赤縄を足首に結んだ巫女と山伏がともに舞う——鄙びた田舎の祭りへ、大学の研究のため訪れた二人の男。そのうちの一人、「佐伯」と名乗る美しい青年は何かを探っているようで…。宮司の妹「花」が語る祭りの真実とは。
奇祭を準備する村人側視点のお話です。
・奇祭BLアンソロ「神々は宵に孵る」に寄稿したお話を改稿したものです。
・明治~大正くらいの和風ですが、実在の祭事とは一切関係ありません。
・バドエンですが暗くも痛くもないです。
※あらすじはサブローさまの紹介文を使用させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 18:04:02
14404文字
会話率:47%