先の大戦にて最前線で活躍した英雄、魔法使い・アネモス=ヴィロス。戦場で【緑翼の舞姫】の異名を轟かせた彼女には一人娘がいた。
その一人娘の名はフィリス=ヴィロス。
英雄・アネモスの子であり、魔傑ヴィロス家のお嬢様であり、当主代理でもある
少女
親にも家柄にも恵まれた彼女だが、周囲の期待とは裏腹に魔法使いとしての才能は開花しなかった。華々しい生い立ちや容姿に相反する落第ぶりから、いつしか付いたあだ名は【出がらし姫】。
しかし、偉大な母の背中を追って育った彼女は、自身の境遇に屈することはなく、常に研鑽し、気高くあった。
その誇り高き少女こそが――――オレが生涯を賭して仕える方だった。
それが、英雄にして恩人で母にして師でもあるアネモスより、託され与えられた役目。彼女が如何なる困難に立ち向かう時も、陰からそっと支えるのがオレの役目だ。
たとえ――――
「さぁ、いざ王立魔法学院の入試に挑むわよっ!!」
「いえ、お嬢様は魔法使えないじゃないですか」
「あ、諦めたらそこまでなのよっ!!」
「……はいはい。畏まりましたよ、お嬢様」
――――たとえ、どんな壁が立ち塞がろうとも。
※エッチメインの小説ではありません。
※エッチなお話にはサブタイトルに(☆)が付きます。
※ハードめなエッチ話には(★)が付きます。苦手な方はご注意ください。
※主人公はヒロイン以外には冷酷なことがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 04:49:15
223575文字
会話率:41%
山奥の集落、御山の女神を封ずる白陰神社。
白神陽人は、白隠神社の巫女、美咲とともに当主交代の儀式に臨む。
集落の少女たちを贄として。
◇◆◇
閉鎖的な山村における、エッチな因習。
恥ずかしい目にあいながらも、頑張るヒロインたちを
描いていきます。
伝奇要素もあり。好みな人に刺さるといいなと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 19:25:13
59678文字
会話率:37%
次期当主と同じ18歳を迎えるとき、村の18歳の子供たちは全員祭りに参加しなければならない。母を早くに無くし、異人の血が入っているからと祖母に虐げられながら孤独に育ってきた蒼士も例外ではなかった。
花嫁選び・・・、それは村の18歳の子供たち
の中から一人だけ選ばれ、選ばれた子供とその家族には多大な恩恵を得られると言われている。
村独自の花嫁選びが始まる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 18:00:00
64032文字
会話率:44%
盲目の少女・八重はある日、神隠しにあう。
天帝に仕えているという十二支の神獣の血を引く一族たち。
そのうちの一つ、”戌”の家系。
その”戌”の次期当主の嫁候補として八重は攫われてしまう。
異類婚姻譚、犬婿編となります。
※
相手は人外ですが、人外要素は薄いかもしれません。
※本編全五話+番外編の予定です。短いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 23:43:10
24628文字
会話率:30%
公家華族の一族である”西小路家”。
そこの現当主であり、独逸語学者でもあり、出版事業を手がける経営者でもある西小路公秀には十一歳下の新妻がいる。常にスマートな公秀だが、妻をとても溺愛していて―――。明治風官能短編です。
最終更新:2017-02-28 00:00:00
9462文字
会話率:31%
個人的に満足した生涯を終えた矢先、中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。
転生先は国で一二を争う大貴族の公爵家。
広大な領地を保有していたが、それ故管理が難しく、当主からお墨付きを頂ければ領地を授かる事が出来る。
しかし、領地は穀倉
地帯となっており、その肥沃な土地を狙う勢力が多い。
防衛力もそうだが、生活水準の低さに辟易しており、領地を授かった事を契機に彼:ブラッドは行動を開始する。
※正統派な作品ではございません。純粋な方はブラウザバック推奨します※感想、ブクマ・評価、誤字・脱字報告ありがとうございます。内容は確認しておりますが、基本的にお返事は書かないのでご了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 22:30:18
90632文字
会話率:18%
スパダリなイケメン養子×卑屈なおっさん堅物公爵
(サブcpに、イケメンメイド×ゆるふわ伯爵令嬢の百合があります)
堅物公爵として有名なヒューは、初恋の相手であり、親友だった辺境伯アルベルトが死んだことをきっかけに、彼の息子ユリウス
を養子に迎える。
あまりに初恋の相手に似たユリウスにどう接していいか分からず、ヒューはユリウスを遠ざけ、自身の鬱屈した感情を日記に書き留めることで、どうにか自制心を保っていた。
やがて、ユリウスはヒューの思いを知らないまま美しい青年に成長したが、ある日些細なことがきっかけで、ヒューの日記を読んでしまう。
自分を嫌っていると思っていたヒューの本心を知り、ユリウスはある計画を立てることにする……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 12:07:03
27401文字
会話率:21%
「僕に愛を求めないでくれ――」
ネルゾン伯爵家当主、リーゼロッテ・ネルゾンは、このたび、結婚することになる。
相手は先の大戦にて功績を上げた王国防衛軍所属の魔術師、二つ名を黒紫の死霊術師と謳われるヴェルナー。今代陛下が言いだした政略結婚
は利害関係を見出した二人の間で転がるように進み、晴れてまとまることとなったのだった。
結婚式当日のそんな言葉を吐かれて傷つきながらも、日々を過ごすリーゼロッテは、言葉とは裏腹なヴェルナーの態度に戸惑い、揺れ動く。
はたして、こんな言葉を吐くに至るヴェルナーの隠された事情と、この結婚を命じた王の思惑とは――。
と、らしく書いてみましたが、ひどい言葉を言ってみたけど嫁可愛すぎてすぐに撤回しそうな婿殿と、バカップルの両親を持ったバカップルのイチャイチャが普通だと思って天然に誘う伯爵(嫁)のすれ違い風味のいちゃこらになる予定……。シリアスは含みますけどね。
別名:こじらせ系骨使いの婿をもらった件について←折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 06:00:00
328505文字
会話率:67%
「あぁ、そうだ。お前、婚約したから」
両親を亡くし、当主になった義兄に疎まれていたリューイは、突然婚約を告げられる。相手はあの鬼のように怖いと噂の宰相らしい。結婚することで、魔術の研究に支障が出ることを嫌がったリューイは、あることを思
いつく。
「そうだ、俺が初モノじゃなくなればいいんだ」
宰相×諦め系宮廷魔術師です。
以前Twitterに上げていたものを加筆修正しました。
アルファポリス様でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 18:11:06
2945文字
会話率:33%
書道教師・仁祥として教室を切り盛りしている仁那(にな)の元に、松代(まつしろ)武臣(たけおみ)が書を習いに訪れた。
商品名を毛筆で書けるようにならなければ、家業の菓匠『まつしろ』の当主として認められないからだ。
ところが、仁那が二人の共通の
知り合いである袋田(ふくろだ)和登(かずと)の名前を出したことから、松代は彼女を袋田のストーカーだと思い込む。
親友と仁那を引き離すべく、松代は仁那をデートに誘う。
気がつけばキスマークだらけで、仁那は松代の腕の中にいたのだった。
ホテルから逃げ出した彼女に対峙した松代は、不感症と自認している彼女にセックスの手ほどきをしてやると言いだす。
誘惑するはずが恋に堕ちてしまうお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 06:00:00
130514文字
会話率:31%
金細工職人を目指していたヨルムは、生まれつき不自由な左目が原因で職人への道を絶たれ、莫大な財産を有する貴族・ファルザー家の使用人となった。
下働きを繰り返す毎日を送っていたある日、ヨルムはファルザー家次期当主である美しい少年ランドルフに「
金細工ができる使用人」として興味を持たれたことをきっかけに少しずつ交流を深めていく。
しかしその関係は周囲の思惑と圧力によりいびつなものに変わっていき……
年下美形貴族×年上平凡使用人。(17歳×25歳)
身分違いの恋のお話。
1話ごとに受け攻め視点が切り替わります。
※ムーンライトノベルズで作品を投稿している糸輪&サブローでの合作です。投稿については双方承諾済み。
※攻めが受けにひどいです。
※設定として視覚障害を扱い、差別的な表現があるため抵抗がある方はご注意ください。
※作者としてはハッピーエンド(当社比)ですが、地雷が多い方は自衛をお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 19:00:00
26319文字
会話率:25%
俺は代々女性が当主を務める西園寺家に仕える家令の一族だ。
今日も今日とてそこの一人娘、リナお嬢様に下僕呼ばわりされながら顎で使われている。
そんな現状を打破すべく、俺はお嬢様の部屋にこっそり隠しカメラを仕掛けた。
そしてお嬢様の秘密を握った
俺は反撃に転じたのだが……。
これは俺とお嬢様の関係が変化を迎えた時のお話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 17:11:25
5153文字
会話率:36%
遠い親戚である富豪の次期当主予定者として迎えられた東條涼太、10歳。
この家で涼太を苦しめるのが後継ぎ資格はないものの当主に溺愛される実娘、遥。12歳。
とても涼太が逆らって良い空気ではない。
この遥は、とんでもないサディストな少女だった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 18:18:33
2293文字
会話率:35%
卑しい身分の王妃から生まれた王女アレクシアは、世継ぎの地位ばかりか王女の身位までも剥奪され、庶子となった。
修道院に送られ、淫婦の娘と蔑まれ、虐待さながらの生活を送る。そんな生活から救ってくれたのが、子爵家当主のクリストファーだ。身を守るた
め、十歳になったばかりのアレクシアは彼と婚姻を結んだ。
一回り年上の夫。夫婦とは名ばかりの生活。だが、食べ物に困ることも、虐待もない落ち着いた生活。
なかなか警戒心が解けないアレクシアだが、徐々にクリストファーの優しさに絆され、心を開いていく。だが、この婚姻にはアレクシアの知らない目的があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 14:04:02
52309文字
会話率:17%
紅美(こうみ)は名家月島家の経営する、大手ジュエラーツキシマの販売員。男性と付き合った経験はないものの、就職の際の圧迫面接で助け舟を出されて以来、社長の一人息子であり、経営企画課課長の青慈に淡く憧れていた。とはいえ、身分違いだとわかっていた
ので、告白など考えたこともなかった。
そんなある日紅美の勤務する新店舗に青慈が視察に訪れる。そして、紅美に手持ちのアンティークリングのクリーニングを頼んできたのだが、クリーニングの最中にそのリングがひとりでに紅美の指に嵌ってしまった!?
押しても引いても取れずにパニックになる紅美に、青慈は不機嫌そのものの表情でこう告げた。
「このリングは月島家の家宝"花嫁の指輪"だ。まさか、よりによって君が選ばれることになったとは。花嫁の指輪は文字通り指輪が花嫁と定めた女性の薬指にしかはまらない。そして、月島家の当主はリングに選ばれた女性と結婚すべしという家訓がある。というわけで、さあ、俺と結婚しろ。君と結婚しなければ俺は次期当主になれない」
契約結婚から始まるツンデレ御曹司とのラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 16:53:22
21281文字
会話率:45%
科学では無く呪術が発達した世界。極東にある島国の特別な力で国を治める玄皇皇国では、それに忠誠を誓う四つの大貴族が、各々任せれた広大な領地を治め、世の安寧を保っている。そんな大貴族の一つ大伯虎家で今、新たな代替わりがされ様としていた……様々
な陰謀が渦巻く中、憎い女の甥が婚約者に指名されてしまう……
波乱万丈な美貌の大貴族双子当主×敵対している女の手先
明治ぽい世界観ですが、パラレルなので明治ではありません。
不定期投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 01:00:00
18123文字
会話率:61%
領主の娘でありながら、家が没落寸前なため自ら額に汗して働く気丈な男爵令嬢・メイジー。
幼い頃に愛する母親を『人狼』に狩られた過去を持つメイジーは、仕事の合間を縫って母を殺した犯人を討つべく日々銃の鍛錬に励んでいた。
ある日、そんなメイジーの
元に好条件の縁談が舞い込んでくる。
縁談の相手は、広大な領地を治める公爵家の若き当主。公爵に見初められたメイジーは傾いた男爵家を立て直すために彼に嫁ぐことを決心するが、それを知った義弟・カイルの態度が急変する。
義弟から向けられる熱い視線と行き過ぎたスキンシップに困惑するメイジー。
行為は段々エスカレートしていき、ついには「結婚に向けて閨のレッスンをしよう」と提案され淫らなレッスンを強行されてしまう。
そんなことが続いたある月夜の晩、メイジーは偶然カイルが人狼化するところを目撃してしまい──?
性描写がある話には※が付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 19:50:34
32003文字
会話率:29%
ハウエルズ王国に住む男爵令嬢、シエンナ・ウィバリーは聖女の一人である。今まで自身の能力を活かし、たくさんの人々を救ってきたシエンナ。だが、聖女の力は十八歳を超えると衰え始める。そして、その対処方法は……異性と交わること。
十九歳を迎えたシ
エンナも、例外ではなく聖女の力が衰え始めていた。その結果、シエンナは王命により北の公爵家と呼ばれているオーレンドルフ公爵家の若き当主、ジェラルドと婚姻し聖女としての役割を続行することになったのだけれど……。
ジェラルドはシエンナに一目惚れしたらしく、とことん溺愛してくる。さらには行動が若干変態的で……。
*アルファポリスにも掲載中。
*小説家になろうに掲載している作品のR18版のようなものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 19:54:54
9363文字
会話率:41%
ろくでもない借金親父のとばっちりを食らって生きている少年、悠の元に突如訪れた母方の祖父の秘書を名乗る青年。何でも亡くなった母の祖父は資産家だったらしい。
戸惑いながらも強い要望で祖父の遺言状の公開に立ち会った悠は、祖父の飼っていた猫に選
ばれて祖父の持っていた質屋と、一族の当主となってしまった!
だがこの質屋、実は幽霊や神様、妖怪などが大切な物を預けにくる倉庫であり、大いに訳ありな品物が持ち込まれる大変な店だったのである。
BL要素は今のところ薄めですが、徐々に増やしていきつつ、お話も面白くできればと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 21:00:00
151075文字
会話率:58%
絢爛たる歴史と権力を誇る播摩家、その次期当主である美しい兄に溺愛される悠介は、ある日幼い頃の憧れであった従兄弟の月子と再会する。自分ではない男に想いを寄せる彼女に苦悩しながら、悠介は月子と結ばれる。それを知った兄がどのような行動に出るのか、
想像することもなく……。
優しい美形兄×穏やかな平凡弟の血の呪いに囚われた罪を生む物語。
※近親相姦、女性との描写がありますので苦手な方はご注意ください。全15話の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 18:15:40
56433文字
会話率:25%
柊家の当主、柊 良之進が何者かに殺害された。小説家の平山紫水こと小太郎は幼馴染の日野椿に柊家の話を聞き、半ば強引に事件の真相究明に助力することになる。
最終更新:2020-04-28 16:21:45
6879文字
会話率:28%