本来なら自分は暗殺者、相手は依頼者。アサシンドクターの私は依頼者の暗殺が済めば、【一夜限りのセックス】を交わしてさよならするはずだった……。だけど何度も依頼をする者が来るとそうも言ってられなくて、それなりの深い仲になる……。──だが、今回の
暗殺は何か大きな事件が裏に潜んでいる。
この新緑の都会・ジオニックシティ。新緑の都市を支配すると云われる企業、ジオニックコーポレーション。
俺はその企業戦争に巻き込まれていく……ある一人の女性からの依頼によって──。
かつてエリオット・ノアールが主人公だった小説を書いていたのを思い出したので、新章を書いてみようと思い書いてみた作品です。
アサシンドクター、エリオット・レム(ノアール)が織りなすエロチックラブ&ミステリーをお楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 18:00:00
22392文字
会話率:35%
今思い起こしてみると・・・、
ボクがお風呂を出て脱衣場で体を拭いている時、
綾女さんもその場にいることが多かった。
「ちゃんと拭いてね。
シャンプーは切れてなかった?」
綾女さんはよくそう言いながらしゃがみ込んで、
足元付近にある戸棚のチ
ェックをしていた。
綾女さんはボクの親戚。
たしか、今35才だと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 00:09:52
9450文字
会話率:7%
給食の時間。
僕の中学校では、お昼になると生徒は机の向きを変えて、
5、6人で班になる。
担任や副担任の先生達はどこかの班に加わって、
みんなと一緒に食べる。
今日は菜奈先生が僕の班に来てくれた。
しかも、僕の真横の席。
先生と僕は隣同士。
夢みたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 11:38:46
1606文字
会話率:23%
健一の部屋のドアの前に立ち、美樹は保健室で真理子から教わったことを思い出していた。
音が立たないようにドアをそっと開けた。静かに健一に近づいて行き、健一のすぐ後ろに立った。
健一はオナニーに没頭していた。美樹の存在に気づかない。
美樹は軽く
咳払いをした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 00:07:52
2632文字
会話率:41%
記憶を失くして佇む幽霊。誰かを探していた。どこかに行こうとしていた。だけど思い出せない。
ふとそこにあるストリートピアノの音色で何かを思い出しそうになる。
記憶を思い出そうと、誰もいない深夜にピアノを弾く幽霊。
それが防犯カメラに捉えられ
て、ちょっとした騒動になっているなんて気づかずに。
そしてある日、胸が熱くなるピアノが聞こえてくる。そのストリートピアノの音色に呼ばれて見に行ってみたら…。
※R18要素は少なめです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 20:00:00
4567文字
会話率:22%
【オメガバース(独自設定あり)/嫌われからの愛され/年下アルファ×年上オメガ/只今不定期更新中】
「嫌だ嫌だ」と、番を拒絶する素振りを見せる年上オメガ(※ただし、理性が飛べばアルファに甘えっ子)を、年下アルファが理性も本能も総動員して口
説き落とし、2人が正式なパートナーとなって子作りをするまでのお話……の予定。
※ ※ ※
新岡壱哉は、実家の会社がファンドの乗っ取りを受けた。ファンドから派遣されてきた社長は、一般には能力が低いと見做されているオメガである、立花燈。当初からアルファである壱哉を煽るように振舞う立花に、壱哉は反発の感情を持っていた。
共に参加した接待の際、立花が飲まされた媚薬と酒の影響から、2人は本能のままに体を重ねる。互いに不本意な交わり故、2人はなかった事にしようと約束する——が、この件を切欠にして、壱哉は「10年以上前に、自分が立花の頸を噛んでいた」と知ってしまう。しかし、いつどこで立花と知り合っていたのか……それすら、壱哉には記憶がなかった。
「私を噛んだ事を覚えてもらう必要も、思い出してもらう必要だってない——私の頸を噛め。キミの番になどしなくてもらわなくて結構、噛んでそのまま縁を切れ」
本来であれば番であるはずの、壱哉を拒絶する立花。対して、己が立花に惹かれていることを自覚した壱哉の方は、立花を番として、人生のパートナーとして口説き落とそうとする。
※見切り発車です。説明文は適宜書き換えます。
※※オメガバースは独自設定を含みます(女性アルファがいない、ヒートが2種類ある等)。詳しくは本文内で説明いたします。
※※※Pixivにもアップする予定です(最新更新は、このムーンライトノベルズです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 05:43:21
224401文字
会話率:46%
16歳の誕生日、俺は前世の断片的な記憶と共に、女神様に出会ったことを思い出した。この世界に転生する際に膨大な数のスキルの中から、確かに自分の意思で3つを選んだ。
黒魔術【淫虐】
肉体の損傷を治す事の出来る魔法を最初から身に付ける可
能性がある魔術を必死で探した結果、見付けたのが、これだった。何となく神聖魔術は特定の神々と仲良くならなければいけないイメージがあるので回避した。何より、奴隷を使って楽して生きていきたいとか、神の教えに反しますとか言われたら最悪だろう。
奴隷契約術
奴隷調教術
まぁ、異世界に行くならこれしか無い。こんなスキルを、嫌な顔しないで選ばせてくれるなんて、本当に優しい女神様だった。猫耳の獣人の可愛い女の子とか、奴隷にしたら、もう、絶対、勝ち組確定でしょ、俺。
そして、与えられた特別なひとつのスキル。
【真なる管理鑑定】
こんな凄いスキルを、神様が選ばせてくれる、与えてくれる…なんて、もう、それだけで怪しい。とんでもない使命を背負わされているなんて事は、よく考え無くても、馬鹿でも解るような話の筈だった。
それなのに、本当にずうっと後になる迄、解らなかったんだよなぁ、俺は。
スキルを使って可哀想な幼馴染のアリスを牝奴隷に調教したことから始まる、ファンタジーハーレム調教物語…
第ニ部 魔王覚醒篇
「こうして、人知れず、世に現れるのだなぁ…ククッ」
大賢者は笑う。
自らの意志と確かに無関係だった。
望んでなど居なかった。気が付けば魔王の称号を得ていた。
大好きな女達を護りたい。
それだけの筈だった。
そんな馬鹿な男が、如何にして本物の魔王として、覚醒していくのか…
抜けるR18ファンタジーを目指して、性描写は思いっきり頑張りたいのですが、どうしてもご都合主義に走ってしまいがちなので、ご容赦下さい。
やり過ぎだとか、イマイチだとかの感想は是非、書き込み、よろしくお願いします。返信は出来ませんが、全て感想は読んでいます。後、基本ソフトS様向けの内容ですので、ご注意ください。
サラッと読めるように4000文字程度で不定期に更新予定です。初めてのR18作品の為、文章の拙い部分が各所にありますので、皆様のご意見を真摯にお聴きしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 22:00:00
1393235文字
会話率:30%
公務員のラヴィリアは、新しく赴任してきた上司のルーシャンと握手した瞬間、半魔族の"淫魔"になってしまった。同時に、ルーシャンが学生時代の想い人だったと思い出した。
ラヴィリアは多すぎる魔力と、 自分に執着するクズ男
からの暴力に何度も苦しむが、助け続けてくれるルーシャンに再び恋をする。
※本編完結済みですが、改稿予定があるため"連載中"設定にしています
※本作での"パンツ"は下着という意味で統一しています。
※近代文明とファンタジーが混ざったゆるい世界観です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 21:00:00
229827文字
会話率:52%
「執着されるのは俺じゃないです!」
カルパンティエ王国に住む伯爵令息ノアムは死にかけたことにより、前世の記憶を思い出す。そしてここがBLゲーム【星を散りばめた恋】の世界だと気づく。
この世界でのノアムのは役割は――攻略対象の一人・ルドヴィッ
ク(推し)のトラウマとなるモブの幼馴染だ。
シナリオ通りに動くべきか悩んだが、推しのトラウマになるなんて無理!
だからこそ、ノアムはルドヴィックのトラウマではなく親友を目指すことにした。
ゲームの主人公とルドヴィックをくっつけて、自分は退場しよう――と思っていたのに。
「俺から逃げるのが許されるとでも?」
ルドヴィックはなぜかノアムに執着する様子を見せて――!?
『恋人』ではなく『親友』を目指したはずが、推しに溺愛されています!
■日刊ランキング最高6位ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 16:00:00
23921文字
会話率:36%
サイラスが前世を思い出したのは義姉となったプリメリアと出会った時だった。この世界は妹が前世遊んでいた乙女ゲームの世界で、自分が攻略対象だと気付いたサイラスは、プリメリアが悪役令嬢として悲惨な結末を迎えることを思い出す。プリメリアを助けるため
に、サイラスは行動を起こす。
一人目の攻略対象者は王太子アルフォンス。彼と婚約するとプリメリアは断罪されてしまう。プリメリアの代わりにアルフォンスを守り、傷を負ったサイラスは何とか回避できたと思っていた。
ところが、サイラスと乙女ゲームのヒロインが入学する直前になってプリメリアを婚約者にとアルフォンスの父である国王から話が持ち上がる。
サイラスはゲームの強制力からプリメリアを救い出すために、アルフォンスの婚約者となる。
そして、学園が始まる。ゲームの結末は、断罪か、追放か、それとも解放か。サイラスの戦いが始まる。と、思いきやアルフォンスの様子がおかしい。ヒロインはどこにいるかわからないし、アルフォンスは何かとサイラスの側によってくる。他の攻略対象者も巻き込んだ学園生活が始まった。
他のサイトで先行しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 23:10:26
105907文字
会話率:54%
婚約者の不貞現場を目撃してしまったオフィーリア。風呂場で一人泣いていると体が思うように動かなくなってしまう。時を同じくして、レアは風呂に浸かりながら父と兄に早く結婚しろと詰められた事を思い出す。
メインキャラ以外に少しだけエロシーンがある
のでR18レートにしておきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 19:52:42
6538文字
会話率:39%
「俺、自分の名前しかわからない……」
記憶を失っている白霄琳は、目覚めてすぐに命を狙われた。
けれど、離原と言う得体のしれない男が救ってくれた。霄琳を守るために国の都まで連れていくと言う彼と旅を始めるが、道中で見る夢の中、自分と離原は体を重
ねている。これは夢なのか、ぞれとも記憶なのか――混乱しつつもじょじょに惹かれていく霄琳。そして、旅を続けていく中で離原が自分を守ってくれる理由、命を狙われることになった原因が明らかになっていく。
やがて霄琳は思い出す。
忘れていた恋と、穏やかな日々――そして、その恋が国を滅亡へ追い込んだことも。
★わけあり溺愛攻め×記憶喪失の神子
※以前掲載した『天禍の鈴が響く庭』を大幅に改稿したリメイク作品です。
再読される方も楽しんでいただけるように、前作で語られることのなかった部分や設定の見直しなどを経ています。
※アルファポリスにて先行配信中。こちらへの転載は章ごとにまとめてとなります(内容は一緒です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 22:00:00
194216文字
会話率:39%
「マリッサ、聖女にはあるまじき淫らな表情してる……。
そんなに気持ち良い?」
「やだ……見ないで……っ!」
私、どんな恥ずかしい顔をしていたの……!?
顔から火が出そうになる。
自分の手で顔を隠すと、ノエル様に両腕を掴まれ、彼と
目が合った。
「見せて。聖女のマリッサの淫らな顔が見れるのは、僕だけの特権だからね。
他の男にみせたりしたら、ダメだよ」
そう言ったノエル様に私の蕾を尚も舌で刺激され、それこそ聖女とは思えないあられもない声を上げてしまう私。
ノエル様が、私の蜜壺に水音を立てながら指をゆっくりを挿入してきた。
「ア……」
「マリッサの中、もういやらしい蜜で一杯だよ
何を期待しているの?」
そう言って私を見下ろすノエル様の指の動きが早められ、私の下腹部から快感が押し上げられる。
「あっ、アッ、アッ、ダメ……!」
「何がダメなの? こんなに気持ちが良さそうに喘いでいるのに……」
「ノエ、ル、様……あァッ……!」
***********
国の隠された第二皇子ノエルのお世話係となった聖女マリッサ。
ノエルが住まう城の外れにある東の塔には、ノエルとマリッサしか存在しない。ノエルは城の者には怖れられ、避けられてるからだ。
そんな二人での暮らしを楽しく思うノエル。
実はノエルは、小さい頃にマリッサと出会っており、母から貰った指輪をマリッサへ送っていた。けれどマリッサは小さい頃のノエルの事を思い出していないらしい。ずっとマリッサが好きだったノエル。再会してから、マリッサも次第にノエルに惹かれてゆく。
そんな中、ノエルのお披露目式典で、マリッサが自分以外の男性とダンスを踊ろうとした事に、ノエルは城の者たちから避けられている元凶、感情の爆発により、煤の竜巻を起こし、式典を壊してしまう。その煤の竜巻を止めたのは、マリッサだった。
「ノエル様、煤の竜巻を止めるには、どうしたらいいですか?」
「……マリッサ、僕の言うとおりにしてくれる?」
「はい! 何でもおっしゃってください!」
「……昨日の夜みたいに、マリッサを抱きたい」
ノエル様が、恥じらいながら言った。
……え、ここで?
ノエルの能力の凄まじさを目の当たりにした王から、ノエルは隣国との戦争へ行き、勝利を治めろと命を受けーーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 17:56:29
100636文字
会話率:43%
落ちぶれた公爵家に生まれたミルドリッヒは無自覚に前世知識を活かすことで両親を支え、優秀なαに成長するだろうと王子ヒューベリオンの側近兼友人候補として抜擢された。
大好きな家族の元を離れ頑張るミルドリッヒに次第に心を開くヒューベリオン。ミ
ルドリッヒも王子として頑張るヒューベリオンに次第に魅かれていく。
このまま王子の側近として出世コースを歩むかと思ったミルドリッヒだが、成長してもαの特徴が表れず王城での立場が微妙になった頃、ヒューベリオンが抜擢した騎士アレスを見て自分が何者かを思い出した。
ミルドリッヒはヒューベリオンとアレス、α二人の禁断の恋を邪魔するΩ令息だったのだ。
転生していたことに気付かず前世スキルを発動したことでキャラ設定が大きく変わってしまった邪魔者Ωが、それによって救われたα達に好かれる話。元自己評価の低い王太子α ✕ 公爵令息Ω。
※ 誤字報告ありがとうございます。
※ 電子書籍化決定しました!詳細は決まり次第ご報告します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 22:00:00
170369文字
会話率:30%
卒業間近の先輩に告白しようとしたシャルトルだが、告白する前に失恋をした。失恋したはずなのにどこか安堵している自分に違和感を感じつつも、迎えに来た生徒会長フリッツと話すうちに自分が本当に好きなのは誰であったかを思い出す……。
魔法学園を
舞台にしたBLノベルゲームの世界で強制的に当て馬モブとして行動させられたシャルトルと、それを判っていて何度もシャルトルに愛を告げるフリッツの語。
※フリッツ(BLゲーでは攻の親友ポジ、イケメン生徒会長) × シャルトル(名前もない当て馬モブ)
※誤字報告ありがとうございます。(毎度すみません…)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 02:16:17
9483文字
会話率:28%
主人公を嫉妬で苛め抜く悪役令息に転生したレトだったが、前世を思い出したことで自分の行いを改め良い子になった。しかも苛めるどころか一緒に育った主人公カナンに対して恋心が生まれてしまう。レトは戸惑うが相思相愛だった二人はカナンの告白で、ゲームの
舞台である貴族学校入学前に結ばれたのだった。
本編がはじまる前にハッピーエンドを迎えたと思ったレトだったが、人生がそこで終わるわけはなく…。
レトは良い子のままゲーム本編を乗り切れるのか?
==========
※ 短編「悪役令息に転生したけど本編がはじまる前にハッピーエンドを迎えました」のその後の話です。こちらだけでも意味は通じると思いますが、前作から読んでいただく方が楽しめると思います。
※ チートなゲーム主人公(弟)×癇癪もち悪役令息になるはずだった平凡(兄)
※ 誤字報告ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 00:24:57
103993文字
会話率:32%
高校時代、星(せい)と陽(あきら)は互いにとって特別な存在だった。しかし卒業と同時に陽から別れを切り出され、二人はそれぞれの道を歩むことに。それから八年——。社会人となった星は、仕事に追われる日々の中でも、ふとした瞬間に陽の面影を思い出して
いた。
そんなある日、突然陽が星の前に現れる。
しかし再会を喜ぶ間もなく、陽の口から告げられたのは「結婚することにした」、という残酷な一言だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 07:12:07
12882文字
会話率:31%
最初から「好き」って言われていたら私も素直に「好き」と言い返せていたのかもしれない。
高校時代の苦い恋の思い出を引き摺りながら迎えた成人式。
果たしてあの人と笑顔で再会できるだろうか ──────
「推し」と「ガチ恋」は別腹?は?そんなん
わかるか!はっきりせーや!
そんなヘタレ地味系男子と口調オラオラ系女子の遠回り恋愛。
…あれ…気づけばエロシーンすっ飛ばし…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 21:51:00
6679文字
会話率:38%
【書籍化予定】【本編完結済み】【今後番外編更新します】2025年3月にフェアリーキスピンクより上下巻同時刊行。
伯爵令嬢ソランジュは身分の低い愛人の娘だったために使用人扱い。更に正妻と異母姉には虐待を、異母兄にはセクハラを受けていた。
プラ
イドの高い名ばかりの家族たちは没落していることを認めず、先祖代々の資産を切り売りし、派手に散財するばかり。
そんな中伯爵家に正体不明の黒衣の男がやって来て、一夜の宿と食事、更に女を求める。金はいくらでもやるからと。
積み上げられた金貨に目が眩んだ伯爵は嬉々としてソランジュを男に差し出した。
この屋敷に若い娘はソランジュと異母姉しかいない。しかし、異母姉はいずれ嫁ぐ身なので、娼婦の真似事はさせられない。今まで卑しい生まれにもかかわらず、お前の面倒を見てやった恩返しをしろと。
こうして一夜の慰み者となったソランジュ。絶望的な心境だったが、寝室で男の顔を見た途端思い出した。
「こ、この人って前世で大好きだったシリアスなハイファンタジー小説、"黒狼戦記"の主人公にしてダークヒーロー、アルフレッド王じゃ……!?」
ソランジュは第一章の冒頭付近で一行だけ登場し、金で買われてヤリ捨てられる名もなきモブ女だったのだ。
※R18シーンのページには☆マークをつけてあります。エロ多め注意折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 21:10:00
239037文字
会話率:37%
元孤児で花売り娘のアリア(18)は昔から不思議な力をちょっとだけ使うことができた。黄金の光で擦り傷を直したり、枯れかけた花を元気にして咲かせる程度だったが。
貧乏ながらも平和に暮らしていたのだが、ある日孤児院に里帰りしていたところに、若き国
王ジークフリート(25)が来訪。そしていきなりこう宣言された。
「お前がエアハルトに追放された聖女レアの娘か。神託が下った。俺と結婚してもらうぞ」
「へっ? 聖女レアの娘?」
ジークフリートは悪政で国を弱体化させた異母兄の元国王・エアハルトに反旗を翻し、王位を簒奪したばかり。国民からは救国の英雄として崇拝されていた。
その冷酷なシルバーグレーの目を見た瞬間、アリアはブラック企業に入社一年目の新入社員だった前世の記憶を思い出す。
「まさかこの目の色……攻略対象じゃなかったけど、お姉様方に大人気だったあのお目々うるうる、かわいそかわいいショタっ子第二王子(5)のジークフリート!? どうして大人に、しかもこんな俺様になっちゃったの!?」
なんと前世でプレイしていた乙女ゲーム『ミラクル×ロマンス』の世界に転生していたのだ。
だが、そこはヒロインの綺羅羅がメインヒーローの王太子・エアハルトの婚約者だった聖女レアを冤罪で断罪、挙げ句追放し、略奪結婚した二十年後だった――。
愛を失くした英雄王×転生追放聖女の娘折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 17:00:00
111962文字
会話率:39%
わたくし、ローズモンド・ドゥ・ヴァリエールは、12歳のある日突如として前世を思い出しました。そして、ここは乙女ゲーム「希望と絶望のワルツ」の世界であり、自分は悪役令嬢として転生していたのだと悟ったのです。
ゲーム通りに行けば婚約者の王太子殿
下に心変わりされ、発狂してヒロインを虐めたことで愛想を尽かされ、離島の別邸に追いやられた挙句の幽閉予定。
でも、前世では引き籠りのオタクだったわたくしは、大人しくメインルート通りの道を歩み、幽閉先に同人誌と画材をたんまり持ち込んで、ヲタ生活をエンジョイしようと決めたのです。……社交が必須の貴族の生活は元ちょいコミュ障には地獄だったのです。
とはいえ、気が小さいのでヒロインを虐めるのは無理でした。しかし、どうにかしてめでたく婚約破棄されたのですが、なんとヒロインを傷付けた罪でその場で逮捕、おまけに投獄されてしまったのです!! しかも、ろくな裁判もなく処刑されるのだとか!?
こんな結末は聞いたこともありません。どうなっているのかと呆然していると、処刑の直前、牢獄にヒロイン・アデライードが現れたのです。
「あなたを助けに参りました。ローズモンド様」
そして、私の前で変装を解きました。
えっ、その長い髪は偽物だったの!? そんなに背が高かったの!? というか、あんた男じゃないの誰なのよ!? って、何人にキスまでしてるの!! 初めてだったのにぃ!――悪役令嬢の色んな意味で大逆転の、ドタバタファンタジーラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 22:00:00
2772文字
会話率:37%
伯爵家のルーカスに求婚された時、マイロは前世を思い出した。片想いしていた親友の結婚式の帰りに死んだのだ。
そして求婚してきた男は親友の弟にそっくりで──いや、まさか他人の空似だよな。
子爵家で次男で同性愛者であるマイロとって、伯爵家からの求
婚など勿体ないほど良い話だ。
にこやかに始まった婚約生活は、とても甘ったるい。けれど、ルーカスには他に想い人がいるようで──⁉
勘違いだらけの主人公の話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 17:25:30
40403文字
会話率:42%
福地千春は高校入学式に出会った長身の男を見て、“この人と前世ツガイだった”ことを思い出した。森の奥地に住むふくろうだったのだ。
(前世で)一生添い遂げた男、盛岡翔真とは同じクラスメイトですぐに仲良くなった。
彼は千春に対してお菓子やら餌付け
が癖になっている。そんな翔真のことを千春もすんなり受け止めていた。
翔真は柔道全国大会優勝連覇の猛者で筋肉隆々、やさしくて頼りになる。女性関係が激しいことが玉に瑕。だけど、いっときから遊ばなくなって……
餌付けしたい攻×鈍感受
攻の執着は初めから見え隠れしていますが、徐々に増していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 13:00:00
65741文字
会話率:38%
小学5年の春休み、スキー合宿のバスに乗っていた岩崎慶太。隣には片思いのクラスメイト打越律花。だがバスが横転事故。庇おうとするも律花は頭を強く打つ。慶太も入院し、意識不明となった律花の容態が分からぬまま6年生に進学と同時に転校。彼女のことを引
きずったままこじらせ大学に進学する——そこで彼は思い出の中で笑っていたそのままの姿の律花と再会する。彼女は意識不明から回復したが脳に傷害を受け、体の成長速度が著しく遅くなる症状を負ったのだった……143センチの想い人と、大学生の慶太の切なくも楽しくエロく展開する恋の官能小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 12:00:00
44631文字
会話率:30%
美しい男(ひと)クリスタ・エンデバー。齢《とし》は二十三歳。
侯爵家の嫡男で独身。女性よりも美しいけれど女臭さはどこにもない。
そんな男が関わる話。
第一話 どこにでもいる平凡な女が結婚する前にたった一つの思い出を欲しがった。
とても美し
い男(ひと)との思い出を。
勇気を出して声を掛けると、ベッドに誘うのは失敗したけれど、今この場でなら応じようと言われて頷いてしまう。
思い出を胸に父に言われた通り父よりも年上と結婚した。
それはとても屈辱的で自由のない結婚だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 21:00:00
5349文字
会話率:2%
【書籍化します】⭐︎角川ルビーコレクション様より、24年2月1日に上巻が発売されました⭐︎下巻は3月1日に発売です。
【本編完結/レオ編更新中】5歳のある日急に前世の記憶を思い出し、現世は前世で妹の影響で夢中になった小説の世界と酷似している
事に気が付いた。
僕はヒーローであるレオニードの幼馴染であるメルクリスで物語の終盤に異世界転移して来たヒロインに横恋慕して襲い、ヒーローに斬られるモブ扱いの男だった。
だけど、何だか記憶の中のレオニードと僕の前にいるレオニードがあまりにも別人の様な気がするのだが…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 18:35:10
365356文字
会話率:42%
俺の初恋は高校二年に終わった··········。
大学一年の冬、友達が参加出来なくなった合コンに代わりに参加する事になった柊。
Ωだということを隠しβとして生きていた。
お金持ちαとΩ専用の合コンだったが、そこで問題が起こる。
柊の助
けに入ったイケメンαは何処か見覚えがある人で、、、、
(誰だっけ·····??)
思い出せないまま進み、正体が分かった時·····
二人の時間は再び動き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 12:00:00
83783文字
会話率:31%