月を〈漆黒の神が覗く裂け目〉と仰ぐ世界。
王都に暮らす平民の子フェリックスは、冬の古本市で、大好きな本を父に買ってもらう。ご褒美に喜ぶものの、その日から、父が家を空けることが多くなる。
それから1ヵ月、フェリックスが家で本を読んでいると、焦
げ臭い匂いがした。扉を開ければ、火の海が広がっていた。逃げることもできず、うずくまって怯えるフェリックス。助けに来た父は、あと少しというところで、崩れ落ちる木材の下敷きになってしまう。秘密の首飾りを託されたフェリックスは、玄関を目指して、駆け出すのだった。
父の言いつけ通り、総帥の従家エクエス家の館に向かうと、古本市で出会った行商人が立っていた。そぐわない身なりと態度に戸惑いつつも、フェリックスはついていく。
総帥の屋敷へと向かう馬車の中、行商人は、エクエス家当主だと名乗る。そして、フェリックスの真の身分は、王家の嫡子であると、語り出し――。
★毎週火・土曜日20時掲載
(全編執筆済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 20:00:00
14317文字
会話率:26%
幼い頃の初恋の相手、領主グリムが姉のエリサと結婚してから一年後。
病で亡くなった姉に代わってグリムの後妻となったエリスだったが、夢に見ていた結婚生活とは程遠いものだった。
あくまでも姉のエリサの代わりとしてしか自分を見てくれないグリムに
、エリスは自分自身を偽り続けなながら結婚生活を送っていた。
グリムに言われるがまま、趣味趣向、服装や性格に至るまで姉のエリサと同じように振る舞わなければならない日々。
そんな日々の中、エリスをエリスとして見てくれるのはエリスの執事として使える幼馴染のミトだけだった。
これは自分を偽り続けていたエリスが、本当の自分を取り戻すまでの短い物語。
※サブタイトルの後ろに(♡)がついている作品には程度の差はあれ、エッチなシーンが含まれます※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 22:14:03
27642文字
会話率:46%
とある世界の、とある王国。その王都に住まう主人公が自分の恋にうだぐだ悩んで、『幸せになりたい』と願って動いた結果… な、お話。
まほー的要素はあってもバトルとは無縁。
尚、ハッピー・ビター・バッド等の確定【エンド】は作品タイトルに蹴り飛ば
される仕様である事をご了承ください。
また、当作品は短編構成です。
本来なら一息に読んで頂きたい所、作者側の事情により二分割しました。その点ご留意ください。後、どちらにもR18が入ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 14:00:00
21507文字
会話率:37%
「俺と、結婚してください」
魔王に国を滅ぼされ、亡国の王子となったウィルビウス。王族でただ一人生き残った彼は、瀕死になっていたところを隣国の魔術師の少年アバスに救われ、その場でプロポーズされる。
初対面だったものの、恋愛結婚に憧れていた
ウィルビウスは結婚を承諾。しかし、待っていたのは夫から無視され続ける寂しい結婚生活だった。
そして結婚から六年。ついに夫との関係改善を諦めたウィルビウスのもとに、隣国の姫がアバスにアプローチしているという噂が届く。夫は姫に託して、自分は去ろう。そう決意したウィルビウスは、失敗すれば死ぬ魔術を携えて魔王城に乗り込むことにした。
______________
※最後はちゃんと生きてハッピーエンドになります。安心してお楽しみください。
※基本的にバカップルなので、悲壮感はあまりありません。
※エロ要素は薄めです(最後に、ちょこっとだけスケベなシーンが出てくる程度の薄さです)。
誤字脱字報告、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 08:14:33
63963文字
会話率:29%
■ポイント
この寝取られ小説は、夫婦でヤクザ組織に入り込んだ潜入捜査官の人妻が、ヤクザ組織の組長に抱かれ続け、身も心も堕とされて奪われていく姿を描いています。
■あらすじ
売春、詐欺、薬の売買など犯罪行為を生業にしている某ヤクザ組
織の壊滅作戦が計画された。
組織壊滅のためには、犯罪の証拠と内部の情報が必要だった。
そのために、主人公は、潜入捜査官として、身分を隠してヤクザ組織に潜入することになる。
そして、作戦の成功率を高めるために、もう一人、主人公の妻も身分を隠し、潜入捜査官としてヤクザ組織の組長と接触することを命じられた。
支配欲が強く、自分が欲しいものは、どんな手を使ってでも手に入れる凶悪な組長に気に入られてしまった主人公の妻。
潜入捜査官という立場を利用し、組織壊滅のために組長を追い詰めるはずが、逆に追い詰められ、全てを奪われていく主人公。
自分の立場、そして最愛の妻さえも・・・・
ヤクザ組織の壊滅と組長逮捕のために、潜入捜査官の命を受けたばかりに、全てを失ってしまった男の物語を、寝取られ感と背徳感を織り交ぜて長編で描いている作品です。
胸が締め付けられるような焦燥感と背徳感を楽しみたい方におすすめの作品に仕上げました。
正義感の強い潜入捜査官の妻が、ヤクザ組織の組長に屈服して寝取られていく姿を背徳感とシナリオ重視で描いています。
特に、後半から背徳感が強くなっていくように仕上げていますので、ぜひ最後までじっくりお読みいただきたいです。
※ストーリーと背徳感を強めて寝取られ感を出すことを重視して執筆したため、寝取られに入るまでの過程を長くしています。
サクサクっと短編の寝取られ小説を楽しみたい方よりも、ストーリー性と背徳感重視の長編寝取られ小説を楽しみたい方向けの作品です。
主要登場人物
小林哲也(夫 潜入捜査官 本名:鈴木要)
武美亜紀(妻 潜入捜査官 本名:鈴木茜)
金光康介(某ヤクザ組織の組長)
黒木圭太(某ヤクザ組織の若頭)
目次
第1話『潜入捜査の命を受ける夫婦』
第2話『組織に潜り込んだ夫婦』
第3話『重なってしまった唇』
第4話『奪われた人妻潜入捜査官の肉体』
第5話『上書きされる人妻の体』
第6話『陥落する人妻の心』
第7話『ヤクザに心まで奪われた人妻潜入捜査官』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 22:50:01
24038文字
会話率:20%
■ポイント
この寝取られ小説は、夫婦でヤクザ組織に入り込んだ潜入捜査官の人妻が、ヤクザ組織の組長に抱かれ続け、身も心も堕とされて奪われていく姿を描いています。
■あらすじ
売春、詐欺、薬の売買など犯罪行為を生業にしている某ヤクザ組
織の壊滅作戦が計画された。
組織壊滅のためには、犯罪の証拠と内部の情報が必要だった。
そのために、主人公は、潜入捜査官として、身分を隠してヤクザ組織に潜入することになる。
そして、作戦の成功率を高めるために、もう一人、主人公の妻も身分を隠し、潜入捜査官としてヤクザ組織の組長と接触することを命じられた。
支配欲が強く、自分が欲しいものは、どんな手を使ってでも手に入れる凶悪な組長に気に入られてしまった主人公の妻。
潜入捜査官という立場を利用し、組織壊滅のために組長を追い詰めるはずが、逆に追い詰められ、全てを奪われていく主人公。
自分の立場、そして最愛の妻さえも・・・・
ヤクザ組織の壊滅と組長逮捕のために、潜入捜査官の命を受けたばかりに、全てを失ってしまった男の物語を、寝取られ感と背徳感を織り交ぜて長編で描いている作品です。
胸が締め付けられるような焦燥感と背徳感を楽しみたい方におすすめの作品に仕上げました。
正義感の強い潜入捜査官の妻が、ヤクザ組織の組長に屈服して寝取られていく姿を背徳感とシナリオ重視で描いています。
特に、後半から背徳感が強くなっていくように仕上げていますので、ぜひ最後までじっくりお読みいただきたいです。
※ストーリーと背徳感を強めて寝取られ感を出すことを重視して執筆したため、寝取られに入るまでの過程を長くしています。
サクサクっと短編の寝取られ小説を楽しみたい方よりも、ストーリー性と背徳感重視の長編寝取られ小説を楽しみたい方向けの作品です。
主要登場人物
小林哲也(夫 潜入捜査官 本名:鈴木要)
武美亜紀(妻 潜入捜査官 本名:鈴木茜)
金光康介(某ヤクザ組織の組長)
黒木圭太(某ヤクザ組織の若頭)
目次
第1話『潜入捜査の命を受ける夫婦』
第2話『組織に潜り込んだ夫婦』
第3話『重なってしまった唇』
第4話『奪われた人妻潜入捜査官の肉体』
第5話『上書きされる人妻の体』
第6話『陥落する人妻の心』
第7話『ヤクザに心まで奪われた人妻潜入捜査官』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 15:51:56
24038文字
会話率:20%
■ポイント
この寝取られ小説は、夫婦でヤクザ組織に入り込んだ潜入捜査官の人妻が、ヤクザ組織の組長に抱かれ続け、身も心も堕とされて奪われていく姿を描いています。
■あらすじ
売春、詐欺、薬の売買など犯罪行為を生業にしている某ヤクザ組
織の壊滅作戦が計画された。
組織壊滅のためには、犯罪の証拠と内部の情報が必要だった。
そのために、主人公は、潜入捜査官として、身分を隠してヤクザ組織に潜入することになる。
そして、作戦の成功率を高めるために、もう一人、主人公の妻も身分を隠し、潜入捜査官としてヤクザ組織の組長と接触することを命じられた。
支配欲が強く、自分が欲しいものは、どんな手を使ってでも手に入れる凶悪な組長に気に入られてしまった主人公の妻。
潜入捜査官という立場を利用し、組織壊滅のために組長を追い詰めるはずが、逆に追い詰められ、全てを奪われていく主人公。
自分の立場、そして最愛の妻さえも・・・・
ヤクザ組織の壊滅と組長逮捕のために、潜入捜査官の命を受けたばかりに、全てを失ってしまった男の物語を、寝取られ感と背徳感を織り交ぜて長編で描いている作品です。
胸が締め付けられるような焦燥感と背徳感を楽しみたい方におすすめの作品に仕上げました。
正義感の強い潜入捜査官の妻が、ヤクザ組織の組長に屈服して寝取られていく姿を背徳感とシナリオ重視で描いています。
特に、後半から背徳感が強くなっていくように仕上げていますので、ぜひ最後までじっくりお読みいただきたいです。
※ストーリーと背徳感を強めて寝取られ感を出すことを重視して執筆したため、寝取られに入るまでの過程を長くしています。
サクサクっと短編の寝取られ小説を楽しみたい方よりも、ストーリー性と背徳感重視の長編寝取られ小説を楽しみたい方向けの作品です。
主要登場人物
小林哲也(夫 潜入捜査官 本名:鈴木要)
武美亜紀(妻 潜入捜査官 本名:鈴木茜)
金光康介(某ヤクザ組織の組長)
黒木圭太(某ヤクザ組織の若頭)
目次
第1話『潜入捜査の命を受ける夫婦』
第2話『組織に潜り込んだ夫婦』
第3話『重なってしまった唇』
第4話『奪われた人妻潜入捜査官の肉体』
第5話『上書きされる人妻の体』
第6話『陥落する人妻の心』
第7話『ヤクザに心まで奪われた人妻潜入捜査官』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 19:57:45
24038文字
会話率:20%
学力、民度レベルでは中の下くらいのとある公立高校。
小麦色の肌の水泳部のエース星川純子と非モテ系のキモ男・オタッキー佐藤は同じクラスの中でも厳格なスクールカーストで隔てられていたが………。 性愛はこの身分制度をも時として越え佐藤は純子に下品
な復讐を企てつつあった。
日本官能界の鬼才・佐藤 法句初の爽やかな学園青春官能。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 21:10:35
7299文字
会話率:56%
アホな貴族の両親から生まれた『俺』。色々あって、俺の身分は平民だけど、まぁそんな人生も悪くない。
無事に成長して、仕事に就くこともできたのに。
ここ最近、夢に魘されている。もう一ヶ月もの間、毎晩毎晩………。
朝起きたときには忘れてしまって
いる夢に疲弊している平民『レイ』と、彼を手に入れたくてウズウズしている獣人のお話。
連載の形にしていますが、攻め視点もUPするためなので、多分全2〜3話で完結予定です。
※6/20追記。
少しレイの過去と気持ちを追加したくて、『連載中』に戻しました。
今迄のお話で完結はしています。なので以降はレイの心情深堀の形となりますので、章を分けて表示します。
1話目はちょっと暗めですが………。
宜しかったらお付き合い下さいませ。
多分、10話前後で終わる予定。軽く読めるように、私としては1話ずつを短めにしております。
2023年9月 追記★
こちらのお話はアンダルシュノベルズで書籍化進行中となっています(•ө•)♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 20:00:00
95735文字
会話率:40%
オリジナルBL。ファンタジー世界を舞台にしたオメガバースです。
アルファ騎士×美人ベータ(?)
【人物紹介】
受け:セオ(24歳)この話の主人公。砂漠地帯からの移民で、音楽の才がある。強気無自覚美人。
攻め:エイダン(28歳)王室付き近
衛騎士・分隊長。伯爵家の三男でアルファ。料理好き。過労気味。
【あらすじ】
「──とりあえず同居してごらんなさい」
国王陛下から適当な神託を聞かされたセオとエイダン。
この国にはパートナー制度がある。地母神の神託にしたがって、アルファとオメガは番うことを勧められるのだ。
けれどセオはベータで、おまけに移民。本来なら、地位も身分もあるエイダンと番うことはできない。
自分は彼の隣にふさわしくないのになぜ? 神様の勘違いでは?
悩みながらも、セオはエイダンと同居を始めるのだが……。
全11話。
初出はpixiv(別名義での投稿です)
他サイト様にも少しずつ投稿予定。
追記:2024/3/10開催 J. Garden55にて『神託にしたがって同居します』の同人誌を頒布します。
(詳細は作者名からXマイページに飛び、『活動報告』欄をご覧ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 11:44:12
45950文字
会話率:42%
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
最終更新:2024-02-13 18:36:09
8486文字
会話率:43%
英雄と呼ばれるアイザック辺境伯に叙勲式の報酬としてプロポーズされるジェシカ。
優しい彼に溺愛されるジェシカだが、時折見せるアイザックの舐めるような表情に戦慄するのであった。
この結婚は上手くいくのか!?
最終更新:2024-02-12 11:28:21
11430文字
会話率:33%
◆異世界の召喚に巻き込まれた大学生の主人公(人間)。
人間は誰も彼を気に留めず、悪者にすらされそうになったところで、主人公に手を差し伸べてくれたのは妖精王だけだった。
妖精王に助けてもらった主人公は、妖精の森で話を聞くことに。どうやら、自分
は妖精王の番らしいのだが──
スパダリ美形妖精王✕元彼との一件で少々のトラウマ持ち大学生。
トラウマを克服し、妖精王の番として主人公が自信をつけ、両手を広げて相思相愛になる物語。
全五話。
◆番である人間に告白するも、人間には既に想い人がおり、その人と両思いだからとあっさり振られてしまう主人公(妖精)。それでも主人公は人間のそばを離れられずにいた。
そんなある日、身分差故に想い人に振られてしまった人間を励ましていたところ、人間からキスをされて──
ご令嬢との恋に敗れた平民庭師✕魔法が得意な健気妖精。
人間と妖精の種族間すれ違い物語。
全五話。
※作者的には王道物語です。
※作者独自設定もありますので、ご了承の上、お進みください。
※R18は予告なく入ります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 21:00:00
51409文字
会話率:45%
男女の区別のさらに先にアルファ、ベータ、オメガという第二の性がある世界。優れた遺伝子を持ち男女の別なくオメガを妊娠させることのできる、支配階級たるアルファ、中間層のベータ、そしてアルファのフェロモンに隷属する性的魅力に富んだオメガ。
第
二王子であるシリルはアルファばかりの王族に珍しいオメガであった。その美しさから第一王子のライオネルから強姦されそうになったことがあり、誰にも襲われないように身体を鍛えて騎士となったが、ひょんなことからアルファの仕立て屋であるギルバートと運命的な出会いを果たす。
身分差と第二の性に苦悩しながらも惹かれあう、二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 19:55:53
56477文字
会話率:44%
可憐な伯爵令嬢アンドレアは18の時に両親を亡くし、侯爵家の老人に後妻として嫁いだ。
10年経ち、未亡人となったアンドレアは伯爵領へ帰還する。
懐かしい故郷は10年経ちどこか違っていた。自分も10年前の何も知らない無垢な少女ではもうない。あ
れほど帰還を心待ちにしていたはずなのに。
そんなアンドレアのもとに、庭師のハンスが現れた。懐かしいままの、けれど少年から立派な成年へと成長したハンスに、アンドレアはその身を委ねた――。
アンドレア ~花~ シリーズ第1話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 16:00:00
8655文字
会話率:35%
行方不明となった姉を捜しにイギリスから砂漠の国カルデアへやってきたリリーは、下町でタリクという青年と知り合う。反発しながらもひかれあった二人は、『旅人の結婚』という一時的な婚姻を結ぶ。しかし、次期シークであるタリクに反対する勢力がリリーをさ
らい、彼女を取り戻したタリクだが、生まれ育った環境の違いから、正式な結婚は出来ないとリリーに告げられ、一度は引くのだが、すべての問題を解決して、リリーを迎えにいくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 20:00:00
106672文字
会話率:47%
古い慣習が残るヨーロッパの小国・セントナヴィア王国の第一王女、エリザベタは、国益のために海洋国セレキアの第三王子・エドアルドと婚約していた。しかしエリザベタは、護衛官のアルフレッドに恋心を抱いていたのだが、王女としての立場から、それを秘めて
いた。エドアルドとの結婚式が間近になった頃、エリザベタはセントナヴィア王家の風習によって生き別れた妹・マルガレーテと会うため、ニューヨークへ赴く。そこで暗殺されかけ、意識不明の重体となってしまう。エリザベタが入院中、妹のマルガレーテことアリシアが身代わりを務めてくれ、暗殺の首謀者を捕らえることができたのだが、王族に不敬を働いたとして、アルフレッドが護衛の任を外され、国外へ左遷されてしまう。エドアルドはマルガレーテと恋に落ち、婚約は解消されたが、アルフレッドを失ったエリザベタは、心労から身体を壊してしまった。エドアルドはアルフレッドのもとへ行き、説得を試みる。「このままでいいのか」と。そして、アルフレッドは決断したのだった。
『あわせ鏡のプリンセス』の主人公・アリシアの姉、エリザベタの物語です。これだけでも、読めます。
(エロはありません。R18は保険です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 10:47:24
90243文字
会話率:43%
わたしは童殿上をして幼い東宮さまに仕え、宮中で「やまぶきの君」と呼ばれている。ある朝、二通の文(ふみ)を拾ってから、災難に巻き込まれるようになった。どうして?
そこから、わたしは憧れの人・隆成さまと知り合うことになり、さまざまな出来事に遭
遇して、何故か女性として「妻」になってしまう。なにがどうして、こうなった?
主人公・やまぶきの君の初恋、『やまぶき君の災難』
やまぶきの君の親友で笑わないことで有名な、あずさの君の話、『あずさ君の初恋』
帝の乳兄弟・信春の遅い初恋、『埋火(うずみび)』
やまぶきの君の乳兄弟・守光の危険な恋、『書物と刀』
成長していく過程で恋人と疎遠となってしまった、やまぶき君のその後、『恋の成就の、そのあとで』
周囲の人たちの小話、7編、『拾遺』
本編は『やまぶき君の災難』と『恋の成就の、そのあとで』ですが、あずさの君・信春・守光が主人公になったお話も本編にからみ、別視点のお話でもあります。
時代背景は、平安時代中期。歴史用語の説明部分は、読み飛ばして下さってもいいです。
性描写等がある話には、*をつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 14:56:43
646050文字
会話率:37%
元々日本は性におおらかな国だ。
処女性を重視しだすのは明治以降なため、江戸時代の庶民は性に対して寛容だ。
というか、ゆるゆるだ。
武家以上の身分の高い人々は、庶民の自由恋愛を羨んだそうな。
ごくごく普通の江戸の庶民、良縁を望む娘のお話です。
流石、日本。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 20:34:21
6475文字
会話率:32%
この世界は神の王ルミナスによって創造された。
ルミナスは生命を誕生させる上で四つの季節を創った。
その四つの季節の名は春、夏、秋、冬。
春、命が宿る季節。
夏、命が育っていく季節。
秋、命が最も輝く季節。
冬、命が眠りにつく季節。
四つの季
節を作ることで生命をより豊かにすることにしたルミナス。
あらゆる命を守るためにルミナスは四季の神を誕生させた。
四季の神とはルミナスから四季の力を与えられた四人の神のことをさす。
四季の神は自らが宿す季節を迎えるとき人間界に降り季節を呼び起こし次の季節が来るまで約九十日間人間界で過ごす。
それがルミナスから与えられた使命。
いま一神の神、夏の王ゼインが夏の季節を呼び起こすために人間界に降りたつ。
何百年もの間自らの城で次の季節が来るのを待っていたが、今年は何を思ったのか城からでて人間の街に赴くことにしたゼイン。
そこで一人の青年アレンと出会う。
偶然か運命の悪戯かその出会いが二人の人生を大きく変えた。
身分も性別も超えた二人の純愛物語。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 16:20:05
106321文字
会話率:33%
長く続いた戦争が終り、その祝賀会の夜、俺はとんでもない失態を犯した。
酒は飲んでも飲まれるな!っと言いたい・・・。
最終更新:2024-02-02 20:00:00
13979文字
会話率:75%
ここは、魔力や魔獣が存在する世界。かつてはハリボテだった『始まりの王の再来』と言われるゼオフィード王国王弟子息・ヴェスと、自分の出自を知らぬまま大きくなった勝気な剣女・リアナの恋のお話です。
R18ですが、まだまだ先になります。
最終更新:2024-02-01 12:38:24
44240文字
会話率:61%
アイラス王国の王女・リュシフィルは、王国唯一の王女であり、聖なる力を使うことのできる母親譲りの力の強い聖女。持ち前の好奇心と行動力を武器に、国民を幸せにするため日々奮闘している。
小さい頃によく一緒に遊んでくれ、優しくて強い公爵家三男セラン
・ノースが大好きだが、護衛騎士になってからの彼はそっけなくて、壁がある。
寂しいと思う反面、しっかり王女として独り立ちすれば、またあの時のように笑ってくれるんじゃないか、と頑張るリュシフィルだがなかなかうまくいかなくて、もどかしさが募っていく。
ある日、併合して間もないラティニア地方で魔獣の襲撃があり、大勢の怪我人を治癒するべくリュシフィルとセランはアイラス王国への反感が残るラティニアへ向かうのだが・・・
お転婆お姫さまと初恋拗らせ護衛騎士のじれじれラブコメディ(を目指しています)。
☆→R回
☆の数→Rの濃度
*Rは1章終盤(11話前後)からスタート
ゆっくりジレジレです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 11:00:00
300693文字
会話率:22%
零落した伯爵家を守るため、キャロラインは変装して身分だけでなく年齢や姿を偽り、侯爵家のハウスメイドになることに。当主のカーティスはその厳めしい姿と同様に粗野な性格だという噂が絶えなかったが、どこよりも高いお給金が魅力だった。順調に働いていた
あるとき、弟のウォルターに目をつけられてしまう。助けてくれたのが、カーティスだった。それがきっかけで、キャロラインはカーティス付きのメイドになることに。実はカーティスは真面目一辺倒な男だった。世間の噂も弟を庇ってのことだったらしい。本当のカーティスを知るにつれて、キャロラインは彼に惹かれていく自分に気づく。しかしカーティスと侯爵令嬢デライラの縁談がまとまろうとしていた。女王陛下の姪に当たるデライラの伴侶として、カーティスが抜擢されていたのだ。たとえ本当の自分に戻っても持参金のひとつも用意できない自分ではカーティスに相応しくないと、キャロラインは芽生えた恋心を閉ざそうとする。そんなキャロラインの変化に、カーティスも自分は彼女が好きなのだと自覚していく。告白し合ったふたりは、身体も繋げてしまい……カーティスは使用人でも構わない、爵位を捨ててでも一緒になりたいと言ってくれる。真実を告げたいキャロラインだったが、彼が嘘吐きがいちばん嫌いだと言っていたから白状できなくて――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 20:00:00
120138文字
会話率:47%
聡明な魔女だった祖母を亡くした後も、孤独な少年ハバトはひとり森の中で慎ましく暮らしていた。ある日、魔女を探し訪ねてきた美貌の青年セブの治療を、祖母に代わってハバトが引き受ける。優しさにあふれたセブにハバトは次第に心惹かれていくが、ハバトは“
自分が男”だということをいつまでもセブに言えないままでいた。このままでも、セブのそばにいられるならばそれでいいと思っていたからだ。しかし、功を立て英雄と呼ばれるようになったセブに求婚され、ハバトは喜びからついその求婚を受け入れてしまう。冷静になったハバトは絶望した。 “きっと、求婚した相手が醜い男だとわかれば、自分はセブに酷く嫌われてしまうだろう” そう考えた臆病で世間知らずなハバトは、愛おしくて堪らない英雄から逃げることを決めた。
【堅物な美貌の英雄セブ×不憫で世間知らずな少年ハバト】
※セブは普段堅物で実直攻めですが、本質は執着ヤンデレ攻めです。
※受け攻め共に、徹頭徹尾一途です。
※主要人物が死ぬことはありませんが、流血表現があります。
※本番行為まではありませんが、受けがモブに襲われる表現があります。
※アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 16:28:56
218068文字
会話率:43%