20代真っ盛り、不意に職を失い、就活に苦戦する校倉 圭はやりきれない思い(性欲)からマッチングアプリに熱を入れていた。
然し、これがまったく上手くいかない。
あらゆる業に晒され、失敗続きの中だった。
数週間とチャットを交わし、仲良
くなった──と思っている女性──"Mさん"から待ちに待った逢瀬のお誘いがあった。
やっと見つけた一筋の光は…
『ホ別2で会いませんか』
お金目当ての業者だった…?
それでも圭は諦めきれず、下半身に従い諭吉を二枚握りしめた。
まさかこの浅慮が、あんな事になってしまうなんて──
※本作品には以下の成分を含みます。キーワードをご参照下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 19:11:07
53661文字
会話率:32%
20代真っ盛り、不意に職を失い、就活に苦戦する校倉 圭はやりきれない思い(性欲)からマッチングアプリに熱を入れていた。
然し、これがまったく上手くいかない。
あらゆる業に晒され、失敗続きの中だった。
数週間とチャットを交わし、仲良
くなった──と思っている女性──"Mさん"から待ちに待った逢瀬のお誘いがあった。
やっと見つけた一筋の光は…
『ホ別2で会いませんか』
お金目当ての業者だった。
それでも圭は諦めきれず、下半身に従い諭吉を二枚握りしめた。
まさかこの浅慮が、あんな事になってしまうなんて──
※連載版の試し読みサイズだと思ってくれると幸いです。また、本作品には以下の成分を含みます。キーワードをご参照下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 22:22:01
22509文字
会話率:36%
世界最大の国力を誇るイグアスタ王国。そこにある魔法省の研究部で働く、王国の誇る天才錬金術師ハオ。若くして多くのものを生み出した彼は、今日も今日とて実験を繰り返し爆発音を響かせていた。
「…やっと見つけたぞ、ハオ」
「なっ、なんでお前がここ
に!?」
そんな彼の元にやって来たボロボロな一人の男。その男の登場により、ハオの日常は劇的な変化を始める。
天才爆弾魔錬金術師と、最強S級冒険者の共闘ライフ!身内や知り合い、果ては国をも巻き込んでの恋愛騒動は、果たして終焉を迎えることは出来るのか!?
そして訪れる世界の危機に───
「主人公は弟ってことで、ガンバ☆」
「(スペキャ顔)」
「嘘だろお前」
─お兄ちゃんは主人公も仕事も放棄します☆
─────────
月一を目指したのんびり更新です。R指定の入る場面は結構後半になる予定。
アルファポリスにも同じものを掲載。あっちは表紙つき。たまに挿絵とかも付けるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 18:00:00
90411文字
会話率:42%
流されヒロイン溺愛ヒーロー。リアレルア・ウィルキ(21)金髪に薄い茶目はおじいさんと一緒に暮らしている薬師、やっと一人前と認められ店に立つ事が出来た矢先に番だと言うミルトン・モーズレイ(30)シルバーゴールドの短髪にエメラルドグリーンの瞳を
した獣人は“悲劇の王子様”と呼ばれる番探しの旅に何度も国を出ていた騎士団長でもあり王弟でもあるガタイのいい男が店に飛び込んできた。番にも興味がなく結婚願望もないリアレルアは拒絶をしたが物理的に離してくれず解決策として一緒に寝るだけなら構わないと妥協案を出した。面倒事が嫌いで眠るのが好きなリアレルアとやっと見つけた番に拒絶されながらも愛を囁くミルトンのエロエロラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 02:03:58
110527文字
会話率:56%
◇◇パルシィ様よりコミカライズ決定しました。
8/24より連載開始です◇◇
「フェイルリーナ、すまない。僕はユーフェルミナに恋をしてしまったんだ」
婚約者ルークから告げられた一言。フェイルリーナは妹ユーフェルミナに婚約者を奪われた。
しかもユーフェルミナはルークの子を宿しているという。
さらにルークはフェイルリーナにこう言った。
「君には女としての魅力を感じないんだ!」
ショックを受けたフェイルリーナは処女を捨てることを決意。
そのまま勢いでとある夜会にて、相手を見繕って一夜を過した。顔も分からない相手。一夜限りの関係だと思っていた。
しかし。
「やっと見つけた。……今度は逃がさないよ?」
一夜の関係のつもりだった相手が目の前に現れる。
それはなんと王国最強と謳われる魔術師団長、ジェインスだった。
話の都度タグを付け足します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 21:10:54
85354文字
会話率:29%
「やっと見つけたぞ、クライヴ」
平民でありながらその実力を認められ、騎士団の隊長まで上り詰めたクライヴ。しかし彼はその後母親が犯した罪のため騎士団を追われることとなり、国を離れて冒険者として日々を送っていた。そんなクライヴの元に、かつての同
僚であり想い人でもあったクローヴィスが訪ねてきてーー。ヤンデレ一歩手前の二人が、互いの思いをぶつけ合って幸せになる話。
pixivにずっと置きっぱなしになってた話を修正してムーンに移動しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 21:30:29
7829文字
会話率:42%
「ーーやっと見つけた、俺の運命の人」
彼はそう言って、怖いくらいの微笑みを私に向けてきた
閉じ込められたこの場所で与えられるのは…苦しいくらいの、痛いくらいの、彼の愛情だ
「ーー離して、もう終わりにして…!」
泣いても、叫んでも、彼は離して
くれない
「ーー絶対に逃さへんよ、俺の花嫁」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 16:57:43
26792文字
会話率:43%
引き締まったはずの筋肉は弛み、代わりに雌を色濃くにじませる。ハッキリと遠くまで届く声は消えて、ゆったりと粘りのある、甘く耳を孕ませるような声を吐く。自らを自らで縛り上げながら、とても気持ちよさそうに瞳を揺らす。
『みゆの調教ちゃんねる』ひ
きこもりニート自縛系配信者、みゆ。
居なくなってしまった憧れの先輩を探して、やっと見つけたその場所は、エッチな生配信サイトの中だった。
―――
引きこもりニート自縛変態配信者になった先輩と同居する後輩ちゃんのお話。
過去の憧れと現在の壊れた姿とのギャップに脳を悩ませながらも次第に受け入れていく、そんなお話です。
自縛・遠隔連続絶頂・ヒトイヌ・野外露出等々の特殊プレイ重視の作品です。
投稿は各話20時投稿にしています(8/2完結)。
本作、pixivにも投稿していますが、後半の内容に一部追加のプレイを入れています。(8/1投稿分、他箇所微変更)
作品の印象がガラリと変わるお話になりますので、既読の方も最後2話読んで頂ければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 20:00:00
56700文字
会話率:14%
「やっと見つけたましたよ。私の姫」
暗闇でよく見えない中、ふに、と柔らかい何かが太陽の口を塞いだ。
この至近距離。
え?俺、今こいつにキスされてるの?
「うわぁぁぁ!何すんだ、この野郎!」
太陽(男)はドンと思いきり相手
(男)を突き飛ばした。
「うわぁぁぁー!落ちるー!」
「姫!私の手を掴んで!」
「誰が掴むかよ!この変態!」
このままだと死んじゃう!誰か助けて!
***
男とはぐれて辿り着いた場所は瘴気が蔓延し滅びに向かっている異世界だった。しかも女神の怒りを買って女性が激減した世界。
俺、男なのに…。姫なんて…。
人違いが過ぎるよ!
元の世界に帰る為、謎の男を探す太陽。その中で少年は自分の運命に巡り合うー。
《全七章構成》最終話まで執筆済。投稿ペースはまったりです。
※注意※固定CPですが、それ以外のキャラとの絡みも出て来ます。
※第四章からアルファポリス様で先行公開に切り替わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 06:00:00
286650文字
会話率:40%
2年前に失踪した恋人。探し続けてやっと見つけたと思ったら、その人は恋人の双子のお兄さんだった。無表情のまま終始親切にもてなしてくれたその人は、けれど帰り際に豹変してしまう。
という、可哀想な子が可哀想な目に遭うお話です。全員愛が重たいです。
自死をほのめかす表現があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 21:06:59
17249文字
会話率:47%
「私、イヌじゃなくてたぬきです!」
子供の頃に助けてもらった男の子へ恩返しがしたくて山奥から人間の街へ降りて来たたぬきの獣人であるユノ。獣人であることを隠し、薬屋でポーション作りの手伝いをしながら働いていたのだが、そのユノに飄々としながらプ
ロポーズしてくる軍人がいる。この軍人こそが、子供時代の恩人であるカイン大佐なのだ。ユノはどうにかしてカインに恩返ししようとするも上手くいかない日々を送っていた。
そんなある日、初めて迎えた発情期で身体の自由が利かなくなったユノ。たぬき化したまま人間に戻れなくなったところをカインに保護されたのだが、実はカインはモフモフ好きな愛犬家だった。膝の上に乗せられ手ずからご飯を食べさせられたり、一緒にお風呂に入れられ身体を洗われたりと愛でられ続け。しかも、入浴中に発情したまま人間化すると、巧みな指技で快感を高められ強引に番になるように迫られて……。
「言って。僕と番になるって。……そうしたら、いっぱい可愛がってあげるから」
敏感になった身体で疼きと気持ちよさが止まらなくなったユノは……。
「やっと見つけたんだ、絶対に逃がさないよ。あの日の約束を果たすためにも、ね」
ワケアリ軍人とウブで一生懸命なたぬき獣人とのラブコメファンタジー。
*注意事項*
ムーンドロップス様の第8回コンテスト用に書いた作品です。「脱・ハイテンションな下ネタギャグ!目指せ、クスッと笑えるモフモフ愛されラブコメTL!」を合言葉に頑張ったのですが、うまくできた自信がありません。(特に過去の私の作風をご存じで)嫌な予感がする方は自衛されてくださいませ。
*完結まで予約投稿済みです。一日二回、朝と夜に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 07:10:00
118628文字
会話率:38%
街の酒場で働くカイは、客の男に突然手を掴まれ抱きしめられる。
「海、やっと見つけた」
カイの名前を知る彼――セオは、どうやらカイの前世での恋人らしい。
覚えのないカイは人違いだとセオを突き放すけれど、セオは譲らず毎日のようにカイの前に現れて
……。
「もう離さない、離れないって決めた」
執愛が繋ぐ、異世界での再会愛。
寡黙なエリートサラリーマン×夜の街で働くボーイ
※R18設定ですが、掲載分にはRシーンが入らないかもしれません
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 18:00:00
28953文字
会話率:31%
<本編完結しました。番外編を時々更新中!読んでいただきありがとうございます!>
<あらすじ>
高校を卒業して入った会社はブラックだった。
それでも必死に5年働いてきて、ようやくビッグプロジェクトの責任者を任された俺・藤乃 航(23歳)
打ち合わせだと言われてホテルに向かうと、薬を盛られて襲われそうに……。
必死に逃げ出したけれど、それでクビを言い渡されてしまって失意のどん底に落ちた俺。
なんとか心機一転新しい会社を探し、やっと見つけた会社はなんと南の島で……。
察しの良い方ならタイトルでピンと来るかもしれませんが、今はまだ内緒に。ふふっ。
物語自体は独立してるのでこれだけでも十分楽しんでいただけます♪
R18には※付けます。
手直ししながらの投稿になるので不定期更新になりますが、完結までどうぞお付き合いください。
こちらの作品はアルファポリスさま、pixivさまでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 18:00:00
158070文字
会話率:37%
マニュエルが名を呼ばれた気がして顔を上げると、壁だったところに大きな穴が開いていた。
「やっと見つけた。探してたの」
囚われてしまった平凡な義兄であり恋人のマニュエルを非凡なクレアが見つけだし、イチャイチャしているだけのお話です(身も蓋も
ないあらすじ……)
月見酒の集い様主催による『囚われの◯◯』(#囚われ企画)企画参加作品です。ステキな企画をありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 01:52:04
9377文字
会話率:50%
前世。番をさがし続けた"俺"が見つけたのは、愛する家族に見守られ、今際の際の番。
共に生きようと、半ば強引に行った「魂分け」さえ拒否されて、"俺"は取り残された。
ショックで魔力暴走した"俺
"は、愛しい「運命の番」の魔力の残り香に気づく。あの人の愛する「曾孫」を魔力暴走から護るため、俺は、自身の心臓を凍らせた。
そして、死んだ筈の"俺"の前に現れた「神」の提案で、俺は、「神」の娘の創った世界を護る手伝いをしながら、生まれ変わった愛しい「運命の番」を探す。
そして、数千年。やっと見つけた「あの人」は、麗しい銀色の魔力を纏う麗しの狐の獣人として生まれていたーーーー。
愛しい人!どうか今世こそ、我が伴侶に!!
探し求めた「運命」に、「生まれる前から」側に居られるーーーー幸せな赤子時代。
しかし、裏を返せば自分が生まれた時には、相手は既に大人なのである。
早婚の多い獣人社会。3周り以上の年の差は、既に「孫とじぃじ?!」そんな馬鹿な!!俺達は「運命」だ!!あなたもわかっているだろう?!
一途な竜人のおもいは、愛しい伴侶に届くのか?!はじめはほのぼの、後にえちえち?かもしれない……一途な竜人×自称"保護者(本人的には"じぃじ")"な麗しの銀色狐獣人の、年の差BL。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 16:10:55
41149文字
会話率:35%
いじめがきっかけで事故に遭い、この世界で伯爵令嬢に転生したのに、なぜ目の前に前世で私をいじめた張本人がいるの?
しかも第一声が「やっと見つけた」って何!?
私は転生して姿形も違うのに、彼はあの時のまま。いやちょっと大人になった?
──は
っ?異世界転移?召喚されて今は勇者!?いやだ!やめて!関わりたくない!!
イケメンだけど変態なヒーロー(ヤンデレ風味)に世界を超えて執着されるお話。ヒロインはBLの世界の話だと思い込んでいるのでBL的な表現がちょこちょこ出てきます。
ヒロインは貴族令嬢だけど、かなりくだけた、決して上品ではない話し口調でお話が進みます。ゆるめの文章、メタ発言が苦手な方はご注意ください。
Rシーンはサブタイトルに☆があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 20:04:34
103886文字
会話率:38%
仕事関係の男と踊っていただけなのに罵倒され「泥棒猫って何なのよ!!」と非常にむしゃくしゃしていた潜入捜査官の女の子が、行きつけのバーで出会った危険過ぎる男と藪から棒に一夜を共にした話。(長編化予定)
※★付きはR描写あり。
※タイトルは詩
人テオフィル・ゴーティエの言葉「猫は貴方の友達にはなるが、決して貴方の奴隷にはならない」をもじっています。
※旧タイトルは「とあるパーティに潜入捜査中に同僚と踊っていただけだったのに、泥棒猫扱いされたとばっちりでしかない私がワンナイトした結果。」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 22:00:00
13097文字
会話率:36%
中小企業で今日も元気に休日出勤していた広瀬茜は、どこからかまぎれこんだネコを、上司命令にて追い出そうとしていた。
外へと続く非常口を開けたはいいが、そこに広がっていたのは外ではなく空。
誰かに突き落とされ、彼女は真っ逆さまに落ちながら
誰かの声を聞く。
「ああ……やっと見つけた。
ボクはキミを──ずっとずっと探していたんだ」
落ちた先はひたすらに美しい海と閉ざされた島だった。
ところどころ理解できない言葉。
どこか懐かしい匂い。
個性的な神さまと精霊。
文明のぶの字もないような大自然の中で、茜は自分とこの島が何らかの関わりがあることを知る。
現地の神々らに愛されながらも、なんとかそれに抗い自分だけを愛してくれる誰かを求める──そんなお話。
それぞれの思惑が複雑に交錯し、絡み合う、ポリネシア神話を題材にした、ちょっとエッチな南洋海洋恋愛ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 00:00:00
276336文字
会話率:35%
焼き鳥屋を営む祖父と二人暮らしの高校生凩千慧は、オメガだが発情期が来ないので性種を言わずに学校でも過ごしていたが焼き鳥の配達帰りに「やっと見つけたぞ。天祐の神子」と謎の男達に連れて行かれそうになった所を赤髪の男に助けれるが来なかった筈の発情
期が来たが男の機転で難を逃れるが男の一言によりキレてそのまま家に帰るとその男朔院寺永玖と名乗り家の近くに引っ越して来たので挨拶に来たいた。そして朔院寺からもう一つの世界裏鬼界について聞かされ千慧は裏鬼界に欠かさない存在天祐の神子だと告げれてー
裏鬼界有力貴族の男(鬼族アルファ)×今まで発情期が来なかった高校生(オメガ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 15:21:42
900文字
会話率:90%
焼き鳥屋を営む祖父と二人暮らしをする高校生凩千慧は、焼き鳥の配達帰りに「やっと見つけたぞ天祐の神子よ」と謎の男達に連れて行かれそうになった時に赤髪の男に助けるがその男と出会った瞬間今まで来なかった筈の発情期に襲われるが男の機転で収まるが男の
心ない一言で切れてしまい男を無視して家に帰るとそこには赤髪の男ー朔院寺永玖と名乗り近くに引っ越しの挨拶に来たと言われて朔院寺と関わりたくないが皇院寺からもう一つ存在する世界ー裏鬼世界について聞かされた挙句千慧は裏鬼世界に欠かせない天祐の神子と呼ばれる存在だと告げれてー
裏鬼界の中でも有力貴族の男(鬼族アルファ)×今まで発情期が来なかった高校生(オメガ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 11:11:57
900文字
会話率:90%
『…お願いだから…もう1人にしないで…』
変な夢を見続けていたのかもしれない。
なんでこんな夢を見るのだろう、僕には分からなかったんだ…。
料理部の看板息子 紡
軽音部のプリンス 凌空
この2人の出会いは突然、いや必然だった
のか…お互い一目見て惹かれ合うけれど、男性を愛してしまった事に不安や葛藤が2人の気持ちを襲う。
それでも2人の想いは止まらない…
そして2人は、辛い過去を抱えながらお互いここまで人生を歩んできた。
『…先輩…僕…ほんとに慣れてなくて…』
俺はこいつの事をしっかり守ってやれるのかな…?傷付けたくない、これ以上…悲しい思いはさせてくないんだ…
そんな2人が今、巡り会い育む、BLだけどどこか切なくそして甘酸っぱい恋の物語…
『先輩…僕たちってカセットテープみたいだよね…』
なぜ、巡り会ったのか…
なぜ、その出会いは必然だったのか…
伝えたい思いは溢れていくのに
お互い上手く言葉にならない…
それでも…
『…僕…やっと見つけたんだ…ずっと…そばにいたい人を…』
男性が男性を愛して、それがどんな形であったとしても…
僕たちは幸せになってはいけないですか…?
●カクヨム、アルファポリス、エブリスタにも連載中です!
★はR指定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 20:00:00
146602文字
会話率:45%
私の貴方、私たちだけの貴方。 あの日、一目見た時から私は貴方の犬になった。 高潔な貴方、清廉な指先で触れられれば自分も清くなった気がした。足元に侍ればそこは澄みきった川の水底のようだった。 私の光、この泥濘のような世界で、貴方だけが信じられ
た。きっと、貴方を見つける、そのためだけに私はここにいたのだろう。 私のかみさま、きれいなあなた。私を見つけてくれた。あなただけは、私が守ってみせる。
オニーサマってば、何してんのかな〜???って思ったけどさ、この時ばかりは諸手を挙げたよ。昔っから腹の底の見えねぇヤツで心底気味が悪かったが、あのとろとろの顔には目を三度ばかり疑ったが、こればっかりはしょうがない。だってこーんなきれいなひと、見たことがない。 立場柄、華美なものには目が肥えていると思っていたけれど、きっと、このひとは掃き溜めでだって楚々として佇むのだろう。 初めてだ。初めて、ひとを美しい、と思った。きらきらして見えた。 だから、これからがすごく楽しみになったんだ。なによりきれいなひと、白のあなた。あんたは、どうしたらその微笑みを崩すんだろうって、最近そればっかり考えている。ああ、楽しいなあ。
私は、生き物が苦手なんだ。嫌いなわけではない。むしろ、とても好ましく思う。でも、いつも間違える。あの植物は水をやりすぎて根が腐ったから枯れてしまったし、叔父の犬は私が嫌いだ。何でも、「構いすぎたな」、だと。人間だってそうだ。望むから、喜んでくれるから、心の限り応えたのに。 いつだって私の手には何もない。 だから、「やっと見つけた」、そう思った。私の愛は正しいのだと、私を証明する存在とやっと出会えたのだと、そう思った。 線の細い輪郭が、何より儚く見えた。芸術的な四肢と月のような双眸が何より愛しかった。青空を透かした花びらより透いた存在が私の愛を応える様が何より愛らしい。 きっと、私の愛に適うのは貴方だけだ。ああ、貴方だけだ、間違いない。愛している、愛しい貴方。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 17:58:48
988文字
会話率:12%