僕の名前はメル、18歳。貴族の寵童をしていたけれど、ある日突然クビになった。理由は声変わり。理不尽だけど仕方がない、こうなることはわかっていた。とはいえ仕事がなくなると生活が出来ない、僕は仕事を探すべく王都に向かった。王都は大きくて圧倒され
た。僕はそこで仕事を探し始める。しかし、そう簡単に事は進まなかった。ずっと、寵童をしていた僕は字も読めず、使用人としての技術も無い上に普通の男並の筋力も無く、出来る仕事がほとんど無かったのだ。持っていたお金が底をつき、もう体を売るしかないと覚悟した頃、ギルドである仕事を紹介された。雇い主は変わり者の魔法使い。しかも、すぐ人が辞めてしまういわく付きの仕事だった。それでも後がない僕はその仕事を受けることにした。魔法使いの家は街のはずれにある大きなお屋敷だった。魔法使いは髭もじゃで大柄、ぶっきらぼうな態度で怖そうな人。頼まれた仕事は動物の世話というよくわからない仕事だった。少し不安になったがそうも言ってられない、僕はなんとか役に立つ人間だと証明すべく仕事を始めた。果たして僕は新しい仕事と安定した生活を得られるのか?
「再就職シリーズ1」シリーズ化しました。スピンオフあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 23:00:00
183081文字
会話率:39%
生まれも育ちも庶民だったのに母の実家は豪商でした。レアンジュは溺愛してくれる祖父母のために、今日も必死で着飾っておよばれ三昧。うん、わかってる。ここは社交界。紳士淑女の集まりで食事がメインで無い事くらい! 食べることが大好きっていうか生きる
喜び。そんな残念な美少女レアンジュを見初めたのは、彼女の本質にいち早く気が付いていた若き子爵様で……?本編完結・オマケの後日談投稿しますので、連載中に戻します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-25 21:18:22
225760文字
会話率:21%
それぞれの、ひと時の夜露と成るよな恋物語。――が、目標。
一夜目・宴の担当者の私。何やら偉い御方のお怒りを買った。職務に励む私が何をした?報われなさに涙がこぼれる。二夜目・好きな人にフラれました。家路につくと婚約が決まっていました。社交界き
っての貴公子さまと。泣きたいです。無自覚愛されヒロインと、身勝手俺様系ヒーローの溺愛模様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-24 20:49:07
33784文字
会話率:22%
タイトルのまんまです。
気がついたら乙女ゲーの世界に転生していた。しかも序盤で死ぬキャラだ。当たり前に死にたくない俺は、何とかその死亡フラグを回避しようと奮闘する。
※ゲームの舞台より前の話。
最終更新:2018-11-23 00:00:00
14162文字
会話率:31%
世界で最も強大な力を誇る「月の帝国」。
そこに暮らす貴族の少女と奴隷の少年は、奴隷たちを家具にする事で暮らしを立てていた。
奴隷たちは少女を憎み、少年を憐み、最後は二人を恨んで死んでいく。
多くの命を奪い、弄んでいく暮らしの中、少年は自身に
問う。
自分は何か、大切な物が足りてないのではないかと…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-22 00:15:56
16077文字
会話率:44%
冷酷な王に献上されたのは、歌うことしか能がない奴隷の少女だった。王は少女の才能を見いだし、彼女に『名前』と『生きる意味』を与える。二人の出会いは、孤独だった彼らの心を、少しずつ満たしていく――やがて、少女の歌はある『奇跡』を起こすのだった。
(残虐描写注意・性描写は後半です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-18 22:00:00
92640文字
会話率:46%
※『第二王子と妃の夫婦事情』にでてくるアリアの子ども世代の話になります。
多分、先に上記を読んでいないと解りにくいかも。
異世界であるブラパーラジュ国の首都で働いているたこ焼き屋の娘はとある店に毎日たこ焼きを配達しに行っているが、そこで出会
う店長が色々と不思議な人だと思っている。
そしてその店長は実は・・・というありきたり王道パターンな出会いを果たし、そこから恋愛がはじまるという形になっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-13 19:21:12
138173文字
会話率:61%
江戸時代後期、禁断の恋をした。
性別の垣根を超え身分の差も超えた大恋愛をした男達は無残にも引き裂かれ幸せになることはできなかった。
輪廻転生し、現代にその記憶を持ったまま生きる男がいた。
その男が必ず惹かれ合う男がいた。
その恋人達には幸
せは来ない…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-06 09:50:27
915文字
会話率:35%
ある身分違いの恋人たちが駆け落ちにいたる話。
最終更新:2018-11-04 04:17:11
16754文字
会話率:37%
クロイツェル王国軍大佐にして、伯爵の地位にあるクラウス・ライルの妻ティアナは、国王フレデリクの従妹にして愛人だった。一年前、二度の結婚を経て、二度とも夫を亡くしているティアナを庇護した国王は、最愛の女性の身分を保証するために、侍従武官であっ
たクラウスにティアナと結婚して彼女に伯爵夫人の称号を与えるよう迫った。同時に国王は、ティアナへの強い執着心を見せ、クラウスに白い結婚を貫くよう命じた。美貌のティアナに心奪われたクラウスと、仮初の夫との床入りを頑なに拒むティアナと、初恋に殉じている国王の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-02 06:10:27
76195文字
会話率:32%
呪われた故に王族の身分を剥奪され、辺境で暮らしていた廃嫡子・クラウソラスはある日突然、砂礫の蛮国・隣国ラーンへ人質として差し出されることとなる。妹の身の安全を条件にその王命を拝したものの、いざラーンへ着いてみると彼の役目は人質ではなく、即位
したての少年王の王配となることだった。憤り抗うクラウに向かって未来の夫はこう告げる。「ずっと貴方に焦がれていた」と。天真爛漫な年下王攻め×武闘派ツンデレ年上受けの、呪いと砂竜と運命にまつわるファンタジック婚姻譚。暴力・流血描写あり。エロまで少し話数があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-29 00:51:17
66804文字
会話率:41%
以前に投稿した「BLゲームの世界へ転生したら、攻略対象でもない冷酷宰相様だったのに、王妃になって幸せになりました!」の話の続編になります。
今度はイザーク国王陛下サイド。
結果は同じですが、少しだけエロあり。
R18描写のある話には「※
」を付けました。
全三話の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 08:00:00
12290文字
会話率:26%
ある人間の国の王女は、神の子孫と言われる種族の王の花嫁となる為に少ない供と送り出される。しかしそこで名を奪われ、召使の身分に落とされてしまう。懸命に働く中、あることがきっかけで残酷な王の側に侍ることになり次第に二人は深く愛し合うようになるが
…。『あなたへの愛が雪のように溶けていく…お願い、これ以上何も言わないで』
壊れそうな心を隠そうとするが、それが限界に近づいた時、この「幸せ」からの解放を望み始めた。
【本編完結済 番外編更新中】
たくさんのご感想、評価(平均4.9/5)をありがとうございます。
※7/30に一迅社メリッサ様より書籍化いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 17:00:00
501464文字
会話率:28%
王家の後妻の連れ子として、14歳で貴族社会に放り出されたローザス。厳格な義父、本心を見せない義兄は、家族としての愛をローザスには注いでくれない。しかし、ローザスは誰かからの愛を必要とはしていなかった。
最終更新:2018-10-13 21:01:43
3192文字
会話率:32%
カイン・オーガスタスは、この世に生を受けた瞬間から大きな秘密を抱えている。性別を偽り皇太子として生きる――全ては母の願いのために。皇太子として申し分なく生きてきたカインは、ある日戯れに子爵令嬢のアベルと身分を偽り仮面舞踏会に潜り込む。そこで
幼馴染みで自身の近衛騎士でもあるロイドと身体の関係を持ってしまい――。※シリーズの世界観が知りたい方は『喪われた皇帝シリーズ』をご参照下さい(雰囲気重視のお話なので、世界観についての説明はとても短いです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-12 15:10:00
16885文字
会話率:50%
[竜人×男娼]
中絶魔法の副作用という愛のない行為で、関係を持った二人。
気高き竜人一族の王と、人間である男娼では、身分が違いすぎる。
分かっていながらも、必然と惹かれ合うのだ。
最終更新:2018-10-07 10:15:36
3110文字
会話率:6%
この状況を説明するには3つの真実が必要です。
ひとつ。わたくしカトレアは魔法学部の大学生であること。
ふたつ。現在魔法のクローゼットに閉じ込められてしまっているということ。
最後に。今回のこれは、共に閉じ込められているオズワルドが仕組んだこ
となのです。
※「4番目の真実はクローゼットの中に」の続きです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 23:33:26
5505文字
会話率:41%
幼い頃親を亡くしたシルヴィ。引き取ってくれたアンダーソン医師は彼を優しく迎えてくれ、幸せに過ごす。そして月日と共にアンダーソン医師の娘ティアーナへの恋心が育つが、彼女は。。。
◇無断転載、複写を禁止します。
最終更新:2018-09-30 22:14:43
10037文字
会話率:35%
舞台は栖暦(せいれき)1428年、中世の都市国家ヴェネツィア。
四旬節を目前に、元首が主催する謝肉祭が連日のように行われていた。
前元首の末孫姫ディアーナに仕える少女エーヴァは、主の一生のお願いを叶えるため、彼女に変装して祭りに参加
していた。そんな彼女は異国からやってきた貿易商の息子、デーヴィットと出逢う。だがふたりは互いに仮面で顔を隠し、ダヴィデとディアーナと名を偽ったまま、恋に落ちてしまった。
次の祭りの夜、二人は仮面で素性を隠したまま再会を果たす。デーヴィットはエーヴァに月下美人の鉢植えを手渡し、「ただ一度の恋」という花言葉を告げ、彼女がディアーナではないと暴きつつ、彼女と一夜限りの関係を結んでしまう。
二人は思いがけない形で再会する。
それはディアーナの結婚話。十五歳になった彼女に、両親はデーヴィットを紹介したのだ。
けれどデーヴィットは謝肉祭の夜に出逢った少女の存在が忘れられずにいた。その少女がディアーナのお気に入りの侍女、エーヴァで……
身分違いのふたりは無事に想いを貫き、遂げることができるのか?
*中世ヴェネツィアの世界観をベースにした半分架空のヒストリカルロマンスです。そのため時代考証などあえて無視している描写もあります。ご了承くださいm(__)m Rシーンは予告なしに入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 18:00:00
146251文字
会話率:42%
南の島の辺境伯になってケイ。彼の妻は、セイラ。新婚三ヶ月目の二人は、まだ新婚生活になれないながらも島での生活を満喫している。そんな二人の南の島の生活と、楽しい島民とのお話。
過去の話もあったり、前世の話もあったり!やっと結ばれた二人の
新婚生活から始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-27 18:34:47
5009文字
会話率:36%
「深い川」に出てきた鳥海を主人公とする続編です。「深い川」の2人も出てきます。
鳥海が長い間思い続けていた関谷は、彼の気持ちに気付くことさえなく、遠いところへ行ってしまう。就職も決まらず、将来のことも今の身分も不安定な鳥海は、中途半端な気持
ちを持て余して、関谷が暮らす屋久島へ旅立つ。そこでは思いもよらない出会いが鳥海を待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-26 23:00:00
76362文字
会話率:37%