王都の花街を行き来するディアンは、中下級の娼館に避妊薬や性病治療薬などをメインに商売している薬師兼錬金術師。時には娼館からの伝手や贔屓筋からの声掛けで国にも魔法薬を卸すこともある。
それなりに収入もあるのだが、義弟で弟子のアドニスの背中
に刻まれた奴隷紋を消すために莫大な資金を貯める為に日々を過ごしていた。
そんな折、得意先の娼館で暴漢と大立ち回りをしている王国の英雄ライサンダーと出会う。
一方的な邂逅だったが、英雄とは名ばかりの女好きでちゃらんぽらんクズのライサンダーに、彼女の何が気に入ったのか何かとまとわりつかれることになってしまう。
一見、年若いだけで腕のいいごく平凡な薬師であるディアンだったが、彼女には他人に知られたくない秘密が合って、アドニス以外の他人を寄せ付けたくないというのに、アドニスの持つ昏い過去を逆手にとられて脅迫されライサンダーの愛人になることに!?
差別と虐待、裏切りなど、生き疲れて怠惰に生きるクズい男と、哀しみや痛みを知った上で今手にあるものを必死に守り愛することで前向きに生きる女の恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 06:00:00
214982文字
会話率:45%
子爵令嬢のディアーヌは、辺境伯家に臣籍降下した王子のジュリアンに見初められ、異例のスピード婚をした。
美貌、地位、能力と三拍子揃い、かつては社交界でも名うての女誑しとして浮名を流していた男性からの突然の求婚。
立場的にディアーヌには断
ることのできない結婚だったが、ジュリアンにとっても、ほとんど利益のない縁談で、それでも王家のゴリ圧し同然での成就だったから、彼個人の希望で間違いないはずなのに、恋されている、愛されているという実感がディアーヌには湧かずにいた。
ディアーヌの実家もそれなりに裕福で、彼女自身の容貌も、ジュリアンにとってそれなりに気に入る程度ではあったようだが、絶世の美女というほどではなく。
それでもそれなりに大切にされ、将来的にはともかく、新婚の間は、これまでの女性関係を清算して女遊びを控えてくれるらしい夫に絆され、いずれは愛することもできるだろうと思っていた。
しかし、ジュリアンとディアーヌとの結婚には、彼女の従兄弟であるオーベリュヌ伯爵家の跡取りユリウスとジュリアンの因縁が関わっていることが!?
挫折を知らなかったヒーローが唯一挫折を味合わせた因縁のライバルに、斜め上の方向で勝とうとして、ライバルが好きな女の子を横取りしたあげく、素直になれずに思春期の男の子みたいに意地を張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 23:40:05
139193文字
会話率:27%
アルベール・オルセールは退屈に埋もれていた。彼は力とその地位のままに気まぐれに人を惑わしては気まぐれに捨て去るようなひとでなしであった。しかしそのような糾弾もアルベールには通用しない。この男に人の心がないのもそれもそのはず。アルベールは人で
すらない、吸血鬼なのだから。
そんな彼が路地裏でいつもの如く人間の首に手をかけた時、現れたある少年に目を奪われる。
人が主役となったこの世界で、人でないものたちは居場所を守るために足掻き続けていた。奪う者と奪われた者が交差した時、ひとでなしたちは一体何を思うのか。
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ご覧頂きありがとうございます。
人外×人外 (吸血鬼×精霊)です.いかなる無断転載,改変を禁じます。
自分の性癖にしか配慮していないため、流血等残酷な表現もしくは倫理的に不快な表現があるかもしれません。R18は序盤からそれなりの頻度で入ります、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 00:37:33
10603文字
会話率:47%
私は『サテン』元の名前は嫌いで、親に絶縁されてからは名乗っていない。
学生時代の素行の悪さから親に絶縁されて、憐れに思った親戚から土地とアパートをもらった。
過去も現在も入居者と仲良くするつもりはないが、ある出来事から幼女と仲良くなった
。その子を守るために生きると誓い、マトモな男になろうとしたが、事故に遭うことになった。
クズな男を演じて生きている為、もはや素の性格が分からない。ただ、他人の為に傷付く優しさもある。そんな私だけど、幸せになりたい。幸せになっても良いよな?
主人公『サテン』身長169㎝、整った顔をしているが表情のせいで怖がられる事が多い。口調がコロコロ変わります。幼女に対してだけは、甘々な対応。本人は認めないが、たぶんロリコン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 00:00:00
26939文字
会話率:52%
弱肉強食が色濃く残る魔界。インキュバスで魔王の孫、ニコはそんな世界を憂いていた。
しかし、そこで現れたのは好戦的なバーヤーンという青年。彼の目に余る行為を止めているうちに、彼にもそれなりの矜持があることに気付く。
二人は対立しつつも、お
互いの矜持が似ていることに気付くニコ。そこでニコは、自分を足がかりにして成り上がれと、バーヤーンを世伽の相手にする。
そこから二人は心も身体も近付いていき……。
【陰キャなインキュバスは襲われたい】の二人の子供、ニコのお話です。
この作品は、アルファポリス、fujossyにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 18:13:34
100408文字
会話率:42%
ひとを好きになるって何だろう? 大人になるってどういうことだろう?
肇(はじめ)のバイト先に入った新人は、顔よし、体格よし、性格よしなチートキャラの湊(みなと)だった。しかし、肇は湊の笑顔が上辺だけのものと見抜き、ヘラヘラして気持ち悪いと嫌
っていた。それなのに何故か湊に気に入られ、「友達になってよ」とせまられてしまう。
一緒の時間を過ごしているうちに、肇の心境にも変化が訪れて……。
イケメンチートキャラ✕コミュ障オタクのお話。
【高校生活、思ったのと違うんですけど。】のスピンオフですが、この話だけでも楽しめるように書いてあります。
この作品は、ムーンライトノベルズ、fujossyにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 12:00:00
90066文字
会話率:47%
死の砂漠にあるのは、水の枯れ跡、干からびた作物、そして砂に埋もれた骸の欠片。
『クシャ川』の清流により栄華を築き上げた砂漠の大国『クシャト王国』は、王族や大富豪の我儘や強欲により、かつての面影を失っていた。
クシャトの王都で花屋を営む
青年『サラハ』は、死にゆく国に心を痛めつつ、花と娼婦に慰められるだけの乾いた日々を過ごしていた。
ある日、彼の前に植物と話ができる力を持つという異国の娘『ワルダ』が現れ、「クシャトの第二王子の妻になりたいから協力して欲しい」とお願いをされる。
クシャトの第二王子は一番有力な次期国王候補であった。
サラハは、ワルダに疑念を抱きながらも協力を受け入れる。
ワルダの一筋の願いの裏には、『飢えで苦しむクシャトを救いたい』というクシャトの女の子の遺志と、花を愛するクシャトの第十王子への想いがあった。
ワルダの純真で真っすぐな気持ちに触れ、惹かれていくサラハだったが、生と死の狭間にいるクシャト王国と彼女への想いに苦悩する。
『花が美しく咲き誇る国は、繁栄と平和が続いている証である』――異国からクシャトに嫁ぎ、また王女であった『母』の教え。
そして、クシャトの第十王子サラハ・ナジーブ・クシャトはすべての運命を左右する大きな決断を下す。
※不快表現がそれなりにあります。
※エロ描写のある話にはサブタイトルの末尾に「※」をつけます。
※更新速度は、早くなったり遅くなったりと不安定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 00:11:00
255955文字
会話率:43%
多分特別な理由なく異世界に転移してしまったおっさんだけどそれなりに生活できてます。
酒場と宿屋と娼館が一緒になったお店で娼婦もいるけど男に抱かれる店主のおっさんの話です。
年齢がおっさんなだけでおじさんとしては書いていません。
元ヘテロでM男なので尻はイケるけどタチは難儀する。でもタチの需要は無いので無問題。セックスのときはエッチなお姉さんみたいな言動をしているけれど狙ってそうしている。が、外している気がしなくもない。
性欲はあるけどアロマンティック気味。嫌悪があってもMっ気でカバー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 05:28:12
93511文字
会話率:64%
大好きな婚約者が「我慢、無駄、仮面」と話しているところを聞いてしまった。ああそれなら僕はいなくならねば。婚約は解消してもらおう。逃げようと画策してみる。というお話。■ご都合主義■貴族風■百番煎じ■おさわりくらいのR18
★日間一位(202
3.3.25)週間二位(3.31)ありがとうございました!
★たくさんのブクマ、評価、いいねをありがとうございます!とても嬉しいです!
侯爵令息✕伯爵令息
フリードリヒ・リーネント✕ユストゥス・バルテン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 07:00:00
12047文字
会話率:37%
黒髪短髪でそれなりに顔立ちも整っている上地凪斗は大学卒業後、基本的に家で過ごしていた。そこには凪斗と、学校を休みがちな高校生二年生の穂乃花(妹)の誰も知らない日常があった。
そして凪斗が自身の欲望を満たす為に、気に入った女性たちを監禁、調教
、セックスを繰り返し行い抜けられない快楽へ堕とし自分のものにしていく物語。
初投稿です。
気ままに投稿します。
あらすじ、タイトルが時々変わります。
誤字・脱字・文面でおかしな所があったら報告お願いします。
登場する名称はすべてフィクションであり、現実のものとは一切関係はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 02:43:40
38783文字
会話率:54%
良い関係など築けていない上司の下で、既に5年以上働くかおるはこのままでは自分の心が壊れてしまうと退社を決心する。どんなに報われなくても、仕事が大変でも、辞める理由はそれではない。ただ、笑いかけても貰えない上司に囚われた心が限界を迎える前に組
織編成という好機を利用して離れようとしたのだった。ところが、離れようとした途端、何故か共に出張へ向かうことに。でも、それは上司である恭祐が仕掛けた罠だった。
*R18のお話は極力表記するよう気をつけますが、抜けてしまったらごめんなさい*
タイトルに「*」がついているものはそれなりに大人な表現、「**」はR18です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 00:00:00
140646文字
会話率:44%
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。
アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もい
ない。
それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。
救済のために神は神官を抱くのか。
それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。
神×神官の許された神秘的な夜の話。
※この話は性的な表現が含まれています。
アルファポリスにて公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 23:00:00
30258文字
会話率:37%
前作、前々作の別ルートの話。
魔法の力で女になって新たに冒険者として再出発した主人公のケイ。
女として違和感なく生活出来るようにと自慰に耽り何度も絶頂した事で自分が女になった事を強く意識すると同時に女であろうと見た目にも気を使うようになる。
そしてそれなりに女が板についたところで再びギルドに向かうと高額報酬のクエストが目に入り…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 14:00:00
26460文字
会話率:87%
クラスの委員長を務め、周りから慕われている高城 実里には秘密がある。それは高校の資料室でこっそり自慰行為をすることだ。
しかしある日、それを頼りない担任教師・松浦に見られてしまう。松浦は絶対に誰にも喋らないと答えるが、実里はどうしても信じ
られない。すると松浦は実里の目の前で自分のスラックスに手をかけた。
「それなら僕もここでするから……これで僕にも弱みができます」
動揺する実里。そして松浦は本当にその場で自慰行為をしながら、実里にじっとりと熱がこもった視線を向けてくる。
「あの、良かったら、高城さんのことも僕が触りましょうか……?」
陰キャヤンデレ教師が委員長の女の子にねっとりと執着して追いかけてくるホラー。
※半ば無理矢理性行為に至る描写があります。pixivにも掲載済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 22:07:44
24275文字
会話率:53%
その日フローリングライト王国第2王子の俺、キアラ・フローリングライト(※♂)は断罪された。しかしその後フローリングライト王国はドラグランスカーペット帝国に敗けて属国となる。そして何故か俺はそのフローリングライト王国の新王として派遣されてきた
帝国第4皇子ユアンの妃として迎え入れられる。分かっている。俺はフローリングライト王国が帝国の属国として生きていくための生け贄の王妃だと。
例えその結婚相手が前世の推しさまで、冷遇されても、推しさまを近くで眺められるのならそれでいい。そう思っていた。
ユアンもまた、俺には興味がないようだ。それならそれでいい。
そう、思っていたのだが、ある日夜中に目が覚めると何故かユアンがベッドの上におり、なでなでしてくる!?
※エロは予告なくやってきます
※男性妊娠可能な世界観です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 17:00:00
11765文字
会話率:39%
48歳の冴えない中年が主人公の私(圭介)
モテモテではなかったがそれなりに女性には苦労せず、一度は結婚もし(子供は出来なかったが…)現在はバツイチで中小企業で役員として働いている。
元々性欲が強く中高生時代は毎日オナニーばかり、ちょうどアダ
ルトビデオがレンタルし始めた時期で、初めてビデオを見た日は1日で7回オナニーした記録がある。
現在もこの歳ではあるが、ほぼ毎日スマホで動画を見ながらや、官能小説を読みながら1人で粗チンをしごいてる日々だ。
そのエロ中年の私がよく読む小説のジャンルが、男が何らかの現象で「女体化」して男にはない女の快楽に溺れていく非現実的妄想の世界。
この話は冴えない中年の私(圭介)がひょんな事から外見が変身できるアプリを手に入れて、いままでのエロ妄想を実現させていくつまらない小説です。
初めて文字にするので誤字・脱字やおかしな展開などは考慮してもらえると嬉しいです。
感想やあなたの妄想を書いていただければ今度の参考にして新たなストーリーが出来上がるのでよろしくお願いします。
ではでは、一緒に楽しみましょう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 22:00:00
86889文字
会話率:41%
今週も「馬場洋介シリーズ」の昭和ものです。
貧富の差が大きかったが故に乱れていた都会の風景を描写しています。
交番のお巡りさんも学校の先生も、それなりの地位を利用して好き勝手に生きていた時代かもしれません。
毎週続けて投稿している「馬
場洋介シリーズ」は乱れてもそれぞれが幸せだったことを伝えたいのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 08:00:00
6111文字
会話率:40%
1960年代は各大学でダンスパーティが盛んに行われ、新宿のホールを貸し切ったり、個人が喫茶店を借り切ってダンスパーティを開き、いわゆる『パー券』が飛び交っていました。
そんな中、ある種の連中が企んだのが、仮面舞踏会です。
身元を隠したフ
リーセックスが目的なので参加できた人は、それなりに楽しんでいたのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 09:00:00
5230文字
会話率:22%
新しい魔王様が魔界統一を成し遂げて早数十年。魔王様はどうやら筋骨隆々のイケメンらしいと知った自称サキュバスのイアは、無謀にも魔王様を(性的に)襲い(物理的に)返り討ちにあう。
一味でいいからその極上の肉体と精力をいただかなくてはと再戦するも
、今度は魔王様の方から目をつけられてしまい――?「結婚しろ?いやいや僕はやめておけって…」
生まれに呪われ、定めから逃げた成りそこないの運命は、その出会いを境に加速する。
人間は嫌い。神は嫌い。それでも私は彼らを愛するのです。そうあれと、望まれたから。
あなたが好き。隣にいたい。それなのに僕は――――――
純白清楚お人形系淫魔(大嘘)×強面ガチムチドS魔王(比較的常識人)
※最初からR18です。割とシリアスもしてます。
※ヒロインは見た目詐欺のビッチサキュバス。普通に自分から誘います。
※1章完結。読んでくださった方、ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 21:00:00
58117文字
会話率:63%
※エブリスタにも投稿しています。
『薬師の秘湯は社畜を癒やす』の続編になります。
〈#6 梅雨〉
(2/12記)
いろいろと試行錯誤しています。
このたび、『情熱の行方』を加筆訂正して再掲するのに伴って、やはり一続きのものとしておきたいと改
めて思いました。お手数ですが『情熱~』の方へ移動することになりましたので、こちらは時期が来たら削除(上書き)しようと考えてます。
なお、さらに改稿していますので、こちらとは若干違う部分があります。
1/15追記
〈#8 夏休み〉
退院した奏は復職を目指していたが、旅行に行きたがる樹の希望を叶えてやりたいと思っていた。その矢先、ふたりに思いがけないチャンスがやってくる。
旅行には行きたいが、奏には悩みがあって…。
旅行記のような展開ですが、ふたりの絆も深まる出来事があります。
2/21追記
旅行記と言うより新婚旅行ですね…。
2/23追記
〈#0 笑顔の記憶〉
初恋の痛手から4年。
大学生になった僕に新しい出会いが訪れた。
もうあの頃みたいに無邪気な恋は出来ないけれど、せめてその人のそばにいたいと思っていた。
他愛ないことで笑い合い、飲みに行ったりの心地よい距離を、僕はそれなりに楽しんでいた。
だけど、ある日の彼の言葉で、僕たちの関係は大きく変わってしまうことになる。
※樹の大学時代のお話です。
この部分だけでも読めます。
今回は樹(受)目線の展開になります。
泉とのことがあって15年も独りぼっちというのはちょっと可哀想かなと。奏と出会うまでの寂しい時間に、支えになるような恋があれば乗りきれるかなと思って書きました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 08:56:56
97225文字
会話率:47%
※「大学生小説家とフォロワーの人妻がどうにかなる話」の続編です。本編を読んでいなくてもそれなりに楽しめます。
元大学生小説家の星蘭と、元人妻のシングルマザーのやよいは、なんやかんやあって、一緒に同人活動をしていた。
猫の日のこの日、コミテ
ィアの反省会の名目でやよいの家に星蘭が来て、やよいの娘の陽香と三人でご飯を食べて、まったりした夜を過ごすはずだったが、陽香と一緒に先に星蘭が眠ってしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 23:29:27
6015文字
会話率:44%
高校三年生までそれなりに真面目に生きてきた出雲は、卒業間近で養護教諭・加賀見と恋に落ちた。軟禁生活にまで堕ちた二人だったが、その関係は出雲の卒業とともに解消。
これまでのように誰かのためではなく、自分のために自由に生きていけばいいと言われた
出雲は、加賀見の望む通りに生きていた。
ミックスバーでアルバイトをしながら適当に大学に通い、その日その日を気ままに過ごす日々。ノンケで自分に恋愛的興味がないと思い込んでるアルバイト先のオネエな店長・路彦の家に転がり込んで都合よく甘え寂しさを紛らわしながらも、ずっと加賀見と過ごしたあの日々に戻れることを望んでいる。
本当は監禁してやりたいけど我慢する元教師×監禁してほしくてたまらない元生徒のお話です。
※こちらは『疼いて疼いて仕方ないのに先生が手を出してくれない(https://novel18.syosetu.com/n1466gx/)』の続編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 00:00:05
231197文字
会話率:49%
北の集落で慎ましく暮らす千代には、誰にも打ち明けていない悩みがあった。それは、新月の夜に必ず見る奇妙な夢の中に、麗しき神主によく似た鬼のような何かが出てくるという悩みだ。しかもその夢は成人に近づくにつれ、徐々に淫猥で生々しいものに変わってい
く。
一方的に繰り返される夢に、千代は神主を過剰に恐れて接触を避けるが、成人を迎えるその日、とうとう神主に捕まってしまう。神主は「元服まで君を守る代わりに君の肉を喰らう契りを交わしただろう」と言い、鬼の姿となって千代を幽玄の世界に連れ去るが、幽玄での暮らしは思いのほか優しく、温かくて――?
「私が食べたいんですよね? それならどうして食べないんですか……!」
「君がいなくなるのに、美味いと思えるわけがない」
「弱った。君が泣くと心の臓が痛んで仕方がない。君が消えてしまうことの方が苦痛だ」
――愛おしいから食べてしまいたい。愛しているから食らいたくない。
これは孤独な鬼が愛する女性を喰らうまでのお話。
「千代、鬼の執着を舐めるなよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 21:25:28
49717文字
会話率:37%