閲覧をご遠慮ください。
ここまで書いておいてなんですが、過激な要素をメインに期待されるとだいぶ肩透かしかもしれません。どっちかと言うと本人たち的にはめでたしめでたしって感じの話です。長々とすみませんが、上記の要素に関しての読後の苦情はご勘弁ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 19:56:42
5296文字
会話率:15%
「……あぁ。 私を気持ちよくしようなんて思わないでください。 男の人を気持ちよくするの好きなんで」
人肌恋しい冬の季節。心中オフ会の待ち合わせをする彼の前には現れたのは結婚指輪を付けた暗い美人のヤミヤミさんだった。重苦しい空気の中、二人は
どうせ死ぬなら全財産を使い切って死のうと決める。「どうせ死ぬから」まるで魔法の言葉のように、それまで灰色だった世界が嘘みたいに明るくなる。幸せな時間を過ごす二人。
だがそんな時間も終わりを迎え、本来の目的を果たそうとするのだが───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 22:16:13
13528文字
会話率:29%
△学五年生の遠藤俊輔は、担任になった女教師の塩見留美に恋をする。しかし留美先生は隣のクラスの男性教師である加藤剛先生と禁断の関係にあった。俊輔は「ある事」をきっかけに二人の関係を知ってしまう。後に関係を知られてしまったと気付いた留美は俊輔
に問い質すが、そこで留美は俊輔の好意的な気持ちを知ることとなった。やがて俊輔と留美はお互いを想い合う関係へと発展するが、クラス一の美少女である朝霧玲於奈が俊輔に好意を持ち始める。一方で留美は剛との関係を続け、あげくの果てに妊娠をする。しかしこの妊娠は託卵という二人が企てた計画的なものでもあった。そんな中、ある生徒の家が全焼し、家族全員が死んだ。原因は一家心中だと分かったが、その理由は不明のままであった…
※適時に加筆修正しております。時代背景は2000年~2010年までの設定です。スカトロジー描写及び変態描写、過激描写、更には差別的表現を含みますので、苦手な方やコンプライアンス等に過敏な方は閲覧をご遠慮ください。
※縦書きを想定しているため数字は漢数字です。
※視点が切り替わる箇所は◇マークを挟んでいます。
大林龍二郎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 17:08:42
254207文字
会話率:56%