イブリア国第三十二代皇帝の15番目の娘、リディリア・エル・イブリアは16歳になる誕生日に隣国アラトニアの第三王子シオン・エラルド・アラトニアとの政略結婚が決まっていた。
何不自由なく育てられたリディリアだったが心が自由になることは決してなく
、父である国王から愛されることもなく生きてきた。
自分の人生など
生まれながらにして受け入れていたのに
シオンもひそかに慕う想い人がいたが、彼もまた絶大なる力の前に己の非力さを只受け入れるしかなかった。
共に望まぬ婚姻関係を結ぶ時、二人の運命が大きく動き出すーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 02:11:58
106221文字
会話率:34%
【電子書籍化決定しました】
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100年以上の長きに渡り戦をしてきたバルトルート帝国とルヴァリエ王国。和平が結ばれ、バルトルートの皇女クラウディアは、ルヴァリエ国王アルフレッドに嫁ぐこととなった。
華奢で儚げな風情で人
々を魅了し、「薔薇の妖精」と讃えられるほど美しい少女、クラウディア。
しかし彼女は皇女ではなく、皇女の身代わりとして密かに育てられてきた腹違いの妹だった――。
幼いころから抑圧され人形のようになった少女と、「冴え光る氷の王」とあだ名される冷酷な王の、恋と陰謀と再生のヒストリカル小説。
残酷・暴力描写、死に関する描写、R18は予告なしに描かれます。
物語の性質上、外国人に対する差別や人権を軽んじる場面もあります。
ご了承ください。
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アマゾナイトノベルズで電子書籍化が決定しました。(全5話)
詳しくはX活動報告をご覧下さい。
https://xmypage.syosetu.com/mypageblog/view/xid/230585/blogkey/200165/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-09 00:00:00
126749文字
会話率:36%
第二王女の王族軍人教育の酷さに一部の軍兵から―鬼畜、人非人、人外と囁かれる王弟バトゥ=ヤシャ。
未曾有の惨禍により国王を失った“四の国”で、相国と東方将軍を務める“救国の英雄”と崇められる彼だが、第二王女イリアは罵声あり骨折ありの血反吐吐く
教育の厳しさのあまり、かつては優しかった叔父を“命を狙う鬼将軍”=天敵と認定した。
素手で牛馬をも仕留める人外の過酷な鍛錬の日々を乗り越え、ようやく迎えた“十四の儀”。意気揚々と王族軍人としての道を踏み出した、そのはずが。深夜になぜか鬼将軍バトゥ=ヤシャがやってきて・・・!?
人非人と囁かれる“東方将軍”(38)が“神の才”に翻弄されながら、見事に“武闘派王族軍人”に成長した姪っ子王女(14)の嫁取を画策する、目指せ!年の差ラブコメディ(当社比)。
※2017年6月4日~改稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-04 19:59:01
99659文字
会話率:21%
ドラゴンの血を浴びると、絶大な力の代わりに恐ろしい呪いがかけられる。そんな言い伝えも知らずに異世界でドラゴンを倒した高校生、片岡丈。血を浴びた彼は、何と男にモテまくる呪いをかけられた!マクレーン王国王女ルイザに一目惚れしたものの、王女にアタ
ックしようとすると、男に言い寄られる日々を過ごす羽目に。彼は無事に貞操を守り、ルイザのハートをゲットできるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-04 08:47:47
37874文字
会話率:60%
数百年前、魔王軍に虐げられていたが、たった一人の勇者が、国王の依頼のために無事封印、ただ、報酬の時に裏切りを受け、その事実が隠蔽。
それに激怒し、王国を滅ぼし消息をたった・・・
そして、現在ユウキ=アオヤマの話を聞くようになった。それは、不
可能を可能にする『なんでも屋』として折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-01 00:00:00
33855文字
会話率:53%
皇女の婚姻が決定した。
アリアナは突然決まった結婚と会ったこともない婚約者、見知らぬ土地へ想いを馳せる。
何度めかの使者の往来と贈り物をやり取りし、アリアナは帝国を旅立つ。
そして、迎えた結婚式。
アリアナは夫に、帝国に、嫁ぎ先に裏
切られたことを知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-30 16:05:59
65472文字
会話率:17%
王国政務補佐として、登城を許されているセレナ。
目下の悩みは年上の彼、巷では狼団長とも呼ばれている近衛騎士隊団長のルインの手の遅さだった。
国王生誕祭をきっかけに一歩進もうと奮闘する小動物と、ぱくりとおいしくいただいて、だんだん溺愛にシフト
チェンジしていく狼団長の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 02:24:39
86688文字
会話率:59%
砂漠の国、ウジャーハンの国王であるセレディンは、ある夜王宮の中庭で煌めく銀の髪に明るい月夜のような瞳を持つ女と出会った。二人は互いに抗えぬ運命に身を任せ、一夜を共にした。
だが夜が明けると女は忽然とセレディンの前から姿を消していた。
それか
ら六年。
今も尚、セレディンはただ一人であるその女を探し、追い求めていた。夜の旅人を導く月の名を持つ、その女を。
そして彼女も今また男の振りをして、王宮に潜り込んでいた。するべきことをするために。
二人は再び、出会った。
──あの夜の裏で何が起きていたのか、知らないままに。
───
短編「砂漠の王と月の女神」のその後の話です。短編をお読みにならなくても差支えはありませんが、お読みいただければよりわかりやすいかと思います。
R18表現を含む頁には※を付けています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-28 21:00:00
152789文字
会話率:43%
王国で国王陛下が毒殺された。その犯人は「ゲシュタルト大森林」に居るとし、そこの魔女を殺す為に「王国騎士団」や「魔女狩り」が派遣される事に。
罪無き村民達を殺し、進軍する「王国騎士団」や「魔女狩り」に「魔女狩り殺し」とその弟子達は結界を張って
成り行きを見守る事に。
しかし、そのまま乗り越えて来る軍に、衝突を避けられず殺し合いが始まる。
凄惨な光景の中、彼女達の正義は証明出来るのだろうか?
(あらすじ、第1章「王国騎士団篇」より抜粋)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-15 12:00:00
407734文字
会話率:31%
国王同士の会議に、呼ばれた勇者は、ある街に来ていた。 そこである少女と出会って・・・
キーワード:
最終更新:2017-10-06 16:58:11
712文字
会話率:96%
好きに生きろ。そう言われて20年
憎い父の顔など見たくないが彼の血筋であると言う変えられない事実があるため港が栄えたテイルズ国に身を置くシェル。
丘の上の大きな屋敷に住む一人娘。
彼女は貴族ながらも下町のパブに通いたくさんのことを学んでい
た。
これからも、この街で静かに暮らして行くのだと思っていた矢先。
彼女の父親である国王から手紙が届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-05 11:24:18
19798文字
会話率:42%
―――これは私とお前だけの秘密だ―――
二十六歳、嫁き遅れの女教師アンネリーゼは、弟を伴って、田舎から王都へとやってきた。
王立学院の初等部の教師として忙しい日々を過ごすある日、弟のささいな我ままから、賢王と呼ばれ国民に讃えられる反面
、即位七日で、王宮を血の海にした冷酷さで、白蛇公と他国から恐れられる美貌の国王ディートリヒを相手に、とある過ちを犯してしまった。
罪を公にしないかわりに、彼の囚人として言われるがままに振り回されることに。
彼の真意が見えぬまま、ディートリヒに惹かれていくアンネリーゼ……。
というようなうんぬんかんぬんです。
「夏の訪れ」
その後の二人。
「忘れられた姫の話」
それは、二人が出会う前のこと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-04 00:13:17
67998文字
会話率:29%
宰相である父を持つカロリーナには幼い頃より、この国の若くして国王に即位したエヴァンスとの婚約が決まっていた。彼女には幼い頃より誓った夢があった。期待を胸に膨らませながら、まもなく二人の婚姻の儀が行われようとしていた―
最終更新:2017-09-30 12:00:00
40492文字
会話率:48%
欧州にある小国のセリア王女(セリア・ディア・アウロラ・ブルジア)は、他国の公園でナンパ目的の男たちに絡まれるが、その時居合わせた青年に助けられた。しかし、そのことで二人の仲を騒ぎ立てられたことから偽の婚約関係を結ぶことになった。以前の再掲に
なります。シリアスでビターな恋愛なのでタグにご注意して閲覧ください。随時追加、誤字訂正が入ります。ひょっとしたら手直しのため削除になるかもしれません。これは自分用の作品となっておりますのでご了承ください。連休だけ開示しておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-18 10:46:06
94632文字
会話率:43%
ちょっとぽっちゃり気味の欧州の小国の後継者のサラ王女は隣国の第二王子のカイルと結婚式を挙げる予定だった。しかし、寸前にゴシップ記者がサラは国王の娘では無いということすっぱぬいた。大スキャンダルのため、傷心のサラは外国で新たな生活を始めた。現
代物の王女のラブコメロマンス。2016.8/16.17日刊ランキング完結一位でした。ありがとうございました。
(無断転載等はご遠慮ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-17 13:06:56
38989文字
会話率:44%
貧乏子爵家の娘であるメリーナは、行儀見習いのため領主の館へ奉公へ出ることに。
そこで、領主の兄である屈強な騎士シーヴァに出会う。
第一印象は最悪。だが、領館で過ごすうちに、ふたりは徐々に惹かれ合ってしまう。
そんなある日、メリーナはシーヴァ
に寝台へ押し倒される。
彼ならば……と身体を預けようとするも、なぜか行為を中断されてしまう。
その翌朝、メリーナは驚くべき事実を知った。それは何と、自分が国王の実の娘デルフィナ王女だということ。
信じられない思いで王宮に赴いたメリーナ。混乱する彼女のため、シーヴァは「私が教育係として、彼女を王女として相応しい淑女に育てます」と言い――!?
教育係であるにも関わらず、メリーナの可愛らしさに悶々とするシーヴァ。
田舎育ちのおてんばお嬢様なメリーナ。
そんなふたりの、波乱まみれの恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-15 22:58:28
24448文字
会話率:41%
圧政を敷く国王は討ち取られた。贅沢の限りを尽す王妃は自害し、権力をかざし、他者をいたぶる王子も殺された。唯一生き残った我儘で傲慢な王女は、王家の血を絶やさないために男と交わり、子を産むことを強要される。その相手に選ばれたのは王女がかつて解雇
した、身分も何もない異国出身の男だった。
※話はシリアスめ。無理矢理要素を含みます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 01:57:49
23034文字
会話率:30%
フリカート王国王弟であるルシアンは、自分が女性で性に対して奔放なビッチになった夢をよく見る。
最近では現実でも、夢の中のビッチ思考に侵されてきて…
最終更新:2017-09-05 14:00:00
33194文字
会話率:37%
「ルーファと契約してるのは、ルーファを愛してるからだよ?」
精霊と呼ばれる存在を感知し、使役。結果魔法を実現する――それが精霊士。世界に愛されていることの証であり、国王お抱えの精霊士官になった暁には巨万の富と名誉が与えられる。
冗談のつも
りで見えるふりをしたルーファは、不幸なことに(?)、偶然が重なり精霊士としか思えぬ奇跡を起こしてしまう。その後も奇跡が重なりに重なり、とうとう国始まって以来の天才精霊士官として入城することに。今更見えませんとは言えないルーファは甘言に乗る。この世界では忌み恐れられる存在である竜からの「契約しないか」という囁きに……。
ヤンデレ竜にじわじわ包囲されていく小心者のお話です。
よくある番設定やら盛り込んだテンプレなんちゃってファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-04 16:15:05
2596文字
会話率:11%
兄が国王に即位したことで、国で最年少の公爵となった主人公・ユルキ。
学園での成績も優秀で、魔法の扱いも一流。
そんな彼の周りにはスタイル抜群の美女メイドが。
日頃の世話から下の世話まですべてをこなしてくれて、イチャラブでエロハーレムな毎日
。
今日もメイドさんに甘やかされまくりながらも、とある事件がおきて……?
※包容力のある真面目な世話焼き系メイドさん、
気品のある妖艶なお姉さんさんメイドさん、
元気いっぱいの妹的ドジっ子メイドさんにエロ&ハーレムのご奉仕を受けつつ、
事件解決のためにいろいろと動き回る公爵様のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-02 12:00:00
147974文字
会話率:35%
婚約者を痴情の果てに、殺してしまった彼は、パリ郊外の牢獄の奥深くに幽閉されていた。死刑になるはずだったのだが、国王の情けで終身刑となったのである。だが彼は、以前より続けていた非社会的非キリスト的小説を書く事を止めはしなかった。そして闇商人
を使って、世に問うていたのである。
そんなある夜、彼の牢獄に、突然珍客が訪れた。阿久津悠璃(あくつあきひさ)と名乗った。それは得体の知れない、無窮(むげん)の恐怖的な化け物であった。そして阿久津は、彼に言うのであった。お前に我が下部として、自由を与えよう、と。戸惑いに困惑する娑奴。が、阿久津は有無を言わせぬままに、彼に下部の宣言をして霞のごとく消えたのであった。
次に目覚めた彼は、不思議な二人に伴われて、牢屋・・・・目覚める前までは牢屋であった・・・・を出る。だが扉の外は、それまでいた牢獄とはまるで異質の所であった。早々に、狼狽えるような光景に出会う。縛られた裸女が、すれ違ったのだ。勿論、縛られてはいるが囚人には見えなかった。そればかりではない。階上への階段の途中でも、裸女に会った。彼女たちも縛られて、男たちに鞭打たれていた。これも、囚人には見えなかった。そして執務室へ。そこで阿久津が待つ、ジパング行きを告げられたのだ。
その次に彼らは、厳かなミサが行われている教会に出た。どういうことだ。あんな破廉恥が行われている城塞の続きが荘厳な教会とは。
その先も、困惑の中の旅が続いた。馬の繋がっていない車に乗り、轟音を発する鳥に乗って、ついにジパングに着いた。そして、これも奇っ怪な化け物二体に案内されて、阿久津の待つ屋敷に着いたのであった。
その対面において、彼は、阿久津の絶対者である事を悟る。彼こそ宇宙そのものなのだ。そして彼から、下部として仕えるように・・・・命令ではない・・・・運命を渡されたのである。同時に、その屋敷の庭に、住処を与えられた。
その住処を覗いて、彼は驚いた。あまりにも淫奔で淫靡な住まいだったのだ。裸女が壁全面を埋めている書斎。それが彼に与えられた住処であった。彼は、決心したのである。我が主人、阿久津様。この命の限り、あなた様に仕えますと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-26 23:58:19
155358文字
会話率:27%