侯爵令嬢であるアナスタシアは幼い頃からの婚約者であるテオドール・アルストロメリア公爵令息を心から愛していたが、愛故に近づく女どもを牽制したり、時には酷い目に遭わせたりしていた。金に物を言わせ、自分の美を磨く日々の中、「アナスタシア・オーキッ
ド侯爵令嬢。君との婚約は破棄する」突然の婚約破棄を言い渡されてしまった。両親は激怒し、アナスタシアは領地へと送られ幽閉のような生活を送ることとなる。そんなアナスタシアの心の傷を癒してくれたのは領地で偶然出会った、オルフェオという青年だった。オルフェオと逢瀬を繰り返していくうち、少しだけテオドールに似ているオルフェオに、元婚約者への失った恋心を重ねていくようになり、求婚を受け入れたが、両親に反対されてしまう。「僕の国では婚約には両親の許可は必要ないんだ。花嫁の家からの持参金さえあれば、すぐにでも結婚できるよ」とオルフェオに言われるがまま、自分の財産全てをはたいて、怪しい高利貸しに借金までして多額の持参金を用意したが、オルフェオは持参金を持ったまま姿を消してしまい、結婚詐欺だったことがわかり!?借金返済のために娼館へ売られたアナスタシアの最初の客は、かつて愛した元婚約者のテオドールで!?生真面目元婚約者×どん底令嬢の恋物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 16:01:18
22545文字
会話率:45%
ココノアはエスティージョ公爵家の令嬢である。心優しき令嬢であったはずが、王立学園に入学し第三王子であるエイドリックとの婚約が正式に決まってから肩が重たく感じ、徐々に不調を訴えるように。人が変わったように傲慢で手の付けようの無い悪役令嬢になり
、婚約者であるエイドリックにも疎まれるようになる。ある日、除霊師の家系であるノース家のアレンに肩に生霊が乗っていると言われ除霊してもらうと、肩がスッキリし、元通りの心優しきココノアに戻り……天使のようなココノアは婚約者や周りの貴族令息などに好意を寄せられるように!?悪役令嬢、人生初のモテ期到来!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 16:38:10
14079文字
会話率:53%
エリシアは20歳にして3回目の離縁歴がある。初婚は16歳で隣領の子爵令息とだったが…運命の女性と出逢い結婚式後に駆け落ちされ離縁。2回目の結婚は持参金目当ての男爵令息とだったが…彼は実は男色家で女性には興味は無く、跡継ぎができず離縁。3回目
の結婚は高齢伯爵の後妻だったが…初夜で興奮した高齢の伯爵は胸を押さえ苦しみだし…天に召されてしまった…。伯爵亡き後、家督を継いだ現伯爵に死後離縁と共に伯爵家を追い出され、エリシアは3回も離縁された女として処女(おとめ)のまま実家に出戻ることになってしまったのだった。もう一生を実家のメイディ子爵家で過ごすか、修道院に入ろうとしていたところ、まさかの4回目の婚姻の申し込みが来て!?それは先の戦争で英雄となったが、戦いで負った怪我で引退した元騎士団団長ギルディス・マックボーンであった。マックボーン家に嫁いだエリシアが見たのは、戦争で戦った時に受けた呪詛によって苦しむギルディスの姿で…。メイディ子爵家は魔術を得意とするものがたまに生まれる家系であり、エリシアは魔力持ちであり、自身の魔力を呪詛と混合させ、呪詛の力を薄めることが出来るのであるが、エリシアの魔力は微量なため…体液と体液を混ぜ…呪詛と混合させ…呪いを解く…それしか方法が無くて──!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 17:12:10
15535文字
会話率:38%
シェイスリン国の王城で下級使用人として働く有能なメイドのルディアーナ。
メイドとして働くルディアーナはシェイスリン国の属国であるソールフレントから追放された王女である。
出生の秘密を隠しながら逞しく生活しているルディアーナは男嫌い。
追い
かけるのは麗しい侯爵令息ではなく侯爵家の令嬢シェリル。彼女のためなら何でもしたい、近づく虫は叩いて落としたいと思う日々。
王城で開かれた宴の終盤に一人であるくシェリルの後を追う男を目撃し、嫌な予感がしたルディアーナは男を引き付けて適当に逃げるつもりが失敗して襲われそうになる。
その危機を救ってくれたのはルディアーナが苦手とするシェリルの双子の弟、レイドだった。
レイドは何故かルディアーナの出生の秘密を知っていて、黙っているかわりに、姉を王太子妃にするために協力しろと迫られてしまう。
勿論やります! え? 男嫌いの克服が必要? そんなの聞いてないんですけど? 必要あります?
シェリルと同じ美貌を持つ顔なのに声も身体もやっぱり男!
敬愛するシェリルと同じ顔で蠱惑的な笑みを浮かべながら触れてくるレイド。次第に身体が熱を帯び、少しずつレイドを受け入れるようになるルディアーナだが!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 15:39:07
162211文字
会話率:34%
一見、よくあるタイプの婚約破棄話。
だけど今回は少し様子が違うようで…。
王太子の婚約者(悪役令息)と、イケメンより美人が好きな王太子の猫っ被り浮気相手?(略奪趣味)が浮気性王太子を差し置いて愛を育む…大ざっぱに言うとそんな話です。
果
たして悪役同士の恋愛は成就するのか。
脳内IQ設定を2迄にしてご閲覧ください。
22話完結。
※ 最初、主人公Ωがクソみたいな性格をしています。ご注意下さい。
※ アルファポリス様、エブリスタ様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 19:00:00
37338文字
会話率:20%
美しくなくなれば、平和に生きられる…?
稀代の美形だった故に男達に執着され、好意をずっとスルーしていたら、逆恨みされ悪役令息の汚名を着せられ、婚約者に殺された主人公。
死んだ後すら散々な目に遭ったものだから、今世は念願の平凡モブに転生。
平穏な日々を送っていたのに15歳の誕生日から、停滞していた運命が回り始め…。
※現世と前世が交差しながら話が進みます。
※前半は前世でのエピ。中世っぽいガバガバな世界観です。
※主人公が平凡に対して絶対の信頼感を持っています。
※前世異世界での結婚観は、同性婚歓迎の風潮ですがあくまで作者の希望でしかないフィクションです。
※結局、全員拗れています。
※この作品はアルファポリス様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 21:00:00
106253文字
会話率:16%
ブレンダ・バートンは美人だが勝ち気な性格だ。恋のアプローチは男性から仕掛けて欲しいし、それが当然だと思っている。恋愛結婚に憧れを抱いてるが、バートン家にとって最良な相手と結婚することも義務であると感じているブレンダに、理想的な求婚者が現れた
。豪快で素直な性格、容姿端麗で家柄も良い。だが、彼女の心は動かない。
それは彼女に熱心に好意を向けてくる子犬系令息ノアの存在があるから。ノアがブレンダに気持ちがあることは絶対なのだが、シャイな彼ははっきり気持ちを伝えることが出来ない。もたもたしてると他の男性に奪われてしまうわよ!と発破を掛けたつもりが、ノアにも新しい女性の影が……それはブレンダにとってかつての天敵とも言える女性だった。ノアのことは戯れに可愛がっていたつもりだったが、ライバル出現にブレンダの心は大きく揺れる。
そんなある日、ふとしたきっかけからノアに軽いキスを許すことに。だけど、彼のキスはそれ以上のもので……。
可愛い小犬だと思っていたのは私の間違いだったの!?
愛が重すぎて駆け引きもままならない小犬系令息と、ライバル出現に焦るツンデレ令嬢の恋のお話。
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 13:00:00
14385文字
会話率:44%
悪役をやらないと攻めがなぜか死んでしまう話。
序盤は攻め←←←受けですが、途中から攻め→→→受けになります。
【あらすじ】
モンペの母と生意気な性格のせいで孤立しがちなエリヤ。
12歳の誕生日、お気に入りの遊び相手のルーファスから貰った
お菓子を食べている時、今の人生が二回目であることを思い出す。
エリヤは一度目の人生で、キングスヒル・カレッジという魔法学園に通い、冷酷な監督生として厳しく横暴に振舞い、気に入らない相手は容赦なく懲罰房に入れ、学校中から嫌われていた。
そして、五年生の時のある出来事をきっかけにルーファスからも嫌われ、魔力剥奪の上に学校を追放されることになり、悲惨な最期を遂げていた。
だが、死の間際に精霊と誓約を交わし、〝自分の納得できる最期を迎えるまで何度でもやり直せる能力〟を授かった。
記憶を取り戻したエリヤは、二回目の人生は、もう絶対あんな死に方はしないと、ビクビク低姿勢で学園生活を送ると、一度目の人生で塩対応されていたルーファスにやたら構われるようになり、さらに、自分をひどく軽蔑し、嫌っていた公爵令息のクロードからも好意を持たれる。
ずっと夢みていた愛され人生に喜んでいたエリヤだったが、五年生になる直前、ルーファスは学園に巣くう邪霊に殺されてしまった。
絶望したエリヤはもう一度死んで人生をやり直すが、何度ループしても5年生になる前にルーファスが邪霊に殺されて死んでしまう。
ルーファスが5年生以降も生きていたのは最初の人生の時だけだった。
そして5度目の人生。
エリヤは一度目の人生と同じく、だがループ人生で手に入れたチート魔力を生かしつつ、みんなからの嫌われ悪役として生きてみることにするが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 10:12:22
15035文字
会話率:32%
ラルエット王国に住まう伯爵令嬢リゼットは困っていた。
というのも、ここ数年領地の農作が不作であり、実家のお金が貯えが尽きてしまったのだ。
このままでは六人の弟妹たちが苦しむ羽目に陥ってしまう。それだけは、絶対に避けたい。
そう思い、何とか
してお金を稼げないかと模索するリゼットの元にやってきたのは、名門伯爵家の令息ジョフロワだった。
彼は何を思ったのかリゼットに対し「ライバルである宮廷魔法使いの弱みを握ってきてくれ」と言ってくる。ちなみに、弱みを握る方法はハニートラップだと。そして、成功報酬は多額の現金。
確かに容姿だけは妖艶な美女であるリゼットにその役割はぴったりかもしれない。
それに、このまま足踏みし続けるのは嫌だ。
そんな風に思い、リゼットは了承。夜会でターゲットであるアンリ・ミストラル公爵に接触を図るのだが……。
狙った獲物は絶対に逃がさないふわふわ肉食系公爵兼魔法使い×妖艶な容姿なのに初心すぎる伯爵家の大黒柱の令嬢。
取って食われたハニートラップから始まるお話。
――
◆掲載先→アルファポリス(先行)、ムーンライトノベルズ
◆手元に書きかけで眠っていたお話を加筆修正しながら掲載しております。
◆『ラ・トゥール』伯爵家シリーズ第1弾、長女編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 23:00:00
4822文字
会話率:30%
――転生したら、マフィアの跡取り息子の専属護衛でした。
二十一歳の誕生日に交通事故に遭った朝霧 月(あさぎり つき)は次に目が覚めると、よく分からない場所にいた。自身の側にいるのは、月のことを心配そうに見つめる一人の美貌の青年。
青年は月
のことを「リシェル」と呼び、心配そうに声をかけてきた。
どうにも月は死んでしまい、異世界に転生してしまったらしい。
だが、リシェルとしての記憶がないため、どうすることもできない。そんなことを思っていれば、青年はリシェルが「刺されたショックで記憶がなくなってしまった」と判断したらしく、眠っていた原因を教えてくれる。
「リシェルは俺を庇って敵対するマフィアの構成員に刺されたんだ」
その言葉に驚く月。どうやらリシェルはこの青年――グレンの護衛らしい。
ついでにいえば、グレンはマフィアが管理するハリディ王国の三大マフィアの一つ、アークライトの跡継ぎらしくて……?
「き、危険すぎない……?」
こんな場所にはいたくない!
そう思うリシェルこと月だったが、グレンはリシェルのことが好きすぎるらしく、これっぽっちも逃がしてくれない。
「俺は、リシェルさえいればいいよ」
ヤンデレ気味のマフィアの跡取り息子に愛されて、逃げることが出来そうにないんですけれど!?
――
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、小説家になろう(全年齢版)
◆思い付きで始めたお話です。更新は気ままにマイペースに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 20:00:00
7159文字
会話率:41%
十八歳の時に実家の伯爵家が財政難で没落したエルナ・リアリーは、それ以来貴族や商家の家を住み込みの家庭教師として転々としてきた。
家庭教師としての稼ぎはそこそこいい。が、蒸発した父親が残した借金のため、エルナはいつも質素に暮らしてきた。
そし
て、そんな生活が六年続いた日のこと。二十四歳になったエルナは、仕えていた令嬢の嫁入りが決まったことにより、一年間住み込みで働いていた子爵家を離れることに。
さて、次は何処へ行こうか。
そう思うものの、家庭教師としての稼ぎに限界を感じてしまったエルナは、いっそ娼婦にでもなろうかと考える。
思い立ったが吉日。そう思い、エルナは娼婦の面接に行くことにしたのだけれど――そんなエルナの前に現れたのは、エルナの元教え子である侯爵令息ルシャード・ランズベリー。彼はエルナに「俺は立派な魔法騎士になって、十八歳にもなった。だから、婚姻してくれ」と言ってきて――!?
どうやら彼はエルナと幼い頃にした口約束を覚えていたらしく、それを武器にエルナに婚姻を迫ってくる。挙句の果てには「借金なんて俺が全部肩代わりする」と言い出す始末。
でも、名門侯爵家の嫡男が婚姻する相手が没落貴族の娘でいいはずがない。そう考え逃げようとするエルナをルシャードはあろうことか身体でつなぎとめようとしてきて――!?
「先生は、俺との約束をなかったことにするんですね」
「六年も想い続けるなんて、想像するわけがないじゃないですか!」
名門侯爵家の堅物令息(ただし、若干変態で愛が重い)と没落貴族の年上娘の口約束から始まるラブファンタジー。
――
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 21:43:55
14385文字
会話率:32%
「アル様!わたくし、真実の愛を見つけましたの!婚約を破棄させて下さいませ!!」
僕の婚約者のナタリアは、真実の愛を探しては僕との婚約を破棄しようとする。
そんな事させる訳が無いのに。
そろそろ君が誰のものか分からせないといけないね、僕はナタ
リアを手放さないよ。
超短編
特に主人公の奮闘も無く、ゆるゆるな設定で最後まで致す訳でもありません。
推敲していて、煮詰まって気分転換に書いてしまった小説なので、面白みがあるかは分かりません。
それでも良ければ、読んで頂けたら浮かばれます。
腹黒い令息って難しいです・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 11:45:06
8759文字
会話率:47%
見た目も中身も平均値な公爵令息レニオールは、完璧王太子アーネストの婚約者。
幼少期から地味顔だの出来損ないだの散々暴言を吐かれ、辟易していたが、アーネストが学園入園後に現れた男爵令息マリクにすっかり心を奪われてしまったことに希望を見出す。
(こんなやつ、熨斗付けてくれてやる!コイツと縁が切れるなら願ったり叶ったりだ!)
自ら婚約破棄する原因を作ってやろうとマリクに嫌がらせを繰り返した結果、遂にアーネストが俺を断罪する日がやってきた!――――と、思っていたのに。
「レニたん!!」
公衆の面前で絶叫したアーネストは、マリクを放り出していきなり俺を溺愛してきて……。
いや、レニたんとか一度も呼ばれたことねぇし!?!?!?
※アルファポリスでは本編完結済みで、番外編更新中です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/679076477/433624906折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 18:00:00
108673文字
会話率:34%
とある理由から両親に捨てられ、妖精王ハーレクインに育てられるという異色の経歴を持つ、元侯爵令息フェリシア。
魔力を持ちながら、平民として生きることを余儀なくされたフェリシアは、本人無自覚の珍しい魔法と豊富な薬草知識を駆使して薬屋を営みながら
、優しい村人達と心穏やかに生活していた。
そんなある日、深傷を負った幼竜を保護し、怪我が治るまで家に置くことにするが…。
「お前は俺の運命…。諦めて俺と共に来い」
「いや、丁重にお断りしたいんすけど」
助けた幼竜が実は王子サマで、俺が運命の番とかあり得ないでしょ!?
訳あり王子✕元侯爵令息
※男性妊娠表現が含まれます※
※5/27 序章を大幅に加筆修正しました
※5/30 優しさとはこれ如何にを加筆修正しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 02:50:13
9720文字
会話率:36%
スカーレット・ダリアは貴族令嬢でありながらも剣を好み、騎士隊の隊長に抜擢されるほどの女性だった。その苛烈な性格で相手が貴族令息であろうと不貞を行えば容赦なく拳を振るった。が、ある夜会でメイドを襲おうとした者を叩きのめせば、彼自体はどうにかな
ったのだが、その夜会を主催した公爵が引き下がらなかった。今回のことを水に流すためにはとある男と婚姻を結べ、と。
何故か娘を可愛がっている両親が止めもせず、その公爵は公正な男としても知られていたのだが、……スカーレットはしぶしぶ紹介された男と婚姻を結ぶことにした。そこで彼が言ったことは、
「今後問題を起こさないように、私に調教されてくれませんか?」「ご安心ください、貴女が本当に拒否することは行いません」「おや、女騎士ともあろうものが怖いのですか?」
乗せられた彼女はそれを受け、――「貴女を決して離しません、貴女から私を求めるようにしてあげましょう」――
病み気質のヒーローと、蕩かされて好きにされてしまうヒロイン。結局のところはイチャラブ。調教とはいいつつも調教目当ての方には物足りないかも思う程度の成分です。お愉しみいただければ幸いです――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 10:37:24
18228文字
会話率:47%
マリオン・ドゥ・アルセイド侯爵令息は貴族学校に通う16歳の学生だ。両親と離れて侍従やメイドと共に王都で暮らすマリアンは、貴族学校でのどろどろとした派閥争いに疲れ果て、息抜きに流行りの蝶人間の卵を商人から買い、育て始めた。その飼育は難しくて、
殆どが蝶に羽化する前に死んでしまっていたが、ようやく蝶人間を羽化させることに成功する。
「うわぁ、女の子だったのか。それに、すごい綺麗な白い羽根だ……可愛いなあ」
――そして白い羽根を持つ蝶人間との生活が始まったのだった。
※アルファポリスにも投稿している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 07:33:35
44080文字
会話率:40%
100年に一度の美少年と言われてる侯爵令息ルカ・ルチアーノ。
そんな美少年ルカの兄であるそこそこイケメンなブルーノ・ルチアーノ侯爵令息(20)の元に小さくて可愛い謎の鳥がやってきた。
「フホホホ! お初にお目にかかるでござる! 拙者、ルチア
ーノ侯爵家を救いたい侍と申す! どうか拙者の話を聞いて下され!!! ルチアーノ侯爵家の危機なのでござるよおぉぉ!!」
「うあああぁぁ!?!? 鳥が喋った!?!? っていうか声おっさんなんですけど!? この見た目でおっさんの声はないでしょ!!!!」
おっさん声の鳥が言うには異世界でBL小説という名前の予言書を読んだことがあり、このままではルチアーノ侯爵家はルカ以外は全滅、残ったルカも監禁調教メス堕ちアへ顔ダブルピースで人間卒業してしまうらしい。いや何て??アへ顔ダブルピースって何??っていうかこの鳥、喋り方の癖が強い!
不審に思いつつも謎の鳥、フランと一緒にブルーノは自身と両親の死亡フラグの回避とルカに伸びる魔の手を殲滅するために突き進む。
男性しかいないタイプの魔法のある異世界です。
主人公(ブルーノ)は受で相手は固定です。(ルカではないです)
のんびり更新します。予言書(総受けメス堕ち凌辱BL小説)の中のルカはかなり可哀想な目に合っていますが現実のルカは過保護なブルーノお兄ちゃんや両親に可愛がられて素敵な恋人もできて幸せに過ごせます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 01:02:34
5190文字
会話率:52%
聖女であるアーシアが襲われている。
目の前で、助けを求めるアーシアを見て、ロイは思い出す。「あ、これダメなやつ」
慌てて逃げ出したのはいいけれど、攻略対象者たちに捕まって尋問されて、気が付いた。「もしかして、俺が悪役令息?」
自白剤のせいで
、余計なことまで喋ってしまったロイはこの後どうなるの?
悪役令息って、そんなポジション?
※悪役令息のお話です。悪役令息だったお話ではありません。
※話が進むとタグが追加されます。
※R18シーンは予告無く入ります。印等は付けませんので、予めご了承ください。
※作品内容に関しての質問は受け付けておりません。感想欄に書き込まないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 18:00:00
207579文字
会話率:44%
短編であげた作品の続編になります。
5話目までが短編部分、6話目からが続編になります。短編熟読済みの方は6話目からどうぞ。
短編で主人公が逃げたままが至上と思われる方はそっ閉じ推奨です。バトエンを目指していましたが、こちらもハピエンになり
ました。
別バージョンもあげてます。
感想、誤字報告お待ちしております。
ただし、質問は受け付けておりません。
誤字報告ありがとうございます。丁寧にお読み頂き有難い限りです。
階段から落ちて頭を打った僕は、前世の記憶を取り戻した。そして、ここが小説の世界だと知った。
僕のポジションは、よりにもよって悪役令息。最後には婚約者である王子に断罪されて斬首刑にされてしまう。
そんな未来は嫌なので、僕は逃げ出した。
そして・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 12:00:57
73735文字
会話率:32%
短編であげた作品の続編になります。
5話目までが短編部分、6話目からが続編になります。短編熟読済みの方は6話目からどうぞ。
タイトル通りある意味ハピエンなので、主人公が逃げたままが至上と思われる方はそっ閉じ推奨です。
別バージョンもあげて
ます。
感想、誤字報告お待ちしております。
ただし、質問は受け付けておりません。
階段から落ちて頭を打った僕は、前世の記憶を取り戻した。そして、ここが小説の世界だと知った。
僕のポジションは、よりにもよって悪役令息。最後には婚約者である王子に断罪されて斬首刑にされてしまう。
そんな未来は嫌なので、僕は逃げ出した。
そして・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 21:00:00
51400文字
会話率:34%
忠実スパダリ従者攻め、平凡箱入り令息受け
傾向: 両片思い、隻眼攻め、羞恥プレイ、泡プレイ、攻めフェラ
—————
「ハル、僕と一緒に王都に行こうよ。」
あの日も別れ際僕は何度目かの駄々をこねた。
「アモル様、それは出来ないので
す。リー・ベルガ一族はこの地を守る定めにありますから。ここより他に生きる術はありません。」
ハルがいつもと同じように宥めてくる。
「でも、ハルと離れたくない。」
僕はハルの体にぎゅっと抱き着いた。ハルはその背中を優しく撫でてくれる。
「それではアモル様、大人になったらトーリアに住んで下さいますか?私めが精一杯お仕えさせていただき、何一つ不自由させませんので。」
「いいよ。でも大人になる前にまた遊びに来る。次は馬に乗せてね。」
「はい。必ず。お待ちしております。」
—————-
個人企画「攻め様ダービー」の出場作品です。
本作の攻め様を気に入っていただけたらブクマ、いいね、★をポチっとお願いします!
※企画が気になる方は活動報告参照。見なくても作品の鑑賞には影響ありません。
アルファポリスにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 13:00:00
26464文字
会話率:40%
農家の子供ルコとして現代から異世界に転生した主人公は、12歳の時に登場キャラクター、公爵令息のユーリスに出会ったことをきっかけにここが前世でプレイしていたBLゲームの世界だと気づく。そのままダメ令息のユーリスの元で働くことになったが色々あ
って異様に懐かれ……。
前タイトル『王道BLゲームの世界に転生しすぎるボクら』を改題しました。異世界ファンタジーが舞台で王道BLゲーム転生者が主人公のアホエロ要素があるBLです。アルファポリスにも掲載。
CP:★年下ライバル悪役令息×年上転生者モブ執事★
●各話のエロについての注意書きは前書きに書きます。地雷のある方はご確認ください。
●もともと複数CPのオムニバスだったんですが、最初のカップルで展開が暴れた結果本カップルのみの話でいったん完結させました。リベンジはしたい。
4/24追記 完結させておいてなんですが、二人の学園入学後の話を続きとして書くことにしました。今しばらくおつきあいください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 01:28:09
101792文字
会話率:32%
ど田舎のマクファーデン男爵家に生まれたエスメラルダは、貴族令嬢としては異例となる大学進学を果たしていた。周りから遠巻きにされる中、親しくなったのは若干家庭環境が複雑らしい、もっさりした見た目のカルヴィン・スタレット侯爵令息。分厚い眼鏡をかけ
た彼に、ぼっとりと恋に落ちてしまう。けれども、国立魔術院からもスカウトが来ているというカルヴィンは自分から遠い人だ、と秘めることにした。そんな中、エスメラルダが落としそうになったペンを受け止めて眼鏡をずらしたカルヴィンに見つめられてから、少しずつ何かが変わっていく。そして見えた彼の本性とは。
いつもの感じでハッピーエンドまっしぐらです。
誤字脱字報告ありがとうございます!とても助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 17:00:00
15554文字
会話率:38%
悪役令嬢が主人公で、乙女ゲームのヒロイン役が悪役といういわゆるざまぁ系のライトノベルのヒロイン役に転生していた半分平民の子爵令嬢スサンナ。気づいたのは魔道学園への転入初日で、エセ乙女ゲームの記憶らしいものが流れ込んできたのだ。しかし、影響す
るのはその記憶だけで、言動は自由であった。そして、エセ乙女ゲームには存在しなかった、好みど真ん中の公爵令息に一目ぼれしてしまう。攻略対象はいるのにラノベ主人公であるはずの悪役令嬢が存在しない中、スサンナはできる限りシナリオをスルーしながら学園生活を送る。エセ乙女ゲームの記憶を生かしてイベントを避けていたが、身分違いの片想いから気を逸らすために頑張った結果、うっかり聖女イベントを発生させてしまう。スサンナの未来はどうなってしまうのか。
R表現は最後の方、予告なしに入ります。
とんでも誤字脱字すみませんでした。報告ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 17:00:00
28080文字
会話率:30%
【普段は紳士で素敵な婚約者。でも、彼の本性は――サドでした】
子爵令嬢のフィリーネは幼い頃から婚約している侯爵令息アルフレートに恋をしている。
たとえこの気持ちが一方通行でもいいから、この関係が続きますように。そう、願ってきた。
しかし
、挙式を一年後に控えた十八歳のある日。フィリーネはアルフレートに「初夜で辛くないように」という名目で閨のレッスンをされることになる。
しかも、アルフレートにはサドな片鱗があって……! 挙式を行うまでは最後までしない。その約束だけを胸に、フィリーネは彼に翻弄されていく――……。
「大丈夫。初夜までは最後までしないから」「僕意外にそんないやらしい顔を見せたら……殺すからね」
ちょっぴりヤンデレ気味の侯爵令息は、愛する婚約者の身体を自分好みに作り変えていきます。
※アルファポリスにも掲載中。
※とにかくエロに特化した短編形式のオムニバスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 20:17:25
16387文字
会話率:47%
婚約破棄された悪役令嬢が、寝たきり令息の介護要員として嫁いだら、
実はめっちゃ元気なゴリマッチョの男にただ溺愛されただけのあるあるでゆるゆるなコメディ。
最終更新:2022-06-09 21:56:23
8211文字
会話率:37%
『【星の乙女】たる少女と情を交わし、己を蹴落とさんと暗躍していたとされる兄王子カインを断罪し追放した弟王子アベル。数年後、平民に堕とされ反乱軍のリーダーとなったカインがアベルの前に再び現れる。王の座に着いたものの暗君となった弟を、今度は兄
が断罪するために。』
――王国暦782年・「星乙女の聖人の零落」より抜粋
乙女ゲームの悪役令息ならぬ悪役王子に転生したカイン。メインヒーローは弟である第二王子のアベル。兄ではあるが第二妃の子であるため王位継承権が弟より下のカインは、ヒロインが弟ルートに進んだ場合彼に断罪され廃嫡・追放されるシナリオを思い出して頭を抱えた。
王位に然程の興味はない。早々に継承権の放棄を考えていたが、幼馴染みの護衛に諭され、弟に何かあった時のスペアとして粛々と王族としての責務をこなす日々だった。
だというのになんだその扱いは!喜んで追放されようじゃないか!!
王族の立場を追われたカインは、転生前の記憶があるせいで窮屈な王宮から諸手を挙げて大手を振って野に降った。そこから先は責務も何も関係なく、自由に過ごせるはずだった。のに。
「――お迎えに上がりました、カイン様。休暇はここまでですよ」
数年後、美丈夫に成長した元護衛の幼馴染みが現れ、にこやかな笑顔でそう告げた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 19:00:00
19568文字
会話率:33%
どうか僕を嫌って欲しい。
あるある神子召喚話の世界に
嫌われ、当て馬婚約者として転生した僕。
運命のままに嫌われ役を全うしようとするがーーー。
主人公は前世イジメにあい、後ろ向きに一生懸命です。
最終更新:2022-06-03 20:00:00
36275文字
会話率:14%
「宰相が一子、ラシード・ベン・イブラヒムよ。我が姫との婚約を破棄することとする」
王より言い渡されたこの言葉に、ラシードはほくそ笑んだ。やっと。やっとだ! やっとあいつと一緒になれる! ラシードが愛しい恋人を胸に抱くまでには幾つものハードル
があったのだ──。このお話の主人公はそれほどひどい目にはあいませんが、本来の物語の主人公、アラジンは割とひどい目にあいます(性的に)。「アラジンと魔法のランプ」の世界。宰相の息子×魔人のお話です。
〇てんつぶさん主宰の物語の脇役アンソロジー「お伽噺の裏側で」に寄稿した作品です。
〇R18回には※をつけます。
〇アルファポリス様にも掲載いたします
〇改題いたしました。旧:ラシードとランプの魔人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 20:00:00
29022文字
会話率:56%
王道ルートの話が好きな俺が、気が付いたら18禁ゲームの世界で従者をしていました。18禁オメガバースBLゲームの主人公枠である、男爵令息の従者だ。
※2021年5月6日、日間総合3位、短編2位ありがとうございます。
※アルファポリスにも掲載い
たします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 23:30:06
5078文字
会話率:41%