セリーヌは契約書にサインをした。契約書の表題は『妾雇用契約書』。
切羽詰まった現状を何とかすべく上司の辺境伯様に助けを求めたら、殿下の『妾』にされました。
ご安心下さい。私、弁えております。だって私はビジネス妾、紙切れ一枚で繋がった仮初
めの関係ですから。
殿下が抱き寄せて下さるのも、名前を呼べと仰るのも、贈り物を下さるのも、私が『妾役』だからですよね?私ごときに殿下がお優しい理由はちゃんと分かっておりますよ。
…どうしてそんな顔なさるのでしょう?
大丈夫ですよ、勘違いなど致しませんから。
『お仕事』、頑張ります。
*R15、R18の含まれるお話は、部数の横に☆がついてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 07:24:13
33431文字
会話率:32%
小国クレイニースの王、ファゼスト。幼いころから房事に明け暮れているにもかかわらず、30歳を越えようとする今の今まで子がいない。その後宮には、80人もの麗しき女たちがしのぎを削るというのに。
後宮の動静は常に皆の関心事である。最初に子を産
むのは誰か。男児か女児か。正妃の座の行方は。そんな噂話を意に介さないのは、ファゼスト王ただ一人。涼しい顔をしながら後宮を闊歩する彼は、とにかく後宮の女たちには人気があった。王宮の外には出られない女たちが、ただ一人身を捧げることができる男性がファゼストだけということもあるだろうが、彼の誇る男性の象徴を一度でも味わった者、はたまた一目でも見た者は、その虜にならざるを得なかった。もちろん大きいだけではない。かたい。そしてうまい。妾の一人は言う。「おいしくて、そして上手でいらっしゃる」と。卑猥な話に聞こえるが、それは世継ぎのいない王を心配する重臣たちには朗報だった。床上手の王にはいつかは子ができる。そのことは、お世継ぎ誕生を信じることのできる材料の一つだったからだ。しかし、不安の材料もないわけではない。重臣の一人はため息とともにこう呟く。「歓喜の館、そしてリアンナ・コゼー、あの者」と。
これは、とある王統の存続に蔦のごとく絡んだ欲望と愛情の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 22:33:56
10524文字
会話率:60%
第1部 氷帝に愛でられた偽りの妾姫
アンジェリカは祖国クリオス国の王である主リオンにかけられた皇帝への謀反の疑いを晴らすため、皇帝領へ直訴に赴いた。
謀反を訴えたのはリオンの叔父である大公。これを阻まねば、大公に国を乗っ取られるからだ。
カルロシア帝国を統べる現皇帝カルストは、暴君と呼ばれた両親を自ら手にかけて即位したため『氷帝』と呼ばれている。そんな恐ろしい皇帝カルストを前にして、死をも厭わずの覚悟であったが、アンジェリカには『主を誘惑している毒婦』という噂があるため、なにを言っても信じてもらえない。
さらには妾姫となって閨を悦ばせられるのならリオンの身辺を調べさせると言われ、甘んじてそれを受け入れる。
ベッドの中で必死に訴えるアンジェリカに、カルストは――
第2部 荊の聖姫は策士を恋に溺れさせる
※改稿作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-16 00:00:00
70184文字
会話率:53%
壮菱帝国にて主事の位についている斎珠東利は、このたび皇帝の命にて属州国である祇嗣国に赴任することになった。
祇嗣国は壮菱帝国だけではなく、周辺諸国含めて初めて女王が治める国である。
庚天河という齢十八の娘に、支配者とはどうあるべきかを説
き、国を整えるための指揮を執るのだが、現れた天河の容姿と迫力に気圧され、さらには女としても磨いてほしいと言われて困惑するのだが――
誇り高い女王という立場の天河と、主に仕えることを是とする策士の東利の、ジレジレ恋愛物語。
※『氷帝は偽りの妾妃にひざまずく』スピンオフ作品
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-04 00:00:00
73046文字
会話率:51%
公妾リディナは、贅を凝らし、王の寵愛を受ける。それは誰のために。■王×公妾のNLですが、精神的GL(片思い) ■初女性向けなので至らない点もあるかと思います。ご容赦ください。■性描写あり
最終更新:2020-02-24 13:15:35
4898文字
会話率:38%
レームブルック公爵の妾腹の五男グスタフは公爵領で領民と交流し、気ままに日々を過ごしていた。
生母と生き別れ、父に放任されて育った彼は誰にも期待なんかしない、諦めていると乳兄弟のエルンストに語っていた。
二人の運命は冬至の祭の夜に暴漢に襲われ
たことから急激に変化する。
負傷し意識のないエルンストの枕元でグスタフは叫ぶ「俺はおまえなしでは生きていけないんだ」
都では次の王位をめぐる政争が繰り広げられていた。知らぬ間に巻き込まれていたことを知るグスタフ。
生き延びるため、グスタフはエルンストとともに都へ向かう。
諦めたら、待つのは死。
なお、増補改訂R15版「公爵家の五男坊はあきらめない」をアルファポリスに掲載しています。こちらは即位後のグスタフとエルンストのエピソードが付け加えられています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 22:39:33
59287文字
会話率:45%
「妾としても浮気にはならんぞ」
主人公の信哉は、例年の神事……最愛のロリ神様のおしら様と一夜を過ごすため、父の故郷の小さな神社を訪れます。でも今年、信哉を迎えたのは、ミニの巫女装束をまとった小麦色のちっぱい女神……ギャル神のくろ様でした。
おしら様とその依り代の凛香への貞節を貫こうとする信哉でしたが、ギャル神様は信哉を押し倒してその上にのしかかり……
姫初め2019の「ロリ神様のお年玉」の続編です。
先に前作をご一読することをお勧めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 00:00:00
20085文字
会話率:50%
「お年玉じゃ……妾が全部教えてやる」
主人公の信哉は、年はじめに父親の故郷の小さな神社を訪れます。
そこで彼を待つのは、白銀の髪と赤い瞳の土地神のおしら様。信哉の初恋のロリ神様です。
社務所の囲炉裏端で、二人は互いに憎まれ口をたたきあいな
がら、ひと時を過ごします。
やがておしら様は、信哉のファーストキスを奪い、耳元にささやきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 00:00:00
21952文字
会話率:56%
外見異端児(アルビノ)x次男←長男・三男。
白髪赤瞳の貧乏人だった来は突然妾の子と判明し、街で有名な大地主の家に迎え入れられる。
三兄弟がすでにおり優しい次男に少しつつ惹かれるも、ある事件をきっかけに地下へ長い間閉じ込められてしまう。来の
次男への想いは次第に憎しみと変化していき…。
次男を巡った深い執着と愛。その行く末は。
※攻めが暴力を振るわれたり監禁される場面があります。ただし性的な要素はありません。
※攻め視点で基本話が進みます。暗い展開が多いです。
fujossyにも掲載しています➡ https://fujossy.jp/books/14226
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 18:33:52
20768文字
会話率:26%
公衆肉便所。
ある女は両手両足を切断され、ペニスという剣の鞘にされる。
別の女はフェラチオを円滑にするために、歯を全て土台から抜かれる。
そういった光景を見ても屈しない女は、触手モンスターで脳をいじられて洗脳される。
行為中に出産させること
を好む利用者もいるため、妊娠している状態の肉便所も少なくない。
魔王討伐のための兵士量産という大義名分。
どんな性癖も満たせる国営施設である。
セード・バデシェは、ヘルザラ王国の国境に位置する兵糧補給都市ネインダを守る軍属の一人である。
百人隊の長として、モンスター、魔族、近隣諸国の侵攻と戦い続けている。
善悪に興味を示さず、肉欲を満たす肉魔として知られている男。
妾の子として神殿に隔離されていた男の誇りは磨き上げられた武芸の腕前のみ。
性欲と武勇だけの男の心を、肉便器として設置されたばかりの美しい女エルフは射抜いた。
愛という種火で男はどう変わっていくのか。
絆、愛、受け継がれる遺志のダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 21:00:00
18771文字
会話率:37%
椿(つばき)は大国イーレシュの愛妾の子であり王女だ。東国アカツキの血が混じり、その外見から王妃の子である四兄弟に虐められていた。そんな彼女を常に守ってくれていたのは、北方の国オーケルフェルトの血が混じる、同じく愛妾の子・アクセルだ。椿は義兄
を慕っていたが、ある日彼は四兄弟に刃向かった事が原因で戦地へやられてしまう。それから五年後、アクセルがクーデターを起こした。父である王を殺し、義母や義兄弟を惨殺し、自身が王座に座る。生き残った第三王子クリスに命じられ、椿はアクセルを暗殺しに行く。しかし返り討ちに遭った椿は、血の繋がった義兄により体を開かれてしまう。義兄と義妹。終わる事のない血と肉欲の関係に、椿は懊悩してゆく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-29 22:40:39
117569文字
会話率:33%
妾はヴェーラ、誇り高き吸血姫じゃ。
誤字ではないぞ、吸血鬼の姫のことを吸血姫とかけてるだけじゃからな!。
まあいい、重要なのはそこではないからのう。
実は今非常に困ったことになっているのじゃ。
人間の雌共に捕まって、今からお仕置きと言う名の
恥辱を受けようとしているのじゃ。
まあ、人間の小娘共なんぞ本来なら一捻りなんじゃが、今回はちと訳ありでのそう言うわけにもいかんのじゃ。
あの男に敗北した妾は、小娘共に抗う力を封じられている。
そのせいでこんな鎖一つ壊せない程に弱体化されているのじゃ。
...、そろそろ小娘共が来る頃かのう。
もしよければ妾がお仕置きに負けない姿を見ていて欲しいのじゃ(フラグ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 10:07:14
14971文字
会話率:34%
とあるサイトで二十年近く前に投稿していた小説です。
いろいろと時の推移をかんじます。
中学生の時、家族を事故で亡くした美少女、倉木法子は、祖父の妾の子である松田達夫に引き取られる。しかし、達夫にレイプされ、街角でスカウトをされたのを
期に、達夫の家を出た法子は、売れっ子のアイドルとなる。
達夫らの奸計により、所属事務所を追い出された法子は、梅田の事務所と強制的に゛奴隷アイドル゛としての契約を結ぶことになり、法子は゛教育゛と称された数々の陵辱を受け、やがて全国に痴態を晒すことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 21:36:45
332195文字
会話率:42%
パラレル日本の戦国時代
『籠の中からでも、天下は動かせる!』
ある小国の若き君主、白勢頼隆はこの世ならぬ美貌と才知がために、国と一族-家臣の安泰と引き換えに、隣国の君主、九神直義の『妾』としてその身を差し出した。恋慕う兄と引き裂かれ豪
奢な座敷牢に囚われ、屈辱に耐える日々。
だが、直義を初めとする周囲の人々との関わりの中で、次第に頑な心を開き、頼隆は『天下統一』を目指す直義の片腕としての、自らの道を見いだす。
BL国獲り物語、開幕です
☆基本、捏造歴史物語です。
★前半BLシーン多め、後半殆どありません。
★戦国時代なので、戦闘シーンその他あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-10 14:25:53
121053文字
会話率:34%
彼女の側には影のように仕えている「彼」がいる。
彼女が結婚しても、別居した後も、彼は時が止まっているように若いまま彼女に仕えている。
仕えて尽くし、彼女を捕らえて離さない。
明治初期を舞台にした、人外従者×お嬢様。
※完結しました。タグ注意
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-01 17:48:05
5148文字
会話率:17%
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。
大好きだった兄。けれど男性としての彼を理解するには、セシルは幼すぎた。セシルは混乱し、心を閉ざすようになる。
それから十年。愛妾が次々と入れ替わる中
、セシルは後宮の最奥でセルヴィウスの寵を受け続けていた。未だに最後の一線だけは、越えることなく。
セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
※いかに近親相姦でないようにするかという努力を放棄しています。
※当初掲載版を再掲しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 16:20:55
54550文字
会話率:32%
清良には美しい姉、晶がいる。そしてその側には影のように仕えている「彼」がいる。
姉が結婚しても、離婚した後も、彼は時が止まっているように若いまま姉に仕えている。
仕えて尽くし、姉を捕らえて離さない。
明治初期を舞台にした、人外従者×お嬢様の
物語。
✳タグ注意折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 16:55:35
6634文字
会話率:33%
晴之宮光は年が明ければ成人の祝いを済ませ、晴之宮家の当主となることが決まっていた。そんなある日、唯一の家族である祖父から自分と年の変わらない青年を小姓として雇ったと告げられる。
光は没落貴族の息子だという働かない青年をもて余していた。いず
れ辞めさせるつもりで放置していたが、彼は光の成人祝いの日、訪れていた大貴族の当主、月白皓とトラブルを起こす。
光は以前、月白皓の妾として囲われていた。終わったはずだった関係がもう一度動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 16:29:03
34917文字
会話率:47%
恋と花との修正版です
光は15歳になったばかりの春に、大貴族の若き当主に妾として金で買われた。
月明かりのように美しく、けれど冷淡な青年は、録に言葉も交わさないまま、光を抱いた。
人買であり、家族や生まれ育った村の恩人でもある青年の事
を、憎むべきなのか、或いは感謝すべきなのか。
光は戸惑うばかりの日々を過ごすが、少しずつ青年の心に触れるうちに、頑なに閉じていた自身の心も綻び始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-30 20:37:45
13180文字
会話率:34%
栄居遥は貴族の嫡子として産まれた。父の後を継ぎ、領主になる為だけに生きてきた。
けれど18歳を目前にして、男の妾になることを余儀無くされた。
生きる目的を無くした。
最終更新:2017-10-29 13:00:00
26441文字
会話率:56%
通常ページで連載中の「女大公カイエン」
http://ncode.syosetu.com/n3326cu/
の裏的部分を補完したものと番外編をこちらに載せていきます。
本編をお読みでないとわからないところが多々ございますので、出来れ
ば本編を……と申し上げたいのですが、本編は長〜いので、その辺り適当にお願い致します。「なろう」の方の、登場人物紹介を見ていただくと、本編なしでもなんとなくご理解頂けるかも、です。
裏でR18ですので、番外編といえども、内容にはお気をつけくださいませ。
通常ページのストーリーと矛盾するものではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 00:25:36
108694文字
会話率:21%
恵一は、老いた父を亡くして代々の家を継がなければならなくなった。少年の将来の妻と妾に決められていたのは、いとこの姉妹たちだった。
姉妹もその定めに逆らわず、それぞれの無垢な身体を恵一に差し出そうとする。そればかりか、彼のまだ若い母でさえ
……
新たな主人である息子に、牝としての服従を誓おうとするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 02:32:24
107509文字
会話率:56%
類稀なる美貌をもち学園一の才女である
フォンティーヌ侯爵家令嬢のレイスリーネは
令嬢達の間で流行っている恋愛小説
「許されざる恋」を読み呟いた
「悪役令嬢…アマンダ…ね」
ポンコツ王子とその愛妾を更生させて
良き王となれる様奮闘していた
レイスリーネだが
思いもよらぬ人物に裏切られ異国の地に
奴隷として売られて行くが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-04 10:08:44
31294文字
会話率:44%
母が死に身寄りの無くなった緋月(ひづき)は、世話役の夕凪(ゆうなぎ)と共に東京から実父が頭首を務める村の屋敷に妾の子として引き取られるが、第一日目にして父から突然名前を変えられ、村の重役からは妾の子として冷たい仕打ちを受け、更には屋敷の長男
であり次期頭首の夜霧(よぎり)により理不尽な性的制裁を受けることとなる。
当作品はエブリスタ、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-29 21:06:20
103246文字
会話率:60%
姫路で施療院を営む越前屋仁平。領主であった松平家が豊後の日田へ転封となった際に、新たに押しかけ妾を受け入れてしまった。妾の名は富永(とみなが)絢女(あやめ)。松平家上(かみ)女中(じょちゅう)である。足軽の娘だった絢女が子安方(こやすかた
)の一員となるについて越前屋の者たちと生活を共にしたこともあり、当たり前のように暮らしが始まった。
ある日、新領主の物産方与力が仁平の屋敷を訪れた。用向きというのは、本多藩でも子安方を創設したいので協力せよというものだった。しかし、それでは松平家の寡占がだいなしになる。また与力や供侍の横柄な態度にも仁平は反発した。すると仁平方に賊が押し入り、稽古のための道具を盗んでいった。また、実際のやり方を探るべくニセの夫婦者が現れる。仁平は嘘の情報を流して与力の計画を妨害したが、窮余の一策で与力は代役を仕立てた。
前回までの登場人物に加え、後に呼び寄せた絢女の両親と小者の留十(とめじゅう)を交え、姫路の町で人知れぬ戦いが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 20:00:00
154630文字
会話率:31%
『桜舞い散る恋のうた
舞うは神の嫁
されど現に名残を惜しむ』
弟の学費のため神殿に仕える巫女 アイシャ
神聖なる神殿ーーーとは名ばかりの貴族向けの妾斡旋所だった
一人の貴族に3ケ月にわたり侍り、子ができなければ背に桜の入れ墨を刺
されるのだ。
だがとある事情からアイシャはついにーーー身ごもることなく十の桜を背に刻まれた。
ヨウナシハケスーー神のもとへ嫁ぐ『神嫁』として舞って散れ!
神殿の密かな掟で神のもとへおくられるはずが・・・・
金に目のくらんだ神殿はアイシャを市井の娼館へ売り飛ばすのであった。
そこで舞を所望した男とはーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-15 16:00:00
13035文字
会話率:8%