美容師の真凛(まりん)は母親の葬儀の1週間後、美容院の阿留間(あるま)店長と共に、突如現れた青い髪の男に連れ去られる。
連れ去られた先は見たことのない世界、セドニー王国。青い髪の男の名はアウイ。
真凛はセドニー王国国王タンザの娘として生
まれ落ちたが、命を狙われたためタンザ国王の力で異世界に飛ばされていたと、アウイから聞かされる。
しかしタンザ国王が死に、その力が失われた今、この世界に戻され、ふたたび真凛の命を狙うものから身を守るために迎えにきたと。
「私が国王の娘っ…?」
「そうだ。おまえがこの国で生き残る方法はただ一つ」
___それは王子の女になること。
妻になるよう迫られた真凛はアウイにベッドに押し倒され、阿留間に助けを求める。しかし阿留間はアウイの家臣アルマンで、真凛とその母、藍(あい)の護衛のために側にいたと言って助けてくれない。
もうダメだと絶望する真凛を助けたのは赤い髪の王子ベリル。第二王子ベリルはアウイから真凛を守るべく一つの提案をする。
「あなたは今日から私の髪結です」
髪結とは王子の髪を結う侍女。王子の身の回りの世話をする最高峰の地位を与えられた侍従だ。しかしベリルにはすでにサンという名の髪結がおり、居心地が悪くて屋敷を抜け出した真凛は第三王子セオに出会う。セオは真凛にひとめぼれし、実の姉と知らず求愛するが…。
二人の兄、一人の弟の狭間で揺れる真凛の運命の恋の相手は____
*こちらの作品は他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-24 06:05:53
125314文字
会話率:60%
国王軍劣勢の知らせを受けた聖女、ジャンヌ・ダルクは、援軍を伴って最前線へと駆けつけた。
しかし、そこで彼女を待ち受ける運命とは…
最終更新:2018-04-24 00:02:58
917文字
会話率:24%
小国の王女でありながらその存在を消されたライラは、妹ルミエールを守るための侍女として生きてきた。
ルミエールが結婚することになり、嫁ぎ先に到着したその日、ライラは国王との謁見の場で国王を守る騎士のジークフリートと目が合う。
まるで騎士のよ
うに周囲の警戒を怠らないライラの、侍女らしからぬ振る舞いに違和感を覚えるジークフリートと、出生の秘密を持つライラは、互いに一線を引いた距離感で接していた。だがある日、ルミエールの命が狙われたことをきっかけに二人の距離は縮まりーー。
妹のためだけに生きてきた健気で強い少女と、そんな少女に惹かれる騎士が結ばれる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-18 16:00:00
67789文字
会話率:42%
辺境伯の反乱によって、敗れたのは国王側だった。王の側近であるルネは、王宮で逃げ場を失い、雑兵どもに取り囲まれた。そして実に15年ぶりに、異母弟に再会する。
両性兄と異母弟の近親相姦もの、第2弾です。
苦手な方はスルーして下さい。
最終更新:2018-04-16 20:09:36
6202文字
会話率:30%
王都から離れた深き森の古城で囚人のように育てられた16歳の王子レトは、宰相ガルドロフの新しい傀儡として王宮に迎えられる。次期国王としての即位を控える中、二人は体の関係を結びながらもお互いの弱味を握ろうと謀略をはりめぐらしていた……
10話ほ
どで完結予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-15 18:00:00
4155文字
会話率:52%
ある無人島で二冊の日記帳を発見しました。
その日記帳は白骨死体が大切そうに抱えてもっていて、興味本位で読んだら中々面白かったので君に贈ります。
あ、呪われるとかそういう心配とかしてないよね?
大丈夫だよ。
僕は今そういう事はないし
元気に過ごしてるから呪われてないと思うよ。
たぶん…。
日記帳は死体が持ってたけど『洗浄』魔法をかけてあるから綺麗だし。
君の興味をひく内容だと思うよ。
ぜひ読んでみてくれ。
親愛なるこの国の国王様へ。
P.S.
まずは分厚い方から読んでみるといいよ。
アルファポリスさんでも連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-14 00:00:00
28924文字
会話率:24%
2022年7月29日小説外伝2、2022年8月5日にコミカライズ7巻発売いたします! KADOKAWA eロマンスロイヤルピーチさんから全3巻を出版していただきました。
三十歳を目前に迎え世の虚しさを感じていた鈴原梓紗。会社の帰り路に疲れ
た身体に鞭打って階段を駆け上がるとパンプスの踵が折れてしまう。様子を見ようとして屈んだ所、誰かにお尻を押されてホームに入ってきた電車の前に転がり落ちてしまう。頬に熱を感じ目を醒ますと、むさ苦しい男たちが梓紗を覗き込んでいた。男たちは梓を犯そうと手を伸ばした時、王国騎士団の騎士たちに助けられる。梓紗は異世界へと飛ばされたと知り、現実を受け入れようと試みるがなかなか上手くいかない。見兼ねた国王が、騎士団団員たちが住む独身寮の家政婦として迎えろと命令を下すが・・・。異世界トリップ、ラブファンタジーです。注)騎士団独身寮へ入るのはかなりの話数を消耗します。まどろっこしい感じがお嫌な方はお読みにならない方が賢明かと思われます。あとR18は予告なく入ります。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 18:00:00
600729文字
会話率:41%
わたしは死に場所を探しに母方の祖国であるアーティナ国に辿り着いた。
数百年以上の大戦でどこの国も疲弊し、敗戦国となってしまった中、スゥィテランド連合国のある男から壮大な計画を持ち掛けられ、どうやって死んでも同じだと思ったわたしは頷いた。
気
が付けば持ち上げられていく生活の中、わたしはようやく手にした温かみとその脆さ、出生国とは違う人の感情を知る――。
ある猜疑心の強い女性が王妃になり、得てしまった温かさを上手く受け取られない中で周囲の人々と国を再興していく日常系に近い物語です。
拙作『リオン』に登場する同タイトルの真実の物語です。
時々に、人によっては残酷描写があると思われますのでタグに指定しています。
不定期更新になります。
予告なく性描写も入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-12 00:00:00
35899文字
会話率:34%
いい子の方、のレピュテ王子は、いつだって人気者の双子の弟王子の影に隠れていた。さみしいながらも地味に過ごしていたある日、現国王の父が退位を決め、次王を決めてほしいと言い出した。証明の日は半年後。国民に認められなければ王子の位はなくなり、お気
に入りの中庭に行けなくなってしまう。あそこであの子に会った思い出だけで生きてきたのに。中庭で落ち込んでいたら、急に現れた魔女。彼女はあの子で、あの子は魔女で?
いい子な王子xぐいぐい魔女のいちゃこらストーリー、になる予定。
※R18入るかもしれないので、こちらに移しました(未来の自分が何をしでかすかわからないため)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 22:35:40
6190文字
会話率:67%
小国の姫であるエレナは、人質としてレンドグレース王国で暮らしていた。
幼く、体も小さいエレナは王子たちに虐げられるが、誰も助けてはくれない。だがそんな中、末王子のカインだけはエレナを助け、「君を守る」と言ってくれた。
時は経ち、母国に戻り王
女として暮らすエレナの元には、二つの縁談が届く。
一つは老獪な大公との政略結婚。そしてもう一つは、国王として即位したカインとの結婚だった。
過去のトラウマや、大きな重責に苛まれるカインを支えようとするエレナ。
だが、「カインが息子を殺したようなものだ」という、前王妃サディアナが現れ――。
シリアス寄りですが、溺愛ものです。
アルファポリスさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-09 22:46:18
109005文字
会話率:46%
神聖教会の元聖女であるカレンは、バルディ王国のエドラル王のもとへ輿入れすることになった。冷血、暴君などと評判の悪い、しかも少し前まで戦争をしていた敵国の国王のもとへ。不安とあきらめの中での結婚だった。しかし、なんやかんや後宮での待遇は悪く
ないし、国王にも魔術師として重宝されるしで、どうにかやっていくことになるが…。
設定はゆるふわご都合主義(特に水回り)、人名地名は適当なのであまり深く考えないでください。R18回には*がついています。
初投稿です。よろしくお願いいたします。不定期更新です。すいません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-07 23:00:00
241865文字
会話率:50%
『真夜中の小鹿亭』の人気娼婦アイリーンは実は行方不明の聖女だった!
国王から魔王討伐を命じられた15歳の少女娼婦とその仲間たちが織りなす剣と魔法の冒険活劇!
――になる予定だった冒頭だけのお話
最終更新:2018-04-05 16:11:08
2302文字
会話率:33%
サーシャは、10の頃、故郷であるアッシェドから逃亡した。
恐ろしい儀式を体験し、それが根深いトラウマとなっている。
しかし、懐かしい故郷には養母が存在し、彼女を迎えに行くため日々小遣い稼ぎに余念がない。
そんな日々を波立たせる人物が、
平凡な学生生活を送るサーシャの前に現れる。
それは逃れられたはずの、過去の亡霊――――アッシェド国王太子・マファルドの姿だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 01:00:00
201715文字
会話率:32%
疲弊した国を救うため、国王の親書を携えた王子が援軍を求めて旅に出る。供はわずかに騎士一人。彼らの旅と、その行く末は如何に。
第一章は暗め重め、第二章は緩め、第三章は軽めです。
エブリスタさんなど、他の投稿サイトさんにも投稿予定です。
最終更新:2018-03-30 15:00:54
474973文字
会話率:69%
クスコ王国に伝わる次期王妃決定の儀式、「ジャガーの祭典」。三代目国王のリョケ・ユパンキはその候補者選びの効率化の為、処女の館「アクリャワシ」を建造した。そして西暦1263年、二人の処女(アクリャ)、ティッカとロントが激突する!
※本作品は
史実をモチーフにしたフィクションです。実際の史実とは一部を除いて全く関係有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-26 01:37:49
6484文字
会話率:53%
私の名前はエル。
指名手配された賞金首を狩る、流れのバウンティハンター。でも本当は、エレーヌ・ファフニール・アールベルクと言う名でマギ国王家の生き残りであり、『竜に祝福されたもの』である。 マギは今危機にさらされていた。古代竜が目覚め国土の
3分の2が焦土と化し、竜の封印は出来たが、瘴気に満ちた国には人がほぼ住めない状態だった。このまま瘴気を祓えなければ、また封印した竜が目覚めてしまうかもしれない!?でも、生き残った王家の兄弟も私も、黒魔術しか出来ないから、瘴気を浄化する手立てがなかった…。とりあえず国は兄弟に任せて、エルは旅に出る。浄化魔法の使える白魔術師を探しながら、持ち前の戦闘能力で賞金首をしょっ引いて日銭を稼いでいたところ、隣国タルタードの魔術騎士、白魔術師の鉄面皮グレンと出会ったのだ!!
という、NLだけど異様に戦闘しているお話です。ヒロインが戦闘好き。ヒーローも戦闘好きという……。肉体言語カップルを見守ってください。
更新頻度は遅いので、あしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-23 22:16:14
7973文字
会話率:33%
ファルス王国に暮らすメリア王国王子ツキノ・デルクマンとその幼馴染みカイト・リングス、二人は運命の番だった…
前作「運命の子供たち」の続編です。前作を読まないと完全に訳が分からないと思われますので、もし新規さんがいらっしゃるようでしたら、前
作から読んでいただけるととても助かります。
今回地雷多めな作品になる可能性があります。
もし少しでもダメだと思われたらその時点で引き返してもらえると助かります。
こちらはpixivにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 16:12:22
268238文字
会話率:58%
この国には、昔から受け継がれてきた鏡がある。鏡に選ばれた者は次の国王となる。その鏡をめぐり、王家の者はある判断を下す・・・職人の父の元、一人前になるために日々、上達を目指すミル。明日、独り立ちと言う日の夜、彼の身に起こる出来事。幼いころから
、鏡を通して親交を深めたあの人に・・・もう会えなくなる。彼の行動がその運命を動き出す・・
鏡を通して通じ合った二人が、王家の決まりにより、婚約者となる。だが、この世には存在しない容姿は、狙われる原因となっていった。同時期に起る不運な出来事。それにより、王が下した決断が二人を再び結びつけることとなる。時の流れは同じ、だけど住んでいる環境は違うという設定となっています。※アルファポリスにて、公開中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-12 23:00:00
143431文字
会話率:19%
形式上、側室として王宮入りしたものの、とても円満な国王夫妻に気に入られ気が付けば行き遅れ気味なリディーアイラ。意を決して王妃に相談したら相手として勧められたのは近衛騎士のアレックス。けれどアレックスには想う人がいることを知っていたリディーア
イラは謹んで辞退することに。そのことを知ったアレックスに庭園で問い詰められる。短めの短編です。ツッコミどころ満載ですがご容赦を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-12 14:54:43
4196文字
会話率:49%
白の砂漠の中にあるオアシスには財宝が眠っている…イウルジではそんな言い伝えがまことしやかにささやかれていた。
最終更新:2018-02-15 00:00:00
11303文字
会話率:36%