この三線には伝説がある。それはそれは美しい音色を奏で、男性を特に強く魅了し、激しい愛情、性欲、嫉妬など、恋愛に関する醜い感情を抑えられなくする呪いがあると。この三線が来たために、滅びた村がいくつもあると。
弾けば弾くほど、聞けば聞くほど寿命
が縮むと。
高校生のわかなはこの三線をおじーの13回忌におばーから渡され、この伝説を聞かされた。それと、この三線には「持ち主がいる」らしいということも。困惑したものの、その音色を聞いただけで、おばーの話が嘘ではないことを確信し、この三線を持ち主に返すため、友達である雪と桃花に事情を説明し、家に招いたのであった。
☆マークがあるところは性的描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 21:56:15
7562文字
会話率:25%
五年前、ある夏の名残……黒猫館殺人事件の悲劇は、既に人々の記憶から風化している。フェリーに乗り込んだ語り部たる秋保祈と、秋保にとって唯一の名探偵・駿河相は、探偵資格を発行する協会のイベントで、金島へと向かう。果たしてこの時、そこに待ち受け
る衝撃の事実を予測した者はいたのだろうか。歯車が回り出す。名探偵と助手、運命の二人―― ※DWバースですが、独自解釈・設定てんこ盛りです。探偵×助手(助手の一人称)です。なお、あらすじは嘘ではないですが、若干詐欺です、ご容赦下さい。他サイトにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 18:18:00
9992文字
会話率:66%
分かりません。気がついたときには彼女はどこかに消えていました。探しましたが見つかりませんでした。僕は嘘を吐いていません。目の前で起きたことは全部電話の隣のメモ帳に書いておきます。どうか信じて欲しいのです。このメモを見てくれたら、きっと分かっ
て頂けるでしょう。生憎少し汚れてしまった部分もあるけれど、出来る限り丁寧に書き残しました。僕は折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 14:43:05
4947文字
会話率:8%
国民たちは、私の事を亡くなった王妃に一途な王と言う。
確かに私は王妃以外の妃は終ぞ持つことは無かったので、嘘ではないのかもしれない。
だが、それはあくまで女性では、だ。
城の人間は私の本性を知っているが、誰も私を咎めることは無い。
彼らも快
感には弱いのだから。
※インモラル、複数攻め要素有、ガチムチのビッチ受け、♡喘ぎ、汚喘ぎ有。
※私的にはハッピーエンドですが、一般的なラブラブのハッピーエンドからは若干ずれていますので、地雷のある方は注意。
※種袋ルネッサさんのガチムチアンソロジーに寄稿させて頂いた作品になり、ルネッサさんのBOOTHで他の作家様の作品も合わせた同人誌が販売されています。こちらの作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-15 18:13:25
19856文字
会話率:27%
尾上皐月、28歳、女性。ごく平凡なOLで性格は真面目な方だったはず。
だというのに目覚めたら、真面目さに定評のある同僚の男が隣で寝ている。
双方全裸。おっとこれは。いやいやまさか。
嘘だろ……? いいや嘘ではない――……やっちまったのだ
。
真面目な二人の不誠実な第一歩からの生真面目な締め括り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 15:20:29
54810文字
会話率:55%
木佐円香、29歳。小説家。
彼女の本は毎回人気ブックデザイナーである相宮が担当する。
忙しい彼がどうして毎回円香の本の装丁を手がけるのか。作家界隈での七不思議の一つだ。
色仕掛けでも……などと噂されているが、実はあらかた嘘ではない。
どうやら相宮は、円香の指が気に入っているようで……
小説家とブックデザイナーの不器用すぎる大人の恋が始まる。
10/17 完結いたしました。お付き合いいただきありがとうございます。
アルファポリス様、ベリーズカフェ様(R15版)でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-08 14:58:27
69008文字
会話率:37%
悪役令嬢はへこたれないのおまけSS第二弾です。山も谷もありませんが、イチャイチャはしてます。ラブコメ風軽度ラブエッチSSです。
最終更新:2018-11-11 21:00:00
3348文字
会話率:33%