芸は売っても体は売らない……糸菊の芸者としての矜持を支えているのは、身体に巻き付けられた帯。それを解くのは部屋に戻ってきた時だけと固く決めている糸菊と、芸者に着物を着つける男衆、芳蔵との帯を巡る恋(?)の話。
短編ですが、ヒロインSideと
ヒーローSideの二部構成です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 20:59:16
9450文字
会話率:27%
その日、この世界から居なくなりたいと呟いた。
ある男の手によってその願いが叶い、飛ばされたのは約400年前の日本。だったのだが…ここは魔法ってものが使えるらしい。
現代と同じような仕事を強いられた私が幸せになるまでの物語。
最終更新:2022-01-05 19:55:29
2495文字
会話率:39%
昔話BL。孤独な木こり×檻に入れられた若い囚人。
山に住む木こりは、洞窟に造られた檻に閉じ込められた囚人と出会う。
最初は警戒心もあり反発していたが、明るい性格をした囚人に次第に心を惹かれていく。人と関わらない生活をしていた木こりにとって、
初めて抱く感情だった。
木こりはこの檻から囚人を出してやりたくなるが、囚人は秘密を抱えていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 22:38:59
19992文字
会話率:43%
その男との恋は呆気なく終わった。
「愛してる」
「好きだ」
「ずっと一緒に居よう」
三年前の夏の始まりにそう言って口説いてきた男の言葉を信じてしまったのは、単に自分に自信が無かったからだ。
最終更新:2021-12-30 02:26:12
18136文字
会話率:25%
結婚を延期した許嫁とお風呂で婚前交渉するお話。
最終更新:2021-09-11 09:18:08
18362文字
会話率:45%
《あらすじ》
時は大正時代。満月が輝く夜のもと、鹿鳴館で華やかなパーティーが開かれる。そこには家族で招待された少女が憂鬱な気持ちでパーティーに参加していた。彼女は、フランスの血が半分入っている為に、浮世離れした容姿をしている。その為、皆に“
アンティークドール”と言われていた。容姿の事で悩む彼女には、血のつながりのある兄と弟がいる。
その日をきっかけに、兄妹/姉弟での関係が、まるで壊れた歯車のように、軋みながら変化していく。実の妹に歪んだ愛を持つ兄。実の姉に、一途な恋を抱いている弟。そして、その気持ちを知らぬ主人公の『梓』。彼女を取り囲む人間関係が、まるでキネマのように、華やかで薄暗くどんよりとした官能的なラブロマンスが始まろうとしていた。
※注意事項※
この物語は、兄妹/姉弟愛、近親愛、近親相姦が入るため、苦手な方はご遠慮下さい。
尚、論理観を問われる内容の為、この作品は《R17歳以上(一部R18表現有り)》の方を推奨しております。
こちらの小説は、《R17歳以上(一部R18表現有り)》の乙女ゲームをイメージして作っております。
この物語の攻略対象キャラは、兄の誠一郎、弟の櫂人、従姉妹の千代の三人になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 04:19:44
7512文字
会話率:50%
もうご維新は昔の話。
女学校に通う貧乏華族の娘、和花のもとに舞い込んできたのは……。
父危篤の知らせ!?
慌てて家に帰った和花は半ば拉致され、あれよあれよと花嫁姿に。
いきなり結婚した相手は、大財閥の若主人。
はじまった結婚生活、旦那様は無
表情でなにを考えているかわからなくて前途多難?
※この作品はアルファポリス、エブリスタ、ベリーズカフェにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 00:17:53
13382文字
会話率:35%
華族、久我家は当主である亮丞の放蕩と、その妻、美音の“病気”によって、没落の一途をたどっていた。
屋敷も家財も抵当に入り、着物などを切り売りしてその日の食べ物を得る日々。
使用人もひとりを残して全員出て行った。
しかし、そんな状況をわか
ってない亮丞はなおも、放蕩を続ける。
そのために、上の娘の文海を外国商人に売ってしまった。
下の娘の明華は、自分も近々売られるであろうことを覚悟する。
文海を売った金を使い果たした亮丞は予想通り、明華を売る。
明華を買ったのは昔、婚約者だった九鬼公規(ひろのり)。
九鬼家は久我家と同じ華族だが、公家でも身分の高い家だった久我家と違い、元大名。
現在、事業の成功した九鬼家は華族の中でも一、二位を争うほど裕福で、久我家と婚姻関係を結ぶことで地位の向上を考えたのかも知れない。
けれど、没落してしまったいま、明華に以前のような価値があるとは思えない。
わけがわからないまま久我家に連れて行かれ、久しぶりに再会した公規は以前と違い、冷たい人間になっていた。
怯える明華に公規が命じる。
「着物を脱げ。これは罰だ」
なにかするたびに、公規から与えられる罰。
明華の地獄がはじまった……。
******
【注意】
○暗いです。
○つらいです。
○病んでます。
○無理矢理、強姦等が嫌いな方はご遠慮ください。
******
2017/08/01連載開始
******
【お知らせ】
2020/12/19
長いことお待たせして申し訳ありませんでした。
別件で完結させたので、続きを載せました。
ただし、改稿版の完結部分になるので若干、ストーリーにズレがあるかもしれません。
あまり支障はないと思いますが、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 08:05:47
52186文字
会話率:28%
売れない作家の夫(攻め)×元ヤ○ザの妻♂(受け)
【あらすじ】
少し昔の日本の下町で暮らす、作家志望の夫・征一郎(せいいちろう)と元ヤ○ザの妻♂の寛治(かんじ)の、夫婦生活十年くらいを描いた短編小説。
【登場人物】
加賀谷征一郎(攻
め)
大柄で磊落な売れない作家の夫。お坊ちゃん育ち。今は仕事が上手くいかず飲むわ打つわで自堕落に暮らしている。このままではいけないとわかっているものの、折り合いがつけられないでいる。
中谷寛治(受け)
小柄で鋭い刀のような美人妻♂。普段は貞淑で大人しいが、実は元ヤ○ザな札付き。口が悪く、キレるととても怖い。征一郎に心底惚れていて、彼の才能を信じている。
【注】この話は2019年に書いたものを手直ししたものです。出てくる肺病は労咳(結核)を想定しています。作中の症状は実際のものとは異なります。
労咳に感染した登場人物が闘病するシーン、喀血シーンが出てきますので、ご注意ください。
なお、登場人物は誰も亡くなりません。乗り越えます。どうか見守りつつ読んでいただけると嬉しいです
【注】時代錯誤な表現、考え方が出てきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 07:09:19
23994文字
会話率:50%
私がタイムスリップしたのは知らない歴史⁉︎
──タイムスリップした先は捻じ曲がった歴史の世界!?
新撰組を筆頭に戦国の覇者、 猛者達や偉人達が誰も知らない戦を……!?
そして私は──。
─────────────────────
──
歴史物を作る、 歴史と違う話を作るって時点で歴史人物を汚してしまってる気がしますが……ちゃんと実際はどうだったかも忘れないようにしたいです。
歴史好きな方で変えられるのが嫌な方は読まない方が良いかもです、 すみません。
歴史と別の話でも受け入れてくれる方、 読んでみて下さい!!
作成4月6日
開始4月9日
1ページ800文字付近です。殆ど越えますけどね……。
長編になるかもですね(私の長編は100ページ超えを言います)
──エブリスタに投稿中だった小説です。歴史人物をコメディとして汚してしまいまして、申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。全ての方へ。
上の文はエブリスタのあらすじをコピペしたものです。まだ完結していない上、1ページが1話となる小説家になろうでは、1話4000〜5000文字として連載を続けます。
よろしくお願いいたします。
2021/11/02──完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 07:45:02
189718文字
会話率:48%
大正ロマン風のBL小説。下男×足の悪い若旦那。
※男女の絡みが少しあります
***
直之様は、西洋文化にご執心のハイカラなモダンボーイでありましたが、病室で身に付けているのは、よれた格子柄の着物に、紺の羽織。いつもはポマードで整えている髪も
、今は下ろされており、どうにも野暮ったい風貌をしております。
けれど、生粋の美男子ぶりにはお変わりないようでした。少しやつれた顔色をしておりましたが、元々、男にしては色が白く、少し線の細い身体つきは儚げな印象さえありました。それでも、一重のすぅとした瞳が男らしさを際立たせているように思います。
朝倉邸に仕える若い女中などは、歌舞伎役者の女形の誰彼に似ている、否、誰彼だ、などと、直之様の美貌について、よく噂していたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 20:00:00
31205文字
会話率:42%
大正時代、京都。
辻本家の長女、百合子の通夜で明かされる真実と使用人同士の濁った戀のお話。
最終更新:2021-10-21 12:00:00
34243文字
会話率:24%
和風オメガバース。アルファの年上従者×オメガの年下主人。アルファ家系である厳樫家に仕える誠之助は、次期当主である栄に幼いころから想いを寄せていた。しかし栄がオメガであることが明らかになり、その発情がきっかけで栄と誠之助は一線を超えてしまう。
その後も想いを交わし続ける二人だったが、栄の結婚を機に誠之助は厳樫家から追放される。その十年後、誠之助は栄と再会するが…。全3話完結済。1話ごとに視点が切り替わります。全編シリアスです。
※オメガバースの独自解釈があります。
※時代設定は大正頃ですが、厳密ではありません。
※設定上、アルファ〜甲、ベータ〜乙、オメガ〜丙と表現しています。
※てんつぶさん主催フリーBLWeb雑誌「tenten」に掲載していただいたSSに加筆した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 20:00:00
22405文字
会話率:5%
時は大正時代。目の見えない「私」が織りなす日常の物語。
幸せな生活が次第に不穏な空気に包まれてゆきます。
最終更新:2021-10-13 00:00:00
8942文字
会話率:35%
売れない作家の夫(攻め)×元ヤ○ザの妻♂(受け)
【あらすじ】
少し昔の日本の下町で暮らす、作家志望の夫・征一郎(せいいちろう)と元ヤ○ザの妻♂の寛治(かんじ)の、夫婦生活十年くらいを描いた短編小説。
【登場人物】
加賀谷征一郎(攻
め)
大柄で磊落な売れない作家の夫。お坊ちゃん育ち。今は仕事が上手くいかず飲むわ打つわで自堕落に暮らしている。このままではいけないとわかっているものの、折り合いがつけられないでいる。
中谷寛治(受け)
小柄で鋭い刀のような美人妻♂。普段は貞淑で大人しいが、実は元ヤ○ザな札付き。口が悪く、キレるととても怖い。征一郎に心底惚れていて、彼の才能を信じている。
他のsnsでも公開している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 18:29:51
23953文字
会話率:49%
泰正七年。女衒に売られた少女・よねは、農村の村祭りにて土地神の嫁となるべく買い取られた。
しかし、奇怪な化け物が現れて土地神を御神体ごと喰らい、よねを嫁に取ると言い出して……。
最終更新:2021-10-05 20:31:38
7499文字
会話率:50%
泰正十年。牛獣人の青年・牛島大楠は、豪農の娘・角倉スミ子と交わることを命じられるが、その目的はくだんを産ませることであった。
純朴な農夫と家に尽くそうとする娘が、ささやかな幸せを得るまでの話。
────今年の干支は丑だからね。
最終更新:2021-01-01 00:35:09
9118文字
会話率:45%
泰正二年。隻眼の傷痍軍人であるラミアの青年、朽名錦は、真日奔帝国の帝都たる東京と宮様を守る力を持った少女・雛菊の護衛を命じられていた。だが、雛菊は魔法の産物であり、継ぎ接ぎだらけの肉体に死者の魂を収めて造られた娘であった。
狭い世界の中で、
穏やかな幸せを味わうだけの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-10 23:08:19
7763文字
会話率:52%
時は大正の頃。
璃子は母親の再婚で、これまでの庶民の生活からブルジョワの暮らしに変わる。
新しい生活への戸惑いと両親への反発から、最初は、新しい姉・百合に対して冷たい態度をとっていたが、あることをきっかけに心を通わせていく。
次第に、友情か
ら恋心が芽生えていく璃子と百合だったが、ある日、璃子は百合の秘密を知ってしまい……。
アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 21:48:03
2959文字
会話率:31%
日本の由緒正しき名家「海蛇(みずち)家」。その当主、海蛇諒には妻と3人の娘がいる。妻の美雪。長女の美咲、次女の千秋、三女の夏美。海蛇家は私立魔天学院を実質的に支配する一家だ。彼らは富と贅沢の限りを尽くした生活を送る。とある夜はメイド二人を特
別な美酒を作るための生贄として大きな器の中で絡ませ夫婦の営みの肴にする。
美咲は学院はおろか日本国家転覆を企み『ミリオン』と呼ばれる武装暴力団を作り、千秋は部下である四天王から金をかつあげさせたり下僕を作り毎日のように肉欲と物欲を発散させる。夏美は美術の絵画コンクールに作品を出し優勝をするために裏で画策をする。
己の欲望のままに生きる海蛇の一族。彼らの欲望の先に何が待つのか?背徳の血族が織りなす美しき蠱惑の世界へようこそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 00:00:00
15427文字
会話率:53%
現在62歳の私が、大正5年に生まれたという母が話した。本当にあった話を元に忠実に書きました。
まだまだ、母から聞いた沢山の話を続けたいと思つています。
最終更新:2021-08-15 12:00:00
1306文字
会話率:11%
大日本帝国陸軍所属 階級:中尉
武家華族・藏重家 出身。
藏重 薫(くらしげ かおる)
戦場では射撃手として人を殺傷する日々。
私は、日本晴れの青空の下で回想していた。
これまでの私の人生。
それは主に幼馴染と異母兄弟の兄のこと。
地
獄の地に垂らされた蜘蛛の糸は私の救いにはならなかった。
ただ、私を雁字搦めにしていった。
次第に考えられなくなる頭での、あの懐かしかった日々。
地獄とは、この世のことなのでしょうか?
この物語はすべてフィクションです。
登場する人物・地名・団体は実在するものとは全く関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 22:14:53
7431文字
会話率:19%
男女逆転社会について、いろんな時代の、もしもこの時代が男女逆転社会になったら、という話を書いてみました。
この小説は一話ごとに独立した話になっており、それぞれの話にはつながりはありません。
この物語はフィクションです。
※歴史上の人物が
全て女性キャラクターとして登場します。
もともと女性の人物は、そのまま女性キャラクターとして登場します。
史実を無視した話や、歴史改変もあります。
いや、人物が全て女性という時点で、歴史改変ではありますが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 12:18:44
10856文字
会話率:21%
軍隊に属する男装の麗人千勢には、好きな人がいる。その男、不知火は他の女と付き合いながら、千勢の心も支配し続けていた。
体を重ねることもなく愛を捧げる千勢に思い直せと忠告する神山
ある日、不知火は恋人を亡くし、心の均衡を失って千勢を乱暴する。
千勢の心に芽生えた不信。しかし、それを癒してやろうとした神山の手をとることは千勢にはできなかった。冬の道を手を引かれて歩きながら、本当の愛って何なのか、考える千勢。
この作品は、カクヨム、エブリスタにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 16:14:47
9354文字
会話率:66%