半龍の青年・魁英[かいえい]は、吸血鬼であるご主人様に許されて、一番大切なひと・月鳴との生活を楽しんでいた。
しかし、何だか主の様子がおかしい……? 不安に思っていると、ある日ご主人様がやってきて、魁英に衝撃発言をする。
「あなたを一月、龍
宮に預けます」
その一言で、魁英はたった一人、母の故郷である龍宮に連れて行かれて、月鳴と離ればなれの寂しい生活を送ることになってしまう。ところが、寂しい、と毎日膝を抱える魁英は、もうひとり孤独に苦しむ龍の青年と出会い、恋というものを教えられて――。
中華風吸血鬼BL「吸血鬼のしもべ」シリーズ第3弾。今回は、切なくて、甘い、「恋」にまつわる物語。
※シリーズ第1弾・吸血鬼のしもべ(https://fujossy.jp/books/10726)を読んでいると、より楽しめます。
メインカプ:泣き虫わんこ×元男娼おじさんの両片思い/溺愛従者×女王様受けのおじさん夫夫
R18内容
第四話 従者×主のダイニングセックス 目撃したわんこの自慰
fujossyと同時掲載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 12:10:40
61534文字
会話率:46%
内陸の小国アルボレダ王国。金の取引で潤うその都オーラムには、名高い高級娼館『月下香亭』がある。巨大な温室のようなその館では、夜ごと、見目麗しい女たちが訪れる客に甘い夢を見せていた。隣国との戦争に敗れ、緩慢に傾く黄金の都で、温室に残った者、解
放されて生き直す者、新たな物語を紡ぐ者――それぞれの選択はそれぞれの人生へ繋がっていた。彼ら・彼女らの『その後』を描くトリロジー。
完結済作品『チューベローズの温室』の後日談にあたりますが、本編未読でもお楽しみ頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 10:00:00
215271文字
会話率:30%
「妻の絵のモデルになってくれないか」夜の街で俺にそう声をかけてきたのは、彫刻めいた容貌の男。高額のバイト代に釣られ、俺は郊外の屋敷に通い始める。そこで待っていたのは、夫から偏執的に束縛され、幽閉同然の生活を送る美しい女だった。二人の異様な夫
婦生活を覗き見た俺は、彼女に心惹かれ、そして恐ろしい事実に気づきはじめる。
ホラーサスペンス色が強めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-08 22:00:00
78476文字
会話率:32%
この世界の国々には、次代の王に争いが生ずる時神子が現れる――。
小さい頃から運も悪ければ間も悪かった青年・蓮は、ある日幼馴染と歩いていたところ唐突に巻き込み事故に遭った。痛みが消えて目を覚ました先で見たものは、数百年ぶりに神子が現れたとお
祭り騒ぎな人々と、素っ裸な自分。
色々勘違いされた挙句、「花嫁選び」の儀式で孤高の騎士の上に足を滑らせてダイブしてしまい――。
騎士×青年の異世界転生(トリップ?)ファンタジーです。ちょいちょいおバカだったりシリアスだったり。
☆20.5.4~5/17続編掲載しました(副題:彼が靴を作り始めた理由)。
虫ネタにご注意下さい(ほんの少し・コメディ要素としてですが、一切受け付けない方向けに注意書きです)。
☆KADOKAWA ルビー文庫:D様より、アルラ国編(本編)について、電子書籍化しています。
☆fujossy/エブリスタにも掲載しています。
☆本編完結済みですが今後も番外編・続編追加予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 09:09:49
229916文字
会話率:51%
立花千里 23才 職業はモデル。小さい頃は義父に今では事務所の社長に玩具のように扱われて、自分が自分のものであることを知らずに育った。ある日、そんな生活に疲れた千里は異世界への扉を開けた。出会った騎士団の副団長でもあるジュゼットは優しくて、
そんなジュゼットに惹かれていく千里が愛を得るまでのお話(になる予定です)
予告なしにR18になったりします。
1話あたり、2000文字程度で短めです。
※初投稿です。誤字、脱字報告していただけると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 23:44:14
112928文字
会話率:54%
ー"神の落とし子"の始まりは、幾人かの女達だった。
後の落とし子達はそれぞれ彼女達に由来する魔力に強く愛されるが故に、男女の隔たりなく皆"魔女"と呼ばれる。ー
異なる世界から来た者がそう呼ばれる
世界で、魔女(男)に拾われた闇深な少年(狼)が成長と共に激情と執着を発揮する話。
激情型執着攻×駄目だと思いつつ結局攻めには弱い受
・18禁には※印
・序盤はシリアス色強め注意
・結ばれるまでは攻め、受け共に他の相手との行為が有ります
・2019.12.02 サブタイトルを付けました
・誤字脱字、読み辛そうな漢字をひらがなに変更などは時間の有る時に都度やっていきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 07:00:00
116749文字
会話率:25%
ー俺達は、お互い不毛な恋をしているー
不毛な恋を続行中の大学生×不毛な恋を忘れられない大学生の足掻き愛。
・攻めが色んな意味で壊れ気味
・メインストーリーには18禁無し、その後は有り予定※印付けます
最終更新:2019-12-15 18:44:32
26417文字
会話率:32%
***他サイト掲載全年齢版に【18禁】シーンを盛り込んだ完全版***
幼なじみの大誠(たいせい)と颯人(はやと)は、26年前から施行されている少子化対策「男性性変容補完法」に基づき、新生男児にのみ義務付けられた「変容剤」を接種していた。発症
すれば女性へと変化していく9~15歳を無事に越えた二人は、美しい同級生の堂島(どうじま)への想いを抱きつつもつかず離れずの距離を保ち、自分は男のままだと慢心していつもと変わらぬ毎日を送っていた。
そんな身体に突如として異変が起こったのは21歳の時だった。
徹底的に『変容者の義務』を叩きこまれていた彼らは変容する体に戸惑い、自身の本当の想いに揺れ、人を愛することを知っていく。
※性的描写を追加・または書下ろしの話には「※」マークが付いています。付いていないところにも露骨な表現に変更したりなど小さい改変あり。ラストは怒涛のエロ予定。基本の展開は「小説家になろう」連載の方が早いです。
※【注意】ハッピーエンドは確定ですが、ミステリー傾向があるため最終ネタバレになるタグはあえてつけていません。また、展開上秘匿されている部分が性癖の地雷である可能性もあります。それでもいいよという方のみお進みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-20 15:43:34
346490文字
会話率:43%
廓と呼ばれる花街があったのは過去の話。
命を具現化した花――《命花》を売ることを生業とした、花売りと呼ばれる女性たちが集う政府公認の花街の名は《囲い》。
今日も客と花売りが一夜を迎えようとしている街で、一人の花売りが客を取ることが出来ず泥に
まみれていた。
時期を迎えても花が咲かず、蕾状態の蓮の花の《命花》を持つ生娘・凛。
今夜客が取れなければ囲いを追い出され、生き地獄を生きることとなっていた彼女の未来を変える機転となったのは、偶然店先で出会った素性の分からぬ男性・辰臣。
彼は泥まみれの凛と蕾の《命花》を目にしながらも、彼女を買いたいと言い出し客となった。
出会いの一夜があって凛は《囲い》に留まることが出来たが、それ以降も辰臣と関わる中で彼の優しい態度や意味深な言葉の真意を知りたいと願いながら、惹かれていく自分の気持ちに気がついていく。
しかし、ここは掟に縛られ政府が管理する《囲い》。
絆を深めていく中で、《囲い》という存在は二人を追い込んでいくのだった……。
吉原を異世界和風ファンタジーにアレンジした、ハッピーエンド小説です。
※ある程度の性的描写の書かれた話には、タイトル横に*マークを付けてあります。
※更新は不定期。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 19:31:36
32829文字
会話率:36%
オメガ(男)の母の片親家庭で育ったシン。彼は母が不在の時、普段は立ち入りを禁止されている部屋に入ってしまう。そこで見つけたのは母がしたためた数枚の手紙。宛先のないその手紙を読んで、シンは復讐を心に誓う。
※最初の3話程度は前置きパートになり
ます。なるべくはやくアップするように頑張ります。
※オメガバース初挑戦です。設定を一応書いてはいますが、不備が多いです。独自解釈になってしまっていますが、なにとぞご容赦願います。
基本短めの構成になっています。お気軽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 12:00:00
4422文字
会話率:7%
人とヴァンピール、両方の血を持つミアは、ある夜、深い森の中で命を失いかけていた少年リヒトと出逢った。命を救ったミアを、彼は一心に慕ってくる。その屈託のない笑顔にほだされ、再会の約束を交わし続けるミア。月日が流れ、いつしか成熟した大人の男とな
っていたリヒトは、ある日ミアに想いを告げる。
性格破綻者の男が唯一無二の存在に出逢ってしまい、彼女を恋い慕い求めるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 20:24:35
174858文字
会話率:29%
ヒトを母に、ヴァンピールを父に持つミアは、深い森の中で少年リヒトと出逢った。生来病弱で命を失いかけていた彼を救ったミアは、流れる年月の中でみるみる変わっていくリヒトを目の当たりにしつつ、一心に自分を慕ってくる彼から離れられずにいた。いつしか
無邪気な少年から成熟した大人の男となっていたリヒトは、ある日ミアに想いを告げる。しかし、幼い頃の思い出から、ミアにとって愛とは恐れるべきものでしかなかったのだ。
愛に怯える寂しがり屋の少女と、彼女を恋い慕う青年のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 22:11:46
113423文字
会話率:30%
ローゼマリーは森の城に住む吸血鬼ヴォルフの贄に選ばれた。城に赴いた彼女に、ヴォルフは冷やかな眼差しを向ける。彼は無関心で厭世的だったけれども、どれほど素っ気なくされようが、性分で彼の世話を焼いてしまうローゼマリー。明るい日差しのような彼女に
、闇しか知らないヴォルフは次第に惹かれていく。
愛を知らない男がそれを知り、溺れていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 17:12:21
140179文字
会話率:27%
悪行を尽くした先王の縁者、現国王である異母兄の両親を殺した親殺し…
それが王宮の離れに閉じ込められた王妹殿下だ。彼女の罪深さに人々は恐れ、そして嫌悪する。
だがそれは本当だろうか。
青年の一族を滅ぼした者達の縁者であり、兄の親さえ殺した王
妹殿下。
絶望しかなかった青年の心を鎮め癒し、光ある生の道へ導いたひと。
王妹殿下を『唯一』の存在として想いを交わしたが、疑念は残る。
それでも彼女を信じようとする彼はまだ知らない。
彼女が本当に抱える真実を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 21:09:26
145015文字
会話率:53%
蒼銀の毛並みの翼狼種、後に《蒼の魔王》と呼ばれる青年魔族、レン。
ごくごく平穏な村に育った農家の息子、コウ。
二人の出会いは切ない恋の始まり……ではなく、
周囲を巻き込んだ大いなるドタバタ劇の始まりである。
+++++
当作品は、夜来
鳥のホームページで掲載中の群像劇です。
イラストや世界設定、キャラクター紹介などのページもありますので、
ご興味のある方は是非いらしてみて下さい。
http://yaraityo.iza-yoi.net/TRPG/ROGETU/AO/AO-top.html
当作品は、濃厚な性描写、凄惨な表現などを含む回があります。
そういった回にはタイトル末尾に「※」を記しておりますので、ご注意ください。
また、メインカップルはリバ有りです。地雷の方はご注意ください!
+++++
◆『蒼の魔王と冒険者』外伝
https://novel18.syosetu.com/n5833fn/
『ウロボロスの砂』
https://novel18.syosetu.com/n8892fv/
◆原案、世界設定、キャラクターデザイン
夜来鳥
◆執筆者様一覧
無味無臭さま [https://www.pixiv.net/member.php?id=22684727]
未乃梨丸さま [https://www.pixiv.net/member.php?id=16411410]
夢鴉さま [https://skima.jp/profile?id=16698]
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 18:00:00
126136文字
会話率:32%
『お前がいる世界は、こんなにも美しい、のに』
孤独に凍った心を溶かし、世界の美しさを教えたのは、宿敵であるはずの魔王だった。
魔王を倒す救世主として、人々の期待を一身に受けて育った青年。
彼は、決戦を前にして、魔王に捕虜として捉えられて
しまう。
純潔と引き換えに救世主が得たのは、愛に溢れた抱擁と、優しい温もりと、手を取り合う幸せ。
体と心を重ねる毎に感情を花開かせる青年に、魔王の溺愛も加速していく。
だが、世界はそれに溺れることを許さない。
魔王の剣と救世主の剣。
二つの剣は、惹かれあう二人を引き裂くように、不穏な現実を突きつける。
この小説は、『=無邪気な死神さん=』に掲載された「魔王と救世主」のリメイクです。
ラストを大きく改変して、ハッピーエンドを目指します!
エブリスタ様でも同じものを掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 05:00:00
68415文字
会話率:22%
高校生以来の腐れ縁、ヤクザになった慈郎が作る飯は美味い。
その代わり週末には体を差し出していた杏奈は、その関係に疲れを感じ、終止符を打とうとするが……。
最終更新:2020-07-11 00:10:07
6121文字
会話率:36%
パンツ。嗚呼、パンツ。
前作、異世界にはパンツがない、のラーザ目線でのお話しです。
美形エルフ×異世界転移サラリーマン。
最終更新:2020-07-08 18:00:00
12555文字
会話率:41%
エディ:受。赤毛。芸名ガブリエル(ゲイブ)。26歳。幼少期から男娼として育て上げられる。兄貴が弟と一緒に家出して、でも見た目がすごく良かったから二人とも高く買われた。身体に負担が大きそうな仕事は全部兄が引き受けてくれて、兄に溺愛されていた記
憶しかない。兄が死んでしまってからは、フィルが代わりに溺愛してくれている。自分は凄く運がいいと自覚がある。
プロとしてプライドが高く、売られた喧嘩は買う。
頭が良くて色気があると言われるので妖艶系のキャラで売っている。が、根は明るくて真面目。ちょっと涙脆くて無邪気。
超のつく高級クラブの男娼のトップなので、基本的に誰かと寝たりしないし、キスもしない。とっきどき何かのお祝いのお祝いのお祝いネタで超絶ビップと一晩があったりするがあくまでも一晩であって続かない。買取されたら別だが今のところゲイブに買取価格は付いていない。(オーナーが売る気がない?)
ドナルド:攻。金髪。中堅どころの糞真面目でお堅い雑誌やレーベルしか扱わないことで有名な出版社の編集長。38歳。下ネタとゴシップが大嫌い。ヘテロで普通に女好き。学生時代はかなりモテたのに、社会人になって全然モテなくなって恋人がいない期間が長い。だんだん別に女もいらねーかと思い始めていて自分では枯れてきたと思っている。ワーカホリック気味で家にあまり帰らない。出版業界あるあるのヘビースモーカー。
密かに詩人になるのが夢だったが箸にも棒にもかからなかった。
フィル:小柄。メガネかけてるお色気オヤジ。元高級男娼で、高級男娼達の身のこなし、教養、強引な客のメンツを潰さない躱し方など、細々としたところから数年後のキャリアビジョンのマネジメントまで幅広く「教育係」している。エディには兄の痛ましい死の後、特別に目をかけている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 17:00:00
113322文字
会話率:46%
金色の髪の毛に空色の瞳を持つ少女――日葵は、幼少の頃、その見た目故に同級生に虐められていた。しかし、その日常はある日突然、終わりを告げる。
彼女が出会ったのは、野獣のような美しい男。伸ばした拳をその男が掴んだ時、二人の人生は混じりあった。
※拙い部分も多いですが、あたたかく見守っていただけると嬉しいです。
※R18は突然に入ります。ご注意ください。
※残酷描写は保険です。予告なく、流血・暴力表現が出ますが、それらの行為を助長するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 00:00:00
39170文字
会話率:36%
暗君とも言える前王が崩御し、新王・ディオグレスが治世するようになった国は、徐々に落ち着きを取り戻していた。全ては王とその正妃のおかげだと人々は喜んだ。しかし、二人の出会いや逸話の数々が夢物語のように語られるその陰で、まるでその存在を隠される
ように消された一人の側妃がいるという事実は、王宮で働く者ですら、ごく一握りの者しか知ることがない…―――
※Twitter企画『2020男子後宮BL』への参加作品です。
※ちょっぴりシリアスを目指して短編連載。受が不憫ですが、最後はハッピーエンドです。
※どヘタレ拗らせ王様攻×健気一途な側妃受
※R18相当の話には*をつける予定です。
※男性妊娠が可能な世界観ですが、出産シーンなどはない予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 08:39:56
72557文字
会話率:49%
リデルには秘密がある。
その美貌と治癒魔法を使えること。
それを隠しながらひっそり生きてきたが、ある時、倒れている美しい人を拾う。
その人は治癒魔法でも目を覚まさず、リデルはお医者様に彼を診せるために、自分を売って、お金を稼ごうとする。
そ
こで、裕福そうな馬車から降りてきた人にすがったら、その人はなんと若き王弟だった…。
※シェリーLoveノベルズ様から『買われた聖女は退屈な王弟殿下に溺愛される』に改題、電子書籍化していただきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 01:09:05
129878文字
会話率:37%
「金剛石」の一族の末裔である魅惑の美青年、砂漠の王子バジュラは、ある腕輪の持ち主を探す内、運命的に少年ガルーダに出会う。虐げられていた彼を王宮に連れ帰り、世話をするバジュラ。すくすくと成長したガルーダは、徐々に「砂漠の鷲」の一族の末裔として
の能力を発揮していく。しかし同時にガルーダは、美しい兄バジュラへの複雑な感情に苦しむようになっていった。兄バジュラには、そしてその「英雄」の一族の王宮には、暗い、そして深い闇があった。次期国王であるシンハに執着され、身も心も翻弄されるバジュラを、ガルーダは何としても救いたいと立ち上がるが――。灼熱の砂漠で繰り広げられる、数多の一族の盛衰の物語。その中で運命に翻弄されながらも懸命に光を目指す彼らは、あらん限りの輝きを放っていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 11:00:00
43219文字
会話率:54%
『美貌の侯爵α×記憶喪失のΩ』
--《スブ・ロサー》は、どこにいても花の香りが追いかけてくる。
“薔薇の花を敷き詰めた巨大な棺”だと評される屋敷《スブ・ロサー》を舞台に、【運命】の歯車が動き出す。
ミステリアスなインヴァネス侯爵
(α)に、狂おしい恋情を抱く記憶喪失のミリアム(Ω)。
赦されない想いだと知りながら、恋心は募ってゆき……
--インヴァネス侯爵の隠された過去とは?
‐‐ミリアムの失われた記憶とは?
--“運命の番”とは何なのか?
溺愛思考のαにとろとろに融かされる……
甘くほろ苦い、ラブロマンス・サスペンス。
✥《スブ・ロサー》シリーズ第一弾✥
[R18]
⚫過激な性的表現・無理矢理・バイオレンスな表現を含みます。
18歳未満の方、苦手な方はご遠慮下さい。
該当箇所には、章タイトルに※マークを表示しております。
他、オカルト・ホラーともとれる描写があります。ご注意下さい。
fujossy 2019年10月
「オメガバース・兄弟・闇BL」BL小説コンテスト応募作品
※fujossyからの転載作品です。
※ムーンライトノベルズ限定書き下ろし短編掲載。21ページ~(全4ページ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 20:00:00
36787文字
会話率:18%