高名な日本画家、奥村清秋を祖父に持つ美大生の蒼月の元に、ある日男が訪ねてきた。
彼は祖母に頼まれ、行方の知れない清秋の『雪月花』を探しているという。
蒼月は男に頼まれ、日本画について教えながら共に『雪月花』を探すことになる。
日本画の職業系
+ちょっとしたミステリのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 23:31:50
22542文字
会話率:54%
俺は、天空寺ハヤト。普通の学生をしている。ある日傷だらけで倒れていた少女を介抱したのだが、その娘は自分は姫騎士で異世界から来たのだと言う。姫騎士が来たのを皮切りに、ここ『星馬町』にオークや悪の魔法使いが現れ、人々を襲い始めた。星馬町は異世界
と繋がるゲートが開く場所で、町が混乱するほどゲートの封印が徐々に弱まり、より強力な魔物が星馬町にくることになるのだ。奴らに対抗する手段は、異世界の英霊の力が封じ込められた変身アイテム『エクストーン』以外にない。俺の闘志に惹かれ、異世界のデビルハンター『ヴァン・レイ』のエクストーンが俺の元に現れた。この力で俺は戦う。
魔物の好きにはさせない。異世界から来た姫騎士アストレア、エルフの弓士に変身するエレンディルこと木下 風香(キノシタ フウカ)、炎の術を使う巫女に変身するコノハナサクヤこと石神 穂火(イシガミ ホノカ)と共に、俺はこの町を守りきってみせる。
覚悟しろよレイスファントム、お前達が最も恐れたもの………。王国最強の戦士達の名を覚えているだろう?
俺たちは………『エクステリアの騎士』だ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-23 17:11:39
27712文字
会話率:78%
砂漠の王は気まぐれに星の民を捕らえた。星の民は素顔を見せない謎に満ちた流浪の民。彼を生かすも殺すも王次第ーー。
母なる大河と共に生きる砂漠の王国の物語。
最終更新:2018-06-23 01:58:47
5209文字
会話率:46%
奴隷制度のある世界で買われた奴隷と主人の話。
捨て値で売られていた奴隷を買ったのはまだ年若い少女だった。
少女は奴隷を名前で呼び、食事を共に取り、ちゃんとした寝床も与えた。
そう、それはまるで家族のように。
最終更新:2018-06-20 06:00:00
4471文字
会話率:20%
幼馴染は殆ど男ばかりの田舎で天真爛漫に育った花音には中学3年生の夏休みからの記憶がない。
特に困った問題も起こらなかったのでそのまま気付く必要もなく大人になったある日、行方不明だった母の訃報と共に出来た15歳下のイケメンハーフの弟。戸惑いな
がらも必死に弟に愛情を注ぐ事を誓った矢先に・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 00:00:00
164260文字
会話率:44%
久しぶりにアメリカの友人がやって来た。懐かしさと共に時間の経過を噛み締めていた。全ての事を時が解決するわけではないようだ。
最終更新:2018-06-19 13:02:32
5672文字
会話率:45%
ズーム村に住む幼馴染のラーサとハイル。二人は村に巣食うゴブリン退治に行き、そこでラーサの父親の死の真相を知る。ショックを受けたラーサはハイルに抱くように迫るが、ハイルが自制し、二人の関係はファーストキスに留まる。
街の学校に入学したラーサか
ら届いた手紙を受け取ったハイルは彼女に会いにドロンの街へ。そこで会った神官アリサからハイルは勇者と呼ばれる。学校に着いたハイルはラーサがここにはいないことを知る。魔法使いライラからの攻撃を受けたハイルを治療中、アリサは処女をハイルに捧げる。ハイルも初体験だった。
ラーサを捜すためにライラの婚約者であるキュウイの元を訪れ、彼の紹介で盗賊のミルを仲間に加える。ラーサを追うよりもアリサといたいと感じたハイルはそのことをライラに相談すると、なぜか彼女の処女をもらう羽目となる。
船でゼノンの街へと向かう途中、蛮族の女ジーンを仲間に加える。ゼノンから南下した山越えの戦闘でハイルとミルはライラの魔法で凍らされる目に合う。肌を寄せ温め合う内にミルはハイルと初体験してしまう。
竜の国マック・神聖王国アークスを経て辿り着いたクラナド王国では衛兵がミルを捜していた。仲間の前からも失踪したミルを追う一同の前に現れたケイスは彼女が先王の娘だと教える。その頃、監禁されていたミルは裏切り者によってレイプされてしまう。ケイスこそが裏切り者だと気づいたハイルたちはミルを救出し、ハイルはミルの為に初めて人を殺める。女王となる決心を固めたミルだったが戴冠後、国を抜け出し、ハイルたちと共にミーモ島へと向かう。
ミーモ島の森で怪物に襲われたライラが炎の呪文で森を焼いてしまう。森林火災からの脱出に際し仲間とはぐれたジーンは、川沿いの洞窟でハイルと初体験する。
ズーム村とそっくりな村に辿り着いたハイルはラーサを捜して単独行動する。そこでラーサと再会したハイルは二人が異母姉弟なのだと知る。ラーサは望んでハイルに処女を捧げる。
ラーサの師匠ハレインの正体は吸精鬼で、ハイルと結ばれたいというラーサの願いを叶えたことで彼女の体へと乗り移っていた。ハイルはハレインとの取引を成立させ、ラーサを元の姿へと戻すことに成功する。アリサたちと再会したハイルは彼女たちが妊娠していることを知る。ハイルはラーサを連れ、彼女たちの両親に挨拶する旅へと出ることになるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 21:48:52
81283文字
会話率:44%
動植物を庇護する神である神獣。その神より人の姿を与えられた「眷属」が住む大陸。そこに産まれた獅子の部族の若者リーズは「千人の女とヤる男」と宣言し、酒場にいたリヴとネルに童貞を奪われる。その二人と幼馴染の少女フリーセたちとの旅の途中、愚かな行
為からリーズはあっさりと命を落としてしまう。
だが古来より大陸に住むネクロマンサー・ラナによって、リーズはゾンビとして復活させられ、彼女の若返りの為に限りある精子を提供し続ける役割を与えられる。ラナはフリーセたちの旅の目的が異種族間で子が為せるよう神獣へ願い出る事だと知り、リーズの子供を孕むのを避ける為に彼女たちを追う事を決める。
シオン・フォト・メモル・ムードの女性四人からなるパーティを雇い入れたラナたちであったが、出立前にフォトが抱える問題を解決する必要が生じる。フォトに協力したリーズは成り行きで彼女と肉体関係を結ぶが、それによってラナへの負債が発生してしまう。
負債返済の為にメモルと共に画家のモデルのアルバイトをするリーズだが、ここでも事件に巻き込まれメモルと関係を持ち負債は増える一方。
パーティのリーダーであったシオン脱退騒動を収めると同時に、ラナが一行へ報酬を支払う気がないことがバレてしまう。パーティメンバーは代償として、精子と共に命が尽きようとしているリーズの延命を求め、獅子の承認を得るため承認者の元へと向かう。
そこで出会った承認者ユーミからフリーセたちの行き先を聞いたリーズたちは「果てなき洞窟クリューン」へと向かった。クリューンで再会したフリーセには同族の彼氏アーベがいたが、アーベは旅の仲間であったサボルとアートの裏切りからフリーセを守ろうとして死亡。
攫われたフリーセを救う為、サボルの根城へと乗り込んだリーズたちであったが、その戦いのさなかラナが命を落としてしまう。だが、それは永劫の時を生き続けてきたラナ自身が望んでいた結末であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 19:06:31
78117文字
会話率:43%
何者かの呪いにより男児が産まれなくなったルーランド王国。十五歳になった唯一の男児ユーシアは、王から呪いを解くために行方不明のセリーヌ姫を見つけ出し性交することを命ぜられる。旅先での誘惑に打ち勝てるようにと母親相手に初体験中出しを済ませたユー
シアは、隣街のサンラルドで酒場の給仕娘や女傭兵パンドールに中出ししつつ、東の洞窟で怪物を倒し姫を救い出す。教育の機会を逃した姫の為に魔女の住む祠から知識の実を取って来るよう王より命ぜられたユーシアは、母と共にこれを達成。実を食したセリーヌ姫から運命が定めた二人の姉を捜して欲しいと依頼される。ユーシアは侍女コーラと共にフェザーンの街へと旅立ち、道中愛人志願のコーラは彼に処女を捧げる。初めての恋にときめくユーシアであったが、東南の洞窟での戦いのさなかに彼女とセリーヌの姉ローランは命を落としてしまう。フェザーンへと戻ったユーシアは踊り子ミーニャと性交することで励まされ、再び東南の洞窟を訪れる。彼を待っていた水の精より刺激的な性体験とパロドーラの盾を与えられたユーシアは、伝説の武具を追う事に決める。隊商の護衛の一人として北西の街アマンへ向かう途中、用心棒間で起きた殺人事件を解決したユーシアは、用心棒リーユの処女を貰い中出し。アマンでは両性具有の占い師へと中出しし、フェザーン近くの湖の洞窟に鎧があることを知る。鎧を手に入れアマンへ戻ると、住民はみな石像にされていた。アマンを守る巫女こそがセリーヌの姉エルメスだと知ったユーシアだったが、彼女に魅了され幾度も中出しをさせられる。仲間によって救われたユーシアは、三日月湖にてパロドーラの剣を授けられ、伝説の神具が揃う。ユーシアは封印されていた遺跡へと向かい真実の鏡を手に入れるが、待ち構えていたエルメスによって鏡を奪われてしまう。突如出現した巨大ゴーレムによって王都ロトレシアが破壊される中、帰還したユーシアはパンドール一味と再会する。母マームも加わり、皆で力を合わせてゴーレムとエルメスを倒し、ルーランドに平和が戻った。エルメスの残した計略を駆逐するべく旅立とうとする母を引き留めるユーシア。彼女には魔女が乗り移っていたのだ。ユーシアは真実の鏡を使って母親を救い出す事に成功する。そして本物のセリーヌ姫とユーシアとの間に産まれた王子は、三人の異母姉と共にエルメスの娘である姉と戦う運命を背負うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-29 20:59:50
85948文字
会話率:40%
浅野が通う大学の講師といつも喫茶店で同じ空間を共にしながら一言も二人は会話を交わしたことが無かった。
が、ある日を境にそれは変化していく。
「先生だろ?教えろよ、俺が何でこんな気持ちになってるのか」
「…これ以上は、あかんよ」
‐‐
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
切なくてエッチなラブストーリー。抱えていたトラウマ。閉じられていた扉が開く時、真実の愛は芽生える…?
※超マイペースな更新速度。音速の様な速さもあれば亀の歩みの様な遅さも有り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 11:55:13
4489文字
会話率:29%
石精<グリム>使いのユトは、実は異世界人。
だが七歳の時に迷い込んだので、すでにカルナバル王国が故郷になっている。
第三都市リーヴで、石精使いとして働いていたユトは、昔の教え子カルティオ・エノワールと再会する。
カルティオに恨みがあ
るユトは関わりを拒絶しようとするが、第三都市で起こっている連続殺人事件での護衛対象者になったことで、それも出来ず……。
だが共に過ごすうち、過去の件のすれ違いが発覚して……?
※年下の騎士×年上の元家庭教師。主人公が受けです。
※章ごとにまとめて書いて、連日更新設定にしています。そのたびにお知らせします。
※R18要素は後半予定。入れる時は注意を書くので、苦手なかたはご自分で避けてください。
※エブリスタさんでも重複投稿しています。
★2017.12/6 長編向きに書きなおしたものを差し替えて、再スタートしました。すみません;折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-14 18:00:00
137204文字
会話率:55%
私、江藤稟(えとうりん)は毎日を普通に生きる女の子、だった___
転向するその日までは_____
最終更新:2018-06-14 13:47:32
3645文字
会話率:3%
どことなく「女の子っぽい」所を持つせいで周囲から孤立していた少年。そんな彼に唯一優しく接してくれる少女がいた。共に時を過ごす中で次第に思慕の念を抱くようになった少年だったが……。
最終更新:2018-06-14 00:00:00
5113文字
会話率:10%
ある日、思いがけず想いを寄せるクラスメイトと共に下校することとなった少女。これ以上ない機会。しかし、それを素直に喜べない事情が彼女にはあった……。
最終更新:2018-06-11 00:00:00
6142文字
会話率:26%
過去にトラウマを持つ女性アリア。
森に迷い込み、死にたいと願った彼女を助け妻とした虎獣人ガル。
森の中で隠れるようにして共に暮らす中で次第にアリアは強く生きる決意をし、ついに"その日"二人は森を後にした――。
二人が目指
すのは一体…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-13 23:19:47
10935文字
会話率:29%
十六代目ロウアン王国女王、ロウアン=アビバ=リュハが即位して最初にやらなければならない事は後宮に入る側室(男達)の選定だった。高位貴族から選りすぐられたエリート達五人。
リュハに一目惚れしてイケイケ押せ押せ王様LOVEな超絶美貌の持ち主でG
OINGマイウェイ筆頭側室やら、いかつい無口な鉄面皮・でもホロリと優しさ零れるお兄ちゃん的頼れる第二側室、俺様口悪やんちゃ系・でも意外と生真面目ロマンチスト文学青年第三側室、鋭利な才媛才男・自他共に対し厳しい四角四面極まりない『ド』空気読まない第四側室、「僕って可愛い♡」あざとい系・自分大好き「リュハも可愛いって認めてあげるね♡」第五側室ら五人。
これは、彼らが織りなす寵愛奪い合い物語です。
どいつもこいつも独占欲丸出しで、リュハを愛しまくっています。無論夜も一生懸命尽くしまくり。
………一部の者は「体から落としてやるぜ」みたいな猛努力を陰でしちゃってたりとかも。お勉強・努力の方向がやばいです(予定)…。
最初は単なる「側室」=「孕ませ男」だと思っていたリュハでしたが、いつの間にか、「情」に訴えられ「体」に訴えられ、どんどんそれらに絆されて、やばいやばいと頭で分かっていながらもアップアップ愛情奔流に流されちゃってます。
時代背景は中華風かな?う~ん他民族が集う集合国家みたいな。
楽しく和気あいあいの後宮物語の始まり始まり~~♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-13 17:00:00
118197文字
会話率:36%
両親を亡くした霞は、伊賀の里・筆頭分家の夜幻の家へと引き取られた。
義兄妹となりべったり二人、仲睦まじく過ごす少女時代。
だが、霞の受け継ぐ忍びの血統が『毒を含んで誘淫の気を発する』体質の血筋であったため、里としては、体が育った時分よりそれ
を道具として使おうとする。
そうして……『毒』と『閨』の本格的な修行が始まった。
次々と『閨修練』に訪れる男衆。
それを心底厭い、只管兄だけを求め・兄が良いと慕う霞。
そして、義理妹に真摯に慕われ、自身も長年共に過ごした妹に対する執着を自覚する夜幻。
(そしてついでに、伊賀の若長も霞に好意を抱いています!夜幻は立場が若長の右腕だから、妹との関係は若長には言えません。というか一応『妹』なんで、外聞的に里に秘密です)
~ 「めくるめく愛憎劇」と、「秘密裏の忍ぶ愛」を愛婀娜めいた感じで進行するつもりでおりますので、応援よろしくおねがいします。 ~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 20:14:55
149514文字
会話率:37%
ツェツィーリアは、社交界で美貌の令嬢として有名であると共に、病弱でほぼ社交界に顔を出さないことでも有名であった。
しかし実際は、目立つ髪を染め、眼鏡をかけて地味な下町の食堂の看板娘として働いている。ひとつは、いつでも市井に混じって生活ができ
るようにしておくためであり、もうひとつは、憧れの人でもあり、恩人でもあるノイエンドルフ王国軍の中隊長であるブライセル大尉を近くから見つめるためでもあった。
しかし、そんなツェツィーリアも嫁ぎ先が決まり、食堂を辞めることとなる。最後の初恋の思い出にと初めてを貰ってもらおうと思ったのだが……。
身体の関係がきっかけで、大きく変化を迎えた二人の関係と事の顛末。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-13 00:00:00
195079文字
会話率:36%
生まれつきの難病で死亡した西東優志は見知らぬ家に全裸で立っていた。海石榴と名乗るふたなりと生活を共にしチート能力を得た優志は異世界に飛ばされ、魔王として生きていくことに。
※キーワードにボーイズラブとガールズラブを入れたのは、ふたなり同士に
よる交合があるので念のために入れたものです。女の子同士はともかく男同士の絡みを入れる予定はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-11 12:00:00
6547文字
会話率:51%
36になっても非正規の児童相談所職員である俺、真島裕太郎。
保護した少女、閏崎(うるうざき)アヤと共に、彼女の母親が運転するトラックに襲われ、そのショックから異世界に転移してしまう。
不思議なチカラを帯びた、アヤのスマホ。
そして、現実世
界とは全く違った異世界の姿。
それに、母子家庭だったアヤは、俺に父親の影を見ているようで……?
不思議なスマホの力で、おっさんと女子高生が異世界をのんびり旅する漫遊記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-10 21:39:05
117779文字
会話率:35%
145cmでEカップの愛衣さんと175cmでDカップの美憂親子を1人づつ愛したり同時に愛したりするのは俺(大河)と双子の大樹。
3話目からHになり、2人4人3人でのHを美憂の成長と共に追って行きます。
思い付きで始めたため、どんな4人の生活
になるかw
キャラの動くまま話しを書いて行きたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-10 18:00:00
79738文字
会話率:78%
ロズリーヌは両親を事故で失った伯爵令嬢。行く宛のない彼女を引き取ってくれたのは、王の庶子で公爵のアルベールで、彼が後見人となり共に暮らすようになる。完璧な貴公子のアルベール。しかし、彼がロズリーヌを触れる回数は日毎に増え、ついには夜に部屋の
鍵が開けられるようになって――。田舎令嬢のロズリーヌとその後見人の秘めた恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-09 21:38:10
104240文字
会話率:66%
過保護に育てられた(と自他共に認めている)瑞は、高校進学を機に親類の勧めで優秀なα、Ω、βだけが集まる彩了(さいりょう)学園に入学する。しかし、滅多に高等部から編入する生徒はいないということもあって注目を集めてしまい…
最終更新:2018-06-09 12:00:00
38992文字
会話率:68%
かつて大陸を支配した王も、元を正せば大陸南部を拠点とした小国の君主であった。
軍馬に跨り、戦場を駆ける君主に常に付き従う者が二人いた。
一人は後に君主の妻となる女剣士。
もう一人は軍師として仕える青年。
幼い頃より共に笑い
、泣き、苦楽を共に過ごした親友達であった。
やがて君主は大陸を平定し、強大な帝国を築く。
女剣士を正妻として迎え、軍師として仕えた青年も妻を迎えた。
帝国は益々栄えるはずだった。
しかし、君主は全ての頂点に立つ者として
『大陸に平穏を保たねばならない、再び戦乱の世に戻してはならない』
という思いがあった。
いつの頃からか、君主は人の心を疑うようになった。
今、この座を奪われては、再び大陸は戦乱の世に戻ってしまう、と人の心を疑う思いが日に日に強くなっていった。
そして王の心が闇に閉ざされるきっかけを作ったのは皮肉にも、王の世継ぎが誕生した日だった。
側室を持たなかった王には待望の世継ぎであったが、生まれたのは元気な女の子であった。
さらに王妃の産後の容態が悪く、そのまま帰らぬ人となってしまった。
赤ん坊を前に王は、一つの結論に辿り着く。
――――疑わしき者は全て消さなければならない――――
そしてその日を境に謀反を疑われた者は全て処刑された。
その中には無実の罪を問われた者の少なくはなかった。
あまりに度が過ぎた粛清に対して、かつて軍師は君主に諫言した。
しかし、もはや疑心暗鬼の塊と化していた君主はその軍師を筆頭にその一族郎党を全て処刑してしまった。
王は自ら親友を処刑した事で自責の念に駆られたのか、ようやく冷静さを取り戻したが既に時は遅く
王は臣下、万民から『魔王』と呼ばれ、恐怖の対象となると共に多くの怨恨を背負った。
時は流れ、剣と魔法がやや翳りを見せ始め、新たに鉄・火薬・蒸気が新しい文明を築き始めた時代
長年にわたる帝国の圧政と強引な併合政策に耐えかねた辺境の諸国や少数民族が各地で反発、そして帝国内部にも王に反する者達がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-08 17:20:57
17717文字
会話率:48%