前世の記憶を思い出したら、そこは貞操逆転世界だった。
どうやら俺はセックスをするたび強くなる特殊体質らしい。
一緒の孤児院で育った幼なじみ、サーリャと共に、俺は迷宮に潜ることにした。だが、迷宮は危険だ。生き残るためには強さが必要になる。
…
…だから俺は、強い女を抱く……いや、抱かれることにした。
──そして俺は、サーリャの知らないところで、何度も何度も汚されていくのだ。
【♡がついている話はエロあり。エロ多めのダンジョンものです。逆NTR要素あり。NTR要素なし。希望のシチュエーションなどありましたらコメントお願いします。参考にさせていただきます】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 20:43:16
78555文字
会話率:29%
人に興味がない無関心学生の七川瑠璃と美青年優等生の月蔵奏には秘密がある。
旧北校舎の第二閉架図書室は秘密の遊び場。
隠して持ち込んだゲーム機。勝手に動かした端の破れたソファ。放課後の夕暮れの逢瀬。
教室では必要以上の会話をしない。日常で過ご
す友達は違う。任されている委員会も、掃除場所も何もかもが違う。親も友達も先生も二人の関係は知らない。
二人は放課後限定の秘密の遊び相手だった。
ただ二人きりでだらだら時間を過ごすだけの心地よい秘密だった。
しかし突然、奏は瑠璃にキスをした。
「別に。ただ秘密を増やそうと思っただけ」と奏は言った。瑠璃は違和感を感じながらも、心地よい距離を守るために「まぁいいか」と受け入れた。
しかし、その日を境に、それまで保たれていた秘密の関係は崩れていく。
キスをして抱きしめてデートして夜を過ごして。もはや誰にも言えなくなった秘密の関係。
ただ都合のよい秘密の遊び相手に触れて、その心の内を知るたびに、惹かれあっていくのを止められない。
確信を持つことのできない、もやもやした想いを募らせる中、ついに瑠璃が告白されてしまう。
二つの歯車が静かに回り始めた。
***************
・爽やか優等生美青年×無関心パーソナルスペース広め学生
・ハッピーエンド
・ほんのり執着攻め×ほだされ受け
毎日更新で一週間程度で完結する予定です。
※R18の話には「※」をつけています!
※誤字脱字等ありましたらぜひ教えてください!
※他サイトでも投稿しております
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 21:28:51
97254文字
会話率:33%
目が覚めるたびに、私は見知らぬ廃墟にいる。しかも全裸で、おまけに体は拘束されている。当たり前のように記憶はない。一体ここはどこで、私は誰なのか。どうしてこんな目に遭っているのか。別に知りたいわけでもないが…他にすることもないので、私は今日も
裸のまま廃墟を探索するのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 21:46:05
51669文字
会話率:33%
魔王が復活して25年。さびれた町で暮らす四十男のウィルはある雨の夜、ずぶ濡れで倒れている一人の騎士を拾った。彼はかつて、ウィルが助けたいわく付きの青年で――。
攻め:魔王復活と時を同じくして生まれ、過酷な運命を背負う寡黙な王子。大柄、黒髪に
浅黒い肌。
受け:くたびれた金髪碧眼の町長。かつて騎士団に所属していた。亡き妻の連れ子である双子は独立済。
R18シーンのある話には※をつけます。
アルファポリスにも掲載しています。初投稿、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 10:30:07
20485文字
会話率:21%
弟の病気のために昼も夜も働くベータのミナミ。
オメガの弟、日向(ヒナタ)は、幼いころから心臓がわるく、長く入院生活をおくっていた。病院から出たことがなく、電車も乗ったこともない。オメガという希少なバースのために、病状と反して医療費はかさ
んでいく。父親は顔も覚えていないうちに母を棄て、母親も数年前に交通事故によって亡くなっている。昼間は清掃員、夜はセクキャバでオメガに囲まれながらも、懸命に働くしかなかった。
そんなある日、所属するセクキャバに、ユージというアルファが姿をみせる。ホストらしいその男は愛想のないミナミを気に入り、同伴になんども誘う。誘うたびに服や豪奢な食事をともにし、数回の同伴をかさねるうちに、ふたりのなかはそれとなく仲良くなっていく。そして、立て壊しのために家を追い出されるミナミに、ユージは同居を提案し、ミナミは家賃分を節約するために、食事をつくる代わりに了承してしまう。
ふたりは一緒に暮らしていくうちに、金銭面で助けられていくが、ミナミはユージをどうも信用したくない。いつか出ていこうと思いながらも、弟のために辛抱してマンションに帰る。そんなある日、セクキャバの同僚、桃(モモ)が姿を消す。不思議に思いながらも過ごしていると、ホストクラブの前で桃と再会する。うなじを咬まれていた桃はその日のうちに姿を消した。数日後、ラーメン屋で桃の幼馴染のケンジにばったりと会い、桃の行方を探そうと誘われる。
しかし、桃を探そうにも手がかりが見つからない。
弟の病状もどんどんと深刻になっていき、とうとう幼い日向にヒートがきてしまう。初めてのヒートに心臓がもつかどうか、医者に説明をうける。
日向、桃で頭がいっぱいなミナミ。たわいもない会話を長谷川と交わすうちにミナミは酒に酔って記憶をなくしてしまい——……。
執着末っ子×強気長男、α×β
※オメガバースです
※結構重いです
不定期更新です
ブックマーク・評価ありがとうございます。とても励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 23:41:51
200386文字
会話率:48%
古書店で働いていたオメガのリルは市井に来ていた白虎獣人の男に番いにされ、公妾として離れに囲われる。獣人が人間を支配し、治める国王ガーレフは冷酷と噂されている男だ。その噂にたがわず、王は会うたびにリルを犯した。ある日、リルは拉致されて去勢され
る。犯人は嫁がされるはずだった王妃だった。
※Twitterの企画「切りBL」参加作品です。
※受けが切られます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 00:02:19
33681文字
会話率:64%
ベータである野口理久は、オメガの姉の代わりにパパ活にいくと、ドストライクな理想のパパ、夏目貢と出会う。それからパパ活(交尾なし)半年を続けている。どうみても三十歳以上は離れているし、親子に間違われてしまうし、おじさんだ。食事二十万、買い物三
十万以上、クレカ使い放題。会うたびに湯水のように金を使ってくれる。この律儀で金払いのよいパパと恋仲になるためにはどうすればいいんだろうと頭を悩ませる毎日だった。一向に進展しないし、そんな素振りもない。そんなある日、姉は運命の番いと出会ったと宣言する。紹介したいから、指定場所にこいと凄まれ、しょうがなく理久は待ちあわせ場所へむかった。すこし遅れていくと、そこには夏目と姉がいた。姉の運命の相手は彼なのだろうか。理久は目にしたくないという思いで、その場から逃げてしまう。そして、銀行にいってありったけの金を引きだした。パパのマンションのインターホンを鳴らし、パパ活を終わらせるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 02:56:19
31480文字
会話率:57%
くたびれアラフォーおじさんでビッチめな「尚純」が、小さい頃から面倒を見てきた大学生でお隣さんの「研吾」から一途執着求愛され、覚悟のがむしゃらセックスによって身体でお嫁さんをわからせられる話。
コミッションにて執筆させていただいたお話です。あ
りがとうございました!
・web拍手
http://bit.ly/38kXFb0
・X垢
https://twitter.com/show1write折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 23:50:00
12626文字
会話率:59%
浮気をされては婚約破棄になる事、実に十七回。
侯爵令嬢のクリスタはこれまで婚約、浮気され、婚約破棄を延々と繰り返している。
社交界では被害者側であるにも拘らず、クリスタに何か問題があるのではないと噂されてしまう。
原因が分からず悩む日々。こ
のままでは行き遅れになってしまう……。
そんな中、十八人目の婚約者が出来た。今度こそ上手くいく筈、そんな風に期待をする。
だがそんな時、元婚約者である侯爵令息のブラッドが屋敷を訪ねて来て
「君の婚約者、浮気しているよ」
と親切に教えてくれた。
*マークは性描写がありますのでご注意下さい。
※この作品は魔法のiランドにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 19:59:27
33215文字
会話率:41%
【2024年10月eロマンスロイヤル大賞にてピーチ賞受賞。ありがとうございます!】
ユリアはその涙で魔獣の呪いを跳ね返すことのできる聖女だ。
魔獣討伐のたびに美しい涙をハラハラと流すユリアを見ながら、護衛騎士のテオは不機嫌そうに顔をしかめ
る。
「見事な嘘泣きですね。悲しくもないのによくそんなに泣けるもんだ」
「うるさいわね。あなたには関係ないでしょう」
幼なじみの二人だが、テオは昔からユリアを泣かせており口喧嘩が絶えない。
それなのに二人の婚約を命じられ、ユリアはこの婚約をどうにか断ろうとするが、なにやら事情があるようで――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 19:00:00
124581文字
会話率:40%
「なっちゃんも飲む?」
それが彼からのお誘いの合図だった。
私、蒼井夏生はとある夏の日、お隣さんである北見冬夜の家にお邪魔することになった。一緒にごはんを食べて、お酒を飲んで、なぜかそのまま夜を共にして――。
ふたりの関係は一晩限りのはずが
、夏生の料理を気に入った彼に頼まれてごはんを作りにお隣へ通うことに。お酒を飲むたびにただ身体を重ね続けるふたり。
秋が過ぎ、冬が過ぎ、もうすぐ春が来て新しい生活がやってくる。私はこんな身体だけの不毛な関係に終わりを告げようと決意する。
※「春の短編祭2024」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 19:48:35
19964文字
会話率:42%
王女レオーネは、侯爵家令息のアリエスが幼い頃から大好きだった。彼女は長身で、大きく豊かな胸を持つ魅惑的な身体であるにも関わらず、彼はレオーネにいつも素っ気ない。彼女が聖獣の力を持つもの特有の発情期を迎えた時は、身体を差し出して鎮めてくれたが
、その後も相変わらずの塩対応だ。レオーネが悩んでいると、彼が自分とは正反対の可愛らしい令嬢と親しくしているのを見てしまう。アリエスが優しく笑いかけ、「小さい方が良い」と言っているのを聞いて、彼女はようやく失恋を受け入れた。二人の妨げになるまいと決意し、行動を開始する。沈着冷静なアリエスは、嫌そうに自分を遠ざけ始めたレオーネに、愕然とした。
彼女が演技などではなく、本気でそう思っていると分かったからだ。
※関連作がありますが、これのみで読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 00:14:59
15369文字
会話率:37%
彼女は伯爵令嬢の身代わりになって、海を渡り大国の王宮へと向かった。王弟の見合いの場として用意された舞踏会で、彼の素行を調べてほしいと伯爵から言われたからだ。王弟の評判は悪く、舞踏会の間も女性と庭でいちゃつく始末だった。後は祖国に帰るだけとな
った彼女の前に、一人の男性が現れる。彼は大量に酒を飲まされ、媚薬をもられて、兵士に追われているという三重苦だった。彼女は心から同情し、解決案を提示すると、耐え続けていた彼の顔がひきつった。
「⋯⋯自分でしろと?」
「私は目を閉じて耳を塞いでいるから、どうぞ⁉」
「どうぞじゃねえ!」
プライドを砕かれながらも、色々とくじけないSっ気ありの男と無自覚に彼の心を折る令嬢の、恋の始まりのお話。
※R18シーンが多めです。タグに注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 19:02:40
19987文字
会話率:51%
眠らない街、新宿歌舞伎町。
そこには噂の『いかせの龍』と呼ばれるどんな女性もイかせる整体師がいるらしい。そんな噂を聞いて『ニコニコ整体院』に訪れた自称不感症の四方珠莉(しかたじゅり)は、医院長那須川隆(なすかわたかし)に、裏整体を施術して貰
う事になった。
※サクッと読めるえっちな短編です!
※よくある整体エロです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 15:49:12
10680文字
会話率:48%
10歳年上の和服美人お兄さんに一生の恋をする攻めと、攻めに惹かれつつも取引のために体を売る受けがすれ違う話
【前半:長野編】
母の死をきっかけに、高校2年生の靖羽(やすは)はそれまで接触のなかった実の父の屋敷に引き取られることになる。そこ
は、長野の山奥に佇む歴史のある温泉宿「桜佳苑(おうかえん)」だった。初めて会う父や腹違いの兄との関わり、新しい環境に翻弄される若い靖羽に手を差し伸べてくれたのは、屋敷で住み込みで働きつつ箏曲家としても活動している青年、暖(だん)だった。まるで本当の兄のような優しさで包んでくれる暖に靖羽は日々心惹かれていき、暖もまた靖羽のまっすぐな気持ちに揺れてアプローチを拒まずにいたが、暖がとある目的のために靖羽の腹違いの兄・利羽(としは)と肉体関係を持っていたことを靖羽が知ってしまったことで二人の関係は壊れていく。
【後半:東京編】※前半から7年経過してます
桜佳苑から暖が突然いなくなってから7年。24歳になり医学部を卒業した靖羽は、研修医としてのキャリアをスタートさせるため東京に戻ってきていた。暖を忘れることができず、7年間ずっと暖を探し続けていた靖羽だったが、ある日ふらりと入ったゲイバーで店子として働いていた暖にばったり再会する。34歳になった暖は雰囲気が大きく変わり、7年前の当時とはまた違った底知れぬ色気を漂わせていた。7年前に暖にしたことを改めて詫びて交際を申し込む靖羽だったが、うまくかわされて体の関係を持ってしまう。ぎこちなく、少しずつ再び距離を縮めていく二人だったが、多忙な研修医と水商売という互いの立場からすれ違うことも多く、そのたびに二人は思い悩みながら関係を深めていく。
・年下×年上(10歳差)
・前半は17歳×27歳(高二×旅館の和服美人)ですが暴力のようなレイプまがいの同意のない行為ばかりです
・愛のある行為は後半(7年後)の24歳×34歳(研修医×ゲイバー店子)の状態になってからようやく…という感じです
・前半は受けが攻め以外の不特定多数と体の関係を持つ描写がふんだんに含まれます
・特に前半DV、暴力、レイプ、ハメ撮り等ハードめの性描写多めです
・性描写のある章には*をつけます
・エブリスタ、pixivにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 00:01:29
351733文字
会話率:53%
【日間総合38位 日間短編11位作品】
「ん……チュッ……。じゃあ、全部触って先輩の欲しいところ調べてあげないとですねえ?」
「ね、ねえ……ユウキ……。あう……!」
ウールの青生地を持ち上げる大きな胸。
グレープフルーツ大の肉果実は、ユウ
キの手では掴みきれない。
それでも根元から持ち上げて粘土でもこねるようにすると、先輩は鼻にかかった吐息を漏らし始める。
「う……ん……! ユウキ……。ダメだよ……」などと言いながら、先輩に抵抗するそぶりはなかった。
ユウキが先輩を押し倒すのは、これが初めてではない。
むしろ事件に遭遇するたびにこうしている。
推理をさせるために必要な、先輩を動かすための手続き。
たっぷりと“ご褒美”を与えれば、どうにかこうにか先輩を人前に立たせることができる。
事件を解決させたいという目的と、胸の奥で立ち上る妖しい欲望が、ユウキの手に力を込めさせた。
青い丸みを崩す行為にいつまでもふける。
先輩の呼吸がだんだん深いものへと変わっていく。
「は……ふ……」
「ブラ越しなのに、すんごい柔らかいですね。先輩の名前(ババロア)って、おっぱいが柔らかくなるようにつけられたんじゃないですか?」(本文より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 11:07:57
18013文字
会話率:34%
【日間総合96位 日間短編15位作品】
どうやらこのサキュバス、どうしようもないおバカさんみたいです。
キスは口にするものであって、首にするものではありません。
そんなことも知らないのですね。ププ。
「うふふ、こういうことは初めて? お姉
さんが気持ちいいところ探してあげるからねえ?」
「んぅ……んひゅ……!」
舌が首から顔へと登り、耳をなぞります。
あ、あれ? なんだか……おかしいです……。
「こんなことしても、くすぐったいだけ……」
「“くすぐったい”は、“気持ちいい”が強すぎるだけなのよぉ。元勇者ちゃんには、優しいぐらいがちょうどいいぐらいかしらぁ?」
「んぅ……! どうして……それを……っ!」
「あむっ……んっ! 戦争なのよぉ? 偵察ぐらい当然でしょう? チュッ!」
触れるか触れないかでチロチロと耳元をくすぐられながら、シャツ越しに胸を揉まれます。
「あら、それなりに大きいじゃない。うふふ、勇者ちゃん? おっぱい揉み揉みされるのと、お耳ペロペロされるのどっちが気持ちいい?」
「こ、こんなものが気持ちいいはず……ないっ……!」
耳とおっぱいが、熱いです。
触られてるとこじゃなくて、その少し奥の身体の中が。
なにか、変な魔法でも使われているのでしょうか?
心臓がドキドキし始めました。
「あらあ? 乳首も触って欲しいのぉ?」
「やんっ!」
「服に浮くぐらい乳首勃たせて、気持ちよくないわけないでしょう? ほらほら、正直に答えないといじめちゃうわよぉ?」
「んぐっ……。ふ……んんう……」
おっぱいの先がつねられるたびに、声が出てしまいます。
お腹の奥がキュゥっとして、身体が自然と震えます。
耳、というか頭の中がすごく熱いです。
相手は人類の敵なのに。
しかも、女同士で……。
こんなの、ダメです……。
(本文より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 12:04:11
12257文字
会話率:34%
【日間総合67位 日間短編16位作品】
淫魔の指が己の秘めた場所に直接触れる感触。
清純が汚されるという予感に泣きそうになりながら、しかしアンは意識して冷静を保った。
いまさら逆転の機が訪れることも、仲間が助けに来ることも期待できない。
な
らば、せめて散り際だけでも天使らしくしてみせよう。
この醜く堕落した存在に、最期まで気高くある精神というものを教えてやろう。
心中、アンは決意を抱く。
だが――
「いっ!? ひいいいいいいっ!?」
淫魔の舌がピチャリと“そこ”に触れると、情けなく悲鳴を上げた。
ほのかな桜色に染まった秘唇の中で、ひっそりと色を濃くして主張する陰核。
天使の身体には排泄も代謝もない。
だから洗うにしても外でついた砂埃を落とす程度だし、それにしたって結界によって行われる。
つまるところ、アンには洗体の経験がほとんどなかった。
人間になってからも石けん水に浸りながら表面を撫でる程度で、身体の奥底に位置する陰核など忘れ去っている。
そんな、包皮から出されて空気に触れるだけでもひりつくような敏感に、淫魔の舌が絡みつくのだからたまらない。
暴力的なほどの快楽。
小さな突起の上で舌がくねるたびに、アンの身体が陸に打ち上げられた魚のようにバタつく。(本文より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 13:28:20
16678文字
会話率:31%
「またお前かーー!!」
「そうです俺でーーーーーーす!!」
俺の未洗濯のパンツとパンツとパンツと稽古着(臭い)を抱え込んでいる美貌の青年に、俺はいつも通りブチ切れた。俺には明日履くパンツもないのだ。
「返せ!この盗人め!」
「運命の番に対し
て酷い!」
傷ついた顔を見せるが、盗人猛々しいとはこのことだ。
「運命なんて、俺は認めてねぇえええ!!」
鈍感努力家α×へらへら繊細Ω。意外とシリアスだったりします。
(なろうに全年齢版を掲載、アルファポリスにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 19:30:00
19569文字
会話率:63%
Ωの俺が愛したのは幼馴染のβだった。
物心ついた頃から隣にいた幼馴染の修一に、俺はずっと恋をしている。そして修一の優しさにつけ込んで、俺はヒートのたびに修一に手を伸ばすのだ。
「お前に番ができるまでは、俺が側にいるよ」
そう言って笑う修一に
、俺はこの幸せがいつまでも続くことを密かに願っていた。
けれど俺を運命の番だと言うαが現れ、穏やかな幸せは無惨に砕け散る。
「諦めなさい……君は僕から離れられない」
残酷に告げる男は、俺の愛する幼馴染に、絶望的なほどよく似ていた。
夕凪様のTwitter企画『#シチュ設定丸かぶり創作ゲーム(最後のキス/背徳/乗り物の中/目隠し/雨降り/指輪)』にひっそり参加させて頂きます。
他サイト(エブリスタ、アルファポリス)、全年齢版を小説家になろうへ掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 20:02:14
20112文字
会話率:32%
砂の国、と呼ばれる砂漠の中の国。
水の年、水の月、水の日、水の刻に生まれた清波は、生まれつき水の魔力がとても強い。
魔力の強い子は十二の歳まで身体が弱く、たびたび高熱を出し、生きながらえるのが難しい。だから親は神殿に子を託して育ててもらう。
神殿で育った子は、十二歳になって魔力が安定したら巫女になる。
だが清波は男の子なので巫女にはなれず、神殿に引き取ってはもらえない。親と四歳年上の幼馴染である塩瑠に育ててもらい、運良く死なずに十二歳になり、幼馴染の塩瑠と婚約を交わす。
けれど、成人したら正式に申し込むからと約束したはずの塩瑠は、清波が十五の歳になり成人しても何も言ってはくれない。
密かに不満を抱きつつも、高い魔力を生かして下町で細々と治療師を営む清波だったが、ある日、神殿からの遣いがやってきて……。
幼馴染カプのハピエン予定。
宗教観ちゃんぽん、ごちゃ混ぜ。時代背景や舞台設定もわやわや。細かいことは気にせず読み流していただけますようお願いいたします。
なんでも許せる寛容な方向けです。ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 17:34:02
175257文字
会話率:36%
※アンダルシュノベルズ様より、6月10日出荷予定で書籍化決定いたしました。電書版の発売は、その一ヶ月後になると思います。
アルファポリスの規定により、こちらの作品6月12日には取り下げさせていただきます。続編のほうも取り下げさせていただきま
すが、そちらはアルファポリスさんのほうで、引き続き閲覧することでができますので、よろしかったらそちらで続きをお楽しみください。
44人の魔法少女達とともに異世界に召喚された“おじさん”コウジ。
将来に夢も希望もないコンビニのバイトだった彼は異世界転移とともに、中二病まっさかりの頃、自分が考えたキャラ“最強のおじさん”になっていたのだった。
フォートリオンとよばれるこの異世界で、魔法少女達は“運命の王子様”とパートナーとなって世界に降り注いだ“災厄”をうち払うという。
少女達が王子様に次々と選ばれるなか、コウジは当然最後まで残っていた。
そこに大遅刻した9番目の王子ジーク・ロゥが現れた。
美形ぞろいの王子達の中でも飛び抜けた美貌の王子様はくたびれたスーツ姿で椅子に腰掛けるコウジの前にひざまづいて、その手をとり口づけて言った。
「貴方こそが我が運命のパートナー」
銀髪黒軍服超絶美形の運命の王子様となぜか魔法少女に選ばれてしまったおじさんの活躍が始まる!
※R18シーン入りの話には章タイトルの末尾に※がつきます。
タイトル上のリンクでシリーズ一覧に飛べます。
(第3部まで完結済み)
また目次や後書き下部の各リンクからもシリーズにとべます。
pixivさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 19:49:35
137496文字
会話率:34%
ヴァンパイア×くたびれリーマン
理央(30)は親友の大和にずっと片想いしていた。
だけど大和がついに結婚することになった。大和の嫁に好かれていない理央は大好きな大和から離れる決心をする。
…死にたくなるほどの絶望には気づかないふりをして。
「…どうせ死ぬなら好みのイケメンに抱かれてから死ぬか」
現代社会にヴァンパイアがいるふんわりファンタジーでお送りしております
半分くらいエロな気がします
御礼;2024年5月28日、29日、30日 日間1位
2024年6月1日 週間2位
2024年6月 月間3位
高評価、ブックマーク、コメントありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 21:00:00
57707文字
会話率:36%
下記サイトにて発売中のR18音声作品の台本になります。
・DLsite https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ143901.html
・FANZA https://www.dmm
.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_074053/
【作品概要】
性的なサービスで客をもてなすというある旅館。
お目当ての女将が不在というので代わりに大女将にお相手をしてもらうことになったのですが、この大女将、女将以上の好き者。
最初は困惑してみせてはいたものの、ド助平な本性がどんどんあらわになっていきます。
抑えきれない興奮から下品に淫語を連発して男を誘い、責められればエゲツないアヘ声で喘ぎまくり吠えまくりのド変態ババアなのでした…。
【内容】
・チャプター1(24分32秒)
「序 ~男らしいセンズリを見せつけて、大女将のオンナを目覚めさせましょう~」
大女将にオナニーを鑑賞してもらう→淫語でお手伝い→ぶっかけ
・チャプター2(30分03秒)
「破 ~発情した大女将はド助平な裸踊りを披露し、男の怒張をおいしそうに頬張るのでした~」
ガニ股腰振りエアセックスで相互オナニー→ぶっかけで絶頂→フェラチオ→口内射精→精飲
・チャプター3(32分14秒)
「急 ~破廉恥な大女将は旅館の廊下で露出交尾をねだり、尻穴の操まで捧げるのでした~」
旅館の廊下で生ハメセックス→中出し絶頂→アナルファック→他の宿泊客の前でケツハメおねだり→ケツ穴射精で大絶頂
・イメージイラスト (基本1枚・差分込み3枚・JPEG・オリジナルサイズ 3200×2400ピクセル)
・本編台本(PDF)
【声の出演】佐倉あり
【イラスト】アレグロ
【総再生時間】86分49秒(3ファイル)
【再生形式】mp3(320kbps/16bit/44.1khz/ステレオ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 02:23:55
19726文字
会話率:0%
魔王討伐が終わり、王都に戻った性欲強強な女魔法使いナタリー。
パーティーメンバーである勇者ヒロ、騎士ヴォルフ、神官ジスランの3人に抱き潰された翌朝、目が覚めると3人の姿はなく、代わりに金の首輪がはまっていた。
ひとり気ままな生活に戻れると思
いきや、男と寝ようとするたびに金の首輪が締めつけてきて……。
・首輪型貞操帯を外そうとしたら、セックスしないと出られない部屋に閉じ込められちゃったナタリーさんのお話。
・前作短編『ナタリーさんは性的な誘惑にめっぽう弱く、目先の欲にすぐ負ける。』 https://novel18.syosetu.com/n6089ie/ の続きですが、前作を読まなくても大丈夫です。
全16話。
2話目以降、毎日0時更新予定です。
お馬鹿なエロコメで、Rシーン多目です。
タグは順次追加していきますが、12話にアナル描写ありますので苦手な方はご注意を。
最終話まで予約投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 00:00:00
105113文字
会話率:46%
【負傷で冒険者を引退した年上調合士×現役チート級の年下冒険者】
遺跡街で調合業を営むドゥードゥには、七歳下の恋人がいる。
べらぼうに強くて勇敢で、すぐに初心を忘れる甘ったれのダザとは、もう八年もの付き合いだ。いっとき別れもしたものの、
結局ずっと一緒にいる。
長期の依頼で不在が多いダザを、今日もドゥードゥはのんびり家で待つ。
***
・不定期更新。
・柄と口が悪くてケンカも多い、でもお互いがいないと生きていけない二人の、ストーリー性が少ない一話完結型日常系小説です。衝撃の展開!驚愕の事実!みたいなものはありません。主人公(攻)の生活に関するおはなしが多め。
・魔法のある西洋寄りファンタジー世界。世界観や用語がたびたび登場しますが、パセリみたいなもんなので深く考えないで大丈夫です。
・性描写がある場合、タイトル末尾に「※」がつきます。暴力・残酷描写の警告はしません。受けも攻めも喘ぐタイプの小説です。
※誤字脱字誤用等の報告は受け付けておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 15:24:52
28498文字
会話率:31%
ふと目が覚めると、なぜか牢屋の中にいた。
状況が掴めないものの、私はアーシエという令嬢に憑依転生してしまったようだ。
金髪を縦巻ロールにしている私は、どう考えても、悪役令嬢。
悪役令嬢が牢屋にとくれば、断罪ルートしかないだろう。
しかし選択をミスした私は、ここが断罪などではなくヤンデレルートの入り口であることに気づく。
そしてルドによってドロドロに刻みつけられる愛。
重いほどの溺愛は全てアーシエに注がれ、痛みと共に刻まれる愛の形は、やがて快楽へと変化していく。
そんなルドに惹かれるたびに、自分は誰なのか。
そしてルドの愛は誰のものなのか。
アーシエではない自分に葛藤し、現実から目を背ける。
ただ現実はアーシエを放っておいてはくれない。
アーシエが毒殺をしようとしたというヒロインまで現れ、ますます記憶は混乱していく。
ヤンデレは溺愛となり得るのか。
私は誰で、ルドの愛は誰へのものなのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 00:02:03
101589文字
会話率:37%